JPH0111626Y2 - - Google Patents

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JPH0111626Y2
JPH0111626Y2 JP12238983U JP12238983U JPH0111626Y2 JP H0111626 Y2 JPH0111626 Y2 JP H0111626Y2 JP 12238983 U JP12238983 U JP 12238983U JP 12238983 U JP12238983 U JP 12238983U JP H0111626 Y2 JPH0111626 Y2 JP H0111626Y2
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として合紙機に用いられる定時間
隔送紙装置の改良に関する。
合紙機は、ボール紙や段ボール紙等の台紙と印
刷紙やシート類等の表紙とを重合して貼合するも
のであり、例えば実公昭56−6480号公報に開示さ
れたものが知られている。
これは、所定寸法に裁断された表紙を供給する
為の上位の給紙装置と、これに続き表紙を定時間
隔的に搬送する上位の定時間隔送紙装置と、所定
寸法に裁断された台紙を供給する為の下位の給紙
装置と、これに続き上位の定時間隔送紙装置と同
期して台紙に定時間隔的に搬送する下位の定時間
隔送紙装置と、これの後段に設けられ台紙に糊付
する為の糊付装置と、上位の定時間隔送紙装置並
びに糊付装置を経た表紙並びに台紙を貼合して圧
着する為の加圧装置とからその主要部が構成され
ている。
而して、上下の定時間隔送紙装置は、同様の構
造を呈して居り、これは、前後に離間したスプロ
ケツトと、これらに掛渡された所定方向に回動さ
れるエンドレス状のチエーンと、チエーンの一部
に付設されたアタツチとを備え、給紙装置から送
られて来た表紙や台紙等の紙の後端にアタツチメ
ント(つまり送り爪、以下単にアタツチと略称す
る事にする。)が当合してこれを押す事に依り移
送する様になつて居り、上下の定時間隔送紙装置
のアタツチの回走方向と速度を同期させる事に依
り表紙と台紙とが同期して送られ、適正に貼合さ
れる様になつている。
ところで、近年にあつては、作業能率の向上や
材料の節減等の為に合紙速度を速めたり、表紙並
びに台紙(とりわけ表紙)を薄くする傾向にあ
る。
然しながら、従来の合紙機では、この様にする
と、表紙と台紙とが適正に貼合されなかつた。
何故なら、表紙並びに台紙は、夫々給紙装置に
依り定時間隔送紙装置に送られて一旦停止し、給
紙装置と同速度で回走するアタツチにてその後端
が押されてタイミングをとり、各前端を基準にし
て適正に貼合される。
ところが、合紙速度を速めると、給紙装置並び
に定時間隔送紙装置の速度と一時停止との速度差
が大きくなり、一時停止した表紙並びに台紙にア
タツチが衝撃的に当合する事になる。
又、表紙並びに台紙の厚さが薄い場合には、前
記衝撃力に充分耐える事ができないと共に復元力
に乏しく、アタツチが当合する部分だけ凹んで表
紙並びに台紙の後端よりアタツチが先行してしま
う。
従つて、合紙速度を速める程、又、紙厚を薄く
する程、表紙並びに台紙の後端とアタツチとの当
合が適正に行なわれず、基準となる前端が後退し
てその分だけタイミングがズレる事になり、その
ズレ量は当合条件に依りまちまちとなる。
然も、表紙と台紙とは、その紙厚等が異なるの
で、これらのズレ量も異なり、結局、表紙と台紙
とはズレた状態で送られ、適正に貼合されなくな
つてしまう。
この様に、従来の合紙機にあつては、定時間隔
送紙装置に問題があり、この為に合紙速度を速め
たり、紙厚を薄くする事ができなかつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
合紙速度を速めたり、表紙並びに台紙等の紙厚を
薄くしても適正に搬送し得る定時間隔送紙装置を
提供するにある。
本考案の定時間隔送紙装置は、前後に離間して
設けられたスプロケツトと、これらに掛渡されて
所定方向に回動されるエンドレス状のチエーン
と、チエーンの一部に付設されて紙の後端に当合
し得るメインアタツチと、チエーン又はメインア
タツチの一部に設けられメインアタツチと紙との
当合箇所を除く紙の後端にメインアタツチより先
に当合する当合位置と紙の後端から離脱する離脱
位置とを取り得るサブアタツチと、サブアタツチ
の進行に伴ないこれを当合位置から離脱位置に案
内し得るガイドとから構成した事に特徴が存す
る。
つまり、メインアタツチの他にサブアタツチと
ガイドを設け、一時停止した紙の後端に先ずサブ
アタツチを当合させ、次いで該当合箇所とは異な
る箇所にメインアタツチを当合させる様にしたも
のである。
サブアタツチが紙の後端に当合した場合、衝撃
的に当合するのでその当合箇所は凹んだ状態にな
るが、その他の処はメインアタツチに当合せずに
真直状態を保つ。
その後、サブアタツチが漸次離脱する事に依り
紙の後端との当合が解かれ、該当合部分以外の真
直な箇所がメインアタツチに当合する。
紙の後端とメインアタツチとの当合は、一時停
止から加速された後に行なわれるので比較的ソフ
トであり、当合箇所が凹む事はなく、この為、基
準となる紙の前端が後退せずに適正状態で搬送さ
れる。
本考案に依れば、サブアタツチとメインアタツ
チをタイミングをズラして当合させると共に、紙
の後端の異なる処に当合させる様にしたので、合
紙速度を速めたり、紙厚が薄くても適正に搬送す
る事ができる。
更に、本考案に依れば、サブアタツチをチエー
ン又はメインアタツチに設けたので、サブアタツ
チ専用のチエーン並びにスプロケツト等を省略す
る事ができ、既存の定時間隔送紙装置にも容易に
適用することができる。
然も、サブアタツチを当合状態から離脱させる
際、降下又は上昇に伴ない後退する様にしたなら
ば、紙との離脱が極めてスムーズに行なわれ、メ
インアタツチへの受渡しが円滑に行なえる。
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る定時間隔送紙
装置の概要構造を示す平面図。第2図は、その縦
断正面図。第3図は、サブアタツチが当合位置に
なつている時の要部平面図。第4図は、その正面
図。第5図は、サブアタツチが離脱位置になつて
いる時の要部平面図。第6図は、その正面図であ
る。
定時間隔送紙装置1は、スプロケツト2,3、
チエーン4、メインアタツチ5、サブアタツチ
6、ガイド7とからその主要部が構成されてい
る。
スプロケツト2,3は、前後に離間して設けら
れて居り、固定フレーム8の前後に回転自在に支
持されたシヤフト9,10の夫々左右に一対づつ
設けられ、又、前後のスプロケツト2,3は固定
フレーム8に対して左右方向に移動し得る移動フ
レーム11に回転自在に支持されている。
チエーン4は、エンドレス状を呈し、スプロケ
ツト2,3に掛渡されて所定方向に回動されるも
のであり、左右に一対ある。
メインアタツチ5は、チエーン4の一部に付設
され、紙Aの後端Bに当合し得るものであり、左
右のチエーンの夫々に等間隔毎に三つづつ付設さ
れている。
具体的には、第3図並びに第4図に示す如く、
チエーン4を構成する一部の連結片を、水平片を
備えたものにし、これと略横T型を呈するメイン
アタツチ5とをビス12に依り取付けている。
サブアタツチ6は、チエーン4又はメインアタ
ツチ5に設けられメインアタツチ5と紙Aとの当
合箇所を除く紙Aの後端Bにメインアタツチ5よ
り先に当合する当合位置と、紙Aの後端Bから離
脱する離脱位置とを取り得るものものである。
この例では、サブアタツチ6は略L型を呈し、
メインアタツチ5の前側近傍に位置するチエーン
4の一部に設けられ、とりわけ、チエーン4の内
方側部にその水平片の先端を水平なるピン13に
て枢結する事に依り当合位置から離脱位置まで俯
仰自在に取付けている。
具体的には、第3図並びに第4図に示す如く、
チエーン4を構成する一部の連結片に代えて平面
略コ型を呈するブロツク14を長い二つのピン1
3,13に依り取付け、後側のピン13を利用し
てサブアタツチ6の水平片の先端を枢着してい
る。そして、ブロツク14とサブアタツチ6に
は、サブアタツチ6が当合位置を越えて突出しな
い様に該当合位置の時に掛合する掛部15,16
が夫々設けられている。
ガイド7は、サブアタツチ6の進行に従つてこ
れを当合位置から離脱位置に案内し得るものであ
る。
この例では、第2図に示す如く、板状を呈して
その上面が案内面となり、該案内面は後側の上位
面と、これに続く傾斜面と、これに続く下位面と
から成つて居り、略L型を呈するサブアタツチ6
の角部がこの案内面に当合する様になつている。
ガイド7は、左右一対あつてこれらは夫々図示し
ない適宜の部材を介して移動フレーム11に取付
けられている。
尚、第1図に於て、17は側定規板、18は紙
受板を夫々示して居り、これらは夫々図示しない
連結材を介して移動フレーム11に取付けられて
いる。19,20は送りロールを示す。
左右の移動フレーム11は、図示しない螺子機
構に依り固定フレーム8に対して左右に調整移動
する事ができる。従つて、これに支持されたスプ
ロケツト2,3、ガイド7、側定規板17、紙受
板18等は共に移動し、紙Aの幅に呼応した間隔
に調整する事ができる。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解
する。
給紙装置(図示せず)から第2図の矢印の如く
送られて来た紙Aは、送りロール19,20に依
り助力されて定時間隔送紙装置1の始端位置(第
1図に於て右側位置)に達して一旦停止する。
そして、第1図乃至第4図に示す如くガイド7
に依り当合位置を呈するサブアタツチ6の垂直片
が紙Aの後端Bに当合してこれを押し、前進せし
める。
サブアタツチ6が当合した場合、紙Aの当合箇
所はその衝撃に依り凹むが、紙Aの後端Bのその
他の処は真直状態を呈してメインアタツチ5には
当合しない。
紙Aがある程度搬送されると、サブアタツチ6
はガイド7に依り漸次埋没して行き、紙Aとの当
合が解かれ、前記当合箇所とは別の紙Aの後端B
がメインアタツチ5に当合し、その状態のまま定
時間隔送紙装置1の前方に搬送される。
メインアタツチ5と紙Aとは、サブアタツチ6
と紙Aとは異なる真直な後端箇所に当合すると共
に、紙Aがサブアタツチ6に依り加速された後に
これから漸次受渡される為に、比較的ソフトな当
合となり、紙Aの後端Bが凹む様な事はない。
従つて、メインアタツチ5に当合した以後の紙
Aは、適正状態に維持しつつ搬送される。
又、サブアタツチ6は、略L型を呈してその水
平片先端が枢結されているので、紙Aとの離脱に
際してはその垂直片が没するに従つて後方(第4
図に於て右方)に移行し、この為、引掛りやこじ
れのない離脱が行なわれ、メインアタツチ5への
受渡しが円滑に行なわれる。
尚、先の実施例では、スプロケツトを前後に二
つ設け、これらにチエーンを掛渡したが、これに
限定される事はなく、三つ以上のスプロケツトに
しても差支えない。
スプロケツト、チエーン、メインアタツチ、サ
ブアタツチ、ガイドは、先の実施例では、左右に
一対づつ設けているが、この様に限らず、一又は
三以上にする事もできる。
サブアタツチは、先の実施例では、チエーンの
一部に設けたが、メインアタツチに設けても良
い。
サブアタツチは、先の実施例では、俯仰回動自
在に設けたが、この様に限定される事はない。例
えば、昇降摺動自在に設け、当合位置と離脱位置
とを取り得る様にしても良い。この場合、垂直で
はなく傾斜して昇降摺動させたならば、俯仰回動
に近くなり、紙との離脱がスムーズに行なえる。
ガイドは、先の実施例では、板材の上面を案内
面としたものにしたが、これに限らず、例えば案
内溝を形成してこの内にサブアタツチの一部を挿
入して強制的に案内する様にしても良い。この場
合、ブロツクとサブアタツチの夫々に設けていた
掛部を省略する事ができる。
サブアタツチは、先の実施例では、離脱位置の
時に紙より下方へ埋没する様にしたが、上方へ移
動する様にしても良い。従つて、ガイドも紙の上
方に配置する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る定時間隔送紙
装置の概要構造を示す平面図。第2図は、その縦
断正面図。第3図は、サブアタツチが当合位置に
なつている時の要部平面図。第4図は、その正面
図。第5図は、サブアタツチが離脱位置になつて
いる時の要部平面図。第6図は、その正面図であ
る。 1……定時間隔送紙装置、2,3……スプロケ
ツト、4……チエーン、5……メインアタツチ、
6……サブアタツチ、7……ガイド、A……紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に離間して設けられたスプロケツトと、こ
    れらに掛渡されて所定方向に回動されるエンドレ
    ス状のチエーンと、チエーンの一部に付設されて
    紙の後端に当合し得るメインアタツチと、チエー
    ン又はメインアタツチの一部に設けられメインア
    タツチと紙との当合箇所を除く紙の後端にメイン
    アタツチより先に当合する当合位置と紙の後端か
    ら離脱する離脱位置とを取り得るサブアタツチ
    と、サブアタツチの進行に伴ないこれを当合位置
    から離脱位置に案内し得るガイドとから構成した
    事を特徴とする定時間隔送紙装置。
JP12238983U 1983-08-05 1983-08-05 定時間隔送紙装置 Granted JPS6030137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12238983U JPS6030137U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 定時間隔送紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12238983U JPS6030137U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 定時間隔送紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6030137U JPS6030137U (ja) 1985-02-28
JPH0111626Y2 true JPH0111626Y2 (ja) 1989-04-05

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ID=30279772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12238983U Granted JPS6030137U (ja) 1983-08-05 1983-08-05 定時間隔送紙装置

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JPS6030137U (ja) 1985-02-28

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