JPH01117683A - 誘導電動機の運転制御装置 - Google Patents

誘導電動機の運転制御装置

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JPH01117683A
JPH01117683A JP62276545A JP27654587A JPH01117683A JP H01117683 A JPH01117683 A JP H01117683A JP 62276545 A JP62276545 A JP 62276545A JP 27654587 A JP27654587 A JP 27654587A JP H01117683 A JPH01117683 A JP H01117683A
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JP
Japan
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secondary resistance
value
induction motor
command value
torque
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JP62276545A
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English (en)
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Tokukazu Endo
遠藤 徳和
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は、ベクトル制御による誘導電動機の運転制御
装置、特に誘導電動機の2次抵抗値の温度変化に対する
制御性の改善に関する。
[従来の技術] 従来から、誘導電動機のベクトル制御においては、誘導
電動機の2次抵抗値が温度によって変化するため、トル
ク制御が不安定となることが知られている。そこで、こ
の2次抵抗値の変動を補正するために、各種の方法が提
案されている。
例えば、特開昭57−20189号公報には、誘導電動
機の磁束と磁束電流の位相のずれから2次抵抗の変化分
を予測する装置が示されている。
また、特開昭58−72387号公報には、誘導電動機
を4端子網に変換せしめた電動機変換回路とし、そのイ
ンダクタンス、抵抗、すべり角周波数から2次抵抗の値
を算出することが示されている。さらに、特開昭59−
15618号公報には、励磁電流の指令値と実電流を電
機子電圧から算出した励磁電流成分と比較し、励磁電流
の指令値を補正して2次抵抗の変化分の補正を行うこと
が示されている。
[発明が解決しようとする問題点1 以上のような、従来の方法によれば、誘導電動機の2次
抵抗が変化したことを検出でき、これに応じた制御を行
うことができる。しかし、演算によって2次抵抗値を予
測するので、複雑な演算を必要とし、このため、応答に
時間がかかり高応答性が保てないという問題点があった
。さらに、開発コストや演算用のブロッセッサーなどの
製作コストも上昇し、小型で安価なシステムを得ること
ができないという問題点もあった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、誘導電動機の運転条件に応じた2次抵
抗の変化をあらかじめ求め、これをマツプとして記憶し
ておき、ベクトル制御において、このマツプより求めた
2次抵抗値を利用することによって、制御に当たっての
演算量を節約でき、かつ信頼性が高く安価な誘導電動機
の運転制御装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る誘導電動機の運転制御装置は、誘導電動
機と、 この誘導電動機への電力供給を制御する可変電源と、 誘導電動機の回転数を検出する回転計と、誘導電動機の
温度を検出する温度計と、トルク指令値及び上記回転数
が入力され、あらかじめ記憶している誘導電動機の相互
インダクタンス、2次リアクタンス、2次抵抗に応じて
上記可変電源を制御するベクトル制御回路と、上記誘導
電動機の出力トルクを検出し、これを上記トルク指令値
と比較し、出力トルクがトルク指令値に一致するように
上記ベクトル制御回路にお4する誘導電動機の2次抵抗
の値を変更し、トルク゛指令値、回転数及び温度に対す
る2次抵抗の値をあらかじめ実験により調べ、この結果
を3次元マツプとして記憶している2次“抵抗マツプ記
憶回路と、を有し、 上記トルク指令値及び回転周波数を上記2次抵抗マツプ
記憶回路に入力し、対応した2次抵抗値を算出し、この
2次抵抗値を上記ベクトル制御回路における2次抵抗値
として用い、制御を行うことを特徴とする。
[作用] このような誘導電動機の運転制御装置においては、可変
電源から供給される交流電力によって誘導電動機が運転
される。
ここで、トルク指令値、誘導電動機の回転数、温度は2
次抵抗マツプ記憶回路に供給される。この2次抵抗マツ
プ記憶回路には、実験によって求められた運転条件と2
次抵抗の関係が記憶されている。つまり、各種トルク指
令値、回転数、温度における誘導電動機の出力トルクが
トルク指令値に一致するように可変電源を制御するベク
トル制御回路における2次抵抗値を変化させ、この2次
抵抗値を3次元マツプとして記憶している。
このため、2次抵抗マツプ記憶回路は、供給されるトル
ク指令値、回転数、温度より対応する2次抵抗値を算出
する。そして、この2次抵抗値をベクトル制御回路に出
力し、このベクトル制御回路における2次抵抗値を変更
する。
このようにして、この誘導電動機の運転制御装置によれ
ば、マツプより2次抵抗値を算出するため、演算が簡単
になるにも拘らず、常に最適な2次抵抗値を用いた最適
な制御が行える。
[実施例] この発明の誘導電動機の運転制御装置の一実施例につい
て、図面に基づいて説明する。
第1図にこの制御装置を適用したシステムの概要を示す
。バッテリー0からの直流電力は、パルス幅制御方式の
電源変換装置12によって所定の交流に変換され、誘導
電動機14に供給される。
そして、これによって誘導電動機14の運転が行なわれ
る。
この誘導電動機14の回転数Nは回転計16によって検
出され、回転角周波数ωとしてベクトル制御回路20に
供給される。ベクトル制御回路2*         
* 0は、トルク指令値τ 及び磁束指令値Φ0 に114
、電源角周波数指令値ω 1を算出するも* のであり、これら算出値を電源変換装置12に供給する
また、磁束指令値Φ *は磁束指令回路30によって算
出する。つまり、磁束指令値Φθ*は入力されるトルク
指令値1本及び回転角周波数ωより所定の演算式により
磁束指令値Φ 1を算出する。
ここで、ベクトル制御回路について説明すると、トルク
指令値1本は割算器32に人力され、ここで磁束指令回
路30から供給される磁束指令値Φ *との割算が行な
われる。そして、この結果は係数演算器34に供給され
、ここで誘導電動機14の特性値である527Mが乗算
される。ここで、L2は2次側リアクタンス、Mは相互
インダクタンスである(以下、同様の意味に用いる)。
そして、このようにして得られた次の式のトルク電流指
令値! 零が電源変換装置12に供給されtq る。
1  −(τ*/Φ *)・(L  /M)* 割算器32の演算結果は割算器36にも供給される。そ
して、ここで再度磁束指令回路30から供給される磁束
指令Φ *による割算が行なわれる。そして、この演算
結果は係数乗算器38に供給され、誘導電動機14の2
次抵抗R2が乗算され、すべり角周波数指令値ω *が
算出される。
ω *−□ 、、*/、  *2 s      2        0 このすべり角周波数ω 本は加算器40に供給され、こ
こで回転計16から供給された回転角層* 波数ωが加算され、電源角周波数指令値ω0 として、
電源変換装置12に供給される。
さらに、磁束指令回路30からの磁束指令値Φ0*は係
数乗算機42に供栢される。ここで係数1/Mが乗算さ
れた後、加算器44及び係数乗算器46に供給される。
係数乗算器46は係数L2/R2を乗算する。そしてこ
の結果は微分器48に供給されここで時間微分される。
この結果は、加算器44に供給され、係数乗算器42か
ら供給される演算結果と加算されれ次の励磁電流指令値
■ *が算出され、これが電源変換装置12d に供給される。
1’−d/dt(L  ・Φ ”/M−R)なお、電源
変換装置12はこれら供給されるトルク電流指令値I 
 、励磁電流指令値■ *、* tq               ld電源角周波数
指令値ω *に応じて、3相の一次電流11を誘導電動
機14に供給する。
ここで、この実施例においては、ROMからなる2次抵
抗マツプ記憶回路60及び誘導電動機14の温度を検出
する温度計62が設けられている。
そして、この2次抵抗マツプ記憶回路60は供給される
トルク指令値1本、回転数N及び温度tより対応す る2次抵抗値R2をあらかじめ記憶しており、この対応
する2次抵抗値R2を出力する。そして、上記ベクトル
演算回路20における2次抵抗値R2はこの2次抵抗マ
ツプ記憶回路60から出力される2次抵抗値に変更され
るようになっている。
つまり、係数乗算器38.46及び磁束指令回路30に
おける2次抵抗値R2が2次抵抗マツプ記憶回路60か
らの出力値に変更される。このため、2次抵抗値は常に
最適の値に保持される。
次に、この2次抵抗マツプ記憶回路におけるマツプの作
成方法について説明する。
このマツプを作成する時には、誘導電動機14のトルク
をalll定するためのトルク計70を設ける。
そして、このトルク計によって誘導電動機14のトルク
τを検出し、このトルクτを別に設けたR2決定回路7
2に入力する2二のR2決定回路72にはトルク指令値
1本、回転計16からの回転数N及び温度計62からの
温度tが入力されている。
そして、R2決定回路72は実験により2次抵抗マツプ
記憶回路60におけるマツプを次のようにして作成する
。つまり、使用回転域、トルク域の中で、回転数N及び
トルク指令値1本を順次変更し、データをサンプリング
する。
まず、所定の回転数N、トルク指令値τ*を決定する(
モータ回転数N、トルク指令値τ1決定)。次に、温度
計62により誘導電動機14の温度を検出しく温度を検
出)、出力トルクτをトルク計70で検出する(実トル
クτを読む)。
そして、トルク指令値τ*とトルク計70で得られた実
トルクτを比較す・る(τ*−で)。この比較の結果実
トルクτの方がトルク指令値より大きい場合は、2次抵
抗R2の値を所定地Δだけ減少し、すべり周波数指令値
ω の値を減少させ、出力トルクτを減少させる( R
2をΔ減少)。また、トルク指令値1本の方が実トルク
指令値τより小さいならば、2次抵抗値R2を反対に大
きくし、出力トルクτを小さく変更する(R2をΔ増加
)。
このようにして、R2決定回路70によってベクトル制
御回路20における2次抵抗値R2の値を順次変更し、
誘導電動機14の回転数N及びトルク指令値1本とに応
じた値を求め、これを2次抵抗マツプ記憶回路60に出
力する(R2出力)。
つまり、実トルクτがトルク指令値τ*と一致するR 
の値をトルク指令値τ1、回転数N、温度tに対応して
求めていく。そして、これらの関係を2次抵抗マツプ記
憶回路60に記憶していく。
このようにして、使用回転数及びトルク域における2次
抵抗値R2と運転条件の関係が、3次元マツプとして2
次抵抗マツプ記憶回路6oに記憶される。
そして、実際に運転する場合はトルク計70及びR2決
定回路72は取去り、2次抵抗マツプ記憶回路60に記
憶されているマツプによって2次抵抗値R2を決定して
制御を行う。このため、運転条件に応じて常に最適の2
次抵抗値によってベクトル制御が行える。また、2次抵
抗値R2以外の誘導電動機14の特性値が変化しても、
これらの変化は比較的小さいため、2次抵抗値の変化が
これらの変化を吸収してしまうため、常に正確なトルク
制御が行える。
[発明の効果] 以上のように、この発明に係る誘導電動機の運転制御方
法によれば、既存のベクトル制御システムのシステム立
ち上げ時に2次抵抗マツプ記憶回路に2次抵抗値につい
てのマツプを記憶させれば、以後の運転においては2次
抵抗値の変化の予測など複雑な演算を行なわなくても良
い。このため、高応答性が確保出来るとともに、装置全
体が簡略化され、安価と出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る誘導電動機の運転制
御装置を適用した誘導電動機制御システムの全体構成を
示したブロック図、 第2図は同実施例におけるR2決定回路72における動
作を示すフローチャート図である。 12 ・・・ 電源変換装置 14 ・・・ 誘導電動機 16 ・・・ 回転計 20 ・・・ ベクトル制御回路 60 ・・・ 2次抵抗マツプ記憶回路70 ・・・ 
トルク計 72 ・・・ R2決定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘導電動機と、 この誘導電動機への電力供給を制御する可変電源と、 誘導電動機の回転数を検出する回転計と、 誘導電動機の温度を検出する温度計と、 トルク指令値及び上記回転数が入力され、あらかじめ記
    憶している誘導電動機の相互インダクタンス、2次リア
    クタンス、2次抵抗に応じて上記可変電源を制御するベ
    クトル制御回路と、 上記誘導電動機の出力トルクを検出し、これを上記トル
    ク指令値と比較し、出力トルクがトルク指令値に一致す
    るように上記ベクトル制御回路における誘導電動機の2
    次抵抗の値を変更し、トルク指令値、回転数及び温度に
    対する2次抵抗の値をあらかじめ実験により調べ、この
    結果を3次元マップとして記憶している2次抵抗マップ
    記憶回路と、 を有し、 上記トルク指令値及び回転周波数を上記2次抵抗マップ
    記憶回路に入力し、対応した2次抵抗値を算出し、この
    2次抵抗値を上記ベクトル制御回路における2次抵抗値
    として用い、制御を行うことを特徴とする誘導電動機の
    制御装置。
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