JPH01102069A - 抗糸状菌剤 - Google Patents

抗糸状菌剤

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JPH01102069A
JPH01102069A JP63237542A JP23754288A JPH01102069A JP H01102069 A JPH01102069 A JP H01102069A JP 63237542 A JP63237542 A JP 63237542A JP 23754288 A JP23754288 A JP 23754288A JP H01102069 A JPH01102069 A JP H01102069A
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acid
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bisazolyl
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JP63237542A
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Horumuutsudo Gurahamu
グラハム・ホルムウツド
Wolfgang Kraemer
ボルフガング・クレーマー
Erik Regel
エリク・レーゲル
Hans-Ludwig Elbe
ハンス−ルウトウイツヒ・エルベ
Karl Heinz Buchel
カルル・ハインツ・ビユツヘル
Purenperu Manfureeto
マンフレート・プレンペル
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は病気、殊に糸状菌症(mycoses)の処置
に対する新規などスアゾリルーヒドロキシアルキル誘導
体及びその薬理学的に許容し得る酸付加塩に関するもの
である。
あるジアゾリル誘導体例えば1.3−ジー(1゜2.4
−)リアゾル−1−イル)−2−(4−クロロフェニル
)−2−プロパツールまたは1.3−ジー(1,2,4
−1−リアゾル−1−イル)−2−フェニル−2−プロ
パツールが抗糸状菌特性(antimycotic p
roperty)を示すことは既に一般に開示されてい
る(ヨーロッパ特許出願公開第0.044.605号参
照)。しかしながら、これ゛らの物質の作用はすべての
分野において常に完全に満足できるものとは限らない。
一般式(I) 式中、Arは随時置換されていてもよいアリールを表わ
し、 Xは−CHICH,−1−CH−CH−1−OCH,−
または−SCH,−基を表わし、ここに酸素または硫黄
原子はアリール基に直接結合し、 Yは窒素原子またはCR”基を表わし、R1,R1及び
R3は水素、ハロゲンまたはメチルを表わし、そして nは0、lまたは2の数を表わす、 の新規なビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体及び
その酸付加塩が良好な抗微生物、殊に抗糸状菌特性を有
することが見い出された。
式(I)の新規などスアゾリルーヒドロキシアルキル誘
導体は不斉炭素原子を持ち、従って2つの光学異性形で
生成させ得る。本発明はラセミ体及び個々の異性体並び
にその混合物に関するものである。更に、X−−CH−
CH−である本発明による式(I)の化合物は幾何学的
なシス及びトランス異性体形で生じ得る。本発明は個々
の異性体及びその混合物の両方に関するものである。
式(I)は本発明によるビスアゾリル−ヒドロキシアル
キル誘導体の一般的定義を与える。好適な式(I)の化
合物はArが随時同一もしくは相異なる置換基で−、二
もしくは三置換されていてもよく、その際に挙げ得る置
換基にはハロゲン、炭素原子1〜4個を有するアルキル
、各々の場合に炭素原子1〜2個を有するアルコキシ及
びアルキルチオ、ニトロ、各々の場合に炭素原子1〜2
個及び同一もしくは相異なるハロゲン原子、好ましくは
例えばフッ素及び塩素原子1〜5個を有するハロゲノア
ルキル、ハロゲノアルコキシ及びハロゲノアルキルチオ
、アルコキシ部分に炭素原子1〜4個及びアルキル部分
に炭素原子1〜2側を有するアルコキシイミノアルキル
があるフェニル並びにまた各々の場合に随時ハロゲン及
び炭素原子1〜2個を有するアルキルよ、りなる群から
の置換基で置換されていてもよいフェニル、フェノキシ
、ベンジル及びベンジルオキシを表わしHArが加えて
随時同一もしくは相異なる置換基で−、二もしくは三置
換され、その際に挙げ得る置換基にはハロゲン、各々の
場合に炭素原子1〜2個を有するアルキル及びアルコキ
シ並びにまた炭素原子1〜2個及び同一もしくは相異な
るハロゲン原子、好ましくは例えばフッ素及び塩素原子
を有するハロゲノアルコキシがあるナフチルを表わし;
Xが−CH,CH,−1−0CH!−、−S CH2−
または−CH−CH−基を表わし:Yが窒素原子または
CR3基を表わし;R1、R諺及びR3が水素、塩素、
臭素またはメチルを表わし、そしてnが0、■または2
の数を表わす、ものである。
殊に好適な式(I)の化合物はArが随時同一もしくは
相異なる置換基で−、二もしくは三置換されていてもよ
く、その際に挙げ得る置換基にはフッ素、塩素、臭素、
メチル、メトキシ、メチルチオ、ニトロ、トリフルオロ
メチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチ
オ、メトキシイミノメチル、メトキシイミノエチル、エ
トキシイミノメチル並びにまた各々の場合に随時フッ素
、塩素及びメチルよりなる群からの置換基で置換されて
いてもよいフェニル、フェノキシ、ベンジル及びベンジ
ルオキシがあるフェニルを表わし;Arが加えてナフチ
ルを表わし:Xが−CH,CH,−1−0CHx−1−
S CH*−または−CH−CH−基を表わし;Yが窒
素原子またはCR”基を表わし、R1、R1及びRsが
水素、塩素またはメチルを表わし:そしてnが0、lま
たは、2の表を表わすものである。
また本発明による好適な化合物は酸並びにAr。
X、Y、R’、R2、R3及びnが本発明による物質の
記載に関連してこれらの置換基またはこの数値に対して
好適なものとして既に挙げられたものの意味を有する式
(I)のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体の薬
理学的に許容し得る付加生成物である。
付加し得る酸には好ましくはハロゲン化水素酸例えば塩
酸及び臭化水素酸、殊に塩酸、更にリン酸、硝酸、−及
び二官能性のカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸例え
ば酢酸、マレイン酸、コハク酸、フマール酸、酒石酸、
クエン酸、サリチル酸、ソルビン酸及び乳酸、並びにま
たスルホン酸例えばp−トルエンスルホン酸及び1.5
−す7タレンジスルホン酸が含まれる。
本発明に用いるビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導
体及びその酸付加塩は一般的に公知の方法で一般式(I
f) 式中、Ar、X、YlR”、R2及びnは上記の意味を
有する、 のオキシランを希釈剤例えばアルコールまたはジメチル
ホルムアミドの存在下、適当ならば酸結合剤例えばアル
カリ金属水酸化物及び適当ならば触媒例えばa、α′−
アゾイソブチロニトリルの存在下で式(I[[) の1.2.4−トリアゾールと反応させ、そして適当な
らばかくて得られる式(1)の化合物に常法で酸を加え
ることにより得ることができる。
式(If)のオキシランは従来未知である。これらのも
のは a)第一工程で式(IVa) 式中、Ar、Y、R’、R2及びnは上記の意味を有し
、そして XIは−CH2CH,−1−0CH,−及び−5CH!
−基を表わす、 のケトンを塩基の存在下及び希釈剤の存在下で式の臭化
メチル−トリフェニル−ホスホニウムと反応させ、次に
第二工程でかくて得られる式(Vl)式中、Ar、X’
、Y、R’%R”及びnは上記の意味を有する、 の化合物を希釈剤の存在下で過酸と反応させるか;また
は b)式(IVb) 式中、Ar%X、Y、R”、R3及びnは上記の意味を
有する、 のケトンを希釈剤の存在下で a)式 のジメチルオキソスルホニウムメチライドまたはβ)式 のジメチルスルホニウムメチライドのいずれがと反応さ
せることにより製造し得る。
式(If)のオキシランの製造に対する出発物質として
必要とされる式(R’a)または(IVb)のケトンは
従来未知であり;これらのものは原理的に公知である方
法により製造し得る(例えばヨーロッパ特許出願公開第
0.084.834号参照)。
かくて、式(Nc) 式中、a r s Y s ’n ’、 R”及びnは
上記の意味を有し、そして X ” (1−OCHを−及び−3CH,−基を表わす
、 のケトンは弐(Iり 式中、Y、R’、R”及びnは上記の意味を有し、そし
て Hatは塩素または臭素を表わす、 のハロゲノケトンを塩基例えば炭酸カリウムまたはトリ
エチルアミンの存在下及び希釈剤例えばアセトンまたは
アセトニトリルの存在下にて20乃至100℃間の温度
で式(X) Ar−Z−H(X ) 式中、Arは上記の意味を有し、そして2は酸素または
硫黄を表わす、 の化合物と反応させることにより得られる。
更に、式(IVd) 式中、Ars Y、R”、R”及びnは上記の意味を有
し、そして X3は−CH,CH!−及び−〇〇−CH−基を表わす
、 のケトンは式(I[) 式中、Y、R’、R”及びnは上記の意味を有する、 の化合物を希釈剤例えばエタノール及び塩基例えば水酸
化ナトリウムの存在下にて0乃至60℃間の温度で式(
n) Ar−CIO(II) 式中、Arは上記の意味を有する、 のアルデヒドと反応させ、そして適当ならば生じる式(
IVe)   。
式中、Ar、R’、R2、Y及びnは上記の意味を有す
る、 の化合物を触媒例えばラネー・ニッケルの存在下、希釈
剤例えばメタノール、トルエンまたはテトラヒドロ7ラ
ンの存在下にて40乃至180℃間の温度で水素を用い
て水素化することにより得られる(製造実施例も参照)
。ある場合において、−CH−C)I−二重結合に加え
てケト基も同時に水素化し、続いてケト基を再び常法に
より例えばクロム酸/氷酢酸を用いて酸化することが有
利であることが分った(製造実施例も参照)。
式(II)のハロゲノケトンは公知の方法で式(]II
の化合物の通常のハロゲン化により得られる。
式(n)の化合物は公知の方法で式(xm)CH。
式中、Bは通常の脱離基例えば塩素、臭素、メチルスル
ホニルオキシまたはp−メチルフェニルスルホニルオキ
シを表わし、モしてnは上記の意味を有する、 の化合物を溶融状態か、または適当ならば溶媒例えばア
セトンの存在下及び酸結合剤例えば炭酸カリウムの存在
下にて60乃至120℃間の温度で式(XIV) 式中、Y、R’及びR1は上記の意味を有する、のアゾ
ールと反応させることにより得られる。
式(X)及び(Xl11)の化合物並びに式()Q[)
のアルデヒド及び式(xrv)のアゾールは共に公知で
あるか、または公知の方法により製造し得る。
工程(a)による式(If)のオキシランの製造に対す
る出発物質として更に必要とされる式(V)の臭化メチ
ル−トリフェニル−ホスホニウムは公知である。
上の工程(a)による式(If)のオキシランの製造に
対する第二工程における出発物質として必要とされる式
(Vl)の化合物は従来未知である。
式(II)のオキシランの製造に対する工程(a)にお
いて、第一工程は塩基の存在下で行う。この場合に可能
な塩基はこのタイプのウイテイツヒ(Wittig)反
応に通常利用されるすべての塩基である。カリウムt−
ブチラードが好適に利用できる。
式(I[)のオキシランの製造に対する上の工程(a)
の第一工程を行う際に適する希釈剤はこのタイプの反応
に通常であるすべての有機溶媒である。芳香族炭化水素
例えばベンゼン、トルエン及びキシレンが好適に利用で
きる。
式(If)のオキシランの製造に対する上の工程(a)
の第二工程を行う際に、エポキシド化に可能な試薬はす
べての通常の過酸である。メタ−クロロ過安息香酸及び
過酢酸が好適に利用できる。
更にまた、酢酸及び過酸化水素の混合物を用いることも
できる。
式(II)のオキシランの製造に対する上の工程(a)
の第二工程を行う際に適する希釈剤はこのタイプのエポ
キシド化に通常のすべての溶媒である。ジクロロメタン
、クロロホルム、トルエン、ジクロロベンゼン、酢酸及
び他の不活性溶媒が好適に利用できる。
式(It)のオキシランの製造に対する工程(a)を行
う場合に反応温度はある範囲内で変え得る。
一般に、第一工程は50乃至140℃間、好ましくは8
0乃至120℃間の温度で行う。第二工程は一般に10
乃至60℃間、好ましくは20乃至50℃間で行う。
式(I[)のオキシランの製造に対する工程(a)を行
う際に、一般に第一工程において式(IVa)のケトン
1モル当りl乃至3モル間の式(V)の臭化メチルトリ
フェニルホスホニウム及びまた1乃至3モル間の塩基を
用いる方法を用いる。第二工程において、式(VI)の
化合物1モル当り各々の場合にl乃至2モル間の過酸を
用いる。各々の場合に旭理は常法で行う。
工程(b)における反応成分として必要とされる式(■
)のジメチル−オキソ−スルホニウムメチライドは公知
である[ジャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイアテイ−(J、A■、Chem。
Soc、87.1363〜l 364(1965)参照
1゜このものは上の反応において新たに調製された状態
で用いられ、その際にこのものは希釈剤の存在下でヨウ
化トリメチルオキソスルホニウムと水素化ナトリウムま
たはナトリウムアミド、殊にカリウムt−ブチラードま
たはナトリウムメチラートとの反応によりその場で発生
させる。
また工程(b)に対する反応成分として加えて必要とさ
れる式(■)のジメチルスルホニウムメチライドは公知
である〔ヘテロサイクルズ(Haterocycles
) 8.397 (1977)参照]。またこのものは
上の反応において新たに調製された状態で用いられ、そ
の際にこのものは強い塩基例えば水素化す・トリ°ウム
、ナトリウムアミド、ナトリウムメチラート、カリウム
t−ブチラードまたは水酸化カリウムの存在下で、希釈
剤例えばt−ブタノールまたはジメチルスルホキシドの
存在下で’RLばハロゲン化トリメチルスルホニウムま
たはトリメチルスルホニウムメチル硫酸からその場で発
生させる。
工程(b)を行う際に適する希釈剤は不活性有機溶媒で
ある。アルコール例えばt−ブタノール、エーテル例え
ばテトラヒドロフランまたはジオキサン、更に脂肪族及
び芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエンまたはキシ
レン、並びにまた強い極性溶媒例えばジメチルスルホキ
シドを好適に利用できる。
工程(b)を行う場合に反応温度は比較的広い範囲内で
変え得る。一般に、反応は0乃至10000間、好まし
くはlO乃至60℃間で行う。
工程(b)を行う際に、式(■b)のケトン1モル当り
好ましくは1〜3モルの式(■)のジメチルオキソスル
ホニウムメチライドまたは式(■)のジメチルスルホニ
ウムメチライドを用いる。オキシランの単離は常法によ
り行う。
式(■5のオキシランは必要に応じて本発明による方法
において単離せずに直接反応させることができる。
式CI)の化合物の酸付加塩は普通の塩生成法による簡
単な方法において、例えば式(1)の化合物を適当な不
活性溶媒に溶解し、そして酸、例えば塩化水素酸を加え
ることによって得ることができ、このものを公知の方法
において、例えば濾過によって単離し、そして適当なら
ば不活性有機溶媒で洗浄して精製することができる。
本発明に従って使用し得る式CI)の化合物、そのエス
テル誘導体及びその酸付加塩は抗微生物作用、殊に強い
抗糸状菌作用を示す。これらの化合物は極めて広い抗糸
状菌作用スペクトルを有し、特に皮膚糸状菌(Derm
otophytes)及び分芽菌(Blastoa+Y
ces)並びに二相菌(t)iphase)に対して、
例えばカンジダ種(Candida 5pecias)
例えば鵞o1iカンジダ菌(Candida albi
cans) 、表皮。
菌種(Epidermorphyton 5pecie
s)例えば有毛表皮菌(Epidermorphton
 floccosu+a) 、アスペルギルス種(As
pergillus 5pecies)例えば黒色麹菌
クロカビ(Aspergillus nigre)及び
烟色麹菌ケムカビ(Aspergillus fu+m
igatus) 、自縛菌種(Trichophton
 5pecies)例えば毛麿自廖菌(Trichop
hyton mentagrophytes) 、小胞
子菌種(Microsporon 5pecies)例
えば猫小胞子菌(旧c’rosporon feliu
m)及びトルロプシス種(Torulopsis 5p
ecies)例えばトルロプシス・ゲラブラタ(Tor
ulopsis glabrata)に対して広い抗糸
状菌活性を有する。これらの微生物の表示は、防除しう
る細菌を限定するものでなく、単なる例示にすぎない。
人間の医薬における適用分野について挙げうる例は次の
通りである:毛厘白廖菌(Trichophytonm
entagrophytes)および白癖菌属(Tri
chophyton)の他の種、小胞子菌属(Micr
osporon)の種、有毛表皮11 (Epider
mophyton floccosum) 、分芽菌属
(blastomyces)および二相菌(bipha
se fungi)ならびにカビによって起こされる皮
膚糸状菌症および全身的糸状菌症。
獣医薬における適用分野について挙げうる例は次の通り
であ7;:すべての皮膚糸状菌症および全身的糸状菌症
、特に前述の病原菌によって引き起こされるもの。
本発明には、無毒性の不活性な製薬学的に適する賦形剤
に加えて、1種またはそれ以上の本発明における活性化
合物を含有するか、或いは1種またはそれ以上の本発明
における化合物からなる製薬学的調製物、並びに該調製
物の製造方法が含まれる。
また、本発明には投与単位形態における製薬学的調製物
が含まれる。投与単位形態とは調製物が個々の部分の形
態、例えば錠剤、糖衣丸、カプセル剤、先刻、生薬及び
アンプル剤であり、その活性化合物の含有量が個々の投
薬量の分数または倍数に相当することを意味する。投薬
単位は例えば!、2.3または4倍の個々の投薬量、或
いは投薬量のに、%またはKを含むことができる。個々
の投薬量は好ましくは1回に投与する活性化合物量及び
通常1日当りの投薬量の全部、%、にまたは×に相当す
る活性化合物量を含有する。
無毒性め不活性な製薬学的lこ適する賦形剤とは、固体
、半固体または液体の希釈剤、充填剤及び種々の配合補
助剤であることとを意味する。
好ましい薬剤調製物として錠剤、糖衣光、カプセル剤、
先刻、粒剤、坐薬、溶液、懸濁液及び乳液、塗布剤、軟
膏、ゲル、クリーム、ローション、粉剤及びスプレーを
挙げることができる。
錠剤、糖衣光、カプセル剤、先刻及び粒剤には普通の賦
形剤、例えば(a)充填剤及び伸展剤、例えば澱粉、ラ
クトース、スクロース、グルコース、マンニトール及び
ケイ酸、(b)結合剤、例えばカルボキシメチルセルロ
ース、アルギン酸塩、ゼラチン及びポリビニルピロリド
ン、(C)ヒューメクタント、例えばグリセリン、(d
)崩壊剤例えば寒天、炭酸カルシウム及び重炭゛酸ナト
リウム、(e)溶解遅延剤例えばパラフィン、Cf”)
再吸収促進剤、例えば第四級アンモニウム化合物、(g
)湿潤剤、例えばセチルアルコール及びグリセリンモノ
ステアレート、(h)吸収剤、例えばカオリン及びベン
トナイト、並びに潤滑剤、例えばタルク、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウム及び固体のポリ
エチレングリコール、或いは(a)〜(i)に示した物
質の混合物と共に活性化合物の1種または複数種を含ま
せることができる。
錠剤、糖衣光、カプセル剤、先刻及び粒剤には、随時不
透明化剤を含む普通の被覆及び殻を与えることができ、
またこれらのものは活性化合物の1種または複数種のみ
を或いは腸管の成る部分で、場合によっては長時間にわ
たって放出するような組成物であることができ、使用し
得る埋め込まれる組成物の例は重合体状物質及びロウで
ある。
また活性化合物の1種または複数種を場合によっては1
種またはそれ以上の上記賦形剤と共にマイクロカプセル
状につくることができる。
坐薬には、活性化合物の1種または複数種に加えて、普
通の水溶性または非水溶性賦形剤、例えばポリエチレン
グリコール、脂肪、例えばカカオ脂肪、及び高級エステ
ル(例えばC11−脂肪酸によるC14−アルコール)
、またはこれらの物質の混合物を含ませることができる
軟膏、塗布剤、クリーム及びゲルには、活性化合物の1
種または複数種に加えて、普通の賦形剤、例えば動物及
び植物脂肪、ロウ、パラフィン、澱粉、トラガカント、
セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコー
ン、ベントナイト、ケイ酸、タルク並びに酸化亜鉛、ま
たはこれらの物質の混合物を含ませることができる。
粉剤及びスプレーには、活性化合物の1種または複数種
に加えて、普通の賦形剤、例えばラクトース、タルク、
ケイ酸、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム及びポ
リアミド粉末、またはこれらの物質の混合物を含ませる
ことができる。スプレーには追加的に普通の噴射基剤例
えばクロロフルオロ炭化水素を含ませることができる。
溶液及び乳液には、活性化合物の1種または複数種に加
えて、普通の賦形剤、例えば溶媒、溶解遅延剤及び乳化
剤、例えば水、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、
安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1.3−7
’チレングリコール、ジメチルホルムアミド、油、特に
綿実油、落花生油、オリーブ油、ヒマシ油及びゴマ油、
グリセリン、グリセリン・ホルマール、テトラヒドロフ
ルフリルアルコール、ポリエチレングリコール並びにソ
ルビタンの脂肪酸エステル、またはこれらの物質の混合
物を含ませることができる。
非経口投与に対しては、溶液及び乳液はまた血液と等張
である無菌の状態であることができる。
懸濁液には、活性化合物の1種または複数種に加えて、
普通の賦形剤、例入ば液体希釈剤、例えば、水、エチル
アルコールもしくはプロピルアルコール、懸濁剤、例え
ばエトキシル化されたイソステアリルアルコール、ポリ
オキシエチレンソルビトールエステル及びソルビタンエ
ステル、微結晶性セルロース、メタ水酸化アルミニウム
、ベントナイト、寒天及びトラガカント、或いはこれら
の物質の混合物を含ませることができる。
また、上記の調製物形態には着色剤、保存剤及び臭気と
風味を改善する添加物、例えばハツカ油及びユーカリ油
、並びに甘味料、例えばサッカリンを含ませることもで
きる。
治療的に活性な化合物は好ましくは上記の薬剤調製物中
に全混合物の0.1〜99.5重量%、好ましくは0.
5〜95重量%の濃度で存在すべきである。
また、上記の薬剤調製物には、本発明における活性化合
物に加えて、他の薬剤的に活性な化合物を含ませること
ができる。
上記の薬剤調製物は公知の方法による普通の方法におい
て、例えば活性化合物の1種または複数種を賦形剤の1
種または複数種と混合することによって製造される。
また、本発明には本発明における活性化合物の用途並び
に上記の病気の予防、救済及び/または治療のhめに医
薬及び獣医薬として、本発明における活性化合物の1種
またはそれ以上を含有する薬剤調製物の用途が含まれる
活性化合物または薬剤調製物を局所的、経口的、非経口
的、腹腔内及び/または肛門部、好ましくは非経口的、
殊に静脈内に投与することができる。
一般に医薬及び獣医薬の双方において、所望の成果を得
るために、本発明における活性化合物の1種または複数
種を場合によっては数回に分けて24時間当り合計量2
.5〜200 mg/kg体重、好ましくは5〜150
 mg/ kg体重の量を投与することが有利であるこ
とがわかった。
経口投与の場合、本発明における活性化合物を24時間
当り約2.5=200mg/kg体重、好ましくは5〜
150 mg/kg体重の合計量で投与し、非経口投与
の場合、本化合物を24時間当り約2.5〜50−g/
kg体重、好ましくは1〜25−g/kg体重の合計量
で投与する。
しかしながら、上記の投与量からはずれる必要があり、
殊にそのことは装置を受ける患者の種類及び体重、病気
の性質及び重さ、調製物のタイプ及び薬剤の投与タイプ
、並びに投与する時期または間隔に依存する。かくして
、成る場合には活性化合物の上記の最少投薬量より少な
い量を用いて十分であり、−力値の場合には、活性化合
物の上記量を上限を超えなければならない、活性化合物
の必要とする殊に最適投薬量及び投与方法は当該分野に
精通せる者にとってはその専門知識によって容易に決定
することができる。
製造実施例 実施例 1 1.2.4−トリアゾール111 (0,16モル)及
び粉末状水酸カリウム0.9jl (0,016モル)
をn−ブタン150ejl中の粗製2−(4−クロロフ
ェニルエチル)−2−(ピラゾル−1−イル−プロポ−
2−イル)−オキシラン26j(0,08モル)に加え
、そして混合物を120℃で10時間撹拌した。次にブ
タノールを水流ジェットの真空中で蒸留により隷去し、
残渣を塩化メチレン200ag中に採取し、有機相を各
々水150−で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し
、そして溶媒を水流ジェットの真空中で除去した。油状
物質242が得られ、このものを塩化メチレンを用いて
メルク社製シリカゲル60上でのカラムクロマトグラフ
ィーにより精製した。得られたクラクションを再結晶し
た後、融点118℃の5−(4−クロロフェニル)−2
−メチル−2−(ピラゾル−1−イル’) −3−(1
,2,4−1−リアゾルメチル)−ペンタン−3−オー
ル4.61  (理論値の16%)が得られた。
カラムクロマトグラフィーをくり返すことにより更に5
1を得ることができた。
出発化合物の製造 (変法b) ヨウ化トリメチルスルホニウム17.62(0,08モ
ル)をジメチルスルホキシド50mJ中に懸濁させ、カ
リウムt−ブチラード91(0,08モル)を30分間
にわたって一部ずつ導入し、そして室温で更に1時間撹
拌した。ジメチルスルホキシド20−中の5−(4−ク
ロロフェニル)−2−メチル−2−(ピラゾル−1−イ
ル)−ペンタン−3−オン22.1&  (0,08モ
ル)の溶液を1時間にわたって5℃で滴下しながら加え
、そして室温で22時間撹拌した後、混合物を水1.0
00−中で撹拌した。混合物を塩化メチレン150−で
3回抽出し、有機相を乾燥し、そして溶媒を水流ジェッ
トの真空中での蒸留により除去した。得られたオキシラ
ンは更に精製せずに用いた。
5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−(ピラ
ゾル−1−イル)−ペンタン−3−オール23.52(
0,085モル)を氷酢酸60−中に溶解し、水5鴫2
及び氷酢酸20mj中のクロム酸6.41 (0,06
4モル)の溶液を5℃で1時間にわたって滴下しながら
加え、そして混合物を室温で更に25時間撹拌した。溶
液を水2.000−!中で撹拌し、各々塩化メチレン2
00 mjl ? 5回抽出し、そして溶媒を蒸留によ
り除去した。
屈折率nl ”” 1.5278の5−(4−クロロフ
ェニル)−2−メチル−2−(ピラゾル−1−イル)−
ペンタン−3−オン22.11  (理論値の94%)
が得られた。
ラネー・ニッケル71をメタノール200a+ji中の
5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−(ピラ
ゾル−1−イル)−ペント−3−オン−4−エン27.
41  (0,1モル)に加え、そして混合物を40〜
50パールの水素圧力を用いて60°Cで4時間水素化
した。触媒を吸引濾過し、そしてメタノールを蒸留によ
り除去した後、屈折率nt?−1,5438の5−(4
−りa a 7 工=ル)−2−メチル−2−(ピラゾ
ル−1−イル)−ペンタンー3−オール27.21が得
られた。
2−メチル−2−(ピラゾル−1−イル)−ブタン−3
−オン69.51  (0,45七ル)をエタノール2
00−に溶解し、そして水44−及びまたエタノール5
〇−中のp−クロロベンズアルデヒド642  (0,
45モル)を加えた。
次に水13.5.9中の水酸化ナトリウム1.3!Mを
滴下しながら加えた。更に1時間撹拌後、更に水4.4
−中の水酸化ナトリウム0.441(0,011モル)
を滴下しながら加え、室温で3日間放置した後、溶媒を
蒸留により除去し、残渣を塩化メチレン400mA中に
採取し、そして水300−及び氷酢酸10m1で各3回
洗浄した。有機相を水流ジェットの真空中1蒸留により
除去し、そして石油エーテルから再結晶した。
融点60℃の5−(4−シクロフェニル)−2−メチル
−(ピラゾル−1−イル)−ペント−3−オン−4−エ
ン91.6I(理論値の74.2%)が得られた。
H3 メチルブロモイソプロピルケトン1モルを100℃でピ
ラゾール4モルの溶融物に滴下しながら加え、そして更
に1時間撹拌した。通常の処理後、2−メチル−2−(
ピラゾール−1−イル)−ブタン−3−オンが70%の
収率で得られた。
実施例2 ジメチルホルムアミドlO〇−中の2− [1゜l−ジ
メチル−2−(1,2,4−トリア゛ゾルーl−イル)
】−エチル−2−(す7トー2−イル−エチル)−オキ
シラン10j  (0,031モル)、1.2.4−ト
リアゾール2.41  (0,0348モル)、水酸化
ナトリウム0.41.水0.18及びα、σ′−アゾイ
ソブチロニトリルさじ一杯の溶液を100℃で5時間撹
拌し、次に冷却し、そして濃縮した。残渣をジクロロメ
タンに溶解し、水で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾
燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ
ーにより精製した(シリカゲル;酢酸エチル及び次に酢
酸エチル/メタノール−1:1)。
融点77〜80℃の4.4−ジメチル−1−(2−ナフ
チル)−5−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−
3−(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メチル)−
3−ペンタノール6.01  (理論値の49.6%)
が得られた。
(変法a) ジクロロメタン50−中の2− [1,1−ジメチル−
2−(1,2,4−)リアゾル−1−イル)】−エチル
−4−(2−す7チル)−1−ブテン222  (0,
0721モル)の溶液を還流下で加熱し、そしてジクロ
ロメタン27M中の80%m−りcyo過安息香酸27
.9j(0,129モル)の溶液をに時間にわたって滴
下しながら加えた。
次に混合物を還流下で更に4時間加熱し、次に冷却し、
1N水酸化ナトリウム溶液で3回及び水で2回洗浄し、
有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濃縮した。
2−[1,1−ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾ
ル−1−イル)】−エチル−2−(す7トー2−イル−
エチル)−オキシラン19.oj(理論値の82.1%
)が黒色油として得られた。
エポキシドメチレン基に対する’H−NMR(CDCI
s中; 300MHz)J−2,60(IH,d)及び
2.73 (l H,d)。
無水トルエン250−中の臭化メチルトリフェニル−ホ
スホニウム57.Bl  (0,16モル)及びカリウ
ムt−ブチラードの懸濁液を乾燥窒素下にて90℃で加
熱した。無水トルエン200社中の4,4−ジメチル−
1−(2−す7チル)−5−F(1,2,4−トリアゾ
ル−1−イル)−3−ペンタノン36.87  (0,
12モル)の溶液を30分間にわたって滴下しながら加
え、次に反応混合物を90℃で更に2時間撹拌し、冷却
し、水で2回洗浄し、そして濃縮した。残渣を酢酸エチ
ル中に採取し、5℃に冷却し、そしてかくて生じた結晶
の塊り(酸化トリフェニルホスホニウム)を濾別した。
濾液を濃縮し、モして残渣をカラムクロマトグラフィー
により精製した(シリカゲル、ジクロロメタン/酢11
エチル−9:l)。
2、−[1,1−ジメチル−2−(1,2,4−トリア
ゾル−1−イル)−エチル−4−(2−ナフチル)−1
−ブテン27.01  (理論値の73.8%)が黄色
油として得られた。
オレフィン性メチレン基に対する’H−NMR(CDC
Is中;300MHz);δ−4,91(I H,s)
及び5.05 (IH,s)。
ラネー・ニッケル152をメタノール400−中の4.
4−ジメチル−1−(2−す7チル)−5−(1,2,
4−トリアゾル−1−イル)−1−ペンテン−3−オン
672  (0,22モル)の溶液に加え、そして混合
物をオートクレーブ中にて90℃で水素90バール下に
て4時間撹拌した。
濾過及び濃縮後、4.4−ジメチル−1−(2−ナフチ
ル)−5−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−3
−ペンタノンが融点13.4℃の黄色固体として得られ
た。
2−ナツトアルデヒド59.3Lj (0,38モル)
及び3,3−ジメチル−4−(1,2,4−トリアゾル
−1−イル)−2−ブタノン63.57(0,38モル
)をエタノール200sJに溶解し、そして水15−中
の水酸化ナトリウム1.52の溶液を加えた。混合物を
室温で1時間撹拌し、固体水酸化ナトリウム0.51を
加え、混合物を更に1時間撹拌し、水50−を加え、そ
して混合物を一夜混合した。水i o ovを反応混合
物に加え、沈殿を吸引濾過し、ジクロロメタンに溶解し
、水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
濃縮した。
4.4−ジメチ、ルー1−(2−ナフチル)−5−(1
,2,4−)リアゾル−1−イル)−ペンテン−3−オ
ン1151 (理論値の99%)が融点103〜104
℃の白色固体として得られた。
水素化ナトリウム(パラフィン油中80%)602を3
時間にわたって無水ジメチルホルムアミド1,600論
β中の1.2.4−)リアゾール1381 (2モル)
の溶液中に導入し、その際に水素が激しく発生した。混
合物を室温で更に30分間撹拌した。3.3−ジメチル
−4−[(メチルスルホニル)オキシ】−2−ブタノン
を15分間にわたって滴下しながら加え、次に全体を9
5℃で一夜撹拌した。水100−を水41中に注いだ反
応混合物に連続的に加え、そしてジクロロメタンで6回
抽出した。−緒にした有機相を多量の水で1回洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濃縮した(高真空下
)。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロ
メタン/酢酸エチル−1=1)により3.3−ジメチル
−4−(1゜2.4−トリアゾル−1−イル)−2−ブ
タノン2901 (理論値の88%)がGCにより97
%の含有量を有する暗色油として得られた。
”HNMR(CDCI s中;300MHz):δ−1
,23(6H,s ; C(CHs)*) 、2−19
(3H,s  ; CHsCO) 、4.32  (2
H,s  ;CHI−トリアゾール)、7.90 (I
H,s)及びトリアゾール環プロトンに対して8.12
(IH。
3)。
次の一般式CI)の化合物は製造実施例1及び2並びに
本発明による方法の説明に従って得られた: f ロ    ロ       ロ    ロ    ロ 
   ロ=    ロ            へ  
  の    寸へ      葛   へ   へ 
  N使用例 次の試験管内実施例における比較物質として下記の化合
物を用いた: H (ヨーロッパ特許第0.044.606号から公知)(
ヨーロッパ特許第0.120.276号から公知)1里
男 実施例A 抗糸状菌試験管内活性 実験方法: 基質l−当り約5XlO”〜10’個の微生物の接種物
を用いて一連の希釈試験において試験管内試験を行った
。用いた栄養媒質は次のものであった: a)皮膚糸状菌及び分芽曹に対して:サボウラウズ(5
abouraud ’s)試験媒質、b)酵母に対して
:内油出液/デキストローズ肉汁。
培養温度は28〜37℃であり、そして培養期間は酵母
に関しては24〜96時間であり、そして皮膚糸状菌及
び分芽菌に関しては96時間であった。
この試験において、製造実施例1,2.5.7.9.1
O111,12及び13からの本発明による化合物は良
好な抗糸状菌作用を示した。その結果を第A表に示す。
!寸へへローへ口四田!N囚のC u30 −%/−CQ −−m N F) h 00■0−〜の岬−〇トφ■−−−−−
〜へC’Jへへへへへへへ 実施例B マウスカンジダ症における抗糸状菌生体 活性(経口) 実験方法: tpF−cp、タイプのマウスに生理学的食塩水中に懸
濁させた1〜2XlO@個の対数的に生長したカンジダ
細胞を静脈内に接種した。接種の1時間前及び7時間後
に、動物を各々の場合に体重1kg当りlO〜100e
Hの調製物で経口的に装置した。
結果: 未処置の動物は接種3〜6日後に死亡した。接種6日後
に生存割合は未処置対照動物においては約5%であった
この試験において、例えば本発明による化合物5.8及
び10は良好な作用を示した。その結果を第B表に示す
第B表 マウスカンジダ症における抗糸状菌生体内活性(経口) 製造実施例による化合物 5         +++ 8          ++++ 10                   ++++
+++++明: +++÷十−極めて良好な作用−接種6日後に90%生
存 +++十−良好な作用   −接種6日後に80%生存 +十十−作用      −接種6日後に60%生存 +十−弱い作用    −接種6日後に40%生存 十=微少の作用   −接種6日後に40%以下生存 n、a、          −未処置感染対照と差異
なし 実施例C/調製物 l)液剤: 式(I)による活性化合物    : 101アルコー
ル、純粋(96%)     :300.tミリスチン
酸イソプロピル     :g2)クリーム: 式(I)による活性化合物    : 102Aral
cel 60   、         :  202
(モノステアリン酸ソルビタン) Tween60              :   
15j(モノステアリン酸ポリエチレン (20)ソルビタン) 鯨うう 、合成            : 302(
飽和C1,〜C18脂肪酸及びCI4〜C1s脂肪アル
コールのエステル の混合物) Lanette O: l O0ji Eutanol G             : l
 35?(2−オクチル−ドデカノール) ベンジルアルコール       : 102水、脱イ
オン化         −:aS且J−1,0002 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、病気の調節に対する、一般式 式中、Arは随時置換されていてもよいアリールを表わ
し、 Xは−CH,CH,−1−CH−CH−1−OCH,−
または−5CH□−基を表わし、ここに酸素または硫黄
原子はアリール基に直接結合し、 Yは窒素原子またはCR”基を表わし、R1、Rff及
びR3は水素、ハロゲンまたはメチルを表わし、そして nは0、lまたは2の数を表わす、 のビスアゾリル誘導体及びその薬理学的に許容し得る酸
付加塩。
2、病気の調節に対する、Arが随時同一もしくは相異
なる置換基で−、二もしくは三置換されていてもよく、
その際に挙げ得る置換基にはハロゲン、炭素原子1〜4
個を有するアルキル、各々の場合に炭素原子1〜2個を
有するアルコキシ及びアルキルチオ、ニトロ、各々の場
合に炭素原子1〜2個及び同一もしくは相異なるハロゲ
ン原子、好ましくは例えばフッ素及び塩素原子1〜5側
を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ及びハ
ロゲノアルキルチオ、アルコキシ部分に炭素原子1〜4
個及びアルキル部分に炭素原子1〜2個を有するアルコ
キシイミノアルキルがあるフェニル並びにまた各々の場
合に随時ハロゲン及び炭素原子1〜2側を有するアルキ
ルよりなる群からの置換基で置換されていてもよいフェ
ニル、フェノキシ、ベンジル及びベンジルオキシを表わ
し:Arが加えて随時同一もしくは相異なる置換基で一
1二もしくは三置換され、その際に挙げ得る置換基には
ハロゲン、各々の場合に炭素原子1〜2個を有するアル
キル及びアルコキシ並びにまた炭素原子1〜2個及び同
一もしくは相異なるハロゲン原子、好ましくは例えばフ
ッ素及び塩素原子を有するハロゲノアルコキシがあるナ
フチルを表わし;Xが−CH,CH,−1−0CH!−
1−5CH,−または−〇H−CH−基を表わし;Yが
窒素原子またはCR”基を表わし;R’、R”及びR1
が水素、塩素、臭素またはメチルを表わし、そしてnが
011または2の数を表わす、上記lに記載のビスアゾ
リル誘導体及びその薬理学的に許容し得る酸付加塩。
3、病気の調節に対する、Arが随時同一もしくは相異
なる置換基で−、二もしくは三置換されていてもよく、
その際に挙げ得る置換基にはフッ素、塩素、臭素、メチ
ル、メトキシ、メチルチオ、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、
メトキシイミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキ
シイミノメチル並びにまた各々の場合に随時フッ素、塩
素及びメチルよりなる群からの置換基で置換されていて
もよいフェニル、フェノキシ、ベンジル及ヒペンジルオ
キシがあるフェニルを表わし;Arが加えてす7チルを
表わし;Xが−CH! CHx−1−OCH,−1−3
CH,−または−CH−CH−基を表わし;Yが窒素原
子またはCR”基を表わし;R1%R1及びR3が水素
、塩素またはメチルを表わし;そしてnが0、lまたは
2の数を表わす、上記lに記載のビスアゾリル誘導体及
びその薬理学的に許容し得る酸付加塩。
4、糸状菌症の調節に対する上記1〜3のいずれかに記
載のビスアゾリル誘導体。
5、上記1〜3のいずれかに記載のビスアゾリル誘導体
を含む薬剤。
6、上記1〜3のいずれかに記載のビスアゾリル誘導体
を含む抗糸状菌剤。
7、病気の調節に対する上記1〜3のいずれかに記載の
ビスアゾリル誘導体の使用。
8、糸状菌症の調節に対する上記1〜3のいずれかに記
載のビスアゾリル誘導体の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、病気の調節のための、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Arは随時置換されていてもよいアリールを表わ
    し、 Xは−CH_2CH_2−、−CH=CH−、−OCH
    _2−または−SCH_2−基を表わし、ここに酸素ま
    たは硫黄原子はアリール基に直接結合し、 Yは窒素原子またはCR^3基を表わし、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲンまたはメチ
    ルを表わし、そして nは0、1または2の数を表わす、 のビスアゾリル誘導体及びその薬理学的に許容し得る酸
    付加塩。 2、特許請求の範囲第1項記載のビスアゾリル誘導体を
    含む薬剤。 3、病気の調節のための特許請求の範囲第1項記載のビ
    スアゾリル誘導体の使用。
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