JPH01101808A - 移植機の覆土機構 - Google Patents

移植機の覆土機構

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JPH01101808A
JPH01101808A JP26048487A JP26048487A JPH01101808A JP H01101808 A JPH01101808 A JP H01101808A JP 26048487 A JP26048487 A JP 26048487A JP 26048487 A JP26048487 A JP 26048487A JP H01101808 A JPH01101808 A JP H01101808A
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soil
soil covering
tube
seedling
transplant
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弘 藤本
Rokuro Kashima
鹿島 六郎
Kazuyoshi Ota
太田 万喜
Toyonori Sato
佐藤 豊典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主にマルチ膜体を被覆した畝に孔をあけなが
ら、レタス、白菜、キャベツ等の土付苗を畝に植付けて
いる移植機の覆土機構に関する。
(従来の技術) この種の従来技術は、第19図に示すように、移植筒9
7の後方に左右一対の横覆土輪152を転動可能に設け
ており、横覆土輪152の軸芯を対向内上方に傾斜させ
て、押圧する土を苗Rを挿入した植付は孔V側へ押動す
るようにしている。
この従来技術は左右覆土機能は良好であり、有効的であ
るが植付は孔Yへその前後から覆土するということはで
きなく、活着不良、枯死を生じ、苗の成育に支障を起す
この第1従来技術に並用可能な技術として、特開昭59
−179006号公報(第20図に図示)に開示された
ものがある。この第2従来技術は、移植筒97を下降し
て畝Nに突き刺し、蓋部材100を後方に回動して植付
は孔Yを形成しながら、その孔に苗Rを挿入し、前記蓋
部材100の開放動作に連動させて覆土輪152を後方
から植付は孔Y側へ押動している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記第2従来技術では、植付は孔Yを前方から
覆土することはできなく、また、後方からの覆土も、移
植筒97が土中にあるときで且つ蓋部材100が後方移
動するときであり、良好な覆土は期待し難いものである
(問題点を解決するための手段) 本発明は、現植付苗の直後と既植付筒の直前とに夫々前
後覆土輪を配置し、この各覆土輪を支持する支持杆を移
植筒又はリンク機構構成部材に枢支し且つ後部を下方へ
弾下するように構成することによって、前従来技術の問
題点を解決できるようにしたものである。
即ち、本発明における問題可決手段の具体的構成は、走
行車体にリンク機構を介して移植筒を支持すると共に、
前記リンク機構を介して移植筒を上下動させる駆動機構
を設け、前記移植機の後側方で畝上面を転動する左右1
対の横覆土輪を前記走行車体に設けた移植機の覆土機構
において、前記移植筒が植付けた現移植苗の直後に前覆
土輪を現移植苗の後方の既移植苗の直前に後覆輪を夫々
配置し、前後覆土輪を夫々後下り状の支持杆の後部に支
持し、この支持杆を前記移植筒又は移植筒に連結された
リンク機構の構成部材に横軸廻り回動自在に枢支すると
共に、各支持杆後部を下方へ弾下する付勢手段を設けた
点にある。
(作 用) 駆動アーム106の回動によって平行リンク96を介し
て移植筒98が下降動作をし、孔116の位置で畝Nに
突き刺さり、屈折リンク110によって蓋部材100が
開放されることによって植付は孔yを形成し、これと同
時に収納していた苗Rを落下させて植付ける。
前記移植筒98の下降動作に連動して前端が移植筒98
を枢支されている支持杆153F、 153Rも下降し
、支持杆153Fの後部の前覆土輪152Fを移植筒9
8の直後で畝Nに押圧し、支持杆153Rの後部の後覆
土輪152Rを移植筒98の後方の既植付筒Rの直前で
畝Nに押圧する。
各支持杆153F、 153Rはスプリング156によ
って後部が下方へ弾下されており、移植筒98の下降行
程では相対的に後部が後上方へ移動し、接地している後
覆土輪152Rは既植付筒Rへ前方から土を押動し、移
植筒98の上昇行程で相対的に後部が前下方へ移動し、
接地している前覆土輪152Fは移植筒98が植付けた
直後の現移植苗Rへ後方から土を押動する。
覆土は移植筒98の上昇行程中途で完了し、その後、前
後覆土輪152F、 152Rは移植筒98に同伴して
上昇し、現移植筒Rの上方を通過する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜18図において、移植機Aは大別して、走行機体
B及び植付機体Cを有する走行車体りと、走行機体Bに
設けられた左右駆動車輪Eと、左右車輪の高さ調整をし
て車体りの水平を維持する水平制御機構Fと、走行機体
B上に設けられた苗載台Gと、植付機体Cに搭載された
植付装置H及び穿孔機構Jと、植付機体Cに設けられた
前後案内機構に、L及び覆土機構−と、車輪Eを駆動し
且つ植付装置H及び穿孔機構Jを作動させる駆動機構n
等を備えている。
第1.2図において、車体りの主枠を形成する走′行機
体Bは、角筒材を平面視長方形に組んで車体lを形成し
、その後部にハンドル支柱2を溶着し、このハンドル支
柱2にハンドル3を固着し、ハンドル支柱2と車体1と
の間に後苗載台G1を取付る基枠4を設けている。G2
は車体1前部に設けた前苗載台である。前記本体1の後
部にはバッテリ5が搭載され、ハンドル3には操作盤6
が取付けられており、また、図示していないがクラッチ
レバ−等が設けられている。
前記本体10前後中途部には左右1対のブラケット7が
固着され、この各ブラケット7に回転軸8が支持され、
この回転軸8から後下方にホイールアーム9が上下揺動
自在に延設され、ホイール9の下端に駆動車輪Eが車軸
10を介して支持されている。
水平制御機構Fは左右車輪Eの相対高さを変更して、傾
斜地での車体りの水平を維持するものであり、その駆動
源はバッテリ5近くのモータ12である。モータ12は
本体1に立設されたブラケット13に固定されており、
その出力軸に駆動アーム14が取付けられている。J5
は車体1を左右に貫通した伝動軸で、両端に互いに略1
80°変位したアーム16a、 16bが固定されてい
る。左アーム16aには揺動アーム17が一体的に設け
られ、この揺動アーム17と駆動アーム14とがリンク
18で連結されている。左右1対のアーム16a、16
bの先端は夫々左右ホイールアーム9にリンク19を介
して連結されている。
前記水平制御機構Fは、モータブラケット13に水平セ
ンサ20及び1対のリミットスイッチ21が設けられて
おり、水平センサ20の傾斜検出によってモータ12を
駆動し、アームL4.17.16、リンク18,19及
び伝動軸15等を介して、左右ホイールアーム9を互い
に逆方向に上下揺動させ、車体りが絶対水平になるよう
に左右車輪Eの相対高さを調整する。左右車輪Eの高低
差は、駆動アーム14に固定の作動片22によって作動
する1対のリミットスイッチ21の位置を変更すること
によって調整される。
第1,2.10図において、走行機体Bの車体lの前端
には走行駆動軸30が支持されており、この走行駆動軸
30から車軸10まで、駆動機構Hの走行伝動系が形成
されている。31は植付機体Cに固定のモータで、第1
チェーン伝動手段32を介して横中軸33を駆動してお
り、この横中軸33は車体lに溶着した横筒軸34に貫
通されていて、外端側にスプロケット35を設けている
。このスプロケット35(複数枚)と走行駆動軸30上
のスプロケット36(複数枚)とアイドラスプロケット
37との間に多段変速手段38が構成されている。
前記走行駆動軸30と回転軸8との間には左右1対の第
2チェーン伝動手段40が設けられ、回転軸8と車軸1
0との間には左右1対の第3チェーン伝動手段41が設
けられ、回転軸8上には第2、第3チエーン伝動手段4
0.41間の動力を断接するクラッチ手段(図示せず)
が設けられ、ハンドル3のクラッチレバ−で操作可能と
なっている。前記クラッチ手段は左右車輪用に1対設け
られていて、一方を断にすることにより操向ができる。
走行機体Bが外枠であるのに対し、植付機体Cは内枠と
なっており、植付機体Cは前端−側が前記横筒軸34に
遊嵌し、他側が横筒軸34と回忌の挿脱自在な横筒軸3
4を介して走行機体Bと枢支連結されている。横筒軸3
4は走行機体Bと植付機体Cとを相対上下揺動自在に連
結しており、車輪Eの支持位置である回転軸8から前方
に離れており、後方にあっても良い。
この植付機体Cには第1.7図に示す如く、植付装置H
1穿孔機構J、前後案内機構に、L及び覆土機構−等が
取付けられている。
植付機体Cは角筒材を平面視略長方形に組んで内枠体4
3を形成し、この内枠体43から下方突出状にブラケッ
ト44,45,46.47を固定している。第1、第2
プラケッ1−44.45には前案内機構Kを構成するフ
ロントフォーク48(支持脚)とフロントアーム49と
の上端が枢支され、両者の下端がサイドローラブラケッ
ト50で枢支連結されていて平行リンク機構となってい
る。
前記フロントフォーク48にはマルチ膜体Qを被覆した
畝Nの上面を転動する円筒又は鼓状の押えローラ5工が
回転自在に支持され、サイドローラブラケット50には
畝Nの肩部を転動する左右1対のサイドローラ52が支
持されている。
左右各サイドローラ52は第7〜9図に示す如く、ブラ
ケット50に縦軸53を介して枢支されたアーム54に
傾斜軸55を介して支持されている。56はブラケット
50の中央でビン57を介して中央が枢支された揺動リ
ンクで、その両端と左右傾斜軸55の上端とはL字状の
リンク58を介して連結されている。
前記揺動リンク56はブラケット50との間に設けたス
プリング59(バネ体)によって第9図矢印方向に引張
られており、これによって、左右サイドローラ52.5
2は互いに内方向に弾圧され、畝肩に押圧される。上記
揺動リンク56及び両リンク58は両アーム54を互い
に連結するリンク機構を構成し、このリンク機構によっ
て、両アーム54は対象的に揺動され、両サイドローラ
52の中心が一定に保持される。
移植機Aは前輪がなく、そして前記サイドローラ52,
52が畝肩に弾圧されていることによって、走行中の操
向は畝Nに倣うことになる。
一方、第4ブラケツト47には後案内機構りが設けられ
ている。第4ブラケツト47の上下中途部には後サイド
ローラブラケット64(支持脚)が枢軸65を介して枢
支されており、このブラケット64の後端に1対の後サ
イドローラ66が畝幅方向位置調整自在に取付けられて
いる。
後サイドローラブラケット64の上端にはアーム67が
固着されており、このアーム67の先端とフロントフォ
ーク48との間は長さ調整可能なロンドロ8で連結され
ている。また、後サイドローラブラケット64の上下中
途部のピン69にはネジ軸70が回転自在に係合してお
り、このネジ軸70の先端は第4ブラケツト47のピン
71に螺合されている。
前記ネジ軸70の後端は車体りの後側から回転操作可能
なハンドル70aとなっており、このネジ軸70を回動
することにより、内枠体43に対するフロントフォーク
48と後サイドローラブラケット64の角度を同時に変
更可能であり、これによって、両者48・64の挟角が
変更して、ローラ51,66間距離を変更し、植付機体
Cの高さを調整することができる。即ち、前記ロンドロ
8及びネジ軸70等によって移植深さ調整手段72が構
成されており、ネジ軸70は後サイドローラブラケット
64の揺動規制、ロッド68はフロントフォーク48の
揺動規制をしている。
前記内枠体43の一側上部には支持枠74が固定されて
おり、この支持枠74の後上部にテーブル軸75が固定
されている。このテーブル軸75には植付装置Hの苗供
給機構Pを構成するターンテーブル76が縦軸廻りに回
転自在に支持されている。
第7.11.12図において、ターンテーブル76の下
面にはラチェット77が固定され、このラチェット77
の一方向廻止めをする係止爪78がテーブル軸75から
突出したブラケット79に枢支されている。
80はテーブル軸75に遊嵌されたアームで、先端にラ
チェット77と保合可能な送り爪81が枢支されており
、前記アーム80には連動ロッド82が連結されていて
、後述する平行リンク94によって揺動され、ラチェッ
ト77を1爪ずつ回動して、ターンテーブル76を間欠
回動させる。
ターンテーブル76には土付苗Rを入れる四角筒状の苗
筒83が周方向等間隔に複数個(例えば12個)配設さ
れており、各苗筒83の底は片開きMB2で開閉自在に
なっており、この蓋84はテーブル軸75側に固定のC
形ガイド棒85上に載った状態で閉鎖され、ガイド棒8
5の切欠部85aに達したときに開放され、苗筒83に
収納していた苗Rを落下させ、後述する移植筒97へ供
給する。
87と苗切れ検出手段であり、テーブル軸75から突出
した支持台88にリミットスイッチ89が固定され、且
つ検出棒90が縦軸廻り揺動自在に支持され、この検出
棒90に固定の作動片91がリミットスイッチ89を作
動する。前記苗筒83には検出棒90が挿入可能な切欠
部83aが形成されており、苗筒83内に苗Rが無いと
、検出棒90がその中に入るように揺動し、その揺動に
よってリミットスイッチ89を作動して、苗切れを検出
する。
第1.7.18図において、前記内枠体43上の支持枠
74の前上部には、第1平行リンク94a、94bが横
ピン廻りに揺動自在に支持され、両平行リンク94a、
94bの下端を連結している連結体95には第2平行リ
ンク96a、96bが横ピンを介して枢支連結され、こ
の第2平行リンク96a、96bの後下部に移植筒97
が装着されている。
移植筒97は苗筒83から供給された苗Rを一旦受持し
た後に畝Nへ移植するものであり、第4.13.14図
に示す如く、筒本体98が前方開放の横断面コ字状に形
成され、下端が鋸歯形状で、上部が第2平行リンク96
にピン99を介して連結されており、筒本体98に前方
開放側を閉鎖する蓋部材100が枢軸101を介して枢
支されている。筒本体98は側面視下細まり状であり、
蓋部材100の下部は筒本体98の背面下部に近接して
筒本体98底部を閉鎖しており、蓋部材100が枢軸1
01廻りに回動することにより、植付は孔Yを形成し且
つ筒本体98底を開閉して苗Rを落下させる。
103は内枠体43に枢支された駆動軸で、前記横中軸
33との間にチェーン伝動手段104とクラッチ手段1
05とが設けられ、これらによって駆動機構4の植付駆
動系が形成される。駆動軸103には駆動アーム106
が固定され、駆動アーム106の先端の軸107は第2
平行リンク96aの軸受部108に軸受を介して挿通係
合されている。
前記駆動軸103及び駆動アーム106の回転は、第1
5図に示すように、第1平行リンク94を揺動してその
先端に軌跡αを画かせ、且つ第2平行リンク96を揺動
してその先端の移植筒97に軌跡βを画かせる。駆動ア
ーム106は回転運動であるのに対し、移植筒97は上
下に長い略楕円形の運動をするので、移植筒97は下位
で畝Nに突刺っているときと、上位で苗筒83から苗R
を供給されるときとは低速で移行し、その間の上下動は
高速で移行する。
110は内枠体43の第3ブラケツト46と蓋部材10
0との間に設けた屈折リンクであり、移植筒97が最下
位置に達したときに直線状となり、移植筒97がその位
置から更に後上方へ移行すると、蓋部材100は同伴移
行できず、直線となった屈折リンク110によって引張
られて枢軸101を中心に揺動し、畝Nの土を押しのけ
ながら移植筒97下部側を開放する。この土の押しのけ
によって苗Rが落込む矩形状の植付は孔Yが形成される
。移植筒97が上位に移行すると第3ブラケツト46と
の間の距離が短かくなり、また、屈折リンク110がス
プリング111によって直線状になる方向に付勢されて
いることによって、蓋部材100は移植筒97底部を閉
鎖する。
前記第1平行リンク94の上端に苗供給機構Pを駆動す
る連動ロンド82が連結されており、第2平行リンク9
6は支持枠74に固定のブラケッ゛ト112との間に設
けたスプリング113によって上方向に引張られている
そして、上記第1平行リンク94、連結体95、第2平
行リンク96、屈折リンク110及び駆動アーム106
等により、移植筒97を駆動させる駆動機構を構成して
いる。
第1.4.16.18図において、穿孔機構Jを説明す
る。穿孔機構Jは苗R植付に先立って植付は対応位置の
マルチ膜体Qにガスバーナ115で孔116 (第8図
に図示)を形成するものであり、移植筒97と共に前後
案内機構に、Lの間に位置している。
ガスバーナ115はガス供給管を兼ねた取付管117を
介して取付台118に装着されている。取付台118に
はホルダ119が横軸120を介して揺動自在に支持さ
れ、取付管117はこのホルダ119に挿入されていて
上下位置調整自在に取付けられており、相対移動自在で
、下方弾圧用スプリング129を嵌装しており、且つそ
の上端はガスタンク121とホース122を介して接続
されている。尚、ガスタンク121は走行機体B上に搭
載されている。
前記取付台118は支持枠74の前部に固定のブラケッ
ト123に第3平行リンク124を介して連結されてお
り、スプリング125によって上方向へ弾圧され、スト
ッパ126によって上限位置が設定されている。
取付台118には後下方へ当接片127が突出され、こ
の当接片127に回動するコロ128が当接して、取付
台118及びガスバーナ115を上下動させる。
前記駆動アーム106先端の軸107にはアーム130
が固定されており、このアーム130の中途部にはタイ
ミング円板131に植設した軸132が貫通している。
このタイミング円板131には前記コロ128が突設さ
れ且つ多数の孔133が円形配列され、この孔133に
アーム先端に設けたピン134が択一的に係合しており
、タイミング円板131をスプリングに抗して軸方向に
引張ることによりピン134と孔133の係合が解除さ
れ、タイミング円板131を回動することによってピン
134と係合する孔133を選択でき、これによってア
ーム130に対するコロ128の位置が変更され、ガス
バーナ115の動きと移植筒97の動きのタイミングが
変更できる。
そのタイミングは例えば、移植筒97の上昇中にコロ1
28が当接片127を介してガスバーナ115を押し下
げ、移植筒97が上位で苗を受けとっているときに、ガ
スバーナ115でマルチ膜体Qに孔116を開け、移植
機への所定距離走行後に開口した孔116に移植筒97
が降下するように設定される。
ガスバーナ115の昇降駆動源は移植筒97と同様にモ
ータ31であり、モータ31から駆動アーム106に伝
達され、駆動アーム106からアーム130、タイミン
グ円板131、ビン134等で形成されるタイミング調
整手段138を介してガスバーナ115に伝達されてい
る。そして、前記タイミング調整手段138及びコロ1
28等によってガスバーナ115を下降させる押動手段
139が構成されている。
前記駆動アーム106の先端には作動片135が設けら
れ、支持枠74にはこの作動片135によって作動され
るリミットスイッチ136が取付けられている。このリ
ミットスイッチ136は移植筒97及びガスバーナ11
5が共に上位にあるときに、作動片135によってOF
Fになるものである。
前記ガスバーナ115は第16図に示す如く、噴出口1
40に金属製椀体141が設けられている。この椀体1
41は皿部142と環形部143とを有しており、皿部
142には噴出口140より小径で略回忌の孔144が
形成され、噴出口140から噴出される火炎のコア部の
みを通すようになっており、従って外炎は皿部142に
当って皿部142及び成形部143を加熱する。
成形部143の下縁は円形又は角形に形成されており、
外炎によって常時加熱されているため、マルチ膜体Qに
押し当てるだけで、円形又は角形等の孔116を開ける
。尚、ガスバーナ115は常に点火されていて、成形部
143を焼切った円形等のマルチ膜体片を、皿部142
の孔144を通る火炎で焼失させる。
前記椀体141はボルトナツト等によって噴出口140
のフランジ145に着脱自在に取付けられており、成形
部143の形状の異なるものに取替え可能である。
第21図は前記リミットスイッチ136と苗切れ検出用
リミットスイッチ89とモータ31始動用メインスイツ
チ137との電気回路を示しており、リミットスイッチ
89とメインスイッチ137とは直列に接続され、リミ
ットスイッチ136はそれらに並列接続されている。
即ち、苗R切れを生じてリミットスイッチ89が作動し
たり、走行又は植付は作業を停止するためにメインスイ
ッチ137をOFFにしたりしても、作動片135がリ
ミットスイッチ136をOFFにするまではモータ31
は作動し、移植筒97及びガスバーナ115を上方位置
まで移行させる。これによって、移植筒97及びガスバ
ーナ115が下位のときにモータ31が停止することが
なくなり、移植筒97が畝Nに突刺さったままになると
か、ガスバーナ115がマルチ膜体Qを広い範囲で燃す
という事故を未然に防止できる。
第1〜7図において、覆土機構−を説明する。
覆土機構−は左右1対の横覆土輪152L、 152P
と前後1対の前後覆土輪152F、 152Rを有して
いる。
前記左右横覆土輪152L、 152Pは第19図に示
した従来技術と同様に、支持杆153Lの後部を折曲し
て形成して軸部を対向的上方に傾斜して、覆土輪を傾斜
姿勢で転動可能に支持しており、左右支持杆153L、
 153Pは前上方向傾斜姿勢に配置され、その前部は
ブラケット47の下部から前部に突設されたL字形ブラ
ケット154に横軸155を介して、回動自在に支持さ
れている。156は支持杆153Lの後部を下方に弾下
しているスプリングであり、157は支持杆153Lの
一定以上の下方回動で阻止するストッパである。
前記前後覆土輪152F、 152Rは、夫々後下り状
の支持杆153F、 153Rの後部に横軸廻り回転自
在に支持されており、各支持杆153F、 153Rの
前部は移植筒97の筒本体98の側壁前部98aに横軸
155を介して枢支されている。各横軸155にはコイ
ルスプリング(付勢手段)156が嵌装されていて、支
持杆153の後部を下方へ弾下するように作用している
前記側壁前部98aには各支持杆153F、 153R
の一定以上の下向き回動を阻止するストッパ157が設
けられている。
前記前覆土輪152Fは移植筒97の真後に位置し、移
植筒97の下降行程中途から畝Nに接地し、最下降位置
に達するまでは後方移動するが、移植筒97が上昇する
ときはスプリング156の作用力を受けながら前方移動
し、走行車体りの走行も加わるため、移植筒97が植付
けた現移植筒Rに対してその後方から土を押動して植付
ける孔Yに覆土する。
また、前記後覆土輪152Rは現移植苗Rの1つ又は2
つ程度前、の既移植苗Rの直前に位置し、移植筒97の
下降行程中途から畝Nに接地し、最下降位置に達するま
での間、スプリング156の作用力を受けながら後方移
動し、既移植苗Rの前側の対を後方押動して覆土する。
移植筒97が上昇して一定高さ以上になると、各支持杆
163F、 153Rはストッパ157に当接して下方
回動が阻止されるため、前後覆土輪152F、 152
Rは移植筒97と共に上昇し、第3図仮想線で示すよう
に移植苗Rを乗越える高さとなる。
尚、前記前後覆土輪152F、 152Rの支持杆15
3F、 153Rは、横軸155を同君に配置したり 
又は平行リンク96に支持したり、スプリング及びスト
ッパを横覆土輪152Lのものと同一構造にしたり一方
の支持杆の横軸を他方の支持間の中途部に支持したりし
ても良い。
移植機Aにおける各構成部材の平面配置は第2図に示さ
れており、走行機体Bの前内部に植付機体Bが配置され
ていて、それらの幅方向中心は略一致しており、その中
心線Sに対し、ハンドル3は進行方向に対して右寄りに
偏位していて走行機体Bの左側には突出していなく、移
植筒97及びガスバーナ115は略中心線S上に位置し
、従って移植筒97に苗Rを供給するターンテーブル7
6は中心が左側に偏心していて、各苗筒83が移植筒9
7の真上を移動するように配置されている。
ターンテーブル76を挟んで前後に苗載台Gl、G2が
設けられており、それらに多数の土付苗Rを収納した苗
箱Tが載置されるが、それらは車体りから左右逆方向に
突出されている。これはターンテーブル76の側方で作
業員Uが歩きながら苗載台G2から苗筒83へ苗Rを手
動で供給するためであり、使用菌Rを載置する苗載台G
2はターンテーブル76の前方位置でより外方へ張出し
状に設けられていて、苗Rを取出し易くしており、予備
苗Rを載置する苗載台G1は右側に突出して左側に作業
員配置空間を確保している。作業員Uは駆動車輪Eが転
動する畝間溝の隣の溝を歩くことになり、車輪転動溝は
歩かなく、ハンドル3にも妨害されない。
ガスタンク121は右前部に配置されている。
このように、中心線Sに対して右側にハンドル3、苗載
台G1及びガスタンク121を配置し、左側にターンテ
ーブル76及び苗載台G2を配置することにより、移植
機への左右バランスが良好となり、苗供給等の作業性も
向上する。
第1.4図において、146はガスバーナ115から上
方突出されたガイド杆で、内枠体43に設けたガイド溝
147に挿通されていて、ガスバーナ115の上下動及
び前後動を許容しながら横プレを防止している。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種
々変形することができる。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、前後覆土輪を夫々後下り
状の支持杆の後部に支持して、移植筒の下降と共に献上
に接地させ、支持杆を付勢手段で後部を下方へ弾下して
前後覆土輪を畝に弾圧しているので、移植筒が上昇する
ときに、その直後の前覆土輪が現移植苗に後方から覆土
することができま、また前覆土輪より後方の後覆土輪が
移植筒の下降時に既移植苗の前方から覆土することがで
き、左右横覆土輪と共に移植苗を四方から確実に覆土す
ることができ、苗の成育を向上させることが可能になる
。また、覆土輪の支持杆は移植筒またはそれに連結され
たリンク機構の構成部材に支持されているので、移植筒
が前後動してもそれに追従することができ、移植筒に対
して前後覆土輪を常に適正配置することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示しており、第1図は全体側
面図、第2図は全体平面図、第3図は要部の拡大側面図
、第4図は植付機体の平面図、第5.6図は覆土作用を
示す断面図と平面図、第7図は植付装置の側面図、第8
.9図は前案内機構の斜視図と平面図、第10図は駆動
機構の要部を示す斜視図、第11図は苗供給機構の要部
を示す平面図、第12図は苗筒の側面図、第13図は移
植筒の正面図、第14図は第13図のW−XIt7線断
面図、第15図は移植筒及びガスバーナの動作説明図、
第16図はガスバーナの断面図、第17図はリミットス
イッチの電気回路図、第18図は移植筒及びガスバーナ
の駆動部分の斜視図、第19.20図は2従来技術を示
す夫々断面正面図と断面平面図である。 A・・・移植機、B・・・走行機体、C・・・植付機体
、D・・・車体、E・・・駆動車輪、F・・・水平制御
機構、G・・・苗載台、H・・・植付装置、J・・・穿
孔機構、K・・・前案内機構、L・・・後案内機構、M
・・・駆動機構、N・・・畝、P・・・苗供給機構、Q
・・・マルチ膜体、R・・・土付苗、W・・・覆土機構
、94.96・・・平行リンク、97・・・移植苗、1
52・・・覆土輪、153・・・支持杆、156・・・
スプリング。 特許出願人 久保田鉄工株式会社 同  上  小橋工業株式会社 嘉17図 B6 第16図       ヌ72図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行車体にリンク機構を介して移植筒を支持する
    と共に、前記リンク機構を介して移植筒を上下動させる
    駆動機構を設け、前記移植機の後側方で畝上面を転動す
    る左右1対の横覆土輪を前記走行車体に設けた移植機の
    覆土機構において、 前記移植筒が植付けた現移植苗の直後に前覆土輪を現移
    植苗の後方の既移植苗の直前に後覆輪を夫々配置し、前
    後覆土輪を夫々後下り状の支持杆の後部に支持し、この
    支持杆を前記移植筒又は移植筒に連結されたリンク機構
    の構成部材に横軸廻り回動自在に枢支すると共に、各支
    持杆後部を下方へ弾下する付勢手段を設けたことを特徴
    とする移植機の覆土機構。
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