JPH01100553A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH01100553A
JPH01100553A JP25726387A JP25726387A JPH01100553A JP H01100553 A JPH01100553 A JP H01100553A JP 25726387 A JP25726387 A JP 25726387A JP 25726387 A JP25726387 A JP 25726387A JP H01100553 A JPH01100553 A JP H01100553A
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JP
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charge
parts
resin
layer
charge generation
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JP25726387A
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English (en)
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Minoru Umeda
実 梅田
Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Kiyoshi Taniguchi
淑 谷口
Katsuichi Ota
勝一 大田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0528Macromolecular bonding materials
    • G03G5/0557Macromolecular bonding materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
    • G03G5/0571Polyamides; Polyimides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は電子写真感光体、特に有機材料を用いた電子写
真感光体に関する。
[従来技術] 電子写真複写機に使用される感光体は、最近安価、生産
性、無公害性を利点とする有機系の感光材料を用いたも
のが使用され始めている。
有機系の電子写真感光体には、ポリビニルカルバゾール
(PVK)に代表される光導電性樹脂、PVK−TNF
 (2,4,7)IJニトロフルオレノン)に代表され
る電荷移動錯体型、フタロシアニン−バインダーに代表
される顔料分散型、電荷発生物質と電荷輸送物質とを組
合せて用いる機能分離型の感光体などが知られており、
特に機能分離型の感光体が注目されている。
この様な機能分離型の高感度感光体を、カールソンプロ
セスに適用した場合、帯電性が低く、電荷保持性が悪い
(暗減衰が大きい)上、繰返し使用による、これら特性
の劣化が大きく、画像上に、濃度ムラ、カブリ、また反
転現象の場合地汚れを生ずるという欠点を有している。
一般に高感度感光体は、前露光疲労によって帯電性が低
下する。この前露光疲労は主に電荷発生材料が吸収する
光によって起こることから、光吸収によって発生した電
荷が移動可能な状態で感光体内に残留している時間が長
い程、またその電荷の数が多い程、前露光疲労による帯
電性の低下が著しくなると考えられる。即ち、光吸収に
よって発生した電荷が残留している状態で帯電操作をし
ても、残留しているキャリアの移動で表面電荷が中和さ
れるため、残留電荷が消費されるまで、表面電位は上昇
しない。従って、前露光疲労骨だけ表面電位の上昇が遅
れることになり、見掛は上の帯電電位は低くなる。
上述の欠点に対して例えば、特開昭47−6341、4
8−3544および4B−12034号には硝酸セルロ
ース系樹脂中間層が、特開昭48−47344.52−
25838.58−80757.58−63945.5
8−95351.58−98719および6〇−662
58号にはナイロン系樹脂中間層が、特開昭48−26
141には酢酸ビニル系樹脂中間層が、特開昭49−8
9H2および52−10138号にはマレイン酸系樹脂
中間層が、そして特開昭58−105155号にはポリ
ビニルアルコール樹脂中間層がそれぞれ開示されている
また中間層の電気抵抗を制御するべく種々の導電性添加
物を樹脂中に含有させた中間層が提案されている。例え
ば、特開昭51−135942号にはカーボンまたはカ
ルコゲン系物質を硬化性樹脂に分散した中間層が、特開
昭52−82238号には四級アンモニウム塩を添加し
てイソシアネート系硬化剤を用いた熱重合体中間層が、
特開昭55−1180451号には抵抗調節剤を添加し
た樹脂中間層が、特開昭58−58556号にはアルミ
ニウムまたはスズの酸化物を分散した樹脂中間層が、特
開昭58−98082号には有機金属化合物を添加した
樹脂中間層が、特開昭58−93083.60−973
88および60−111255号には導電性粒子を分散
した樹脂中間層が、さらに特開昭59−84257.5
9−93453およびH−32054号にはTiO2と
SnO2粉体とを分散した樹脂中間層が開示されている
さらにまた電気抵抗のかわりに電荷の移動性を制御しよ
うという考え方から、マイナス電荷移動性の物質として
の電子受容性の有機化合物を含有した樹脂中間層が提案
されている。例えば、特開昭58−89433号には多
環芳香族ニトロ化合物を添加した有機高分子光導電体中
間層が、また特開昭54−4114.59−16014
7および59−170846号には電子受容性有機物を
含有する樹脂中間層が開示されている。
しかしながら、くり返し使用による帯電性の低下、とり
わけ帯電電位の立上りの遅れに関しては未だに不充分で
あり、より一層の改善が望まれていた。
[目  的] 本発明は従来技術の上記欠点を改善し、帯電性の低下が
なく、特に帯電電位の立上りを改善した電子写真感光体
を提供することを目的としている。
[構  成] 本発明者らは導電性基体上に電気発生層と電荷輸送層を
積層してなる電子写真感光体の電荷発生層に着目して、
前記の欠点を解消すべく検討した結果、該電荷発生層中
に、アルコキシメチル化ナイロンを含有させることによ
って、繰り返し使用後の帯電電位の立上りの遅れのない
電子写真感光体が得られることを見出し、本発明に至っ
た。
すなわち、本発明の構成は導電性基体上に電荷発生層と
電荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、上
記電荷発生層がアルコキシメチル化ナイロンを含有して
いる電子写真感光体である。
以下、図面にそって本発明を説明する。
第1図は本発明の電子写真用感光体の構成例を示す断面
図であり、導電性基体11上に電荷発生層13、次いで
電荷輸送層14を設けたものである。
第2図は本発明の別の構成例を示す断面図であり、導電
性基体11と電荷発生層13の間に、中間層12を設け
たものである。
第3図、第4図は本発明の更に別の構成例を示す断面図
であり、導電性基体11上に先ず電荷輸送層14を、次
いで電荷発生層中8を設けたものである。
導電性基体11としては、体積抵抗1010Ωcm以下
の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ニッケル
、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸
化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着又は
スパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプ
ラスチック、紙に被覆したもの、あるいは、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板お
よびそれらをり、1.、 1.1.。
押出、引抜き等の工法で素管化後、切削、超仕上げ、研
摩等で表面処理した管等を使用することができる。
次に電荷発生層13について説明する。
電荷発生層13は、電荷発生物質を主材料とした層で、
バインダー樹脂と共に構成される。
本発明においてはバインダー樹脂としてアルコキシメチ
ル化ナイロンが用いられる。アルコキシメチル化ナイロ
ンは下記一般式で表わされる構造を有する。
(□+n)≧0.18であることが好ましく、またRは
炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。
また、アルコキシメチル化ナトロンと共に他の樹脂を混
合して用いることも可能であり、共重合ポリアミド、ポ
リウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン
、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビ
ニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール、ポリアクリルアミドなどが用いられる。
電荷発生物質としては、シーアイピグメントブルー25
[カラーインデックス(CI)211801 、シーア
イピグメントレ・ソド41(CI  21200) 、
シーアイアシッドレッド52(CI  45100) 
、シーアイベーシックレッド52 (CI  4510
0) 、シーアイベーシックレッド3 (CI  45
210) 、さらに、ポルフィリン骨格を有するフタロ
シアニン系顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(
特開昭53−95033号公報に記載)、ジスチリルベ
ンゼン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−13345
5号公報に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭53−132547号公報に記載)、ジ
ベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−
217287号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を
有するアゾ顔料(特開昭54−12742号公報に記載
)、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−
22884号公報に記載)、ビススチルベン骨格を有す
るアゾ顔料(特開昭54−17733号公報に記載)、
ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭54−2129公報に記載)、ジスチリルカルバゾ
ール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−17734号
公報に記載)、さらに、シーアイピグメントブルー11
3 (CI  74100)等のフタロシアニン系顔料
、シーアイバットブラウン5 (CI  73410)
 、シーアイバットダイ(CI  73030)等のイ
ンジゴ系顔料、アルゴスカーレットB(バイオレット社
製)、インダンスレンスカーレットR(バイエル社製)
等のペリレン系顔料などが挙げられる。
これら電荷発生物質の中でも特にアゾ顔料が好適である
。更にアゾ顔料の中でも下記−般式(I)に示されるト
リスアゾ顔料、または一般式(n)で示されるジスアゾ
顔料が好ましい。
であり、ここでX’、Ar’、Ar2、R’、R2は次
の通りである。
XI=ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、もし
くはインドール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環な
どのへテロ環、またはそれらの置換体、 Ar’ :ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、
もしくはジベンゾフラン環などのへテロ環またはそれら
の置換体、 Ar’ :ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環ま
たはそれらの置換体、 R1,水素、低級アルキル基またはフェニル基あるいは
その置換体、 R2,低級アルキル基、フェニル基、カルボキシル基ま
たはそのエステル) (n) (式中、A2は であり、ここでX2、Ar’、Ar2、Ar3、R’、
R2、R3は次の通りである。
X2.ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、もし
くはインドール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環な
どのへテロ環、またはそれらの置換体、 Ar’ 、Ar3:ベンゼン環、ナフタレン環などの芳
香族環、もしくはジベンゾフラン環などのへテロ環また
はそれらの置換体、Ar2:ベンゼン環、ナフタレン環
などの芳香族環またはそれらの置換体、 R1,R3:水素、低級アルキル基またはフェニル基あ
るいはその置換体、 R2,低級アルキル基、フェニル基、カルポル基または
そのエステル) これらトリスアゾ顔料およびジスアゾ顔料の具体例を例
示すれば次の第1表および第2表の通りである。
第1表ニ一般式(I)のトリスアゾ顔料No、    
      A’ し1 し1 第2表ニ一般式(II)のジスアゾ顔料υ N o、          A2 一  21  − 一  22 − これらの電荷発生物質は単独で、あるいは2種以上併用
して用いられる。
バインダー樹脂は、電荷発生物質100重量部に対して
2〜100重量部用いるのが適当であり、好ましくは5
〜50重量部である。
とりわけアルコキシメチル化ナイロンは電荷発生物質1
00重量部に対して2〜100重量部、好ましくは5〜
50重量部用いるのが適当である。
電荷発生層は、電荷発生物質とノくイングー樹脂ととも
に、テトラヒドロフルフリルアル−コール、ジメチルホ
ルムアミド、メタノール、エタノール、プロパツール、
テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、
ジクロルエタン等の溶媒を用いてボールミル、アトライ
ター、サンドミルなどにより分散し、分散液を適度に希
釈して塗布することにより形成できる。塗布は、浸漬塗
工法やスプレーコート、ビードコート法などを用いて行
うことができる。
電荷発生層の膜厚は、0。Ol〜5μm程度が適当であ
り、好ましくは0.1〜2μmである。
電荷輸送層14は、電荷輸送物質、バインダー樹脂を適
当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥するこ
とにより形成できる。
電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸送物質とがあ
る。
正孔輸送物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾール
およびその誘導体、ポリーγーカルバゾリルエチルグル
タメートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド
縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニ
ルフェナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾ
ール誘導体、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミン
誘導体、9−(p−ジエチルアミノスチリル)アントラ
セン、1。
1−ビス−(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン
、スチリルアントラセン、スチリルピラゾリン、フェニ
ルヒドラゾン類、α−フェルスチルベン誘導体等の電子
供与性物質が挙げられる。
電子輸送物質としては、例えば、クロルアニル、ブロム
アニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノンジ
メタン、2,4.7−ドリニトロー9−フルオレノン、
2,4,5。
7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2。
4、5.7−チトラニトロキサントン、2。
4、8−)リニトロチオキサントン、2,6。
8−トリニトロ−4H−インデノ [ 1 、 2−b
]チオフェン−4−オン、1,3.7−トリニトロジベ
ンゾチオフエンー5.5−ジオキサイドなどの電子受容
性物質が挙げられる。
これらの電荷輸送物質は、単独又は、2種以上混合して
用いられる。
バインダー樹脂としてはポリスチレン、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体
、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリニスチル、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ボリアリレート樹
脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロー
ス樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラール
、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ−
N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェ
ノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性または熱硬化
性樹脂が挙げられる。
溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トル
エン、モノクロルベンゼン、ジクロルエタン、塩化メチ
レンなどが用いられる。
また、本発明において電荷輸送層14中に可塑剤やレベ
リング剤を添加してもよい。
可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオクチルフタレ
ートなど一般の樹脂の可塑剤として使用されているもの
がそのまま使用でき、その使用量はバインダー樹脂に対
して0〜30重量%程度が適当である。
レベリング剤としてジメチルシリコーンオイル、メチル
フェニルシリコーンオイルなどのシリコーンオイル類が
使用されその使用量はバインダー樹脂に対して、0〜1
重量%程度が適当である。
電荷輸送層14の厚さは、5〜100μm程度が適当で
ある。
また、本発明において第2図および第4図に示されるよ
うに導電性支持体と、電荷発生層との間に中間層12を
設けることにより、本発明の効果を一層向上させること
が可能であリ、また接着性を改良することもできる。
中間層12には、S iOs A 1203等の無機材
料を蒸着、スパッタリング、陽極酸化などの方法で設け
たものや、ポリアミド樹脂(特開昭58− H757号
公報、特開昭58−98739号公報)、アルコール可
溶性ナイロン樹脂(特開昭60−198766号公報)
、水溶性ポリビニルブチラール樹脂(特開昭60−23
2553号公報)、ポリビニルブチラール樹脂(特開昭
58−108549号公報)、ポリビニルアルコールな
どの樹脂層を用いることができる。
また、上記樹脂中間層にZnO1Ti02、ZnS等の
顔料粒子を分散したものも、中間層として用いることが
できる。
更に本発明の中間層12としてシランカップリング剤、
チタンカップリング剤、クロムカップリング剤等を使用
することもできる。
中間層I2の膜厚は0〜5μmが適当である。
なお、本発明において感光層1の上にさらに、絶縁層や
保護層を設けることも可能である。
次に実施例および比較例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
なお、各成分の量(部)は重量部である。
実施例1 アルミニウムを蒸着したポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に下記組成の電荷発生層塗工液をドクターブレ
ードで塗布し、乾燥膜厚0.2μ■の電荷発生層を形成
した。
電荷発生層塗工液の組成 顔料No、2−6のジスアゾ顔料 8部メトキシメチル
化ナイロン(帝国 化学産業■製トレジンF 80)  0.5部テトラヒ
ドロフルフリルアルコール 250部 この上に下記組成の電荷輸送層塗工液をドクターブレー
ドで塗布し、乾燥膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、
本発明の電子写真用感光体を得た。
電荷輸送層塗工液の組成 下記構造式の電荷輸送物質 ポリカーボネート(帝人化成■製、 パンライトL−1250)   100部テトラヒドロ
フラン      800部比較例1 実施例1において電荷発生層中のメトキシメチル化ナイ
ロンの代りにポリビニルブチラール(電気化学工業■製
# 4000−1 )を用いたほかは、すべて実施例1
と同様にして電子写真用感光体を作成した。
実施例2 実施例1と同じ導電性基体上に実施例1と同じ電荷発生
層を設けた。
この上に下記組成の電荷輸送層塗工液をドクターブレー
ドで塗布し、乾燥膜厚zOμmの電荷輸送層を設け、本
発明の感光体を得た。
−30= 電荷輸送層塗工液の組成 ポリカーボネート(GE社製 レキサン−141) 100部 テトラヒドロフラン      750部比較例2 実施例2において電荷発生層中にメトキシメチル化ナイ
ロンを添加しないほがはすべて実施例2と同様にして電
子写真用感光体を作成した。
実施例3 厚さ0.2+nmのアルミニウム板上に下記組成の中間
層塗工液、電荷発生層塗工液および電荷輸送層塗工液を
順次、浸漬塗工法で塗布、乾燥し、中間層(膜厚0.3
μm)、電荷輸送層(0,2μff1)、電荷輸送層(
18μm)を順次形成した。
(1)中間層塗工液の組成 水溶性ポリビニルブチラール25%水溶液(積木化学工
業■製エスレックW −201)50部 水                     150
部メタノール         200部(2)電荷発
生層塗工液の組成 顔料No、1−18のトリスアゾ顔料3部ブトキシメチ
ル化ポリアミド(帝国 化学産業■製)  1部 ポリエステル(東洋紡績■製 バイロン200) 0.5部 ジメチルホルムアミド     200部テトラヒドロ
フラン      50部(3)電荷輸送層塗工液の組
成 下記構造式の電荷輸送物質 ポリカーボネート(帝人化成 ■製パンライトに−1300)  100部塩化メチレ
ン        800部比較例3 実施例3において電荷発生層中のブトキシメチル化ポリ
アミドの代りにポリエステル(東洋紡績■製バイロン2
00)を用いたほかは、すべて実施例3と同様にして電
子写真用感光体を作成した。
実施例4 実施例3と同じ導電性基体上に実施例3と同じ中間層、
電荷発生層を順次設けた。
この上に下記組成の電荷輸送層塗工液を浸漬塗工法で塗
布、乾燥し、乾燥膜厚18μmの電荷輸送層を設けた。
電荷輸送層塗工液の組成 下記構造式の電荷輸送物質 ボリアリレート(ユニチカ■製U −100)100部 塩化メチレン        800部比較例4 実施例4において電荷発生層中にブトキシメチル化ポリ
アミドを添加しないほかはすべて実施例4と同様にして
電子写真用感光体を作成した。
実施例5 実施例1と同じ導電性基体上に下記組成の電荷輸送層塗
工液をドクターブレードで塗布し、乾燥膜厚20μmの
電荷輸送層を設けた。
電荷輸送層塗工液の組成 下記構造式の電荷輸送物質 ポリカーボネート(蛮人化成■製 パンライトC−1400)  100部テトラヒドロフ
ラン      800部この上に下記組成の電荷発生
層塗工液をスプレーコート法により塗布し、乾燥膜厚0
.3μmの電荷発生層を設けて本発明の電子写真感光体
を得た。
電荷発生層塗工液の組成 顔料No、1−27のトリスアゾ顔料3部ポリエステル (東洋紡績■バイロン800) 0.5部メトキシメチ
ル化ポリアミド (帝国化学産業■製トレジンE F −30)0.5部 シュウ酸           0.02部ジメチルホ
ルムアミド     250部比較例5 実施例5において電荷発生層中にメトキシメチル化ポリ
アミドとシュウ酸を添加しないほかはすべて実施例5と
同様にして電子写真用感光体を作成した。
実施例6 実施例3と同じ導電性基体上に下記組成の中間層塗工液
、電荷輸送層塗工液および電荷発生層塗工液を順次スプ
レーコート法によって塗布、乾燥し、中間層(膜厚0.
5μll1)、電荷輸送層(20μl11)、電荷発生
層(0,3μll1)を順次形成した。
(1)中間層塗工液の組成 アルコール可溶性ナイロン (東し■製アミランCM8000)  2部メタノール
         150部イソプロピルアルコール 
   100部(2)電荷輸送層塗工液の組成 下記構造の電荷輸送物質 ポリカーボネート(実施例3に同じ) 100部 塩化メチレン        500部モノクロロベン
ゼン      300部(3)電荷発生層塗工液の組
成 顔料No、2−7のジスアゾ顔料 3部ブトキシメチル
化ポリアミド (実施例3に同じ)2.5部 テトラヒドロフルフリルアルコール 200部 メタノール          50部比較例6 実施例6において電荷発生層中のブトキシメチル化ポリ
アミドの代りにポリビニルブチラール(積木化学■製エ
スレックBL−1)を用いたほかはすべて実施例6と同
様にして電子写真用感光体を作成した。
以上の様に作成した電子写真感光体は静電複写紙試験装
置(川口電機製作新製5P−428型)を用いて、次の
ように電子写真特性を評価した。まず、−5,5kV 
(もしくは十B、OkV )の放電電圧にてコロナ放電
を15秒間行い、次いで暗減衰を行い表面電位が−80
0V (、もしくは+800V)になったところで、5
1uxのタングステン光を照射した。
この時の帯電開始後2秒の表面電位v2(■)、および
光照射の際、表面電位が一400V(もしくは+400
V)になるために必要な露光量E I/2 (lux−
see)を測定した。
更にこの感光体に色温度285B”にのタングステン光
を100.0001ux 11sec照射して、光疲労
させた後、再び前記と同様にして帯電電位V2−(V)
、露光量E I/2 (Lux−see)を測定した。
この様にして測定した評価結果を表1に示す。
表1 *l;15秒間帯電後も一800vまで帯電せず、測定
不可、*2;15秒間帯電後も+800vまで帯電せず
、測定不可、[効  果] 以上説明したように、本発明によれば感光体の繰返し使
用後の帯電特性の劣化を防ぐことが可能となる。
すなわち、複写機、プリンター等の画像濃度低下、画像
濃度ムラ、カブリ、あるいは反転現像時においては地肌
汚れのない良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は本発明の電子写真感光体の実施例
の断面図である。 1・・・感光層、11・・・導電性基体、12・・・中
間層、13・・・電荷発生層、14・・・電荷輸送層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性基体上に電荷発生層と電荷輸送層を積層してなる
    電子写真感光体において、上記電荷発生層がアルコキシ
    メチル化ナイロンを含有していることを特徴とする電子
    写真感光体。
JP25726387A 1987-10-14 1987-10-14 電子写真感光体 Pending JPH01100553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163578A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Canon Inc 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

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