JPH01116337A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH01116337A
JPH01116337A JP62273224A JP27322487A JPH01116337A JP H01116337 A JPH01116337 A JP H01116337A JP 62273224 A JP62273224 A JP 62273224A JP 27322487 A JP27322487 A JP 27322487A JP H01116337 A JPH01116337 A JP H01116337A
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pressure
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一彦 菅野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の変速制御装置に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 従来の自動変速機の変速制御装置として、特開昭58−
156757号公報に示されるものがある。これに示さ
れる自動変速機は前進4速のものであり、3つのシフト
バルブによって変速が制御されるように構成されている
。最高変速段である第4速とこれよりも1段下の第3速
との間の変速は3−4シフトバルブによって制御される
非キックダウン時には、3−4シフトバルブは、これの
スプールに一端側から作用するガバナ圧と、これに対抗
する向きに作用するスロットル対応圧との大小関係に応
じて切換わる。スロットルを全開にするとキックダウン
信号圧が出力され、これがガバナ圧に対抗する向きに作
用する。
3−4シフトバルブのスプールのガバナ圧が作用するガ
バナ圧受圧部の受圧面積と、キックダウン信号圧が作用
するキックダウン信号圧受圧部とは面積が等しくしであ
るので、キックダウン信号圧(ライン圧と同じ値の油圧
)が出力されるとこれはガバナ圧よりも必ず大きいため
、3−4シフトバルブのスプールはダウン側、すなわち
3速側に切換わる。従って、キックダウン時にはいかな
る車速においても必ず3速以下の状態となる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の自動変速機の変速制
御装置には、キックダウン時には必ず4−3変速するこ
とになり、運転フィーリング上好ましくないという問題
点がある。すなわち、例えば高速で走行中に緩い登り坂
となった場合に、アクセルペダル踏み込み量を増大させ
るとキックダウン状態となって第3週にシフトダウンす
る。
少しアクセルペダルを戻すと再び第4速にシフトアップ
する。このように高速時に頻繁に第3速と第4速との間
で変速が行われることになり、運転フィーリングが好ま
しくない。また、第4速でスロットル全開で走行を継続
したい運転条件の場合にも第3速に変速してしまうため
、このような運転状悪を実現することができない。
なお、例えば特開昭57−144338号公報に示され
るように、キックダウン時にも、最高変速段と、これよ
り1段下の変速段との間の変速(この例の場合には2−
3変速及び3−2変速)が行われるようにすることもで
きる。この場合にはキックダウンでのダウンシフト変速
点を低く設定すれば高速で頻繁にダウンシフト変速が発
生するという問題は回避することができる。しかし、キ
ックダウン時のダウンシフト変速点を低車速に設定にす
ると、キックダウン時のアップシフト変速点も低くなる
。このため、キックダウン状態で最高変速段よりも1段
下の変速段で走行中に加速していくと比較的低い車速の
段階で最高変速段に変速し、駆動力が低下して車速が低
下するという問題点が生ずる。
本発明は、このような問題点を解決することを目的とし
ている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、キックダウンでのダウンシフト変速は存在す
るがアップシフト変速は発生しないようにすることによ
り、上記問題点を解決する。すなわち、本発明による自
動変速機の変速制御装置は、摩擦要素への油圧の供給を
制御するシフトバルブのうち、最高変速段(第4速)と
これよりも1段下の変速段(第3速)との間の変速を制
御する最高変速段用シフトバルブ(3−4シフトバルブ
68)が、非キックダウン時には車速対応圧(ガバナ圧
)とこれに対抗する向きに作用するスロットル対応圧(
スロットルモジュレート圧)との大小関係によって切換
わり、キックダウン時にはキックダウン信号圧が車速対
応圧に対抗する向きに作用するように構成される自動変
速機の変速制御装置を対象としたものであり、最高変速
段用シフトバルブのスプール(102)は、これがアッ
プ位置にある場合にもダウン位置にある場合にもキック
ダウン信号圧が作用する1以上の常時キックダウン圧受
圧部(ランド102d)と、上記スプールがダウン位置
にあるときにはキックダウン信号圧が作用するがアップ
位置にあるときにはキックダウン信号圧が作用しないダ
ウン時キックダウン信号圧受圧部(ランド102Cとラ
ンド102dとの間)とを有しており、常時キックダウ
ン信号圧受圧部及びダウン時キックダウン信号圧受圧部
の両方にキックダウン信号圧が作用した状態では、キッ
クダウン信号圧が上記スプールに作用する力が車速対応
圧の最大値が上記スプールに作用する力よりも大きくな
り、常時キックダウン信号圧受圧部にのみキックダウン
信号圧が作用している状態では車速対応圧が所定値を越
えると、車速対応圧が上記スプールに作用する力がキッ
クダウン信号圧が上記スプールに作用する力を上回るよ
うに、キックダウン信号圧の特性、車速対応圧の特性、
及び上記スプールの各受圧部の受圧面積が設定されてい
る。なお、かっこ内の符号は後述の実施例の対応する部
材を示す。
(ホ)作用 最高変速段用シフトバルブのスプールがアップ位置にあ
る状態でキックダウン操作が行われると、このスプール
は常時キックダウン圧受圧部に作用するキックダウン信
号圧による力とガバナ圧による力との大小関係によって
アップ位置からダウン位置への切換えが行われる。これ
により、所定車速以上でキックダウンが行われてもアッ
プ位置からダウン位置への切換えは行われないが、所定
車速よりも低い車速でキックダウンが行われると、アッ
プ位置からダウン位置に切換ねることになる。すなわち
、キックダウン時におけるダウンシフト変速点が存在す
る。最高変速段用シフトバルブのスプールがアップ位置
からダウン位置に切換わると、ダウン時キックダウン信
号圧受圧部にもキックダウン信号圧が作用することにな
る。この状態ではガバナ圧が最大値となっても最高変速
段用シフトバルブのスプールをアップ位置側に切換える
ことはできない。すなわち、キックダウン状態が保持さ
れる限り、最高変速段用シフトバルブのスプールはダウ
ン位置に保持される。これによりキックダウン状態で最
高変速段へアップシフト変速することはない。すなわち
、キックダウンにおけるアップシフト変速点は存在しな
い。
結局、キックダウンにおけるダウンシフト変速点は存在
するが、アップシフト変速点は存在しないことになる。
このため、ダウンシフト変速点は任意に設定することは
可能となり、比較的低い車速でダウンシフト変速するよ
うに設定して高速での頻繁なダウンシフト変速の発生を
防止するようにすることができる。
(へ)実施例 第2図に自動変速機(オートマチックトランスアクスル
)の骨組図を示す。車両に対して横向き、すなわち車両
前後方向に直交する向きに搭載されたエンジン10に連
結される自動変速機は、トルクコンバータ12、遊星歯
車変速機構14、差動機構16などを有している。エン
ジン10からの回転が入力されるトルクコンバータ12
はポンプインペラー18、タービンランナー20、ステ
ータ22及びロックアツプクラッチ24を有している。
タービンランナー20は入力軸26と連結されており、
ロックアツプクラッチ24が解放された状態ではポンプ
インペラー18から人力軸26へ流体を介して回転力が
伝達され、またロックアツプクラッチ24が締結される
と機械的に入力軸26へ回転力が人力される。ロックア
ツプクラッチ24はアプライ室T/A及びレリーズ室T
/Rの差圧により作動する。なお、トルクコンバータ1
2はオイルポンプ28を駆動するように構成されている
。遊星歯車変速機構14は第1遊星歯車組G1及び第2
遊星歯車組G2を有しており、第1遊星歯車組G1は、
第1サンギアS!と、第1インターナルギアR2と、両
ギアS、及びR8と同時にかみ合う第1ピニオンギアP
1を支持する第1ビニオンキヤリアPCIとから構成さ
れており、また第2遊星歯車組G2は、第2サンギアS
2と、第2インターナルギアR2と、両ギアS2及びR
2と同時にかみ合う第2ピニオンギアP2を支持する第
2ピニオンキヤリアPC2とから構成されている。第1
サンギアS1は人力軸26と常時連結されており、また
第1とニオンキャリアPCI及び第2インターナルギア
R2は出力軸30と常に連結されている。
第1インターナルギアR,は、直列に配置されたフォワ
ードワンウェイクラッチF10及びフォワードクラッチ
F/Cを介して、またこれらに並列に配置されたオーバ
ランクラッチO/Cを介して第2とニオンキャリアPC
2と連結可能である。第2サンギアS2はリバースクラ
ッチR/Cを介して人力軸26と連結可能であり、また
第2ビニオンキヤリアPC2はハイクラッチH/Cを介
して入力軸26と連結可能である。第2サンギアS2は
バンドブレーキB/Bによって静止部に対して固定可能
であり、また第2とニオンキャリアPC2は互いに並列
に配置されたローワンウェイクラッチL10とローアン
ドリバースブレーキL&R/Bとを介して静止部に対し
て固定可能である。出力軸30と一体に出力ギア32が
設けられている。出力ギア32とかみ合うようにアイド
ラギア34が設けられており、アイドラギア34にはア
イドラ軸35を介してリダクションギア36が一体に回
転するように連結されている。
リダクションギア36は差動機構16のリングギア38
とかみ合っている。差動機構16から左右に駆動軸40
及び42が突出しており、これに左右の前輪が連結され
る。
この遊星歯車変速機構14は、クラッチF/C,H/C
10/C及びR/C、ブレーキB/B及びL&R/B、
及びワンウェイクラッチF10及びLloを種々の組合
せで作動させることによって遊星歯車組G、及びG2の
各要素(Sl、S2 、R+ 、R2、Pct及びpc
2)の回転状態を変えることができ、これによって人力
軸26に対する出力軸30の回転速度を種々変えること
ができる。すなわち、各クラッチ、ブレーキなどを第3
図に示すような組合わせで作動させることにより面進4
速後退1速を得ることができる。なお、第3図中でO印
はクラッチ及びブレーキが締結していることを示し、ま
たワンウェイクラッチの場合は係合状態を示す。また、
バンドブレーキB/B欄に2A、3R及び4Aとあるの
はそれぞれ、バンドブレーキB/Bを作動させる油圧サ
ーボ装置の2連用アプライ室2A、3速用レリーズ室3
R及び4速用アプライ室4Aを示し、O印は油圧が供給
されていることを示す。また、G1及びG2はそれぞれ
インターナルギアR□及びR2の歯数の対するサンギア
Sl及びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸3
0の回転数に対する入力軸26の回転数の比である。
上記のような遊星歯車変速機構14の作動により、人力
軸26の回転は所定の変速をされ出力軸30へ出力され
る。出力軸30の回転力は出力ギア32、アイドラギア
34及びリダクションギア36を介して差動機構16の
リングギア38に伝達される。これにより駆動軸40及
び42を介して左右の前輪を駆動することができる。こ
うすることによってオーバドライブ付き前進4速の自動
変速を行わせることができる。
第4図に上記動力伝達機構を制御するための油圧制御装
置の油圧回路を示す。
この油圧制御装置は、プレッシャーレギュレータバルブ
50、マニアルバルブ52、スロットルバルブ54、ス
ロットルモディファイアバルブ56、プレッシャモディ
ファイアバルブ58、ロックアツプコントロールバルブ
60、ガバナバルブ62.1−2シフトバルブ64.2
−3シフトバルブ66.3−4シフトバルブ68.3−
2タイミングバルブ70,4−2シーケンスバルブ72
.1速固定レンジ減圧パルプ74、スピードカットバル
ブ76、オーバランクラッチコントロールバルブ78.
1−2アキユムレータバルブ80、キックダウンモディ
ファイアバルブ82、オーバドライブインヒビタソレノ
イド84、N−Dアキュムレータ88、及びサーボレリ
ーズアキュムレータ90を有しており、これらの各バル
ブなどは互いに第4図に示すように接続され、またオイ
ルポンプO/P、トルクコンバータ12のアプライ室T
/A及びレリーズ室T/R、クラッチR/C,H/C1
O/C及びF/C、ブレーキL&R/B、及びバンドブ
レーキB/Bの3つの室2A、3R及び4Aとも図示の
ように接続されている。このような構成によって、車速
及びエンジンのスロットル開度に応じて、クラッチR/
C%H/C,O/C及びF/C,及びブレーキL&R/
B及びB/Bが前述の表のように作動するが、本発明に
直接関連する部分以外のバルブなどについては詳細な説
明を省略する。なお、以下の説明は理解を容易にするた
めに本発明と直接関連する部分だけを取り出して示した
第1図に基づいて説明する。
第1図に3−4シフトパルプ68を示す。この3−4シ
フトバルブ68は、スプール102、スリーブ104、
及び両者間に配置されるスプリング106を有している
。なお、実際には、第1図に示すように、スリーブ10
4の上部側に更に別のスプールが設けられているが、こ
れは本願とは直接関連しないので、第1図では省略して
示しである。スプール102はランド102a〜102
dを有している。ランド102bとランド102Cとは
同径であり、ランド102aはこれらよりもわずかに大
径としてあり、またランド102dはランド102Cよ
りも小径としである。スプール102及びスリーブ10
4が挿入される弁穴にはボート108.110.112
.114.116.118.120.122.124及
び126が設けられている。ボート108及びボート1
10はガバナ圧が供給される油路128と接続されてい
る。ボート112、ボート120及びボート124はキ
ックダウン信号圧が供給されるキックダウン信号圧油路
130と接続されている。ボート114は4−2シーケ
ンスバルブ72と連通する油路132と接続されている
。ボート116は4速用アプライ室4Aと連通している
油路134と接続されている。ボート118は1−2シ
フトバルブ64から油圧が供給される油路136と接続
されている。ボート122はドレーンボートである。ボ
ート126はスロットルモジュレート圧が供給される油
路138と接続されている。
次にこの実施例の作用について説明する。非キックダウ
ン時、すなわち油路130に油圧が供給されていない状
態、の高速時には、油路128からボート108に供給
されるガバナ圧がランド102aに作用する力が、油路
138からボート126に供給されるスロットルモジュ
レート圧がスリーブ104の上端に作用する力よりも大
きくなり、スプール102及びスリーブ104はアップ
側位置、すなわち図中左半部の位置となる。この状態で
はボート116とボート118とが連通し、油路136
の油圧が油路134に供給される。油路134はバンド
ブレーキB/Bの4連用アプライ室4Aと連通している
のでバンドブレーキB/Bが締結され、第4速状態とな
る。
この状態でキックダウン操作が行われると、油路130
にキックダウン信号圧(ライン圧と同じ大きさの油圧)
が供給される。油路130のキックダウン信号圧はボー
ト112、ボート120及びボート124に供給される
。ボート124のキックダウン信号圧はランド102d
の全面積に作用する。ボート120に供給されたキック
ダウン信号圧はランド102Cの外周に作用するだけで
面積差部分に作用しないので、スプール102に軸方向
力を付与しない。ボート112に供給されたキックダウ
ン信号圧はスプール102のランド102aとランド1
02bとの間の面積差に作用し、スプール102を図中
下向きに押す力を作用する。結局、油路130のキック
ダウン信号圧は、スプール102のダウン向き受圧部分
のうち、ランド102Cとランド102dとの間の面積
差部分を除いた部分に作用することになる。
一方、油路128から供給されるガバナ圧はランド10
2aの全面積に作用し、スプール102にアップ向きの
力を作用している。従って、ガバナ圧が所定値よりも大
きい場合には、油路130にキックダウン信号圧が供給
されてもスプール102はアップ位置、すなわち図中左
半部の状態に保持される。ただし、ガバナ圧が所定値よ
りも小さい場合には、油路130からボート124及び
ボート112に作用するキックダウン信号圧によってス
プール102は図中左半部のアップ位置から図中右半部
のダウン位置に切換ねる。すなわち、キックダウン時に
おいては、4−3ダウンシフト変速点が存在する。
スプール102がキックダウン信号圧によっていったん
図中右半部のダウン位装置に切換わると、ボート124
及びボート112のキックダウン信号圧がそれまでと同
様にスプール102にダウン位置向きの力を作用してい
るのに加えて、ポート120に供給されているキックダ
ウン信号圧もスプール102のランド102cと102
dとの間の面積差に作用し、スプール102にダウン位
置向きの力を作用する。すなわち、この状態ではスプー
ル102のダウン位置向き受圧面積全部にキックダウン
信号圧が作用している。このダウン位置向き受圧部会部
の面積はガバナ圧のアップ位置向き受圧部の面積と等し
くなっており、ガバナ圧がライン圧よりも大きくなるこ
とはないので、スプール102はダウン位置側に保持さ
れたままとなる。すなわち、油路130にキックダウン
信号圧が出力されている限り、スプール102がアップ
位置に切換わることはない。結局、キ、ツタダウン時に
おいては3−4アツプシフト変速点は存在しないことに
なる。
上述のように、キックダウン時においては、4−3ダウ
ンシフト変速点は存在するが3−4アツプシフト変速点
は存在しない。これにより、キックダウン時の4−3ダ
ウンシフト変速点を比較的低い車速に設定することがで
き、しかもこの場合キックダウンの3−4アツプシフト
変速点は存在しないので、4−3ダウンシフト変速点を
低く設定しても3−4アツプシフト変速点も低くなって
しまうという問題点は発生しない。これにより、高速で
の頻繁な4−3ダウンシフトの発生を防止することがで
き、しかも3−4アツプシフト変速することはないので
、高速のキックダウン状態において十分な加速力を保持
することができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、最高変速段用
シフトパルプにこれのスプールがダウン位置にある場合
にのみキックダウン信号圧がダウン位置向きの力を作用
する受圧部を設け、スプールがいったんダウン位置に移
動すると、キックダウン状態が保持されている限りはア
ップ位置に移動することがないようにしたので、所望ど
おりにキックダウン4−3変速点を設定することができ
、しかもキックダウンでの3−4アツプシフト変速は行
われないようにすることができ、操作性及び運転フィー
リングを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は自動変速機
の骨組図、第3図は各変速段で作用する要素の組合せを
示す図、第4図は油圧回路を示す図である。 68・・・3−4シフトパルプ、102・・・スプール
、130・・・キックダウン信号圧油路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 摩擦要素への油圧の供給を制御するシフトバルブのうち
    、最高変速段とこれよりも1段下の変速段との間の変速
    を制御する最高変速段用シフトバルブが、非キックダウ
    ン時には車速対応圧とこれに対抗する向きに作用するス
    ロットル対応圧との大小関係によって切換わり、キック
    ダウン時にはキックダウン信号圧が車速対応圧に対抗す
    る向きに作用するように構成される自動変速機の変速制
    御装置において、 最高変速段用シフトバルブのスプールには、これがアッ
    プ位置にある場合にもダウン位置にある場合にもキック
    ダウン信号圧が作用する1以上の常時キックダウン信号
    圧受圧部と、上記スプールがダウン位置にあるときには
    キックダウン信号圧が作用するがアップ位置にあるとき
    にはキックダウン信号圧が作用しないダウン時キックダ
    ウン信号圧受圧部とが設けられており、常時キックダウ
    ン信号圧受圧部及びダウン時キックダウン信号圧受圧部
    の両方にキックダウン信号圧が作用した状態ではキック
    ダウン信号圧が上記スプールに作用する力が車速対応圧
    の最大値が上記スプールに作用する力よりも大きくなり
    、常時キックダウン信号圧受圧部にのみキックダウン信
    号圧が作用している状態では、車速対応圧が所定値を越
    えると、車速対応圧が上記スプールに作用する力がキッ
    クダウン信号圧が上記スプールに作用する力を上回るよ
    うに、キックダウン信号圧の特性、車速対応圧の特性、
    及び上記スプールの各受圧部の受圧面積が設定されてい
    ることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
JP62273224A 1987-10-30 1987-10-30 自動変速機の変速制御装置 Expired - Lifetime JPH0820009B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320527B1 (ko) * 1999-12-30 2002-01-15 이계안 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법
KR100325216B1 (ko) * 1999-12-30 2002-03-04 이계안 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법
KR100345126B1 (ko) * 1999-12-28 2002-07-24 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법

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KR100325216B1 (ko) * 1999-12-30 2002-03-04 이계안 차량용 자동 변속기의 변속 제어 방법

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