JPH01117997A - 扇風機の昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、扇風機の高さを調節する装置に関するもので
ある。

従来の技術 一般に、昇降装置を備えた扇風機が使い勝手の良さのた
めよく利用されている。

従来この種の扇風機の昇降装置は、第３図に示すような
構成であった。すなわち基台の筒状部１０１内を上下動
するパイプ１０２を備え、前記パイプ１０２の下端に前
記パイプ１０２の上端に設けたファンおよびモータの重
量とほぼつシ合う張力を有するスプリング１０３の一端
を収納し、かつ基台の筒状部１ｏ１の案内リプ１０１ａ
に嵌装し摺動するフランジ１０４が取シ付けられている
。

基台の筒状部１０１内のパイプ１０２には一端が基台開
口部１０Ｉｂ外に突出するリング１０６を嵌装してあり
、このリング１０５にスプリング１０３の他端が取付け
られている。

リング１０６はこのスプリング１０３のバネ張力によシ
傾斜するため、リング１０６の嵌合孔１０５ａがパイプ
１０２に圧接し、パイプ１ｏ２の上方向への動きを固定
することができる。またリング１０５の操作部１０８を
押し下げることによシ、リング１０５は水平となり、パ
イプ１０２とリング１０６の嵌合孔１０５ａとの間にク
リアランスが生じ、パイプ１０２は上下方向に動くこと
ができる。なお基台開口部１０１ｂはキャップ１０７に
より覆われている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、パイプ１０２の下端に固定
したフランジ１０４に装着したスプリング１０３が、パ
イプ１０２を押し上げる荷重を、パイプ１０２の上端に
設けたファンお−よびモータなどの重量とつシ合うべく
設定しているため、製品を包装するときに、ファンなど
を外した状態では、パイプ１０２が勢いよく飛び出し危
険な状態であった。また、製品の組立の際も、細い筒状
部の中でパイプ１０２の下端に装着したスプリング１０
３の一端を引き伸ばし、リング１０６に取付けるなど、
組立が難かしく、熟練を要し多くの手間がかかるという
間窟があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、製品を包
装するときに安全であるとともに、製品の組立が容易な
扇風機の昇降装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、基台に突出して
設けた筒状部と、この筒状部の内部を上下動し、上端に
ファンを回転させるモータを備えるとともに上端が閉塞
して下端が開口しているパイプを備え、前記パイプの開
口に連通して接続する内部が空洞で下端が閉塞するジャ
バラを設け、このジャバラの下端部を前記基台の下部の
固定板に固定し、前記パイプの上部側面にパイプ内部の
空気を流出入させる空気弁を設けてなる構成としたもの
である。

作　　用 この構成によって、扇風機の背を調節するときは、パイ
プ上部側面の空気弁の押しボタンを押しながらパイプを
上下方向のどちらかに移動すると空気弁よシ空気が出入
して高さ位置が決まシ、押しボタンを戻すと空気弁は閉
じて空気の出入がなくなるので、その高さ位置を保持す
ることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづき
説明する。図示のように基台１に突出して設けた筒状部
２には、上端にファン２０とモータ２１を設け、かつ上
端を閉塞し、下端を開口したパイプ３が上下動するよう
に嵌め合わせている。

また基台１の筒状部２の上端には、パイプ３が左右動し
ないように、ボールキャップ９が、筒状部２の上部内面
のリプ７に係合する爪８にて固定されている。

そして、４（イブ３の下端開口には、ジャバラ１３の上
端開口部４が、空気もれ防止のパツキン６を介して固定
り／グ６で固定され、一方、ジャバラ１３の下部に設け
た固定板１ｏは、基台１の下部にネジ止めされている。

そして前記パイプ３の上部側面には、孔が形成され、栓
１１をパイプ３の孔部の内面に密着させるバネ１２と、
押しボタン１４からなる空気弁１５が設けられている。

上記構成において、ま、ず扇風機の高さを上げるときは
、空気弁１６の押しボタン１４を押し、栓１１をパイプ
３内面からはなして、パイプ３とジャバラ１３の内部に
空気を流入させながら、ジャバラ１３を任意の高さまで
伸ばし、次に押しボタン１４を離すと、栓１１がバネ１
２のバネ力によってパイプ３の内面に密着され、空気の
流出入をなくし、空気圧によって固定することができる
。

つぎに、扇風機の高さを下げるときは、再び空気弁１６
の押しボタン１４を押し、栓１１をバイブ３内面からは
なしそ、パイプ３とジャバラ１３の内部の空気を流出さ
せることによって、ジャバラ１３を縮めることができる
。

このときパイプ３の固定は前記と同様に押しボタンを離
すことによシ実施できる。

発明の効果 以上実施例の説明よシ明らかなように、本発明によれば
パイプ上部側面に空気弁を設け、パイプの下部にジャバ
ラを連通して取付けることによシ、製品を包装するとき
などに、パイプの上端よシフアンなどを外した状態でも
パイプは急激に飛出すことなく非常に安全となるととも
に、製品を組立てるときもジャバラが自由に変形するた
め組立作業が容易で熟練を要しないという効果を得るこ
とが出きる優れた扇風機の昇降装置を実現できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機の昇降装置を示す断
面図、第２図は同扇風機の昇降装置を示す”全体側面図
、第３図は従来の扇風機の昇降装置を示す断面図である
。 １・・・・・・基台、２・・・・・・筒状部、３・・・
・・・パイプ、１゜・・・・・・固定板、１３・・・・
・・ジャバラ、１６・・・・・・空気弁、２ｏ・・・・
・・ファン、２１・・・・・・モータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１−
一一基官 、））、 ト　Ｉ た　♀ ζＮ　ぐｑ （Ｏ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台に突出して設けた筒状部に、上端にファンを回転さ
   せるモータを備えるとともに上端が閉塞して下端が開口
   しているパイプを嵌め合せ、内部が空洞で下端が閉塞す
   るジャバラを前記パイプの開口に連通するように接続さ
   せ、このジャバラの下端部を前記基台の下部の固定板に
   固定し、前記パイプの上部側面に押ボタンで開閉制御さ
   れてパイプ内部の空気を流出入させる空気弁を設けた扇
   風機の昇降装置。