JPS602883Y2 - 薄板の定規出し装置 - Google Patents
薄板の定規出し装置Info
- Publication number
- JPS602883Y2 JPS602883Y2 JP18980783U JP18980783U JPS602883Y2 JP S602883 Y2 JPS602883 Y2 JP S602883Y2 JP 18980783 U JP18980783 U JP 18980783U JP 18980783 U JP18980783 U JP 18980783U JP S602883 Y2 JPS602883 Y2 JP S602883Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin plate
- ruler
- conveyor
- feeding
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベニヤ単板等の薄板を対象とした定規出し装置
に係るものであり、更に詳細には、薄板の搬送方向を直
交状に変換するに際し、薄板の端部が損傷するのを防止
しつつ、正確な搬送方向の変換を行ない得るようにした
定規出し装置に係るものである。
に係るものであり、更に詳細には、薄板の搬送方向を直
交状に変換するに際し、薄板の端部が損傷するのを防止
しつつ、正確な搬送方向の変換を行ない得るようにした
定規出し装置に係るものである。
従来、この種の定規出し装置としては、例えば第4図に
例示する如く、板1の給送方向と直交する方向へ回動す
るように配設した搬送コンベア7の手前側部に、前記板
1の繰り出しロール3を備えると共に、搬送コンベア7
の他方側部へ、定規15を固定して備え、更に搬送コン
ベア7の空隙に、多数の送りロール19を、搬送コンベ
ア7と入れ変り自在に備え、堆積台1aに堆積された板
の山1′の最上部から、適宜手段によって一枚づつ取り
出した板1を、加圧プーリー6により繰り出しロール3
へ押圧して送りロール19上へ繰り出し、その端部を定
規15′に当接せしめた後に、送りロール19と搬送コ
ンベア7とを入れ変えて、その搬送方向を直交状に変換
するようにしたものが存在するが、定規への衝突に伴っ
て板の端部が損傷する虞があると共に、衝突に伴って板
が反発(跳ね返り)して正確な定規出しが行ない得ない
虞があり、該反発を修正する為に、送りロールと搬送コ
ンベアとの入れ変えに十分な余裕を取ると、定規出し能
率が悪化する等の欠点があることから、比較的厚くて剛
性を有する板にしか適用できず、ベニヤ単板、特に小幅
状の単板をテープ等によって一枚状に接合して成るベニ
ヤ単板等の如く、剛性を有しない薄板には著しく不向で
あった。
例示する如く、板1の給送方向と直交する方向へ回動す
るように配設した搬送コンベア7の手前側部に、前記板
1の繰り出しロール3を備えると共に、搬送コンベア7
の他方側部へ、定規15を固定して備え、更に搬送コン
ベア7の空隙に、多数の送りロール19を、搬送コンベ
ア7と入れ変り自在に備え、堆積台1aに堆積された板
の山1′の最上部から、適宜手段によって一枚づつ取り
出した板1を、加圧プーリー6により繰り出しロール3
へ押圧して送りロール19上へ繰り出し、その端部を定
規15′に当接せしめた後に、送りロール19と搬送コ
ンベア7とを入れ変えて、その搬送方向を直交状に変換
するようにしたものが存在するが、定規への衝突に伴っ
て板の端部が損傷する虞があると共に、衝突に伴って板
が反発(跳ね返り)して正確な定規出しが行ない得ない
虞があり、該反発を修正する為に、送りロールと搬送コ
ンベアとの入れ変えに十分な余裕を取ると、定規出し能
率が悪化する等の欠点があることから、比較的厚くて剛
性を有する板にしか適用できず、ベニヤ単板、特に小幅
状の単板をテープ等によって一枚状に接合して成るベニ
ヤ単板等の如く、剛性を有しない薄板には著しく不向で
あった。
また前記定規の薄板が当接する側に弾性体を介在せしめ
ることにより、板の端部の損傷を防止することも考えら
れるが、単に弾性体を介在せしめるだけでは、該弾性体
の歪に伴う復元力によって、当接した板が一層反発する
ので、定規出しが不正確となるか、定規出し能率が悪化
するのでかえって不都合であり、或は図示は省略したが
、前記従来例に於ける送りロールに変えて、搬送コンベ
アの他方側部へ、板の端部を押圧するプッシャー等を備
えたものも存在するが、やはり能率等の点に問題がある
と共に、薄板用としては実用性に欠けるものであった。
ることにより、板の端部の損傷を防止することも考えら
れるが、単に弾性体を介在せしめるだけでは、該弾性体
の歪に伴う復元力によって、当接した板が一層反発する
ので、定規出しが不正確となるか、定規出し能率が悪化
するのでかえって不都合であり、或は図示は省略したが
、前記従来例に於ける送りロールに変えて、搬送コンベ
アの他方側部へ、板の端部を押圧するプッシャー等を備
えたものも存在するが、やはり能率等の点に問題がある
と共に、薄板用としては実用性に欠けるものであった。
本考案は前記従来装置の欠点を払低すべく開発したもの
で、簡単且つ合理的な構成で威り、薄板の搬送方向を直
交状に変換するに際し、給送方向と直交状に備えた定規
に薄板が衝突して該薄板の端部が損傷するのを防止しつ
つ、正確な搬送方向の変換を行ない得るようにした定規
出し装置を提供せんとするものである。
で、簡単且つ合理的な構成で威り、薄板の搬送方向を直
交状に変換するに際し、給送方向と直交状に備えた定規
に薄板が衝突して該薄板の端部が損傷するのを防止しつ
つ、正確な搬送方向の変換を行ない得るようにした定規
出し装置を提供せんとするものである。
即ち、本考案に係る薄板の定規出し装置は、例えば第1
図及び第2図に例示するように、軸8゜8′へ嵌装され
たプーリー9に張架された複数条の無端帯10及び、該
無端帯10の空隙に出没自在に備えられた案内板11等
から威り、薄板1の給送方向と直交する方向へ回動する
ように配設された搬送コンベア7の手前側部に、前記薄
板1の繰り出しロール3を備えると共に、該繰り出しロ
ール3から前記薄板1の長さと同じ長さの間隔を隔てた
他方側部へ、軸16を回転中心として揺動可能に備えら
れた基板12及び、該基板12ヘスポンジ等の弾性体1
3を介して付設された当て板14等から戒り、該前記薄
板1が搬送コンベア7で搬送される都度、アーム17に
付設された流体シリンダー等の作動装置18によって外
側へ揺動せしめられる定規15を備えて構成するもので
ある。
図及び第2図に例示するように、軸8゜8′へ嵌装され
たプーリー9に張架された複数条の無端帯10及び、該
無端帯10の空隙に出没自在に備えられた案内板11等
から威り、薄板1の給送方向と直交する方向へ回動する
ように配設された搬送コンベア7の手前側部に、前記薄
板1の繰り出しロール3を備えると共に、該繰り出しロ
ール3から前記薄板1の長さと同じ長さの間隔を隔てた
他方側部へ、軸16を回転中心として揺動可能に備えら
れた基板12及び、該基板12ヘスポンジ等の弾性体1
3を介して付設された当て板14等から戒り、該前記薄
板1が搬送コンベア7で搬送される都度、アーム17に
付設された流体シリンダー等の作動装置18によって外
側へ揺動せしめられる定規15を備えて構成するもので
ある。
堆積台1aに堆積された薄板の山1bの最上部から、公
知の吸着装置或は刺着装置等の分離装置2によって一枚
づつ取り出され、アーム5を介してバネ4で加圧される
加圧ロール6により繰り出しロール3に押圧され、給送
される薄板1は、当初案内板11上を移送され、次いで
その端部が定規15に当接すると、第3図に例示するよ
うに、該定規15が作動装置18によって外側へ揺動せ
しめられると共に、案内板11が無端帯10の空隙に没
せられるのに伴って、搬送コンベア7に受は渡されて給
送方向と直交状に搬送されることになるが、弾性体を介
在せしめた定規であるから、薄板が衝突したと17でも
該薄板の端部が損傷することはなく、また薄板の衝突に
よって歪んだ弾性体が復元しても、定規が繰り出しロー
ルから薄板の長さと同じ長さの間隔を隔てた位置に備え
られているので、薄板の反発は繰り出しロールによって
規制されて発生せず、極めて正確な定規出しが行ない得
、而も薄板が搬送コンベアで搬送される時には、定規が
外側へ揺動せしめられるので、搬送の円滑性を損なうこ
ともなく、所望通り、薄板の端部が損傷するのを防止し
つつ、正確な搬送方向の変換を行ない得るので効果的で
ある。
知の吸着装置或は刺着装置等の分離装置2によって一枚
づつ取り出され、アーム5を介してバネ4で加圧される
加圧ロール6により繰り出しロール3に押圧され、給送
される薄板1は、当初案内板11上を移送され、次いで
その端部が定規15に当接すると、第3図に例示するよ
うに、該定規15が作動装置18によって外側へ揺動せ
しめられると共に、案内板11が無端帯10の空隙に没
せられるのに伴って、搬送コンベア7に受は渡されて給
送方向と直交状に搬送されることになるが、弾性体を介
在せしめた定規であるから、薄板が衝突したと17でも
該薄板の端部が損傷することはなく、また薄板の衝突に
よって歪んだ弾性体が復元しても、定規が繰り出しロー
ルから薄板の長さと同じ長さの間隔を隔てた位置に備え
られているので、薄板の反発は繰り出しロールによって
規制されて発生せず、極めて正確な定規出しが行ない得
、而も薄板が搬送コンベアで搬送される時には、定規が
外側へ揺動せしめられるので、搬送の円滑性を損なうこ
ともなく、所望通り、薄板の端部が損傷するのを防止し
つつ、正確な搬送方向の変換を行ない得るので効果的で
ある。
尚、スポンジ等の弾性体13を介して付設された当て板
14は、例えばゴム性の板あるいはプラスチックシート
等比較的柔軟な材料が好ましいが、当て板14を付設せ
ずにスポンジ等の弾性体13のみで構成しても良い。
14は、例えばゴム性の板あるいはプラスチックシート
等比較的柔軟な材料が好ましいが、当て板14を付設せ
ずにスポンジ等の弾性体13のみで構成しても良い。
以上明らかな如く、本考案によれば、薄板が定規に衝突
する際、薄板が受る力は比較的に小さいので、比較的厚
くない薄板等でも座屈や破損を防止しつつ、極めて正確
な定規出しが行ない得、而も薄板が搬送コンベアで搬送
される時には、定規が外側へ揺動せしめられ無接触状態
で搬送されるので、搬送の円滑性を損なうこともなく極
めて正確な搬送方向の変換を行なうので効果的である。
する際、薄板が受る力は比較的に小さいので、比較的厚
くない薄板等でも座屈や破損を防止しつつ、極めて正確
な定規出しが行ない得、而も薄板が搬送コンベアで搬送
される時には、定規が外側へ揺動せしめられ無接触状態
で搬送されるので、搬送の円滑性を損なうこともなく極
めて正確な搬送方向の変換を行なうので効果的である。
従って、搬送過程における曲がりなどは防止する事がで
きるので、合板工場における後工程の作業、例えば仕組
作業等が能率良く行なえるのである。
きるので、合板工場における後工程の作業、例えば仕組
作業等が能率良く行なえるのである。
第1図は本考案装置を説明する側面図、第2図は本考案
装置を説明する平面図、第3図は本考案装置の作用を説
明する側面図、第4図は従来装置を説明する側面図であ
る。 1・・・・・・薄板、3・・・・・・繰り出しロール、
7・・・・・・搬送コンベア、10・・・・・・無端帯
、13・・・・・・弾性体、14・・・・・・当て板、
15・・・・・・定規、18・・・・・・作動装置。
装置を説明する平面図、第3図は本考案装置の作用を説
明する側面図、第4図は従来装置を説明する側面図であ
る。 1・・・・・・薄板、3・・・・・・繰り出しロール、
7・・・・・・搬送コンベア、10・・・・・・無端帯
、13・・・・・・弾性体、14・・・・・・当て板、
15・・・・・・定規、18・・・・・・作動装置。
Claims (1)
- 薄板の給送方向と直交する方向へ回動するように配設し
た搬送コンベアの手前側部に、前記薄板の繰り出しロー
ルを備えると共に、他方側部へ定規を備え、繰り出しロ
ールによって繰り出した薄板の端部を、前記定規に当接
せしめた後に、該薄板を搬送コンベアによって給送方向
と直交する方向へ搬送するようにした薄板の定規出し装
置に於て、繰り出しロールから前記薄板の長さと同じ長
さの間隔を隔てた位置に、前記薄板が搬送コンベアで搬
送される都度、流体シリンダー等の作動装置によって外
側へ揺動せしめられるよう定規を備え、且つ該定規の薄
板が当接する側にスポンジ等の弾性体を介在せしめたこ
とを特徴とする薄板の定規出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18980783U JPS602883Y2 (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 薄板の定規出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18980783U JPS602883Y2 (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 薄板の定規出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112604U JPS59112604U (ja) | 1984-07-30 |
JPS602883Y2 true JPS602883Y2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=30409135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18980783U Expired JPS602883Y2 (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 薄板の定規出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602883Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP18980783U patent/JPS602883Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112604U (ja) | 1984-07-30 |
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