JPH01113812A - 排水機場におけるポンプ運転制御方法 - Google Patents

排水機場におけるポンプ運転制御方法

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JPH01113812A
JPH01113812A JP27020787A JP27020787A JPH01113812A JP H01113812 A JPH01113812 A JP H01113812A JP 27020787 A JP27020787 A JP 27020787A JP 27020787 A JP27020787 A JP 27020787A JP H01113812 A JPH01113812 A JP H01113812A
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JP
Japan
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inflow
pump
discharge
amount
pumps
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Application number
JP27020787A
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English (en)
Inventor
Hideaki Mori
英明 森
Masayoshi Suzuki
正義 鈴木
Kazuo Tsutsui
和雄 筒井
Yoshihiro Nobutomo
義弘 信友
Toshihiko Kunimasa
国政 敏彦
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は急激な流入量変化を生じる雨水排水機場に好適
な排水機場におけるポンプ運転制御方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、排水ポンプ運転は効率を重視し、目標吐出量に対
して吐出弁開度は全開とした台数制御、回転数制御が行
なわれている。ところが、ポンプ#の水位変動が大きい
場合には、ポンプの起動−停止頻度が大きくなるという
欠点がある。このため、例えば特開昭57−20791
1号公報に記載のように、ポンプの吐出弁を水位の急激
な変化に対応して中間位置、及び全開とすることにより
、水位変動を少なくし、ポンプの起動−停止頻度を極力
少なくする方法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、急激な流入量の変化の点について配慮
がされておらず、ポンプの回転数制御や台数制御の組み
合わせだけでは、確実にポンプ運転が困難である。急激
な流入量増加に対し、゛ポンプ起動が間に合わず、設備
の浸水被害が発生するという問題があった。
本発明の目的は、急激な流入量の変化に対し、応答性の
速い吐出量の調節を行い、かつ、ポンプの起動頻度を減
少させた排水機場におけるポンプ運転制御方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は降雨量よる流入量予測に基づいたポンプの同特
起動台数によってポンプを起動し、流入量の変化を水位
の変化として、起動した総てのポンプに対して、流入量
と同一の量を吐出する水位偏差比例制御を行い、流入量
にポンプの吐出量をバランスするようにする。
〔作用〕
流入量の変化を水位変化として流入量と同一の量を吐出
するように吐出弁開度とポンプ回転数を調節する。この
ため、降雨量から流入量を予測し、ポンプを群単位に起
動し、吐出能力に余裕を持つ゛  たポンプの待機運転
が可能となるので、予測した急激な流入量の変化に迅速
に、確実に対応で“きる。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図に示す一実施例により説明する。
第1図において、1はポンプ運転制御装置、2は演算装
置である。実施例の雨水排水機場11では、降雨による
雨水流入量Q、は導水管渠12を通り雨水ポンプ#13
に流れ込み貯留され、雨水ポンプ14を運転することに
より河川へ放出される。また、ポンプの運転状態、降雨
量、ポンプ#水位、河川水位、ポンプ回転数、吐出弁開
度等の計測データは、プロセス入力装置9を介してポン
プ運転制御装置1内に取込まれプラントデータファイル
8に格納される6演算装置2内の流入量予測処理部3は
プロセスデータファイル8に格納された降雨量に基づい
て流入量を予測する。ポンプ台数決定処理部4は流入量
予測処理部3の予測流入量によりポンプ14の起動台数
を決定する。ポンプ群起動制御部6はポンプ台数決定処
理部4の起動台数によりポンプの群単位起動を制御する
水位偏差比例制御部5は流入量の変化を水位変化として
、流入量と同一吐出量となる吐出弁開度、ポンプ回転数
を求め吐出量を調節する。また、吐出弁開度、ポンプ回
転数を求めるために、ポンプの揚程と回転数に対する吐
出量の特性、ポンプの揚程と吐出弁開度に対する吐出量
の特性及び吐出弁のバルブ損失に対する吐出弁の開度特
性等をポンプ14.吐出弁15の特性データとして格納
したプロセス特性データファイル7がある。これらによ
り、演算装置2からのポンプ起動指令、吐出弁開−閉指
令、ポンプ回転数昇速−降速指令はプロセス出力装置1
0を介して、雨水排水機場11へ出力される。
次に動作を説明する前に本発明の理解を容易にするため
に本発明方式と従来方式の違いを第2図。
第3図を参照して説明する。
第2図(a)は、従来のポンプ回転数制御と台数制御の
組み合わせた従来方式を示し、第2図(b)は流入量予
測によるポンプ群単位起動と水位偏差比例制御を組み合
わせた本発明方式の流入量に対するポンプ運転の関係を
示す。従来方式では流入量(水位)によりポンプ運転の
台数が決まっており、規定水位を越えた時にその規定水
位に対応するポンプ台数を起動する。しかし、ポンプ起
動には3〜4分程度の時間がかかり、特にエン (ジン
掛けのポンプは迅速な始動が困難であるため、急激な流
入量変化時にはポンプ起動が間に合わない。第2図(b
)に示す本発明方式は、流入量を予測して前もってポン
プを起動しておき、ポンプの吐出量を調節することによ
り、吐出能力に余裕を持たせた待機運転が可能である。
第3図は、待機運転時における吐出弁の調節範囲を示し
たものであり、揚程(水位)と吐出量の関係に吐出弁開
度を加えたものである。特性■はポンプ1台運転時のQ
−Hカーブ(揚程と吐出量の関係であり、ポンプの特性
により決まる)、■はポンプ2台運転時のQ−Hカーブ
、■はポンプ3台運転時のQ−Hカーブであり、aoは
ポンプ運転時に最低限必要な吐出弁開度、alは吐出弁
開度100%である。従来方式では、0点から0点へ、
0点から0点へ吐出量を変化させるには、それぞれポン
プの起動時間が必要となる。本発明方式では、前もって
3台のポンプを起動しておくため、吐出弁開度をaoか
らalへ調節することにより0点から0点の間で運転が
可能であり、0点における吐出量Q1を達成することが
できる。また、流入量が吐出Ffk Q oからQlの
範囲で変化した場合、従来方式では、■点、■点、◎点
において、ポンプの起動−停止を行なわなければならな
い。本発明方式では、ポンプの起動−停止ではなく、吐
出弁の調節により対応可能であり、安定したポンプの運
転が可能となる。
以下、本発明方式を実現する流入量予測によるポンプ群
単位起動、水位偏差比例制御について説明する。
第4図は、第1図の流入量予測処理3部に係る降雨量と
流入量の関係を示したものである。基本的には降雨量が
ある時間遅れTQで流入量となり、これに、流入する地
域の流出係数を加味したものであり、次式で求めること
ができる。
Qi (t) =R(t  To)  ・K    ・
・・(1)ここで、Ql:流入量〔ボ/S) R:降雨量 〔膿〕 TQ:流入遅れ時間〔S〕 K :流出係数 また、流入量予測に基づくポンプの運転台数Nは、 N = Qt (t + Tp) / Qp     
  ・・・(2)ここで、N:ポンプ起動台数 Ql:予測流入量[rn’/5) TP:ポンプ起動時間〔S〕 QP:ポンプ最大吐出量[trr;/S)にて求るめる
ことかできる。
第5図は、第1図の水位偏差比例制御部5における水位
と吐出量の関係を示すものである。水位偏差比例制御部
5は流入量の変化を水位の変化として、水位変化分に対
応する流入量をポンプ14の吐出弁15を調節して吐出
することであり、ポンプの吐出能力であるQ s t 
nからQ、□に対応する水位HLからHHまでの範囲で
水位を一定にするように働く。水位がHoからHlに変
化した場合の流入量ΔQは、 ΔQ=S ・(Ht−Ho)         −(3
)ここで、ΔQ:流入量〔イ〕 S:ポンプ#面積〔m2〕 で求めことができる。(3)式のポンプ#面積SがHL
−HH間の傾きになる。これにより、流入量と同一の目
標吐出量Qoを求ることができ、目標吐出量Qoとなる
吐出弁開度、ポンプ回転数を求め。
吐出弁開度、ポンプ向転数を調節することにより、流入
した量を吐出し、水位を一定に保つことが可能となる。
次に、目標吐出量Qoとなる吐出弁開度、ポンプ回転数
の求め方について説明する。第6図は吐出弁開度と吐出
量の関係を示すものである。横軸は吐出量Q、縦軸は揚
程り、ao、alは吐出弁開度におけるバルブの損失特
性、■はQ−Hカーブである。揚程りは、 h;HRHp            ・・・(4)こ
こで、h:揚程Cm) HR:吐出側水位(河川水位)〔m〕 HP:ポンプ#水位(m〕 である。水位Hoにおける揚程をho、水位H1におけ
る揚程をhlとすると水位変化が揚程の変化であり、揚
程hoにおける吐出量がQQ (@点)であれば水位が
上昇しHlになった時の揚程はhlとなり、また吐出量
はQo’ ([株]琥)となる。したがって、吐出量を
目標吐出量Qo(0点)とするためには、吐出弁開度を
alにしなければならない。揚程h1における吐出量は
本来Qz(0点)であるが、0点で運転するということ
は、0点における揚程hvから実際の揚程h1を引いた
ものがバルブの損失Hvになる。
Hv = hv −h t             
・=(5)バルブ損失Hvは、 ζ:パルブ損失係数 V:流速(m/s) g:重力加速度 9.8(m/s”) で表わすことができ、この(6)式を展開するとHv:
バルブ損失(m) QD:流量   (rn’/s) d:バルブ呼び径(m) g:重力加速度 9.8(m/s2) となり、目標吐出量Qoによりバルブ損失係数ζを求め
ることができる。バルブ損失係数ζは、バルブ自体の特
性であり、バルブの開度により一義的に決まるものであ
る。したがって、あらかじめバルブ損失係数ζに対する
バルブ開度の特性を折れ線近似し、そのデータをプロセ
ス特性データとして第1図のプロセス特性データファイ
ル7に入力しておくことにより、目標吐出量QDとなる
バルブ開度を求めることができる。
第7図はポンプ回転数と吐出量の関係を示したものであ
る。横軸吐出量Q、縦軸は揚程h、■はポンプ回転数N
1におけるQ−Hカーブ、■はポンプ回転数N2におけ
るQ−Hカーブ、■はポンプ回転数N3におけるQ−H
カーブ、aは吐出弁開度によるバルブの損失特性である
。水位Hoにおける揚程ho、水位H1における揚程を
hlとすると、水位の変化が揚程の変化であり、揚程り
における吐出fL Q o (0点)であれば、水位が
上昇し水位がHlになった時の揚程はhlとなり、吐出
量はQo’(0点)となる。したがって吐出量を目標吐
出量Qo(0点)にするためには、ポンプ回転数をNO
にしなければならない。回転数Noを求めるには、あら
かじめ、代表的な回転数のQ −Hカーブを折れ線近似
し、そのデータをプロセス特性データとして第1図のプ
ロセス特性データファイル7に入力しておく必要がある
。以下、回転数Nl、N2.Naの特性データが入力さ
れているとして、回転数Noを求める。初めに、揚程h
!における回転数Nt、Nz、Nsの吐出量Ql、Q2
(Q’o) 、 Qaを求める。これらの値と目標吐出
量Qoを比較し、目標吐出量Qoが含まれるQ2゜Qa
を求め、Q2.Qaとその回転数Nl、N2より求める
回転数は、 により求めることができる。
これにより、流入量の変化を水位変化として。
流入量と同一の量を吐出することが可能であり、流入量
予測によるポンプ群単位起動との組み合わせにより、ポ
ンプの待機運転が可能となり急激な流入量変化に迅速に
、確実に対応でき、ポンプの起動−停止頻度を減らすこ
とが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、降雨量から流入水量を予測でき、前も
ってポンプを起動することができ、起動当初は吐出量を
抑えた運転で効率は悪いが、吐出量の調節範囲を広く持
つことができるので、予測した急激な流入水量の変化に
対し、極めて高い応答性向上を実現可能とし、また、ポ
ンプの起動−停止頻度を減らす効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は流入
量とポンプ運転の関係を示す特性図、第3図は待機運転
時における吐出弁の調節範囲を示す図、第4図は降雨量
−流入量特性図、第5図は水位−吐出量特性図、第6図
は吐出弁開度−吐出量特性図、第7図はポンプ回転数−
吐出量特性図である。 1・・・ポンプ運転制御装置、2・・・演算装置、3・
・・流入量予測処理、4・・・ポンプ台数決定処理、5
・・・水位偏差比例制御、6・・・ポンプ群起動制御、
7・・・プロセス特性データファイル、8・・・プロセ
スデータファイル、9・・・プロセス入力装置、10・
・・プロセス出力装置、11・・・雨水排水機場。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、排水機場に流入する流入量を降雨量により予測し、
    この流入量予測値に基づいてポンプの同特起動台数を決
    定してポンプを起動すると共に流入量の変化を水位変化
    として流入量と同一吐出量となる吐出弁開度を求め、起
    動した総ての固定速ポンプに対する吐出量を調節する水
    位比例制御を行い、流入量とポンプの吐出量をバランス
    させるようにしたことを特徴とする排水機場におけるポ
    ンプ運転制御方法。
JP27020787A 1987-10-28 1987-10-28 排水機場におけるポンプ運転制御方法 Pending JPH01113812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482682B1 (ko) * 2002-10-15 2005-04-14 현대자동차주식회사 압력조정이 가능한 가스 스프링

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482682B1 (ko) * 2002-10-15 2005-04-14 현대자동차주식회사 압력조정이 가능한 가스 스프링

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