JPH01104231A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は集塵室に吸い込んだダニ等の害虫を熱風で死滅
させるようにした電気掃除機に関する。

（ロ）　従来の技術 部屋の掃除により塵埃と共に吸い込んだダニ等の害虫は
、通常は集塵室内のフィルターでろかされて電気掃除機
外に排出されることはないが、集塵室内で繁殖するおそ
れがあり、これを防止するためにも死滅させて完全に駆
除する必要がある。

そしてダニ等の害虫は約５０℃の熱風を当てると死滅す
ることが知られており、これを達成するために第９図に
示すような電気掃除機が知られている。即ち、第９図に
示す電気掃除機においては本体ケース（５０）の吸込口
に差し込んだ吸込ホース〈５１）の先端を本体ケース（
５０）の？５動送Ｘ機（５２）の排気流出口（５３）に
接続し、電動送風機（５２）の熱ｙ’ｓ排気流を前記吸
込ホース（５１）を介して集塵ケース（５４）に循環さ
せて集塵ケース（５４）内のダニ等の害虫を死滅させる
構成になっている。

ところが、この従来技術番こよれば、本体ケース（５０
）の排気側に吸込ケース（５１）の接続用に兼用される
排気流出Ｑ（５３）が必要で、掃＃機使用時に集中排気
となるので排気音が大きくなり、さらにダニ等の害虫の
駆除時には長い吸込ホース（５１）をセットする手間が
いり、また本体ケース（５０）外に取り付けられた吸込
ホース（５１）が屈曲したり垂れ下がったりして本体ケ
ース（５０）が不安定になり、また排気流は長い吸込ホ
ース（５１）を介して循環するので集塵ケース（５４）
の加熱効率が悪くなって加熱時間が長くなる等の欠点が
ある。

一方、近時の電気掃除機の吸込ｐ部には、電動送風機の
オンオフや回転数を制御するために吸込ホースの手元操
作部に電気的接続する遠隔制御用端子以外に、床用吸込
口の回転ブラシを回転させるモータの給電用端子が備わ
っているものがある。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点本発明は、ｍｕ
ｉな構成のアタッチメント部材を吸込口部に装着するだ
けで、掃除機本体内の電動送風機の回転数を低減させて
吸込力を低下させた状態で掃除機本体内に熱風を吹き込
むことにより熱風を高温状態のままで掃除機本体内に流
入せしめ、以てダニ等の害虫を高温状態の小風量の熱風
により短時間で効率的に且つ確実に死滅させて、駆除を
完璧に行なえるようにし、且つダニ等の害虫駆除時の消
費電力を低減した電気掃除機を得ることを目的としてい
る。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明の電気掃除機の構成は、第１図〜第８図に示すよ
うに、吸込口部を備えた集塵室を有し、電動送風機を収
納した掃除機本体と、前記吸込口部に着脱自在に装着き
れ−Ｃ前記集塵室内に熱風を吹き込む熱風吹込ユニット
とからなり、前記吹込口部には給電端子と前記電動送風
機の遠隔制御用端子を有し、前記熱風吸込ユニットには
前記給電端子に電気的接続されるヒータ及び、前記遠隔
制御用’Ｊ４Ｔ−に電気的接続移れて前記電動送風機の
回転数を低減させる抵抗を有したことを特徴としている
。

（ホ）　作用 上記の構成により、掃除時には吸込口部に接読された吸
込ホースから塵埃やダニ等の害虫が集塵室内に吸い込ま
れて貯留される。

掃除終了後に吸込口部に吸込ホースの代わ杓に熱風吹込
ユニットを装着すると、ヒータが給電端子に電気的接続
され且つ抵抗が遠隔制御用端子に電気的接続される。そ
して電動送風機は抵抗により回転数を低減されて作動し
て吸引力を低減し、この低減した吸引力によりヒータで
加熱きれた熱風が／ｊ＼風量で前記集塵室内に流入して
集塵室内をダニ等の害虫の死滅温度である５０℃以上に
加熱してダニ等の害虫を完全に駆除する。このとき電動
送風機の吸引力が低減しているので熱風吹田ユニットか
ら吹き出す熱風風量は減少し、従って小さい発熱容量の
ヒータで高温の熱風を吹き出すことができ、全体の消費
電力が低減する。

（へ）実施例 以下５本発明電気掃除機の構成を、第１図〜第８図に基
いて説明する。

（１）はキャニスタ−型の掃除機本体で、本体上ケース
（２）と本体下ケース（３）とからなり、前部には蓋体
（４）で開閉される上面開口（５）の集塵室（６）を有
し、後部には該集塵室（６）に吸気側を連通させた電動
送風機（７）を収納している。

（８）は前記集塵室（６）内に前記上面開口（５）から
挿脱自在に収納される通気性と保形性を有した箱状フィ
ルター、（９〉は該箱状フィルター（８）内に挿脱自在
に収納される紙袋フィルターで、該紙袋ノイルター（９
）はダニ等の害虫を通過しない通気性の紙袋から成って
いる。　（１０）は前記紙袋フィルター〈９）の目板（
９ａ）の保持枠体で、前記箱状フィルター（８）の開口
縁に載置される。

さらに前記蓋体（４）は外カバー（１１）と裏蓋〈！２
）からなる二重壁構成で、後部を本体上ケース（２）に
枢支されると共に、前部を前記本体下ケース（３）に設
けたクランプ体（１３）によって係止されることにより
前記上面開口（５）を閉室する。

（１４）は前記蓋体（４）に備えられ、吸込ホース（１
５）を着脱自在に接続する吸込口部で、前記外カバー（
１１）に吸込孔（１６）を穿設すると共に、該吸込孔（
１６）下方の前記外カバー（１１）と裏蓋（１２）との
間に配設されたホース接Ｍ筒（１７）と該ホース接続筒
（１７）の上部を開閉自在に閉本するスライド式のシャ
ッター板（１８）とから構成きれている。前記吸込ホー
ス（１５）は電動機（１９）で回転する回転ブラシを内
蔵した電動式床用吸込具（２０）を延長管（２１）を介
して接続しており、吸込ホース（１５）先端の曲がり管
（２２ン内に収−納した手元操作１（２３）の可変抵抗
器（２３ａ）及びブラシスイッチ（２３ｂ）によって前
記電動送風機（７）の才〕・オフ及び回転数制御と前記
電動機（１９）のオンオフ制御を行なうように構成して
いる。そして前記ホース接続Ｍ（１７＞には前記手元操
作部（２３）に電気的接続するための一対の遠隔制御用
端子（２４）（２４）と前記床用吸込具（２０）内の電
動機（工９）に給電するための一対の商用１００Ｖ電源
の給電用端子（２５）（２５）を有している。

（２６）は前記吸込口部（１４）に着脱自在に装着され
るアタッチメント部材である熱風吸込ユニットで、該ユ
ニット（２６）は例えば正温度特性サーミスタヒータの
ようなヒータ（２７）を取付基板（２８）に取り付けて
収納し、前方側面に吸気孔（２９）を有した加熱的＜３
０）と、該ｍ熱Ｍ　（３０ンの下方に速設移れると共に
下方に熱風出口（３１）を有し、前記ホース接続筒（１
７）に挿入きれる挿入管（３２）とから構成され、前記
加熱筒（３０）の上底面には温度感知スイッチ（３３）
が、通気孔（３４）を有するシェルタ−板（３５）で覆
われて取り付けられている。前記温度感知スイッチ（３
３）はそのリセットボタン（３３ａ）を前記加熱室（３
０）の上底面の操作孔（３６）から前記ユニット（２６
）外方に突出させである。そしで前記感知スイッチ（３
３）は前記リセットボタン（３３ａ）を押圧すればオン
すると共に、前記加熱筒（３０）内を通過する熱風でシ
ェルタ−板（３５）を介して加熱され、ダニ等の害虫の
死滅温度である５０℃以上で、且つ掃除機本体を構成す
る合成樹脂に熱変形等の熱影響を与えない温度である例
えば７０″Ｃの設定１１１度になったことを感知部（３
３ｂ）が感知したときにオフする構成であり、且つ前記
シェルタ−板（３５）によっ１熱風の流れを直接前記感
知スイッチ（３３）に当てないことにより、前記感知ス
イッチ（３３）が設定温度になる時間を所定時間（例え
ば１〜２分程度）だけ遅延浮せ、以て前記感知スイッチ
（３３）をタイマー的に使用する構成になっている。き
らに（３７）＜３７＞は前記一対の遠隔制御用端子（２
４）（２４＞に電気的接続される一対の二次側端子、（
３８）（３８）は前記一対の給電用端子（２５＞（２５
）に電気的接続される一対のヒータ端子であり、これら
二次側端子（３７）（３７）及びヒータ端子（３８）（
３８）は前記ユニット（２６）外部に露出される。

そして第４図に示される熱風吹田ユニット装着状態の電
気回路図において、ユニット（２６）内にはヒータ（２
７）とリレー（３９）の並列回路を前記温度感知スイッ
チ（３３）を介して前記ヒータ端子（３Ｆｌ）（３８）
に接続するヒータ回路（４０）と、前記リレー（３９）
の常開接点（３９ａ）と抵抗（４１）との直列回路を前
記二次側端子（３７）（３７）に接続するコントロール
回路（４２）とを有し、前記掃除機本体（１）内には前
記遠隔制御用端子（２４）（２４＞に接続された前記電
動送風機（７）の回転制御回路＜４３）を有している。

前記抵抗〈４１）は前記ヒータ（２７）と共に温度感知
スイッチ（３３）によって制御されて前記回転制御回路
（４３）を制御し、前記電動送風機（７）の回転数を低
減して吸込力を低減し、前記ユニット（２６）から前記
集塵室（６）内に導かれる熱風の流入速度を低減する。

前記抵抗（４１）及びリレー（３９）は前記温度感知ス
イ・／チ（３３）の側面に配設されている。

そして掃除時には吸込ホース〈１５）の接続管をホース
接、Ｉ！筒（１７）に挿入し、手元操作部（２３）の操
作により電動送風機く７）のオンオフ及び回転数制御と
、床用吸込具（２０）の電動機（１９）のオンオフ制御
を行なうもので、吸込ホース（工５）から！１埃と共に
吸い込んだダニ等の害虫は集ｍ室（６）の紙袋フィルタ
ー（９）内に貯留される。

次に掃除終了後にダニ等の害虫を駆除するには前記吸込
ホース（１５）接続管の代わりに熱風吸込ユニット（２
６）の挿入管（３２）を前記ホース接続Ｍ（１７）に挿
入し、リセットボタン（３３ａ）を押圧する。すると温
度感知スイッチ（３３）がオンして給電端子（２５）（
２５）カラ商Ｍ４１００Ｖ　’ｒｔｉｔＱカヒー　タ（
２７）及びリレー（３９）に給電され、ヒータ（２７）
は直ちに加熱され且つ前記リレー（３９）の励磁により
回転制御回路（４３）に抵抗（４１）が遠隔制御用端子
（２４）（２４）を介して接続され、電動送風機（７）
が小さな回転数で回転して吸引力を低減し、前記ヒータ
（２７）から約７０°Ｃの小風液の１！！ｌ風を吸込口
部（エフ）を介して集ＷＩ室（６）内に吸引し、集塵室
（６）内を５０°Ｃ以上に加熱して紙袋フィルター（９
）に貯留されたダニ等の害虫を死滅させ、所定時間経過
後温度感知スイッチ（３３）が設定温度（７０℃）にな
ればオフしてヒータ（２７）をオフし、電動送風機（７
）を停止し終了するものである。

尚、第８図は本発明の他の実施例であるが同図において
（４４）は前記取付基板（２８）に一端が当接する如く
前記ユニット（２６）上底面を覆うシェルタ−板、（４
５）はｌＷ記数取付基板２８）に対向させて突設した通
気孔である。そしてこの実施例では前記紙袋フィルター
（９）の目詰り等により熱風風量が極端に低下したとき
にシェルタ−板（４４）の通気孔（４５）から高温熱風
が温度感知スイッチ（３３）に流入しやず＜シ、以て該
感知スイッチ＜３３〉を直ちにオフして掃除機本体（１
）や熱風吹出ユニット（２６）の熱変形を肪止するよう
になっている。

（ト）発明の効果 本発明の電気掃除機は以上の如く構成しており、特にア
タッチメント部材としての熱風吹込ユニットにヒータと
電動送風機の回転数低減用の抵抗とを備えているので、
給電端子及び遠隔制御用端子を備えた吸込口部を有する
掃除機本体に該ユニットを装着するだ（寸で電動送風機
の回転数が低減して小さな吸込力となり、ヒータで加熱
される熱風風量を低減するので、小さな発熱容量のヒー
タで高温の熱風を集塵室内に流入することができ、集塵
室内に貯留したダニ等の害虫を簡単に、手軽に駆除する
ことができる。またヒータは小許な発熱′ｏ量のもので
よく且つ電動送風機の回転数も低減しているので、全体
の消費電力が小さくなり家庭用のコンセント容量を越え
ることがないと共に、電動送Ｒ１ＩＡの回転音も低下す
るからダニ等の害虫駆除中の運転音が静かになり、どこ
でもダニ等の害虫駆除を行なえる電気掃１余機を得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図は本発明電気掃除機の実施例に関し、第
１図は一部切欠正面図、第２図は斜視図、第３図は熱風
吹込ユニットの図で（イ）は正面図、（ロ）は中央縦断
面図、第４図は電気回路図、第５図は吸込口部の構成を
示す要部平面図、第６図は掃除状態の斜視図、第７図は
掃除状態の電気回路図、第８図は熱風吹込ユニットの他
の実施例の中央縦断面図である。第９図は従来技術の説
明用断面図である。 （１）・・・掃除機本体、（６）・・・集塵室、（７）
・・・電動送風機、（翻）（２５）・・・給電端子、（
２６）・・・熱風吸込ユニット、（３３）・・・温度感
知スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸込口部を備えた集塵室を有し、電動送風機を収
   納した掃除機本体と、前記吸込口部に着脱自在に装着さ
   れて前記集塵室内に熱風を吹き込む熱風吹込ユニットと
   からなり、前記吹込口部には給電端子と前記電動送風機
   の遠隔制御用端子を有し、前記熱風吸込ユニットには前
   記給電端子に電気的接続されるヒータ及び、前記遠隔制
   御用端子に電気的接続されて前記電動送風機の回転数を
   低減させる抵抗を有したことを特徴とする電気掃除機。