JPH01102984A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH01102984A
JPH01102984A JP26118887A JP26118887A JPH01102984A JP H01102984 A JPH01102984 A JP H01102984A JP 26118887 A JP26118887 A JP 26118887A JP 26118887 A JP26118887 A JP 26118887A JP H01102984 A JPH01102984 A JP H01102984A
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Tetsuo Sadamasa
定政 哲雄
Yuzo Hirayama
雄三 平山
Hideto Furuyama
英人 古山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、レーザダイオード、受光素子、電界効果トラ
ンジスタ等の半導体装置に係わり、特にブレーナ構造の
半導体装置及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 半導体のpn接合にバイアスを印加して発光。
受光、増幅等の現象を利用する半導体装置は、情報処理
速度の向上に伴って高性能化が望まれている。特に、高
速応答特性に対する要求は強く、近年研究開発が盛んに
進められている。
高速応答性を実現するためには、素子を1平面上に集積
化した所謂プレーナ構造とし、高抵抗基板を用いて寄生
容量を減らすことが必要とされる。
従来のブレーナ構造レーザダイオードでは特開昭55−
111188号公報及び特開昭62−112390号公
報が既に提案されており、受光素子では ”0pto EleetrOnieS Conf’er
ence ’ae p8”が公知となっている。以下一
この種の従来技術を第7図及び第8図を参照して簡単に
説明する。
まず、第7図において71は半絶縁性基板、72は基板
71と共に段差を形成したn型半導体層、73.〜,7
6は段差部に形成したp型半導体層、77.78は電極
である。このような構造における問題点は、素子表面に
段差が残り、集積化する上での微細加工プロセスが困難
であること、さらに電極配線が半導体層上に設けられて
いるために寄生容量が大きいことである。ポンディング
パッド或いは電極配線の寄生容量をなくすために半絶縁
性基板上にこれらを設けるには、さらに段差を・形成す
ることが必要となる。
一方、第8図において81は高抵抗基板、82゜〜、8
4は基板凹部に形成したn型半導体層、85は半導体層
84に選択的に形成したp型拡散層、86は絶縁膜、8
7.88は電極である。このような素子における問題点
は、基板凹部を緩やかな傾斜とするために、Arイオン
ビームエツチングと2層ホトレジスト形成等による高度
な技術番必要とすることである。さらに、半導体層に対
する電極の接触面積が少ないために接触抵抗が高いこと
、絶縁膜86を介した電極88−半導体層82、〜,8
4間に寄生容量を有することである。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来、ブレーナ構造の半導体装置では、素子
表面に段差が生じ集積化に馴染まない、寄生容量を十分
小さくできない、電極の接触抵抗が大きい、さらに製造
工程が複雑である等の問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、素子表面の段差をなくして集積化に適
した構造とし、且つ寄生容置及びコンタクト抵抗を十分
小さくすることができ、高速光伝送等における応答性向
上に寄与し得る半導体装置を提供することにある。
また本発明は、上記半導体装置を簡易に製造するための
半導体装置の製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、段差なくしてブレーナ構造を実現し、
且つこの構造で電極と半導体との対向面積(コンタクト
部以外での対向面積)を小さくすることにある。
即ち本発明は、ブレーナ構造の半導体装置において、高
抵抗半導体基体の主面に形成された第1の凹部を平坦化
するように埋込み形成された第1の結晶領域と一この第
1の結晶領域の一部を含むように前記高抵抗半導体基体
の主面に形成された第2の凹部に沿って形成された¥4
2の結晶領域と、この第2の結晶領域が形成された第2
の凹部を平坦化するように埋込み形成された第3の結晶
領域とを具備してなるものである。
また本発明は、上記構造の半導体装置の製造方法におい
て、高抵抗半導体基体の主面に第1の凹部を形成したの
ち、第1の凹部を平坦化するように第1の結晶領域を埋
込み形成し、次いで第1の結晶領域の一部を含むように
前記高抵抗半導体基体の主面に第2の凹部を形成し、次
いで第2の凹部に沿って第2の結晶領域を形成し、しか
るのち第2の凹部を平坦化するように第3の結晶嶺域を
埋込み形成するようにした方法である。
(作 用)  ゛ 近年の半導体素子製作技術の進歩は目覚ましく、例えば
結晶成長技術においては、有機金属を用いた化学気相成
長法(MOCV D法)により極めて制御性が向上し、
厚さ分布は例えば2インチのウェハでは±5%に至って
いる。また、選択的にエツチングにおいても制御性は同
様に向上し、素子構造を設定通りに形成することが可能
となっている。この発明はこれら選択エツチング技術1
遥択結晶成長技術を適用することによって、従来不可能
とされていた構造の半導体装置の製作が容易にできると
ころが要点となっている。
本発明によれば、まず高抵抗基板或いは半絶縁−性基板
の主面に第1の凹部を選択エツチング技術により形成し
一この凹部を埋めるように第1の半導体結晶を形成する
。次いで、第1の半導体結晶の一部と基板の一部を同時
に選択エツチングして第2の凹部を形成し一この凹部に
沿って第2の半導体結晶を選択的に形成する。次いで、
第2の半導体結晶上に第2の凹部を埋めるように第3の
半導体結晶を形成して基板の主面を平坦化する。
このような構成において、例えば第1の結晶をn型とし
、第2.第3の結晶をp型とすれば、pn接合を高抵抗
基板主面の一部に形成できる。
そして、p及びn型半導体に接続する電極の配線或いは
ポンディングパッドは、高抵抗基板1表面に段差なく設
けることが可能となる。さらに、電極とp或いはn型半
導体結晶との対向面積が小さくなり、寄生容量は極めて
小さいものとなる。
また、選択的に形成する凹部の方位を選ぶことによって
、該凹部に形成する半導体結晶の異常成長を防止するこ
とができる。通常、半導体基板の(100)面上に形成
した凹部は、深さが約2μmを越え、しかも凹部の側壁
に(111)面が形成されている場合、凹部を埋吟るた
めの選択的結晶成長において異常結晶成長が起こる。こ
の原因は、(111)面に平行な方向の結晶成長速度が
他に比べて速いことによる。そこで、凹部の側壁に(1
11)面が形成されないように溝の方位を<011>と
非平行とすれば、段差のない半導体素子を高抵抗基板の
主面に選択的に構成することが可能となる。
以上の技術的手段によって、比較的簡便な方法により、
素子表面に段差のない構造で、且つ寄生容量が小さく、
電極の接触抵抗の小さい半導体装置を構成できる。即ち
、集積化が可能な素子構造で、、高速応答特性を有する
半導体装置を実現することが可能となる。また、基板に
設けた凹部の深さが2μm以上であり一この凹部に選択
結晶成長する場合、凹部の方位を指定することによって
異常結晶を防止できる。従って、凹部の深さによらず集
積化が可能となり、各種の高速化半導体装置を設計通り
に構成できる。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係わるレーザダイオー
ドの製造工程を示す断面図である。まず、第1図(a)
に示す如く、高抵抗InP基板(高抵抗半導体基体)1
1上に選択的に窒化シリコン(SiN)膜12aを20
00人の厚さで形成する。
その後、塩酸と燐酸との混合液を用い、SiN膜12a
をマスクとして基板11をエツチングして第1の基板凹
部13aを形成する。基板凹部13aの深さは1〜1.
5μmとし、ひさし状のSiN膜12aを残す。
次いで、第1図(b)に示す如く、SLN膜12aをマ
スクとして用い、基板凹部13a内にp型1nP結晶(
第1の結晶領域)14を埋込み形成する。p型1nP結
晶14は不純物濃度を5、X 10 l7crtr−3
程度とし、MOCVD法を用イテ基板表面と平坦となる
ように形成する。   ・次いで、第1図(e)に示す
如く、新たに設けた5iNII112bをマスクをして
用い、InP基板11上に第2の基板凹部13bを形成
する。この際、p型1nP結晶14の一部も同時にエツ
チングし、深さを(a)で形成した凹部13a以上とす
る。さらに、(a)と同様にひさし状のSiN膜12b
を残す。
次いで、第1図(d)に示す如く、SiN膜12bをマ
スクとして用い、第2の基板凹部13bに沿って、ノン
ドープInP層(図示せず)及びInGaAsP活性層
(第2の結晶領域)15をそれぞれo、tumの厚さに
結晶成長する。
結晶成長は、MOCVD法によれば、基板凹部13bの
側壁と底部との厚さは路間等となる。また、基板凹部側
壁から基板表面方向への異常結晶成長は前述のSiNひ
さしによって防止できる。
ここで、ノンドープのInP層は、−旦エッチングされ
たInP表面にInGaAsPを結晶成長する前に、バ
ッファ層として形成するものである。
次いで、第1図(e)に示す如く、MOCVD法により
InGaAsP層15上にn型1nP結晶(第3の結晶
領域)16を5X10”α−3の不純物濃度で形成する
。n型1nP結晶16はInGaAsP活性層に連続し
て形成し、基板11の表面と平坦となるように形成する
次いで、第1図(f)に示す如く、新たにSiN膜12
cを基板表面に選択的に形成する。SiN膜12cは、
p型1nP結晶14.InGaAs2層15及びn型1
nP結品16の一部が露出するように形成する。
次いで、第1図(g)に示す如く、SiN膜12cをマ
スクとして用い、高抵抗1nP結晶(第4の結晶領域)
17を基板表面に選択的に形成する。高抵抗1nP結晶
17は、ノンドープInP或いはFeドープInP結晶
を約0.2a mの厚さとなるようにMOCVD法で形
成する。
次いで、第1図(h)に示す如(SiN膜12cに窓部
を設けたのち、同図(1)に示す如くp型電極18及び
n型電極19を形成する。各々の電極18.19は接触
部を除いて高抵抗基板11上のSiN膜12c上に大部
分を形成する。つまり、電極配線とp警戒いはn型半導
体結晶との対向面積は極めて小さいものとなる。
かくして作成されたレーザダイオードは、電極配線或い
はポンディングパッド部の寄生容量が従来の約1/10
0の0.fllpPに激減した。また、段差のない構造
であることから他の半導体素子、例えば電界効果トラン
ジスタ、受光素子とのモノリシック集積化が完全プレー
ナ構造で可能となった。そして一このレーザダイオード
は、従来の約3倍の15GHzの変調が可能であった。
第2図は本発明の第2の実施例の概略構成を示す断面図
である。この実施例が先に説明した第1の実施例と異な
る点は、凹部形成のためのエツチング方法及び凹部埋込
みのための選択的結晶成長方法にある。
即ち本実施例では、基板凹部の形成に臭化水素混合液を
用いることにより、基板凹部に緩やかな傾斜を持たせる
。この凹部にハイドライド気相成長法によって!1!2
.の結晶領域であるI nGaAsP層を形成すると、
基板凹部の側壁と底部との厚さに差が生じる。これは、
基板結晶の面方位によって成長速度が異なるためであり
、側壁の方が底部に比べて約10倍厚く成長する。
これらの方法を用いることにより、第2図に示す如く、
絶縁性基板21(高抵抗半導体基体)上に選択的に形成
したn型1nP結晶(第1の結晶領域)24.ノンドー
プInP層(図示せず)及びノンドープI nGaAs
活性層(第2の結晶領域)25.p型1nP結晶(第3
の結晶領域)26及び高抵抗1nP結晶(第4の結晶領
域)27と、SiN絶縁膜22.n型電極28及びp型
電極29とからなるレーザダイオードが構成される。
この場合、第1の実施例の特徴に加え次の利点がある。
通常p型結晶成長の不純物にはZnを用いるが、Znは
拡散係数が高いためp型結晶成長はn型結晶成長より後
の方が制御性に優れることになる。しかし、第1図に示
した構造では、特に第2の結晶領域がn型の場合、p型
結品を後から形成するとpn接合面積が大きくなり寄生
容量が増加し、電流密度が少なくなる。そこで、気相成
長法による成長速度面方位依存性を利用して凹部の底部
を約0602μmと極めて薄く形成することにより、第
1の実施例を上回る特性のレーザダイオードを実現する
ことができる。これは、結品盛長の制御性に加えて、基
板に含まれているFe不純物の拡散によって基板凹部底
部に形成した薄い第2の結晶領域を高抵抗化することが
要点となっている。
第3図は本発明の第3の実施例に係わる分布帰還型レー
ザダイオードの概略構成を示す斜視図である。第3図に
おいて、31は絶縁性1nP基板(高抵抗半導体基体)
、32はSiN絶縁膜、34はp型1nP結晶(第2の
結晶領域)、35′はノンドープノンドープInP層、
35はノンドープI nGaAs活性層(第2の結晶層
)、36はn型1nP結晶(第3の結晶領域)、37は
高抵抗InP結晶(第4の結晶領域)、38はp型電極
、39はn型電極であり、37aは回折格子である。
ここで、第1の実施例の第1図(f’)に示す工程或い
は(g)に示す工程において、第4の結晶領域37に回
折格子37aを形成することによって、分布帰還型レー
ザを構成できる。このレーザの特徴は、活性層を含む主
たる結晶成長を構成した後に回折格子を設計値通りに形
成できることである。即ち、回折格子の周期を選ぶこと
によって、同一基板から要求通りの波長のレーザ光を簡
便に得ることができる。回折格子はp型1nP結晶34
.ノンドープInPH135’、ノンドープI nGa
As活性層35及びn型1nP結晶36の表面を約0.
2μmエツチングした後に形成すると優れた回折効率を
示した。
なお、以上の実施例において、第4の結晶領域に変えて
5i02絶縁膜を形成した場合、レーザダイオードの応
答特性に支障はなく、製造工程を簡略化できる特徴を有
する。また、第1の結晶領域及び第3の結晶領域の表面
部にI nGaAsによるコンタクト層(図示せず)を
設けることにより、電極の接触抵抗をより低減すること
ができる。
第4図は本発明の第4の実施例に係わるフォトダイオー
ドの概略構成を示す平面図、第5図は第4図の矢視A−
A’断面図である。この実施例は、凹部の辺の方向を所
定方位に規定することにより、凹部内に形成する結晶の
異常成長を防止したものである。
まず、主面が(100)面を有する高抵抗InP基板4
1を用意する。第4図におけるInP基板41は結晶方
位を説明するために8角形で示してあり、<011>方
向に直角な面がへき開面となる。
次いで、主面上に矩形状の窓を開けたSiN膜(図示せ
ず)を形成する。この際、矩形を構成する辺が<011
>方向と平行とならないようにパターンを形成する。次
いで一この矩形パターンを用いてInP基板41に深さ
約4μmの凹部を形成する。この凹部内にMOCVD法
によって選択的結晶成長を行い、平坦化するように第1
結晶領域44を形成する。第1結晶領域44はI X 
10 ”ax−’の不純物濃度を有するp型InP結晶
とする。
次いで、、新たに矩形状の窓を開けたSiN膜42を形
成する。SiN膜42の矩形パターンも1辺が<011
>方向と非平行となるように設け、一部が第1の結晶領
域44と重複するように位置合わせする。
次いで、SiN膜42をマスクとして用い、第1結晶領
域44の一部と高抵抗1nP基板41の一部を同時に混
酸エツチングにより深さ3μmの凹部を形成する。続い
て、SLN膜42をマスクとして、凹部に選択的結晶成
長をMOCVD法によって行う。選択的結晶成長は、ま
ずn型I nGaAs層45を7 X 1014cjl
−3の濃度で約1.7μmの厚さで凹部に沿って形成す
る。このI nGaAs層45が波長14〜1.55μ
m領域の光吸収層であり、第2の結晶領域とする。なお
、I nGaAs層45を形成する前に、InPバッフ
ァ層(図示せず)を約0.3μn形成してもよい。
次いで、I nGaAs層45上にn型1nP結品46
aを2 X 1016an−’の濃度で約1umの厚さ
で形成する。続いて、n型1nP結晶46bをI X 
1018crtr−3の濃度で約o、aμmノ厚すテ形
成し、前述の凹部を平坦化する。これらn型1nP結晶
46a、46bを合わせて第3の結晶領域とする。次い
で、SiN2膜47を第1乃至第3の結晶領域表面部に
形成し、p型電極48及びn型電極49を形成する。
かくして作成されたフォトダイオードの電極配線は高抵
抗基l1241上のSiN絶縁膜42上に形成されてお
り、寄生容量は殆どないみさらに、電極48.49の各
々の接触面積も従来に比べて広く構成でき、接触抵抗も
低減化できた。これらの効果によって従来に比べて数倍
の高速応答特性が得られた。
第6図は本発明の第5の実施例に係わる電界効果トラン
ジスタの概略構成を示す断面図である。
この実施例では、前記第1図(a)〜(h)と同様に選
択的エツチング及び選択的結晶成長を行い、高抵抗基板
61、不純物濃度2×1011017cのn型I nG
aAs結晶(第1の結晶領域)64、不純物濃度I X
 1016cm−3+厚さ 0.8u 77Zのn型I
nGa−As結晶(第2の結晶領域)65、不純物濃度
2 X 1017cm’のn型1nGaAs結晶(第3
の結晶領域)66を形成する。次いで、第1乃至第3の
結晶領域の一部を覆うように第4の結晶領域67として
のノンドープInAlAs層を厚さ0.05μm形成す
る。
次いで、AuGeソース電極68及びAuGeドレイン
電極69を形成すると共に、A、eゲート電極70を形
成することにより、電界効果トランジスタ(FET)を
完成する。
このようにして作成したFETは、チャネル長が第2の
結晶領域65の成長膜厚により決定されるため、チャネ
ル長を従来に比べて極めて制御性良く設定することが可
能である。即ち、従来構造ではチャネル長がフォトリソ
グラフィの制限によって約1μmを下限としていたが、
本構造によって簡単に1μm以下のチャネル長を達成で
き、優れたFETを実現できた。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、寄生容量の低減化
とブレーナ構造化が可能となり、高速応答の半導体レー
ザ、受光素子及びFET等を実現することができる。そ
して一この無段差プレーナ構造により、半導体レーザ、
受光素子及びFET等を同一基板上で組合わせた所謂、
光・電子集積化装置を形成することも可能となる。この
光・電子集積化装置は相互インダクタンスの点でも有効
であり、超高速光通信用半導体装置として極めて優れた
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるレーザダイオー
ドの製造工程を示す断面図、第2図は本発明の第2の実
施例の概略構成を示す断面図、4図は本発明の第4の実
施例に係わるフォトダイオードの概略構成を示す平面図
、第5図は第4図の矢視A−A’断面図、第6図は本発
明の第5の実施例に係わる電界効果トランジスタの概略
構成を示す断面図、第7図及び第8図はそれぞれ従来の
問題点を説明するための断面図である。 11・・・高抵抗InP基板(高抵抗半導体基体)、1
2a、12b、  12cm5iN絶縁膜、13a・・
・第1の凹部、13b・・・第2の凹部、13c・・・
第3の凹部、14・・・p型1nP結晶(第1の結晶領
域)、15・・・ノンドープInGaAsP活性層(第
2の結晶領域)、16・・・n型1nP結晶(第3の結
晶領域)、17・・・高抵抗!nP結晶(第4の結晶領
域)、18.19・・・電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ^                      ^フ
            Φ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高抵抗半導体基体の主面に形成された第1の凹部
    を平坦化するように埋込み形成された第1の結晶領域と
    、この第1の結晶領域の一部を含むように前記高抵抗半
    導体基体の主面に形成された第2の凹部に沿って形成さ
    れた第2の結晶領域と、この第2の結晶領域が形成され
    た第2の凹部を平坦化するように埋込み形成された第3
    の結晶領域を具備してなることを特徴とする半導体装置
  2. (2)前記高抵抗半導体基体の主面は(100)面であ
    り、前記第1の凹部は少なくとも1辺が<011>方位
    と非平行に形成されたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. (3)前記第1乃至第3の結晶領域の一部を覆うように
    第4の結晶領域又は絶縁体を選択的に形成し一この第4
    の結晶領域又は絶縁体上に電極を形成してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  4. (4)高抵抗半導体基体の主面に第1の凹部を形成する
    工程と、第1の凹部を平坦化するように第1の結晶領域
    を埋込み形成する工程と、第1の結晶領域の一部を含む
    ように前記高抵抗半導体基体の主面に第2の凹部を形成
    する工程と、第2の凹部に沿って第2の結晶領域を形成
    する工程と、第2の凹部を平坦化するように第3の結晶
    領域を埋込み形成する工程とを含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  5. (5)前記高抵抗半導体基体の主面を(100)面とし
    、前記第1の凹部の少なくとも1辺を<011>方位と
    非平行に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の半導体装置の製造方法。
  6. (6)前記第1乃至第3の結晶領域の一部を覆うように
    第4の結晶領域又は絶縁体を選択的に形成し、この第4
    の結晶領域又は絶縁体上に電極を形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の半導体装置の製造方法
  7. (7)前記第1乃至第3の結晶領域を、有機金属化学気
    相成長法により形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の半導体装置の製造方法。
JP26118887A 1987-10-15 1987-10-16 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH01102984A (ja)

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