JPH0229557Y2 - - Google Patents
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- JPH0229557Y2 JPH0229557Y2 JP12786882U JP12786882U JPH0229557Y2 JP H0229557 Y2 JPH0229557 Y2 JP H0229557Y2 JP 12786882 U JP12786882 U JP 12786882U JP 12786882 U JP12786882 U JP 12786882U JP H0229557 Y2 JPH0229557 Y2 JP H0229557Y2
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- Japan
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- tape
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- magnetic
- guide drum
- guides
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は磁気記録再生装置における回転ヘツド
装置のテープ案内ドラムに磁気テープをローデイ
ングするための磁気磁気テープローデイング装置
の改良に関する。
装置のテープ案内ドラムに磁気テープをローデイ
ングするための磁気磁気テープローデイング装置
の改良に関する。
背景技術とその問題点
従来の回転ヘツド方式の磁気記録再生装置にあ
つては、第1図に示すように、回転ヘツド装置の
テープ案内ドラム1に、磁気テープ2を斜めに巻
き付けてヘリカルスキヤン方式の記録再生を行う
ものである。
つては、第1図に示すように、回転ヘツド装置の
テープ案内ドラム1に、磁気テープ2を斜めに巻
き付けてヘリカルスキヤン方式の記録再生を行う
ものである。
このためテープ案内ドラム1に巻き付ける磁気
テープの入口側の角度と出口側の角度に差を生ず
る。
テープの入口側の角度と出口側の角度に差を生ず
る。
すなわち、この磁気テープ2の幅のセンタを通
りテープ案内ドラム1の入口側(磁気テープが巻
き付き始める側)で巻き付き始める磁気テープ2
の作る平面に直角な面3と、この磁気テープ2の
幅のセンタを通りテープ案内ドラム1の出口側
(磁気テープが巻き付き終わる側)で巻き付き終
わつた磁気テープ2の作る平面に直角な面4とが
なす各角度に差を生ずる。
りテープ案内ドラム1の入口側(磁気テープが巻
き付き始める側)で巻き付き始める磁気テープ2
の作る平面に直角な面3と、この磁気テープ2の
幅のセンタを通りテープ案内ドラム1の出口側
(磁気テープが巻き付き終わる側)で巻き付き終
わつた磁気テープ2の作る平面に直角な面4とが
なす各角度に差を生ずる。
ところが磁気テープを収納するカセツトにあつ
ては、その供給側リール(ハブ)及び巻取側リー
ル(ハブ)の夫々の回転中心軸線は互に平行に形
成されるを普通とするので、上述した差を吸収す
る為に両中心軸線に対してテープ案内ドラムの中
心軸線を所定角度傾斜させてテープパスを構成す
る。
ては、その供給側リール(ハブ)及び巻取側リー
ル(ハブ)の夫々の回転中心軸線は互に平行に形
成されるを普通とするので、上述した差を吸収す
る為に両中心軸線に対してテープ案内ドラムの中
心軸線を所定角度傾斜させてテープパスを構成す
る。
更にテープ案内ドラムの入口側と出口側で生ず
る磁気テープの巻付位置の段差を解消するため、
磁気テープのテープパスを長いものにし、かつ磁
気テープをローデイングする随所のテープガイド
を傾斜させ、磁気テープの傾斜角を修正し、この
段差を吸収するようにしている。
る磁気テープの巻付位置の段差を解消するため、
磁気テープのテープパスを長いものにし、かつ磁
気テープをローデイングする随所のテープガイド
を傾斜させ、磁気テープの傾斜角を修正し、この
段差を吸収するようにしている。
このような構成のため、磁気テープのローデイ
ング装置も複雑で比較的大きなものになりがちで
あつた。更にテープパスが長い為に磁気テープを
高速走行させると、磁気テープ2が捩られるため
テープの幅方向の外力に対して比較的弱い磁気テ
ープは傷み易すく、変形を起こす場合もあり、不
具合である。
ング装置も複雑で比較的大きなものになりがちで
あつた。更にテープパスが長い為に磁気テープを
高速走行させると、磁気テープ2が捩られるため
テープの幅方向の外力に対して比較的弱い磁気テ
ープは傷み易すく、変形を起こす場合もあり、不
具合である。
考案の目的
本考案は、第1図に示すテープ案内ドラム1に
巻回する磁気テープ2におけるテープ案内ドラム
1の入口側の平面3と、出口側の平面4とを、互
に同一の平面にして且つテープ案内ドラム1の中
心軸線と直交する平面上に配置されるようにす
る。
巻回する磁気テープ2におけるテープ案内ドラム
1の入口側の平面3と、出口側の平面4とを、互
に同一の平面にして且つテープ案内ドラム1の中
心軸線と直交する平面上に配置されるようにす
る。
すなわち、第2図に示すようにカセツト23内
の磁気テープ2の供給リール5の回転軸7と巻取
りリール6の回転軸8とが平行で、更に、回転ヘ
ツド装置のテープ案内ドラム1の中心軸線9も、
上述の中心軸線7,8と互に平行にすることによ
り、ローデイングされた磁気テープ2を、その全
ての部分(位置)において、二点鎖線で示すセン
タ10が共通の仮想平面11上を通り、且つ磁気
テープ2の面が、この仮想平面11に対して直角
になるようにし、磁気テープ2の幅方向に関し、
その各点において均一なテンシヨンがかかる理想
的なテープパスを得るようになす。
の磁気テープ2の供給リール5の回転軸7と巻取
りリール6の回転軸8とが平行で、更に、回転ヘ
ツド装置のテープ案内ドラム1の中心軸線9も、
上述の中心軸線7,8と互に平行にすることによ
り、ローデイングされた磁気テープ2を、その全
ての部分(位置)において、二点鎖線で示すセン
タ10が共通の仮想平面11上を通り、且つ磁気
テープ2の面が、この仮想平面11に対して直角
になるようにし、磁気テープ2の幅方向に関し、
その各点において均一なテンシヨンがかかる理想
的なテープパスを得るようになす。
そして、このような平面的なテープパスにおい
て、磁気テープをテープ案内ドラム1上の所定位
置に正確にローデイングするための信頼性が高
く、しかも構造が簡素で廉価な磁気テープのロー
デイング装置を提供することを目的とする。
て、磁気テープをテープ案内ドラム1上の所定位
置に正確にローデイングするための信頼性が高
く、しかも構造が簡素で廉価な磁気テープのロー
デイング装置を提供することを目的とする。
考案の概要
本考案は上述したように、共通の仮想平面11
上において磁気テープのローデイングするように
した回転ヘツド方式の磁気記録再生装置におい
て、テープ案内ドラムの円周面にローデイングさ
れた磁気テープが、正確に適合するテープ巻付角
を設定するためのテープガイドを、テープ案内ド
ラム近傍に設け、しかも、このテープガイドに磁
気テープが正確に規制されて走行するように磁気
テープをテープ案内ドラムにローデイングするロ
ーデイングガイドを設けたことを特徴とするもの
である。
上において磁気テープのローデイングするように
した回転ヘツド方式の磁気記録再生装置におい
て、テープ案内ドラムの円周面にローデイングさ
れた磁気テープが、正確に適合するテープ巻付角
を設定するためのテープガイドを、テープ案内ド
ラム近傍に設け、しかも、このテープガイドに磁
気テープが正確に規制されて走行するように磁気
テープをテープ案内ドラムにローデイングするロ
ーデイングガイドを設けたことを特徴とするもの
である。
実施例
以下本考案の一実施例を第3図及び第4図によ
つて説明する。
つて説明する。
図示の実施例は、本考案を回転ヘツド方式デジ
タルオーデイオの磁気記録再生装置に実施したも
ので、21はテープ案内ドラム、22は磁気テー
プのローデイング装置、23はテープカセツトで
ある。
タルオーデイオの磁気記録再生装置に実施したも
ので、21はテープ案内ドラム、22は磁気テー
プのローデイング装置、23はテープカセツトで
ある。
そして、このテープ案内ドラム21には、ロー
デイング装置22によつてテープカセツト23内
の磁気テープ24が引出されて、第2図で説明し
た平面11上のテープパスに沿つてローデイング
されている。この場合、上述したと同様に、テー
プ案内ドラム21とカセツト23内の一対のリー
ル(即ちハブ)27及び29の夫々の中心軸線は
互に平行関係にある。
デイング装置22によつてテープカセツト23内
の磁気テープ24が引出されて、第2図で説明し
た平面11上のテープパスに沿つてローデイング
されている。この場合、上述したと同様に、テー
プ案内ドラム21とカセツト23内の一対のリー
ル(即ちハブ)27及び29の夫々の中心軸線は
互に平行関係にある。
このテープカセツト23は第3図にその前蓋を
省略した概略を平面で示すように、大きな前面開
口部25を有する26及び28は磁気記録再生装
置のリール軸である。
省略した概略を平面で示すように、大きな前面開
口部25を有する26及び28は磁気記録再生装
置のリール軸である。
そして、この供給側ハブ27に巻回された磁気
テープ24は、テープカセツト23の前面開口部
両角部に軸支された各テープガイドローラ30,
31に案内されて巻取側ハブ29に巻回される。
テープ24は、テープカセツト23の前面開口部
両角部に軸支された各テープガイドローラ30,
31に案内されて巻取側ハブ29に巻回される。
このとき、磁気テープ24はテープカセツト2
3の前面開口部に二点鎖線で示す位置に張架され
ることになる。
3の前面開口部に二点鎖線で示す位置に張架され
ることになる。
また、このような構成のテープカセツト23を
本考案に係る磁気記録再生装置に装着する際に
は、磁気テープローデイング装置のローデイング
レバー32を、一点鎖線で示す位置に置き、その
両端部に立設した一対のローデイングガイド33
が、テープカセツトの前面開口部に張架された磁
気テープ24の裏側に挿入されるようにする。
本考案に係る磁気記録再生装置に装着する際に
は、磁気テープローデイング装置のローデイング
レバー32を、一点鎖線で示す位置に置き、その
両端部に立設した一対のローデイングガイド33
が、テープカセツトの前面開口部に張架された磁
気テープ24の裏側に挿入されるようにする。
この磁気テープローデイング装置はその両端部
に一対の円柱状ローデイングガイド33をその中
心軸線がテープ案内ドラム21の中心軸線と平行
となるように立設し、弓状のローデイングレバー
32と、このローデイングレバー32の中央部に
固着される案内長板34とを全体がT字状になる
ように組付け、これを図示しない駆動装置で矢印
A方向に移動させるものである。
に一対の円柱状ローデイングガイド33をその中
心軸線がテープ案内ドラム21の中心軸線と平行
となるように立設し、弓状のローデイングレバー
32と、このローデイングレバー32の中央部に
固着される案内長板34とを全体がT字状になる
ように組付け、これを図示しない駆動装置で矢印
A方向に移動させるものである。
また、このローデイングレバー32の移動を案
内し、かつこれを支持するために、案内長板34
の縦中央部には一条の案内溝35を設け、これを
磁気記録再生装置本体のメカシヤーシ等に取付け
られた一対のガイドピン36に対して、摺動自在
に案内させる。この摺動時においては、ローデイ
ングレバー32が捩れたり、横方向に回動しない
ように高精度に構成する。上述のように構成した
磁気テープのローデイング装置22は磁気記録再
生装置のローデイング命令の操作により駆動す
る。
内し、かつこれを支持するために、案内長板34
の縦中央部には一条の案内溝35を設け、これを
磁気記録再生装置本体のメカシヤーシ等に取付け
られた一対のガイドピン36に対して、摺動自在
に案内させる。この摺動時においては、ローデイ
ングレバー32が捩れたり、横方向に回動しない
ように高精度に構成する。上述のように構成した
磁気テープのローデイング装置22は磁気記録再
生装置のローデイング命令の操作により駆動す
る。
このローデイング装置22で磁気テープ24を
テープ案内ドラム21に巻回するには、まずロー
デイングレバー32を、図の一点鎖線で示した位
置から実線で示すローデイングレバー32の位置
まで移動する。すると、このローデイングレバー
32の両端部に立設されたローデイングガイド3
3が、磁気テープ24をテープ案内ドラム21及
びその両傍に立設された一対のテープガイド3
7,38に当接させる。なお、この際、ローデイ
ングレバー32が弓状になつているので、ローデ
イングレバー32の中間部がテープ案内ドラム2
1に衝合するおそれはない。
テープ案内ドラム21に巻回するには、まずロー
デイングレバー32を、図の一点鎖線で示した位
置から実線で示すローデイングレバー32の位置
まで移動する。すると、このローデイングレバー
32の両端部に立設されたローデイングガイド3
3が、磁気テープ24をテープ案内ドラム21及
びその両傍に立設された一対のテープガイド3
7,38に当接させる。なお、この際、ローデイ
ングレバー32が弓状になつているので、ローデ
イングレバー32の中間部がテープ案内ドラム2
1に衝合するおそれはない。
上述のようにローデイング装置22でテープ案
内ドラム21にローデイングされた磁気テープ2
4は供給側ハブ27から出て、テープガイドロー
ラ30に案内され、ローデイングガイド33に導
びかれて入口側テープガイド37に規制されテー
プ案内ドラム21に巻き付けられ、磁気ヘツド3
9で記録・再生が行なわれた後、前述と同じよう
に出口側テープガイド38に規制されローデイン
グガイド33に導びかれテープガイドローラ30
に案内されて、巻取側ハブ29に巻取られるテー
プパスを通る。このテープパスは、上述したテー
プガイドローラ30と、ローデイングガイド33
及びテープ案内ドラム21の各軸芯がみな平行に
構成してあるので、平面的なテープパス即ち第2
図で説明した面11上を通る。
内ドラム21にローデイングされた磁気テープ2
4は供給側ハブ27から出て、テープガイドロー
ラ30に案内され、ローデイングガイド33に導
びかれて入口側テープガイド37に規制されテー
プ案内ドラム21に巻き付けられ、磁気ヘツド3
9で記録・再生が行なわれた後、前述と同じよう
に出口側テープガイド38に規制されローデイン
グガイド33に導びかれテープガイドローラ30
に案内されて、巻取側ハブ29に巻取られるテー
プパスを通る。このテープパスは、上述したテー
プガイドローラ30と、ローデイングガイド33
及びテープ案内ドラム21の各軸芯がみな平行に
構成してあるので、平面的なテープパス即ち第2
図で説明した面11上を通る。
ただ、ローデイング装置22の機構上の誤差又
はそのローデイング動作に伴なう誤差により、一
対のローデイングガイド33の軸芯は必ずしもテ
ープ案内ドラム21の軸芯と高精度で一致すると
は限らない。このため本考案では、ローデイング
装置でローデイングされた磁気テープ24が、テ
ープ案内ドラム21の両傍の一対のテープガイド
37,38と固定ドラム41のテープガイドフラ
ンジ40によつて規制されテープ案内ドラム41
に対し、所定の適正かつ正確なテープパスを取る
ようにするものである。このため磁気テープの巻
き付け位置や角度を適正に設定するため一対のテ
ープガイド37,38の各軸芯はテープ案内ドラ
ム21の軸芯と全く平行になるよう図示しないド
ラム基台に固定してあるので、この一対のテープ
ガイド37,38に接する磁気テープ24は所定
のラツプアングルθでテープ案内ドラム21に巻
き付けられる。またこのようにテープ案内ドラム
21に巻き付けられた磁気テープ24は固定ドラ
ム41に突設されたテープガイドフランジ(リー
ド)40にその下側部が案内され、所定位置を正
確に走行する。
はそのローデイング動作に伴なう誤差により、一
対のローデイングガイド33の軸芯は必ずしもテ
ープ案内ドラム21の軸芯と高精度で一致すると
は限らない。このため本考案では、ローデイング
装置でローデイングされた磁気テープ24が、テ
ープ案内ドラム21の両傍の一対のテープガイド
37,38と固定ドラム41のテープガイドフラ
ンジ40によつて規制されテープ案内ドラム41
に対し、所定の適正かつ正確なテープパスを取る
ようにするものである。このため磁気テープの巻
き付け位置や角度を適正に設定するため一対のテ
ープガイド37,38の各軸芯はテープ案内ドラ
ム21の軸芯と全く平行になるよう図示しないド
ラム基台に固定してあるので、この一対のテープ
ガイド37,38に接する磁気テープ24は所定
のラツプアングルθでテープ案内ドラム21に巻
き付けられる。またこのようにテープ案内ドラム
21に巻き付けられた磁気テープ24は固定ドラ
ム41に突設されたテープガイドフランジ(リー
ド)40にその下側部が案内され、所定位置を正
確に走行する。
なお、上述のように平面的なテープパスを通る
磁気テープ24に対し、テープ案内ドラム21の
回転軸43により回転駆動される回転ドラム42
に図示しないバイモルフ装置によつて磁気ヘツド
39をテープの幅方向に揺動調整可能に装着し、
これを回転ドラム42の回転周期に同期させて、
テープとの対接期間内で、その一方向に移動さ
せ、非対接期間で他方向に移動させて元位置に復
帰させることにより、複数(本例では2つ)の磁
気ヘツド39を装着し、従来のヘリカルスキヤン
方式によるテープフオーマツト上に記録再生を行
なうものである。さらに、本実施例では、デジタ
ル信号の記録再生を行なうものとし、このデジタ
ル信号を一旦メモリに記憶させ、これを記憶時の
数倍の速度をもつて読出し、即ちその時間軸を圧
縮することによつて各磁気ヘツドが所定のラツプ
アングルθ内にあるときのみ記録する。又再生に
際しては、上述とは逆に、時間軸を伸長すること
により、正常な再生をなし得る。
磁気テープ24に対し、テープ案内ドラム21の
回転軸43により回転駆動される回転ドラム42
に図示しないバイモルフ装置によつて磁気ヘツド
39をテープの幅方向に揺動調整可能に装着し、
これを回転ドラム42の回転周期に同期させて、
テープとの対接期間内で、その一方向に移動さ
せ、非対接期間で他方向に移動させて元位置に復
帰させることにより、複数(本例では2つ)の磁
気ヘツド39を装着し、従来のヘリカルスキヤン
方式によるテープフオーマツト上に記録再生を行
なうものである。さらに、本実施例では、デジタ
ル信号の記録再生を行なうものとし、このデジタ
ル信号を一旦メモリに記憶させ、これを記憶時の
数倍の速度をもつて読出し、即ちその時間軸を圧
縮することによつて各磁気ヘツドが所定のラツプ
アングルθ内にあるときのみ記録する。又再生に
際しては、上述とは逆に、時間軸を伸長すること
により、正常な再生をなし得る。
なお、テープ案内ドラム21の直径を20mm回転
数を3600rpm、テープの巻付角θを60゜とし、テ
ープガイド37,38及びローデイングガイド3
3の直径を2mm〜4mmに設定することができる。
数を3600rpm、テープの巻付角θを60゜とし、テ
ープガイド37,38及びローデイングガイド3
3の直径を2mm〜4mmに設定することができる。
考案の効果
以上説明したように本考案装置によれば、磁気
テープを保護するためテープパスを平面的に設定
してあり、ローデイングレバー上の一対のテープ
ローデイングガイドの垂直精度、ローデイングレ
バーの平行移動精度等をあまり厳密にせずとも、
一対の固定テープガイドにテープをローデイング
するだけでテープ案内ドラムに対するテープの巻
き付けを精度良く行え、また、バイモルフ等によ
つて磁気ヘツドをテープの幅方向と平行に揺動さ
せながら回転させて記録再生するドラムを用いる
ことにより、カセツトより引き出すテープを終
始、平行に移動させることが容易にできると共
に、テープの捩じれが発生しにくい等の効果を有
する。
テープを保護するためテープパスを平面的に設定
してあり、ローデイングレバー上の一対のテープ
ローデイングガイドの垂直精度、ローデイングレ
バーの平行移動精度等をあまり厳密にせずとも、
一対の固定テープガイドにテープをローデイング
するだけでテープ案内ドラムに対するテープの巻
き付けを精度良く行え、また、バイモルフ等によ
つて磁気ヘツドをテープの幅方向と平行に揺動さ
せながら回転させて記録再生するドラムを用いる
ことにより、カセツトより引き出すテープを終
始、平行に移動させることが容易にできると共
に、テープの捩じれが発生しにくい等の効果を有
する。
さらに、テープローデイング・メカのテープパ
ス系において傾斜したドラム、傾斜したテープロ
ーデイング・メカ(テープガイド)を構成しない
為、メカの組立時の精度が出し易く、しかも磁気
テープのローデイング装置の機構を簡素化してあ
るので部品点数も少なくてすみ、超小形化、軽量
化することができかつ組立工程も少ないため組立
作業も省力化が可能で、産業用ロボツトに組立作
業を行なわせ量産することができ、廉価な製品を
提供することができる。
ス系において傾斜したドラム、傾斜したテープロ
ーデイング・メカ(テープガイド)を構成しない
為、メカの組立時の精度が出し易く、しかも磁気
テープのローデイング装置の機構を簡素化してあ
るので部品点数も少なくてすみ、超小形化、軽量
化することができかつ組立工程も少ないため組立
作業も省力化が可能で、産業用ロボツトに組立作
業を行なわせ量産することができ、廉価な製品を
提供することができる。
しかも、テープ案内ドラムの両傍に固定した一
対のテープガイドによつて、あらかじめ、ラツプ
アングルやテープ案内ドラムに対する磁気テープ
の巻き付け位置や角度の調整できるので、常に安
定した記録再生を行うことができローデイング装
置のローデイングガイドを移動する機構に極めて
高い加工精度を要求されない等の利点がある。
対のテープガイドによつて、あらかじめ、ラツプ
アングルやテープ案内ドラムに対する磁気テープ
の巻き付け位置や角度の調整できるので、常に安
定した記録再生を行うことができローデイング装
置のローデイングガイドを移動する機構に極めて
高い加工精度を要求されない等の利点がある。
第1図は従来のテープ案内ドラムにヘリカルに
磁気テープを巻回した時のモデルを示す説明図、
第2図は本考案に係る磁気テープのテープパスの
概略を示す説明図、第3図は本考案装置の主要部
の概略を示す平面図、第4図は第3図−線に
よるテープ案内ドラム部分の縦断面図である。 図中、21はテープ案内ドラム、22はローデ
イング装置、23はテープカセツト、33はロー
デイングガイド、37,38はテープガイドであ
る。
磁気テープを巻回した時のモデルを示す説明図、
第2図は本考案に係る磁気テープのテープパスの
概略を示す説明図、第3図は本考案装置の主要部
の概略を示す平面図、第4図は第3図−線に
よるテープ案内ドラム部分の縦断面図である。 図中、21はテープ案内ドラム、22はローデ
イング装置、23はテープカセツト、33はロー
デイングガイド、37,38はテープガイドであ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープを巻装する一対のリール軸と、バイ
モルフ等によつて磁気ヘツドを巻装された磁気テ
ープの幅方向と平行に揺動させながら回転させて
磁気テープに対してヘリカルスキヤン方式による
記録フオーマツトに従つて記録再生するテープ案
内ドラムの回転軸とを互いに平行とし、且つ上記
リール軸に巻装された磁気テープを上記テープ案
内ドラムの回転軸と直交する一平面に対して平行
にローデイングして上記テープ案内ドラムに案内
する磁気記録再生装置の磁気テープローデイング
装置において、 一対のテープローデイングガイドを両端に有す
ると共に上記一平面に対して平行に移動するロー
デイングレバーと、 上記テープ案内ドラムの近傍で上記一対のテー
プローデイングガイド間の内側に位置するように
固定されて上記テープ案内ドラムの回転軸と平行
な一対の固定テープガイドとを備え、 上記一対のリール軸に巻装された磁気テープを
上記ローデイングレバーの移動によつて上記一対
のテープローデイングガイド間の内側に位置する
上記一対の固定テープガイドにローデイングする
ことにより、上記一対の固定テープガイドにて上
記テープ案内ドラムに対する磁気テープのラツプ
アングル、巻き付け位置及び角度を規制するよう
にしたことを特徴とする磁気記録再生装置の磁気
テープローデイング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12786882U JPS5933159U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 磁気記録再生装置の磁気テ−プロ−デイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12786882U JPS5933159U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 磁気記録再生装置の磁気テ−プロ−デイング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5933159U JPS5933159U (ja) | 1984-03-01 |
JPH0229557Y2 true JPH0229557Y2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=30290271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12786882U Granted JPS5933159U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 磁気記録再生装置の磁気テ−プロ−デイング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933159U (ja) |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP12786882U patent/JPS5933159U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5933159U (ja) | 1984-03-01 |
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