JPH01107914A - ルーパーの振動制御方法 - Google Patents

ルーパーの振動制御方法

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JPH01107914A
JPH01107914A JP62267194A JP26719487A JPH01107914A JP H01107914 A JPH01107914 A JP H01107914A JP 62267194 A JP62267194 A JP 62267194A JP 26719487 A JP26719487 A JP 26719487A JP H01107914 A JPH01107914 A JP H01107914A
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JP
Japan
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looper
motor
signal
current
voltage
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Application number
JP62267194A
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English (en)
Inventor
Fumio Yoshida
二三男 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ホットストリップミル仕上げスタンドに設
置されたルーパーの制御装置に関し、特に、ルーパーが
動いた際にルーパーの慣性力とストリップに生じる張力
とで形成される振動系の減衰を制御する方法に関するも
のである。
[従来の技術] 第2図は一般的な可動式のルーパーを適用されたホラ1
−ストリップミルを示す側面図であり、この第2図にお
いて、1,2は圧延ミル、3はストリップ、4はルーパ
ー、5はルーパーモータである。圧延ミル1および2に
よりストリップ3が圧延され、ストリップ3は圧延ミル
1から2の方向へ流れる。
そして、圧延ミル1,2間のストリップ3には。
ルーパー4を介してルーパーモータ5のトルクにより張
力が与えられる。ルーパーモータ5は、ストリップ3に
与える張力のためのトルクの外に、ストリップ3の重量
およびルーパー4の重量を支えるトルクをも出力する。
第2図に示すルーパーを模擬した動作系ブロック図を第
3図に示す。第3図において、トルク基準信号REFに
従いルーパー電流制御系6を介してルーパーモータ5が
出力するトルクTMとルーパー4にかかる負荷トルクT
Lとの差の加速トルりTAによりルーパー4およびルー
パーモータ5が慣性KIを介して加速され、その加速度
を積分器7を通して積分すると回転数Nとなる。回転数
Nにギア比等の定数に2を掛けて積分器8で積分すると
ルーパー4のアーム角度θとなる。ルーパーアーム角度
θに基づき、ルーパー4により張力が与えられて伸びた
ストリップ3の圧延ミル1゜2間の長さQが変換器9で
f工(0)として定まる。
また、ストリップ3の張力による伸びを考えないときの
長さ、即ち元の長さをLとする。
一方、ルーパーモータ負荷トルクTLは、以下の4つの
要素の和として算出できる。その1つはルーパー4の自
重によるものであり、ルーパー角度θの関数fz(θ)
で表わすことができる。このトルクを関数発生器10が
発生するものとする。
他の1つは、ルーパー4およびルーパーモータ5の摩擦
1−ルクであり、ルーパーモータ回転数Nの関数f!(
N)で表わすことができる。このトルクを関数発生器1
1が発生するものとする。さらに、他の1つは、ストリ
ップ3に生じる張力によるトルクであり、これはストリ
ップ3のヤング率および断面積による定数に3とルーパ
ーアーム角度θの関数f4(θ)およびストリップ3の
伸び量(Q −L)の積として近似できる。このトルク
を関数発生器12が発生するものとする。残りの1つは
、ストリップの重量によるものであり、Lに定数に4を
掛けたものである。このトルクを関数発生器13が発生
するものとする。
このように表示した場合、第2図のルーパー系は、第3
図に示すように、ルーパー電流制御系6゜積分器7,8
.変換器9および関数発生器10〜13をそなえるフィ
ードバックループで模擬することができる。
一般に、可動式ルーパーを用いた仕上げスタンドにおい
ては、第2,3図に示したように、圧延ミル1の出側抜
法と圧延ミル2の入側板法との差を積分して得られるス
トリップ長りが変化すると、前記ゲインに、・f(O)
、 K4を通してルーパーモータ負荷トルクTLが変化
し、加速トルクT A +モータ回転数N、ルーパーア
ーム角度θ、前記ストリップ長りが変化し、再び負荷ト
ルクTLが変化するという振動系を形成する。
この減少を第2図を用いて説明すると、圧延ミル1,2
間のストリップ3の長さが変化すると、ストリップ3に
生じていた張力等が変動し、ルーパー4が動き、その慣
性力により再びストリップ3に生じる張力が変化して振
動系を形成するということになる。
ここで、前記振動系を減衰させるものは、前記モータ回
転数Nの関数f3(N)で表わされる摩擦!−ルクであ
るが、摩擦トルクf3(N)は機械系に固有のものであ
り、ストリップ3のヤング率、断面積等の変化により、
第3図における定数に、。
K4等の系のゲインが変化した場合、前記振動系の減衰
効果を制御できない。
そこで、従来、第4図に示すようなルーパー制御装置が
提案されている。第4図は例えば特公昭56−2260
2号公報に示された従来のルーパーの振動制御手段を適
用されたルーパー制御装置を示すブロック図で、このル
ーパー制御装置は、前記振動系の減衰を任意に制御する
ことを目的として、ルーパーモータ5の回転数を検出し
て、その検出信号に応じてルーパー加速トルクT4を操
作し、これをルーパーモータ5の出力トルク制御により
行なう。このようにすることにより、ルーパーモータ5
の回転数Nに応じてルーパー加速トルクTAが変化し、
ルーパー系を振動条件とは外した動作条件に推移させる
ことができる。
即ち、ルーパーモータ回転数Nを検出し、その信号に比
例してルーパー加速トルクTAをゲインF5で変換させ
る。また、簡単化のために微少振動を考え、第3図にお
ける非線形要素f□〜f4を定数F工〜F4と線形化す
ると、第4図に示すようになる。第4図中、第3図と同
一の符号は同様部分を示している。
第4図において、ΔLからΔθまでの閉ループ伝達関数
は次式となる。
F、+に3F工F4 ・・・(4) ここで、(1)式は通常振動性の2次遅れを表わし、そ
の振動の減衰性を決定するのは(4)式で示されるξで
ある。(4)式においてに工? Kit F11F2.
F、、F、は機械系により定まる定数であり、K3はス
トリップ3のヤング率、断面積により変化する定数、F
、は新たに導入されたゲインである。今、ストリップ3
の変化により定数に3が変化した場合、所望の減衰項ξ
を得るためには、によりFsを定める。
前記説明中、モータ回転数N′を検出して、その信号に
応じてルーパー加速トルクTAを変化させる手段として
は、モータ回転数Nの信号に応じてルーパーモータ電流
制御系のトルク基準REFを変化させる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のルーパーの振動ル制御手段は以上のように行なわ
れるので、ルーパーモータ5の回転数Nを検出する速度
検出器(図示せず)が必要であり、また、制御中は一般
的にルーパー4の角度変動が小さくルーパーモータ5の
回転数Nも小さいため、速度検出信号のレベルが微少で
あり、速度検出器のリップル信号などの重複により速度
検出信号の精度が悪く、モータ回転数Nの信号を用いた
減衰制御を十分に実施できないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ルーパーモータの回転数を検出することなく
、ルーパー振動系を十分に減衰させることができるよう
にしたルーパーの振動制御方法を得ることを目的とする
[問題点を解決するための手段] この発明に係るルーパーの振動制御方法は、ルーパーが
何らかの外乱により動いたときルーパーの慣性力とスト
リップに生じる張力とで形成される振動系の減衰を、ル
ーパーモータの電圧および電流を検出しこれらの検出信
号に基づいて上記ルーパーモータの出力トルクを調整す
ることにより制御するものである。
[作   用コ この発明におけるルーパーの振動制御方法では、ルーパ
ーモータの電圧および電流の検出信号に基づいて、ルー
パーモータの出力トルクが調整されて、ルーパー振動系
が、任意かつ効果的に減衰され、従来のようにルーパー
モータの回転数を検出する必要がなくなる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例としてのルーパーの振動制御方
法を適用されたルーパー制御装置を示すブロック図であ
る。
第1図において、5はルーパー(第2図の符号4参照)
を駆動するルーパーモータ、14はルーパーモータ5の
電流を制御する電流制御器、15はルーパーモータ5の
電圧を制御する電圧制御器、16はゲートパルス発生器
で、ルーパーモータ5を駆動するサイリスタ装置17に
ゲートパルス信号を与えるものである。
また、18はルーパーモータ5の電流を検出する電流検
出器であり、電流制御のために電流制御器14へ電流検
出信号工を帰還させるものである。
19はルーパーモータ5の電圧を検出する電圧検出器で
あり、電圧制御のために電圧制御器15へ電圧検出信号
Vを帰還させるものである。
さらに、20は演算器で、前記の電流検出信号工と電圧
検出信号Vとを用いて演算信号Sを次の(6)式に基づ
き演算信号を出力するものである。
5=V−I・R・・・(6) ただし、Rはルーパーモータ5の電機子抵抗値を表わし
、ルーパーモータ5に依存する固定値である。21は演
算器20からの演算信号Sに制御ゲインGを乗算する乗
算器、22はこの乗算器21からの出力(Tc)をトル
ク基準信号REFに加算して加算信号REF0を電流制
御器14へ制御基準信号として出力する加算器である。
次に、このように構成された装置によって実施される本
発明によるルーパーの振動制御方法について説明する。
即ち、ルーパーモータ5の電圧と電流とを検出し、これ
らの検出信号V、Iに基づいて、ルーパーモータ5のト
ルク基準信号REFを調整してREF、とじ、ルーパー
モータ5の出力トルクを調整する。
ここで、公知の通り、ルーパーモータ5の回転数Nと電
圧■と電流工との間には、概ね次式(7)に示すような
関係がある。
NeV−I−R・(7) 従って、前記演算信号Sは概ねルーパーモータ5の回転
数Nを表わすものであり、演算信号Sに適当な制御ゲイ
ンGを乗算してルーパーモータ5の出力トルクを調整す
ることにより、ルーパー振動系の減衰を任意に制御でき
ることは、従来手段において(1)〜(5)式により説
明した通りである。
このように、本実施例の方法によれば、速度検出器をそ
なえることなく、ルーバー振動系が減衰制御されること
になるので、速度検出器を用いた場合に生じていたリッ
プル信号などの悪影響を受けることはなくなり、制御ゲ
インを十分に大きくとることが可能となり、任意の効果
的な制御を実施することができるのである。
また、本実施例において、電流検出器18および電圧検
出器19はルーパー制御装置として必ず附帯されている
ものであり、従来手段のように特別にルーパーモータ5
の回転数Nを検出するための速度検出器を設ける必要は
なく、従来に比べ極めて安価に装置を構成できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ルーパーモータの電
圧信号と電流信号とに基づいてルーパーモータの出力ト
ルクを調整し、もってルーパー振動系の減衰を制御する
ように構成したので、速度検出器が不要となり、また、
リップル信号などの悪影響を受けることなく、制御効果
を高くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例としてのルーパーの振動制
御方法を適用されたルーパー制御装置を示すブロック図
、第2図は一般的な可動式のルーパーを適用されたホッ
トストリップミルを示す側面図、第3図は従来のルーパ
ー振動系を模擬して示すブロック図、第4図は従来のル
ーパーの振動制御手段を適用されたルーパー制御装置を
示すブロック図である。 図において、1,2−圧延ミル、3−ストリップ、4−
ルーパー、5− ルーパーモータ、14・・・−電流制
御器、15−電圧制御器、18・−電流検出器、19・
−電圧検出器、20・・−演算器、21−乗算器、22
−加算器。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ミル仕上げスタンドで圧延されるストリップの張力を
    、ルーパーモータにより駆動されるルーパーにより一定
    に制御するホットストリップミルにおいて、上記ルーパ
    ーが何らかの外乱により動いたとき上記ルーパーの慣性
    力と上記ストリップに生じる張力とで形成される振動系
    の減衰を、上記ルーパーモータの電圧および電流を検出
    しこれらの検出信号に基づいて上記ルーパーモータの出
    力トルクを調整することにより制御することを特徴とす
    るルーパーの振動制御方法。
JP62267194A 1987-10-21 1987-10-21 ルーパーの振動制御方法 Pending JPH01107914A (ja)

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