JPH01107139A - パターン検知装置 - Google Patents
パターン検知装置Info
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- JPH01107139A JPH01107139A JP26282687A JP26282687A JPH01107139A JP H01107139 A JPH01107139 A JP H01107139A JP 26282687 A JP26282687 A JP 26282687A JP 26282687 A JP26282687 A JP 26282687A JP H01107139 A JPH01107139 A JP H01107139A
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Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
例えばIC等の製造工程中で形成される微細なレジスト
のような透明パターンを光学的に自動検知するパターン
検知装置に関し、 上記透明パターンを確実かつ正確に検知できることを目
的とし、 平坦面上に透明パターンの形成された被検知対象に対し
、入射面に平行な直線偏光としたライン状の光をブリュ
ースター角で入射させる光照射手段と、前記ライン状の
光が前記透明パターンを介し前記平坦面で反射された光
を検知光として検知する光検知手段と、該光検知手段で
得られた検知画像における前記検知光の位置に基づき前
記透明パターンの高さを算出する演算手段とを備えるよ
うに構成する。
のような透明パターンを光学的に自動検知するパターン
検知装置に関し、 上記透明パターンを確実かつ正確に検知できることを目
的とし、 平坦面上に透明パターンの形成された被検知対象に対し
、入射面に平行な直線偏光としたライン状の光をブリュ
ースター角で入射させる光照射手段と、前記ライン状の
光が前記透明パターンを介し前記平坦面で反射された光
を検知光として検知する光検知手段と、該光検知手段で
得られた検知画像における前記検知光の位置に基づき前
記透明パターンの高さを算出する演算手段とを備えるよ
うに構成する。
本発明は、例えばIC等の製造工程中で形成される微細
なレジストのような透明パターンを光学的に自動検知す
るパターン検知装置に関する。
なレジストのような透明パターンを光学的に自動検知す
るパターン検知装置に関する。
従来、IC等における微細な配線パターンを検知する装
置としては、第7図に示すような光切断法を利用したも
のが提案されている。
置としては、第7図に示すような光切断法を利用したも
のが提案されている。
同図の装置では、まずレーザ1の出力光をミラー2を介
しスリット3に導く。このスリット3は対物レンズ4の
入射瞳部に配置されており、ここを光が通過することに
よりスリット3の形状に沿ったライン状の光が得られる
。このライン状の光を対物レンズ4によって被検知対象
(例えばA1等からなる微細な配線パターンの形成され
たIC)Mに結像させる。この際、第8図に概略的に示
すように、スリット3を通過して得られたライン状の光
L+ は対物レンズ4により光軸を中心にy方向からX
方向に90゛回転され、ライン状の微細な光L2として
結像される。対物レンズ4の開口数(NA)が例えば0
.7である場合、光L2の幅Wを0.3 μm程度に微
細化することができる。
しスリット3に導く。このスリット3は対物レンズ4の
入射瞳部に配置されており、ここを光が通過することに
よりスリット3の形状に沿ったライン状の光が得られる
。このライン状の光を対物レンズ4によって被検知対象
(例えばA1等からなる微細な配線パターンの形成され
たIC)Mに結像させる。この際、第8図に概略的に示
すように、スリット3を通過して得られたライン状の光
L+ は対物レンズ4により光軸を中心にy方向からX
方向に90゛回転され、ライン状の微細な光L2として
結像される。対物レンズ4の開口数(NA)が例えば0
.7である場合、光L2の幅Wを0.3 μm程度に微
細化することができる。
このようにしてライン状の光L2が形成された液検知対
象M上に配線パターンによる凹凸が存在する場合、ライ
ン状の光L2は上記凹凸に沿った不連続な形状となる。
象M上に配線パターンによる凹凸が存在する場合、ライ
ン状の光L2は上記凹凸に沿った不連続な形状となる。
そこで、その反射光をもう1個の対物レンズ5で結像さ
せることにより、そこには上記配線パターンの断面形状
に相当する光切断像が形成される。これをCCDセンサ
6で検知し、その検知画像の高さ方向のずれを求めるこ
とにより、配線パターンの高さを得る。このような高さ
検知を被検知対象Mの全体に対して順次行うことにより
、配線パターンの三次元形状を得ることができる。
せることにより、そこには上記配線パターンの断面形状
に相当する光切断像が形成される。これをCCDセンサ
6で検知し、その検知画像の高さ方向のずれを求めるこ
とにより、配線パターンの高さを得る。このような高さ
検知を被検知対象Mの全体に対して順次行うことにより
、配線パターンの三次元形状を得ることができる。
上記従来の装置では、上述したように光切断法を利用す
ることにより、IC上におけるA1配線パターン等の不
透明パターンの検知は可能である。
ることにより、IC上におけるA1配線パターン等の不
透明パターンの検知は可能である。
ところが、透明レジストのような透明パターンに対して
前記と同様に光を投影すると、透明パターンの上面及び
底面で二種類の反射光が生じ、これらが混在して検知さ
れてしまう。このように混在した反射光の中から上面で
の反射光のみを取出すことは極めて困難であり、従って
透明パターンの高さを検知することは不可能であった。
前記と同様に光を投影すると、透明パターンの上面及び
底面で二種類の反射光が生じ、これらが混在して検知さ
れてしまう。このように混在した反射光の中から上面で
の反射光のみを取出すことは極めて困難であり、従って
透明パターンの高さを検知することは不可能であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、透明パターンを確実かつ
正確に検知することのできるパターン検知装置を提供す
ることを目的とする。
正確に検知することのできるパターン検知装置を提供す
ることを目的とする。
第1図は、本発明の原理構成図である。本発明は、光照
射手段11、光検知手段12、及び演算手段13を備え
て構成されている。
射手段11、光検知手段12、及び演算手段13を備え
て構成されている。
光照射手段11は、表面に透明パターン(例えば透明な
レジストパターン等)Nの形成された被検知対象Mに対
し、入射面に平行な直線偏光(すなわちp偏光)とした
ライン状の光Lllをブリュースター角θ、で入射させ
る手段である。なお第1図においては、上記入射面は図
の表面に等しく、上記直線偏光の振動方向は矢印Aで示
されている。
レジストパターン等)Nの形成された被検知対象Mに対
し、入射面に平行な直線偏光(すなわちp偏光)とした
ライン状の光Lllをブリュースター角θ、で入射させ
る手段である。なお第1図においては、上記入射面は図
の表面に等しく、上記直線偏光の振動方向は矢印Aで示
されている。
また、ライン状の光L11は、図の表面に対し実直方向
に延びている。
に延びている。
光検知手段12は、上記ライン状の光L11が透明パタ
ーンNを介しくすなわち屈折し)その底面N、で反射し
て得られた光L1□を検知光として検知する手段である
。
ーンNを介しくすなわち屈折し)その底面N、で反射し
て得られた光L1□を検知光として検知する手段である
。
演算手段13は、光検知手段12で得られた検知像にお
ける上記の光(検知光)L、2の位置(すなわち出射位
置B)に基づき、透明パターンNの高さhを算出する手
段である。
ける上記の光(検知光)L、2の位置(すなわち出射位
置B)に基づき、透明パターンNの高さhを算出する手
段である。
一般に、透明体へ任意の直線偏光が入射する場合、その
反射光及び屈折光のそれぞれの振幅と入射角との関係は
、第2図に示すように、入射面に対して平行な直線偏光
(p偏光)成分と垂直な直線偏光(S偏光)成分とで異
なる。特に、S偏光(曲線すで示す)では反射光の振幅
がゼロになるような入射角が存在しないのに対し、p偏
光(曲線aで示す)では入射角θ、で反射光の振幅がゼ
ロになり、屈折光だけが十分な振幅を持つ。このような
入射角θ、は、一般にブリュースター角(偏光角)と呼
ばれている。このブリュースター角θ、は、入射側媒質
をnl、屈折側媒質をn2とすると、 tan θp ”nz /n+ + ’ ・
’ if)で表わされる角度である。
反射光及び屈折光のそれぞれの振幅と入射角との関係は
、第2図に示すように、入射面に対して平行な直線偏光
(p偏光)成分と垂直な直線偏光(S偏光)成分とで異
なる。特に、S偏光(曲線すで示す)では反射光の振幅
がゼロになるような入射角が存在しないのに対し、p偏
光(曲線aで示す)では入射角θ、で反射光の振幅がゼ
ロになり、屈折光だけが十分な振幅を持つ。このような
入射角θ、は、一般にブリュースター角(偏光角)と呼
ばれている。このブリュースター角θ、は、入射側媒質
をnl、屈折側媒質をn2とすると、 tan θp ”nz /n+ + ’ ・
’ if)で表わされる角度である。
このことから、第3図に示すように、媒質■から媒質■
に対し任意の光10をブリュースター角θ2で入射させ
た場合、その反射光7!1にはS偏光(その振動方向を
記号Cで示す)のみが含まれ、p偏光(その振動方向を
矢印りで示す)は全て屈折光12に含まれる。従って、
第1図に示したように、p偏光成分のみからなるライン
状の光L++をブリュースター角θ、で透明パターンN
に入射させれば、そこからの表面反射はなり、透明パタ
ーンNの内部への屈折光だけが得られる。そのため、従
来のように透明パターンNの上面及び底面からの二種類
の反射光が混在するようなことは全くなく、光検知手段
12では透明パターンNの底面N、からの反射光を検知
光Ltzとして確実に検知することができる。
に対し任意の光10をブリュースター角θ2で入射させ
た場合、その反射光7!1にはS偏光(その振動方向を
記号Cで示す)のみが含まれ、p偏光(その振動方向を
矢印りで示す)は全て屈折光12に含まれる。従って、
第1図に示したように、p偏光成分のみからなるライン
状の光L++をブリュースター角θ、で透明パターンN
に入射させれば、そこからの表面反射はなり、透明パタ
ーンNの内部への屈折光だけが得られる。そのため、従
来のように透明パターンNの上面及び底面からの二種類
の反射光が混在するようなことは全くなく、光検知手段
12では透明パターンNの底面N、からの反射光を検知
光Ltzとして確実に検知することができる。
この時、第4図(a)、 (b)に示すように、透明パ
ターンNからの検知光Ll!の出射位置Bは透明パター
ンNの高さhに依存する。例えば、透明パターンNの高
さhがり、の場合(同図(a))と、それよりも低いh
z(<h+)の場合(同図(b))とでは、上記出射位
置BはΔWだけずれる。このような出射位置Bは、光検
知手段12で得られる検知像から明確に知ることができ
る。従って、演算手段13が出射位置Bを知ることによ
り、透明パターンNの高さhに対する出射位置Bの依存
関係に基づき、透明パターンNの実際の高さhを正確に
算出することができる。
ターンNからの検知光Ll!の出射位置Bは透明パター
ンNの高さhに依存する。例えば、透明パターンNの高
さhがり、の場合(同図(a))と、それよりも低いh
z(<h+)の場合(同図(b))とでは、上記出射位
置BはΔWだけずれる。このような出射位置Bは、光検
知手段12で得られる検知像から明確に知ることができ
る。従って、演算手段13が出射位置Bを知ることによ
り、透明パターンNの高さhに対する出射位置Bの依存
関係に基づき、透明パターンNの実際の高さhを正確に
算出することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第5図は、本発明の一実施例を示す概略構成図である。
ここでは、被検知対象Mとして、微細な透明レジストか
らなる透明パターンの形成されたICを考える。
らなる透明パターンの形成されたICを考える。
本実施例は、光照射手段として、レーザ21、ミラー2
2、p偏光を作るための偏光フィルタ23、ライン状の
光を作るためのスリット24、及び開口数(NA)の大
きな対物レンズ25を備えている。対物レンズ25は被
検知対象Mへの入射光軸がブリュースター角θ2をなす
ように配置されており、その入射瞳部にスリット24が
配置されている。この光照射手段では、まずレーザ21
の出力光がミラー22を介し偏光フィルタ23に導かれ
る。偏光フィルタ23を通過したレーザ光は、p偏光(
すなわち、後述する光り、の被検知対象Mへの入射面に
対し平行な直線偏光)L+oとなって、スリット24を
通過する。スリット24を通過したp偏光は、スリット
24の形状に沿ったライン状の光に整形される。このよ
うにして得られたライン状の光は、対物レンズ25によ
り、第8図に示したと同様にライン状の微細な光Ll+
にされて、被検知対象M上に結像される。ただしこの際
、上記のライン状の光Ll+は、第、6図+a)に示す
ように、被検知対象M上の透明パターン(レジストパタ
ーン)Nに対してブリュースター角θ2て入射する。な
お、対物レンズ25のNAが大きくても、その出射光(
Lll)のビームウェスト部では光軸方向の光のみが存
在すると考えることができるので、実質上、前記の弐(
1)を満足する。
2、p偏光を作るための偏光フィルタ23、ライン状の
光を作るためのスリット24、及び開口数(NA)の大
きな対物レンズ25を備えている。対物レンズ25は被
検知対象Mへの入射光軸がブリュースター角θ2をなす
ように配置されており、その入射瞳部にスリット24が
配置されている。この光照射手段では、まずレーザ21
の出力光がミラー22を介し偏光フィルタ23に導かれ
る。偏光フィルタ23を通過したレーザ光は、p偏光(
すなわち、後述する光り、の被検知対象Mへの入射面に
対し平行な直線偏光)L+oとなって、スリット24を
通過する。スリット24を通過したp偏光は、スリット
24の形状に沿ったライン状の光に整形される。このよ
うにして得られたライン状の光は、対物レンズ25によ
り、第8図に示したと同様にライン状の微細な光Ll+
にされて、被検知対象M上に結像される。ただしこの際
、上記のライン状の光Ll+は、第、6図+a)に示す
ように、被検知対象M上の透明パターン(レジストパタ
ーン)Nに対してブリュースター角θ2て入射する。な
お、対物レンズ25のNAが大きくても、その出射光(
Lll)のビームウェスト部では光軸方向の光のみが存
在すると考えることができるので、実質上、前記の弐(
1)を満足する。
このようにp偏光からなるライン状の光L11をブリュ
ースター角θ2て透明パターンNに入射させれば、先に
第2図及び第3図に基づき述べた原理により、透明パタ
ーンNの上面からの反射光I、111はなくなり、透明
パターンNの内部への屈折光L11.たけとなる。この
屈折光L11.は透明パターンNの底面(St等からな
る半導体層の表面)Nlでほぼ100%反射された後、
透明パターンN外へ検知光り、□として出射される。一
方、ライン状の光L11のうち、透明パターンNに入射
することなく (すなわち透明パターンNの側方を)そ
のまま進行した光LIICは、上記半導体層の表面で反
射される(反射光L+ff)。
ースター角θ2て透明パターンNに入射させれば、先に
第2図及び第3図に基づき述べた原理により、透明パタ
ーンNの上面からの反射光I、111はなくなり、透明
パターンNの内部への屈折光L11.たけとなる。この
屈折光L11.は透明パターンNの底面(St等からな
る半導体層の表面)Nlでほぼ100%反射された後、
透明パターンN外へ検知光り、□として出射される。一
方、ライン状の光L11のうち、透明パターンNに入射
することなく (すなわち透明パターンNの側方を)そ
のまま進行した光LIICは、上記半導体層の表面で反
射される(反射光L+ff)。
本実施例は、上記のようにして得られた光L1□及びL
13を検知する光検知手段として、対物レンズ26及び
CCDセンサ27を備えている。この光検知手段では、
第6図(a)に示した光L1□及びL13を対物レンズ
26により結像させ、これをCCDセンサ27で検知す
る。この際、上述したように透明パターンNからの表面
反射がないため、従来のように透明パターンNの上面及
び底面からの二種類の反射光が混在するようなことは全
くない。よって、CCDセンサ27は上記の光I、+z
及びLlffだけを確実に検知できる。
13を検知する光検知手段として、対物レンズ26及び
CCDセンサ27を備えている。この光検知手段では、
第6図(a)に示した光L1□及びL13を対物レンズ
26により結像させ、これをCCDセンサ27で検知す
る。この際、上述したように透明パターンNからの表面
反射がないため、従来のように透明パターンNの上面及
び底面からの二種類の反射光が混在するようなことは全
くない。よって、CCDセンサ27は上記の光I、+z
及びLlffだけを確実に検知できる。
CCDセンサ27による検知画像の一例を第6図(b)
に示す。同図において、高い位置にある像m、が光L1
gに対応し、低い位置にある像mtが光L13に対応す
る。この画像で、像m2に対する像m1の高さ(すなわ
ち、光LI2と光Lll間の距離)h’は、透明パター
ンNでの屈折によって生じた透明パターンNの底面N、
の見かけの高さを示す。この時、第6図(a)に示した
透明パターンNからの光LIZの出射位置Bが、第4図
で述べたように透明パターンNの実際の高さhに依存し
、また光L13の半導体層上での反射位HEが変化しな
いことから、上記の見かけの高さh′も高さhに依存す
る。すなわち、透明パターンNの屈折率n(通常のレジ
ストの場合、n=1.68)及びブリュースター角θ、
を既知の値とすることにより、h′をhの関数として表
わすことができる。
に示す。同図において、高い位置にある像m、が光L1
gに対応し、低い位置にある像mtが光L13に対応す
る。この画像で、像m2に対する像m1の高さ(すなわ
ち、光LI2と光Lll間の距離)h’は、透明パター
ンNでの屈折によって生じた透明パターンNの底面N、
の見かけの高さを示す。この時、第6図(a)に示した
透明パターンNからの光LIZの出射位置Bが、第4図
で述べたように透明パターンNの実際の高さhに依存し
、また光L13の半導体層上での反射位HEが変化しな
いことから、上記の見かけの高さh′も高さhに依存す
る。すなわち、透明パターンNの屈折率n(通常のレジ
ストの場合、n=1.68)及びブリュースター角θ、
を既知の値とすることにより、h′をhの関数として表
わすことができる。
そこで本実施では、透明パターンNの高さhを算出する
演算手段として、第5図に示すように画像メモリ28及
び第1.第2の演算回路29,30を備えている。この
演算手段では、まず上記CCDセンサ27で得られた検
知画像(第6図(b)参照)を画像メモリ28に記憶す
る。そして第1の演算回路29により、記憶されている
検知画像の中から光LI2に対応する像m1のみを取出
し、他の像m2を除去することにより、見かけの高さh
′を求める。続いて、第2の演算回路30により、上述
したh′とhの関係に基づき透明パターンNの実際の高
さhを算出する。このような高さhの検知を被検知対象
Mの全体に対して順次行うことにより、透明パターンN
の三次元形状を得ることができる。
演算手段として、第5図に示すように画像メモリ28及
び第1.第2の演算回路29,30を備えている。この
演算手段では、まず上記CCDセンサ27で得られた検
知画像(第6図(b)参照)を画像メモリ28に記憶す
る。そして第1の演算回路29により、記憶されている
検知画像の中から光LI2に対応する像m1のみを取出
し、他の像m2を除去することにより、見かけの高さh
′を求める。続いて、第2の演算回路30により、上述
したh′とhの関係に基づき透明パターンNの実際の高
さhを算出する。このような高さhの検知を被検知対象
Mの全体に対して順次行うことにより、透明パターンN
の三次元形状を得ることができる。
本実施例では、以上に説明したように、透明パターンN
の上面からの反射光をなくすことにより、透明パターン
Nで屈折して得られた光LI2と透明パターンNに入射
することなく得られた光L13とを確実に検知できる。
の上面からの反射光をなくすことにより、透明パターン
Nで屈折して得られた光LI2と透明パターンNに入射
することなく得られた光L13とを確実に検知できる。
更に、これらの光L I2及びL12を検知して見かけ
の高さh′を得ることにより、微細な透明パターンNの
実際の高さhを簡単かつ正確に求めることができる。
の高さh′を得ることにより、微細な透明パターンNの
実際の高さhを簡単かつ正確に求めることができる。
なお、光照射手段及び光検知手段における光学系の構成
は、第5図に示した構成に限定されることはない。また
、演算手段による演算も、上記実施例のようにh′を求
める処理は必ずしも必要ではなく、出射位置Bに基づい
て高さhを算出できるのであれば、どのような演算を用
いてもよい。
は、第5図に示した構成に限定されることはない。また
、演算手段による演算も、上記実施例のようにh′を求
める処理は必ずしも必要ではなく、出射位置Bに基づい
て高さhを算出できるのであれば、どのような演算を用
いてもよい。
また、本発明は、IC中のレジストパターン以外の他の
透明パターンの検知に使用することもでき、更に透明パ
ターンは必ずしも微細なパターンである必要はな°い。
透明パターンの検知に使用することもでき、更に透明パ
ターンは必ずしも微細なパターンである必要はな°い。
以上説明したように、本発明によれば、従来では検知困
難であった透明パターンの高さを、非常に確実かつ正確
に検知することが可能となった。
難であった透明パターンの高さを、非常に確実かつ正確
に検知することが可能となった。
第1図は本発明の原理構成図、
第2図はp偏光及びS偏光の入射角に対する反射光振幅
及び屈折光振幅の依存関係を示す図、第3図はブリュー
スター角の原理を説明するための図、 第4図(a)及び(b)は透明パターンNの高さhと検
知光LI!の出射位置Bとの関係を示す図、第5図は本
発明の一実施例を示す概略構成図、第6図(al及び(
blは同実施例の特徴的作用を説明するための要部構成
図及びCCDセンサ27による検知画像の一例を示す図
、 第7図は従来のパターン検知装置を示す概略構成図、 第8図はスリット3及び対物レンズ4によるライン形成
の原理を示す概略図である。 11・・・光照射手段、 12・・・光検知手段、 13・・・演算手段、 21・・・レーザ、 23・・・偏光フィルタ、 24・ ・ ・スリット、 25.26・・・対物レンズ、 27・・・CCDセンサ、 28・・・画像メモリ、 29・・・第1の演算回路、 30・・・第2の演算回路、 L、・・・ライン状の光、 L1□・・・検知光、 θ、・・・ブリュースター角、 B・・・出射位置、 M・・・被検知対象、 N・ ・・透明パターン。 特許出願人 富士通株式会社 本発明の原工里オ五族図 第1図 7′カニ−スター角の原理 第3図 ΔW 道日月ハ9ターンNの音之hヒ宇莢タロ、tLI2の工
遺寸イ立厘B ヒの開イ系 第4図 従来のlザターン巾岨y口、装置 ライン形成゛の号f里 第8図
及び屈折光振幅の依存関係を示す図、第3図はブリュー
スター角の原理を説明するための図、 第4図(a)及び(b)は透明パターンNの高さhと検
知光LI!の出射位置Bとの関係を示す図、第5図は本
発明の一実施例を示す概略構成図、第6図(al及び(
blは同実施例の特徴的作用を説明するための要部構成
図及びCCDセンサ27による検知画像の一例を示す図
、 第7図は従来のパターン検知装置を示す概略構成図、 第8図はスリット3及び対物レンズ4によるライン形成
の原理を示す概略図である。 11・・・光照射手段、 12・・・光検知手段、 13・・・演算手段、 21・・・レーザ、 23・・・偏光フィルタ、 24・ ・ ・スリット、 25.26・・・対物レンズ、 27・・・CCDセンサ、 28・・・画像メモリ、 29・・・第1の演算回路、 30・・・第2の演算回路、 L、・・・ライン状の光、 L1□・・・検知光、 θ、・・・ブリュースター角、 B・・・出射位置、 M・・・被検知対象、 N・ ・・透明パターン。 特許出願人 富士通株式会社 本発明の原工里オ五族図 第1図 7′カニ−スター角の原理 第3図 ΔW 道日月ハ9ターンNの音之hヒ宇莢タロ、tLI2の工
遺寸イ立厘B ヒの開イ系 第4図 従来のlザターン巾岨y口、装置 ライン形成゛の号f里 第8図
Claims (7)
- (1)表面に透明パターンの形成された被検知対象に対
し、入射面に平行な直線偏光としたライン状の光をブリ
ュースター角で入射させる光照射手段(11)と、前記
ライン状の光が前記透明パターンを介しその底面で反射
された光を検知光として検知する光検知手段(12)と
、該光検知手段で得られた検知画像における前記検知光
の位置に基づき前記透明パターンの高さを算出する演算
手段(13)とを備えることを特徴とするパターン検知
装置。 - (2)前記光照射手段(11)は、レーザ光を通過させ
て前記直線偏光を得る偏光フィルタ(23)と、該直線
偏光をライン状の光に整形するスリット(24)と、該
ライン状の光を前記被検知対象上にブリュースター角で
入射させ結像させる対物レンズ(25)とを備えること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパターン検知
装置。 - (3)前記対物レンズ(25)は、大きな開口数を有す
ると共に、前記スリット(24)を介して得られたライ
ン状の光を光軸を中心として90゜回転させて結像させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のパター
ン検知装置。 - (4)前記光検知手段(12)は、前記透明パターンの
底面で反射された光を結像させる対物レンズ(26)と
、該対物レンズによる結像面上に配置された光センサ(
27)とを備えることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第3項のいずれか1つに記載のパターン検知装置
。 - (5)前記光センサ(27)はCCDセンサであること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のパターン検知
装置。 - (6)前記演算手段(13)は、前記光検知手段(12
)で得られた検知画像を記憶する画像メモリ(28)と
、該画像メモリに記憶された検知画像の中から前記検知
光に対応する像の位置のみを取出す第1の演算回路(2
9)と、該第1の演算回路で得られた位置及び前記透明
パターンの屈折率並びに前記ブリュースター角に基づい
て前記透明パターンの高さを算出する第2の演算回路(
30)とを備えることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第5項のいずれか1つに記載のパターン検知装置
。 - (7)前記透明パターンは、半導体層上に形成された透
明レジストパターンであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項乃至第6項のいずれか1つに記載のパターン
検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26282687A JPH01107139A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | パターン検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26282687A JPH01107139A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | パターン検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107139A true JPH01107139A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17381150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26282687A Pending JPH01107139A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | パターン検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01107139A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03174739A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-07-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | エピタキシャル成長層の成長状況測定法及びそれに用いるエピタキシャル成長層の成長状況測定装置 |
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-
1987
- 1987-10-20 JP JP26282687A patent/JPH01107139A/ja active Pending
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