JPH01106526A - Ad変換器 - Google Patents
Ad変換器Info
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- JPH01106526A JPH01106526A JP62264157A JP26415787A JPH01106526A JP H01106526 A JPH01106526 A JP H01106526A JP 62264157 A JP62264157 A JP 62264157A JP 26415787 A JP26415787 A JP 26415787A JP H01106526 A JPH01106526 A JP H01106526A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/06—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
- H03M1/0602—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of deviations from the desired transfer characteristic
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/14—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
- H03M1/145—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages
- H03M1/146—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages all stages being simultaneous converters
- H03M1/147—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages all stages being simultaneous converters at least two of which share a common reference generator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はAD変換器に関し、特に直並列型AD変換器
の高速化、アナログ入力帯域の拡大に関するものである
。
の高速化、アナログ入力帯域の拡大に関するものである
。
第2図は例えば[マイクロ・パワー・システムズ社カタ
ログ°゛業界初のワンチップ11ビツトCMOSフラッ
シュA/DコンバータMP7685”」に示された従来
の直並列型AD変換器の4ビット分の構成を示す回路図
である。このAD変換器は、デジタル出力の上位ビット
を決定するための第1の並列型AD変換部1と、下位ビ
ットを決定するための第2の並列型AD変換部2とで構
成されている。
ログ°゛業界初のワンチップ11ビツトCMOSフラッ
シュA/DコンバータMP7685”」に示された従来
の直並列型AD変換器の4ビット分の構成を示す回路図
である。このAD変換器は、デジタル出力の上位ビット
を決定するための第1の並列型AD変換部1と、下位ビ
ットを決定するための第2の並列型AD変換部2とで構
成されている。
第1の並列型AD変換部1は、3つの第1の電圧比較器
CC1〜CC3と、第1の判定回路J1と、第1のエン
コーダE1と、抵抗R1〜R16および定電圧源3から
なる第1の基準電圧発生手段RGとで構成されている。
CC1〜CC3と、第1の判定回路J1と、第1のエン
コーダE1と、抵抗R1〜R16および定電圧源3から
なる第1の基準電圧発生手段RGとで構成されている。
また第2の並列型AD変換部2は、3つの第2の電圧比
較器FC1〜FC3と、第2の判定回路J2と、第2の
エンコーダE2と、抵抗R1〜R16および定電圧源3
からなる上記第1の4t¥電圧発生手段RGに接続され
たスイッチ81〜S12によって構成される第2の基準
電圧発生手段であるスイッチ制御回路SCcとで構成さ
れている。
較器FC1〜FC3と、第2の判定回路J2と、第2の
エンコーダE2と、抵抗R1〜R16および定電圧源3
からなる上記第1の4t¥電圧発生手段RGに接続され
たスイッチ81〜S12によって構成される第2の基準
電圧発生手段であるスイッチ制御回路SCcとで構成さ
れている。
そして、第1の並列型AD変換部1においては、抵抗8
4〜85問に生じる電圧V11、抵抗88〜89間に生
じる電圧■12、および抵抗R12〜R13間に生じる
電圧V13をそれぞれ第1の電圧比較器CC1〜CC3
の基準電圧として供給するように構成されている。また
第2の並列型AD変換部2においては、第2の電圧比較
器FC1〜Fc3に供給する基準電圧v21.■22.
■23を、直列接続された抵抗R1〜R16のそれぞれ
の接続点からスイッチ制御回路SCCを構成するスイッ
チ81〜S12を介して得るように構成されている。基
準電圧V21はスイッチ81 、84 、37 、51
o(7)1つから得られ、基準電圧V はスイッチs、
s22 2 5゜ S S の1つから得られ、基準電圧v23はス8
l 11 イッチS3.S6.S9.S12の1つから得られる。
4〜85問に生じる電圧V11、抵抗88〜89間に生
じる電圧■12、および抵抗R12〜R13間に生じる
電圧V13をそれぞれ第1の電圧比較器CC1〜CC3
の基準電圧として供給するように構成されている。また
第2の並列型AD変換部2においては、第2の電圧比較
器FC1〜Fc3に供給する基準電圧v21.■22.
■23を、直列接続された抵抗R1〜R16のそれぞれ
の接続点からスイッチ制御回路SCCを構成するスイッ
チ81〜S12を介して得るように構成されている。基
準電圧V21はスイッチ81 、84 、37 、51
o(7)1つから得られ、基準電圧V はスイッチs、
s22 2 5゜ S S の1つから得られ、基準電圧v23はス8
l 11 イッチS3.S6.S9.S12の1つから得られる。
抵抗R−Rは抵抗R−R、R5へR8゜R−R,R〜R
の4つの抵抗群RG1〜RG4に区分され、この抵抗群
に対応させてスイッチS −S はそれぞれ81〜
S3.84〜S6.S7〜S9,51o−812の4つ
のスイッチ群SG 〜S04に区分されている。そし
て第1の並列型AD変換部1における第1の判定回路J
1からの信号によってスイッチ群SG1〜S04のいず
れか1つの群が作動するようになされており、これによ
って、第2の電圧比較器FC1〜FCにそれぞれ基準電
圧v21.v22.v23が供給される。
の4つの抵抗群RG1〜RG4に区分され、この抵抗群
に対応させてスイッチS −S はそれぞれ81〜
S3.84〜S6.S7〜S9,51o−812の4つ
のスイッチ群SG 〜S04に区分されている。そし
て第1の並列型AD変換部1における第1の判定回路J
1からの信号によってスイッチ群SG1〜S04のいず
れか1つの群が作動するようになされており、これによ
って、第2の電圧比較器FC1〜FCにそれぞれ基準電
圧v21.v22.v23が供給される。
第3図は、第2図における第1の電圧比較器CC−CC
3の具体的構成の一例を示す回路図である。この電圧比
較器CC−CC3は入力段■と増幅段Zとラッチ段しに
分けられ、入力段■の一方の入力電圧4よりアナログ入
力電圧を受け、他方の入力電圧5より基準電圧V11.
v12.v13のいずれかを受けるように構成されてい
る。そして、入力電圧4は、クロック信号φ1でそのオ
ン・オフが制御されるスイッチS13を介して結合容量
6の一方の電極に接続され、入力電圧5は、クロック信
号φ1でそのオン・オフが制御されるスイッチS14を
介して上記結合容量6の同じ電極に接続されている。一
方、結合容量6の他方の電極は反転増幅器7の入力端に
接続され、反転増幅器7の出力端は、クロック信号φ2
によってそのオン・オフが制御されるスイッチS15を
介して、自らの入力端に接続されている。また反転増幅
器7の出力端は次段の反転増幅器8の入力端に接続され
、この反転増幅器8の出力端は、クロック信号φ2によ
ってそのオン・オフが制御されるスイッチS16を介し
て反転増幅器9の入力端に接続されている。さらに反転
増幅器9の出力端は次段の反転増幅器10の入力端に接
続され、出力電圧11に接続されたこの反転増幅器10
の出力端は、クロック信号φ2によってそのオン・オフ
が制御されるスイッチS17を介して反転増幅器9の入
力端に帰還されている。
3の具体的構成の一例を示す回路図である。この電圧比
較器CC−CC3は入力段■と増幅段Zとラッチ段しに
分けられ、入力段■の一方の入力電圧4よりアナログ入
力電圧を受け、他方の入力電圧5より基準電圧V11.
v12.v13のいずれかを受けるように構成されてい
る。そして、入力電圧4は、クロック信号φ1でそのオ
ン・オフが制御されるスイッチS13を介して結合容量
6の一方の電極に接続され、入力電圧5は、クロック信
号φ1でそのオン・オフが制御されるスイッチS14を
介して上記結合容量6の同じ電極に接続されている。一
方、結合容量6の他方の電極は反転増幅器7の入力端に
接続され、反転増幅器7の出力端は、クロック信号φ2
によってそのオン・オフが制御されるスイッチS15を
介して、自らの入力端に接続されている。また反転増幅
器7の出力端は次段の反転増幅器8の入力端に接続され
、この反転増幅器8の出力端は、クロック信号φ2によ
ってそのオン・オフが制御されるスイッチS16を介し
て反転増幅器9の入力端に接続されている。さらに反転
増幅器9の出力端は次段の反転増幅器10の入力端に接
続され、出力電圧11に接続されたこの反転増幅器10
の出力端は、クロック信号φ2によってそのオン・オフ
が制御されるスイッチS17を介して反転増幅器9の入
力端に帰還されている。
第4図は、第2図における第2の電圧比較器FC−Fe
2の具体的構成の一例を示す回路図である。この電圧比
較器FC−Fe2の回路構成は、第3図に示す電圧比較
器CC1〜CC3の回路構成とほぼ同じで、スイッチ8
18〜S21は各々第3図のスイッチS13.Sl、〜
817に、また、反転増幅器13〜16は各々13図の
反転増幅器7〜10に、結合容112は第3図の結合容
16に、入力電圧18は第3図の入力電圧5に、出力電
圧17は第3図の出力電圧11にそれぞれ対応する。
2の具体的構成の一例を示す回路図である。この電圧比
較器FC−Fe2の回路構成は、第3図に示す電圧比較
器CC1〜CC3の回路構成とほぼ同じで、スイッチ8
18〜S21は各々第3図のスイッチS13.Sl、〜
817に、また、反転増幅器13〜16は各々13図の
反転増幅器7〜10に、結合容112は第3図の結合容
16に、入力電圧18は第3図の入力電圧5に、出力電
圧17は第3図の出力電圧11にそれぞれ対応する。
但し、入力電圧18には基準電圧■21.■22゜v2
3のいずれかが印加され、その入力電圧18は第3図の
ようにスイッチS14を介することなく直接に結合容量
12に接続されている。また、スイッチSS、S は
りOツク信号φ1にようてそのオン・オフが制御され、
スイッチ$2゜はクロック信号φ1によってそのオン・
オフが制御される。
3のいずれかが印加され、その入力電圧18は第3図の
ようにスイッチS14を介することなく直接に結合容量
12に接続されている。また、スイッチSS、S は
りOツク信号φ1にようてそのオン・オフが制御され、
スイッチ$2゜はクロック信号φ1によってそのオン・
オフが制御される。
従来のAD変換器は上記のように構成され、その動作は
以下のようにして行われる。
以下のようにして行われる。
第2図において、入力電圧4にアナログ入力電圧V・が
入力されると第1の電圧比較器CC1〜n CC5によって、アナログ入力電圧Vioが基準電圧v
11.■12.v13と比較される。たとえばアナログ
入力電圧Vioが基準電圧V11とV12の間にあると
ぎは、電圧比較器CC2,CC3の出力がrLJレベル
となり、電圧比較器CC1の出力が「ト1」レベルとな
る。この出力データが第1の判定回路J1に入力され、
第1のエンコーダ(符号化回路)E、でエンコードされ
て、アナログ入力電圧vioをデジタルコードに変換す
る第1のAD変換が行なわれる。
入力されると第1の電圧比較器CC1〜n CC5によって、アナログ入力電圧Vioが基準電圧v
11.■12.v13と比較される。たとえばアナログ
入力電圧Vioが基準電圧V11とV12の間にあると
ぎは、電圧比較器CC2,CC3の出力がrLJレベル
となり、電圧比較器CC1の出力が「ト1」レベルとな
る。この出力データが第1の判定回路J1に入力され、
第1のエンコーダ(符号化回路)E、でエンコードされ
て、アナログ入力電圧vioをデジタルコードに変換す
る第1のAD変換が行なわれる。
次に、第1の判定回路J1からの信号によって、基準電
圧v11とV12間に備えられたスイッチ群SG のス
イッチS 〜S6がオン状態にされ、第2の電圧比較器
FC−Fe2のそれぞれに基準電圧v21.v2□、V
23が供給される。イして、電圧比較器FC1〜FC3
によってアナログ入力電圧■inが基準電圧■21.v
22.■23と比較され、その出力データが第2の判定
回路J2に入力され、第2のエンコーダE2でエンコー
ドされて第2のADf袂が行なわれる。
圧v11とV12間に備えられたスイッチ群SG のス
イッチS 〜S6がオン状態にされ、第2の電圧比較器
FC−Fe2のそれぞれに基準電圧v21.v2□、V
23が供給される。イして、電圧比較器FC1〜FC3
によってアナログ入力電圧■inが基準電圧■21.v
22.■23と比較され、その出力データが第2の判定
回路J2に入力され、第2のエンコーダE2でエンコー
ドされて第2のADf袂が行なわれる。
以上の動作における第1の電圧比較器CCj(j=1〜
3)(第3図)の動作原理は次のとおりである。
3)(第3図)の動作原理は次のとおりである。
第5図に示すタイミング図(但し、ここではtd−〇と
する。)かられかるように、クロック信号φ1がrHJ
レベルにある間(したがってクロック信号φ2もrHJ
レベル)、スイッチS14,5S15.S17はオンし
、スイッチS13.S16はオフする。この場合、増幅
段2において、転地幅器7の入出力端が短絡され、ある
電位vB1にバイアスされる。(以下、このようにして
バイアスされる電位を「バランス電位」と呼ぶ。また、
増幅段2のこの動作モードを以下「オートゼロモード」
と呼ぶ。)したがって、オートゼロモードにおいては、
入力電圧5に与えられる基準電圧■11〜v13のいず
れかと反転増幅器7のバランス電位■81とによって結
合容16に電荷が充電される。また、このときスイッチ
S16がオフしているので、増幅段Zとラッチ段しの間
は遮断される。
する。)かられかるように、クロック信号φ1がrHJ
レベルにある間(したがってクロック信号φ2もrHJ
レベル)、スイッチS14,5S15.S17はオンし
、スイッチS13.S16はオフする。この場合、増幅
段2において、転地幅器7の入出力端が短絡され、ある
電位vB1にバイアスされる。(以下、このようにして
バイアスされる電位を「バランス電位」と呼ぶ。また、
増幅段2のこの動作モードを以下「オートゼロモード」
と呼ぶ。)したがって、オートゼロモードにおいては、
入力電圧5に与えられる基準電圧■11〜v13のいず
れかと反転増幅器7のバランス電位■81とによって結
合容16に電荷が充電される。また、このときスイッチ
S16がオフしているので、増幅段Zとラッチ段しの間
は遮断される。
クロック信号φ1がrLJレベルにある間(′!!′な
わちクロック信号φ2も「L」レベル、これと相補的な
関係にあるクロック信号φ 、φ2が「ト1」レベルに
ある問)、スイッチS S が13’ 16 オンし、スイッチS14.S15.S17はオフする。
わちクロック信号φ2も「L」レベル、これと相補的な
関係にあるクロック信号φ 、φ2が「ト1」レベルに
ある問)、スイッチS S が13’ 16 オンし、スイッチS14.S15.S17はオフする。
このとき結合容量6の入力側に入力電圧4よりアナログ
入力電圧vinが印加される。また、スイッチS15が
オフすることにより、この経路における電荷の流入・流
出は阻止され、オートゼロモードにおいて蓄えられた電
荷は保存される。したがって結合容量6の入力側で起こ
ったバランス電位からの電圧変化は、りOツクノイズの
影響などによる誤動作がない限り正しい極性で結合容量
6の出力側に伝達され、反転増幅器7,8でバランス電
位からの電圧振幅が増幅される。(増幅段2のこの動作
モードを以下[比較モードJと呼ぶ。)増幅段Zで増幅
された入力電圧変化は、スイッチS16を介してラッチ
段しに印加され、2つの反転増幅器9.10で更に増幅
される。(ラッチ段りのこの動作モードを以下「スルー
モード」と呼ぶ。)再びクロック信号φ1がrHJレベ
ルになると、スイッチS16がオフし、スイッチS17
がオンする。
入力電圧vinが印加される。また、スイッチS15が
オフすることにより、この経路における電荷の流入・流
出は阻止され、オートゼロモードにおいて蓄えられた電
荷は保存される。したがって結合容量6の入力側で起こ
ったバランス電位からの電圧変化は、りOツクノイズの
影響などによる誤動作がない限り正しい極性で結合容量
6の出力側に伝達され、反転増幅器7,8でバランス電
位からの電圧振幅が増幅される。(増幅段2のこの動作
モードを以下[比較モードJと呼ぶ。)増幅段Zで増幅
された入力電圧変化は、スイッチS16を介してラッチ
段しに印加され、2つの反転増幅器9.10で更に増幅
される。(ラッチ段りのこの動作モードを以下「スルー
モード」と呼ぶ。)再びクロック信号φ1がrHJレベ
ルになると、スイッチS16がオフし、スイッチS17
がオンする。
また、増幅段Zはオートゼロモードとなる。この場合、
増幅された入力電圧変化が、スイッチS17を介して反
転増幅器9の入力端に帰還されラッチされる。(ラッチ
段りのこの動作モードを以下「ラッチモード」と呼ぶ。
増幅された入力電圧変化が、スイッチS17を介して反
転増幅器9の入力端に帰還されラッチされる。(ラッチ
段りのこの動作モードを以下「ラッチモード」と呼ぶ。
)このようにして、ラッチモードにおいて入力電圧変化
は、ラッチ段しの出力が論理レベルに達する大きさに増
幅され、デジタル値として出力される。すなわち、基準
電圧V11〜V13とアナログ入力電圧■ioの大小関
係が比較され、その比較結果がデジタル値として出力さ
れる。
は、ラッチ段しの出力が論理レベルに達する大きさに増
幅され、デジタル値として出力される。すなわち、基準
電圧V11〜V13とアナログ入力電圧■ioの大小関
係が比較され、その比較結果がデジタル値として出力さ
れる。
第4図に示した第2の電圧比較器FC・(j=1〜3)
の動作原理は第3図に示した第1の電圧比較器CCj動
作原理と同様であるが、各動作モードの動作タイミング
は異なる。すなわち第2の電圧比較器FC,の場合は、
クロック信号φ1がrHJレベルの期間に入力電圧4か
らアナログ入力電圧■ioを取り込み、このとき増幅段
Zはオートゼロモード、ラッチ段しはラッチモードとむ
り、またクロック信号φ1が「1」」レベルの期間にそ
れぞれ比較モード、スルーモードとなる。第2の電圧比
較器FC,の基準電圧v21〜V23は、クロック信号
φ2が「1」」レベルにある間だけ入力電圧18に印加
される。これは第2図に示す第1の判定回路J からの
スイッチ群SG −3G4に対す1す る制御信号が、第1の判定回路J1に与えられるクロッ
ク信号φ2によってコントロールされ、クロック信号φ
2がrHJレベルにある間だけスイッチ群SG −8
G4のうちの1つのスイッチ群がオンし、クロック信号
φ2がrLJレベルにある間はすべてのスイッチ81〜
S1□がオフすることによって実現される。
の動作原理は第3図に示した第1の電圧比較器CCj動
作原理と同様であるが、各動作モードの動作タイミング
は異なる。すなわち第2の電圧比較器FC,の場合は、
クロック信号φ1がrHJレベルの期間に入力電圧4か
らアナログ入力電圧■ioを取り込み、このとき増幅段
Zはオートゼロモード、ラッチ段しはラッチモードとむ
り、またクロック信号φ1が「1」」レベルの期間にそ
れぞれ比較モード、スルーモードとなる。第2の電圧比
較器FC,の基準電圧v21〜V23は、クロック信号
φ2が「1」」レベルにある間だけ入力電圧18に印加
される。これは第2図に示す第1の判定回路J からの
スイッチ群SG −3G4に対す1す る制御信号が、第1の判定回路J1に与えられるクロッ
ク信号φ2によってコントロールされ、クロック信号φ
2がrHJレベルにある間だけスイッチ群SG −8
G4のうちの1つのスイッチ群がオンし、クロック信号
φ2がrLJレベルにある間はすべてのスイッチ81〜
S1□がオフすることによって実現される。
このようにして、アナログ入力電圧■ioが例えば基準
電圧■11と■12の間にあることが検知され、第1の
並列型AD変換部1では上位ビットのデジタルコードが
得られる。そして、スイッチ群SG2がオンすることに
より、第2の並列型AD変換部2では、さらに高い分解
能を得るためのAD変換が行なわれ、これにより下位ビ
ットのデジタルコードが得られる。
電圧■11と■12の間にあることが検知され、第1の
並列型AD変換部1では上位ビットのデジタルコードが
得られる。そして、スイッチ群SG2がオンすることに
より、第2の並列型AD変換部2では、さらに高い分解
能を得るためのAD変換が行なわれ、これにより下位ビ
ットのデジタルコードが得られる。
以上の説明は、第5図に示したタイミング図において、
td=0とした場合の動作であるが、実際にはアナログ
入力電圧■i、がランダムに変化するため、t、−〇の
場合には、第1の並列型AD変換部1と第2の並列型A
D変換部2において、アナログ入力電圧vioのサンプ
リングにスキー−すなわちタイミングのずれが生じ、こ
れがAD変換器の精度を劣化させる。以下ではこの問題
について説明を行なう。
td=0とした場合の動作であるが、実際にはアナログ
入力電圧■i、がランダムに変化するため、t、−〇の
場合には、第1の並列型AD変換部1と第2の並列型A
D変換部2において、アナログ入力電圧vioのサンプ
リングにスキー−すなわちタイミングのずれが生じ、こ
れがAD変換器の精度を劣化させる。以下ではこの問題
について説明を行なう。
第2の並列型AD変換部2(第2図)に含まれる第2の
電圧比較器FC・は第4図回路構成゛を有し、入力電圧
4からのアナログ入力電圧V、のすn シブリング時にオートゼロモードとなるため、結合古畳
12の入力側ノードがアナログ入力電圧V;。の変化に
伴って変化すればよく、これは比較的小さい遅延で達成
される。したがって第2の並列型AD変換部2において
は、第2の電圧比較器FC・のスイッチS18がオフし
た瞬間のアナログ入力電圧Vioがデジタルコードに変
換される。
電圧比較器FC・は第4図回路構成゛を有し、入力電圧
4からのアナログ入力電圧V、のすn シブリング時にオートゼロモードとなるため、結合古畳
12の入力側ノードがアナログ入力電圧V;。の変化に
伴って変化すればよく、これは比較的小さい遅延で達成
される。したがって第2の並列型AD変換部2において
は、第2の電圧比較器FC・のスイッチS18がオフし
た瞬間のアナログ入力電圧Vioがデジタルコードに変
換される。
これに対して第1の並列型AD変換部1に含まれる第1
の電圧比較器CC・は第3図の回路構成を有し、入力電
圧4からのアナログ入力電圧V。
の電圧比較器CC・は第3図の回路構成を有し、入力電
圧4からのアナログ入力電圧V。
n
のサンプリング時に比較モードとなるため、アナログ入
力電圧V・の変化はある程度の貯延t1をn もってラッチ段りに伝達される。そして、第1の並列型
ADW!l@部1において実際にデジタルコードに変換
されるのは、ラッチ段してラッチされる瞬間に同ラッチ
段しに到達したアナログ入力電圧V・の基準電圧V11
〜V12に対する比較結果であn る。
力電圧V・の変化はある程度の貯延t1をn もってラッチ段りに伝達される。そして、第1の並列型
ADW!l@部1において実際にデジタルコードに変換
されるのは、ラッチ段してラッチされる瞬間に同ラッチ
段しに到達したアナログ入力電圧V・の基準電圧V11
〜V12に対する比較結果であn る。
したがって、td=Oとした場合、実際にデジタルコー
ドに変換されるアナログ入力電圧■・のサンプリング点
は、第1の並列型ΔD′a換部1と第2の並列型AD変
換部2にa3いて前記遅延時間t1分だけずれることに
なる。たとえばアナログ入力電圧■ioとして周波数5
M !l zのランプ波を与え、前記遅延時間t1を
10nsと仮定した場合、第1の並列型AD変換部1と
第2の並列型AD変換部2で実際にデジタルフードに変
換されるアナログ入力電圧vioの正味のサンプリング
点は10nsだけずれることになり、電圧値に直すと1
2.8LS8だけ異なるデータがサンプリングされるこ
とになる。
ドに変換されるアナログ入力電圧■・のサンプリング点
は、第1の並列型ΔD′a換部1と第2の並列型AD変
換部2にa3いて前記遅延時間t1分だけずれることに
なる。たとえばアナログ入力電圧■ioとして周波数5
M !l zのランプ波を与え、前記遅延時間t1を
10nsと仮定した場合、第1の並列型AD変換部1と
第2の並列型AD変換部2で実際にデジタルフードに変
換されるアナログ入力電圧vioの正味のサンプリング
点は10nsだけずれることになり、電圧値に直すと1
2.8LS8だけ異なるデータがサンプリングされるこ
とになる。
したがって、実際の直並列型AD変換器では、第5図の
タイミング図に示すように、第1の電圧比較器CCj
(第3図)におけるスイッチS13をオフするタイミン
グとスイッチ816をオフするタイミングをta (
=t1)だけ異ならせるなどのタイミング調整を行って
、第1の並列型AD変換部1と第2の並列型AD変換部
2のアナログ入力電圧■ioのサンプリングスキューを
補正していた。
タイミング図に示すように、第1の電圧比較器CCj
(第3図)におけるスイッチS13をオフするタイミン
グとスイッチ816をオフするタイミングをta (
=t1)だけ異ならせるなどのタイミング調整を行って
、第1の並列型AD変換部1と第2の並列型AD変換部
2のアナログ入力電圧■ioのサンプリングスキューを
補正していた。
従来のAD変変換線以上のように構成され、第1の並列
型ADID部1に含まれる第1の電圧比較器CCjにお
けるラッチのタイミングをずらせることのみによってア
ナログ入力電圧のサンプリングスキューを補正するよう
にしている。
型ADID部1に含まれる第1の電圧比較器CCjにお
けるラッチのタイミングをずらせることのみによってア
ナログ入力電圧のサンプリングスキューを補正するよう
にしている。
しかしながら、t、を充分大きく設定すると、クロック
信号φ2が「ト1」レベルとなる期間が短縮され、この
短い期間に第2の並列型AD変換部2の第2の電圧比較
器FCjが比較モードを完了しなければならなくなる。
信号φ2が「ト1」レベルとなる期間が短縮され、この
短い期間に第2の並列型AD変換部2の第2の電圧比較
器FCjが比較モードを完了しなければならなくなる。
ところが、実際には第2の電圧比較器FC・が比較モー
ドを完了するまでにはある程度の期間が必要であるため
、tdを充分大きく設定するためには、クロック信号φ
1゜φ2の周波数を低くせざるを得ない。このため、上
記のようにクロック信号のタイミングをずらせることの
みによってアナログ人ノコ電圧Vioのナンブリングス
キューを補正する方法では、AD変換器の変換速度の高
速化、アナログ入力帯域の拡大が阻害されるという問題
点があった。
ドを完了するまでにはある程度の期間が必要であるため
、tdを充分大きく設定するためには、クロック信号φ
1゜φ2の周波数を低くせざるを得ない。このため、上
記のようにクロック信号のタイミングをずらせることの
みによってアナログ人ノコ電圧Vioのナンブリングス
キューを補正する方法では、AD変換器の変換速度の高
速化、アナログ入力帯域の拡大が阻害されるという問題
点があった。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、高速かつ広いアナログ入力帯域で精度よく動
作するAD変換器をt7ることを目的とする。
たもので、高速かつ広いアナログ入力帯域で精度よく動
作するAD変換器をt7ることを目的とする。
この発明に係るAD変換器は、第1および第2の並列型
AD変換部とエラー補正回路とを備えて構成されている
。第1の並列型AD変換部は、基準電圧を等分割して複
数の第1の基準電圧を得る第1の基準電圧発生手段と、
前記第1の基準電圧とアナログ入力電圧とを比較する複
数の第1の電圧比較器と、これら第1の電圧比較器の出
力から前記アナログ入力電圧が前記第1の基準電圧のど
の電圧範囲に属するかを検出する第1の判定回路と、こ
の第1の判定回路の出力に基づきデジタル出力の上位ビ
ットを決定する第1のエンコーダと、前記第1の判定回
路と前記第1のエンコーダとの接続関係を決定する第1
の接続決定手段とから成る。一方、第2の並列型AD変
換部は、前記第1の判定回路によって検出された前記電
圧範囲を包含する範囲でさらに電圧を等分割して複数の
第2の基準電圧を得る第2の基準電圧発生手段と、前記
第2の基準電圧と前記アナログ入力電圧とを比較する複
数の第2の電圧比較器と、これら第2の電圧比較器の出
力から前記アナログ入力電圧が第2の基準電圧のどの電
圧範囲に底するかを検出する第2の判定回路と、この第
2の判定回路の出力に基づぎデジタル出力の下位ビット
を決定する第2のエンコーダと、前記第2の判定回路と
前記第2のエンコーダとの接続関係を決定する第2の接
続決定手段とから成る。またエラー補正回路は、前記第
1の判定回路によって検出された前記電圧範囲を包含す
る範囲で特定の前記第1の基準電圧を選択する手段と、
前記第2の電圧比較器と同じ動作態様で前記アナログ入
力電圧を取り込んで前記特定の第1の基準電圧と比較す
る複数の第3の電圧比較器と、前記第3の電圧比較器の
出力から前記アナログ入力電圧が前記特定の第1のJj
準電圧により区分されるどの電圧範囲に属するかを検出
し、前記第1および第2の接続決定手段に対しその接続
関係を決定する信号を出力する第3の判定回路とから成
る。
AD変換部とエラー補正回路とを備えて構成されている
。第1の並列型AD変換部は、基準電圧を等分割して複
数の第1の基準電圧を得る第1の基準電圧発生手段と、
前記第1の基準電圧とアナログ入力電圧とを比較する複
数の第1の電圧比較器と、これら第1の電圧比較器の出
力から前記アナログ入力電圧が前記第1の基準電圧のど
の電圧範囲に属するかを検出する第1の判定回路と、こ
の第1の判定回路の出力に基づきデジタル出力の上位ビ
ットを決定する第1のエンコーダと、前記第1の判定回
路と前記第1のエンコーダとの接続関係を決定する第1
の接続決定手段とから成る。一方、第2の並列型AD変
換部は、前記第1の判定回路によって検出された前記電
圧範囲を包含する範囲でさらに電圧を等分割して複数の
第2の基準電圧を得る第2の基準電圧発生手段と、前記
第2の基準電圧と前記アナログ入力電圧とを比較する複
数の第2の電圧比較器と、これら第2の電圧比較器の出
力から前記アナログ入力電圧が第2の基準電圧のどの電
圧範囲に底するかを検出する第2の判定回路と、この第
2の判定回路の出力に基づぎデジタル出力の下位ビット
を決定する第2のエンコーダと、前記第2の判定回路と
前記第2のエンコーダとの接続関係を決定する第2の接
続決定手段とから成る。またエラー補正回路は、前記第
1の判定回路によって検出された前記電圧範囲を包含す
る範囲で特定の前記第1の基準電圧を選択する手段と、
前記第2の電圧比較器と同じ動作態様で前記アナログ入
力電圧を取り込んで前記特定の第1の基準電圧と比較す
る複数の第3の電圧比較器と、前記第3の電圧比較器の
出力から前記アナログ入力電圧が前記特定の第1のJj
準電圧により区分されるどの電圧範囲に属するかを検出
し、前記第1および第2の接続決定手段に対しその接続
関係を決定する信号を出力する第3の判定回路とから成
る。
この発明における第3の電圧比較器は第2の電圧比較器
と動作態様が同じで、これら電圧比較器の間ではサンプ
リングスキューは生じない。そしてこの第3の電圧比較
器は、第1の電圧比較器の出力に基づいて決定されるア
ナログ入力電圧の電圧範囲を包含するように選択された
特定の第1の基準電圧とアナログ入力電圧とを比較し、
その比較結果により第3の判定回路は、実際のアナログ
入力電圧が前記特定の第1の基準電圧により区分される
どの電圧範囲に属するかを検出することにより、第1の
電圧比較器と第2の電圧比較器の間のサンプリングスキ
ューに起因するエラーを検出し゛、その検出結果に応じ
て第1の並列型AD変換部および第2の並列型AD変換
部のデジタル出力を補正する。
と動作態様が同じで、これら電圧比較器の間ではサンプ
リングスキューは生じない。そしてこの第3の電圧比較
器は、第1の電圧比較器の出力に基づいて決定されるア
ナログ入力電圧の電圧範囲を包含するように選択された
特定の第1の基準電圧とアナログ入力電圧とを比較し、
その比較結果により第3の判定回路は、実際のアナログ
入力電圧が前記特定の第1の基準電圧により区分される
どの電圧範囲に属するかを検出することにより、第1の
電圧比較器と第2の電圧比較器の間のサンプリングスキ
ューに起因するエラーを検出し゛、その検出結果に応じ
て第1の並列型AD変換部および第2の並列型AD変換
部のデジタル出力を補正する。
第1図はこの発明によるAD変換器の一実施例を示す回
路図である。この実施例は8ビツトの直並列型AD変換
器を示しており、第1の電圧比較器CC1〜CCl3、
第1の判定回路J1、第1のエンコーダE1、第1の基
準電圧発生手段RG。
路図である。この実施例は8ビツトの直並列型AD変換
器を示しており、第1の電圧比較器CC1〜CCl3、
第1の判定回路J1、第1のエンコーダE1、第1の基
準電圧発生手段RG。
第2の電圧比較器群FC,第2の判定回路J2、第2の
エンコーダE2、第2の基準電圧発生手段を構成するス
イッチ制御回路sccについては、4ビツト分の構成を
示す従来装置の場合と基本的には同一である。すなわち
、第1の電圧比較!aC01〜CCl3は8ビツト構成
に対応させて15個設けられており、その回路構成は第
3図に示したものと同じである。また第1の基準電圧発
生手段RGを構成する抵抗群RG1〜RG16は各々1
6個の直列接続された抵抗によって形成され、この抵抗
群間のノードがそれぞれ第1の電圧比較器Cq1〜CC
l3に接続されている。第2の電圧比較器群FCも、8
ビツト構成に対応させて第4図に示した回路構成の電圧
比較器FCjを15個設けて構成され、スイッチ制御回
路SCCも、第2図とほぼ同様であるが8ビツト構成に
対応させて、各々15個のスイッチからなる16個のス
イッチ群S01〜5016により構成されている。
エンコーダE2、第2の基準電圧発生手段を構成するス
イッチ制御回路sccについては、4ビツト分の構成を
示す従来装置の場合と基本的には同一である。すなわち
、第1の電圧比較!aC01〜CCl3は8ビツト構成
に対応させて15個設けられており、その回路構成は第
3図に示したものと同じである。また第1の基準電圧発
生手段RGを構成する抵抗群RG1〜RG16は各々1
6個の直列接続された抵抗によって形成され、この抵抗
群間のノードがそれぞれ第1の電圧比較器Cq1〜CC
l3に接続されている。第2の電圧比較器群FCも、8
ビツト構成に対応させて第4図に示した回路構成の電圧
比較器FCjを15個設けて構成され、スイッチ制御回
路SCCも、第2図とほぼ同様であるが8ビツト構成に
対応させて、各々15個のスイッチからなる16個のス
イッチ群S01〜5016により構成されている。
このAD変換器では、第1の並列型AD変換部、1の第
1の判定回路J1と第1のエンコーダE1の間に、これ
らの間の接続関係を決定づる第1の接続決定手段である
シックSFが介挿されている。
1の判定回路J1と第1のエンコーダE1の間に、これ
らの間の接続関係を決定づる第1の接続決定手段である
シックSFが介挿されている。
また第2の並列型AD変換部2では、上記したスイッチ
制御回路SCCとは別に、2つのスイッチ制御回路sc
u、scoが追加され、これらのス−(yヂuJ’m回
路SCU、SCG、SCDにJ:り第2の基準電圧発生
手段S01が構成されている。
制御回路SCCとは別に、2つのスイッチ制御回路sc
u、scoが追加され、これらのス−(yヂuJ’m回
路SCU、SCG、SCDにJ:り第2の基準電圧発生
手段S01が構成されている。
さらに、上記した第2の電圧比較器群FCとは別に、こ
れと同様に第4図の回路構成の電圧比較器FCjを15
個設けて構成された2つの電圧比較器群FCLJ、FC
Dが追加され、これらは各々スイッチ制御回路scu、
scc、scoを介して第1の基準電圧発生手段RGに
接続されている。
れと同様に第4図の回路構成の電圧比較器FCjを15
個設けて構成された2つの電圧比較器群FCLJ、FC
Dが追加され、これらは各々スイッチ制御回路scu、
scc、scoを介して第1の基準電圧発生手段RGに
接続されている。
そして、これらスイッチ制御回路scu、scc。
SCDと第1の基準電圧発生手段RGの間の接続構成に
ついては、例えば第1の判定回路J1によってアナログ
入力電圧■・が基準電圧v1.■2n 間に存在すると判定されると、その判定回路J1からの
制御信号によりスイッチ制御回路SCCは上記基準電圧
範囲v1〜■2に対応する抵抗群RGjの15個の基準
電圧に接続され、またスイッチ制御回路SCUはこれよ
り1群だけ高電位側の抵抗群RG・ 、スイッチ制御回
路SCDはこれJ+1 より1群だけ低電位側の抵抗群RG、1の各々15個の
基準電圧にそれぞれ接続されるようになっている。した
がってこの場合、電圧比較器群FCLJ、FC,FCD
の各々15個の電圧比較器FCjは第2の基準電圧発生
手段SC1を介して各々の抵抗群RG・ 、RG・、R
Gj−1により得らJ+I J れる各15レベルの基準電圧を受けることになる。
ついては、例えば第1の判定回路J1によってアナログ
入力電圧■・が基準電圧v1.■2n 間に存在すると判定されると、その判定回路J1からの
制御信号によりスイッチ制御回路SCCは上記基準電圧
範囲v1〜■2に対応する抵抗群RGjの15個の基準
電圧に接続され、またスイッチ制御回路SCUはこれよ
り1群だけ高電位側の抵抗群RG・ 、スイッチ制御回
路SCDはこれJ+1 より1群だけ低電位側の抵抗群RG、1の各々15個の
基準電圧にそれぞれ接続されるようになっている。した
がってこの場合、電圧比較器群FCLJ、FC,FCD
の各々15個の電圧比較器FCjは第2の基準電圧発生
手段SC1を介して各々の抵抗群RG・ 、RG・、R
Gj−1により得らJ+I J れる各15レベルの基準電圧を受けることになる。
第2の並列型AD変換部2では、さらに、各電圧比較器
群FCU、FC,FCDと第2の判定回路J2の間に、
これらの接続関係を決定する第2の接続決定手段である
セレクタSLが介挿されている。すなわち、セレクタS
Lは後述するエラー補正回路ECから出力される制御信
号に応じて、各電圧比較器群ECU、FC,FCDの各
々15本の3組の出力線群の中から1組の出力線群を選
択して判定回路J2に接続するように構成されている。
群FCU、FC,FCDと第2の判定回路J2の間に、
これらの接続関係を決定する第2の接続決定手段である
セレクタSLが介挿されている。すなわち、セレクタS
Lは後述するエラー補正回路ECから出力される制御信
号に応じて、各電圧比較器群ECU、FC,FCDの各
々15本の3組の出力線群の中から1組の出力線群を選
択して判定回路J2に接続するように構成されている。
エラー補正回路ECはスイッチ制御回路s02、第3の
電圧比較器CE 、CF2および第3の判定向路J3に
より構成されている。スイッチ制御回路SCは 第1の
判定回路J1より出力され2す るυ制御信号に応じて、第1の基準電圧発生手段RGよ
り第1の電圧比較器CC−CC15に与えられる15レ
ベルの基準電圧のうち、隣り合う2つの電圧レベルを選
択し、これをエラー補正用に設けられた2つの第3の電
圧比較器CE、CE2に基準電圧として与えるように構
成されており、2つの電圧比較器GE、CE2の回路構
成は第4図に示したものと同じである。例えば第1の判
定回路J1によってアナログ入力電圧■ioが基準電圧
v 、■2間にあると判定された場合、その判定結果に
対応する制御信号が判定回路J1よりスイッチ制御回路
SC2に入力され、これによりエラー補正用の電圧比較
器CE、CE2の基準電圧としてvl、■2が選択され
るようになっている。エラー補正用の電圧比較器GE
、CE2は、上述のように選択された基準電圧とアナ
ログ入力電圧Vioの比較を行うものであり、その比較
結果を第3の判定回路J3に入力して、その判定結果を
シフタSFおよびセレクタSLに入力するように構成さ
れている。そして、この第3の判定回路J3と第1の判
定回路J1の判定結果が責なるか否かによって、シック
SFおよびセレクタSLの接続動作が決定されるよう構
成されている。
電圧比較器CE 、CF2および第3の判定向路J3に
より構成されている。スイッチ制御回路SCは 第1の
判定回路J1より出力され2す るυ制御信号に応じて、第1の基準電圧発生手段RGよ
り第1の電圧比較器CC−CC15に与えられる15レ
ベルの基準電圧のうち、隣り合う2つの電圧レベルを選
択し、これをエラー補正用に設けられた2つの第3の電
圧比較器CE、CE2に基準電圧として与えるように構
成されており、2つの電圧比較器GE、CE2の回路構
成は第4図に示したものと同じである。例えば第1の判
定回路J1によってアナログ入力電圧■ioが基準電圧
v 、■2間にあると判定された場合、その判定結果に
対応する制御信号が判定回路J1よりスイッチ制御回路
SC2に入力され、これによりエラー補正用の電圧比較
器CE、CE2の基準電圧としてvl、■2が選択され
るようになっている。エラー補正用の電圧比較器GE
、CE2は、上述のように選択された基準電圧とアナ
ログ入力電圧Vioの比較を行うものであり、その比較
結果を第3の判定回路J3に入力して、その判定結果を
シフタSFおよびセレクタSLに入力するように構成さ
れている。そして、この第3の判定回路J3と第1の判
定回路J1の判定結果が責なるか否かによって、シック
SFおよびセレクタSLの接続動作が決定されるよう構
成されている。
次に、上述のように構成されたこの発明の一実施例であ
るAD変換器の動作について説明する。
るAD変換器の動作について説明する。
入力電圧4に印加されるアナログ入力電圧■i。
が第1の電圧比較器CC−CC15によって15ル
ベルの基準電圧と比較され、第1の判定回路J1によっ
てまずアナログ入力電圧vioの電圧存在範囲が判定さ
れる。ここまでの動作は第2図の従来回路の場合と同様
であるが、第2図の場合は4ビツト構成であり、比較さ
れる基準電圧レベルは3レベルであるのに対し、この実
施例は8ビツト構成であるため、比較される基準電圧レ
ベルは15レベルである。
てまずアナログ入力電圧vioの電圧存在範囲が判定さ
れる。ここまでの動作は第2図の従来回路の場合と同様
であるが、第2図の場合は4ビツト構成であり、比較さ
れる基準電圧レベルは3レベルであるのに対し、この実
施例は8ビツト構成であるため、比較される基準電圧レ
ベルは15レベルである。
第1の判定回路J1の判定結果は第2の基準電圧発生手
段SC1と第3の基11!電圧発生手段であるスイッチ
制御回路S02の制御信号として入力され、以下に述べ
るようにして選択される総i′145レベルおよび2レ
ベルの基準電圧レベルが第2の電圧比較器群FCU、F
C,FCCおよびエラー補正用に設けられた第3の電圧
比較器CE1゜CF2にそれぞれ与えられる。例えば第
1のAD変換過程でアナログ入力電圧V、が基準電圧■
1n とV2の間に存在すると検知された場合、第1の判定回
路J1からの制御信号によって、電圧比較器群FCUに
はスイッチ制御回路SCUを介して抵抗群RG j+1
で決まる15レベルの基準電圧が、また電圧比較器群F
Cにはスイッチ制御回路SCCを介して抵抗群RGjで
決まる15レベルの基準電圧が、さらに電圧比較器群F
CDにはスイッチ制御回路SCDを介して抵抗群RGj
−1で決まる15レベルの基準電圧がそれぞれ与えられ
、また基準電圧v 、v2がスイッチ制御回路S02を
介して各々電圧比較器CE、CE2に与えられる。
段SC1と第3の基11!電圧発生手段であるスイッチ
制御回路S02の制御信号として入力され、以下に述べ
るようにして選択される総i′145レベルおよび2レ
ベルの基準電圧レベルが第2の電圧比較器群FCU、F
C,FCCおよびエラー補正用に設けられた第3の電圧
比較器CE1゜CF2にそれぞれ与えられる。例えば第
1のAD変換過程でアナログ入力電圧V、が基準電圧■
1n とV2の間に存在すると検知された場合、第1の判定回
路J1からの制御信号によって、電圧比較器群FCUに
はスイッチ制御回路SCUを介して抵抗群RG j+1
で決まる15レベルの基準電圧が、また電圧比較器群F
Cにはスイッチ制御回路SCCを介して抵抗群RGjで
決まる15レベルの基準電圧が、さらに電圧比較器群F
CDにはスイッチ制御回路SCDを介して抵抗群RGj
−1で決まる15レベルの基準電圧がそれぞれ与えられ
、また基準電圧v 、v2がスイッチ制御回路S02を
介して各々電圧比較器CE、CE2に与えられる。
゛第3の電圧比較器CE 、CF2および電圧比岐器群
FCU、FC,FCDの各電圧比較器はすべて第4図に
示した構成を有しており、これらの間にアナログ入力電
圧V、のサンプリンゲスキュn −は存在しない。したがってエラー補正用に設けられた
第3の電圧比較器CE 、CF2は、第1のAD変換過
程で検知されたアナログ入力電圧範囲の両端すなわち上
限値および下限値において、アナログ入力電圧■ioの
ザンプリングスキューがない状態で、第2の並列型AD
変換部2が電圧比較を行なうのと同じタイミングで再び
電圧比較を行なうことになる。この比較結果は第3の判
定回路J3に入力され、判定回路J3の判定結果がシフ
タSFおよびセレクタSLの制御信号として入力される
。
FCU、FC,FCDの各電圧比較器はすべて第4図に
示した構成を有しており、これらの間にアナログ入力電
圧V、のサンプリンゲスキュn −は存在しない。したがってエラー補正用に設けられた
第3の電圧比較器CE 、CF2は、第1のAD変換過
程で検知されたアナログ入力電圧範囲の両端すなわち上
限値および下限値において、アナログ入力電圧■ioの
ザンプリングスキューがない状態で、第2の並列型AD
変換部2が電圧比較を行なうのと同じタイミングで再び
電圧比較を行なうことになる。この比較結果は第3の判
定回路J3に入力され、判定回路J3の判定結果がシフ
タSFおよびセレクタSLの制御信号として入力される
。
次に、スイッチ制御回路SC2、電圧比較器CE、CE
および判定回路J3によって構成されるエラー補正
回路ECからの制御信号を受けて行われるシフタSF、
セレクタSLの動作について説明する。この説明は、第
1のAD変換過程にJ3いてアナログ入力電圧V、が基
準電圧v1゜n ■2間に存在すると検知された場合を想定し、以下の(
i)〜(iii)の3つの場合に分けて行なう。
および判定回路J3によって構成されるエラー補正
回路ECからの制御信号を受けて行われるシフタSF、
セレクタSLの動作について説明する。この説明は、第
1のAD変換過程にJ3いてアナログ入力電圧V、が基
準電圧v1゜n ■2間に存在すると検知された場合を想定し、以下の(
i)〜(iii)の3つの場合に分けて行なう。
(+)エラー補正回路ECでアナログ入力電圧■・が基
準電圧■2より大きい電圧レベルに存在n すると判定された場合。
準電圧■2より大きい電圧レベルに存在n すると判定された場合。
エラー補正回路ECからの制御信号により、判定回路J
1の出力がシフタSFによって1ビツトだけ高ビツト側
にシフトして第1のエンコーダE1に接続され、これに
よ゛り第1のAD変換過程で検知されたデータに1ビツ
ト加綽された形でデジタル出力が得られる。また同時に
、電圧比較群FC1Jの出力がセレクタSLを介して第
2の判定回路J2に接続され、これにより第1のAD変
換過程で検知されたアナログ入力電圧■ioの存在範囲
に対して、第1の並列型AD変換部1の最小分解能弁だ
け高電位側に存在する抵抗群RGj+1によって与えら
れる基準電圧群との比較結果が判定され、第2のエンコ
ーダE2によってエンコードされデジタル値として出力
される。
1の出力がシフタSFによって1ビツトだけ高ビツト側
にシフトして第1のエンコーダE1に接続され、これに
よ゛り第1のAD変換過程で検知されたデータに1ビツ
ト加綽された形でデジタル出力が得られる。また同時に
、電圧比較群FC1Jの出力がセレクタSLを介して第
2の判定回路J2に接続され、これにより第1のAD変
換過程で検知されたアナログ入力電圧■ioの存在範囲
に対して、第1の並列型AD変換部1の最小分解能弁だ
け高電位側に存在する抵抗群RGj+1によって与えら
れる基準電圧群との比較結果が判定され、第2のエンコ
ーダE2によってエンコードされデジタル値として出力
される。
(11)エラー補正回路ECにおいてアナログ入力電圧
V・が基準電圧v 、■2間に存在すると判+n
1 定された場合。
V・が基準電圧v 、■2間に存在すると判+n
1 定された場合。
エラー補正回路ECからの制御信号により、判定回路J
1の判定結果がそのままシフタSFを介して第1のエン
コーダE1に接続されデジタル出力が得られるとともに
、電圧比較器群FCの出力がセレクタSLを介して第2
の判定回路J2に接続され、第2のエンコーダF2によ
ってエンコードされデジタル出力C (iii)エラー補正回路ECにおいてアナ1コグ入力
電圧V・が基準電圧v1より小さい電圧レベル暑n に存在すると判定された場合。
1の判定結果がそのままシフタSFを介して第1のエン
コーダE1に接続されデジタル出力が得られるとともに
、電圧比較器群FCの出力がセレクタSLを介して第2
の判定回路J2に接続され、第2のエンコーダF2によ
ってエンコードされデジタル出力C (iii)エラー補正回路ECにおいてアナ1コグ入力
電圧V・が基準電圧v1より小さい電圧レベル暑n に存在すると判定された場合。
エラー補正回路ECからの制御信号により、第1の判定
回路J1の出力がシックSFによって1ピツトだけ低ビ
ツト側にシフトして第1のエンコーダE1に接続されデ
ジタル値が出力される。またこれと同時に、電圧比較器
群FCDの出力がセレクタSLを介して第2の判定回路
J2に接続され、第2のエンコーダE2によってエンコ
ードされデジタル値として出力される。
回路J1の出力がシックSFによって1ピツトだけ低ビ
ツト側にシフトして第1のエンコーダE1に接続されデ
ジタル値が出力される。またこれと同時に、電圧比較器
群FCDの出力がセレクタSLを介して第2の判定回路
J2に接続され、第2のエンコーダE2によってエンコ
ードされデジタル値として出力される。
以上のように本実施例は、第1の並列型AD変換部1の
第1の判定回路J1の出力を、アナログ入力電圧Vio
の存在範囲の予備検知信号として利用し、エラー補正回
路ECを用いて第1の並列型AD変換部1のAD変換過
程で補正を加えることによって従来装置の問題点を解消
しようとするものである。エラー補正回路ECの第3の
電圧比較器CE 、CE2は第2の並列型AD変換部
2の電圧比較器と同様の回路構成を有しており、両者の
間のサンプリングスキューは存在せず、したがってエラ
ー補正回路ECによって第1の並列型AD変換部1にお
けるサンプリングスキューによるエラーが補正できる。
第1の判定回路J1の出力を、アナログ入力電圧Vio
の存在範囲の予備検知信号として利用し、エラー補正回
路ECを用いて第1の並列型AD変換部1のAD変換過
程で補正を加えることによって従来装置の問題点を解消
しようとするものである。エラー補正回路ECの第3の
電圧比較器CE 、CE2は第2の並列型AD変換部
2の電圧比較器と同様の回路構成を有しており、両者の
間のサンプリングスキューは存在せず、したがってエラ
ー補正回路ECによって第1の並列型AD変換部1にお
けるサンプリングスキューによるエラーが補正できる。
また第2の並列型AD変換部2において、新たに電圧比
較器群FCtJ、FCDおよびスイッチ制御回路scu
、5co1!i:設け、第1のAD変換過程で検知され
たアナログ入力電圧存在範囲の高電位側、低電位側にそ
れぞれ第1の並列型AD変換部1の188分だけ余分に
電圧比較を行なわせるようにしているため、第1のAD
変換過程で検知されたデータにエラーが発生した場合で
も、第2の並列型AD変換部2のデジタルコードは正し
く出力される。この補正はエラー補正回路ECのセレク
タSLへの制御信号によって行なわれる。
較器群FCtJ、FCDおよびスイッチ制御回路scu
、5co1!i:設け、第1のAD変換過程で検知され
たアナログ入力電圧存在範囲の高電位側、低電位側にそ
れぞれ第1の並列型AD変換部1の188分だけ余分に
電圧比較を行なわせるようにしているため、第1のAD
変換過程で検知されたデータにエラーが発生した場合で
も、第2の並列型AD変換部2のデジタルコードは正し
く出力される。この補正はエラー補正回路ECのセレク
タSLへの制御信号によって行なわれる。
上述したように本実施例は4ビツト構成の第1の並列型
AD変換部1の2188分だけ余分に電圧比較を行なわ
せるものであるが、これにより従来の8ビット直並列を
AD変換器に比べて161SB分のサンプリングスキュ
ーエラーが補正される。したがって、たとえばアナログ
入力電圧■。
AD変換部1の2188分だけ余分に電圧比較を行なわ
せるものであるが、これにより従来の8ビット直並列を
AD変換器に比べて161SB分のサンプリングスキュ
ーエラーが補正される。したがって、たとえばアナログ
入力電圧■。
n
として周波数5 M l−1zのランプ波を与え、第1
の電圧比較器CCjの増幅段Z(第3図)の遅延時間t
1をIonsと仮定した場合、第5図に示したようなタ
イミング調整tよ不要でありAD変換器を高速化するこ
とができる。
の電圧比較器CCjの増幅段Z(第3図)の遅延時間t
1をIonsと仮定した場合、第5図に示したようなタ
イミング調整tよ不要でありAD変換器を高速化するこ
とができる。
なお、エラー補正回路ECにおける第3の電圧比較器を
増設して更に多くの特定の第1の基準電圧との比較を行
なうとともに、第2の並列型AD変換部2の電圧比較範
囲を更に拡大することにより、上記遅延時間t1や入力
信号帯域が一層太きくなった場合などにも容易に対応で
き、この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
増設して更に多くの特定の第1の基準電圧との比較を行
なうとともに、第2の並列型AD変換部2の電圧比較範
囲を更に拡大することにより、上記遅延時間t1や入力
信号帯域が一層太きくなった場合などにも容易に対応で
き、この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
また上記実施例では、4ビツト構成の第1の並列型AD
変換部1と、同じ(4ビツト構成の第2の並列型AD変
換部2とからなる8ビット直並列型AD変換器について
示したが、この発明はこれに限らず、m1ビツト構成の
第1の並列型AD変換部1と、m2ビツト構成の第2の
並列型AD変換部2とからなるnビット直並列型AD変
換器(但しml 、 m 、 nは自然数)すべてに
適用できるものである。
変換部1と、同じ(4ビツト構成の第2の並列型AD変
換部2とからなる8ビット直並列型AD変換器について
示したが、この発明はこれに限らず、m1ビツト構成の
第1の並列型AD変換部1と、m2ビツト構成の第2の
並列型AD変換部2とからなるnビット直並列型AD変
換器(但しml 、 m 、 nは自然数)すべてに
適用できるものである。
以上説明したように、この発明によれば、第1のAD変
換過程によって検出されるアナログ入力電圧の電圧範囲
を包含するように選択された特定の第1の111!電圧
により区分されるどの電圧範囲に実際のアナログ入力電
圧が属するかをエラー補正回路で検出することによって
、第1の並列型AD変換部と第2の並列型AD変換部の
間のサンプリングスキューに起因するエラーを検出し、
その検出結束に応じて第1.第2の並列型AD変換部の
デジタル出力を補正するように構成したので、クロック
信号のタイミングすなわちラッチのタイミングをずらせ
ることなくサンプリングスキューに基づくエラーを補正
でき、高速かつ広いアナログ入力帯域で精度よく動作さ
せることができる効果がある。
換過程によって検出されるアナログ入力電圧の電圧範囲
を包含するように選択された特定の第1の111!電圧
により区分されるどの電圧範囲に実際のアナログ入力電
圧が属するかをエラー補正回路で検出することによって
、第1の並列型AD変換部と第2の並列型AD変換部の
間のサンプリングスキューに起因するエラーを検出し、
その検出結束に応じて第1.第2の並列型AD変換部の
デジタル出力を補正するように構成したので、クロック
信号のタイミングすなわちラッチのタイミングをずらせ
ることなくサンプリングスキューに基づくエラーを補正
でき、高速かつ広いアナログ入力帯域で精度よく動作さ
せることができる効果がある。
第1図はこの発明によるAD変換器の一実施例を示す回
路図、第2図は従来のAD変換器を示す回路図、第3図
はその第1の電圧比較器の構成を示す回路図、第4図は
その第2の電圧比較器の構成を示す回路図、第5図はそ
の動作に用いられるクロック信号のタイミング図である
。 図において、1は第1の並列型AD変換部、RGは第1
の基準電圧発生手段、CC1は第1の電圧比岐器、Jl
は第1の判定回路、Elは第1のエンコーダ、SFシフ
タは(第1の接続決定手段)、2は第2の並列型AD変
換部、S01は第2の基QTi圧発生手段、FCU、F
C,FCDは第2の電圧比較器群、J2は第2の判定回
路、C2は第2のエンコーダ、SLはセレクタ(第2の
接続決定手段)、ECはエラー補正回路、SC2はスイ
ッヂ制御回路、CE 、CE、2は第3の電圧比岐器
、J3は第3の判定回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第2図 第3図 !4図 第5図
路図、第2図は従来のAD変換器を示す回路図、第3図
はその第1の電圧比較器の構成を示す回路図、第4図は
その第2の電圧比較器の構成を示す回路図、第5図はそ
の動作に用いられるクロック信号のタイミング図である
。 図において、1は第1の並列型AD変換部、RGは第1
の基準電圧発生手段、CC1は第1の電圧比岐器、Jl
は第1の判定回路、Elは第1のエンコーダ、SFシフ
タは(第1の接続決定手段)、2は第2の並列型AD変
換部、S01は第2の基QTi圧発生手段、FCU、F
C,FCDは第2の電圧比較器群、J2は第2の判定回
路、C2は第2のエンコーダ、SLはセレクタ(第2の
接続決定手段)、ECはエラー補正回路、SC2はスイ
ッヂ制御回路、CE 、CE、2は第3の電圧比岐器
、J3は第3の判定回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第2図 第3図 !4図 第5図
Claims (1)
- (1)基準電圧を等分割して複数の第1の基準電圧を得
る第1の基準電圧発生手段、前記第1の基準電圧とアナ
ログ入力電圧とを比較する複数の第1の電圧比較器、こ
れら第1の電圧比較器の出力から前記アナログ入力電圧
が前記第1の基準電圧のどの電圧範囲に属するかを検出
する第1の判定回路、この第1の判定回路の出力に基づ
きデジタル出力の上位ビットを決定する第1のエンコー
ダ、および前記第1の判定回路と前記第1のエンコーダ
との接続関係を決定する第1の接続決定手段からなる第
1の並列型AD変換部と、 前記第1の判定回路によって検出された前記電圧範囲を
包含する範囲でさらに電圧を等分割して複数の第2の基
準電圧を得る第2の基準電圧発生手段、前記第2の基準
電圧と前記アナログ入力電圧とを比較する複数の第2の
電圧比較器、これら第2の電圧比較器の出力から前記ア
ナログ入力電圧が第2の基準電圧のどの電圧範囲に属す
るかを検出する第2の判定回路、この第2の判定回路の
出力に基づきデジタル出力の下位ビットを決定する第2
のエンコーダ、および前記第2の判定回路と前記第2の
エンコーダとの接続関係を決定する第2の接続決定手段
からなる第2の並列型AD変換部と、 前記第1の判定回路によって検出された前記電圧範囲を
包含する範囲で特定の前記第1の基準電圧を選択する手
段、前記第2の電圧比較器と同じ動作態様で前記アナロ
グ入力電圧を取り込んで前記特定の第1の基準電圧と比
較する複数の第3の電圧比較器、および前記第3の電圧
比較器の出力から前記アナログ入力電圧が前記特定の第
1の基準電圧により区分されるどの電圧範囲に属するか
を検出し、前記第1および第2の接続決定手段に対しそ
の接続関係を決定する信号を出力する第3の判定回路か
らなるエラー補正回路とを備えたAD変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62264157A JPH01106526A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | Ad変換器 |
US07/260,130 US4912470A (en) | 1987-10-19 | 1988-10-18 | Ad converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62264157A JPH01106526A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | Ad変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106526A true JPH01106526A (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=17399253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62264157A Pending JPH01106526A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | Ad変換器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4912470A (ja) |
JP (1) | JPH01106526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03201826A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アナログ/ディジタル変換器 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2652689A1 (fr) * | 1989-10-02 | 1991-04-05 | France Etat | Convertisseur analogique/numerique a haute frequence de conversion. |
US5099240A (en) * | 1990-09-17 | 1992-03-24 | Motorola Inc. | Subranging adc with error correction through increased fine step span and noise reducing layout |
US5210712A (en) * | 1990-09-29 | 1993-05-11 | Anritsu Corporation | Waveform shaping circuit and digital signal analyzing apparatus using the same |
JP2791519B2 (ja) * | 1991-11-20 | 1998-08-27 | 三菱電機株式会社 | 2進データ発生回路およびa/d変換器 |
JPH05347561A (ja) * | 1992-03-11 | 1993-12-27 | Mitsubishi Electric Corp | A/d変換器 |
US5296858A (en) * | 1992-05-14 | 1994-03-22 | Advanced Micro Devices, Inc. | Improved two-stage analog-to-digital converter |
US5691821A (en) * | 1992-12-04 | 1997-11-25 | Canon Kabushiki Kaisha | A/D converting apparatus and image sensing apparatus |
US5644312A (en) * | 1994-11-30 | 1997-07-01 | Analog Devices, Inc. | Rom encoder circuit for flash ADC'S with transistor sizing to prevent sparkle errors |
US6028545A (en) * | 1997-12-23 | 2000-02-22 | Industrial Technology Research Institute | Muti-bit successive-approximation analog-to-digital converter with improved conversion speed |
JP4074023B2 (ja) * | 1999-01-26 | 2008-04-09 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路 |
TW564598B (en) * | 2001-07-13 | 2003-12-01 | Via Tech Inc | Data converter using active interpolation in background auto-zeroing |
US7760126B2 (en) * | 2007-12-07 | 2010-07-20 | Kenet, Inc. | Flash converter differential reference ladder auto-zero circuit |
EP2198519A4 (en) * | 2008-06-06 | 2012-10-31 | Lsi Corp | SYNCHRONOUS SYSTEMS AND METHODS FOR ANALOG-DIGITAL IMPLEMENTATION |
KR20220159840A (ko) * | 2021-05-26 | 2022-12-05 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 전자 장치 및 그 동작 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120530A (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-07 | Toshiba Corp | アナログ・デジタル変換器 |
US4612531A (en) * | 1985-02-12 | 1986-09-16 | Rca Corporation | Intermeshed resistor network for analog to digital conversion |
US4719447A (en) * | 1987-02-09 | 1988-01-12 | Tektronix, Inc. | Analog-to-digital converter with push-pull input signal configuration |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62264157A patent/JPH01106526A/ja active Pending
-
1988
- 1988-10-18 US US07/260,130 patent/US4912470A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03201826A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アナログ/ディジタル変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4912470A (en) | 1990-03-27 |
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