JPH01113714A - 超広角レンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は監視用などに用いられる超広角レンズに関する
ものである。

従来の技術 近年、監視用・車載用などのカメラレンズにも軽量でコ
ンパクトなレンズが望まれている。

従来、監視用、車載用などに用いられるレンズは、通常
のビデオカメラレンズなどを代用した択焦点距離の長い
すなわち画角が小さなレンズを採用しているのが現状で
あった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のようなレンズでは、超広角なものが
求められてお）、この種のレンズは焦点距離に比べ、バ
ックフォーカスの長いことが要求され、従来広角レンズ
で画角１２０°　を越え。

Ｆ／１．４の明るさのレンズといったものはなかった。

このようなレンズを得ようとすればレンズ枚数が多く、
明るさの暗いレンズとならざる全得なかった。さらにレ
ンズ全長が長く、レンズ径が大きいためレンズが大型に
なるという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、レンズ枚数の削減を図シー
焦点距離に比ベバックフォーカスが２倍以上と長いにも
かかわらずレンズ全長の短縮を図シ、しかも、明るく収
差性能が良好な超広角レンズを提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の第１の発明は、物
体側より順に負の屈折力を有する前群と正の屈折力を有
する後群に分けられ、前記前群は順に負のメニスカスン
ズ、負のメニスカレンズ、正レンズ、負のメニスカスレ
ンズ、正レンズに配され、前記後群は貼り合わせレンズ
を少なくとも１組含んだレンズ系から構成され１．さら
に、前記後群は少なくとも１面の非球面を設けたもので
ある。

また、本発明の第２の発明は、物体側より順に負の屈折
力を有する前群と正の屈折力を有する後群に分けられ、
前記前群は順に負のメニスカスレンズ、負のメニスカス
レンズ、正レンズ、負のメニスカスレンズ、正レンズに
配され、さらに、前記前群は少なくとも１面の非球面を
設け、さらに。

後群は貼り合わせレンズを少なくとも１組含んだ少なく
とも４枚のレンズ系から構成されたものである。

作、用 本発明の第１の発明は上記した構成によって、レンズ後
群に少なくとも１面非球面を設けることにより、また、
本発明の第２の発明は上記した構成によって、レンズ前
群に少なくとも１面非球面を設けることにより、レンズ
枚数の削減が図れ、しかも十分な明るさを得ることがで
き、さらに、レンズ全長を短かくすることが可能となシ
、小型軽量で非常にコンパクトな超広角レンズが実現可
能となる。

また本発明は、レンズ枚数の削減による諸収差の悪化を
抑えるために非球面の導入を図シ、設計上の自由度を増
すことによって、超広角における歪曲及びコマ収差を良
好に補正し得ることとなる。

実施例 以下本発明の実施例を図面を参照にしながら説明する。

本実施例はビデオカメラ用を対象としたため、最終レン
ズの後方に平行平面レンズを配している。

また、非球面の形状は、光軸方向をＸ、それと直角方向
をＹ軸とし、近軸曲率半径をＲ１光軸からの高さをＨ，
レンズ面頂点基準０から光軸方向の変位量をｘｏとする
と、 で表わされる。ここで、Ｘは円錐定数、Ａ、Ｂ。

Ｃ，Ｄは非球面係数である。

本発明の第１の発明の数値実施例を示す。数値実施例に
おいて、Ｒ，は物体側よ）順に第１番目のレンズ面の曲
率半径（ａｍ　）、Ｄ、は物体側より順に第１番目のレ
ンズ厚さ及び空気間隔（ｍ）。

ｎｌとνえは各々物体側よ）順に第１番目のレンズのガ
ラスの屈折率とアツベ数である。

数値実施例１−１ ｆ＝３　　　Ｆ＝１　：１．４　　２ｗ＝１２２゜Ｋ＝
ＯＡ＝０．６９６９９Ｅ−３Ｂ＝−０，５０４９６Ｅ−
５シ０．２４２２０４Ｅ−４上記実施例のレンズ断面図
を第１図に、そのレンズの諸収差図を第２図（ａ）〜（
Ｃ）に示す。図中、ΔＳはサジタル像面、４Ｍはメリデ
ィオナル像面を示す。

数値実施例１−２ ｆ　＝３　　　Ｆ＝１　：１．４　２ｗ＝１２６’Ｒ１
７：非球面 に＝ＯＡ＝５．０８０６５に−４Ｂ＝４．１５４４１１
ｉニー５　Ｇ＝−４，６３３８Ｅ−６Ｄ＝１．５８０７
Ｅ−７ 上記実施例のレンズ断面図を第３図に、そのレンズの諸
収差図を第４図（ａ）〜（ｃ）　Ｋ示す。

以上のように本実施例によれば、負の屈折力を有する前
群と正の屈折力を有する後群に分けらべ前記後群は少な
くとも１組の貼り合わせレンズと少なくとも１面の非球
面を設けたことにより、パックフォーカスが長く、レン
ズ全長の短かい、高性能な超広角レンズが実現できる。

次に、本発明の第２の発明の数値実施例を示”す３数値
実施例２ ｆ＝３　　　Ｆ＝１：１．４　　２Ｗ＝１２６゜Ｒ１：
非球面 に＝ＯＡ＝５．１４１１９ｇ−５Ｂ＝−１，８１６４９
に−７０＝−５，６４２４Ｅ−９Ｄ＝　−５Ａ５９５５
Ｅ−１２ 上記実施例のレンズ断面図を第５図に、そのレンズの諸
収差図を第６図（ａ）〜＜ｃ＞に示す。

以上のように本実施例によれば、負の屈折力を有する前
群と正の屈折力を有する後群に分けられ、前記前群に少
なくとも一面の非球面を設け、さらに後群は貼り合わせ
レンズを含む４枚のレンズ系呂とすることにより、パッ
クフォーカスが長く、しかもレンズ全長の短い超広角レ
ンズが実現できも発明の効果 以上のように本発明の第１の発明によれば、負の屈折力
を有する前群と正の屈折力を有する後群に分けられ、前
記後群は少なくとも１組の貼り合わせレンズと少なくと
も１面の非球面を設けたことにより、また本発明の第２
の発明によれば、負の屈折力を有する前群と正の屈折力
を有する後群に分けられ、前記前群に少なくとも１面の
非球面と設け、さらに、後群は貼り合わせレンズを少な
くとも１組含んだ少なくとも４枚のレンズ系から構成さ
れたことにより、第１と第２の発明ともにレンズ枚数の
削減が図れ、バックフォーカスが長＜、シかもレンズ全
長の短かい小型軽量で収差性能の良好な、さらに明るく
大口径な超広角レンズを提供することができ、その実用
的効果は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図（ａ）〜（Ｃ）は本発明の数値実施例１
−１の場合のレンズ断面図と収差図、第３図と第４図（
ａ）〜（０）は本発明の数値実施例１−２の場合のレン
ズ断面図と収差図、第５図と第６図（ａ）〜（Ｃ）は本
発明の数値実施例２の場合のレンズ断面図と収差図であ
る。 ΔＳ・・・・・・サクタル像面、ΔＭ・・・・・・メリ
ディオナル像面。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｘ　
　　　　　　　　　　　　　　面 ζ 派　　゛

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）物体側より順に負の屈折力を有する前群と正の屈
   折力を有する後群に分けられ、前記前群は順に負のメニ
   スカスレンズ、負のメニスカスレンズ、正レンズ、負の
   メニスカスレンズ、正レンズに配され、前記後群は貼り
   合わせレンズを少なくとも１組含んだレンズ系から構成
   され、さらに前記後群は少なくとも１面の非球面を設け
   たことを特徴とする超広角レンズ。
2. （２）物体側より順に負の屈折力を有する前群と正の屈
   折力を有する後群に分けられ、前記前群は順に負のメニ
   スカスレンズ、負のメニスカスレンズ、正レンズ、負の
   メニスカスレンズ、正レンズに配され、さらに前記前群
   は少なくとも１面の非球面を設け、さらに、後群は貼り
   合わせレンズを少なくとも１組含んだ少なくとも４枚の
   レンズ系から構成されたことを特徴とする超広角レンズ
   。