JPH01103055A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、呼び出し音とは別の視覚的な着信報知方式
を備えた電話機に関する。

〔従来の技術〕

一般に電話機は１着信により、呼び出し音が鳴るか、ま
たは呼び出し音と同時にランプが点灯するといった報知
方式が採られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、上記着信報知方式だけでは、−室に多くの電
話機が並べられている場合、どの電話機が呼び出してい
るのか判別しにくいことが少なくない。

また、従来の電話機では常時送受話器が外部に露呈して
いる状態にあるので、送受話器が外力や振動により離脱
したり、塵埃をかぶりやすいといった欠点があった。

この発明は多数の電話機の中でどの電話が呼び出してい
るのか一目瞭然に判り、また送受話器が外力や塵埃の影
響を受けることのない電話機を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明では、送受話器１と電話機本体２とが別々にな
っている分離型電話機において、電話機本体２に送受話
器１を出し入れ自在に収納しうる収納部５を設けるとと
もに、該収納部５に蓋６を開閉自在に設けて９着信信号
により蓋６が自動的に開（ようにしたものである。

〔作用〕

しかるときは９着信により蓋６が開くため、多数台の電
話機が同一場所に置かれている場合も着信した電話機の
蓋６の開き途中、または開き後の状態がよく目について
他の電話機と判別し易くなる。

〔実施例１〕 この発明の第１実施例を第１図ないし第３図に基づき説
明する。

第１図および第２図において、１は送受話器。

２は電話機本体である。

電話機本体２はこのケーシング３の上面３ａにメンブレ
ン・スイッチ型のテンキー４を装着し。

かつ送受話器１を出し入れ自在とする収納部５をテンキ
ー４と並べて凹設するとともに、収納部５にＭ６を付け
る。

蓋６は、電話機を使用しない時は第１図に示すように収
納部５の上方を完全に覆っており１着信して呼び出し音
が鳴った時または上面３ａにテンキー４と並べて設けた
ロック解除操作ボタン７を押したときには蓋６は後述す
るように移動駆動装置８により第２図に示すごとくテン
キー４の上方を覆う開き位置にまで自動的にスライド移
動する。

第３図において、上記移動駆動装置８について説明する
と、Ｍ６はケーシング３の前後面３ｂ・３ｃに設けたス
リット９・９に沿って収納部５を閉じる位置と収納部５
を開く位置とにわたってスライド自在に装着される。そ
してケーシング３の内部にはＭ６を閉じ位置に保持する
ロック機構１０とＭ６を開き位置の方向へ常に引っ張り
力を加える引き開き機構１）とが設置される。

上記ロック機構１０はロックレバ−１２と、ケーシング
３内の電気回路（図示省略）につながれて着信信号によ
り、またロック解除操作ボタン７の押圧操作により作動
するロック解除操作用のソレノイド１３とからなる。ロ
ックレバ−１２はレバー軸１４まわりに揺動自在にケー
シング３の内部に枢着され、レバー軸１４より上方の一
端に爪１５を有してこの爪１５が蓋６のスリット９内に
嵌合した摺動片６ａに設けた凹部１９に対し係脱自在と
され、レバー軸１４より下方の他端がソレノイド１３の
可動杆１６と枢支連結される。

引き開き機構１）は、蓋６とケーシング３との間に引張
りばね１７を掛け、該ばね１７の力により常にＭ６を開
き位置の方向へ引っ張っている。

上記構成において１着信した時には、その信号によりソ
レノイド１３が作動して可動杆１６を引き込み、これに
よりロックレバ−１２がレバー軸１４まわりに揺動して
爪１５が蓋６の凹部１９から外れる。これに伴いばね１
７によりＭ６がスリット９・９に沿って開き位置にまで
移動して、送受話器１を収納部５から取り出し可能にす
る。なお、収納部５の内底面において送受話器１が踏む
部位にはフックスイッチ１８が設けられており。

送受話器１が収納部５上に載っている時は該フックスイ
ッチ１８はオンフッタの状態にあり、送受話器１が収納
部５から取り出されると該フックスイッチ１８がオフし
て通話状態となる。

送信する時は、ロック解除操作ボタン７を押すとソレノ
イド１３が作動し、Ｍ６が上記と同様に開き位置にまで
移動する。なお、テンキー４は蓋６によって覆われてい
るが、蓋６の少なくともテンキー４を覆う箇所を指圧で
撓み易く構成しておくことにより、テンキー７の個々を
蓋６の上からでも押圧できるようにしである。

使用後は、送受話器１を収納部５内に納め９Ｍ６を閉じ
位置にまでばね１７に抗し引っ張って移動させればよく
、この蓋６の閉じ位置ではロックレバ−１２がＭ６の凹
部１９に係合して閉じ状態に保持する。

上記構成によれば、蓋６が着信信号により開くので、電
話機が同一場所において多数台設置されている場合も、
呼び出し音とその開きによって。

着信した電話機を容易に選び出すことができる。

また留守中に着信した場合蓋６の開きによってそれを知
ることができる。

また、この実施例では送受話器１が収納部５の中にその
全体が蓋６によって覆われるべく収納されるため不使用
時に塵埃をかぶるようなことがない。

〔実施例２〕 第４図はこの発明の第２実施例を示す。この実施例は、
電話機本体１の収納部５に対し蓋６が軸１９回りに開閉
回動自在に枢着されている点で実施例１の場合と少し異
なる。なお１図示省略するが、蓋６を開ける方向に常に
付勢−するためのばねを備え、また着信信号により作動
するソレノイドとロックレバ−によって蓋６を閉じ姿勢
にロックし９着信信号によりソレノイドが作動して前記
ロック状態が解除するようにすることは、実施例１の場
合と同様である。

この実施例の電話機も実施例１と同様な効果が得られる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明の電話機によれば９着信
信号により蓋６が開くようにしてなるので、多数台の電
話機が同じ場所に設置されている場合も１着信した電話
機のみを容易に選び出すことができる。また、留守中に
着信したことが蓋６の開きによって知ることもできる。

さらに、送受話器１は収納部５に蓋６で覆われた状態で
収納されるので、不使用時における塵埃付着や外力によ
る不測の離脱からも防止できて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例を示しており
、第１図は蓋を閉じた状態で示す電話機の斜視図、第２
図は蓋を開いた状態で示す斜視図。 第３図は一部の断面図である。 第４図は本発明の第２実施例を示しており、蓋を開いた
状態で示す電話機の斜視図である。 １・・・・送受話器。 ２・・・・電話機本体。 ５・・・・収納部。 ６・・・・蓋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送受話器１と電話機本体２とからなり、電話機本
   体２に送受話器１が出し入れ自在とされる収納部５と、
   収納部５を開閉する蓋６とが設けられ、蓋６が着信信号
   により自動的に開くようにしてなることを特徴とする電
   話機。