JPH01112617A - 衝撃感知部材を備えた避雷碍子 - Google Patents

衝撃感知部材を備えた避雷碍子

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JPH01112617A
JPH01112617A JP27269087A JP27269087A JPH01112617A JP H01112617 A JPH01112617 A JP H01112617A JP 27269087 A JP27269087 A JP 27269087A JP 27269087 A JP27269087 A JP 27269087A JP H01112617 A JPH01112617 A JP H01112617A
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JP
Japan
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sensing member
lightning arrester
side electrode
electrode
pressure sensitive
Prior art date
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Pending
Application number
JP27269087A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Hiroshi Fujita
博 藤田
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は電圧−電流特性が非直線性の限流素子を内蔵
した避雷碍子に係り、さらに詳しくは特に架空送電線用
の碍子装置に使用される衝撃感知部材を備えた避雷碍子
に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)近年
、送電線路において、送電線に雷サージが侵入した場合
に、そのサージ電流を鉄塔へ放電させ、その後生じる商
用周波数の続流を速やかに遮断する機能を有する限流素
子内蔵型の避雷碍子が使用されている。この避雷碍子は
線路電圧が大きくなると、長尺、大重量化するので、運
搬が面倒となる。特に、避雷碍子は雷サージが侵入し易
い山岳地帯の鉄塔に装着されるため、梱包箱内に収納し
た状態で運搬車により山岳地まで運び、山岳地内で、梱
包箱から避雷碍子を取り出し、避雷碍子にウエースを被
覆し、背負子に載せて作業者が鉄塔まで運搬していたが
、時には梱包箱を落としたり、避雷碍子を障害物に衝突
させたりするという事故が発生し易い。梱包箱を落とし
た場合、箱の損傷状態を点検して、避雷碍子に加わった
衝撃がどのようなものかを推察していたが、この判別が
困難で、装柱工事の進捗にも影響を及ぼすという問題が
あった。又、避雷碍子が直接障害物に衝突した場合には
、損傷の程度はある程度判るが、それでも金属の電極の
平面が大きな衝撃を受けても、それほど外傷はなく、従
って、内部欠陥の発見を見過ごすことになるという問題
があった。
前記避雷碍子は内部に電圧−電流特性が非直線性の酸化
亜鉛等の材料により形成した限流素子を内蔵しているの
で、避雷碍子が落下等により強い衝撃を受けると、前記
限流素子の組みつけ位置が狂ったり、クラックが入った
りして、避雷碍子としての電気的特性が低下し、実際に
装着した場合に、雷サージ電流を放電できなかったり、
あるいは続流遮断不能に至るという恐れがあった。
衝突あるいは落下の際の衝撃の大きさを知るためには、
機械的に検出する加速度計を用いればよいが、これは3
〜5 kg程度の重量と大きさも大略15cm角もある
ことから、山岳地では用いることが難しかった。
この発明の目的は上記問題点を解決した小型。
超軽量の取外し可能な衝撃感知部材を備えた避雷碍子を
提供することにある。発明の構成(問題点を解決するた
めの手段) 前記問題点を解決する・ため、この発明は避雷碍子の接
地側電極、課電側電極、端子金具あるいは接地側電極に
形成した取付フランジに対し、衝撃感知部材を取着する
という構成を採用している。
(作用) 前記手段を採用したため、この発明は避雷碍子の運搬中
に落下により地面あるいは障害物と衝突しても、衝撃感
知部材によりその衝突の強弱が容易に判別でき、この結
果、避雷碍子内部の限流素子に損傷が生じるような事故
を容易に発見して、欠陥のある避雷碍子の装柱を未然に
防止することができる。又、衝撃の程度が判れば、内部
構造の損傷程度も経験的に推察できるので、新しいもの
と取換で、欠陥品の点検を速やかに行うことができ、装
柱作業を円滑に進行することができる。
特に、これ等の衝撃感知部材は避雷碍子に容易に装着あ
るいは取外しができるとともに、運搬上無視できる程度
の重さで構成できる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した第一実施例を第1図及び第
2図に従って説明する。
第1図に示すように強化プラスチック(FRP)等の材
料よりなる耐圧系色縁筒1の右端には筒状の接地側電極
2、左つ:6には有底筒状の課電側型FFA3がそれぞ
れ嵌合固着されている。接地側電極2の外周には取付フ
ランジ2aが一体に形成され、同取付フランジ2aには
避雷碍子を鉄塔の支持アーム(図示略)に対し、ボルト
により固定するための複数のボルト挿通孔2bが設けら
れている。又、耐圧絶縁筒1の上部、中央部及び下部に
は、後述する限流素子組体5の導通時に高温・高圧のガ
スを外部へ放出するための放圧口1aが複数箇所に透設
されている。
前記課電側電極3外面に溶着された放電電極(図示略)
を支持するための電極取付金具4には、ボルト挿通孔4
aが透設されている。課電側電極3の内底部中央寄りに
は円筒状をなす係合筒3aが突設され、該係合筒3aに
は限流素子組体5の左端部が嵌合され、該素子組体5の
右端部は、前記接地側電極2に螺合した締付リング6及
び絶縁スペーサ7により保持されている。この絶縁スペ
ーサ7には前記素子組体5に電気的に接続された端子金
具8が貫通支持されている。
前記耐圧絶縁筒1と素子組体5との間、接地側電極2と
端子金具8との間及び耐圧絶縁筒lの外側にはEPDM
ゴムよりなるゴムモールド9が形成され、接地側電極2
の下部外周面及び課電側電極3の上部外周面にまで延在
され、外周にはひだ9aが一体に形成されている。 前
記電極取付金具4には第2図(a)に示す衝撃感知部材
として変形し易い例えば比較的強度の低いエポキシ樹脂
、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂製の感圧キャップlO
が嵌合され、取付フランジ2aの外周縁には第2図(b
)に示すように衝撃感知部材としての保合溝11aを有
する同じく前記樹脂製の感圧リング11が嵌合され、さ
らに、端子金具8の外端部には、同じ(第2図(c)に
示す衝撃感知部材としての円筒状をなす前記樹脂製の感
圧キャップ12が嵌合されている。
又、前記課電側電極3と感圧キャップ10との間、及び
感圧キャップ12とゴムモールド9との間には所定の間
隙Gが設けられ、感圧キャップ10に衝撃が作用した場
合、その変形がそのまま残るようにしている。
さて、本発明実施例では前記電極取付金具4、取付フラ
ンジ2a及び端子金具8に対し、それぞれ衝撃感知部材
としての感圧キャップ10,12、感圧リング11を嵌
合したので、梱包箱により運搬している最中に梱包箱が
落下したり、障害物に衝突したりして、大きな衝撃が作
用し梱包箱が大きく変形すると、前記感圧キャップ10
,12、感圧リング11の少なくとも、一つが接触によ
り生じる衝撃力により容易に変形する。このため、その
変形度合及び形状を点検することにより、避雷碍子の内
部にどの程度の外部衝撃が作用したか、容易に判定する
ことができ、避雷碍子を装柱しても差し支えないか、あ
るいは新しい避雷碍子と取り替える必要があるかの判断
が可能となり、装柱工事の進捗状態を狂わせることもな
い。
又、背負子に避雷碍子を載せて運搬している最中に、避
雷碍子が障害物に衝突しても感圧キャップ10.12や
感圧リング11が変形するので、それにより、衝撃の度
合に判断することができる。
これらの衝撃感知部材は鉄塔へ取付ける直前に取外し、
変形をしていないものは再び用いてもよい。
次に、本発明の第二実施例を第3図及び第4図に基づい
て説明する。
この第二実施例では前記感圧キャップ10゜12、感圧
リング11に代えて、衝撃感知部材としての感圧テープ
13,14.15を使用している。の感圧テープとして
、例えば発色材をマイクロカプセルとして用い、これが
接触圧で破れ衝撃の大きさを示す感圧紙の片面に貼着材
を設けたものがある。従って、この実施例では感圧テー
プ13〜15を貼着するので、取付場所を容易に設定す
ることができるという利点かあが、その他の作用及び効
果は第一実施例と同様である。
次に、本発明の第三実施例を第5図及び第6図に基づい
て説明する。
この実施例では、避雷碍子が落下あるいは衝突−した場
合、その衝撃の度合により、第6図及び第7図に示すよ
うに本体21内部の錘体22がフィルム23に衝突して
その強弱により赤色ドツトをフィルム23に記録するシ
ョックセンサ24〜26を使用している。このショック
センサは取付ボルト27を備え、前記取付フランジ2a
のボルト挿通孔2b及び電極取付金具4のボルト挿通孔
4aに挿通され、ナツト28により締付固定される。
この実施例の避雷碍子は第5図に示すように避雷碍子の
長手方向Pと同方向に指向するショックセンサ24と、
該方向Pと直交する方向Qに指向するショックセンサ2
5と、さらに、該方向Qと直交し、かつ前記方向Pとも
直交する方向(第5図の紙面直交方向)に指向するショ
ックセンサ26とを備えている。
この実施例の避雷碍子は衝撃を受けた場合の度合が、前
記フィルム23により正確に表示されるので、衝撃の検
出精度を向上することができるが、その他の作用及び効
果は前記第一実施例と同様である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば避雷碍子の運搬
中に落下により地面と衝突したり、障害物に当たったり
しても、容易に取外し可能な小型超軽量の衝撃感知部材
によりその衝突の強弱が容易に判別でき、この結果、内
部の限流素子に損傷が生じるような事故を見逃して、欠
陥のある避雷碍子を装柱する恐れがない。又、衝撃の程
度が判れば、内部構造の損傷程度も経験的に推察できる
ので、新しいものと取換で、欠陥品の点検を速やかに行
うことができるとともに、これらの衝15知部材は10
0〜200g程度で構成することができることから山岳
地の運搬においてもその重量が問題とならない等の優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の避雷碍子の第一実施例を示す中央部
縦断面図、第2図は衝撃感知部材としての感圧キャップ
を示す斜視図、第3図は本発明の第二実施例を示す中央
部縦断面図、第4図は衝撃感知部材としての感圧テープ
を示す斜視図、第5図は本発明の第三実施例を示す中央
部縦断面図、第6図は衝91知部材としてのショックセ
ンサを示す斜視図、第7図はショックセンサの部分断面
図である。 1・・・耐圧絶縁筒、2・・・接地側電極、2a・・・
取付フランジ、2b、4a・・・ボルト挿通孔、3・・
・課電側電極、4・・・電極取付金具、5・・・限流素
子組体、8・・・端子金具、9・・・ゴムモールド、1
0.12・・・衝撃感知部材としての感圧キャップ、1
1・・・衝撃感知部材としての感圧リング、13〜15
・・・衝撃感知部材としての感圧テープ、24〜26・
・・衝撃感知部材としてのショックセンサ、27・・・
取付ボルト、28・・・ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、避雷碍子の接地側電極、課電側電極、端子金具ある
    いは接地側電極に形成した取付フランジに対し、取外し
    可能に衝撃感知部材を取着したことを特徴とする衝撃感
    知部材を備えた避雷碍子。 2、前記避雷碍子の円柱状をなす端子金具の外端部及び
    課電側電極に形成した電極取付金具には衝撃感知部材と
    しての有蓋筒状をなす樹脂製の感圧キャップがそれぞれ
    取外し可能に嵌合され、前記取付フランジの外周縁には
    衝撃感知部材としての樹脂製の感圧リングが取外し可能
    に嵌合されている特許請求の範囲第1項に記載の衝撃感
    知部材を備えた避雷碍子。 3、前記避雷碍子の円柱状をなす端子金具の外端面、取
    付フランジの外周面及び課電側電極に形成した電極取付
    金具の外周面には、衝撃感知部材としての感圧テープが
    それぞれ貼着されている特許請求の範囲第1項に記載の
    衝撃感知部材を備えた避雷碍子。 4、前記課電側電極に形成した電極取付金具及び取付フ
    ランジには衝撃感知部材としてのショックセンサが少な
    くとも互いに直交する三方向からの衝撃を感知するよう
    に三箇所に取外し可能に取着されている特許請求の範囲
    第1項に記載の衝撃感知部材を備えた避雷碍子。
JP27269087A 1987-10-27 1987-10-27 衝撃感知部材を備えた避雷碍子 Pending JPH01112617A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536024A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 エアバス ユーケー リミティド 複合積層構造体
CN109301560A (zh) * 2018-10-19 2019-02-01 岳西县明杰电子有限公司 一种用于手机充电器变压装置的联动挤压绝缘装置

Cited By (3)

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