JPH01113481A - 溶剤および離型剤作用添加物少なくとも１種を含有する混合物およびその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶剤としてのジクロルトリフルオルエタンお
よび１１１型剤作用添加物を含有する混合物、並びにこ
の混合物の使用およびその製法に関する。

〔従来の技術〕

多くの工業上の用途範囲、すなわち作業行程、例えば鋳
造、成形、圧ｍ等（例えばプラスチック、フレタンフオ
ーム、建築土木材料、ｆＡ裂製品タイヤ、金属、ガラス
、セフイック製品等の製造時および加工時も包含する）
で、今日ではｍ型剤、滑剤または剥離剤（８ｃｈａ１ｍ
ｉｔｔ＠ｌ　）を必要とする。ここで、ｍ型剤は、境を
接する両表面間の付着力を低下する、すなわちその接着
を阻止する固体または液体の薄膜である。滑剤は可塑性
物質、例えば成形材料および射出成形材料に対する添加
物質である。これらは充填剤を容易に滑らし、これによ
って成形材料を容易に成形可能にするために必要である
。離型剤、滑剤もしくは剥離剤は、離型剤作用の添加物
を、例えば乾燥粉末、乾燥薄膜または湿潤薄膜、ペース
ト、焼きつけられた薄膜、溶液または分散液の形で含有
する。離型すべき材料中に混入され、表面に増加される
か、または１１面の早期硬化をひき起こすいわゆる内部
離型作用を有する添加物は、特殊型であり、従って戯壁
と盤部材との間で結合しない。

むしろ、前記の作業行程で、時折、１ｌＡａ１作用添加
物の残渣を、溶剤を用−て臘から除去する必要がある。

通例、聾の浄化のためには、溶剤、例えは、第一に引火
性で、第２に皮膚刺激性をひき起こす炭化水索訃よび塩
化炭化水嵩が使用される。

西トイｙｑａ杵出願公１ｉ１ｉ　ＣＤ０Ｂ）第２５５２
２６６号明細書記載の方法によれば、成形されたｔム製
品の製造およびポリフレタンフオームの成形のためのｍ
型剤が公知である。そこで使用されている離型組成物は
、パラフィンロウ、灯油、バラツイン性基本油（Ｇｒｕ
ｎａ’ｏｌ　）中のトール油酸のナトリクムセッケンを
含有する。使用ｍ型剤は、温水でスル−または洗浄によ
′つて成形物から趨滉剤を分離できるように、水溶性ま
たは乳化可能であるべきである。

西ドイツ特許出願公開第５５５５８７０号明細書中には
、例えに離型剤成分として殊に冷却潤滑剤として使用で
きる特殊なろう誘導体の製造がｌａ載されており、この
際、溶剤として唸フルオルクロル炭化水素で委るトリク
ミルモノフルオルメタン、１．１．２−）リクロル−１
，２，・２−トリフルオルエタン、１．１．２．２−ナ
ト２ククルージフルオルエタン、テトツククルモノフル
オルエタンおよび／またはトリククルジフルオルエタン
が好適であるとして挙げられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、溶剤およびａｍｍ剤層用添加物含有し
、かつ経済的使用が可能で、エネルギー節約性でろり、
かつ使用されたａｔ屡青々洗浄ることなしに使用するこ
とのできる新規の改良された混合物を提供することであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は、請求項に記載の混合物、その使用およびそ
の製法により解決される。

本発明は、溶剤および離型剤作用添加物少なくとも１種
を含有する改良された特性を有する混合物を提供し、こ
の際溶剤として、ジクロルトリフルオルエタンを富有し
、鳩散剤作用添加物は全混合物に対して０．１〜８ＯＮ
量−１有利には０．１〜３０重量−の量で存在する。

本発明におけるジクロルトリアルオルエタンとしては、
異性体の１．１−ジクロル−２，２゜２−トリフルオル
エタン（Ｒ１２３ン、１．２−ジクロル−１，２，２−
）リアルオルエタン（１１２３ａ）または２，２−ジク
ロル−１゜１．２−）リアルオルエタン（Ｒ１２３ｔ）
）が、単独でまたは相互に任意に混合して存在していて
よい。しかしながら、１．１−ジクロル−２゜２＊２−
）リアルオルエタン（，１１２３）を使用するのが有利
でるる。さらに、ジクロルトリアルオルエタン−異性体
、またはメタン−、エタン−またはプロパン系の他のフ
ルオルクロル炭化水素、例えばトリクロルモノフルオル
メタン、トリクロルトリフルオルエタン、ナト２クロル
ジフルオルエタン、テトラクロルモノフルオ５ｐｘｆｉ
　ｙ、トリ／　ｃｉルジフルオルエタン、モノクロル捲
キナフルオルプロパンまたはそれらの混合物とのその混
合物が本発明による混合物中で使用される。ジクミルト
リフルオルエタン−異性体は、不発明の混合物中地の溶
剤、例えばフルオルクロル炭化水素、フルオル炭化水素
、ククル炭化水素、炭化水素、アルコール、エーテル等
との共沸混合物の形で含有されて匹てよい。

本発明による混合物は、離型剤作用添加物と・して、ロ
ウ、ロウ−導体、シリコン類、金属セッケン、脂肪、油
、ポリマー、フッ素化炭素、無機粉末、有利にはロウ、
ロウ誘導体、金属セッケンまたはシリコン類の群からの
一種以上の化合物が存在することによって特徴づけられ
る。

本発明におけるロウとして、−変形では、動物または植
物由来の天然ロウ、有利には軟化温度が最低４０℃の天
然ロウが使用される。

本発明のもう一つの変形では、ｑりとしてＣ−原子数合
計３４〜５０ｔ−有するモノアルコールとのカルボン酸
の不飽和長鎖状エステルを混合物中に含有するのが有利
である。この際、殊ＫＭり素数が９５より少ない、有利
には３０〜９５、殊に７５〜９５でろる脂肪酸エステル
が有利である。このような脂肪酸エステノ・の混合物は
、市場で入手でき、例えばハンドブック・オプ・ケミス
トリー・アンド・フィツクス（Ｈａｎ４ｂｏｏｋ　ｏｆ
　Ｃｈｅｍｉ４ｔｒｙ　ａｎｄ　Ｐｈｙｓｉｃｓ　）第
５５版、Ｃ−７５５頁に記載されている。

さらにもう一つの変形は、ロウ誘導体として、［利にス
ルホクロル化、硫化されたかまたは７）化水素処理で得
られたＣ−原子数合計３４〜５０を有するモノアルコー
ルとのカルボン酸の不飽和長鎖状エステルの誘導体を使
用することよりなる。フッ化水素処理により得られる誘
導体は、例えば、西ドイツ特許出願公開第６５５５８７
０号明細書から公知の、フッ素を含有し、そのフッ素含
有量は広範に変動しうるロウ状物質である。これらの不
飽和長鎖状エステルへの７フ化水素の付加生成物のフッ
素含有率は、例えば０．１〜４．３１１１、俤の範囲内
にある。

フッ化水嬌処理により得られる長鎖状不飽和エステルの
誘導体の全く別の種類のものは、油状生成物（以後これ
をセスキマーと称する〕であり、これは、出発ロウに比
べて１．１〜１．９倍の分子量を有し、未反応のロウを
１重量％より少なく含有する。このロウ誘導体は、結合
したフッ素を含有するとしても、非常に微量の含π量に
すぎない。一般に、このフッ索含有量は０．１重量％よ
り少なく、ヨウ１故は５〜２０の範囲にめる。

他のロウ誘導体、例えばＣ−原子奴合計３４〜５０を有
する七ノアルコールとのカル鍛ン酸の不飽和長鎖状エス
テルの水素化により得ら枳この時点では部分飽和または
完全飽和された誘導体を使用することもできる。ここで
、部分飽和の誘導体とは、そのヨウ＊ａが使用遊離体（
ｍｄｕｋｔ　）の水素化の際の値より少な匹ものである
。

本発明で使用される他のロウは、合成ロウ有利にはバク
フィンロウまたはポリエチレンクラでおる。−変形にお
−て、例えば平均分子量３７００〜４５００（粘度測定
）および酸価２０〜６０および融点８９〜９９℃を有す
る酸化ポリエチレンロウが使用される。

本発明によるもう１種の混合物中くは、シリコン類が油
、脂肪、樹脂、ペーストまたは乳化性油の形で含有され
て匹る。ここで、シリコン類としては、市販の生成物が
使用される。

本発明のさらにもう一つの変形は、混合物が金属セッケ
ン、有利には金属マグネシウム、カルシウム、亜鉛、ア
ルミニウムまたは鉛の脂肪酸塩を含有することよりなる
。場合によりステアリン酸の金属塩が使用されるが、こ
の際はステアリン酸マグネシウムが有利である。

本発明における全く別の種類の混合物は、無機粉末、有
利にはグラファイト、メルクまたは雲母を含有する。

他の慣用の浦整剤作用添加物、例えば油、例えば鉱油お
よびエステル油も、本発明による混合物中で使用されう
る。さらに好適な離型剤作用添加物は・、ポリマー、例
えばポリマーアルコール（１＄リエテレング°リコール
）、ポリアミドまたはポリオレフィンである。

本発明のもう−の変形では、混合物に、離型剤作用添加
物に対する慣用の溶解助剤を添加することよりなる。溶
解助剤としては、溶解助剤特性を有する毒物学的に無害
の公知の溶剤がこれに該当し、これは混合物中に１〜８
０重量％、有利には１０〜６０重量−の量で含有されて
いてよい。ここで、パーセントは全混合物に対する値で
ある。本発明の実施形は、溶解助剤として脂肪族炭化水
素、有利には沸点範囲が例えば１００〜１４０℃のベン
ジン留分を使用すること忙より優れて−る。他の自体公
知の溶解助剤を使用することもできる。

本発明くよる混合物のさらに他の態様では、付加的に公
知の腐蝕阻止剤ｔ−１重量％までを添加することができ
る。金属、例えばマグネシウム、アルミニウム、チタン
、黄銅、育銅、鋼に対するこのような腐蝕阻止剤は、市
場で入手できる。これらは、大体、ヘテロ−原子例えば
硫黄または殊く窒素を有する有機化合物を含有する組成
物に基づく。例えば、ベンゾチアゾール、例えばメルカ
プトベンゾチアゾール、ベンズインダゾール、例えば２
−フェニルベンズインダゾール、トリアゾール、例えば
ベンゾトリアゾール、トルイルトリアゾール、オ＋ｔゾ
リン、例、ｔばアルキル−および／またはヒｌＩａキシ
アルキルー置換オＩｌ？ｔｆリン、アミド、チタン、例
えば６級アオンの群からの鋼々の化合物または混合物が
有効である。さらに本発明による混合物に、殊にジクロ
ルトリフルオルエタンの安定化のために、場合により安
定剤を添加することもできる。

本発明による混合物は、溶液としてまたは分散液として
存在し、この際、分散欣には浮濁液も懸濁液も包含され
る。

本発明は、離鑞剤、滑剤もしくは剥離剤として、例えば
プラスチックまたは発泡プラスチック製造の９　’ｔｃ
　ｓまたは他の用途範囲における混合物の使用も包含し
ている。

さらに本発明は、本発明による混合物の製法を包宣し、
この際、溶剤ジクロルトリフルオルエタンに、一種以上
の離型剤作用添加物を全混合物に対して０．１〜８０ｆ
ｔ量チ、有利には０．１〜３０重量％の量で装入する。

場合により、同時に、慣用の溶解助剤または他の添加物
、例えば安定剤、腐蝕阻止剤を添加する。

溶剤としてゾクロルトリフルオルエタｙｔｔ有する本発
明による混合物は、粘着性を減少させる改良された特性
、高い化学的不活性、および良好な拡散能を有する。溶
剤として炭化水素を使用する場合の慣用の＃１型剤に比
べて、本発明による混合物は、より高い引火点を有する
。

本発明による混合物の製造は、ジクロルトリアルオルエ
タンの良好な溶解性の結果、例えば溶剤としての炭化水
素の使用下における離型剤の製造に比べて、特に簡単で
ある。本発明による混合物のもう一つの利点は、これは
、慣用の混合物く比べてエネルギー節約性で使用できる
ことである。従って、例えば発泡プラスチックの製造の
際、臘り離型剤を塗布した後、まず最初に溶剤を気化す
べきである。本発明忙よる混合物の使用の際には、溶剤
の気化のために、技術の水準による通常の混合物の場合
よりも、はるかく僅かに型を加熱する必要があるだけで
ある。

これは１０’１６までのエネルギー節約をもたらす。

さらに、同じ用途で趨鳳剤混合物はより少なく消費され
るので、本発ＦＪｉｉ忙よる混合物の使用は、慣用の離
型剤混合物の代わりに、より経済的である。付加的な利
点は、型のより長時間の使用の際に表われ、例えば使用
したｆｌｌを作業行程の間に洗浄しなげればならないこ
とはほとんどない。

〔実施例〕

次の例につき本発明をさらに詳述するが、本発明はこの
範囲に限定されるものではない。

例　　１ 本発明による混合物を、ＨＦ−付加生成物Ｃ西’ｆイｙ
特許出願公開：　ＤＯ８第３３３５８７０号明細書より
公知である〕５重量％およびジクロルトリフルオルエタ
ン９５重量−から製造した。ＨＦ−付加生成物とは、Ｃ
−原子数合計６４〜５０ｔ−有するモノアルコールとの
カルボン酸の不飽和長鎖状エステルを７フ化水素−処理
すること２遍られるｑつ誘導体であり、この際この誘導
体は遊端体の二重結合に付加されたフッ化水素を有する
。

混合物は透明な溶液であり、特に優れた鵬製剤作用特性
ｔ−有する。

例　　２〜１２ 例１と同様であるが、他は次表に記載の例２〜１２によ
り、本発明の混合物を製造した。これらも同様に優れた
離型剤作用特性を有した。

組成は′Ｊｔ量俤で示した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、溶剤および離型剤作用添加物少なくとも１種を含有
   する混合物において、溶剤としてジクロルトリフルオル
   エタンを含有し、離型剤作用添加物は、全混合物に対し
   て０．１〜８０重量％、有利には０．１〜３０重量％の
   量で存在することを特徴とする、溶剤および離型剤作用
   添加物少なくとも１種を含有する混合物。 ２、離型剤作用添加物として、ロウ、ロウ誘導体、シリ
   コン類、金属セッケン、脂肪、油、ポリマー、フッ素化
   炭素、無機粉末の群から成る一種以上の化合物が存在す
   ることを特徴とする、請求項１記載の混合物。 ３、ロウとして、動物または植物由来の天然ロウを使用
   することを特徴とする、請求項１又は２いずれか１項記
   載の混合物。 ４、ロウとして、有利に、Ｃ−原子数合計３４５０を有
   するモノアルコールとのカルボン酸の不飽和長鎖状エス
   テルを使用することを特徴とする、請求項１から３まで
   のいずれか１項記載の混合物。 ５、ロウ誘導体として、有利にスルホクロル化、硫化さ
   れたまたは、フッ化水素処理により得られた、Ｃ−原子
   数合計３４〜５０を有するモノアルコールとのカルボン
   酸の不飽和長鎖状エステルの誘導体を使用することを特
   徴とする、請求項１又は２いずれか１項記載の混合物。 ６　ロウとして、合成ロウを含有することを特徴とする
   、請求項１又は２いずれか１項記載の混合物。 ７、シリコン類を油、脂肪、樹脂、ペーストまたは乳化
   性油の形で含有することを特徴とする、請求項１から６
   までのいずれか１項記載の混合物。 ８、金属セッケンとして、有利に、金属マグネシウム、
   カルシウム、亜鉛、アルミニウムまたは鉛の脂肪酸塩を
   場合によりステアリン酸塩として含有することを特徴と
   する、請求項１から７までのいずれか１項記載の混合物
   。 ９、無機粉末として、有利に、グラファイト、タルクま
   たは雲母を含有することを特徴とする請求項１から８ま
   でのいずれか１項記載の混合物。 １０、慣用の溶解助剤を、全混合物に対して１〜８０重
   量％の量で含有することを特徴とする、請求項１から９
   までのいずれか１項記載の混合物。 １１、溶解助剤として、脂肪族炭化水素を含有すること
   を特徴とする、請求項１０記載の混合物。 １２、混合物は溶液として存在することを特徴とする、
   請求項１から１２までのいずれか１項記載の混合物。 １３、混合物は、分散液として存在することを特徴とす
   る、請求項１から１２までのいずれか１項記載の混合物
   。 １４、請求項１から１３までのいずれか１項記載の混合
   物よりなることを特徴とする、離型剤、滑剤もしくは剥
   離剤。 １５、溶剤ジクロルトリフルオルエタン中に、全混合物
   に対して０．１〜８０重量％の量で一種以上の離型剤作
   用添加物を、並びに場合により慣用の溶解助剤を装入す
   ることを特徴とする、請求項１から１３までのいずれか
   １項記載の混合物の製法。