JPH01115860A - 超電導体 - Google Patents
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- JPH01115860A JPH01115860A JP62272439A JP27243987A JPH01115860A JP H01115860 A JPH01115860 A JP H01115860A JP 62272439 A JP62272439 A JP 62272439A JP 27243987 A JP27243987 A JP 27243987A JP H01115860 A JPH01115860 A JP H01115860A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、液体チッ素温度より高い温度で超電導特性を
もつ超電導体に関するものである。
もつ超電導体に関するものである。
従来の技術
近年、つぎつぎと臨界温度が高い超電導材料が発見され
て、ついに液体チッ素温度で超電導特性を有する材料が
発見されるにいたっている。そのうちでも特にY2O,
−BaO−CuO1〜1.2系の超電導材料では焼結型
と薄膜型についてよく研究されている。Y ’O−”B
aO−CuO系焼結型超電導体2 5
1〜1.2を焼結法で作成する場合には、Y2O
,、BaO(又はBaC03)及びCuO(又はCu2
0)の粉体をよく混合し、加圧成型して900℃〜10
00℃の温度で焼結し、徐冷するか、あるいは低温の定
点で長時間保持するなどの低温酸化処理を施して特性の
向上をはかっている。
て、ついに液体チッ素温度で超電導特性を有する材料が
発見されるにいたっている。そのうちでも特にY2O,
−BaO−CuO1〜1.2系の超電導材料では焼結型
と薄膜型についてよく研究されている。Y ’O−”B
aO−CuO系焼結型超電導体2 5
1〜1.2を焼結法で作成する場合には、Y2O
,、BaO(又はBaC03)及びCuO(又はCu2
0)の粉体をよく混合し、加圧成型して900℃〜10
00℃の温度で焼結し、徐冷するか、あるいは低温の定
点で長時間保持するなどの低温酸化処理を施して特性の
向上をはかっている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記の如き方法で製造した焼結型超電導
体では高い臨界電流密度を得ることがむつかしく、さら
に耐湿特性がきわめて悪く、大気中の水分と反応すると
超電導特性が劣化し、ついには焼結体の形状が崩壊する
現象さえ見ることが出来た。
体では高い臨界電流密度を得ることがむつかしく、さら
に耐湿特性がきわめて悪く、大気中の水分と反応すると
超電導特性が劣化し、ついには焼結体の形状が崩壊する
現象さえ見ることが出来た。
本発明は、上記問題に鑑み、臨界電流密度が大きく、耐
湿性に優れ、大気中に放置しても超電導特性の劣化が小
さいY2O,−BaO−Cub、〜、2系酸化物の超電
導体を提供するものである。
湿性に優れ、大気中に放置しても超電導特性の劣化が小
さいY2O,−BaO−Cub、〜、2系酸化物の超電
導体を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために本発明は、Y2O3−Ba
O−CuO系焼結型超電導材料に、添加物1〜1.2 としてPbF2を重量比で0.3〜5.0%添加したも
のである。
O−CuO系焼結型超電導材料に、添加物1〜1.2 としてPbF2を重量比で0.3〜5.0%添加したも
のである。
作用
上記焼結法を採用することによって、焼結体は緻密に焼
結され、低温における酸化処理が容易になって臨界電流
密度が向上し、耐湿特性が改善される。
結され、低温における酸化処理が容易になって臨界電流
密度が向上し、耐湿特性が改善される。
実施例
以下、本発明の第1の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
市販の酸化イツトリウム(y2o、) 、酸化バリウム
(Bad)および酸化第2@jl(CuO)のそれぞれ
の粉体を−mol: 2mol:3mol(7)比で混
合し、加圧成型した後、酸化雰囲気中930℃にて24
時間保持し、その後−60℃/時間の速度で冷却して焼
結体を得た。
(Bad)および酸化第2@jl(CuO)のそれぞれ
の粉体を−mol: 2mol:3mol(7)比で混
合し、加圧成型した後、酸化雰囲気中930℃にて24
時間保持し、その後−60℃/時間の速度で冷却して焼
結体を得た。
かくして得た(Y2O,)0,5 、 (BaO%嗜(
CuO1〜1.2)。
CuO1〜1.2)。
の焼結体を微粉砕し、これに重量比で0.3〜S、O%
の市販のふっ化鉛(PbF2)を添加して混合、加圧成
型して8800〜950℃の温度で4時間の焼成をして
焼結体を得て、次いで750℃8時間の酸化処理を施し
た。次にこれらの焼結体に低温で銀電極をやきつけた。
の市販のふっ化鉛(PbF2)を添加して混合、加圧成
型して8800〜950℃の温度で4時間の焼成をして
焼結体を得て、次いで750℃8時間の酸化処理を施し
た。次にこれらの焼結体に低温で銀電極をやきつけた。
なお、かかる焼結体の焼結による収縮率はPbF2を3
重量%添加したものでは、 880℃の焼成で3
%、910℃の焼成で5%。
重量%添加したものでは、 880℃の焼成で3
%、910℃の焼成で5%。
960℃の焼成で10%であった。このようにして作製
した試料について臨界電流密度、耐湿特性の測定を行な
った。
した試料について臨界電流密度、耐湿特性の測定を行な
った。
第1図に本発明の第1の実施例における焼結型超電導体
料の特性を評価するだめの素子を示す。
料の特性を評価するだめの素子を示す。
第1図において、11は焼結型超電導体、12は銀電極
を示す。超電導体11は、厚み4. Olwn。
を示す。超電導体11は、厚み4. Olwn。
直径が約13.0?III++φの円板状をしたもので
ある。
ある。
銀電極材料には、低温焼きつけ型のものを用いた。
以上のような素子を用いて、超電導材料の緒特性を測定
した。
した。
第2図は(Y 20. )o、s @ (BaO)2m
(Cub、〜、2)。
(Cub、〜、2)。
に添加したPbF、、の量(wt%)と臨界温度(0K
)との関係を示した図である。図には、比較のため、P
bF2を添加しない材料についでも特性を示した。
)との関係を示した図である。図には、比較のため、P
bF2を添加しない材料についでも特性を示した。
第2図から、PbF2の添加量がS、O%を越すと臨界
温度が急激に低下することが認められる。
温度が急激に低下することが認められる。
第3図は(Y2O,)、、、e(BaO)2e(CuO
1〜1.2)5に添加したPbF2の添加量(wt%)
と臨界電流密度(A/crl)との関係を示したもので
ある。臨界電流密度はPbF 2の添加量が1wt%近
傍で最大となり、その値はJ0〜120ム/cn1.添
加量がswt%以上になると急激に低下することが認め
られる。
1〜1.2)5に添加したPbF2の添加量(wt%)
と臨界電流密度(A/crl)との関係を示したもので
ある。臨界電流密度はPbF 2の添加量が1wt%近
傍で最大となり、その値はJ0〜120ム/cn1.添
加量がswt%以上になると急激に低下することが認め
られる。
第4図は(Y2O5)0.5 ” (BaO)2 ”
(OuOj 〜L2 )3系焼結体を40℃、相対湿度
90〜95%の雰囲気中に放置したときの、焼結体の外
径の経時変化を示したものである。図中、14はPbF
2を添加しない従来の材料について例を示し、16は添
加量が0,3wt%、1θは3wt%、17はswt%
の場合について示す。第4図より、PbF2を添加した
焼結体では、湿度による焼結体の外径の経時変化が小さ
く、PbF2の添加効果が認められる。PbP2添加量
がs、owt%以上のものでは、はとんど外径が変化し
ていない。
(OuOj 〜L2 )3系焼結体を40℃、相対湿度
90〜95%の雰囲気中に放置したときの、焼結体の外
径の経時変化を示したものである。図中、14はPbF
2を添加しない従来の材料について例を示し、16は添
加量が0,3wt%、1θは3wt%、17はswt%
の場合について示す。第4図より、PbF2を添加した
焼結体では、湿度による焼結体の外径の経時変化が小さ
く、PbF2の添加効果が認められる。PbP2添加量
がs、owt%以上のものでは、はとんど外径が変化し
ていない。
第5図は試料を40℃で相対湿度が90〜96%の雰囲
気中に放置したときの試料の常温における抵抗値の経時
変化を示したものである。抵抗値の経時変化はきわめて
大きく、焼結体の組織自体も変化しているようである。
気中に放置したときの試料の常温における抵抗値の経時
変化を示したものである。抵抗値の経時変化はきわめて
大きく、焼結体の組織自体も変化しているようである。
これらの試料は常温では半導体的性質をもち、低温では
超電導体となるが、超電導時の臨界電流密度は常温にお
ける半導体の電気抵抗と深い関係がある。すなわち常温
、における抵抗値の経時変化は主として分解や異物質の
析出によるものであり、これらは超電導体においては臨
界=光密度に直接影響を及ぼすものと考えられる。Pb
F2の添加によって常温抵抗値の湿度による経時変化は
かなり安定化するが、これを完全に停止させることは出
来なかった。
超電導体となるが、超電導時の臨界電流密度は常温にお
ける半導体の電気抵抗と深い関係がある。すなわち常温
、における抵抗値の経時変化は主として分解や異物質の
析出によるものであり、これらは超電導体においては臨
界=光密度に直接影響を及ぼすものと考えられる。Pb
F2の添加によって常温抵抗値の湿度による経時変化は
かなり安定化するが、これを完全に停止させることは出
来なかった。
なお、第6図中、14はPbF2を添加しない従来の材
料について例を示し、16は添加量が0.3wt%、1
6は3wt%、17は5wt%の場合について示す。
料について例を示し、16は添加量が0.3wt%、1
6は3wt%、17は5wt%の場合について示す。
以下本発明の第2の実施例について説明する。
市販のY2O,、BaOおよびCuOの粉体をそれぞれ
−mo# : 1.26 mol: 1.tse mo
lの比で混合し、加圧成型したのち大気中960℃にて
24時間の焼成を行ない、その後毎時−50℃の速度で
冷却して(Y2O2)0.5 ” (”0)1.25
” (CuO4〜L2 )1.59の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し重量比で0.3〜5.0
%のPbF2を添加して加圧成型し、890〜960℃
の温度で4時間の焼成をした後、760℃8時間の酸化
処理を行なった。
−mo# : 1.26 mol: 1.tse mo
lの比で混合し、加圧成型したのち大気中960℃にて
24時間の焼成を行ない、その後毎時−50℃の速度で
冷却して(Y2O2)0.5 ” (”0)1.25
” (CuO4〜L2 )1.59の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し重量比で0.3〜5.0
%のPbF2を添加して加圧成型し、890〜960℃
の温度で4時間の焼成をした後、760℃8時間の酸化
処理を行なった。
PbF 2を3%添加した場合、890℃の焼成では収
縮率は3%、920℃の焼成では6%、960℃の焼成
では10%であった。
縮率は3%、920℃の焼成では6%、960℃の焼成
では10%であった。
このようにして作製した試料を用いて、臨界電流密度及
び耐湿特性の測定を行なった。
び耐湿特性の測定を行なった。
臨界電流密度は第1の実施例の場合とほぼ似た傾向を示
し、PbF2を添加しない場合50〜22A/crIで
あったものがPbF2添加と共に増大し、約1%添加で
J0〜38A/crlと最高になり更に添加量を増すと
減少する。臨界温度は又第1の実施例と似た傾向を示し
、PbF2の添加量が6%を越えると液体チッ素温度よ
り低くなる。これらの試料の湿度による膨張をPbF2
の添加で抑制することが出来るのは、第1の実施例の場
合とほぼ同じでまた、常温における抵抗値の混生経時変
化も第1の実施例と同傾向を示した。
し、PbF2を添加しない場合50〜22A/crIで
あったものがPbF2添加と共に増大し、約1%添加で
J0〜38A/crlと最高になり更に添加量を増すと
減少する。臨界温度は又第1の実施例と似た傾向を示し
、PbF2の添加量が6%を越えると液体チッ素温度よ
り低くなる。これらの試料の湿度による膨張をPbF2
の添加で抑制することが出来るのは、第1の実施例の場
合とほぼ同じでまた、常温における抵抗値の混生経時変
化も第1の実施例と同傾向を示した。
以下本発明の第3の実施例について説明する。
市販のY2O,、BaOおよびCuOの粉体をそれぞれ
−wall : 4.5 rnol : 5.Omol
の比で混合し、加圧成型したのち大気中940℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−50’Cの速度で
冷却して(Y2O3)0,5°(B″0)0.45°(
Cu01〜1.2)5の組成の焼結体を得た。次にこの
焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.0%のpby
2を添加して加圧成型し、880〜950℃の温度で
4時間の焼成をした後、750℃8時間の酸化処理を行
なった。
−wall : 4.5 rnol : 5.Omol
の比で混合し、加圧成型したのち大気中940℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−50’Cの速度で
冷却して(Y2O3)0,5°(B″0)0.45°(
Cu01〜1.2)5の組成の焼結体を得た。次にこの
焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.0%のpby
2を添加して加圧成型し、880〜950℃の温度で
4時間の焼成をした後、750℃8時間の酸化処理を行
なった。
PbF 2を3%添加した場合、sao’cの焼成では
収縮率は3%、910Cの焼成では6%、960℃の焼
成では10%であった。
収縮率は3%、910Cの焼成では6%、960℃の焼
成では10%であった。
このようにして作製した試料を用いて、臨界電流密度及
び耐湿特性の測定を行なった。
び耐湿特性の測定を行なった。
PbF2を1%添加したとき(Y2O2)。、5・(B
aO)。、45・(CuO1〜1.2)5系焼結体では
臨界電流密度が最大となり、その値はJ0〜a 8 A
/cI!であった。超電導特性のPbF2添加量依存
性、湿度による試料外径の経時変化、臨界電流密度の湿
度による劣化等はほぼ第1の実症例と同じ傾向を示した
。PbF2の添加量が6%以上になると液体チッ素温度
以上での超電導特性が失われた。
aO)。、45・(CuO1〜1.2)5系焼結体では
臨界電流密度が最大となり、その値はJ0〜a 8 A
/cI!であった。超電導特性のPbF2添加量依存
性、湿度による試料外径の経時変化、臨界電流密度の湿
度による劣化等はほぼ第1の実症例と同じ傾向を示した
。PbF2の添加量が6%以上になると液体チッ素温度
以上での超電導特性が失われた。
以下本発明の第4の実施例について説明する。
市販のY2O,、BaOおよびCuOの粉体をそれぞれ
−mol : 2.75 moII: 5.25m□/
の比で混合し、加圧成型したのち大気中930℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−60℃の速度で冷
却して(Y2O2)0.5 ” (B&O)2.75
” (CuO1〜L2 )5.25の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.
0%のPbF2を添加して加圧成型し、870〜960
℃の温度で4時間の焼成をした後、7150℃8時間の
酸化処理を行なった。PbF2を3%添加した場合、8
70℃の焼成では収縮率は3%、910’Cの焼成では
6%。
−mol : 2.75 moII: 5.25m□/
の比で混合し、加圧成型したのち大気中930℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−60℃の速度で冷
却して(Y2O2)0.5 ” (B&O)2.75
” (CuO1〜L2 )5.25の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.
0%のPbF2を添加して加圧成型し、870〜960
℃の温度で4時間の焼成をした後、7150℃8時間の
酸化処理を行なった。PbF2を3%添加した場合、8
70℃の焼成では収縮率は3%、910’Cの焼成では
6%。
960℃の焼成では10%であった。
このようにして作製した試料を用いて、臨界電流密度及
び耐湿特性の測定を行なった。
び耐湿特性の測定を行なった。
PbF2を1%添加したとき(Y20!I )0.5
・(BaO)2.75”(CuO) 系焼結体では
臨界電流密度が最1〜L2 5.25 大となり、その値はJ0〜e2A/crlであった。超
電導特性のPbF2添加量依存性、湿度による試料外径
の経時変化、臨界電流密度の湿度による劣化等はほぼ第
1の実施例と同じ傾向を示した。PbF2の添加量が6
%以上になると液体チッ素温度以上での超電導特性が失
われた。
・(BaO)2.75”(CuO) 系焼結体では
臨界電流密度が最1〜L2 5.25 大となり、その値はJ0〜e2A/crlであった。超
電導特性のPbF2添加量依存性、湿度による試料外径
の経時変化、臨界電流密度の湿度による劣化等はほぼ第
1の実施例と同じ傾向を示した。PbF2の添加量が6
%以上になると液体チッ素温度以上での超電導特性が失
われた。
以下本発明の第6の実施例てついて説明する。
市販のY2O,、BaOおよびCuOの粉体をそれぞれ
−mol : o、7smo# : 2.09 mol
の比で混合し、加圧成型したのち大気中930℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−60℃の速度で冷
却して(Y2O2)0.5 ” (”0)0.75 ”
(Cu0j 〜L2 )2.09の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.
0%のPbF2を添加して加圧成壓し、880〜950
℃の温度で4時間の焼成をした後、750℃8時間の酸
化処理を行なった。PbF2を3%添加した場合、88
0℃の焼成では収縮率は3%、910℃の焼成では5%
。
−mol : o、7smo# : 2.09 mol
の比で混合し、加圧成型したのち大気中930℃にて2
4時間の焼成を行ない、その後毎時−60℃の速度で冷
却して(Y2O2)0.5 ” (”0)0.75 ”
(Cu0j 〜L2 )2.09の組成の焼結体を得
た。次にこの焼結体を微粉砕し、重量比で0.3〜5.
0%のPbF2を添加して加圧成壓し、880〜950
℃の温度で4時間の焼成をした後、750℃8時間の酸
化処理を行なった。PbF2を3%添加した場合、88
0℃の焼成では収縮率は3%、910℃の焼成では5%
。
960℃の焼成では10%であった。
このようにして作製した試料を用いて、臨界電流密度及
び耐湿特性の測定を行なった。
び耐湿特性の測定を行なった。
PbF2を1%添加したとき(Y2O,)。、5・(B
ad)。、75・(Cub、〜1.2 )2.09
系焼結体では臨界電流密度が最大となり、その値は50
〜41A/c!!!であった。超電導特性のPbF2添
加量依存性、湿度による試料外径の経時変化、臨界電流
密度の湿度による劣化等はほぼ第1の実施例と同じ傾向
を示した。PbF2の添加量が6%以上になると液体チ
ッ素温度以上での超電導特性が失われた。
ad)。、75・(Cub、〜1.2 )2.09
系焼結体では臨界電流密度が最大となり、その値は50
〜41A/c!!!であった。超電導特性のPbF2添
加量依存性、湿度による試料外径の経時変化、臨界電流
密度の湿度による劣化等はほぼ第1の実施例と同じ傾向
を示した。PbF2の添加量が6%以上になると液体チ
ッ素温度以上での超電導特性が失われた。
以上実施例として、超電導材料となる6種類のY2O、
−BaO−CuO1〜1.2系配合組成物に関し、臨界
電流密度及び湿空劣化特性に及ぼすPbF2の添加効果
について示したが、PbF2の添加効果はこれら6種類
の組成に限らず、モル比で表わされた4つの組成(Y2
O2)0.5”(”O)1.25’(CuOj 〜4.
2)1,59 。
−BaO−CuO1〜1.2系配合組成物に関し、臨界
電流密度及び湿空劣化特性に及ぼすPbF2の添加効果
について示したが、PbF2の添加効果はこれら6種類
の組成に限らず、モル比で表わされた4つの組成(Y2
O2)0.5”(”O)1.25’(CuOj 〜4.
2)1,59 。
(Y2o!I)0.5 ”(BlLO)4.5・(Cu
O1〜1.2)5 、(Y2O2)0.5 ’(BlL
O)2.75・(Cu01〜1.2)5.25及び(Y
2O2)0.5 ・(BaO)0.75・(CuO1〜
1.2)2.09で囲まれた超電導組成物全域に及ぶ。
O1〜1.2)5 、(Y2O2)0.5 ’(BlL
O)2.75・(Cu01〜1.2)5.25及び(Y
2O2)0.5 ・(BaO)0.75・(CuO1〜
1.2)2.09で囲まれた超電導組成物全域に及ぶ。
第6図はその範囲を示したものである。第6図において
(1)は(Y2O,)o、s (Bad)2(Cu01
〜4.2)3、(2)は(Y2O5)。、5 (BaO
)+4s(CuO1〜1,2)L5?、(3)は(Y2
O,)、5(Bad)4.5(cuo、〜1.2)5、
(4)は(Y2O2)0.5(BILO)2.75(C
uO4〜1.2)5.25、・(6)は(Y2O2)0
.5 (B”)0.75(CuO1〜5.2)2.。、
を示す。
(1)は(Y2O,)o、s (Bad)2(Cu01
〜4.2)3、(2)は(Y2O5)。、5 (BaO
)+4s(CuO1〜1,2)L5?、(3)は(Y2
O,)、5(Bad)4.5(cuo、〜1.2)5、
(4)は(Y2O2)0.5(BILO)2.75(C
uO4〜1.2)5.25、・(6)は(Y2O2)0
.5 (B”)0.75(CuO1〜5.2)2.。、
を示す。
このY O−BaO−CuO系の上記4つの組2 5
1〜1.2成で囲まれた組成物に
PbF2を添加した超電導材料と限定したのは、この範
囲内の材料で良好な臨界電流密度が得られるが、範囲外
ではこれが小さくなって超電導材料として適さぬことに
よる。また、Y2O,−BaO−Cub、〜1.2系組
成物に対するpby□の添加量を0.3〜s、owt%
と限定したのは、0.3%以下の添加では十分な添加効
果が現われぬこと、そして5.0%以上の場合には臨界
温度が液体チッ素温度以下となって高温超電導体として
のメリットが減少することによる。
1〜1.2成で囲まれた組成物に
PbF2を添加した超電導材料と限定したのは、この範
囲内の材料で良好な臨界電流密度が得られるが、範囲外
ではこれが小さくなって超電導材料として適さぬことに
よる。また、Y2O,−BaO−Cub、〜1.2系組
成物に対するpby□の添加量を0.3〜s、owt%
と限定したのは、0.3%以下の添加では十分な添加効
果が現われぬこと、そして5.0%以上の場合には臨界
温度が液体チッ素温度以下となって高温超電導体として
のメリットが減少することによる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、モル比で表わされた4つ
の組成(Y2O2)0.5” (BILO)1.25・
(CuO1〜1.2)L59,(Y2O2・(BaO)
4.5”Cuoj 〜1.2)5 ’ (Y20ρ。、
、・(B”)2.75・(Cu01〜1.2)5.25
及び(Y2O2)0.5 ”(B”)0.75 ”
(Cu01〜1.2 )2.09で囲まれた範囲内の
組成物にPbF 2を重量比で0.3〜5.0%添加し
て焼結型超電導材料を作成することにより、臨界電流密
度と耐湿特性を向上させることができるという効果が得
られる。
の組成(Y2O2)0.5” (BILO)1.25・
(CuO1〜1.2)L59,(Y2O2・(BaO)
4.5”Cuoj 〜1.2)5 ’ (Y20ρ。、
、・(B”)2.75・(Cu01〜1.2)5.25
及び(Y2O2)0.5 ”(B”)0.75 ”
(Cu01〜1.2 )2.09で囲まれた範囲内の
組成物にPbF 2を重量比で0.3〜5.0%添加し
て焼結型超電導材料を作成することにより、臨界電流密
度と耐湿特性を向上させることができるという効果が得
られる。
第1図は本発明の第1の実施例における焼結型超電導体
の特性を評価するための素子を示す斜視図、第2図は同
超電導体のPbF 2添加量に対する臨界温度を示す特
性図、第3図は同超電導体のpby2添加量に対する臨
界電流密度を示す特性図、第4図は同超電導体の湿中放
置による形状の経時変化を示す特性図、第6図は同超電
導体の湿中放置による常温での電気抵抗の経時変化を示
す特性図、第6図は本発明の実施例に係わる超電導体の
Y2O,−BaO−Cub、〜1.2系の配合組成を示
す組成図である。 11・・・・・・超電導体、12・・・・・・銀電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11
−一銀電極 値吐悶部を 区 −毘
邑 0 τ 謔衿−鑓槌禦ン 第4図 眸間(Hr) 第5図 時間(Hり 第 6 図 芝γ203 モル@A
の特性を評価するための素子を示す斜視図、第2図は同
超電導体のPbF 2添加量に対する臨界温度を示す特
性図、第3図は同超電導体のpby2添加量に対する臨
界電流密度を示す特性図、第4図は同超電導体の湿中放
置による形状の経時変化を示す特性図、第6図は同超電
導体の湿中放置による常温での電気抵抗の経時変化を示
す特性図、第6図は本発明の実施例に係わる超電導体の
Y2O,−BaO−Cub、〜1.2系の配合組成を示
す組成図である。 11・・・・・・超電導体、12・・・・・・銀電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11
−一銀電極 値吐悶部を 区 −毘
邑 0 τ 謔衿−鑓槌禦ン 第4図 眸間(Hr) 第5図 時間(Hり 第 6 図 芝γ203 モル@A
Claims (2)
- (1)Y_2O_3−BaO−CuO_1_〜_1_.
_2系の焼結型超電導材料に、PbF_2を重量比で0
.3〜5.0%添加したことを特徴とする超電導体。 - (2)Y_2O_3−BaO−CuO_1_〜_1_.
_2系の焼結型超電導材料として、モル比で表わされた
4つの組成 (Y_2O_3)_0_._5・(BaO)_1_._
2_5・(CuO_1_〜_1_._2)_1_._5
_9,(Y_2O_3)_0_._5・(BaO)_4
_._5・(CuO_1_〜_1_._2)_5・(Y
_2O_3)_0_._5・(BaO)_2_._7_
5・(CuO_1_〜_1_._2)_6_._2_5
及び(Y_2O_3)_0_._5・(BaO)_0_
._7_5・(CuO_1_〜_._1_2)_2で囲
まれた範囲内の組成物を用いた特許請求の範囲第1項に
記載の超電導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272439A JPH01115860A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 超電導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272439A JPH01115860A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 超電導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115860A true JPH01115860A (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=17513929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62272439A Pending JPH01115860A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 超電導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01115860A (ja) |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62272439A patent/JPH01115860A/ja active Pending
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