JPH01104876A - 縦糸にサイジング剤を賦与する方法及び装置 - Google Patents

縦糸にサイジング剤を賦与する方法及び装置

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JPH01104876A
JPH01104876A JP63239116A JP23911688A JPH01104876A JP H01104876 A JPH01104876 A JP H01104876A JP 63239116 A JP63239116 A JP 63239116A JP 23911688 A JP23911688 A JP 23911688A JP H01104876 A JPH01104876 A JP H01104876A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動作している縦糸サイジング装置上の糸に添加
される縦糸サイジング組成物の量を調節する方法並びに
装置に関する。
縦糸サイジング剤は織物の製造工程中において縦糸を保
護し、摩耗を防止するのに使用される。
縦糸サイジング剤は典型的には澱粉またはポリビニルア
ルコールをベースにした組成物から成る被膜であり、織
物操作を行う前に「シート状」の糸をサイジング溶液中
に通して被覆した後乾燥を行う。これを行う装置は当業
界においては[スラッシャ−(slasher) Jと
して知られている。サイジング剤の固体分を正確且つ精
密に添加することは織物操作の効率を高くし最適の経済
性を得る上において重要である。プロジェクタイル(p
roject i le)、ラピア(rapiar)及
び空気ジェットを含んだ新型の高速織機は、効率的な動
作を行わせる際にサイジングの添加量に著しい制限を課
している。(ここでサイジングの添加量とは乾燥したサ
イジングされていない糸の重量に関する糸に沈積した縦
糸サイジング剤の重量として定義され、通常%で表され
る)。織物産業においては伝統的に十分量のサイジング
剤を使用しようとするあまり、必要量以上のサイジング
剤を使用してきた。しかしこれは実用的なことではない
。何故ならばサイジング剤の量が多過ぎても少な過ぎて
も現代的な織機で織物操作を行う場合に著しい悪影響が
及ぼされるからである。サイジング剤の量が多過ぎると
過剰のサイジング剤が糸の上に殻をつくり、これが摩耗
によって剥げ落る結果を生じる。この過剰なサイジング
剤は織機の中に蓄積し、織られた織物に欠陥を与えたり
工程を中断させる原因となる。サイジング剤が多いとま
た織機に過剰の張力がかかる。サイジングが少な過ぎる
と弱い縦糸が生じ、織機中でかけられる応力によって切
断する結果を生じる。サイジング剤が少な過ぎるとまた
「毛髪状の」糸を生じ、これは横糸が縦糸を横切って走
行することを妨げ、特に空気ジェット織機を使用する場
合には、織物に欠陥を生じる。本発明によればサイジン
グの添加量を簡単且つ正確に、しかも自動的に調節する
方法が提供される。
サイジング・ボックスのニップ・ロールにかかる圧力を
調節することにより織物用の縦糸に添加するサイジング
剤の量を調節する方法はかなり前から知られている。し
かしこれら公知の方法はすべて、サイジングの添加料に
間接的にしか関わりあいのない測定量に基づき、ニップ
・ロールの間隔を単独にまl;はシートの速度と組み合
わせて調節する方法である。
アイケア (Eiken)の米国特許第3,253.3
15号においては、サイジング・ボックスから出る縦糸
シートの電気抵抗を測定し、絞りロールの間隔を調節す
ることによりこのパラメータを一定の値に調節する装置
が記載されている。この調節をシートの前進速度を調節
する装置と組み合わせ、絞りロールによりシートにかけ
られる特定の一定圧力に対し成る与えられた量のサイジ
ング剤が添加される。
従来使用されてきた他の方法では、一定間隔で消費され
るサイジング剤の量を流量計で測定する。
この値の読みの積分値を、特定の糸の液吸収速度及びサ
イジング溶液中の固体分濃度を仮定して計算された成る
設定点と比較する。
日新紡績の特許第59−187662−A号には、サイ
ジング剤の粘度を表す電気信号を使用してローラの間隔
を調節し、シートにより吸収される液量を一定に保つこ
とが記載されている。この信号をプログラム可能な調節
装置に送り、その出力信号を空気圧に変え、これによっ
て絞りローラを加圧してサイジング剤の調節を行う。粘
度を表す電気信号を速度を表す第2の信号及び第3の基
準信号と組み合わせる。これらの信号を特殊なプログラ
ム可能なコンピュータに送り、その出力信号を監視条件
下において電気信号−空気圧変換器に供給する。
粘度の測定自身は間欠的に試料を検度されたオリフィス
・カップに一定の水準まで充填し、それがオリフィスを
通って空になるまでの時間を測定することにより行われ
る。
ダーウエント・アブストラクト(Derwent Ab
sLract)172790−Fに記載された特許第7
3−01473−Rには、「シートの水分再吸収量」を
誘電定数の測定によって測定し、よりサイジング剤の添
加量を調節する方法が記載されている。
以上のような努力にもかかわらず、サイジングの添加量
、または縦糸サイジング装置(スラッシャ−)の糸に添
加する乾燥した縦糸サイジング材料の量を直接オンライ
ンで測定する方法または装置、或いはこのような測定を
使用して該添加量を所望の水準に調節する方法または装
置は記載されていない。
本発明に従えば、(i)平行な縦糸から成るシートを縦
糸サイジング溶液に通シ、 (ii)該縦糸を調節可能なニップ・ロールの対の間に
通し、線対のニップ・ロールの一つが糸及び他のニップ
・ロールに圧力を及ぼすようにして糸から過剰のサイジ
ング溶液を絞り出し、(iii)糸を乾燥してサイジン
グ溶液の溶媒の実質的にすべてを糸から蒸発させ、隣接
した糸が乾燥したサイジング剤によって互いに接着した
傾向をもつサイジングされた糸から成るシートにし、(
iv)横方向に取り付けられた分離棒の別の側に糸を別
々に通すことにより隣接した糸を分離し、糸上のサイジ
ング剤添加量に関連した力を糸により分離棒にかけ、 (v)しかる後分離した糸を再び一緒にして単一のシー
トにすることによりスラッシャ−中で縦糸用サイジング
剤を縦糸に賦与する方法において、(a)糸が分離棒に
及ぼす力を測定し、(b)この力を、糸に添加するサイ
ジング剤の予め決定された量に対応する設定値と比較し
、(c)測定された力が該設定値より小さい時は圧力を
減少させ、測定された力が該設定値より大きい時は該圧
力を増加させることによりニップ・ロールに及ぼされる
圧力を調節して測定された力と該設定値との差が実質的
にゼロになるようにし、これによって糸に添加される縦
糸サイジング剤の量を予め決定された量に保つことを特
徴とする改良方法が提供される。
また本発明に従えば、 (i)縦糸のシートを供給する装置、 (ii)該縦糸シートに縦糸サイジング剤を賦与する装
置、 (iii)対になったニップ・ロールの一つが該縦糸シ
ート及び他のニップ・ロールに圧力を及ぼすようになっ
ている縦糸シートを通して糸から過剰のサイジング溶液
を絞り取る一対の調節可能なニップ・ロール、 (iv)  −、、ツブ・ロールの間に通した後にシー
トを通すための乾燥器、 (v)乾燥器の後方に配置され、シートのtJll々の
糸を別の側に通し、糸により糸上のサイジング剤添加量
に関連した力が及ぼされる横方向に配置された分離棒、
及び (vi)分離した糸を再び一緒にして単一のシートにす
る装置から成る動いている縦糸シートに縦糸サイジング
剤を賦与する装置において、(a)糸によって分離棒に
かけられる力を測定し、核力によって決定される出力信
号を生じる装置、及び (b)該力測定装置からの出力信号を、糸に添加された
サイジング剤の予め決定された量に対応する設定値と比
較し、該力測定装置からの出力信号を該設定値と比較す
ることにより決定されるコントロール信号を生じるコン
トローラから成ることを特徴とする改良装置が提供され
る。
第1図は本発明の一具体化例に取り付けられた典型的な
スラッシャ−の簡単化された模式図である。スラッシャ
−自身は種々の設計をとることができるが、ここに図示
したものは五つの部分がら成っている。第1の部分[1
01]は糸巻軸架であり、これは若干の糸巻[162]
から成り、その各々によって糸のシート[103Jが供
給される。各シートは多数の平行に配列された糸から成
っている。個々のシートはいくつかのローラ[129]
の上を通り、−緒にされて単一のシートにされ、次にス
ラッシャ−の第2の部分、サイジング・ボックス[10
4]の方へ移動する。(市販のスラッシャ−はサイジン
グする縦糸に必要な数だけのサイジング・ボックスをも
っているが、大部分は最高4個である)。
サイジング・ボックス中においてシートは浸漬ロール[
105]を通ってサイジング溶液[106]中に入る。
サイジング溶液は一般にポリビニルアルコール及び/又
は澱粉の水溶液であり、随時当業界に公知の他の添加剤
を含んでいる。このような添加剤としては尿素、酵素、
発泡補強剤、立体障害をもつ助剤、帯電防止剤、ワック
ス及びワックス代替物、例えば分岐アルコールの低分子
量エチレンオキシド付加物がある。後者を含む組成物の
例は米国特許第4,640.946号に記載されている
。サイジング溶液を出た後、シートはニップ・ロールと
呼ばれる最後の対[108] を含む少なくとも一対の
絞りロール[107]の間を通る。絞りロール及びニッ
プ・ロールによりシートから過剰のサイジング溶液が絞
り出される。通常絞りロールの多対の少なくとも1個の
部材は表面をゴムで被覆され、シートから過剰のサイジ
ング溶液を効率的に絞り出すようになっている。1対以
上のロール対が存在する場合は、ニップ・ロールは通常
他の絞りロールよりも高圧で運転される。この方法によ
り他の絞りロールによってサイジング溶液を大部分取除
くことができるが、ニップ・ロールの所でなお過剰のサ
イジング溶液が残っている。このようにしてニップ・ロ
ールは過剰のサイジング溶液の残りを正確に絞り出す。
サイジング・ボックスを出た後、シートは乾燥器部分[
109] を通り、いくつかの加熱されたローラまたは
缶[1101を通り、この間サイジング溶液から水が蒸
発する。次に乾燥したシートは1個またはそれ以上のロ
ーラ[130] を通り、次に開裂または交叉部分[1
11]に至る。ここでシートの個々の糸はシートの運動
方向に対して横方向に取り付けられたいくつかの分離棒
に出合う。その最初のものをここでは開裂棒[112]
 と呼び、これについて詳細に説明することにする。そ
れ以後の棒も開裂棒とほとんど同じ作用をするが、交叉
棒[113]と呼ばれる。第2図には開裂棒の部分が詳
細に示されている。糸のシート[116]が開裂棒の近
くに来た時、シート中の隣接した糸は乾燥したサイジン
グ剤被膜のために互いにくっつき合っている傾向がある
。糸の別々の端部は開裂棒の別々の側(及び他の分離棒
)を通り、このようにして糸の隣接した端部は互いに分
離され、多糸はばらばらになる[7]。
勿論他の分離方法も可能であり、これらは本発明の目的
に対しては同等である。例えば開裂棒の所で単一の糸巻
[102]から得られるシート[lo3]に対応する単
一シートの糸だけを分離、即ち「剥ぎ取る」ことが望ま
しいことがしばしばある。このような配列においては、
5本の糸を該棒の片側に通し1本の糸を他の側に交互に
通すことにより糸を分離することができょう。次いで他
のシートを後方の分離棒で同様に剥ぎ取ることができる
このような配置は別々の糸を開裂棒の別々の側に通すと
いう概念に含まれると考えられる。
最後に(第1図)、分離された糸はスラッシャ−[4]
の前面に供給され、ここですべての糸を一緒にして一個
またはそれ以上の共通のローラに通すことにより単一の
シートにし、織機の糸巻[115]上で巻取る。
糸が開裂棒の上を通る際、成程度のカが発生する(第3
図のFn)。これは乾燥したサイジング剤によって生じ
る接着のために隣接した糸を分離することによって生じ
る力である。この力の糸の運動と同じ方向の成分が正味
の力として開裂棒にかかる。この正味の力と大きさが等
しく向きが反対の反作用が「開裂力J Bfである。
本発明の重要な特徴はこの開裂力の測定である。
開裂力はシートに沈積するサイジング剤の量に直接関係
があることが見出だされた。本発明の目的の一つは開裂
力を測定してサイジング剤の添加量を調節することであ
る。
開裂力を測定するためには、開裂力がセンサーに伝達で
きるように開裂棒を取り付けなければならない。これを
行うには多くの方法があるが、どの方法でも開裂力の変
動に対応して開裂棒を可変的に動かし得るように開裂棒
を取り付ける必要がある。この表現は開裂棒がスラッシ
ャ−の固定枠(或いは他の動かない構造物)にしっかり
とは取り付けられていないことを意味する。むしろ開裂
棒の取り付けに若干の動き、即ち「遊び」が存在する。
この遊びは任意の便利な方法、例えば開裂棒の支持物を
ピボット回転させる方法、開裂棒を滑らせ得る水平面を
設ける方法、または開裂棒の支持的自身に若干の弾性を
もたせ、これを曲げ得るようにする方法によってつくる
ことができる。
重要な方法は何等かの適当な方法を使って開裂力がスラ
ッシャ−の固定枠から直接供給されず、少なくとも部分
的に力測定装置を通って伝達されるようにすることであ
る。簡単な力測定装置は簡単な検度されたバネ式の物指
である。この場合開裂力の変動に対応してバネが適切に
伸びたり縮んだりするためには、開裂棒はかなり自由に
動けることが必要である。他方、力測定装置は電子的な
ロード・セルであることができる。このような装置は全
範囲に亙る力を測定するためには、開裂棒のほとんど測
定不可能なほど小さい運動だけが必要である。従って「
可変的に移動する」という言葉は両方の極端な場合を含
み、開裂力が力測定装置を通って伝達することを示して
いる。
開裂棒及び力測定装置を取り付ける好適な方法を第4図
に示す。この具体化例においては開裂棒はレバー[11
8]の上端部に取り付けられたU字形の保持器[125
]に取脱し得るように取つけられている。このレバーは
ピボット[131] によってスラッシャ−の固定枠[
124]に取り付けられ、開裂力を力測定装置[119
]を通して開裂棒に機械的に伝達し、両者の間に機械的
な連結を与える。この場合、力測定装置はロード・セル
であり、これはレバー及び固定枠の両方に取脱し得るよ
うに取り付けられている。開裂棒及び力測定装置を取り
付けるための他の許容できる方法の数は多過ぎて列挙で
きない。例えば圧縮力を測定するように設定されたロー
ド・セルを開裂棒の直ぐ近くにそれと物理的に直接接触
するように取り付けることができ、開裂力の変化は直接
ロード・セルから中間的なレバー系を通すことなく直接
開裂棒に伝達することができる。本発明は開裂棒及び力
測定装置の取り付は方法には限定されない。
勿論全開裂力は開裂棒の各端で測定される力の和である
。開裂力の真の測定には開裂棒の両端で同時に測定を行
うか、または全体の力を測定する他の何等かの測定法が
必要である。しかし実際的な目的に対しては、一端で開
裂力を測定しこの値を2倍することで十分正確な値が得
られる。大部分の工業的な目的に対しては、開裂棒の一
端で一回測定を行うだけで、縦糸サイジング工程を調節
する十分は情報が得られる。しかし成る目的に対しては
、下記に説明するように、開裂棒の両端で同時に測定を
行うことが望ましい。
簡単な具体化例においては、この測定装置は簡単な力ゲ
ージである−6この場合、開裂力を視覚的に測定するこ
とができ、スラッシャ−の操作員はニップ・ロールの圧
力を手で調節して所望のサイジング剤添加量を保持する
しかし好適な具体化例においては、力測定装置[119
]は電子的ロード・セルであり、開裂力を自動的且つ連
続的に電子的な方法で監視するのに適している。ロード
・セルにより力はそれに比例した電子信号に変えられる
。(使用できるこのようなロード・セルはライ−ストン
・ブリッジ(Wheatstone Bridge)社
製のルボウ(LeBow) @#3397 トランスデ
ユーサ−である。)ロード・セルからの信号(通常ボル
ト単位)は第1図に示すコントローラ[120]に送ら
れる。コントローラにより力測定装置からの信号を糸の
シートに添加すべきサイジング剤の予め決定された量に
対応する一定値と比較する゛。この比較は電子的に行う
ことが好ましい。実際の信号が該一定量と異った場合に
は、簡単な場合コントローラは自動的に警告装置[12
7]または他の出力装置を起動し、開裂力、従ってサイ
ジング剤の添加量が多過ぎるか少な過ぎるかをスラッシ
ャ−の操作員に知らせる。しかし警告システムを取り付
けまたは取り付けないで、サイジング剤の添加量をコン
トローラにより自動的且つ連続的に調節することが好ま
しい。米国ニューシャーシ−Hロックアウェイ(Roc
kaway)のダイアナチャート(Dianachar
t)社製、ダイアナチャート■PCAI4チャンネル電
子的データ取得装置はこのようなコントロール・システ
ムの一部として効果的に使用できるが、広い範囲の任意
のコントローラを使用することができる。コントローラ
はその一成分としてマイクロコンピュータを含んでいる
ことができる。当業界の専門家にはフィードバック系に
おいてコントローラを使用することは良く知られている
。このような好適な具体化例においては、実際の信号が
予め決定された量だけ一定値と異っている場合、コント
ロール信号が(随時増幅器[1211を介して)コンバ
ータ[122] に送られるようにコントローラが設定
されている。コンバータにより電子信号は機械的な力に
変換される。このようなコンバータの一つは、米国マサ
チューセッツ州バーリントン(Burlington)
ベロフラム・コーポレーション(Belofram C
orporation)製、ベロフラム■10001 
/P型ヒトランスデューサーあり、供給圧力を電気的入
力信号に正比例する調節された出力圧力に変えられる電
子的空気装置である。供給圧力は空気供給シリンダー[
128]から導かれ、出力圧力はニップ・ロールを取り
付けたシリンダー [123]に供給される。(勿論広
い範囲の電気機械的コンバータを使用することができる
)。このよにして発生する圧力はニップ・ロール[10
8]に供給される。勿論、通常はニップ・ロールには一
定の圧力がかかっており、開裂力に対応して可変的にか
けられる圧力は通常これに付加される比例した力または
圧力である。従って可変的にかけられる圧力は上記コン
トロール・システムにより好ましくは自動的且つ連続的
に調節される。システムはサイジング剤の添加量の増加
を示す開裂力の増加により、コンバータから増加した力
を発生させ、ニップ・ロールにかかる圧力を増加させ、
糸のシートから多量のサイジング溶液を絞り出す。
逆にサイジング剤添加量の減少を示す開裂力の減少によ
り、コンバータから減少した力が発生し、ニップ・ロー
ルにかかる圧力が減少し、シートに多量のサイジング溶
液が残るようにする。
単一のロード・セル・アセンブリーを使用して開裂線の
所で開裂力を測定することができるが、他の配置も可能
である。例えば第5図で示すように開裂線の両端で開裂
力を測定することができる。
この二つの測定結果を比較することにより、上記任意の
方法によって、開裂線の片側と他の側との間に著しい非
平衡が存在するかどうかを知ることができる。この非平
衡はスラッシャ−の動作の悪いこと、例えば棒の配置の
悪さ、加圧ロールまたは空気加圧系の機械的な欠陥、ま
たはシートを横切る方向における糸の張力の非平衡を示
している。このようなシステムはこれらの測定値を自動
的に比較し、開裂線の一端の測定値が他端での測定値と
一定量以上ずれた時に自動的に警告を発するように設定
することができる。
同様に多重ボックス・スラッシャ−においては、糸の各
シートは縦糸サイジング溶液を含むサイジング・ボック
スを通り、夫々のニップ・ロールの対を通った後、夫々
の分離棒または開裂線を通る。
このような配置においては第6図に模式的に示すように
、夫々別々の糸のシートに対応して開裂線の所に一個ま
たはそれ以上のセンサーを置くことができる。各開裂線
から得られる開裂力を互いに独立に測定し、予め設定さ
れた値と比較する。各ボックスに対するニップ・ロール
にかける圧力は上記方法により独立に調節することがで
きる。本発明の範囲内においてこのようなコントロール
・システムのいくつかの変形が可能である。例えば開裂
体の一つにおける開裂力の測定値を標準値または「設定
値」として使用し、他の開裂体からの開裂力と比較して
これを調節することができる。
また異った開裂体における開裂力の測定値に著しい差が
あれば、上記のように、スラッシャ−の機械的な誤動作
、または種々のサイジング・ボックスの間における濃度
、温度または他の性質の相違を知るのに使用することが
できる。この場合適当な警告装置を使用することができ
る。
従来法に比べて本発明がもっている主な利点は、本発明
によれば完全に自己補償的なシステムが提供されること
である。多数の変数の内の任意のものが変化すると、動
作しているスラッシャ−のサイジング添加量に影響が及
ぶが、このような変化はどれも開裂力を変化させる。例
えばサイジング・ボックス中のサイジング剤の濃度が変
化すると、この変化は開裂力の変化に反映される。同様
に、ニップ・ロールのゴム被覆が老化すると、ニップ・
0−ル間の圧力が変化し、従ってサイジング添加量が変
り、それに対応して開裂力が変化する。ラインの走行速
度が変化するとサイジング添加量が変化するが、これに
よってまた開裂力が変化する。
このような或いは同様な変化が起った場合、開裂力の測
定に基づいた上記のような自動的フィードバック・シス
テムによりその変化を自動的に相殺し、一定の水準のサ
イジング剤添加量を保つことができる。
実施例 開裂力とサイジング剤添加量との間の有用な直線関係が
、ポリビニルアルコールをベースにした溶液ないし澱粉
溶液及びそれらの混合物に亙る広い範囲のサイジング組
成物に互って見出だされている。通常使用される他の縦
糸サイジング成分、例えばワックス、カルボキシメチル
セルロース、帯電防止配合物等との種々の組合せを含む
組成物も十分使用できる。開裂力と添加量との間に有用
な直線関係が存在し、これら両方の測定値はニップ・ロ
ールにかかる圧力と共に変化することを示す実験を6つ
の工場において行った。
実施例1〜3oこれらの実施例のデータはすべて綿及び
ポリエステルの50/ 50混紡糸を使用し、1つの工
場における単一スラッシャ−からとった。
サイジング溶液はワックス代替物を含むポリビニルアル
コール組成物をベースにしたものである。
サイジング・ボックス中のサイジング剤の濃度は表に示
すように希釈によって変化せしめた。サイジング剤溶液
の濃度はこれら実施例の間で非常に類似しており、これ
らの実施例における湿潤吸収量はほとんど同一であるこ
とかられかるように、溶液の粘度は変っていない。ニッ
プ・ロールの負荷圧力は一定に保った。固体分濃度が増
加すると、開裂力及び添加量の両方が増加することがわ
かる。
異った工場にける実施例4及び5では、ワックス及び皮
張り防止剤を含むPVAをベースにしたサイジング溶液
を使用した。これらの実施例では実施例1〜3の糸に比
べ湿潤吸収量がもともと高い100%綿糸を使用した。
開裂力及び添加量はロール圧力と逆の関係で変化するこ
とがわかる。
さらに別の工場で行った実施例6及び7では、尿素及び
ワックス代替物を含むポリビニルアルコールをベースに
した同じ溶液を使用した。糸は綿とポリエステルとの5
0/ 50混紡糸である。これらの実施例では固体分合
量の低いサイジング組成物を使用し、添加量を低くシ、
細い綿番手を用いた時のロール圧力による添加量及び開
裂力の変動を示す。
他の工場における実施例8及び9においては、ワックス
、バール澱粉(pearl 5tarch)、酵素、及
び発泡補強剤を含むポリビニルアルコールをベースにし
たサイジング溶液を使用した。糸は綿及びポリエステル
の50/ 50混紡糸である。これらの実施例ではさら
に細い糸(高い綿番手)を使用し、シートの中の糸の間
隔はかなり狭い。この特定の織糸に対する縦糸の非常に
近接した間隔のために開裂力は大きい。この場合も開裂
力とかけられた圧力は逆の関係にある。
実施例1O〜12は高圧スラッシャ−から得た。このス
ラッシャ−はサイジング剤賦与ロールに高い一定の圧力
をかけて操作され、シートからより多くのサイジング剤
を絞り出す。このようにすれば、サイジング溶液に高い
固体分含量を使用できるので、糸を乾燥させるエネルギ
ーが少なくなる。実施例1O及び11はワックス、発泡
補強剤及び帯電防止剤を含むポリビニルアルコールから
つくられたサイジング剤を使用した。実施例12では同
様なサイジング剤を使用したが部分的に加水分解したポ
リビニルアルコールと立体障害をもつ助剤を含んだ澱粉
組成物との50/ 50混金物を使用した。これらの実
施例においては糸は50/ 50綿/ポリエステル混紡
糸である。実施例12における固体分含量、開裂力及び
添加量は実施例1Oまたは11よりも高い。
このことは澱粉がPVAに比べ弱い重合体であるために
必要である。
実施例13は実施例1O及び11と同様な条件で操作さ
れる他の高圧スラッシャ−から得た。これらの実施例に
おける変動は同様な機械を異った工場で動作させた場合
に起る典型的な変動であった。
実施例14〜16ではポリエステル及びレーヨンの50
/ 50混紡糸から成る糸を使用した。実施例14のサ
イジング溶液はポリビニルアルコール17%及び澱粉8
3%をベースにしたものである。織物工程において糸か
ら剥げ落るサイジング材料の量は多く、織機に問題を生
じる。実施例15においては、サイジング剤の組成をポ
リビニルアルコール30%及び澱粉70%に変え、下記
表に示すようにサイジング溶液中の固体分含量を減少さ
せた。実施例16においては、サイジング剤の組成物は
実施例15と同じであるが、ニップ・ロールの圧力を増
加させた。
これらの実施例にける開裂力及び添加量の応答は前の結
果と一致し、広い範囲の糸の種類及びサイジング剤の組
成に亙り本発明を操作し得ることを示している。
木綿番手は成る与えられた長さを840ヤード(768
m)の糸のかぜがlボンド(454g)に達した時の数
である。綿番手が大きいと糸は細くなる。湿潤吸収量は
サイジング・ボックス中で吸収される液の量をサイジン
グされていない乾燥した糸の重さで割った値である。か
けられたニップ圧力はニップ・ロールまたは絞りロール
のシリンダーに負荷を与えた時に(空気により)該シリ
ンダーまたは隔膜系にさらに加えられる付加的な圧力で
ある。
本発明の主な特徴及び態様は次の通りである。
L、(i)平行な縦糸から成るシートを縦糸サイジング
溶液に通し、 (ii)該縦糸を調節可能なニップ・ロールの対の間に
通し、線対のニップ・ロールの一つが糸及び他のニップ
・ロールに圧力を及ぼすようにして糸から過剰のサイジ
ング溶液を絞り出し、(iii)糸を乾燥してサイジン
グ溶液の溶媒の実質的にすべてが糸を蒸発させ、隣接し
た糸が乾燥したサイジング剤によって互いに接着した傾
向をもつサイジングされた糸から成るシートにし、(i
v)横方向に取り付けられた分離棒の別々の側に糸を別
々に通すことにより隣接した糸を分離し、糸上のサイジ
ング剤添加量に関連した力を糸により分離棒にかけ、 (v)しかる後分離した糸を再び一緒にして単一のシー
トにすることによりスラッシャ−中で縦糸用サイジング
剤を縦糸に賦与する方法において、(a)糸が分離棒に
及ぼす力を測定し、(b)この力を、糸に添加するサイ
ジング剤の予め決定された量に対応する設定値と比較し
、(c)測定された力が該設定値より小さい時は圧力を
減少させ、測定された力が該設定値より大きい時は該圧
力を増加させることによりニップ・ロールに及ぼされる
圧力を調節して測定された力と該設定値との差が実質的
にゼロになるようにし、これによって糸に添加される縦
糸サイジング剤の量を予め決定された量に保つ改良方法
2、測定、比較及び調節工程を手動で行う上記第1項記
載の方法。
3、測定、比較及び調節工程を自動的に行う上記第1項
記載の方法。
4、測定及び比較工程を電子的に行い、調節工程を電子
的且つ空気作用的に行う上記第3項記載の方法。
5、測定、比較及び調節工程を連続的に行う上記第4項
記載の方法。
6、測定及び比較工程を電子的且つ連続的に行い、測定
された力が設定値から一定の値以上ずれた時、自動的に
警告を発する工程をさらに含んでいる上記第1記載の方
法。
7、糸が分離棒にかける力を分離棒の各端において自動
的に測定し、さらに (d)分離棒の一端での測定値を他端での測定値と自動
的に比較し、 (e)分離棒の一端における測定値が他端における測定
値から予め決められた量よりもずれた場合に自動的に警
告を発する工程を含む上記第1項記載の方法。
8、スラッシャ−は複数の対になったニップ・ロールと
複数の分離棒とを含み、糸から成る別々のシートをニッ
プ・ロールの対の各々に通し、また該分離棒の各々の周
りに通し、ここで糸の各シートが対応する分離棒に及ぼ
す力を互いに独立に測定し、該測定値を設定値と比較し
、多糸のシートに対し測定された力と該設定値との差が
実質的にゼロになるように各シートに対応するニップ・
ロールにかかる圧力を調節する上記第1項記載の方法。
9、一つの分離棒について測定された力を他の分離棒で
の測定値と比較するための設定値とする上記第8項記載
の方法。
10、 (i)縦糸のシートを供給する装置、(ii)
該縦糸シートに縦糸サイジング剤を賦与する装置、 (iii)対になったニップ・ロールの一つが該縦糸シ
ート及び他のニップ・ロールに圧力を及ぼすようになっ
ている縦糸シートを通して糸から過剰のサイジング溶液
を絞り取る一対の調節可能なニップ・ロール、 (iv)  ニップ・ロールの間に通した後にシートを
通すための乾燥器、 (V)乾燥器の後方に配置され、シートの別々の糸を別
々の側に通し、糸により糸上のサイジング剤添加量に関
連した力が及ぼされる横方向に配置された分離棒、及び (vi)分離した糸を再び一緒にして単一のシートにす
る装置から成る動いている縦糸シートに原糸サイジング
剤を賦与する装置において、(a)糸によって分離棒に
かけられる力を測定し、核力によって決定される出力信
号を生じる装置、及び (b)該力測定装置からの出力信号を、糸に添加された
サイジング剤の予め決定された量に対応する設定値と比
較し、該力測定装置からの出力信号を該設定値と比較す
ることにより決定されるコントロール信号を生じるコン
トローラから成る改良装置。
11、コントローラに取り付けられ、糸が及ぼす力が予
め決められた量だけ設定値からずれたことをコントロー
ル信号が示した時警告を発するようになっている警告装
置をさらに含んでいる上記第1O項記載の装置。
12、 (c)コントロール信号に基づいた力を発生す
るコンバータ、及び (d)コンバータが発生した力をニップ・ロールにかけ
る装置をさらに含んでいる上記第1θ項記載の装置。
13、力を測定する装置は電子的なロード・セルであり
、コンバータが発生する力をかける装置は空気供給シリ
ンダーとニップ・ロール負荷シリンダーとから成る上記
第12項記載の装置。
14、調節可能なニップ・ロールの複数の対及び複数の
分離棒とをさらに含み、別々の糸のシートを各ニップ・
ロールの対及び該分離棒の周りに通し、各分離棒には力
測定装置、コントローラ、コンバータ及びコンバータか
ら発生する力を対応するニップ・ロールにかける装置を
さらに含む上記第1O項記載の装置。
15、分離棒は少なくとも1個のレバーに取脱し得るよ
うに取り付けられ、該レバーは装置本体にピボット回転
し得るように取り付けられており、糸が分離棒に及ぼす
力が力測定装置に伝達されるように力測定装置は該レバ
ーに取脱し得るように取り付けられている上記第10項
記載の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体化例を取り付けたスラッシャ−
の簡単化された模式図であり、第2図は分離棒(開裂体
)によって分離された糸のシートを詳細に示し、第3図
は操作中の分離棒の周りの力の分布を示し、第4図は本
発明の一具体化例分離棒アセンブリーの詳細な取り付は
方法を示し、第5図は力の測定を分離棒の各端で行い、
結果を共通のコントローラに供給する具体化例の詳細を
示し、第6図は一つのスラッシャ−の中で数個の糸シー
トが及ぼす力を別々に測定し、結果を共通のコントロー
ラに供給する具体化例の模式図である。 F/G、2 F/θ、3 F/G、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)平行な縦糸から成るシートを縦糸サイジング
    溶液に通し、 (ii)該縦糸を調節可能なニップ・ロールの対の間に
    通し、該対のニップ・ロールの一つが糸及び他のニップ
    ・ロールに圧力を及ぼすようにして糸から過剰のサイジ
    ング溶液を絞り出し、 (iii)糸を乾燥してサイジング溶液の溶媒の実質的
    にすべてを糸から蒸発させ、隣接した糸が乾燥したサイ
    ジング剤によって互いに接着した傾向をもつサイジング
    された糸から成るシートにし、(iv)横方向に取り付
    けられた分離棒の別々の側に糸を別々に通すことにより
    隣接した糸を分離し、糸上のサイジング剤添加量に関連
    した力を糸により分離棒にかけ、 (v)しかる後分離した糸を再び一緒にして単一のシー
    トにすることによりスラッシャー中で縦糸用サイジング
    剤を縦糸に賦与する方法において、(a)糸が分離棒に
    及ぼす力を測定し、 (b)この力を、糸に添加するサイジング剤の予め決定
    された量に対応する設定値と比較し、(c)測定された
    力が該設定値より小さい時は圧力を減少させ、測定され
    た力が該設定値より大きい時は該圧力を増加させること
    によりニップ・ロールに及ぼされる圧力を調節して測定
    された力と該設定値との差が実質的にゼロになるように
    し、これによって糸に添加される縦糸サイジング剤の量
    を予め決定された量に保つことを特徴とする方法。 2、(i)縦糸のシートを供給する装置、 (ii)該縦糸シートに縦糸サイジング剤を賦与する装
    置、 (iii)対になったニップ・ロールの一つが該縦糸シ
    ート及び他のニップ・ロールに圧力を及ぼすようになっ
    ている縦糸シートを通して糸から過剰のサイジング溶液
    を絞り取る一対の調節可能なニップ・ロール、 (iv)ニップ・ロールの間に通した後にシートを通す
    ための乾燥器、 (v)乾燥器の後方に配置され、シートの別々の糸を別
    々の側に通し、糸により糸上のサイジング剤添加量に関
    連した力が及ぼされる横方向に配置された分離棒、及び (vi)分離した糸を再び一緒にして単一のシートにす
    る装置から成る動いている縦糸シートに縦糸サイジング
    剤を賦与する装置において、 (a)糸によって分離棒にかけられる力を測定し、該力
    によって決定される出力信号を生じる装置、及び (b)該力測定装置からの出力信号を、糸に添加された
    サイジング剤の予め決定された量に対応する設定値と比
    較し、該力測定装置からの出力信号を該設定値と比較す
    ることにより決定されるコントロール信号を生じるコン
    トローラから成ることを特徴とする装置。
JP63239116A 1987-09-28 1988-09-26 縦糸にサイジング剤を賦与する方法及び装置 Granted JPH01104876A (ja)

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