JPH01112288A - オーディオ装置の表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチューナーデツキ、コンバク１−ディスクプレ
イヤー等のオーディオ装置の蛍光表示、液晶表示等を用
いたデイスプレィ部、特にｔ？ｊｉ３２用のオーディオ
装置のデイスプレィ部における表示方式に関する。

〔発明の背景〕

本願出願人はチューナーデツキとして第３図に示される
如きものを創作した。即ち、第３図はチューナーデツキ
１の正面図であり、このチューナーデツキ１は図におけ
る左側に調整スイッチ群が配置され、２が音量、音質、
フェダー、バランスの各調整モードの選択スイッチ、３
が前記した各モードのコン１−ロールスイッチ、４が瞬
時に音量を下げ、一定時間以上押ずとラウｌ：不ス状態
とするスイッチ、５が自動選局のアップダウンスイッチ
で、６は内蔵マイクロコンピュータが外来ノイズ等で誤
動作を行ないキー人力を受は付けなくなった場合に初期
状態とするリッセトスイッチである。又、チューナーデ
ツキ１の可動デイスプレィＡの略中火には周波数／時刻
デイスプレィ７が形成され、この周波数／時刻デイスプ
レィ７は図の右側下方に配置されたクロックスイッチ８
で表示の切り換えがなされる。さらに図中９は音量、音
質（高音、低音）、フェダー、バランスの選択モードの
調整が表示される調整モード表示部であり、何のモード
が選択されているかは選択表示ランプ１０により示され
る。

又、第３図中の二点鎖線で囲んだ部分がプリセットスイ
ッチ群、１２はＦＭ／ＡＭの切り換えスイッチ、１３は
プレイプログラムスイッチ、１４は可動デイスプレィ部
Ａの開閉スイッチであり、この開閉スイッチ１４を押す
と、第５図のように可動デイスプレィＡが下方にスライ
ドして開き、内部のカセット挿入口Ｂが見える状態と、
第６図のように可動デイスプレィＡが逆方向へスライド
して閉じられた状態とを切り換えられる。又、１５はイ
ジュクトメリロードスイッチ、１６はパワースイッチ、
更に１７・１７はテープの回転方向を示すインジケータ
、１８・１８はテープの走行方向を示すインジケータで
ある。

このインジケータ１７および前記した周波数／時刻デイ
スプレィ７、調整モード表示部９は第４図として示すよ
うに複数個の蛍光表示セグメント１７ａ・１７ａ・・・
、７ａ・７ａ・・・、９ａ・９ａ・・・の集合体となっ
ている。インジケータ１７・１７は略楕円形状、デイス
プレィ７は数字のベースとなる７つのセグメンＩ・の組
合せ、調整モード表示部９は中央から左右方向へ幅広と
なる構成となっており、各蛍光表示セグメント１７ａ・
７ａ・９ａは直熱形三極真空管の原理を利用しており、
フィラメント（熱陰極）、グリッドおよびアノード（陽
極セグメント）を有し、フィラメントから放出される熱
電子はグリッドにより加速され、蛍光体を塗布したアノ
ードに衝突することで発光中心匙 が励足されて発光を得るものとなっている。即ち、フィ
ラメントに対してグリッドおよびアノードが正の電位と
なった時に点灯し、グリッド、アノードの両方またはい
ずれか一方が負となった時に消灯する。

しかしながら、このチューナーデツキ１における各表示
部は常に一定のパターンでの連続点滅あるいは現状態を
表示したままの静止状態となっているもので、通例確認
以外であまり見ることのない表示状態で、せっかく大き
なスペースを占める可動デイスプレィＡにおける表示部
がユーザーにとってさ程興味のないものとなっている。

［発明の目的］ そこで、本発明は上記した実情に着目してなされたもの
で、表示部に遊びの要素を加味して、各表示部が本来の
役割りを持たせながら、安定状態となった時には格別の
操作を必要とせずにユーザーにとっζも予測のつかない
パターンでの連続表示を行ない、ユーザーの趣味感を満
足させるとともに、製品としての付加価値を高めること
ができるオーディオ装置の表示方式を提供することを目
的としている。

（発明の概要〕 この目的を達成するために、本発明に係るオーディオ装
置の表示方式は、複数個の表示セグメントから構成され
る表示部を、予め複数種類設定される表示パターンのう
ち、制御系で一定時間ごとに変化させている乱数と対応
する表示パターンで表示することを特徴としている。

（作用〕 上述したように、本発明に係る表示方式によると、遂時
変わっていく乱数を基準として、その乱数に対応する設
定されたパターンで表示が行なわれるため、ユーザーに
とってもそのパターンの予測がつかず、常に斬新で興味
あるものとなり、その表示を得るために格別な操作も不
要であって、製品としての付加価値も高くなる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施の一例を第１図乃至第２図を参照し
て詳細に説明する。

この本実施例に係る表示方式はチューナーデツキ１の可
動デイスプレィＡにおける各表示部で実行されるもので
、第１図はその表示方式のシーケンスブンロク図である
。操作部からの入力はチューナーデツキ１に内蔵されて
いる制御系としてのマイコン１９に送られ、そのマイコ
ン１９からの繰作信号によってドライバ２０を駆動させ
て表示部７．９．１７等の各蛍光表示セグメン）７ａ・
９ａ・１７ａを遂時選択し、メモリ内に複数設定された
パターンのうちの一つで点灯、消灯させる。

この表示方式を得るために、本実施例における操作部と
しては格別に意識してスイッチを押す等の手段は不要で
あり、パワースイッチ１６のＯＮのみでも動作し、その
他、カッセトテープの出入れや可動デイスプレィＡの開
閉、調整モード表示部９の場合には、モー「調整後の約
５秒後ぐらいで自動的にこのパターンに基いた表示への
切り換えがなされる。

又、第２図はこの表示方式の処理の流れを表わすフロー
チャトであり、マイコン１９では一定時間の経過によっ
てカウンターがＮ値に＋１づつのカウントアツプを行な
っている。ここでＮ値は、例えばＶ≦Ｎ≦９の値とし、
＋１づつのカウントでＮが「１０」となったらびをＮに
入れて、常にランダム的な数値、即ち乱数の設定を行な
っている。そこで、何らかのデータが入ったことが確認
されると、その時点でのＮ値に対応するパターン、即ち
蛍光表示セグメントの点滅の組合せを、例えば５分サイ
クルで繰り返えされる多彩なデザインの連続した変化を
メモリから呼び出し、通常に前回と異なったパターンと
して表示する。このパターンはデイスプレィ７等の場合
にはアルファベットや数字、記号等である種のメツセー
ジを繰り返してもよく、又、単なる点滅のみでなくリズ
ムボンクス等その連動にも応用できる。さらに、本実施
例はチューナーデツキ１を用いて説明したが、コンパク
トディスクプレイヤー等、他のオーディオ装置であって
もよく、蛍光表示は液晶表示等を用いてもよい。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明に係るオーディオ装置〒 の表ｊ式によると、表示部を有効に活用することができ
、又、その表示するパターンは乱数と対応するものが表
出するためにユーザーにとっても予測がつかず、常に斬
新なものとなって非常に興味深いものとなっている。さ
らに、その表示を得るために格別な操作は不要となるの
で、煩わしさがなく製品としての付加価値も高められる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るオーディオ装置の表示方式のシー
ケンスブロンク図、第２図は同処理の流れを表わすフロ
ーチャート、第３図はチュ−ナーデツキの正面図、第４
図は同各表示部の構成を示す図、第５図は同町動デイス
プレィを開いた状態の斜視図、第６図は開閉じた状態の
斜視図である。 １・・・チューナーデツキ ２・・・調整モードの選択スイッチ ７・・・周波数／時刻デイスプレィ ９・・・調整モード表示部 １７・・・回転方向を示すインジケータ１９・・・マイ
コン　　Ａ・・・可動デイスプレィ第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個の表示セグメントから構成される表示部を
   、予め複数種類設定される表示パターンのうち、制御系
   で一定時間ごとに変化させている乱数と対応する表示パ
   ターンで表示することを特徴とするオーディオ装置の表
   示方式。
2. （２）前記乱数はオーディオ装置に内蔵されるマイコン
   によるカウントによって得られることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載のオーディオ装置の表示方式。