JPH011180A - 傾斜ガイドポスト付カセット - Google Patents

傾斜ガイドポスト付カセット

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Publication number
JPH011180A
JPH011180A JP62-155601A JP15560187A JPH011180A JP H011180 A JPH011180 A JP H011180A JP 15560187 A JP15560187 A JP 15560187A JP H011180 A JPH011180 A JP H011180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
cassette
head drum
guide posts
guide post
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-155601A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641180A (en
Inventor
上窪田 雅文
正倫 佐藤
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真フイルム株式会社 filed Critical 富士写真フイルム株式会社
Priority to JP15560187A priority Critical patent/JPS641180A/ja
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Publication of JPS641180A publication Critical patent/JPS641180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は磁気テープにヘリカルスキャン方式で情報を記
録または再生する装置に装着して使用されるカセットに
係り、特に、回転ヘッドドラムの入側と出側との間に生
じる磁気テープの段差を補正する機構に関し、磁気テー
プをカセットから回転ヘッドドラムにローディングする
のに要する時間(以下、アクセス時間と称す)を短縮す
るように、磁気テープをカセットからさほど引出さず且
つできるだけストレートなパスで走行させるのに有用で
ある。
〈従来の技術〉 ヘリカルスキャン方式の磁気テープ記録再生装置例えば
VTRでは、第11図に示すように、磁気テープ1を回
転ヘッドドラム2に斜めに巻付けて走行させるようにし
ている。
また、磁気テープ1を基準平面3に対し平行に走行させ
るように、回転ヘッドドラム2を傾斜させている。更に
、回転ヘッドドラム2の前後にガイドポスト4,5を配
置し、これらに磁気テープ1を巻掛けて走行方向を変え
ろことにより、回転ヘッドドラム2に磁気テープ1を巻
付けている。
上記テープローディングを容易にするため、−段に、磁
気テープ1をカセットに収容し、且ツ、オートローディ
ング機構を採用している。なお、第11図中、6と7は
山気ヘッドである。
ところで、回転ヘッドドラム2に対して平行に、且つ、
各々も平行に配置された傾斜ポスト4,5によって回転
ヘッドドラム2に斜めに磁気テープ1を巻付けた場合、
第11図に示すように、回転ヘッドドラム2の入側と出
側との間で磁気テープ1の高さに段差Δhが生じる。段
差Δhの大きさは、次式で与丸られる。
θ Δh == −yr Rtaaα          
・・・式(1)但し、R:回転ヘッドドラム2の半径 θ:磁気テープ1の巻付角(度) α: テープのリード角(度)(リード角は回転ヘツ°
トドラムに対する磁気テ ープの傾き角) Δhがあると、カセットの供給リールと巻取リールとは
通常同一高さにあるから、磁気テープ1が片寄って巻取
られることになる。
その結果、磁気テープ1が鍋み、また、安定したテープ
走行が行われず記録・再生が不安定になる。
従来、M形ローディング方式では、回転ヘッドドラム2
の前後に、回転ヘッドドラム2及び基準平面3に対して
共に傾斜したガイドポストと基準平面3に垂直なガイド
ポストとからなる1対のローディングポストを計算上段
差Δhがなくなるように配置し、且つ前後2対のローデ
ィングポストを磁気テープ1に引掛けてM字形状に長く
引出して回転ヘッドドラム2に約180度巻付けている
一方、U形ローディング方法では、回転ヘッドドラム2
及び基準平面3に対して共に傾斜した回転リング(0−
ディングリング)にガイドポストを垂直に設け、磁気テ
ープ1にガイドポストを引掛けてローディングリングを
約1回転させることにより、磁気テープ1をU字形状に
極めて長く引出して回転ヘッドドラム2に約180度巻
付け、また、同時に、カセットからのテープの出口、入
口における段差が生じないように各ガイドポストを配置
している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述の如〈従来は回転ヘッドドラムに対してテープ巻付
角が大きいため磁気テープ1をカセットから長く引出す
ので、テープローディングのアクセス時間が長いという
問題がある。従って、カセットを記録または再生装置の
カセット挿入口に入れても、長いアクセス時間を待たな
いと記録または再生を行うことができず、不便である。
アクセス時間を短かくするには磁気テープ1をカセット
から長(引出さなくても済むように、テープ巻付角を約
90度等と小さくし、且つ、供給リールから回転ヘッド
ドラム2を経て巻取リールに至るテープパスを極力スト
レートにする必要がある。
しかし、従来のM形ローディング方式、U形ローディン
グ方式とも、テープ巻付角を180度またはそれ以上と
することを前提として磁気テープ1をM字形状またはU
字形状のテープパスに長く引出すのであるから、規格上
、ストレートなテープパスにすることは基本的に困難で
あり、アクセス時間の短縮には限界がある。
本発明はアクセス時間の短縮を目的とし、テープパスを
できるだけストレートにして短かくしても、回転ヘッド
ドラムの入側と゛出側間でのテープ段差を補正すること
ができる傾斜ガイドポスト付カセットを提供するもので
ある。
く問題点を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本発明に係る構成は磁気テープを
回転ヘッドドラムに斜めに巻き付けて情報をヘリカルス
キャン方式で記録ないし再生する装置に装着して使用さ
れるカセットにおいて、前記磁気テープに平行な基準平
面に対して前記回転ヘッドドラムの傾斜する方向と逆方
向に傾斜して前記磁気テープに交互に巻き付く3本のガ
イドポストが具えられると共に該ガイドポストの間隔と
傾きは回転ドラムヘッドの入側と出側とで生じる前記磁
気テープの段差と逆方向で且つ同じ大きさの段差を生ぜ
しめるよう構成したことを特徴とする。
〈作   用〉 上記構成において、互いに平行な3本のガイドポストは
基準平面に対し傾斜するから、磁気テープがこれらのガ
イドポストに交互に斜めに巻付くと、その結果、回転ヘ
ッドドラムにおけろと同様、3本のガイドポストの入側
と出側との間で磁気テープに段差が生じる。
この段差は、3本のガイドポストが回転ヘッドドラムと
は逆方向に傾斜しているから、回転ヘッドドラムによっ
て生じる段差に対し逆方向のものである。
また、3本のガイドポストにより生じる段差の大きさ(
まガイドポスト間の間隔と傾斜角度とにより決まるから
、間隔と傾斜角度のコ定により、回転ヘッドドラムによ
り生じる段差を相殺して無くすことができろ。
く実 施 例〉 以下、本発明を図面に示す実施例とともに説明する。
第1図、第2図は本発明の一実施例をローディング状態
で示し、基準平面3に対し傾斜した回転ヘッドドラム2
の上流側と下流側にそれぞれ回転ヘッドドラム2と平行
に円筒状ガイドポスト4,5が配置され、更に、下流側
のガイドポスト5の下流側に3本の互いに平行な円筒状
ガイドポスト8,9,10が回転ヘッドドラム2とは逆
方向に傾斜して配置されている。
磁気テープ1は上流側のガイドポスト4、回転ヘッドド
ラム2、下流側のガイドポスト5、更に下流側のガイド
ポスト8,9.10にltいて、図示省略のカセットの
2つのリール間を走行する。
本実施例では、磁気テープ1の巻付角θが実質的に90
度となるように2本のガイドポスト4,5を配置し、且
つ、第2図の如く、磁気テープ1の走行路が略−直線と
なるように各ガイドポスト4,5,8,9,10が配置
されている。
各ガイドポスト4,5,8,9,10は必ずしも同一径
、同一材質の必要はなく、例えば直径約0.8〜約4晴
の範囲で適当に選定し、また、金属、セラミック、プラ
スチック及びこれらの複合材料等で作れば良い。
更に、回転ヘッドドラム2と3本のガイドポスト8,9
,10とは必ずしも対称に傾斜する必要はない。
上記W造において、回転ヘッドドラム2の入側と出側と
の間では、磁気テープlに前式(1)の通りΔhの段差
が生じる。
一方、3本の平行なガイドポスト8,9゜10の入側と
出側の間では、磁気テープ1に次式(2)で近似的に表
わされる段差−Δh′が生しる。
一Δh’ = −(1’3+1 ’4) tma’但し
、4′3: ガイドポスト8,9間の距離I゛4: ガ
イドポスト9,10間の距離θ3ニガイドポスト8での
磁気テープ1の折れ角 式(2)では、ガイドポスト8,9.10の径を無視し
ているので、その分誤差があり、近似的に段差Δh′を
表わしている。
以上のことから、Δh=1−Δh’ 1であれば、3本
の平行なガイドポスト8,9.10を通ることにより、
回転ヘッドドラム2で生じる磁気テープ1の段差Δhが
補正されろ。即ち、がその関係式である。
特殊ケースとしてθ3=θ4=θ′従って、一つ一ζ=
1’とすれば、 θ 一吐−4=1(―。・     013式4)%式% 更に特殊ケース、即ち、回転ヘッドドラム2と3本の平
行ガイドポスト8,9.10とが対称に傾斜すれば、α
=α′であり、θ    21′ □πR−□         ・・・式5)%式% 式(5)の場合についてR210問、θ=90度、l’
=5mnとして具体例をあげる。
各数値を式(5)に代入して、 一×10π=p咀 180      cIM)θ′ θ=慟 (マ、) θ′=50度 となる。3本の平行なガイドポスト8,9゜10の直径
e′を2.5mI+1トすれば、第3図に示す配置とな
る。但し、前述の如く式(3)は近似式であり、また、
回転ヘッドドラム2のテープ巻付角θも実際にはマージ
ンを必要として90度より大きくするので、ガイドポス
ト8゜9.10の使用にあっては、それらの配置を微調
整する。
次に上記ガイドポスト8,9,10が配置されたカセッ
ト11について第4図より説明する。カセット11には
開閉自在な蓋11aが設けられると共に蓋11aを開く
と磁気テープ1が露出ずろようになっている。磁気テー
プ1はカセット11内に収納された供給リールから巻取
リール(いずれも図示省略)間に巻き取られるようにな
っている。磁気テープlはσ目口部において、その両端
がフランジ付ガイドポスト12.13に巻き付けられる
と共にその中央において3本のガイドポスト8.9,1
0に交互に巻き付いている。
ここで、3本のガイドポスト8,9.10が常に磁気テ
ープ1を斜めに巻き付けて段差Δh′を生せしめる状態
であると、回転ヘッドドラム2に巻き付いていない非ロ
ーディング時において、供給リールから巻取リールに磁
気テープ1を早送りすると、磁気テープ1が片寄って巻
き取られることになる。そこで非ローディング時には、
第6図〜第8図に示す機構によりガイドポスト8,9,
10に巻きイ寸かないようにすることが望ましい。ここ
で、この機構は、ガイドボス!、8.10を固定的に設
けるのに対し、ガイドポスト9を揺動可能に設けるもの
である。即ち、ガイドポスト9はL字状をなすスイング
アーム14,15の先端に傾斜して支持されると共にス
イングアーム14,15の折曲部にはシャフト16が介
設され、更にスイングアーム14,15の基端は連結部
17どなっている。スイングアーム14,15は基端を
中心にして揺動可能にカセット11に枢着される一方、
非ローディング時には第9図に示すようにガイドポスト
8,9,10に磁気テープ1が巻き付かないよう、スプ
リング18によって付勢され、退避した状態となる。こ
れに対し、カセット11が記録再生装置に装着され、第
10図に示すように磁気テープ1が回転ヘッドドラム2
に巻き付いたローディング時には、スプリング18に打
ち勝ってスイングアーム14゜15が回動して磁気テー
プ1がガイドポスト8.9,10に斜めに巻き付いた状
態となる。
以上説明した実施例では3本の平行なガイドポスト8,
10を回転ヘッドドラム2より下流側に配置したが、上
流側に配置しても良い。
〈発明の効果〉 本発明によれば3本の傾斜したガイドポストによって、
回転ヘッドドラムの入側と出側間に生じる磁気テープの
段差を補正するので、従来のように磁気テープをカセッ
トから長く引出す必要がなく、それだけローディングに
要する時間が短縮する。また、ローディング機構の占め
る面積も狭くなり、且つ、略ストレートなテープパスを
実現し易くなって、装置の小形化に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回転ヘッドドラムとガ
イドポストの配置の正面図、第2図はその概略平面図、
第3図は3本の平行なガイドポストの具体例を示す概略
平面図、第4図、第5図は本発明の一実施例に係るカセ
ットの開口部の各々斜視図、正面図、第6図、第7図。 第8図はガイドポストを揺動させる機構を示す各々斜視
図、正面図、側面図、第9図、第10図は各々非ローデ
ィング時、ローディング時のガイドポストの配置を示す
説明図、第11図は回転ヘッドドラムの入側と出側で生
じる磁気テープの段差の説明図である。 図面中、 1は磁気テープ、 2は回転ヘッドドラム、 4.5;  8,9,10はガイドポスト、6.7は磁
気ヘラ ド、 11はカセット1 12.13はフランジ付ガイドポスト、14.15はス
イングアームである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気テープを回転ヘッドドラムに斜めに巻き付けて情報
    をヘリカルスキャン方式で記録ないし再生する装置に装
    着して使用されるカセットにおいて、前記磁気テープに
    平行な基準平面に対して前記回転ヘッドドラムの傾斜す
    る方向と逆方向に傾斜して前記磁気テープに交互に巻き
    付く3本のガイドポストが具えられると共に該ガイドポ
    ストの間隔と傾きは回転ドラムヘッドの入側と出側とで
    生じる前記磁気テープの段差と逆方向で且つ同じ大きさ
    の段差を生ぜしめるよう構成したことを特徴とする傾斜
    ガイドポスト付カセット。
JP15560187A 1987-06-24 1987-06-24 Cassette with slanting guide post Pending JPS641180A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15560187A JPS641180A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Cassette with slanting guide post

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15560187A JPS641180A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Cassette with slanting guide post

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Publication Number Publication Date
JPH011180A true JPH011180A (ja) 1989-01-05
JPS641180A JPS641180A (en) 1989-01-05

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ID=15609589

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JP15560187A Pending JPS641180A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Cassette with slanting guide post

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