JPH01107663A - インバータの弁の消弧角決定方法および装置 - Google Patents

インバータの弁の消弧角決定方法および装置

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JPH01107663A
JPH01107663A JP63237440A JP23744088A JPH01107663A JP H01107663 A JPH01107663 A JP H01107663A JP 63237440 A JP63237440 A JP 63237440A JP 23744088 A JP23744088 A JP 23744088A JP H01107663 A JPH01107663 A JP H01107663A
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inverter
valve
phase
angle
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JP63237440A
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Elfriede Neupauer
ヘルムート、ノイパウエル
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Siemens AG
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/66Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal
    • H02M7/68Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal by static converters
    • H02M7/72Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/75Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
    • H02M7/757Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only
    • H02M7/7575Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output with possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only for high voltage direct transmission link
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/60Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば高圧直流送電設備における、インバ
ータの弁の消弧角を決定するための方法および装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
たとえば高圧直流送電設備の一端において隣接する交流
系統へのエネルギー供給の役割をするインバータは、し
ばしば最適な有効電力輸送の目的で最小の消弧角で動作
させられる。間知のように「逆回復時間」とも呼ばれる
消弧角はインバータに使用されるサイリスクの構成要素
固有の「夕一ンオフ時間Jよりも常に大きくなければな
らない。
その際に最小消弧角は、電流中断後に、サイリスクが再
び正の阻止電圧を与えられる得る以前に、負の陽極−陰
極間電圧が当該のサイリスクにかかっていなければなら
ない時間間隔の尺度である。
この最小消弧角が守られると、サイリスタは電流阻止状
態にとどまり、また自然には電流導通状態に復帰跳躍し
ない。
変更された作動条件への適合のためには、消弧角がしば
しばいわゆる「消弧角調節」を介して設定される。たと
えばドイツ連邦共和国特許第A13340540号明細
書には、高圧直流送電設備の交流側の出力に対する消弧
角調節の立ち上がり時間が特に予制御を介して著しく短
縮される高圧直流送電設備の作動方法および装置が示さ
れている。こうしてインバータ安定性限界でのまた同時
に効率最適でのインバータの安定な持続作動が可能であ
る。
さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第A13007
221号明細書に源を発するエレクトロテヒニシェン・
ツァイトシェリフト(Elektrotechnisc
hen Zei tschrif 2) E T Z 
s第102巻(1981)、第1号、第14〜18頁の
アール、ザウベ(R,5aupe)の論文には、そこで
「逆回復時間」と呼ばれる、変換装置により給電される
同期機の系統および同期機力率に関する最適利用のため
の装置が記載されている。最大許容cosφを有する動
作点に、すなわち電流および回転数の最大値において決
められた一定の逆回復時間最小値を設定するかわりに、
逆回復時間最小値はいま、同期機変換装置が消弧角実際
値の負荷依存性の強い変化の際にも常にインバータ安定
性限界で最適COSφにおいて動作す名ように調節され
る。
この場合、消弧角実際値を検出するため、逆回復時間の
継続中にサイリスクの各々にかかっている負の電圧が“
フェードアウト”され、またそのw1続を示す2進信号
が後段に接続されているサンプル・アンド・ホールド回
路を有する積分器を介してディジタル−アナログ変換さ
れる。ドイツ連邦共和国特許第3007221号明細書
に含まれている装置かられかるように、その際に各個の
サイリスタに生ずる負の電圧が直接に検出され、またそ
の継続時間が評価される。そのために6パルスのインバ
ータでは5つの点において電圧が取り出されなければな
らない、これらはインバータ出力端における3つの相電
圧と相電圧に対する基準電位としてのインバータ入力端
における中間回路電圧とである。負のサイリスタ電圧の
直接評価を介して消弧角実際値を決定するこの方法は、
特に2つの追加的な直流電圧変成器が、基準量としての
役割をする中間回路電圧の両電位を検出するために設け
られていなければならないという欠点を有する。
特に高圧直流送電設備に使用されるインバータにおいて
は、伝送路の高い直流電圧に基づいてこの個所に直流電
圧変成器を使用することは非常に費用がかかる。加えて
、直流電圧変成器の不可避の測定誤差のために、消弧角
調節のために必要とされる良度がこの方法ではしばしば
達成されず、従ってまた望ましくないインバータ跳躍に
対する十分な安全性が保証されない。
消弧角実際値を決定するための他の公知の方法では、個
々の相の電流および電圧が検出される。
その際に消弧角を示す2進信号の立上りが直接に電流測
定を介して電流終了信号によりサイリスクの消弧の際に
、またその立下りが電圧測定を介して検出されたサイリ
スク電圧の後続の零通過により形成される。この場合に
も、追加的に必要とされる交流変成器が、特に原信号に
くらべての変成器出力信号の不可避の位相ずれに基づい
て、測定誤差を大きくする。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、インバータ出力端における交流電圧側
の電圧のほかには測定量が必1要とされない消弧角値の
決定方法およびこの方法を実施するための装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、本発明によれば、昇電圧の1つの零通過の
位相角と先行の転流に基づく相応の弁による電流の消滅
を示す電流終了パルスの位相角との間の差からインバー
タの弁における消弧角を決定するための方法において、
転流の継続時間中に惹起される、昇電圧の基本振動経過
からの昇電圧の偏差の終了により電流終了パルスが形成
されることにより達成される。
また本発明の方法を実施するための装置は、インバータ
の弁の消弧角を示す2進信号を形成するための装置にお
いて、 a)昇電圧を検出するための第1の測定発信器と、b)
昇電圧の基本振動の経過を決定するためのフィルタと、 C)基本振動経過からの昇電圧の偏差を形成するための
差し引き要素と、 d)基本振動経過からの昇電圧の偏差から弁li流の消
滅の瞬間の位相角を示す電流終了パルスを形成するアナ
ログ−ディジタル変換のための第1の手段と、 e)昇電圧から零通過の瞬間の位相角を示す電圧零通過
パルスを形成するアナログ−ディジタル変換のための第
2の手段と、 f)電流終了パルスによりセットされ、電圧零通過パル
スによりリセットされ、消弧角の継続時間中に2進測定
信号を発する2進手段、特にRSフリップフロップと を含んでいることにより達成される。
〔実施例〕
以下、図面に示されている実施例により本発明を一層詳
細に説明する。
先ず第1図の曲線経過により本発明による方法を一層詳
細に説明する。そのつどの消弧角を検出するための昇電
圧として、たとえば、第1!!lの上側部分に三相6バ
ルスインバータの相の間の電圧u18、植、?、u?I
lの形態で示されている線間電圧が利用される。制限な
しに昇電圧として、共通の電位を基準とする相電圧また
は直接に各個の弁において取り出される陽極−陰極間電
圧も利用され得る。しかし、昇電圧として線間電圧を利
用することは、これらの電圧が任意の個所、特にインバ
ータの外側で交流電圧側の出力端において取り出され得
る点で特に有利である。三相系ではそのために3つの交
流電圧変成器のみが必要とされる。
従って、事情によっては個々の陽極−陰極間電圧の直接
取り出しの際に必要とされるようなインバータの内部へ
の直接的なエンゲージメントはもはや必要でない。本発
明による方法に対してはインバータ自体からの電圧がも
はや無条件に必要とされないので、たとえば事情によっ
ては光点弧可能なサイリスクを使用する際に、このよう
な信号の導き出しを完全に省略することも可能である。
第1図中に同じく示されている相電流1つ、’+5.1
7の経過曲線のなかで、各転流過程、すなわち2つの弁
の一時的な導通に基づく2つの相電流の同時の減衰およ
び上昇は各電圧の経過のなかに一時的な電圧低下または
上昇の形態で描かれている。
従って、本発明による方法の原理を説明するためには、
第1図中に実線で示されている電圧υ諷3、U□、71
およびそれに付属の相電流I11の経過を考察すれば十
分である。認識されるように、実際の昇電圧U□、?あ
の経過中の、重なり時間Uのなかで細線により示されて
いる基本振動経過U。から零値に跳躍するパルス状のず
れのみが、電流iRの消滅と結び付けられる転流過程に
対応付けられており、従ってまたそれに付属の消弧角の
評価のために適している。中間値に跳躍するすべての他
の電圧ずれにインバータの他の相のなかの弁が関与する
。従って、三相および6パルスと前提されているインバ
ータのここで考察している相Rの両弁の消弧角を検出す
るためには、それぞれ昇電圧uo、Thの零通過の直前
に“第3の”電圧陥没が適している。
第1図中に示されているulll Tkの経過は2つの
このような電圧陥没を含んでおり、それらの終了はそれ
ぞれ位相角ωt、またはωt、によりマークされている
。基本振動経過U。からの実際の昇電圧U□、71のこ
れらのパルス状の偏差の縁は、それに属する相電流がま
さに減少開始または消滅する位相角に相当する。そのつ
どの転流過程の終了の際に、すなわち位相角ωL+また
はωt、における電流illの消滅の際に実際の昇電圧
ulls+hは再び基本振動経過ull!の全値に跳躍
する。いまそれに続く、決定すべき消弧角γに相当する
時間中の位相角ωt2またはωt、における弁電圧の零
通過まで負の陽極−陰極間電圧が当該のインバータ弁に
かかっている。「消弧角」として測定すべき角度範囲T
は、その結果、昇電圧U□+ Thの零通過の瞬間の位
相角ω11またはωt4とそのつどの弁による電流il
lの消滅の瞬間の位相角ωt、またはωt、との差によ
り与えられている。
本発明によれば、いま、検出すべき角度範囲γの開始を
マークする、転流された相電流の“零になる”は、付属
の基本振動経過からの実際の昇電圧の偏差の終了時の縁
により指示される。このような方法は、消弧角開始がた
とえば電流測定を介しての相電流の直接的評価の際に回
置な正確さよりもはるかに高い正確さをもって検出され
得るという特別な利点を有する。
第1図中には、それに応じて、三相インバータの相Rと
Sとの間の線間電圧の例では転流により惹起される付属
の基本振動経過Uえ、からの実際の昇電圧ulI!、T
hの“偏差”が“マスクアウト”されている、差ub 
−ust−u*s* ts+の絶対値から生ずるこれら
の電圧ブロック1all 1から・、それぞれ“第3の
”ブロックの終了時の立下りが、考察している相のなか
の付属の“電流終了”のマークどして適している。消弧
角測定のための開始角ωt1またはωt、を決定するた
めに適しているこれらの電圧ブロックは、さらにその他
の電圧ブロックにくらべて高められた立上りを存する点
で優れている。
本発明の有利な実施例では、2進測定信号LWが検出す
べき消弧角γの継続時間中に発生される。
これは、好ましくは、位相角ωt、またはωt。
において偏差信号1u111の立下りによりトリガされ
る電流パルスIREによりレリーズされ、また位相角ω
1.またはωt4において昇電圧u宵3+?あの零通過
によりトリガされる電圧零通過パルスUREにより終了
される。2進信号IRESUREおよびLWは既に第1
図中に示されている。その際に位相角ωt、またはωL
4において終了される2進測定信号LWは、三相および
6パルスと前提されているインバータのここで例として
考察されている相Rのなかの一方または他方の弁の消弧
角に対する尺度である。このような測定信号はたとえば
ディジタル−アナログ変換の後に特に後段に接続されて
いるサンプル・アンド・ホールド回路を有する積分器を
介して消弧角調節器にアナログ実際値として供給され得
る。このような実際値の更新の間のむだ時間を短縮する
ため、インバータのすべての相のなかのすべての弁の消
弧角が本発明による方法で検出され、また好ましくは単
一のアナログ−ディジタル変換器を介して共通の消弧角
実際値として処理され得る。
本発明の別の実施例によれば、すべてのインバータ相の
弁に対する電流終了パルスを共通に単一の昇電圧により
形成することも考えられる。前記のように、また第1図
かられかるように、すべての転流経過はたとえば実際の
昇電圧u*M+Thのなかに反映し、また1つの相応の
電圧ブロックlu、1=U□、□−ullを形成する。
第2図には、本発明の方法により動作する装置の1つの
有利な実施例が示されている。たとえば三相および6パ
ルスのインバータSR(図面を見易くするため、そのう
ち1つの相の弁のみが示されている)は特に高圧直流送
電設備の一部分として人、万端における直流電圧UDか
ら出力端における交流電圧系統1に給電する。第1の測
定発信器2は、本発明によれば、好ましくは昇電圧とし
て線間電圧ullll+ Tk、uS?+ Tbおよび
u?lll+ Tkの少な(とも1つを検出する。これ
らはフィルタ3および差し引き回路4に供給される。フ
ィルタ3は電圧ずれを有する実際の昇電圧からそれに属
する基本振動経過ulll、ustおよびU?□を再構
成し、またこれらを差し引き回路4の他の入力端に供給
する。こうしてその出力端には好ましくは各相に対して
別々に“マスクアウト”された電圧ブロックu0の形態
で付属の基本振動経過からのそのつどの昇電圧の“偏差
” uo+* 、uD*s 、uD+’rが生ずる。後
段に接続されているアナログ−ディジタル変換のための
第1の装置6は、相の1つのなかの1つの転流に属する
電圧ブロックを認識し、またその終了時に立下りと同時
にそのつどの転流の終了を示す電流終了パルスI RE
、、I RE。
およびIRE、を発生する。ブロック列ull+l、u
11+1 、u11+?からの、特定の相のなかの特定
の転流に属する電圧ブロックの認識は、好ましくはアナ
ログ−ディジタル変換のための第1の装W6に追加的に
供給される個々の弁の点弧信号を介して特に有利に行わ
、れ得る。
アナログ−ディジタル変換のための第2の装置′  1
4は信号線1日を介して実際の昇電圧を評価し、また各
零通過の際にそのつどの相に対応付けられている電圧零
通過パルスUREI 、URE、およびUREvを発生
する。各相の電流終了パルスおよび電圧零通過パルスは
最後に、好ましくは三相RSフリップフロップとして構
成され得る2進手段7を駆動する役割をする。その際に
そのつどの電流終了パルスIRE+z、s、vを生ずる
アナログ−ディジタル変換のための第2の装置14の出
力端はセット入力端の1つに、またそのつどの電圧零通
過パルスυREm、s、tを生ずるアナログ−ディジタ
ル変換のためのIllの装置6の出力端は付属のリセッ
ト入力端に通じている。2進手段7の出力端にこうして
そのつどの相のなかの消弧角の継続時間中に各1つの2
進測定信号L W* SL Wsおよ、びLWtが生ず
る。これらは好ましくは別の(図示されていない)ディ
ジタル−アナログ変換器を介して共通の消弧角実際値を
形成するべく処理され得る。
第5図には、基本振動の経過を決定するためのフィルタ
3の特に有利な実施例が示されている。
フィルタ入力端における系統検出要素101が、参照符
号LLt〒を付されており、また第2図中の測定発信器
2から供給された昇電圧utsl Tk・・・を検出し
、またこれらを空間固定の直交基準系の交流電圧成分に
変換する。後段に接続されている第1のベクトル回転器
102′はこれらの空間固定の成分を、回転する直交基
準系の成分に変換し、その変換角度は追加的な角度入力
端102aを介して予め定められる。後段に接続されて
いる第1の平滑化要素103′はこれから再び、“変換
された正相成分”と呼ばれまた後段に接続されているベ
クトルアナライザ105に供給される別の成分を形成す
る。ベクトルアナライザ105は各1つの角度信号およ
び絶対値出力端に周波数および振幅実際値を与え、その
際に周波数実際値は、サイン−コサイン発生器110を
後段に接続されている積分器109から成る操作要素の
周波数制御入力端116に、また振幅実際値は乗算器1
04a′に供給される。ベクトルアナライザ105と操
作要素との間には、好ましくは系統監視器113により
駆動される制御装置112と、周波数目標値発生器11
5と、制御袋W112により駆動される切換スイッチ1
11とから成る別の回路要素が配置されている。系統監
視器は転流により昇電圧のなかに惹起される電圧シフト
に応動し、またこれらを“系統擾乱”として解釈し、従
ってスイッチ111の開放により制御装置112を介し
てベクトルアナライザ105の角度信号出力端と操作要
素の周波数制御入力端116との間の直接接続が遮断さ
れ、また−時的に“記憶された周波数値”に切換えられ
る。そのために、系統監視器が第2図中の差し引き回路
4の出力端における信号により駆動されることは特に有
利である。こうして特に有利に、実際の昇電圧uR*+
Tb、・・・のなかに、転流に基づいて存在する電圧シ
フトがフィルタアウトされ、また系統同期の基本振動が
再構成される。最後に操作要素出力端における“フィル
タされた周波数値”が乗算器104a’を介してベクト
ルアナライザ105の絶対値信号と統合され、また要素
120のなかで新たな変換の後に基本振動の形態でフィ
ルタ3の出力端に与えられる。
操作要素出力端におけるフィルタされた周波数値は同時
にフィルタ出力端における第1のベクトル回転器102
′に対する変換周波数としての役割をする。
別の要素により一般に基本振動のなかにも含まれている
逆相成分を再構成の際に考慮に入れることは特に有利で
ある。そのために第5図中に追加的に示されているベク
トル回転器102′、104#および第2の平滑化要素
1031が用いられている。
第3図に示されているフィルタ3の有利な実施例の正確
な機箭の仕方は、別の可能な回路変形例とならんで、ド
イツ連邦共和国特許出願公開第3346291号明細書
に詳細に記載されている。そこに記載されている回路は
なんらの内部変更なしに“。
正しい位相の参照電圧”の形成のために使用され、それ
により系統擾乱の終了後に高圧直流送電のための設備が
できるかぎり迅速に系統同期して再び始動され得る。い
ま、事情によっては高圧直流送電設備の自動再始動シス
テムのなかに既に存在する回路がなんらの追加費用なし
に同時に本発明による消弧負値決定のための装置に使用
され得るならば、特に有利である。  ・ 第3図には本発明による装置の1つの別の有利な実施例
が示されている。インバータSRは追加的な変換装置変
圧器SRTを介してたとえば系統1の集合母線として構
成されている部分に接続されている。このような装置は
、系統電圧へのインバータ出力電圧の高さの連合が可能
であることとならんで、弁電圧のなかの転流により惹起
される電圧シフトがもはや直接に系統に侵入せず、部分
的に変換装置変圧器を介して平滑化されるという特別な
利点を有する。このような装置ではフィルタ3.は、好
ましくはフィルタ自体のなかで変換装置変圧器の変圧比
が考慮に入れられるかぎり、有利に別の測定発信器9を
介して集合母線に直接にも接続され得る。
最後に第4図には本発明による装置の別のを利な実施例
が12パルスのインバータを例として示されている。こ
のような場合、インバータの各半部は一般に、好ましく
は異なった巻線システムを介して低電圧側でインバータ
の出力端と接続されている固有の変換装置変圧器に給電
する。すなわち第4図中では第1または第2の変換装置
変圧器5RTIまたは5RT2は1つの星形または三角
形に接続されている巻線システムSまたはdを介してイ
ンバータSRの出力端と接続されている。
このような場合にインバータの上側または下側部分から
出力される電圧システムが消弧角実際値の決定のために
先ず別々に処理されることは特に有利である。このため
に第4図の例では各1つの測定発信器2または10が弁
電圧USs %rk +3 、US〒、テh・3・US
+t・!h−3またはUll・?h+−・US? nT
h +4 、Uyl nTh +aを検出する。これら
から再び2つの別々の差し引き回路4または11を介し
てフィルタ3から与えられた基本振動経過U□+s 、
tJsy +s 、Ut++ +sまたはU、、、、、
Usr +a 、Uyl +aによりそれに付属の偏差
uD、!またはuo、6がマスクアウトされる。こうし
て要素6または13のなかでの別々のアナログ−ディジ
タル変換の後に別々に各相に対して、また両電圧システ
ムの各々に対してインバータ出力端に電流終了パルスI
RES++、s、tまたはIREd、。
1.アが与えられる。これらは前記の仕方で相応の2進
測定信号LWSII +1 +?またはl、Wdl、s
、tに処理され得る。電圧零通過パルスの形成のために
必要な要素は第4図中には、図面を見易くするため、示
されていない。
【図面の簡単な説明】
第1図a −fは本発明の方法により消弧角を示す2進
信号を形成するための電圧および電流経過を示す図、第
2図は6パルスのインバータにおいて消弧角を形成する
ための本発明による装置の1つの有利な実施例を示す図
、第3図は交流電圧側に追加的な変換装置変圧器を存す
るインバータに対する本発明による装置の1つの別の実
施例を示す図、第4図は交流電圧側に追加的な変換装置
変圧器を有する12パルスのインバータに対する本発明
による装置の1つの別の実施例を示す図、第5図は基本
振動の経過を決定するためのフィルタの1つの有利な実
施例を示す図である。 ■・・・交流電圧系統 2・・・第1の測定発信器 3・・・基本振動に対するフィルタ 4・・・差し引き回路 6・・・第2のアナログ−ディジタル変換器7・・・2
進手段(たとえば三相RSフリップフロップ) 14・・・第1のアナログ−ディジタル変換器101・
・・系統検出要素 102′・・・第1のベクトル回転器 102#、104′・・・ベクトル回転器103“・・
・第2の平滑化要素 104a’・・・乗算器 105・・・ベクトルアナライザ 109・・・積分器 110・・・サイン−コサイン発生器 111・・・切換スイッチ 112・・・制御装置 113・・・系統監視器 116・・・周波数制御入力端 120・・・相変換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)弁電圧の1つの零通過の位相角(ωt_2)と先行
    の転流に基づく相応の弁による電流(i_R)の消滅を
    示す電流終了パルス(IRE)の位相角(ωt_1)と
    の間の差から、インバータ(SR)の弁における消弧角
    (r)を決定するための方法において、転流の継続時間
    中に惹起される、弁電圧の基本振動経過からの弁電圧の
    偏差(u_D)の終了(ωt_1)により電流終了パル
    ス(IRE)が形成されることを特徴とするインバータ
    の弁の消弧角決定方法。 2)多相、特に三相のインバータ(SR)において、弁
    電圧としてインバータ出力端における線間電圧(U_R
    _S、_T_h)の少なくとも1つが使用されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。 3)そのつどのインバータ相のなかの個々の弁において
    測定された消弧角から共通の消弧角値が形成されること
    を特徴とする請求項2記載の方法。 4)請求項1に記載の方法によりインバータ(SR)の
    弁における消弧角を示す2進信号を形成するための装置
    において、 a)弁電圧を検出するための第1の測定発信器(2)と
    、 b)弁電圧の基本振動の経過を決定するためのフィルタ
    (3)と、 c)基本振動経過からの弁電圧の偏差(u_D)を形成
    するための差し引き要素(4)と、 d)基本振動経過からの弁電圧の偏差(u_D)から弁
    電流の消滅の瞬間の位相角(ωt_1)を示す電流終了
    パルス(IRE)を形成す るアナログ−ディジタル変換のための第1 の手段(6)と、 e)弁電圧から零通過の瞬間の位相角(ωt_2)を示
    す電圧零通過パルス(URE)を形成 するアナログ−ディジタル変換のための第 2の手段(14)と、 f)電流終了パルスによりセットされ、電圧零通過パル
    スによりリセットされ、消弧角 (γ)の継続時間中に2進測定信号(LW)を発する2
    進手段、特にRSフリップフロ ップと を含んでいることを特徴とするインバータの弁における
    消弧角の決定装置。 5)変換装置変圧器(SRT)を介して集合母線(1)
    に接続されているインバータ(SR)において、フィル
    タ(3)が第2の測定発信器(9)を介して集合母線(
    1)に接続されていることを特徴とする請求項4記載の
    装置。 6)多相、特に三相のインバータ(SR)において、第
    1の測定発信器(2)が弁電圧としてインバータの出力
    端における線間電圧(U_R_S,_T_h、U_S_
    T,_T_h、U_T_R,_T_h)の少なくとも1
    つを検出することを特徴とする請求項4記載の装置。 7)多相、特に三相のインバータ(SR)において、 a)第1の測定発信器(2)が弁電圧としてインバータ
    の出力端における線間電圧の少 なくとも1つを検出し、また b)第2の測定発信器(9)が集合母線における線間電
    圧の少なくとも1つを検出する ことを特徴とする請求項5記載の装置。 8)インバータの各相の消弧角の継続時間中に2進測定
    信号(LW_R、LW_S、LW_T)が形成されるこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の装置。 9)2進測定信号から1つの共通の消弧角値が形成され
    ることを特徴とする請求項8記載の装置。 10)フィルタ(3)が、 a)弁電圧(u_R_S、_T_R、・・・)を空間固
    定の直交基準系に変換するための系統検出要素( 101)と、 b)系統検出要素(101)により駆動され、また空間
    固定の直交基準系の成分を回転す る直交基準系に変換する第1のベクトル回 転器(102′)と、 c)第1のベクトル回転器(102′)の出力端におけ
    る成分に対する平滑化要素(1 03′)と、 d)平滑化要素(103′)により駆動され、出力端に
    各1つの角度および絶対値信号を 与えるベクトルアナライザ(105)と、 e)転流により弁電圧のなかに惹起される電圧シフトに
    応動する系統監視器(113) と、 f)ベクトルアナライザ(105)の角度信号に対する
    サイン−コサイン発生器(11 0)を後段に接続されている積分器(10 9)から成る操作要素と、 g)系統監視器(113)により駆動され、切換スイッ
    チ(111)を、操作要素に記 憶された角度信号が供給されるように駆動 する制御装置(112)と、 h)ベクトルアナライザ(105)の絶対値信号を操作
    要素の出力信号と統合するため の乗算器(104a′)と、 i)乗算器の出力信号を弁電圧の基本振動(u_R_S
    、・・・)に逆変換する変換器(120)と を含んでいることを特徴とする請求項6ないし9の1つ
    に記載の装置。
JP63237440A 1987-09-24 1988-09-21 インバータの弁の消弧角決定方法および装置 Pending JPH01107663A (ja)

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