JPH01107395A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH01107395A
JPH01107395A JP62263789A JP26378987A JPH01107395A JP H01107395 A JPH01107395 A JP H01107395A JP 62263789 A JP62263789 A JP 62263789A JP 26378987 A JP26378987 A JP 26378987A JP H01107395 A JPH01107395 A JP H01107395A
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JP
Japan
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circuit
delay time
delay
clock signal
internal clock
Prior art date
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Application number
JP62263789A
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English (en)
Inventor
Katsutaka Kimura
木村 勝高
Katsuhiro Shimohigashi
下東 勝博
Jun Eto
潤 衛藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置、特にMOSメモリに係り、特にプ
ロセス加工結果及びこれにより生じるMOSFETの特
性が多少変動してもアクセス時間を大きく変動させない
MOSメモリに関する。
〔従来の技術〕
従来のMOSダイナミックメモリ(DRAM)回路を第
5図に示す、同図で2がメモリアレ一部。
1がメモリアレー、回路を駆動、制御する周辺回路であ
る。メモリアレー回路において、MCはメモリセル(同
図では簡単化のため0印で示す)で、1個の阿05FE
Tと1個のコンデンサから成り、コンデンサの電荷の有
無によって情報の“1″、“0″を蓄積する。Do(石
τ)〜Da (Da)はデータ線、Wo =Waはワー
ド線で、これらを選択、駆動することにより所定のメモ
リセルへの書き込み、読み出しを行なうe SAa ”
SAaは増幅器(ここではセンスアンプという)でメモ
リセルから読み出された微少なメモリセル信号を増幅す
る。この増幅器は例えば第6図の破線で囲んだ回路を用
いる。なお、同図で矢印を付加したMOSFETがpチ
ャネルMO3FETでその他はnチャネルMO3FE!
Tである(この他の図についても同様)、WDo〜W 
D sはワード線駆動回路で、列デコーダXDECから
の信号と周辺回路からの信号φ2によりワード線を選択
し駆動する。この回路としては1例えばアイ・イー・イ
ー・イー ジャーナル オン ソリッド ステート サ
ーキット ニス・シー21゜3 (1986年)第38
4頁(IEEE Journal ofSolid−3
tate C1rcuits 5C−21,3(198
6)P、384)に記載されている回路が用いられる。
YDo=YDsはデータ線選択回路で1行デコーダYD
ECからの信号と周辺回路からの信号φ番によりデータ
線を選択し、共通データ線I10゜工/τと接続する。
この回路としては、例えば第7図に示す回路が用いられ
る。なお第5図においてデータ線プリチャージ回路は説
明を簡単にするために省略した。
周辺回路において、BPo”BPtはパッケージのピン
とチップ内部回路を接続するためのボンディング用パッ
ドである。このパッドへチップ外部からの制御信号が入
力される。 A Bo ”A Bδはアドレスバッファ
回路で、チップ外部からのアドレス信号をチップ内部の
信号レベルに変換し、肯定と否定の2つの信号を作る回
路である。このアドレスバッファ回路には、例えば第8
図に示すような回路を用いる。MAは増幅器(ここでは
メインアンプという)で、共通データ線I10.I10
に読み出されたメモリセル信号を増幅する。
この増幅器には例えばアイ・ニス・ニス・シー・シー 
ダイジェスト・オン・テクニカル・ペーパーズ、第22
2頁〜第223頁(ISSCC’ 84Digest 
of Tachnical Papars p 222
〜p 223 )に示す回路が用いられる。OAはMA
で増幅したメモリセル信号をチップ外部へ出力するため
の出力バッファ回路である。この回路には例えば第9図
に示す回路を用いるe D iBはデータ入力バッファ
回路で、チップ外部からの書き込みデータをチップ内部
の信号レベルに変換し、1!?定と否定の2つの信号を
作る回路である。このデータ人力バッファ回路は例えば
アドレスバッファ回路と同様の回路を用いる。PCは内
部クロック信号発生回路部でアドレスバッファ回路、メ
モリアリ−、メインアンプ等を駆動する内部クロック信
号φ1〜φBを発生する。この内部クロック信号発生回
路部は、チップ外部よりパッドBPoに印加された外部
クロック信号をチップ内部の信号レベルに変換する入力
回路IB、駆動回路DRV (DRVi〜DRVg)及
び入力信号をある時間遅延させて出力する遅延回路DL
Y (DLYz =DRYs )で構成される。入力回
路及び駆動回路は1例えば第10図に示すようなCMO
Sインバータの縦続接続によって構成される。また遅延
回路は、CMOSインバータの縦続接続や、シンポジウ
ム オンブイ・エル・ニス・アイ サーキット(198
7年)第45頁から第46頁(Symp、on VLS
I C1rcuits。
pp、45−46,1987)に記載されているように
第11図に示すようなCMOSインバータの縦続接続部
に容量Cを挿入した回路や、第12図に示すように抵抗
Rと容量Cで構成された回路などが用いられる。
第5図に示す従来回路の動作を第13図の電圧波形を用
いて説明する。BPoに外部クロック信号CLKが入力
されると所定の遅延時間をもって内部クロック信号φl
が立上る。これによりアドレスバッファ回路ABo”A
l1aが活性化され。
この時B P t〜BP4に入力されいたアドレス信号
がとり込まれ、内部アドレス信号ao(ττ)〜as(
aa)を発生する。この信号を列デコーダXDEC,行
デコーダYDECに伝わり各々のデコーダが確定する。
次にφ2が立上り、列デコーダXDECの出力信号とと
もに1本のワード線を選択し駆動する。ここではWoが
選択、駆動されるとする。したがってWoにつながるメ
モリセルの信号が各々のデータ線に読み出される。その
後φ3が立上りセンスアンプ5Ao=SAaが活性化さ
れ、各々のデータ線に読み出されたメモリセル信号が増
幅される0次にφ番が立上り1行デコータY D E 
Cの出力信号とともに1対のデータ線を選択する。ここ
ではDo s Dτが選択されたとする。したがって共
通データ線I10.I10にDo 、Doのメモリセル
信号が読み出される。
次にφ6が立上りメインアンプMAが活性され、読み出
されたメモリセル信号を増幅する0次にφBが立上りバ
ッファ回路OAを活性化し、メモリセル信号を出力デー
タDoucとして出力する。
データの書き込み動作はデータ線対が選択された後、デ
ータ入力バッファ回路を通して行なう。
以上述べたようにMOSメモリ回路では、メモリアレ一
部を、遅延回路及び駆動回路の縦続接続によって作った
内部クロック信号列によって制御し、データの入出力を
行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術でのメモリの動作スピードはプロセスの加
工ばらつきやそれによって生じるMOSFETなどの素
子の特性ばらつきによって変わる0例えばMOSFET
のチャネル長りが大きくなるとMOSFETのチャネル
コンダクタンスg、が低下し、動作スピードは低下する
0通常、メモリの動作スピードすなわちアクセス時間は
、この加工ばらつきによって最も速い場合と最も遅′い
場合で2倍程度の差を生じる。
プロセスの加工ばらつきによる動作スピードの遅延を内
部クロック信号発生回路部とメモリアレ一部に分けてみ
ると、内部クロック信号発生回路での内部クロック信号
の遅延時間がメモリアレー部の動作時間の遅延より大き
くなっている。メモリアレ一部の動作時間は、ワード線
、データ線。
I10線の配線長が長いため、これらの配線抵抗と容量
が大きく、これらの充放電時間によってほとんど決まっ
ている。この配線抵抗と容量による充電時間はプロセス
の加工ばらつきの影響を受けにくい、たとえば、加工に
おいて比較的ばらつきの大きい配線幅についてみると、
配線幅が小さくなった場合、抵抗は大きくなるが容量が
小さくなるため充放電時間でみると、その変動は小さい
配線幅が大きくなった場合は、抵抗は小さくなるが容量
は大きくなるため充放電時間の変動は小さ&’ll 一方、内部クロック信号発生回路のスピードは遅延回路
及び駆動回路を構成するインバータの動作スピードに依
存しており、この動作スピードは、インバータを構成し
ているMOSFETのデバイス定数(例えばゲート長り
、やしきい値電圧Vtb)に依存している。
このMOSFETの定数はプロセスの加工ばらつきの影
響を受は易い、たとえば配線と同時に作ることの多いゲ
ート長Lgについてみると、Lmが小さくなった場合、
MOSFETのチャネルコンダクタンスg、は大きくな
り、負荷となる次段インバータのゲート容量は小さくな
るため遅′延時間は小さくなる。L「が大きくなった場
合は逆に遅延時間は大きくなってしまう。この傾向は、
遅延回路を第12図に示すような回路で構成し、遅延回
路部の遅延時間を抵抗Rと容量Cで決め、MOSFET
の定数の加工ばらつきに対する影響をなくしたとしても
、問題として残る。これは、通常遅延回路自身は、大き
な負荷容量を駆動するだけの駆動能力を持たないため、
第5図で示したように、遅延回路の出力をCMOSイン
バータ列で構成した駆動回路に入力し、その出力を各信
号とするためである。したがってたとえば遅延回路の加
工ばらつきに対する影響をなくしたとしても、駆動回路
部における遅延時間が加工ばらつきの影響を受けるため
上記傾向は生じる。
上述のようにメモリアレ一部の動作スピードに対して、
それを制御する内部クロック信号発生回路部の動作スピ
ードの方がプロセスの加工バラツキの影響を受は易いた
め加工ばらつきが動作スピードを遅くする方向に変動し
た場合、メモリ全体の動作スピード(アクセス時間)は
内部クロック信号によって決まる。この概要を第14図
の電圧波形を用いて説明する。同図で上段の電圧波形は
アクセス時間が長い場合(例えばチャネル長Ltが大き
くなった場合)の内部クロック信号波形、下段はアクセ
ス時間が速い場合(例えばLヨが小さくなった場合)の
内部クロック信号波形である。
通常、内部クロック信号とメモリアレーの動作スピード
の整合は、内部クロック信号の遅延が小さい状態(第1
4図下段の波形)でとる、この状態でプロセス加工のば
らつきを生じると第14図上段の波形で示すように内部
クロック信号は遅れ、アクセス時間はΔt2+Δt8+
Δta+Δt+sだけ遅れることになる。ここでΔta
、Δta、Δta。
Δtaは各々φ2.φ8.φ番、φ6信号発生回路のプ
ロセス加工ばらつきによる遅延時間である。このように
加工ばらつきによってメモリの動作スピードが大きく変
わることは、メモリの回路設計を難しくシ、メモリを高
速化する上で大きくな障害となっている。
本発明の目的は、プロセスの加工ばらつきに対する内部
クロック信号のタイミングマージンを小さくしうる半導
体装置、特に高速なメモリを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、メモリアレ一部の動作スピードの方がそれ
を制御する内部クロック信号発生回路部よりプロセス加
工のばらつきによる影響が小さいことに着目し、プロセ
ス加工のばらつきに対応して内部クロック信号発生回路
部の動作スピードをメモリアレ一部の動作スピードに整
合させることにより達成される。すなわち、本発明では
、遅延回路と駆動回路で構成される内部クロック信号発
生回路のうち、プロセス加工のばらつきにより変化する
駆動回路部の遅延時間の変化分を、遅延回路部の遅延時
間の変化分で相殺することにより、それぞれの内部クロ
ック信号間の遅延時間のプロセス加工のばらつきによる
影響を小さくする。このために、プロセスの加工ばらつ
きを検知する検知手段を設け、これにより遅延回路の遅
延時間を制御する。これにより、メモリアレ一部の動作
スピードと内部クロック信号の整合をとることができ、
メモリの動作スピードを高速化できる。
〔作用〕
第15図に示すように内部クロック信号発生回路は、遅
延回路DLYと駆動回路DRVで構成される。駆動回路
部の遅延時間は、第16図に示すようにプロセス加工ば
らつきあるいはそれによる素子の特性ばらつきにより変
動する0例えばゲート長Lmが大きくなった場合、駆動
回路部の遅延時間は大きくなる。一方、遅延回路部にお
いては、プロセス加工ばらつきを検知する検知手段によ
り、遅延時間を制御する。プロセス加工ばらつきが駆動
回路部の遅延時間を大きくする方向に変動した場合(例
えば上記したようにゲート長Ltが大きくなった場合)
第16図に示すようにこの検知手段により遅延回路部の
遅延時間が小さくするように制御する。これにより駆動
回路での遅延時間の増加分を相殺し、駆動回路部と遅延
回路部とを合せた遅延時間のプロセス加工ばらつきに対
する依存性を第16図のように小さくする。これによっ
てメモリアレーの動作スピードと内部クロック信号の遅
延時間の整合をとることができ、メモリの高速化が図れ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。
第17図は本発明の一実施例である。同図で内部クロッ
ク信号発生回路PC以外は第5図に示す従来回路と同一
回路構成である。また、第5図と同一の記号は同一の回
路および信号を示す、内部クロック信号発生回路PCに
おいて、検知回路CT R(CT Rz〜CTRe)は
、プロセスの加工ばらつきあるいはそれによって生じる
MOSFETなどの素子の特性ばらつきを検知する回路
で、その出力で遅延回路DLY(DLYz〜DLYa)
の遅延時間を制御する。また駆動回路DRv(DRV1
〜DRVa)は第5図と同様にCMOSインバータの縦
続接続などにより構成される。
さて第17図に示した実施例において、プロセスの加工
ばらつきが生じた場合、前述したようにメモリアレ一部
の動作スピード(ワード線信号の立上り時間、データ線
の充放電時間、共通データ線の充放電時間など)は大き
く変わりないが、内部クロック信号発生回路PCの内、
駆動回路部での遅延時間は大きく変化する0例えばここ
では遅延時間が大きくなる方向にプロセスの加工ばらつ
きが生じた場合を仮定する。検知回路CRTはこの加工
ばらつきを検知し、遅延回路DLY部での遅延時間を小
さくするように遅延回路を制御する。
その結果、遅延回路と駆動回路とを合せた遅延時間、す
なわち各内部クロック信号間(例えばφ工とφ2間など
)の遅延時間は、プロセスの加工ばらつきによる変動分
を相殺され、プロセスの加工ばらつきによる変化を小さ
くすることができる。
逆に駆動回路部での遅延時間が小さくなる方向にプロセ
スの加工ばらつきが生じた場合は、検知回路により遅延
回路部での遅延時間を大きくするように制御すればよい
0本実施例によれば、内部クロック信号発生回路部での
動作スピードのプロセスの加工ばらつきによる変動を低
減でき、メモリアレ一部の動作スピードと内部クロック
信号の遅延時間の整合を容易にとることができ、メモリ
の高速化が可能となる。またデータ線にメモリセル信号
が読み出されてからセンスアンプを活性化するまでの時
間に不必要な時間が生じることがないので、データ線で
生じるα線ソフトエラーに対して強くなる。なお、本実
施例では遅延回路毎に検知回路を設けたが、チップ内部
に検知回路を1つだけ設け、その出力で共通に各遅延回
路を制御してもよい。
第1図は本発明の他の実施例であり1本発明の重要な要
件である遅延回路の一例を示す、同図において、P R
Caは容量Cをあらかじめ所定の電圧(例えば電源電圧
V c c )に充電する充電回路である。DSCaは
入力信号INを受けて、容量Cを放電する放電回路で、
その放電速度は検知回路CTRにより制御される。DT
Caは容量Cの電圧が所定の電圧以下になったことを検
知し、出力信号INDを出力する検知回路である。検知
回路CTRは、プロセスの加工ばらつきを検知する回路
で、駆動回路部の遅延時間が大きくなる方向にプロセス
の加工ばらつきが変動した場合、放電回路D S Ca
の放電速度を速くするような制御信号を発生する。逆に
駆動回路部の遅延時間が小さくなる方向に加工ばらつき
が変動した場合は、放電速度を遅くするような制御信号
を発生する。このように、検知回路CTRにより放電回
路D S Caの放電時間を制御し、遅延回路D L 
Y &の遅延時間、すなわち入力信号INと出力信号I
NDの遅延時間をプセスの加工ばらつきに応じて変化さ
せる。
第2図は、第1図で示した実施例のより具体的な実施例
を示す、同図において、充電回路P RCaはpチャネ
ルMO5FETで構成され、入力信号INが立ち上がる
まで、容量Cを電源電圧V c cに充電しておく、ま
た検知回路D T CaはCMOSインバータで構成さ
れ、その論理しきい値電圧を電圧の検知レベルとする。
さらに放電回路D S Caは2個のnチャネルMO3
FETを縦続接続した構成となっている。1つのMOS
FETのゲートには入力信号INが接続されており、入
力信号INが立ち上がるとともに放電を開始するように
スイッチとしての役割を果している。もう1つのMOS
FETのゲートには検知回路CTHの出力が接続され、
ゲート電圧のレベルを変えることにより、放電速度を変
えている。
第3図は本発明の他の実施例であり、第1図と同様に遅
延回路の他の一例を示す。第1図で示した実施例では、
容量Cを放電する速度で遅延時間を決めていたが、第3
図で示した実施例では容量Cを充電する速度で遅延時間
を決めている。同図において、D S Cbは容量Cを
あらかじめ充電しておく放電回路である。PRC−は入
力信号IN’を受けて、容量Cを充電する充電回路で、
その充電速度は検知回路CT Rbにより制御される6
D T Cbは容量Cの電圧が所定の電圧以上になった
ことを検知し、出力信号IND’ を出力する検知回路
である。第4図は、第3図で示した実施例のより具体的
な実施例である。動作としては、放電と充電の差はある
が第2図で示した実施例と同様である。また第4図では
入力信号IN’ として立ち下がり信号を遅延させるよ
うに働く。
第18図は本発明の他の実施例であり、第1図。
第3図と同様に遅延回路の他の一例を示す。第1図、第
3図では、それぞれ放電速度、充電速度をプロセスの加
工ばらつきに応じて変えることにより遅延時間を変えて
いたが第18図で示した実施例では、あらかじめ充電し
ておく容量Cの電圧を。
プロセスの加工ばらつきに応じて変え、遅延時間を変え
る例を示す、同図において、容量Cを充電する充電回路
P RCcを検知回路CTRにより制御し、容量Cの充
電電圧を変えている。DSCcは入力信号INを受けて
容量Cを放電する放電回路であり、D T Ccは容量
Cの電圧を検知し出力信号INDを発生する検知回路で
ある。
第19図は、第18図で示した実施例のより具体的な実
施例である。充電回路P RCcをnチャネルMO3F
ETとpチャネルMO5FETとで構成し、nチャネル
MO3FETのゲート電圧を検知回路CTRで制御する
。ゲート電圧を高くすると、容量Cの充電電圧が高くな
り遅延時間は大きくなる。一方ゲート電圧を低くすると
、容量Cの充電電圧が低くなり遅延時間は小さくなる。
第20図は本発明の他の実施例であり遅延回路の他の一
例を示す1本実施例では、容量Cの電圧を検知する検知
回路D T C4の検知レベルを、検知回路CTRによ
りプロセスの加工ばらつきに応じて変え、遅延時間を変
える例を示す。
第21図は、第20図で示した実施例のより具体的な実
施例である。検知回路DTC−は、容量Cの電極にゲー
トを接続されたn及びpチャネルMO3FETと、検知
回路CTRの出力にゲートを接続されたnチャネルMO
3FETで構成される。この構成ではCTRの出力電位
を高くすると、検知回路DTC−の検知レベルは下がり
、逆に出力電位を低くすると検知レベルは高くなる。し
たがって前者の場合は遅延時間は大きく、後者の場合は
遅延時間は小さくなる。
第22図は、本発明の他の実施例であり、本発明の重要
な要件である検知回路CTRの一例を示す、第22図は
、nチャネルMO3FETのしきい値電圧のばらつきの
状態に応じて、出力端子Aの電位を変える回路である。
同図において抵抗Roは比較的プロセスの加工ばらつき
の少ない配線層、例えばn÷拡散層で作る。また出力端
子Aとアース電位との間にゲート端子をドレイン端子に
接続された複数のnチャネルMO5FET (同図では
3個)を設ける。nチャネルMO5FETのしきい値電
圧をV t hとすると、抵抗Roを充分に高抵抗にす
ることにより、出力端子Aの電位はほぼVihに比例し
た電位(同図ではほぼ3Vth)となる、したがってV
thが低くなった場合、出力端子Aの電位は下がり、逆
にVthが高くなった場合、出力端子Aの電位は上がる
。駆動回路を構成するCMOSインバータの遅延時間は
Vt−が低くなると小さく、V t hが高くなると大
きくなるので、第22図で示した検知回路を第2図で示
した遅延回路と組み合せることができる。すなわちVt
hが低くなった場合、検知回路の出力電位が下がるので
、第2図で示した遅延回路の放電回路D S Caの放
電速度が遅くなり、遅延回路の遅延時間が大きくなり、
駆動回路の遅延時間の減少分を相殺することができる。
一方V t hが高くなった場合、検知回路の出力電圧
が上がり、D S Caの放電速度が速くなるので、遅
延回路の遅延時間が小さくなり、駆動回路の遅延時間の
増加分を相殺することができる。本実施例によれば、n
チャネルMO3FETのしきい値電圧のばらつきによる
内部クロック信号発生回路の動作スピードの変動を低減
できる。なお第22図では。
抵抗Roを配線層で形成した場合を示したが、例えばア
ース電位にゲートを接続したpチャネルMO3FETを
用いてもよい、この場合ゲート長を長くすることで抵抗
を高くすることができ。また加工ばらつきによる影響も
少なくできる。またゲート電圧をクロック信号で制御さ
れたpチャネルMO3FETを用いてもよい、このクロ
ック信号はチップが選択状態(すなわち第13図でCL
Kが低電位になった状態)になった場合アース電位にな
る信号にしておけば、チップが非選択状態における検知
回路での消費電力をなくすことができ、低電力化が可能
となる。
第23図は、本発明の他の実施例であり、第22図で示
した実施例と同様に、nチャネルNO3FETのしきい
値電圧のばらつきの状態に応じて。
出力端子Aの電位を変える回路である。但し、第22図
と異なり、出力端子Aの電位1t、Vthが低くなった
場合上がり、逆にV t hが高くなった場合下がる。
これは、抵抗Roを充電に高抵抗にしておけば、出力端
子の電位がほぼVcc −3VTとなるからである。こ
こでVccは電源電圧である。したがって第23図で示
した検知回路は、第4図。
第19図および第21図で示した遅延回路と組み合せる
ことにより、第22図の実施例で述べたのと同様な効果
を得ることができる。なお第23図においても第22図
と同様nチャネルMO5FETの数は3個と限定される
ものではない。
第24図は本発明の他の実施例で、pチャネルMO3F
ETのしきい値電圧のばらつきの状態に応じて、出力端
子Aの電位を変える回路である。この回路においては、
pチャネルMO5FETのしきい値電圧の絶対値が大き
くなると出力端子Aの電位は下がり。
小さくなると電位は上がる。nチャネルと同様pチャネ
ルMO3FETのしきい値電圧の絶対値が大きくなると
、駆動回路の遅延時間は大きくなるので、第24図で示
した検知回路を第4図、第19図あるいは第21図で示
した遅延回路と組み合せることにより、pチャネルMO
3FETのしきい値電圧のばらつきに対する内部クロッ
ク信号発生回路の動作スピードの変動を低減できる。な
おpチャネルにおいても、nチャネルにおける第221
!lと第23図との関係と同様に、第24図とは逆にし
きい値電圧の絶対値が大きくなると出力端子Aの電位が
上がる検知回路も容易に実現できる。
第25図は本発明の他の実施例で1M05FETのゲー
ト長のばらつきに応じて出力端子Aの電位を変える回路
である。同図において抵抗Roは第22図と同様に比較
的プロセスの加工ばらつきの少ない配線層で形成する。
一方抵抗RGはMOSFETのゲートを形成する導電材
で形成する。これによりゲート長が長くなった場合、抵
抗Roを形成する配線の幅も太くなり、抵抗Raの抵抗
値は下がる。
したがって出力端子Aの電位は下がる。ゲート長が長く
なると駆動回路の遅延時間は大きくなるので、第25図
で示した検知回路は、第4図、第19図あるいは第21
図に示した遅延回路と組み合せることにより、ゲート長
のばらつきによる内部クロック信号発生回路の動作スピ
ードの変動を低減できる。なお第25図において抵抗R
OとRGを入れ換えることにより、ゲート長が長くなっ
た場合出力端子Aの電位を上げるタイプの検知回路も容
易に実現できる。
以上述べてきた実施例では、1種類のプロセス加工ばら
つきあるいは素子の特性ばらつきに対する遅延回路の構
成について述べたが、複数のプロセス加工ばらつきや素
子の特性ばらつきが同時に生じることがある。このよう
な場合には、いくつかの検知回路及びこれにより制御さ
れる遅延回路を用意し、これらを縦続接続すればよい、
第26図にその一例を示す、同図において遅延回路及び
検知回路は、第2図、第4図、第22図、第24図及び
第25図に対応する。この実施例によれば。
MOSFETのゲート長、n及びPチャネルMO5FE
ETのしきい値電圧のばらつきに応じて、入力信号IN
から出力信号INDまでの遅延時間が変わり、これらの
ばらつきによる内部クロック信号発生回路の遅延時間の
変動を同時に低減できる。
第27図は、本発明の他の実施例を示す図で。
遅延回路を構成する放電回路と、ゲート長の加工ばらつ
きを検知する検知回路を一体化した回路の例である。同
図において、放電回路を構成する抵抗RGは、第25図
で述べたのと同様に、 MOSFETのゲートを形成す
る導電材で形成される。これによりゲート長が長くなっ
た場合、抵抗RGを形成する配線の幅も太くなり、抵抗
Roの抵抗値は下がる。したがって放電回路D S C
eの放電速度は速くなり、遅延回路D L Y eの遅
延時間は小さくなり、駆動回路部での遅延時間の増加分
を相殺できる。
また第28図は、第27図で示した遅延回路と第2図で
示した遅延回路とを組み合せた例を示すもので、例えば
検知回路CTRにnチャネルMOSFETのしきい値電
圧のばらつきを検知する第22図に示した検知回路CT
 Raを用いると、しきい値電圧とゲート長のばらつき
の両方に応じて遅延回路の遅延時間を変えることができ
る。このように遅延回路と検知回路を種々組み合せるこ
とは可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プロセスの加工ばらつきやそれによる
MOSFETなどの素子の特性ばらつきが生じても、メ
モリアレーの動作スピードと内部クロック信号の遅延時
間の整合をとることができ、メモリのアクセス時間を不
必要に遅らすことがなく。
高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の実施例を示す遅延回路図、
第5図は従来のメモリ回路図、第6図はセンスアンプ回
路図、第7図璧データ線選択回路図、第8図はアドレス
バッファ回路図、第9図は出力バッファ回路図、第10
図は駆動回路図、第11図、第12図は従来の遅延回路
図、第13図。 第14図は内部動作電圧波形図、第15図は内部クロッ
ク信号発生回路、第16図は本発明の遅延時間の特性を
示す図、第17図は本発明の実施例を示すメモリ回路図
、第18図から第21図は本発明の実施例を示す遅延回
路図、第22図から第25図は本発明の実施例を示す検
知回路図、第26図から第28図は本発明の実施例を示
す遅延回路図である。 DLY・・・遅延回路、CTR・・・検知回路、DSC
・・・放電回路、PRC・・・充電回路、DTC・・・
検知回路。 C・・・容量、DRV・・・駆動回路、1・・・周辺回
路、2・・・メモリアレ一部、PC・・・内部クロック
信号発生回路、Wo −Ws−ワード線、Do (Do
) 〜第 1  図 12図 PRC艮り電口浴 CTR#知削春 つπ久#IP引各 (llSC仄敢を口外 C容量 斎 3 回 74 口 PRCb光電固隊 CTR検知回路 vrcb  検知回路 DSCし放電8隊 0 雰量 篤6図 ¥J g ロ 嘉10  図   箭//図 冨 12 図  。 第 13  図 第 /d 図 ZIs 図 冨 16  図 テバ′4ス足1( 寡 1g 図 冨 19  図 冨 20  図 冨z1 図 Drcct   本省!矢σ60!δ−ρSCd  7
′1.電回隊 Q 容量 L     −−−−−−−−−−−r第 26図 CTRIL、(JRc硬p得 cg?tt ■27図 ’fr  zg 図 g4   才62才L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プロセスの加工ばらつき又は素子の特性ばらつきを
    検知する第1の検知手段により遅延時間を制御される遅
    延回路を具備したことを特徴とする半導体装置。 2、該遅延回路は、容量手段と、遅延すべき入力信号に
    より該容量手段を放電又は充電する第1の放電手段又は
    充電手段と、該容量手段をあらかじめ充電又は放電して
    おく第2の充電手段又は放電手段と、該容量手段の電圧
    を検知する第2の検知手段とで構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 3、該第1の放電手段又は充電手段は、該第1の検知手
    段により放電又は充電の速度を制御されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の半導体装置。 4、該第2の充電手段は、該第1の検知手段により、該
    容量手段をあらかじめ充電する電圧を制御されることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の半導体装置。 5、該第2の検知手段は、該第1の検知手段により、検
    知する電圧値を制御されることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399355B1 (ko) * 2001-03-12 2003-09-26 삼성전자주식회사 로컬 모니터 회로를 포함하는 반도체 집적 회로

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211695A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

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