JPH011188A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に関し、特に端末装置におい
て使用される磁気ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の磁気ディスク装置では、端末装置が磁気
ディスク上の物理トラックのトラック番号を指定して磁
気ディスクに対するアクセスを行うようになっており、
磁気ディスク上でアクセスしようとしている物理トラッ
クが他の代替先物理トラックに代替されているかどうか
にかかわらず、端末装置はアクセスしようとしている物
理トラックを必ず一度はアクセスしていた。

このため、端末装置では、アクセスした物理トラックの
データの内容に基づいて物理トラックが正常にアクセス
されたか否かを判断し、正常にアクセスされなかったと
きにはアクセスした物理トラックが正常な物理トラック
ではな（代替先物理トラックに代替されているので、代
替先物理トラックのトラック番号を求めて代替先物理ト
ラックに再アクセスするようにしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の磁気ディスク装置では、端末装置が磁気
ディスク上の物理トラックのトラック番号を指定してア
クセスを行う必要があり、物理トラックの代替の有無に
かかわらず指定されたトラック番号の物理トラックが必
ず一度はアクセスされるので、以下のような欠点がある
。

（１１端末装置が一度アクセスした結果により物理トラ
ックが正常にアクセスされたか否かを判断し、この結果
正常にアクセスされずに代替先物理トラックに再アクセ
スする必要がある場合には、代替先物理トラックのトラ
ック番号を求めて再アクセスを行うので、端末装置にお
ける代替処理のための制御プログラムが複雑になる。

（２）被代替物理トラックを指定するアクセスの場合に
は、被代替物理トラックと少なくとも１っ以上の代替先
物理トラックとに必ずアクセスすることになるので、２
回以上のアクセスが必要になり、磁気ディスクに対する
アクセス効率が悪化する。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、端末装置における代
替処理のための制御プログラムを簡易化するとともに磁
気ディスクに対するアクセス効率を向上させることがで
きる磁気ディスク装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の磁気ディスク装置は、端末装置による磁気ディ
スクの初期化時に論理トラックのトラック番号と同じト
ラック番号をもつ物理トラックが正常な物理トラックの
場合には論理トラックのトラック番号と物理トラックの
トラック番号とを対応させて登録し論理トラックのトラ
ック番号と同じトラック番号をもつ物理トラックが正常
でない物理トラックの場合には論理トラックのトラック
番号と正常でない物理トラックに対する代替先物理トラ
ックのトラック番号とを対応させて登録する記憶部と、
前記端末装置による前記磁気ディスク上の論理トラック
のアクセス時にアクセスしようとしている論理トラック
のトラック番号と前記記憶部内の論理トラックのトラッ
ク番号とを比較してアクセスしようとしている論理トラ
ックのトラック番号に対応する物理トラックのトラック
番号を出力してこの物理トラックのトラック番号により
前記磁気ディスクをアクセスさせる比較回路とを有する
。

〔作用〕

本発明の磁気ディスク装置では、記憶部が端末装置によ
る磁気ディスクの初期化時に論理トラックのトラック番
号と同じトラック番号をもつ物理トラックが正常な物理
トラックの場合には論理トラックのトラック番号と物理
トラックのトラック番号とを対応させて登録し論理トラ
ックのトラック番号と同じトラック番号をもつ物理トラ
ックが正常でない物理トラックの場合には論理トラック
のトラック番号と正常でない物理トラックに対する代替
先物理トラックのトラック番号とを対応させて登録し、
比較回路が端末装置による磁気ディスク上の論理トラッ
クのアクセス時にアクセスしようとしている論理トラッ
クのトラック番号と記憶部内の論理トラックのトラック
番号とを比較してアクセスしようとしている論理トラッ
クのトラック番号に対応する物理トラックのトラック番
号を出力してこの物理トラックのトラック番号により磁
気ディスクをアクセスさせる。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の磁気ディスク装置が端末
装置に接続された状態を示すブロック図÷ある０本実施
例の磁気ディスク装置は、固定磁気ディスク装！４であ
り、論理トラックのトラック番号と物理トラックのトラ
ック番号とを一対一対応に記憶する記憶部１と、アクセ
スしようとしている論理トラックのトラック番号と記憶
部１内の論理トラックのトラック番号とを比較してアク
セスしようとしている論理トラックのトラック番号に対
応する物理トラックのトラック番号を出力する比較回路
２と、磁気ディスク、磁気ヘッド等を有する磁気ディス
ク部３とを含んで構成されている。

固定磁気ディスク装置４は、バス線１１および制御線１
２を介して端末装置５に接続されている。

記憶部１は、バス線１１および制御線１２を介して端末
装置５に接続されているとともに、バス線２１および制
御線２２を介して比較回路２に接続されている。

比較回路２は、バス線１１および制御線１２を介して端
末装置５と接続されているとともに、バス線３１および
制′４Ｂ線３２を介して磁気ディスク部３に接続されて
いる。

第２図は、記憶部１における記憶形式を示す図である。

記憶部１には、端末装置５が固定磁気ディスク装置４に
おける磁気ディスクの初期化を行う際に、バス線１１お
よび制御線１２を介して各論理トラックのトラック番号
と各論理トラックのトラック番号に対応する物理トラッ
クのトラック番号とが図示のように一対一対応に登録さ
れる。

第３図を参照すると、端末装置５における磁気ディスク
の初期化のための内部処理は、記憶部初期化ステップ５
１と、次物理トラック初期化ステップ５２と、正常終了
判定ステップ５３と、正常物理トラック登録ステップ５
４と、全論理トラック初期化終了判定ステップ５５と、
次代替先物理トラック初期化ステップ５６と、正常終了
判定ステップ５７と、代替先物理トラック登録ステップ
５８と、代替先物理トラック有無判定ステップ５９と、
磁気ディスク不良処理ステップ６０とからなる。

第４図を参照すると、比較回路２における内部処理は、
アクセス論理トラック番号入力ステップ６１と、対応物
理トラック番号出力ステップ６２とからなる。

次に、このように構成された本実施例の磁気ディスク装
置の動作について説明する。

磁気ディスクの初期化時には、端末装置５は、まずバス
線１１および制御線１２を介して記憶部１の内容を初期
化する（ステップ５１）。

次に、端末装置５は、バス線１１および制御線１２゜比
較回路２ならびにバス線３１および制御線３２を介し論
理トラックのトラック番号を指定して、このトラック番
号と同じトラック番号をもつ磁気ディスク部３に設けら
れた磁気ディスク上の物理トラックを初期化する（ステ
ップ５２）。なお、この物理トラックの初期化は、論理
トラックのトラック番号の昇順（または降順等）に行わ
れる。

続いて、端末装置５は、物理トラックの初期化が正常に
終了したか否かを判定しくステップ５３）、正常に終了
していればこの物理トラックのトラック番号を指定した
論理トラックのトラック番号に対応する物理トラックの
トラック番号として記憶部１に登録する（ステップ５４
）。この後、全ての論理トラックを初期化したか否かを
判定しくステップ５５）、いずれかの論理トラックの初
期化が未完了であればステップ５２に戻り、全ての論理
トラックの初期化が完了であれば磁気ディスクの初期化
処理を終了する。

ステップ５３で物理トラックの初期化が正常終了でなか
った場合には、端末装置５は代替先物理トラックのトラ
ック番号を指定して代替先物理トラックを初期化しくス
テップ５６）、正常終了であるか否かを判定する（ステ
ップ５７）。代替先物理トラックの初期化が正常に終了
すれば、代替先物理トラックのトラック番号を指定した
論理トラックのトラック番号に対応する物理トラックの
トラック番号として記憶部１に登録しくステップ５日）
、ステップ５５に移行する。

ステップ５７で代替先物理トラックの初期化が正常終了
でなかった場合には、代替先物理トラックがまだあるか
否かを判定しくステップ５９）、あればステップ５６に
戻り、なければ磁気ディスクを不良として（ステップ６
０）、磁気ディスクの初期化処理を終了する。

磁気ディスクの初期化処理が完了した後に、端末装置５
がバス線１１および制御＆’ｉ１２を介し論理トラック
のトラック番号を指定して磁気ディスクの論理トラック
をアクセスすると、比較回路２は端末装置５がアクセス
しようとする論理トラックのトラック番号を入力しくス
テップ６１）、ハス線２１および制御線２２を介して記
憶部１の内容を検索して対応する物理トラックのトラッ
ク番号をバス線３１に出力するとともに端末装置５から
のアクセス信号を制御線３２に出力する（ステップ６２
）。この結果、バス線３１に出力されたトラック番号の
物理トラックがアクセスされる。

このように、端末装置５は、制御プログラムにおいて物
理トラックの代替の有無を意徹することなく、アクセス
したい論理トラックのトラック番号だけを指定して磁気
ディスク部３の磁気ディスク上の対応する物理トラック
を１回のアクセスでアクセスすることができる。

なお、上記実施例では、代替およびアクセスを行う磁気
ディスク上の記憶単位を全てトラック単位として説明を
行ったが、記憶単位をセクタ単位あるいはシリンダ単位
に置き換えることが容易であることはいうまでもない。

また、磁気ディスク装置を固定磁気ディスク装置として
説明したが、カートリッジ式磁気ディスク装置について
も、磁気ディスクの初期化時に論理トラックのトラック
番号と物理トラックのトラック番号との対応情報を磁気
ディスク上に記録しておき、磁気ディ−スフのマウント
時に磁気ディスク上の論理トラックのトラック番号と物
理トラックのトラック番号との対応情報を記憶部に登録
することにより、固定磁気ディスク装置の場合と同様の
作用および効果を得ることが容易であることはいうまで
もない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、端末装置が磁気ディスク
をアクセスする際にアクセスしようとする論理トラック
のトラック番号を対応する磁気デンスク上の物理トラッ
クのトラック番号に変換する機能を磁気ディスク装置に
設けることにより、端末装置における代替処理のための
制御プログラムを簡易化することができるという効果が
ある。

また、物理トラックの代替の有無にかかわらず物理トラ
ックに対するアクセスが１回ですむことにより、磁気デ
ィスクに対するアクセス効率を向上させることができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第゛１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図中の記憶部における記憶形式を示す図、 第３図は第１図中の端末装置における磁気ディスク装置
の初期化のための内部処理を示す流れ図、第４図は第１
図中の比較回路における内部処理を示す流れ図である。 図において、 １・・・・・記憶部、 ２・・・・・比較回路、 ３・・・・・磁気ディスク部、 ４・・・・・固定磁気ディスク装置、 ５・・・・・端末装置、 １１、２１．３トバス線、 １２、２２．３２・制御線である。 特許出順人　日本電気株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 端末装置による磁気ディスクの初期化時に論理トラック
   のトラック番号と同じトラック番号をもつ物理トラック
   が正常な物理トラックの場合には論理トラックのトラッ
   ク番号と物理トラックのトラック番号とを対応させて登
   録し論理トラックのトラック番号と同じトラック番号を
   もつ物理トラックが正常でない物理トラックの場合には
   論理トラックのトラック番号と正常でない物理トラック
   に対する代替先物理トラックのトラック番号とを対応さ
   せて登録する記憶部と、 前記端末装置による前記磁気ディスク上の論理トラック
   のアクセス時にアクセスしようとしている論理トラック
   のトラック番号と前記記憶部内の論理トラックのトラッ
   ク番号とを比較してアクセスしようとしている論理トラ
   ックのトラック番号に対応する物理トラックのトラック
   番号を出力してこの物理トラックのトラック番号により
   前記磁気ディスクをアクセスさせる比較回路と、 を有することを特徴とする磁気ディスク装置。