JPH0110733Y2 - - Google Patents

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JPH0110733Y2
JPH0110733Y2 JP19696782U JP19696782U JPH0110733Y2 JP H0110733 Y2 JPH0110733 Y2 JP H0110733Y2 JP 19696782 U JP19696782 U JP 19696782U JP 19696782 U JP19696782 U JP 19696782U JP H0110733 Y2 JPH0110733 Y2 JP H0110733Y2
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JP
Japan
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magnetic head
circuit board
printed circuit
resin
claws
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JP19696782U
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JPS59104322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はテープレコーダ、ビデオテープレコー
ダ等に用いられる磁気ヘツドであつて、外側にシ
ールドケースを具え、さらに配線用のプリント基
板を有する磁気ヘツドに関する。
(ロ) 従来技術 テープレコーダ、ビデオテープレコーダ等に用
いられる磁気ヘツドのうち録音再生ヘツド等にあ
つては、外部からのノイズを遮へいするため、磁
性体から成るシールドケースに入れて使用され
る。この磁気ヘツドはコアとコアに巻回されたコ
イルとから成るヘツド本体をシールドケース内に
収納し、シールドケースとヘツド本体との空隙部
には樹脂が充填されて製造されている。従来製造
されているこの磁気ヘツドの一例として2チヤン
ネル形の磁気ヘツドの外観は第1図(斜視図)に
示すようなものである。すなわち同図において、
磁気ヘツド1はほゞ直方体状でありその一の面の
みは円柱の側面の一部となつており、この面がテ
ープ走行面1Aとなつている。磁気ヘツド1はシ
ールドケース2内にヘツド本体(図ではその大部
分がみえない。)が収納され、ケース2とヘツド
本体の間隙には樹脂3が充填されている。またこ
の樹脂3の外部には端子ピン4が突出している
(図示の場合は2チヤンネルヘツドであり、4本
の端子ピンが突出しているが、1チヤンネルヘツ
ドの場合は2本である。)。この磁気ヘツドがテー
プレコーダ等に組み込まれて配線される際は端子
ピン4が使用されるが、この端子ピンは細くて長
く曲つたり折れたりして取扱いが面倒である。こ
れを防ぐには第2図(斜視図)に示すようなプリ
ント基板を使用することが考えられる。すなわ
ち、同図において、プリント基板5には磁気ヘツ
ドの端子ピン4と同数の通孔5Aが設けられてお
り、その通孔5Aに接する部分は導体5Bとなつ
ている。この通孔5Aに端子ピンを挿入し、端子
ピン4の突出部分を切りハンダ付けをすれば、導
体5Bに対して配線を行なえばよいので、組み立
て配線が容易となる。
しかしながら、第1図に示すような磁気ヘツド
では、プリント基板5を磁気ヘツド1の本体に密
着して取付ければ、ハンダ付けに際しての熱影響
で樹脂が劣化するおそれがあり、それを防ぐため
に、樹脂3とプリント基板5との間をあければ、
磁気ヘツド1に対するプリント基板5の心出し、
位置ぎめがむつかしく、またプリント基板5にか
かる外力がすべてハンダおよび端子ピン4にかか
り、強度が落ち、破損を招くおそれがあつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は以上述べた従来の磁気ヘツドの欠点を
解消し、テープレコーダ等に組み込み配線を行な
うに際して取扱いが容易なようにプリント基板を
有しており、しかも充填樹脂を劣化させることな
く、また磁気ヘツドとプリント基板との位置ぎめ
心出しが容易でしかもプリント基板の取付け強度
の強い磁気ヘツドを提供することを目的としてい
る。
(ニ) 考案の構成・作用 本考案は、従来、磁気ヘツドのヘツド本体とシ
ールドケースとの組み立て心出しを容易にし、ま
たギヤツプ深さの正確な加工を可能とするため
に、2枚の平行する板を有するホルダを用いこの
板の間にヘツド本体を取付けてシールドケース内
に装着し、またこの2枚の平行する板の端縁を充
填樹脂の外部に露出せしめこの端縁を基準として
テープ走行面の研磨加工を行なつている場合があ
ることに着眼し、この端縁を2本の溝によつて3
本の爪に分割し、その両側の爪をプリント基板取
付けの基準面とすることによつて前記目的を達成
している。
以下図面に基いて詳細に本考案の構成について
説明する。第3図(斜視図)は本考案に係る磁気
ヘツドであつて2チヤンネル形のものを示した図
である。同図において、磁気ヘツド1のテープ走
行面1Aと反対側のシールドケース2は開口とな
つておりその部分には樹脂3が充填されている。
またこの樹脂3の外部には端子ピン4および1対
のホルダの端縁6が突出している。
端縁6は3個の爪から成つており、その両端の
爪6Aはやゝ高さが低く、中央の爪6Bは高さが
高く、両者とも頂部は平面になつている。磁気ヘ
ツド1の他の部分は第1図において説明した従来
の磁気ヘツドと異るところはない。
第4図(斜視図)はこの磁気ヘツド1にプリン
ト基板5を取付けた状況を示したものである。プ
リント基板5は4個の爪6Aを基準面として取付
けられており、端子ピン4は通孔5Aに挿通され
その頂部が切られた後ハンダ7によつてプリント
基板5の導体5Bと連結されている。
プリント基板5は爪6Aおよび端子ピン4によ
つて正確に位置ぎめ、心出しがされており、また
爪6Aとハンダ7によつてしつかりと取付けられ
ており強度も充分であり、ハンダ7や端子ピン4
に過大な力が加わることもない。またプリント基
板5と磁気ヘツドの充填樹脂3とは所定距離だけ
(爪6Aの高さだけ)離れているためにハンダ付
けを行なつても熱影響による充填樹脂3の劣化は
ない。さらにまた本考案に係る磁気ヘツドは、突
出した端子ピンがないため、テープレコーダ等に
組み込む際に取扱いが簡単で破損の心配がなく、
組み立て、配線等の作業が簡単でしかも確実を期
することができる。
磁気ヘツドのテープ走行面1Aは爪6Bを基準
面として研磨加工されるが、第2図および第4図
に示されるように、プリント基板5はこの爪6B
に当る部分が切欠かれており、爪6Bは爪6Aよ
りも高さが高くなつているため、プリント基板取
付後であつても(第4図の状態)研磨加工は爪6
Bを基準として容易に行なうことができる。
以上の説明は主として2チヤンネル形の磁気ヘ
ツドについて述べているが、1チヤンネル形の磁
気ヘツド、3チヤンネル以上の多チヤンネル形ヘ
ツドについても本考案が有効に実施できることは
云うまでもない。
(ホ) 考案の効果 本考案は以上述べたように、磁気ヘツドにプリ
ント基板を取付けて、磁気ヘツドをテープレコー
ダ等に組み付ける際の組み立て、配線作業を簡
単、確実化し、またプリント基板の取付けに際し
ては、磁気ヘツド組み立てに際して使用するホル
ダの端縁を利用してプリント基板取付けの基準面
とし、ハンダ付けに際しての熱影響による充填樹
脂の劣化を防ぎ、またプリント基板の位置ぎめ、
心出しを確実にし、その取付強度を高める等、磁
気ヘツドの品質向上、原価低減に対してきわめて
優れた効果を有することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来製造されている2チヤンネル形磁
気ヘツドの外観を示した斜視図、第2図はプリン
ト基板を示した斜視図、第3図は本考案に係る磁
気ヘツドであつて2チヤンネル形のものを示した
斜視図、第4図はプリント基板を取付けた状況を
示した斜視図である。 1……磁気ヘツド、1A……テープ走行面、2
……シールドケース、3……充填樹脂、4……端
子ピン、5……プリント基板、5A……通孔、5
B……導体、6……ホルダの端縁、6A……爪、
6B……爪、7……ハンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアとこれに巻回されるコイルとを互いに平行
    する2枚の板を有するホルダに取付け、シールド
    ケース内に装着し、ケース内に樹脂を充填して成
    る磁気ヘツドにおいて、前記ホルダの2枚の板の
    端縁が共に2つの溝によつて3本の爪状となつて
    おり、この爪が前記充填樹脂の外部に露出してお
    り、その外側の2本の爪の一対を基準面として配
    線用のプリント基板を取付けたことを特徴とする
    磁気ヘツド。
JP19696782U 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツド Granted JPS59104322U (ja)

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JP19696782U JPS59104322U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツド

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JP19696782U JPS59104322U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS59104322U JPS59104322U (ja) 1984-07-13
JPH0110733Y2 true JPH0110733Y2 (ja) 1989-03-28

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