JPH01114414A - 表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法 - Google Patents

表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法

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JPH01114414A
JPH01114414A JP62272561A JP27256187A JPH01114414A JP H01114414 A JPH01114414 A JP H01114414A JP 62272561 A JP62272561 A JP 62272561A JP 27256187 A JP27256187 A JP 27256187A JP H01114414 A JPH01114414 A JP H01114414A
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JP
Japan
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skin
urethane
hard urethane
hollow
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Pending
Application number
JP62272561A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kurita
栗田 仁
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法に
係り、とくに、表皮を真空成形する方法に関する。
(従来の技術) 従来の表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法の一例
を第4図ないし第6図に基づいて説明する。
まず、第4mに示すように、予めブロー成形によって成
形された合成樹脂製中空中子1をウレタン成形用型2内
に支持ピンによる保持等の適宜の方法により中に浮いた
状態で装着し、成形用型2内に形成されたキャピテイ3
内に硬質発泡ウレタンすなわち混合された反応性原液を
注入し、中空中子1とこの中空中子1を覆った硬質ウレ
タン層4とからなる中空な硬質ウレタン体5を成形する
。つぎに、第5図に示すように、この硬質ウレタン休5
を成形用型2から取り出した後、ボール盤などでドリル
により硬質ウレタン体5の適宜個所に真空吸引孔6を開
口形成する。ついで、この真空吸引孔6を形成した中空
な硬質ウレタン休5を真空成形用架台7に装着し、ヒー
タ8によって加熱された熱可塑性シート9を硬質ウレタ
ン体5に被覆し、真空吸引することにより、第6図に示
す表皮付き中空硬質ウレタン製品10を得る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の方法では、中空な硬質ウレタ
ン体5の基本肉厚が強度保持のためたとえば約8〜15
jIIと厚くなっており、しかも、硬質ウレタン体5が
硬質ウレタン14と中空中子1との2層からなっている
ので、真空吸引孔6を形成するにあたっては、ボール盤
を使用してドリルで形成せざるをえず、手間がかかる問
題があった。
本発明は、このようなlff1点を解決しようとするも
ので、表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造において、
表皮を真空成形するための真空吸引孔を硬質ウレタン体
に容易に形成できるようにすることを目的とするもので
ある。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) 本発明の表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法は、
ウレタン成形用型20内にこのウレタン成形用型20内
の少なくとも上面および下面を含む内面に接する突出部
31を有するブロー成形中空中子30を装着し、硬質ウ
レタンを前記ウレタン成形用型20内に注入して前記ブ
ロー成形中空中子30を内部に有する硬質ウレタン体7
0を成形し、この硬質ウレタン体7Gの外面に露出した
前記ブロー成形中空中子30の突出部31の先M33に
真空吸引孔34を形成し、この真空吸引孔34を形成し
たiaミラレタン70の外面に表皮用素材シート80を
真空吸引することにより表皮を真空成形するものである
(作用) 本発明の表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法では
、ウレタン成形用型20内の少なくとも上面および下面
を含む内面にブロー成形中空中子30の突出部31の先
端33が接することによって、このブロー成形中空中子
30がウレタン成形用型20内においで位置決めされる
。そして、この状態で、ウレタン成形用型20内に硬質
ウレタンを注入して硬質ウレタン体70を成形すると、
この硬質ウレタン体70の外面にブロー成形中空中子3
0の突出部31の先端33が露出した状態で成形される
ので、硬質ウレタンの層がなくて肉厚が薄くなっている
突出部31の先端33に、表皮を真空成形するための真
空吸引孔34を千枚通しなどで形成する。
(実施例) 以下、本発明の表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方
法の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明する
まず、構成を説明する。
第1図において、20はウレタン成形用型で、上型21
と下型22とからなっており、これら上型21と下型2
2とにより内部にキャピテイ23が形成される。また、
30はブロー成形によって成形された中空中子であり、
その材質はポリエチレン(pt)、ポリプロピレン(P
P) 、ABSなどの熱可塑性合成樹脂である。そして
、このブロー成形中空中子30の外面の適宜個所には、
前記成形用型20の開時に少なくともそのキャビティ2
3における上型21側の上面と下型22側の下面とを含
む内面に接する突出部31が形成されている。なお、こ
れら突出部31は、ブロー成形用型のキャビティの内面
に凹部を加工しておくことにより形成されるが、ブロー
成形であるために中空中子30の他の一般部32より薄
肉となっており、突出部31の先端33すなわちウレタ
ン成形用型20の内面に接する部分はとくに薄肉となっ
ている。
第2図において、4Gは真空成形用架台で、この真空成
形用架台40には、真空室41が内部に形成されている
ともに、この真空室41に臨んで複数の吸気孔42が上
面部に開口形成されている。また、50はヒータである
。さらに、6Gは前記中空中子30の外面を覆って成形
された硬質ウレタン層で、これら中空中子30と硬質ウ
レタン層60とが硬質ウレタン休70を構成している。
そして、この硬質ウレタン体70の外面に露出した前記
中空中子30の突出部31の先端33には真空吸引孔3
4が目通形成されている。また、80は表皮となる表皮
用素材シート、たとえば、塩化ビニール樹脂シート、塩
化ビニール樹脂発泡シート、織物と塩化ビニール樹脂と
のラミネートシートなどである。さらに、90は前記真
空成形用架台40の上面と硬質ウレタン体70の底面と
の間にこの底面周縁部の全周に亘って介在されるゴム製
シール体である。
第3図において、100は前記中空中子30と硬質ウレ
タン層60とこの硬質ウレタン層60の表面を覆った表
皮用素材シート80とからなるほぼ完成した表皮付き中
空硬質ウレタン製品である。なお、81は前記中空中子
30および硬質ウレタン層60からなる硬質ウレタン体
70の表面からはみ出した前記表皮用素材シート80の
端末部である。
つぎに、製造方法を説明する。
まず、第1図に示すように、ブロー成形中空中子30を
ウレタン成形用型20の下型22上に装着して、上型2
1を閉じる。この状態で、中空中子30の各突出部31
の先端33が成形用型20の上面および下面を含めた内
面に接するが、これによって、成形用型20のキャビテ
ィ23内において中空中子30が中に浮いた状態で位置
固定される。
つぎに、硬質ウレタンとなる混合された反応性原液を成
形用型20の内面と中空中子30との間に注入し、中空
中子30を内部に有する硬質ウレタン体70を成形する
。その際、硬質ウレタンの反応熱による軟化および中空
中子30内の空気の膨張に伴う変形、発泡圧による変形
を避けるために、必要に応じて中空中子30内の圧力調
整を行なったり、中空中子30内に水を入れておいたり
する。
つぎに、型開きして、硬質ウレタン体70を取り出した
後、第2図に示すように、この硬質ウレタン体70の外
面に露出した中空中子30の各突出部31の先W433
に千枚1通しなどで真空吸引孔34をそれぞれ貫通形成
する。なお、これら真空吸引孔34はドリルなどで形成
してもよい。
つぎに、真空吸引孔34を形成した硬質ウレタン体70
をゴム製シール体90を介して真空成形用架台40上に
装着する。この状態で、硬質ウレタン体70の底面と真
空成形用架台40の上面との間に小間隙が保持され、こ
の架台40の吸気孔42の一部はシール休90に囲まれ
た部分に臨んで位置し、一部はそれよりも外方に位置す
る。
つぎに、ヒータ50で加熱された表皮用素材シート80
を真空成形用台としての硬質ウレタン体70の表面に被
せる。その際、必要ならば、シート80の裏面または硬
質ウレタン体70の表面に接着剤を塗布しておく。なお
、シート80の材質や形状によっては、加熱の必要のな
い場合もある。
つぎに、真空成形用架台40の真空室41内の空気を扱
き、中空な硬質ウレタン休70の真空吸引孔34を介し
て真空引きを行なうことにより、第3図に示すように、
表皮用素材シート80を硬質ウレタン休70の表面に真
空吸引して貼着する。
つぎに、こうして表皮を真空成形した硬質ウレタン体1
0の表面からはみ出した表皮用素材シート80の端末部
81をナイフカットまたは裏面巻き込みなどにより処理
して、表皮付き中空硬質ウレタン製品100が完成する
上記方法によれば、硬質ウレタン体70において真空吸
引孔34を形成する部分は中空中子30だけで硬質ウレ
タン1160がない場所で薄いうえに弱く、しかも、真
空吸引孔34が形成される突出部31の先@33は中空
中子30の一般品32よりも薄くなっているので、真空
吸引孔34を千枚通しなどによっても容易に形成するこ
とができ、真空吸、引孔34を形成する作業が著しくr
amなものとなる。また、硬質ウレタン体70における
薄肉部分はごく局所的なものであり、しかも、この部分
は中空中子30の突出部31からなっているので、製品
10Gの強度上も問題ない。
さらに、突出部31は、ウレタン成形時、成形用型20
内における中空中子30の位置決め手段ともなるので、
成形用型2Gおよび中空中子30の構造を無駄のないも
のとできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ウレタン成形用型内にその内面に接す
る突出部を有するプロー成形中空中子を装着し、このブ
ロー成形中空中子を内部に有する硬質ウレタン体の成形
後、このli!!ウレタン体の表面に露出した前記突出
部の先端に表皮を真空成形するための真空吸引孔を形成
するので、真空吸引孔を形成する部分はブロー成形中空
中子だけで硬質ウレタンの層がなく薄いうえに弱いこと
により、真空吸引孔を形成する作業が著しく簡単になる
。また、前記突出部は、ウレタン成形用型内に装着され
たブロー成形中空中子の位置決め手段ともなるので、ウ
レタン成形用型およびブロー成形中空中子のIII造を
無駄のないものとできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の表皮付き中空硬質ウレタ
ン製品の製造方法の一実施例を示すもので、第1図は硬
質ウレタン体の成形時の説明断面図、第2図は表皮の真
空成形時の説明断面図、第3図は表皮の真空成形後の説
明断面図である。 また、第4図ないし第6図は従来の表皮付き中空硬質ウ
レタン製品の製造方法の一例を示すもので、第4図は硬
質ウレタン体の成形時の説明断面図、第5図は表皮の真
空成形時の説明断面図、第6図は表皮の真空成形俊の説
明断面図である。 20・・ウレタン成形用型、30・・ブロー成形中空中
子、31・・突出部、33・・突出部の先端、34・・
真空吸引孔、70・・硬質ウレタン体、80・・表皮と
なる表皮用素材シート、100・・表皮付き中空硬質ウ
レタン製品。 昭和62年10月28日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウレタン成形用型内にこのウレタン成形用型内の
    少なくとも上面および下面を含む内面に接する突出部を
    有するブロー成形中空中子を装着する工程と、 硬質ウレタンを前記ウレタン成形用型内に注入して前記
    ブロー成形中空中子を内部に有する硬質ウレタン体を成
    形する工程と、 前記硬質ウレタン体の外面に露出した前記ブロー成形中
    空中子の突出部の先端に真空吸引孔を形成する工程と、 前記真空吸引孔を形成した硬質ウレタン体の外面に表皮
    用素材シートを真空吸引することにより表皮を真空成形
    する工程と、 を有することを特徴とする表皮付き中空硬質ウレタン製
    品の製造方法。
JP62272561A 1987-10-28 1987-10-28 表皮付き中空硬質ウレタン製品の製造方法 Pending JPH01114414A (ja)

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