JPH01100042A - ホウロウ引きセメント製品の製造方法 - Google Patents
ホウロウ引きセメント製品の製造方法Info
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- JPH01100042A JPH01100042A JP25779687A JP25779687A JPH01100042A JP H01100042 A JPH01100042 A JP H01100042A JP 25779687 A JP25779687 A JP 25779687A JP 25779687 A JP25779687 A JP 25779687A JP H01100042 A JPH01100042 A JP H01100042A
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Links
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はホウロウ引きセメント製品の製造方法に関す
る。
る。
従来、セメント製品、主として繊維補強セメント板材な
どにおいて、表面装飾性、並びに耐吸水性等を付与する
ことを目的としてホウロウ引きとすることが行なわれて
いる。
どにおいて、表面装飾性、並びに耐吸水性等を付与する
ことを目的としてホウロウ引きとすることが行なわれて
いる。
ところで、ホウロウ引きは周知のように高温で焼成する
必要が有り、このときセメント組成物の結晶水が遊離す
る結果、基材であるセメント板の強度が著しく低下する
問題が有り、これを解決するため、セメント組成物の骨
材として磁器質シャモットや抗火石等熱履歴を有する耐
火材を用いたり、耐熱ファイバーを添加し、ホウロウ焼
成時の母材の劣化を防止し、焼成後に水中又は蒸気養生
を行ない、失った水分を補給して強度を再現することな
どが行なわれている。
必要が有り、このときセメント組成物の結晶水が遊離す
る結果、基材であるセメント板の強度が著しく低下する
問題が有り、これを解決するため、セメント組成物の骨
材として磁器質シャモットや抗火石等熱履歴を有する耐
火材を用いたり、耐熱ファイバーを添加し、ホウロウ焼
成時の母材の劣化を防止し、焼成後に水中又は蒸気養生
を行ない、失った水分を補給して強度を再現することな
どが行なわれている。
しかしながら、上記手段によっても、骨材の品質形状に
はばらつきが大きく、これに起因するコンクリート基材
の耐熱性の不均質性によりホウロウ焼成時に劣化又は爆
裂破壊を起こすことが有る問題が有った。
はばらつきが大きく、これに起因するコンクリート基材
の耐熱性の不均質性によりホウロウ焼成時に劣化又は爆
裂破壊を起こすことが有る問題が有った。
また、かかる問題を回避し得てもその後の水中養生、ま
たは蒸気養生等の後養生に期間を要しすぎ、生産効率が
悪いと言った問題が有った。
たは蒸気養生等の後養生に期間を要しすぎ、生産効率が
悪いと言った問題が有った。
この発明は上記問題点に鑑み、焼成時のセメント基材の
劣化等を防止出来、しかも後養生の必要も無く、容易に
成形可能なホウロウ引きセメント製品の製造方法を得る
ことを目的としてなされたものである。
劣化等を防止出来、しかも後養生の必要も無く、容易に
成形可能なホウロウ引きセメント製品の製造方法を得る
ことを目的としてなされたものである。
即ち、この発明のホウロウ引きセメント製品の製造方法
はウオラストナイト（ＣａＯ−３ｉｆｔ）の再結晶化が
可能に調整されたガラス粒をセメント組成分に均一混合
し、水と共に混合して成形した成形体を養生硬化した後
、表面に施釉して焼成することを特徴とするものである
。
はウオラストナイト（ＣａＯ−３ｉｆｔ）の再結晶化が
可能に調整されたガラス粒をセメント組成分に均一混合
し、水と共に混合して成形した成形体を養生硬化した後
、表面に施釉して焼成することを特徴とするものである
。
この発明において使用されるウオラストナイト（ＣａＯ
・ＳｉＯ□）の再結晶可能なガラス粒は、珪砂、炭酸カ
ルシウム、長石等を１３５０℃〜１５００℃で溶解混合
し、しかる後、水冷して得られるザラメ状のガラス粒を
言う。
・ＳｉＯ□）の再結晶可能なガラス粒は、珪砂、炭酸カ
ルシウム、長石等を１３５０℃〜１５００℃で溶解混合
し、しかる後、水冷して得られるザラメ状のガラス粒を
言う。
骨材として上記ガラス粒をセメント組成物中に混合し、
押出成形等により成形体を成形し、養生硬化させた後、
成形品表面に施釉し焼成（８００℃〜８５０℃）すれば
熱によりセメント組成分中のガラス粒が再結晶し、ウオ
ラストナイト（ＣａＯ−３ｉＯりを生成して基材の高い
機械的強度が得られる。 従って、セメント組成物中の
結晶水飛散が生じても、これを補って高強度のものとな
し得る。
押出成形等により成形体を成形し、養生硬化させた後、
成形品表面に施釉し焼成（８００℃〜８５０℃）すれば
熱によりセメント組成分中のガラス粒が再結晶し、ウオ
ラストナイト（ＣａＯ−３ｉＯりを生成して基材の高い
機械的強度が得られる。 従って、セメント組成物中の
結晶水飛散が生じても、これを補って高強度のものとな
し得る。
なお、この発明において使用されるセメント組成物とし
ては従来周知の配合とされ、特に限定は無い。
ては従来周知の配合とされ、特に限定は無い。
次にこの発明の詳細な説明する。
珪砂 ４３ 重量部
炭酸カルシウム ３０
長石 ２７
上記材料を坩堝に入れ１３５０℃〜１５００℃で加熱し
、熔融させた後、水冷し、ザラメ状のガラス粒を得た０
次に上記ガラス粒とセメント組成物を下記配合として水
と共に均一混合し、板材体を押出成形した。
、熔融させた後、水冷し、ザラメ状のガラス粒を得た０
次に上記ガラス粒とセメント組成物を下記配合として水
と共に均一混合し、板材体を押出成形した。
セメント ２８ 重量部珪砂
５２ 〃ガラス粒
２０ 水 １６＃（外削）この成形
体を湿温養生後、釉薬を施した後、８００℃〜８５０℃
で焼成し、ホウロウ層を形成し、以後徐冷した。
５２ 〃ガラス粒
２０ 水 １６＃（外削）この成形
体を湿温養生後、釉薬を施した後、８００℃〜８５０℃
で焼成し、ホウロウ層を形成し、以後徐冷した。
常温まで冷却後、直ちに曲げ強度を測定したところ、平
均して１２０ｋｇ／ｃｍ”の強度であることが判明した
。
均して１２０ｋｇ／ｃｍ”の強度であることが判明した
。
この発明は以上説明したように、ウオラストナイトの再
結晶化をセメント組成物中で生じせしめるため、このガ
ラス質によってセメント基板の高強度化が図られ、高温
焼成するにもかかわらず高強度のホウロウ引きセメント
製品が得られる。
結晶化をセメント組成物中で生じせしめるため、このガ
ラス質によってセメント基板の高強度化が図られ、高温
焼成するにもかかわらず高強度のホウロウ引きセメント
製品が得られる。
Claims (1)
- （１）ウォラストナイト（ＣａＯ・ＳｉＯ＿２）の再結
晶化が可能に調整されたガラス粒をセメント組成分に均
一混合し、水と共に混合して成形した成形体を養生硬化
した後、表面に施釉して焼成することを特徴とするホウ
ロウ引きセメント製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25779687A JPH01100042A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ホウロウ引きセメント製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25779687A JPH01100042A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ホウロウ引きセメント製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100042A true JPH01100042A (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=17311226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25779687A Pending JPH01100042A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | ホウロウ引きセメント製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01100042A (ja) |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP25779687A patent/JPH01100042A/ja active Pending
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