JPH01105055A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JPH01105055A
JPH01105055A JP26228387A JP26228387A JPH01105055A JP H01105055 A JPH01105055 A JP H01105055A JP 26228387 A JP26228387 A JP 26228387A JP 26228387 A JP26228387 A JP 26228387A JP H01105055 A JPH01105055 A JP H01105055A
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JP
Japan
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shaft
ball
carrier
outer ring
rotating shaft
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JP26228387A
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JP2646096B2 (ja
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Kazuo Rokkaku
和夫 六角
Koichi Ueda
浩一 上田
Keiji Suzuki
鈴木 恵治
Shiro Shibazaki
柴崎 司郎
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MARUWA DENKI KK
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
MARUWA DENKI KK
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ボールを遊星転動体として用いた遊星機構の
動力伝達装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から、第3図に示すような遊星機構の動力伝達装置
が知られている。
即ち、図において、符号1は内周面が部分球面状に加工
された固定外輪、2は第1回転軸、3は第1回転軸2と
同軸状に配されて固定外輪lの中空内部に挿通された第
2回転軸、4は周面が部分球面のたる型の円筒ローラ(
遊星転動体)、5は第1回転軸2の軸端に設けられたキ
ャリア、6はキャリア5と環状板7との間に固定軸端に
架設された遊星軸をそれぞれ示している。
そして、第2回転軸3の軸端外周面には周面が部分球面
状に形成された二個一対の環体8,9が取り付けられて
おり、この環体8,9の外周面と固定外輪lの内周面と
の間に円筒ローラ4が圧接状態で介入されている。
この円筒ローラ4は遊星軸6に対して複数のニードルロ
ーラ10を介して回動自在に嵌め付けられている。
このような動力伝達装置においては、例えば第1回転軸
2を入力軸とした場合には増速装置として用いることが
でき、また、反対に第2回転軸3を入力軸とした場合に
は減速装置として用いることができる。    − ところで、この種の動力伝達装置においては、円筒ロー
ラ4と遊星軸6との間のニードルローラ10がスキュー
現象を生じるなど動力損失が大きくなるため、高速回転
として用いるのに適さないことが指摘される。
そこで、高速回転に用いる動力伝達装置の一例として実
公昭51−29418号公報に示すようなものが知られ
ている。
それを第4図および第5図に示して説明する。
図において、符号1工は固定外輪、固定外輪IIの中空
内部には第1.第2回転軸12.13が同軸状に対向配
設されている。第1回転軸12の軸端には円筒状のキャ
リア14が形成されており、このキャリア14内に第2
回転軸13が挿通されている。
15、16は固定外輪1の内周面において環状凹溝を構
成する二つ一対の環体で、この環状凹溝と前記第2回転
軸13に形成されている凹溝17との間には複数のボー
ル18(遊星転動体)が圧接状態で組み込まれている。
複数のボール18はキャリア14に形成された複数のポ
ケット19にそ塾ぞれ保持されて、それぞれが同期して
回転するようになっている。
なお、一方の環体15と、固定外輪1)に螺着されるプ
レート20との間には押圧スプリング21が設けられて
おり、プレート20の固定り1輪1)に対する螺着度を
変えることによって、ボール18に対する環体15の押
圧力を可変して、ボール18のころがり抵抗を調整でき
るように構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、このような構成を有する従来例の場合にも、
次のような問題点がある。
即ち、複数のボール18それぞれをキャリア14のポケ
ット19に嵌め込むだけで保持させていたので、ポケッ
ト19の内周面とボール18とがすべり接触することに
なり、特に高速回転での使用において前記接触部分が異
常発熱して、焼き、付きを起こしてしまう結果となる。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたもので、焼
き付きなどが生ずることなく、円滑な高速回転が実現で
きる動力伝達装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、。
次のような構成をとる。
即ち、本発明にかかる動力伝達装置は、固定外輪の中空
円筒部で、同軸状に対向配設された第1.第2回転軸と
、 この第1回転軸と前記固定外輪との間に圧入された複数
の遊星転動体と、 前記第2回転軸の軸端に設けられ、前記遊星転動体を回
動自在に保持するキャリアとを備えた構成であって、 前記遊星転動体をボールにし、このボールの中心に軸を
貫通状態に圧入し、この軸の両端を玉軸受を介して前記
キャリアに軸支させたことに特徴を有するものである。
く作用〉 本発明の構成による作用は次のとおりである。
即ち、ボールの中心にそれの自転軸となる軸を圧入して
、この軸を玉軸受を介してキャリアに軸支させているの
で、円滑に高速回転できるようになる。
しかも、ボールに対するすべり接触部分を無くしている
ので、従来のような異常発熱による焼き付きが回避され
る。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図および第2図に本発明の一実施例を示している。
回倒の動力伝達装置30において、符号31はハウジン
グで、このハウジング3Iの一端には薄肉の中空円筒部
分が形成されており、この薄肉部分が固定外輪32を構
成している。この固定外輪32の内周面には、テーパ状
の内周面を有する二個一対の環体33.34がほぼry
、字形状の環状凹溝を構成するように取り付けられてい
る。
さらに、ハウジング31の厚肉本体部分の中空円筒部に
は第1回転軸35がころがり軸受36.37を介して軸
支されており、固定外輪32の中空円筒部には第2回転
輪38が同心状に挿通されている。この第2回転軸38
は前記第1回転軸35と同軸状に対向配設されている。
第1回転軸35の一端には固定外輪32と第2回転軸3
i3との間の環状空間に位置する複数のキャリア39(
本実施例では3つ)が設けられており、他端がハウジン
グ31のi肉本体部分側の開口端から突出している。
第2回転輪38の一端はキャリア39の基端側内周部分
にころがり軸受40を介して軸支されており、他端が固
定外輪32側の開口端から突出している。
そして、キャリア39それぞれの内部には、軸方向に沿
って長孔41が穿設されているとともに、キャリア39
のほぼ中央位置には径方向に貫通したポケット42が形
成されている。このキャリア39の長孔41の奥側およ
び開口端側には深溝型の玉軸受43゜44が位置決め固
定されており、ポケット42には遊星転動体としてのボ
ール45がその外径側および内径側の球面が突出するよ
うに嵌入されている。
さらに、ボール45の中心には貫通孔46が設けられて
いて、この貫通孔46に両端が縮径した軸47が圧入固
定されているとともに、軸47の両端が突出している。
この軸47の両端が前記玉軸受43.44に軸支されて
おり、軸47の両端の段部によってボール45が軸方向
で位置決めされている。この位置決めによってボール4
5がポケット42の内周面に対して非接触になっている
このボール45は、第2回転軸3Bの凹状軌道溝48と
二個一対の環体33.34で構成する環状凹溝との間に
圧接状態で介入されている。ところで、広幅の環体33
の端面とハウジング31の径方向に沿う側壁31aとの
間に介装されたスプリングワッシャ49の弾性力により
前記広幅の環体33と他方の環体34との間の離間隙間
を軸方向で調整して、両環体33゜34のテーパ状内周
面とボール45との接触圧を調整できるようになってい
る。
このように、本実施例では、ボール45を軸47に対し
て一体的に取り付けてこの軸47を玉軸受43゜44で
軸支させた構成にしたことにより、例えば20万回転〔
rpm〕にも達する円滑な超高速回転出力を実現できる
ことが確認されている。
しかも、ボール45を他部材に対して非接触状態となる
ようにキャリア39に保持させることで、従来のような
すべり接触部分を全くなくしているので、高速回転に伴
って異−発熱することがない。
したがって、焼き付きなどが起こらない。
なお、本発明は、以上説明した実施例にのみ一定されず
、説明しないが種々な変瘤実施例が考えられることは言
うまでもムい。
〈発明の効果〉 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、遊星転動体としてのボールに軸を一体的に取り付
けてこの軸の両端を玉軸受を介してキャリアに軸支させ
ているので、円滑な高速回転を実現することができる。
しかも、ボールを他部材に対して非接触状態となるよう
にキャリアに保持させることで、従来のようなすべり接
触部分を全くなくしているので、高速回転に伴って異常
発熱することがなく、焼き付きなどを防止できる結果と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例にかかり、第1
図は本発明装置の上半部の縦断面図、第2図は一部破断
した第1図の右側面図である。  ′また、第3図ない
し第5図は二つの従来例にかかり、第3図は第1の従来
構造の上半部を示す縦断面図、第4図は第2の従来構造
の全体を示す縦断面図、第5図は第4“iのV−V線断
面矢視図である。 31・・・固定外輪 35・・・第1回転軸 38・・・第2回転軸 39・・・キャリア 41・・・キャリアの長孔 42・・・キャリアのポケット 43、44・・・玉軸受 45・・・ボール 46・・・ボールの貫通孔 47・・・軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定外輪の中空円筒部で、同軸状に対向配設され
    た第1、第2回転軸と、 この第1回転軸と前記固定外輪との間に圧入された複数
    の遊星転動体と、 前記第2回転軸の軸端に設けられ、前記遊星転動体を回
    動自在に保持するキャリアとを備えた動力伝達装置にお
    いて、 前記遊星転動体をボールにし、このボールの中心に軸を
    貫通状態に圧入し、この軸の両端を玉軸受を介して前記
    キャリアに軸支させたことを特徴とする動力伝達装置。
JP62262283A 1987-10-16 1987-10-16 動力伝達装置 Expired - Lifetime JP2646096B2 (ja)

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JP62262283A JP2646096B2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 動力伝達装置

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JP62262283A JP2646096B2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 動力伝達装置

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JPH01105055A true JPH01105055A (ja) 1989-04-21
JP2646096B2 JP2646096B2 (ja) 1997-08-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5423725A (en) * 1991-07-29 1995-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Planetary-friction type speed change device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129418U (ja) * 1974-08-22 1976-03-03
JPS5929864A (ja) * 1982-08-10 1984-02-17 Matsushita Electric Works Ltd 遊星減速機

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2646096B2 (ja) 1997-08-25

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