JPH01104681A - スポット溶接用テープ状接着剤及びそれを用いるスポット溶接方法 - Google Patents

スポット溶接用テープ状接着剤及びそれを用いるスポット溶接方法

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JPH01104681A
JPH01104681A JP62263046A JP26304687A JPH01104681A JP H01104681 A JPH01104681 A JP H01104681A JP 62263046 A JP62263046 A JP 62263046A JP 26304687 A JP26304687 A JP 26304687A JP H01104681 A JPH01104681 A JP H01104681A
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JP
Japan
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adhesive
rubber
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tape
epoxy resin
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JP62263046A
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Osamu Kito
修 鬼頭
Shigeki Suzuki
茂樹 鈴木
Sen Higashikubo
東久保 潜
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Toyota Motor Corp
Sunrise Corp
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Sunrise Meisei Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスポット溶接により接合される2つの金属物体
を接着するために用いられるテープ状接着剤に関する。
〔従来の技術〕
自動車製造ライン等におけるスポット溶接は、溶接部(
2枚の金属板の重なる部分)を予め接着剤で貼り合わせ
てから行なわれている。そのための接着剤として、従来
多くはエポキシ樹脂を主成分としたペースト状接着剤−
41使用されてきた。しかしこのペースト状接着剤には
次のような欠点があった。即ち、塗布を終えた接着部1
は続く塗装の塗膜焼付工程で硬化されるが、ペースト状
接着剤は接着部位(2枚の金属板の間)からはみ出すこ
とが多く、そのはみ出した接着剤が上記の塗膜焼付工程
に先んする洗浄工程のシャワーで飛散し、他部位を汚す
ことが度々弗りた。この欠点を解消しうるものとして、
使用時に離型紙から剥して所定の接着部位に適用する形
式のテープ状接着剤がある。
ところで接着剤をテープ状にすると、接着剤が必然的に
高粘度とな夛、通常のスポット電極チップの加圧力では
接着剤が電極チップ周辺に広がらず(溶接点から逃げず
)、残存する接着剤によって金属接触が行なわれないた
めに、スポット溶接ができないという問題がある。その
丸めことさら電極チップの加圧力を強めたシ、或はテー
プ状接着剤に導電性材料を混入することが必要となるが
、強力な加圧は電極チップの消耗を早め、導電性材料の
混入は接着剤の製造コストを上昇させるとともに、接着
性能にも悪影響を与えることとなる。
その対策として、テープ状接着剤の厚さを著しく薄くす
るとともに接着剤の粘度を大幅に低下させる試みがなさ
れている(特開昭60−223882号公報参照)。し
かしそうしたものはスポット溶接性を改善できても、離
型紙や手からの剥離性が悪く実作業が困難となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
テープ状接着剤には上記のような問題のほかに、防錆油
の付着した金属板(以下、油面鋼板という)に対して定
着性が悪いという問題があった。このことはエポキシ樹
脂のsp値(96〜ICL9) と防錆油08P値(a
、o以下)と0−iiが大きいことから判るように、そ
れらが相溶性に乏しいことに起因している。
テープ状接着剤の油面鋼板に対する定着性の悪さは、接
着剤塗布作業を困難にするとともに、接着不良を生じさ
せる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、電極チップで加圧された
時に広がり易く且つ油面鋼板に対しても強力な接着性能
を示す溶接用テープ状接着剤を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決できる本発明の溶接用テープ状接着剤
は、SP値96以上のエポキシ樹脂とSr値&6以下の
ゴムを主成分として含むことを特徴とする。
配合される各成分のsp値(Solubilitypa
rameter :溶解パラメータ)に差が無いほど相
溶性がよ〈相分離を生じないことは周知の過少であ少、
従ってエポキシ樹脂にゴムを配合する場合、通常はエポ
キシ樹脂の8P値になるべく近いsp値を有する合成ゴ
ム、例えばsp値9.0〜10.4のアクリロニトリル
ブタジェンゴム(NBR)やsp値9.2のクロロプレ
ンゴム(CR)が選択されてきたが、本発明は、それに
反してエポキシ樹脂の8P値と差の大きいsp値を持つ
ゴムを配合すると、テープ状接着剤であれば相分離を起
こさない程度に加工でき(ペースト状のものは相分離が
起こる)、電極チップ加圧時に広がシ易くなり、さらに
防錆油の付着した油面鋼板に対する定着性も著しく向上
するという事を見い出し、完成されたものである。
本発明に用いるエポキシ樹脂としては、接着性を有する
SP値96以上の樹脂が良く、ビスフェノールA型、ビ
スフェノールF型、ビスフェノールS型、フェノールノ
ボラック型、タレゾールノボラック型、芳香族や脂肪族
ないしは脂環式のカルボン酸とエピクロルヒドリンとの
反応によって得られるエポキシ樹脂、グリコール系やポ
リオール系のエポキシ樹脂、さらに液状アクリロニトリ
ルポリブタジェンゴム(NBR)やウレタンポリマーで
変性された液状エポキシ樹脂なども使用することができ
る。
本発明で用いる8P値が8.6以下のゴムとしては、例
えばブタジェンゴム(B几)(8P値&4〜&、6)、
 スチレンブタジェンゴム(SBR)(sp値8.1〜
a5)、 天然コム(NR,)(sp値7.9〜&3)
、ブチルゴム(IIR)(sp値77)が挙げられ、こ
れらは単独であっても2種類以上を併用してもよい。防
錆油のsp@ao以下を考慮すれば、好ましくはIIR
が望ましい。
エポキシ樹脂組成物中に含まれる硬化剤としては、高温
で活性を示す室温安定性の潜在性硬化剤が使用される0
本発明のエポキシ系テープ状接着剤は、通常電着塗装オ
ーブン中で硬化されるため室温で安定であるが160〜
220℃で活性を示す必要がある。これらのエポキシ硬
−化剤としては、ジシアンジアミド、ジヒドラジド類、
グアニジン類、イミダゾール類、高分子量アミン類、ジ
メチルウレア類などがア)、エポキシ樹脂組成物への配
合量は、用いる硬化剤により異なり、それぞれに使用す
る硬化剤、エポキシ樹脂に応じて決定される。上記組成
物中には、さらに接着剤のコストダウン等を目的として
充填剤を加えてもよい。例えば炭酸カルシウム、シリカ
粉末、タルク、酸化チタン、酸化鉄、グラファイト、カ
ーボンブラック等を適宜配合してもよい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例及び比較例にょシ説明する。
実施例及び比較例1〜4 下記衣に示すように、各種原材料を所定量計量し、ニー
ダ−にて真空混合した。得られたエポキシ樹脂組成物°
は粘着性を有する半固形状であった。これを規定サイズ
の口金の付いた押出機にて押出成形し、得られたエポキ
シ系テープ状接着剤を次に示す試験方法によシ、スポッ
ト溶接性、油面定着性の評価を実施した。
スポット溶接性試験 tO×30X100mm(7)JIS G1141 8
PCD鋼板2枚の間に、tO×50X30M  のテー
プ状接着剤を挾み、下記条件でスポット溶接を行いスポ
ット溶接可能かどうかの確認を行った。
鋼板厚み      to1rLrILチップ先端径 
   5.0聾 通電時間       10サイクル 電極加圧力    225輪 溶接電流     8800アンペア 初期加圧時間    30サイクル 波面定着性試験 n、 a mm厚0JI8  G3141 5PCD鋼
板を防錆油を含ませたウェスで拭き、24時間室温放置
した油面鋼板に、片面離型紙の付いたテープ接着剤tO
X10X100mmを張り付け、30秒室温放置した後
に離型紙を剥し、テープ接着剤の油面定着性を調べた。
得られた結果を下記衣に示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、接着剤をテープ状としたので接着剤の
はみ出し、シャワー工程での飛散による汚れの問題を回
避することが出来る。さらにエポキシ系テープ状接着剤
に、SP値の差の大きいSP値8.6以下のゴムを配合
することによ)、硬化前凝集力が弱くなり、ことさら大
きな加圧力を要したシ導電性材料を混入しなくてもスポ
ット溶接ができる。また、ゴムのSP値が&6以下の丸
め、防錆油と相溶性が良く、油面定着性についても同時
解決でき、更に、エポキシ樹脂を主成分として混入した
ので、引き続くラインでの焼付硬化後に高強度を生じ、
より強固な結合が達成される。
テープ状接着剤とするその他の利点は、圧送ポンプ、塗
布ガン等の塗布機を必要とせず、手で簡単に塗布作業が
できることである。更に、−接着剤寸法が一定であるた
め、塗布量管理も容易となる。更に、テープ状であるた
め、ペーストタイプに比べ、かぶれの心配がない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SP値9.6以上のエポキシ樹脂とSP値8.6以下の
    ゴムを主成分として含むことを特徴とするスポット溶接
    用テープ状接着剤。
JP62263046A 1987-10-19 1987-10-19 スポット溶接用テープ状接着剤及びそれを用いるスポット溶接方法 Expired - Lifetime JPH0788496B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG85674A1 (en) * 1998-09-08 2002-01-15 Masao Onizawa Method for crosslinking of isoprene-isobutylene rubber and crosslinked rubber product obtained by said method
JP2002294207A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Sunstar Eng Inc 板金部品の仮止め工法
US7376267B2 (en) 2000-07-12 2008-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and program and storage medium therefor
WO2017181042A1 (en) * 2016-04-14 2017-10-19 Zephyros, Inc. Sealing tape for welding and preparation method thereof
CN109233653A (zh) * 2017-05-15 2019-01-18 日东电工(上海松江)有限公司 粘合片

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