JPH01116348A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH01116348A
JPH01116348A JP62273215A JP27321587A JPH01116348A JP H01116348 A JPH01116348 A JP H01116348A JP 62273215 A JP62273215 A JP 62273215A JP 27321587 A JP27321587 A JP 27321587A JP H01116348 A JPH01116348 A JP H01116348A
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pressure
accumulator
servo
throttle opening
friction element
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0466Smoothing shift shock by apply or release of band brake servos, e.g. overlap control of band brake and a clutch or vice versa

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 従来の自動変速機の油圧制御装置として、例えば特開昭
61−165054号公報に示されるものがある。これ
に示される自動変速機の油圧制御装置は、1本のシフト
バルブによってクラッチ及びバンドブレーキの油圧サー
ボ装置を制御するように構成されている。すなわち、シ
フトバルブの切換わりにより、クラッチに締結圧を供給
し、油圧サーボ装置には解放圧を供給し、これによりク
ラッチを締結すると共にバンドブレーキを解放し、アッ
プシフト変速を行う。シフトバルブからクラッチ及び油
圧サーボ装置に油圧を供給する油路にオリフィスが設け
られており、このオリフィスよりも下流側にアキュムレ
ータが接続されている。このアキュムレータのピストン
がストローク中に得られるほぼ一定の油圧によりアップ
シフト変速を行わせ、変速ショックを軽減するようにし
ている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の自動変速機の油圧制
御装置には、スロットル開度が大きい領域でのアップシ
フト変速の際にブレーキ感を生ずるという問題点がある
。すなわち、アキュムレータのストローク中に得られる
アキュムレータ調整圧は、油圧サーボ装置のサーボピス
トンが締結圧に抗して解放圧によってストロークする際
のサーボ調整圧よりも常に低くなるように設定されてい
る。このため、変速開始の最初の段階ではアキュムレー
タによって調整されるアキュムレータ調整圧が保持され
、この間は油圧サーボ装置はバンドブレーキに力を作用
している状態に保持されるため、バンドブレーキのトル
クが十分に低下しておらず、ブレーキ感を発生して変速
フィーリングが悪化する。この傾向は、・スロットル開
度が大きいほど、すなわちライン圧が高いほど大きくな
る。
これは、油圧サーボ装置の解放は締結圧に解放圧が打ち
勝つ時点で完了するため、ライン圧が高く締結圧が高い
ときには解放圧が十分高くなるまでは油圧サーボ装置が
解放されないこととなり、このため、スロットル開度が
大きくライン圧がアキュムレータ調整圧より高くなって
しまうと、アキュムレータ作用が得られないままの油圧
サーボ装置締結状態でクラッチが締結開始してしまうか
らである。なお、このような問題をなくすため、アキュ
ムレータ調整圧をサーボ調整圧よりも高くなるように設
定すると、油圧サーボ装置の解放圧の上昇が早くなって
バンドブレーキのトルクが先に低下するので、上述のよ
うなブレーキ感の発生の問題はなくなる。しかし、この
場合には、バンドブレーキのトルクが早く抜けすぎて自
動変速機が中立状態となり、エンジンが空吹き状態とな
りやすいという問題が発生する。この傾向は、スロット
ル開度が小さいほど、すなわちライン圧が低いほど大き
くなる。これは、スロットル開度が小さいときには油圧
サーボ装置の解放がその締結圧(ライン圧)が低いため
解放圧も低い時点で開始されることによる。すなわち、
アキュムレータが作用するアキュムレータ調整圧を高く
設定すると、低い解放圧に対しては、締結を維持するア
キュムレータ効果が得られず、一方クラッチの締結開始
はライン圧の高低にかかわらず締結圧が一定以上から始
まるからである。本発明はこのような問題点を解決する
ことを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、アキュムレータ調整圧とサーボ調整圧との大
小関係がスロットル開度の大小に応じて逆′となるよう
にすることにより、上記問題点を解決する。すなわち、
本発明による自動変速機の油圧−制御装置は、シフトバ
ルブ(66)と、第1J’!J擦要素(ハイクラッチH
/C)と、第2摩擦要素(バンドブレーキB/B)と、
アキュムレータ(90)とを有しており、第2摩掠要素
は解放圧受圧部(3速用レリーズ室3R)とこれよりも
小さい受圧面積の締結圧受圧部(2速用アプライ室2A
)とを形成するサーボピストン(130)を有しており
、シフトバルブの切換りによって第1摩擦要素及び第2
摩擦要素の解放圧受圧部に油圧を供給することによりア
ップシフト変速を行うように構成され、アップシフト変
速前の状態では第2摩擦要素の締結圧受圧部に油圧が供
給されており、第1FJ擦要素、第2PJ擦要素の解放
圧受圧部、及びアキュムレータには、シフトバルブから
共通のオリフィス(102)を通して油圧が供給される
ように構成される自動変速機の油圧制御装置を対象とし
たものであり、アップシフト変速時にアキュムレータの
ピストンがストロークすることによって得られるアキュ
ムレータ調整圧と、第21!IPi要素のサーボピスト
ンが締結圧受圧部に作用する油圧に抗して解放圧受圧部
に作用する油圧によってストロークする際のサーボ調整
圧との関係は、スロットル開度大側ではアキュムレータ
調整圧の方が高く、スロットル開度小側ではアキエムレ
ータ調整圧の方が低くなるように設定されていることを
特徴としている。なお、かっこ内の符号は後述の実施例
の対応する部材を示す。
(ホ)作用 スロットル開度の大きい領域では、アキュムレータ調整
圧の方がサーボ調整圧よりも高くなっている。従って、
変速の際には、第1摩擦要素及び第2摩擦要素の解放圧
受圧部に作用する油圧は、まず低い方のサーボ調整圧に
保持された後、アキュムレータ調整圧に切換わり、アキ
ュムレータ調整圧が所定時間保持され、次いでライン圧
まで上昇する。変速の最初の段階でサーボピストンがス
トロークするため、第2摩擦要素のトルクが迅速に低下
し、一方第1摩擦要素が徐々に締結されていくので変速
中におけるブレーキ感の発生が防止される。一方、スロ
ットル開度が小さい場合には、アキュムレータ調整圧の
方がサーボ調整圧よりも低くなっているので、最初にア
キュムレータ調整圧が作用する。アキュムレータ調整圧
が作用している間はサーボピストンは完全にはストロー
クせず、第2摩擦要素のトルクが残存するため、自動変
速機が中立状態となることはなくエンジンの空吹きを防
止することができる。
(へ)実施例 (第1実施例) 第2図に自動変速機(オートマチックトランスアクスル
)の骨組図を示す。車両に対して横向き、すなわち車両
前後方向に直交する向きに搭載されたエンジン10に連
結される自動変速機は、トルクコンバータ12、遊星歯
車変速機構14、差動機構16などを有している。エン
ジン10からの回転が人力されるトルクコンバータ12
はポンプインペラー18、タービンランナー20、ステ
ータ22及びロックアツプクラッチ24を有している。
タービンランナー20は人力軸26と連結されており、
ロックアツプクラッチ24が解放された状態ではポンプ
インペラー18から人力軸26へ流体を介して回転力が
伝達され、またロックアツプクラッチ24が締結される
と機械的に人力軸26へ回転力が人力される。ロックア
ツプクラッチ24はアプライ室T/A及びレリーズ室T
/Rの差圧により作動する。なお、トルクコンバータ1
2はオイルポンプ28を駆動するように構成されている
。遊星歯車変速機構14は第1遊星歯車組G、及び第2
遊星歯車組G2を有しており、第1遊星歯車組G1は、
第1サンギアS1と、第1インターナルギアR1と、両
ギアS1及びR8と同時にかみ合う第1ビニオンギアP
!を支持する第1とニオンキャリアPC0とから構成さ
れており、また第2遊星歯車組G2は、第2サンギアS
2と、第2インターナルギアR2と、両ギアS2及びR
2と同時にかみ合う第2ビニオンギアP2を支持する第
2ビニオンキヤリアPC2とから構成されている。第1
サンギアS1は人力軸26と常時連結されており、また
第1ビニオンキヤリアPC1及び第2インターナルギア
R2は出力軸30と常に連結されている。第1インター
ナルギアR1は、直列に配置されたフォワードワンウェ
イクラッチF10及びフォワードクラッチF/Cを介し
て、またこれらに並列に配置されたオーバランクラッチ
O/Cを介して第2とニオンキャリアPC2と連結可能
である。第2サンギアS2はリバースクラッチR/Cを
介して入力軸26と連結可能であり、また第2ビニオン
キヤリアPC2はハイクラッチH/Cを介して人力軸2
6と連結可能である。第2サンギアS2はバンドブレー
キB/Bによって静止部に対して固定可能であり、また
第2とニオンキャリアPC2は互いに並列に配置された
ローワンウェイクラッチL10とローアンドリバースブ
レーキL&R/Bとを介して静止部に対して固定可能で
ある。出力軸30と一体に出力ギア32が設けられてい
る。出力ギア32とかみ合うようにアイドラギア34が
設けられており、アイドラギア34にはアイドラ軸35
を介してリダクションギ736が一体に回転するように
連結されている。リダクションギア36は差動機構16
のリングギア38とかみ合っている。差動機構16から
左右に駆動軸40及び42が突出しており、これに左右
の前輪が連結される。
この遊星歯車変速機構14は、クラッチF/C,H/C
%O/C及びR/C,ブレーキB/B及びL&R/B、
及びワンウェイクラッチF10及びLloを種々の組合
せで作動させることによって遊星歯車組Gl及びG2の
各要素(Ss 、S2 、R+ 、R2、Pct及びP
O2)の回転状態を変えることができ、これによって人
力軸26に対する出力軸30の回転速度を種々変えるこ
とができる。すなわち、各クラッチ、ブレーキなどを第
3図に示すような組合わせで作動させることにより前進
4速後退1速を得ることができる。なお、第3図中でO
印はクラッチ及びブレーキが締結していることを示し、
またワンウェイクラッチの場合は係合状態を示す。また
、バンドブレーキB/B欄に2A、3R及び4Aとある
のはそれぞれ、バンドブレーキB/Bを作動させる油圧
サーボ装置の2連用アプライ室2A、3速用レリーズ室
3R及び4速用アプライ室4Aを示し、O印は油圧が供
給されていることを示す。また、α、及びG2はそれぞ
れインターナルギアR1及びR2の歯数の対するサンギ
アSI及びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸
30の回転数に対する人力軸26の回転数の比である。
上記のような遊星歯車変速機構14の作動により、人力
軸26の回転は所定の変速をされ出力軸30へ出力され
る。出力軸30の回転力は出力ギア32、アイドラギア
34及びリダクションギア36を介して差動機構16の
リングギア38に伝達される。これにより駆動軸40及
び42を介して左右の前輪を駆動することができる。こ
うすることによってオーバドライブ付き前進4速の自動
変速を行わせることができる。
第4図に上記動力伝達機構を制御するための油圧制御装
置の油圧回路を示す。
この油圧制御装置は、プレッシャーレギュレータバルブ
50、マニアルバルブ52、スロットルバルブ54、ス
ロットルモディファイアバルブ56、プレッシャモディ
ファイアバルブ58、ロックアツプコントロールバルブ
60、ガバナバルブ62.1−2シフトバルブ64.2
−3シフトバルブ66.3−4シフトバルブ68.3−
2タイミングバルブ70.4−2シーケンスバルブ72
.1速固定レンジ減圧バルブ74、スピードカットバル
ブ76、オーバランクラッチコントロールバルブ78.
1−2アキユムレータバルブ80、キックダウンモディ
ファイアバルブ82、オーバドライブインヒビタソレノ
イド84、N−Dアキュムレータ88、及びサーボレリ
ーズアキュムレータ90を有しており、これらの各バル
ブなどは互いに第4図に示すように接続され、またオイ
ルポンプO/P、トルクコンバータ12のアプライ室T
/A及びレリーズ室T/R、クラッチR/C,H/C,
O/C及びF/C、ブレーキL&R/B、及びバンドブ
レーキB/Bの3つの室2A、3R及び4Aとも図示の
ように接続されている。このような構成によって、車速
及びエンジンのスロットル開度に応じて、クラッチR/
C,H/C,O/C及びF/C,及びブレーキL&R/
B及びB/Bが萌述の表のように作動するが、本発明に
直接関連する部分以外のバルブなどについては詳細な説
明を省略する。なあ、以下の説明は理解を容易にするた
めに本発明と直接関連する部分だけを取り出して示した
第1図に基づいて説明する。
2−3シフトバルブ66は互いに対向して作用するガバ
ナ圧及びスロットルモジュレート圧の大きさに応じて切
換わり、ダウン側位置では油路100に油圧を出力しな
いが、アップ側位置で油路100にライン圧を出力する
。油路100はオリフィス102の下流側で油路104
、油路106及び油路108に分岐している。なお、オ
リフィス102は、実際には、第4図に示すように2つ
の一方向オリフイスを組み合わせたものとしてもよい。
油路104はハイクラッチH/Cと連通しており、油路
106はバンドブレーキB/Hのサーボピストン130
によって形成される3速用レリーズ室3Rと接続されて
いる。
また、油路108はサーボレリーズアキュムレータ90
の油室112と連通している。サーボレリーズアキュム
レータ90は段付きピストン114を有しており、これ
の大径部側に上述の油室112が形成されており、また
大径部と小径部との間に油室116が形成されており、
この油室116には対抗圧として油路118から前進時
にライン圧が供給されている。なお、小径部側の油室1
20は通常はドレーンされており、後退時にのみ油圧が
供給される。このサーボレリーズアキュムレータ90に
よって得られるアキュムレータ調整圧は、第5図に実線
で示すような特性としである。一方、バンドブレーキB
/Hのサーボピストン130もストロークする際にアキ
ュムレータと同様の作用を行い、所定のサーボ調整圧の
状態を保持する機能を有しているが、このサーボ調整圧
は第5図に破線によって示すようなものとしである。す
なわち、スロットル開度大側ではサーボ調整圧の方がア
キュムレータ調整圧よりも低いが、スロットル開度小側
では大小関係が逆転するように設定しである。
次にこの実施例の作用について説明する。
まず、スロットル開度が大きくライン圧が高い場合の2
−3アップシフト変速時には次のような作用が行われる
。すなわち、2−3アップシフト変速時には2−3シフ
トバルブ66がダウン側位置からアップ側位置に切換わ
り、油路100にライン圧が供給される。これによりハ
イクラッチH/Cmび3速用レリーズ室3Rに油圧が供
給され、ハイクラッチH/Cが締結されると共にバンド
ブレーキB/Bが解放され、第2速から第3速への変速
が行われる。この変速の際、ハイクラッチH/C及び3
速用レリーズ室3Rの油圧は第6(a)図に示すように
上昇する。すなわち、まずハイクラッチH/Cのピスト
ンがストロークする間第1段Aの低い油圧に保持され、
次いでバンドブレーキB/Hの油圧サーボピストン13
0がストロークする間第2段Bの油圧(サーボ調整圧)
に保持され、次いでサーボレリーズアキュムレータ90
の段付きピストン114がストロークする間第3段Cの
油圧(アキュムレータ調整圧)に保持され、次いで最終
的にライン圧まで上昇する。
これは第5図に示したように、スロットル開度大の領域
ではアキュムレータ調整圧の方がサーボ調整圧よりも高
いため、まずサーボ調整圧に達してサーボピストン13
0がストロークし、これのストロークが終了してからサ
ーボレリーズアキュムレータ90の段付きピストン11
4がストロークするからである。このようにサーボピス
トン130が先にストロークしてバンドブレーキB/H
のトルクが低下するため、ハイクラッチH/Cのトルク
の上昇後もバンドブレーキB/Bのトルクが残存してブ
レーキ感を発生するという不具合の発生が防止される。
これにより、出力軸トルクは第6(b)図に示すように
変化し、トルクが必要以上に減少することはない(なお
、従来は破線に示すようにトルクが変化し、ブレーキ感
を発生していた)。
次にスロットル開度が小さくライン圧が低い場合には次
のように変速が行われる。この場合には、第5図に示す
ように、アキュムレータ調整圧がサーボ調節圧よりも低
くなっている。このため、まずハイクラッチH/Cのピ
ストンがストロークする間第1段Aの低い油圧に保持さ
れ、次いでサーボレリーズアキュムレータ90の段付き
ピストン114がストロークする間第2段C′の油圧(
アキュムレータ調整圧)に保持される。この第2段C′
の油圧はバンドブレーキB/Bをストロークさせる油圧
(サーボ調節圧)よりも低いため、3速用レリーズ室3
Rの圧力の上昇は遅れるため油圧サーボピストン130
は締結側位置に保持され、バンドブレーキB/Bのトル
クが比較的低い値であるが保持される。次いで、サーボ
レリーズアキュムレータ90の段付きピストン11−4
のストロークが終了すると、バンドブレーキB/Bのサ
ーボピストン130がストロークする第3段B′の油圧
に上昇する。これによりバンドブレーキB/Bが完全に
解除される。上述のように第2段C′の間、バンドブレ
ーキB/Bの比較的小さいトルクが保持(解放が遅延)
されるので、この間ハイクラッチH/Cが緩やかに締結
されていっても自動変速機が中立状態となることはなく
、エンジンの空吹きが防止される。
(第2実施例) 第8図に第2実施例を示す。上述の第1実施例では、サ
ーボレリーズアキュムレータ90に対向圧として油路1
18からライン圧を作用させたが、ライン圧を作用させ
たのでは第5図に示すような油圧特性を得ることが困難
な場合には、第8図に示すように、対抗圧コントロール
バルブ99によって調整された油圧を油路118に供給
するようにすることもできる。この対抗圧コントロール
バルブ99はスプール140とスプリング142とから
構成されており、油路144から供給されるライン圧を
圧力源とし、油路118の油圧をスプリング142の力
及び油路146から作用するスロットル圧による力に対
応するように調整するバルブである。従って、油路11
8の油圧はスロットル圧に応じて変化する油圧となる。
この対抗圧コントロールバルブ99のスロットル圧が作
用する受圧面積を変えることにより、調整される油圧に
対するスロットル圧の影響度合を変えることができる。
すなわち、スロットル開度に対する油路118の対抗圧
の傾斜を所望どおり設定することができる。これにより
第5図に示したようなアキュムレータ調整圧を得ること
ができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、スロットル開
度が大きい領域ではアキュムレータ調整圧がサーボ調整
圧よりも高くなるようにし、スロットル開度が小さい領
域ではアキュムレータ調整圧がサーボ調整圧よりも低く
なるようにしたので、スロットル開度大の領域における
変速の際のブレーキ感を防止し、かつスロットル開度の
小さい領域におけるエンジンの空吹き発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は自動変速機
の骨組図、第3図は各変速段で作用する要素の組合せを
示す図、第4図は油圧回路全体を示す図、第5図はアキ
ュムレータ調整圧とサーボ調整圧との関係を示す図、第
6図はスロットル開度大の場合のアップシフト変速時の
油圧及びトルクの変化を示す図、第7図はスロットル開
度小の場合のアップシフト変速時の油圧及びトルクの変
化を示す図、第8図は本発明の第2実施例を示す図であ
る。 66・・・2−3シフトバルブ、90・・・サーボレリ
ーズアキュムレータ、102・・・オリフィス、114
・・・ピストン、130・・・サーボピストン、H/C
・・・ハイクラッチ(第1摩擦要素)、B/B・・・バ
ンドブレーキ(第2摩擦要素)、2A・・・2速用アプ
ライ室、3R・・・3速用レリニズ室。 第1図 アキュムレータ調整圧 小               犬 スロットル開度 第6図 第7図 時間□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シフトバルブと、第1摩擦要素と、第2摩擦要素と、ア
    キュムレータとを有しており、第2摩擦要素は解放圧受
    圧部とこれよりも小さい受圧面積の締結圧受圧部とを形
    成するサーボピストンを有しており、シフトバルブの切
    換りによって第1摩擦要素及び第2摩擦要素の解放圧受
    圧部に油圧を供給することによりアップシフト変速を行
    うように構成され、アップシフト変速前の状態では第2
    摩擦要素の締結圧受圧部に油圧が供給されており、第1
    摩擦要素、第2摩擦要素の解放圧受圧部、及びアキュム
    レータには、シフトバルブから共通のオリフィスを通し
    て油圧が供給されるように構成される自動変速機の油圧
    制御装置において、 アップシフト変速時にアキュムレータのピストンがスト
    ロークすることによって得られるアキュムレータ調整圧
    と、第2摩擦要素のサーボピストンが締結圧受圧部に作
    用する油圧に抗して解放圧受圧部に作用する油圧によっ
    てストロークする際のサーボ調整圧との関係は、スロッ
    トル開度大側ではアキュムレータ調整圧の方が高く、ス
    ロットル開度小側ではアキュムレータ調整圧の方が低く
    なるように設定されていることを特徴とする自動変速機
    の油圧制御装置。
JP62273215A 1987-10-30 1987-10-30 自動変速機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JPH07122460B2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP62273215A JPH07122460B2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動変速機の油圧制御装置
DE3850213T DE3850213T2 (de) 1987-10-30 1988-10-31 Speicher-/Reibelement-Anordnung für ein automatisches Getriebe.
US07/264,829 US4867014A (en) 1987-10-30 1988-10-31 Accumulator/friction element arrangement for automatic transmission
EP88118151A EP0314191B1 (en) 1987-10-30 1988-10-31 Accumulator/friction element arrangement for automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62273215A JPH07122460B2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 自動変速機の油圧制御装置

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