JPH01117974A - 気化器の始動燃料供給装置 - Google Patents

気化器の始動燃料供給装置

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JPH01117974A
JPH01117974A JP27700287A JP27700287A JPH01117974A JP H01117974 A JPH01117974 A JP H01117974A JP 27700287 A JP27700287 A JP 27700287A JP 27700287 A JP27700287 A JP 27700287A JP H01117974 A JPH01117974 A JP H01117974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylindrical
driving means
air passage
carburetor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27700287A
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English (en)
Inventor
Tokio Iwaki
岩城 時夫
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内燃機関における気化器の始動燃料供給装
置、特に始動用空気通路に対して交差するように始動用
燃料通路を設け、その燃料通路から始動用空気通路への
燃料の供給を制御する弁を、摺動可能なピストンによっ
て操作する構造の始動用燃料供給装置に関する°。
[従来技術] 従来の上記構造の始動用燃料供給装置は、ピストンを摺
動可能に支持する筒状ケースの上端にキャップを嵌合し
、そのキャップ内にヒータとサーモワックスを封入した
容器とを収容し、そのサーモワックスの膨張収縮によっ
て容器から出没するプランジャを上記ピストンに連結し
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の構造では、筒状ケース内においてピストンが
摺動する側の空間は始動用燃料通路と接続しており、ま
たヒータは電気的な端子を持っているため、上記の空間
と完全に分離されなければならない。
このため、サーモワックスを封入した容器とキャップま
たは筒状ケースとの間にOリングを介装し、始動用燃料
がヒータ側へ流れ込むのを阻止しなければならず、構造
が複雑であった。また、サーモワックスを封入した容器
をピストンに対して正確に位置決めし、容器から出没す
るプランジャをピストンと確実に連結しなければならな
い。
この発明は、従来のものにおける構造が複雑で、組立て
時の位置調整が面倒な欠点を解決するものである。
[問題点を解決するための手段] この発明においてピストンを摺動可能に支持する筒状ケ
ースは、一端において開放されているとともに、他端を
閉じる閉鎖壁が一体に成形され、前記ピストンおよび温
度変化に応動してピストンを摺動操作する駆動手段は、
前記筒状ケース内に一端から挿入配置され、特に前記駆
動手段は前記閉鎖壁に近接配量され、前記駆動手段を加
熱するヒータ手段が前記閉鎖壁を挾んで前記駆動手段と
対向配置されている。
[作用] 上記構造により、筒状ケース内においてピストン及び駆
動手段を収容する空間は、閉鎖壁によりヒータ手段に対
して完全に分離される。また閉鎖壁により駆動手段の位
置決めが容易になり、そのの駆動手段とピストンとが正
確に連結される。
[実施例] 気化器1は、機関へ通じる主空気通路(図示せず)の上
流側と下流側とを結んで、その主空気通路をバイパスす
る始動用空気通路2を有する。その始動用空気通路2の
中間には同通路とほぼ直交する始動用燃料通路3が接続
している。その始動用燃料通路3は始動用空気通路2側
の端部を弁孔゛3aとし、その下端を気化器1本体内の
燃料室4内に挿入している。
始動用空気通路2と始動用燃料通路3との交差部分には
、始動用空気通路2の開口面積を調整するための摺動弁
5が上下摺動可能に設けられ、その摺動弁5に一体に保
持された燃料調整ニードル弁6が弁孔3aに挿入されて
いる。
両弁5,6に連結されたピストン7は、上端に中空筒状
部7aを有し、かつその筒状部7aの開口端外周に外方
へ突出したフランジ7bを有する。
ピストン7の上端部は気化器1本体に固定された筒状ケ
ース8に収容され、フランジ7bをケース8の内面に接
触させて中心軸線方向に活動可能に支持されている。
ケース8は、一端外周に7ランジ8aを有し、気化器本
体上に、そのフランジ8aを挾んで抑え板1aにより固
定される。またケース8はその固定側の端部において内
部空間が気化器本体側へ開放され、反対側の端部におい
て四端を閉じる閉鎖壁12が一体に成形されている。閉
鎖壁12は、その中央において、ケース8内へ突出する
円筒壁12aが一体に成形され、その円筒壁12aのケ
ース8内側の端部は閉じられている。
ケース8は開口端に近接した内周に環状溝8bを有し、
その環状溝8bに、一部を切欠いたリングすなわちC形
すング13がその弾性を利用して嵌着されている。
ピストン7のフランジ7bとリング13との間には圧縮
コイルばね9が配置され、ピストン7はそのばね9によ
り、弁5,6が開く方向に付勢されている。
前記閉鎖壁12の円筒壁12a内には、PTCヒータ(
正の温度−抵抗特性を有する発熱体)11が収容されて
いる。また筒状ケース8の閉鎖端にはキャップ10が嵌
着され、キャップ10の上端から外筒ケース8に向【プ
て突出した突出壁10aにより、ヒータ11を円筒壁1
2a内に保持している。キャップ10および円筒壁12
a内の空間にはシリコングリスが充填されている。
PTCヒータ11は外側に一対の電極面(図示せず)を
有し、その電極面に圧接する一対の端子板14.14が
円筒壁12aとヒータ11との間にその弾性ばね作用に
抗して挿入されている。各端子板14.14と接続した
リード線15.15はキャップ10を貫通して外部へ導
き出されている。リード線15,15が頁通するキャッ
プ10の小孔にはシリコンゴム16が充填される。
ピストン7の中空筒状部7aと閉鎖壁12との間には、
形状記憶合金部材17が挿入されている。
形状記憶合金部材17はピストン7の摺動方向に屈曲し
た形状、例えばコイルばね状に製作され、常温時は短縮
状態にあるが所定の高温になったとき中心軸線方向の長
さを増大させるように形状が記憶されている。
形状記憶合金製のコイルばね(以下記憶ばねという)1
7は、第3図に示すように、温度T1まで温度に比例し
て応力をゆるやかに増大するが温度T1を越すと急激に
形状回復にともなう応力が増大し、また温度低下時には
、温度T2 (T2<T1)まで応力が急激には減少し
ないが、それ以下では急激に減少するヒステリシス特性
をもって −いる。
記憶ばね17は一端において閉鎖壁12に当接し、他端
がピストン7の中空筒状部7a内に挿入されその奥端に
当接している。円筒壁12a、記憶ばね17.ピストン
の筒状部7a、コイルばね9、筒状ケース8は、ヒータ
11を中心に同心円状に配置され、またヒータ112円
筒壁12a。
記憶ばね17はピストンの筒状部7a内に挿入されてい
る。このためヒータ11から記憶ばね17の全長にわた
っての伝熱効果が優れるとともに、筒状ケース8.キャ
ップ10の外形寸法を小型にすることができる。
冷機始動時、記憶ばね17は外気の雰囲気温度 −に応
じた短縮状態にあって、ピストン7はコイルばね9の作
用で、第2図に二点鎖線で示すように筒状ケース8内へ
引戻され、弁5,6を外気の雰囲気温度に応じた量だけ
開いている。したがって機関には濃い燃料が供給される
始動とともにヒータ11に通電され、記憶、ばね17が
所定の高温T1まで加熱されると、第3図に示すように
急に形状回復にともなう応力が増大し、コイルばね9の
作用に抗してピストン7を押出し、弁5,6を閉じる。
運転していた機関を停止すると、ヒータ11への通電が
切られ、記憶ばね17は冷されるが、第3図に示すよう
に上記温度よりも十分低い温度T2以下に下がるまで応
力が急には減少しない。温度T2以下になると、コイル
ばね9の作用が記憶ばね17の作用よりも大きくなって
ピストン7を戻し、弁5,6を開く。したがってまだ@
機している機関を再始動するとき、濃い燃料の供給が抑
えられる。
・上記構造において、組立作業は、筒状ケース8内に記
′臘ばね17.ピストン7、コイルばね9を順次挿入し
、C形すング13でコイルばね9の端部を押さえる。ま
たヒータ11、端子板14,14を円筒壁12a内に組
込んでキャップ10を筒状ケース8に嵌合するだけでよ
い。
上記実施例では、ピストンのための駆動手段として形状
記憶合金製のコイルを用いたが、従来と同様にサーモワ
ックスを封入した容器にプランジャを出没可能に設けた
ものを用いても差支えない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明は、筒状ケースに一体成形した閉
鎖壁により、簡単な構造でピストンおよび駆動手段を収
容する空間に対してヒータ手段を完全に分離することが
できる。また、上記閉鎖壁により駆動手段の位置が正確
に定まり、その結果駆動手段とピストンとが確実に連結
され、弁を操作するための所定のストロークが確実に得
られるなど、優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の始動燃料供給装置の縦断面図、第2
図は要部拡大縦断面図、第3図は形状記憶合金部材の温
度と応力の関係を示す図である。 図中、2は始動用空気通路、3は始動用燃料通路、6は
ニードル弁、7はピストン、8は筒状ケース、9はコイ
ルばね、11はヒータ手段、12は閉鎖壁、12aは円
筒壁、17は駆動手段く形状記憶合金部材)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、始動用空気通路と、 その空気通路に対して交差するように設けられた始動用
    燃料通路と、 その燃料通路から前記空気通路への燃料の供給を制御す
    る弁と、 その弁と一端において連結し、筒状ケース内に摺動可能
    に支持されたピストンと を備える気化器の始動燃料供給装置において、前記筒状
    ケースは、一端において開放されているとともに、他端
    を閉じる閉鎖壁が一体に成形され、前記ピストンおよび
    温度変化に応動してピストンを摺動操作する駆動手段は
    、前記筒状ケース内に一端から挿入配置され、前記駆動
    手段は前記閉鎖壁に近接配置され、前記駆動手段を加熱
    するヒータ手段が前記閉鎖壁を介して前記駆動手段と対
    向配置されていることを特徴とする気化器の始動燃料供
    給装置。 2、前記閉鎖壁は、その中央に、筒状ケース内へ突出す
    る円筒壁が一体に成形され、その円筒壁内に前記ヒータ
    手段が挿入配置されている特許請求の範囲第1項に記載
    の気化器の始動燃料供給装置。 3、前記駆動手段は、温度変化によって予め記憶されて
    いる形状に変化する形状記憶合金で成形された円筒状コ
    イルであり、前記円筒壁をとり巻くように配置されてい
    る特許請求の範囲第2項に記載の気化器の始動燃料供給
    装置。
JP27700287A 1987-10-30 1987-10-30 気化器の始動燃料供給装置 Pending JPH01117974A (ja)

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JP27700287A JPH01117974A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 気化器の始動燃料供給装置

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