JP7846493B2 - アンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法 - Google Patents

アンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法

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本発明は、アンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法に関する。
昨今のカーボンニュートラルの潮流から、従来の化石燃料の代替燃料として、水素やアンモニア等のカーボンレスなエネルギー源が注目されている。その中でも、高い体積エネルギー密度と、貯蔵および輸送の容易性から、内燃機関や外燃機関、ボイラー等の燃料としてアンモニアが有力視されている。
内燃機関や外燃機関、ボイラー等の燃料としてアンモニアを利用する場合、アンモニアの着火性や火炎伝播速度が従来から用いられてきた化石燃料と比べ劣るため、当該燃料アンモニアの一部を分解し、水素、窒素、およびアンモニアからなる改質ガスとすることで安定燃焼を達成し得ることが知られている。
アンモニアは触媒反応により効率的に分解することができるが、触媒の反応温度は一般的に200度以上の高温域にあるため、アンモニアを分解するアンモニア改質触媒へ熱を供給する必要がある。
特許文献1では、アンモニア分解部を加熱する第一加熱手段を備える固体酸化物形燃料電池システムが開示されている。
特開2017―084592
しかしながら、特許文献1に記載の固体酸化物形燃料電池システムは、発電モジュールから排出される燃焼排ガス中のアンモニアの自燃によりアンモニア改質に必要な熱を得ており、燃焼排ガス中に可燃性分がほとんど無い内燃機関やガスタービン、ボイラー等を後段機関として採用した場合は、アンモニア改質に必要な熱を確保することができない。
上記事情に鑑み、本発明は、アンモニア改質触媒へ、アンモニアの分解に必要な熱を改質ガスの需要先である後段機関の種類によらず安定的に供給し得るアンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、アンモニアを分解して水素を発生させる改質装置であって、
前記改質装置は、第1触媒層を有する第1触媒反応器と、燃焼器と、第1供給ラインと、第2供給ラインと、誘導加熱ヒーターと、メタルハニカム構造体である第2触媒層を有する第2触媒反応器と、を備え、
前記第1触媒反応器は、アンモニアから少なくとも水素を含む第1ガスを生成し、
前記第1供給ラインは、前記第1触媒反応器の下流側に接続され、
前記第2供給ラインは、前記第1供給ラインから分岐して前記燃焼器に接続され、
前記誘導加熱ヒーターは、前記第2触媒反応器を加熱し、
前記第2触媒反応器は、アンモニアから少なくとも水素を含む第2ガスを生成し、
前記燃焼器は、前記第2供給ラインを介して供給される前記第1ガスの一部または全部、および前記第2ガスを燃焼させ、
前記第1触媒層および前記第2触媒層は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、鉄、パラジウム、白金、金、銀、銅から選ばれる少なくとも1種の金属を含有し、
前記第2触媒反応器の容積は前記第1触媒反応器の容積の15%以下である、アンモニア改質装置。
また、本発明の第2の観点は、請求項1に記載のアンモニア改質装置の運転方法であって、
前記運転方法は第1触媒反応ステップと燃焼ステップと昇温ステップと電気加熱ステップと第2触媒反応ステップと、を備え、
前記第1触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第1ガスを生成し、
前記電気加熱ステップは、前記誘導加熱ヒーターで前記第2触媒反応器を昇温させ、
前記第2触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第2ガスを生成し、
前記燃焼ステップは、前記第1ガスの一部または全部、および前記第2ガスを燃焼させ、
前記昇温ステップは、前記燃焼ステップにおいて生成される燃焼熱で前記第1触媒反応器を昇温させる、アンモニア改質装置の運転方法。
本発明のアンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法によれば、アンモニア改質触媒へ改質ガスの需要先である後段機関の種類によらず安定的に熱を供給し得るアンモニア改質装置およびアンモニア改質装置の運転方法を提供することができる。
アンモニア改質装置1の全体図 アンモニア改質装置1の構成図A アンモニア改質装置1の構成図B アンモニア改質装置1の構成図C アンモニア改質装置2の構成図 第1実施形態のフローチャートの動作を示すものである。 第2実施形態のフローチャートの動作を示すものである。
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。以下に記載する実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
図1は、アンモニア改質装置1の全体図を示す図である。アンモニア改質装置1は、主として、第1触媒反応器11と、燃焼器12と、第1供給ライン13と、第2供給ライン14と、を備える。第1触媒反応器11へ供給されたアンモニアガスは、第1触媒反応器11内において所定の反応率で水素と窒素を含む改質ガスに分解される。生成された少なくとも水素を含む改質ガスは第1供給ライン13を介して後段へ配送され、一部または全部の改質ガスは第2供給ライン14を介して燃焼器12へ供給される。燃焼器12において、供給された改質ガスを燃料として生成した熱は、第1触媒反応器11へ供給され、アンモニアガスの分解反応に必要な熱源となる。
第1触媒反応器11は、主として、触媒層と、触媒層を格納する反応容器と、を備える。触媒層は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、鉄、パラジウム、白金、金、銀、銅から選ばれる少なくとも1種の金属を含有するものが採用されるが、これに限られない。また、反応容器は耐腐食性の観点からステンレス鋼が採用されるが、これに限られない。
所定の温度域に保持された第1触媒反応器11へアンモニアガスが流入すると、式(1)に示す反応式によりアンモニアから水素および窒素が生成される。
NH → 3/2H + 1/2N ・・・(1)
このとき、第1触媒反応器11の温度域は、200度から700度であることが好ましいが、より好ましくは、300度から700度である。
燃焼器12は、主としてバーナーを備えており、流量弁、点火装置、送風機をさらに備えていてもよい。
第1供給ライン13は、第1触媒反応器11で生成された改質ガスを後段に接続される需要先へ供給する流路を形成する。第1供給ライン13を介して供給される改質ガスは、ディーゼルエンジンやガスエンジンといった内燃機関、ボイラーや外燃機関へ供給されるが、需要先はこれらに限られず、例えば燃料電池であってもよい。
第2供給ライン14は、第1供給ライン13から分岐して、第1触媒反応器11で生成された改質ガスの一部または全部を燃焼器へ供給する流路を形成する。第2供給ライン14を介して燃焼器12へ供給された改質ガスは、燃焼器12の備えるバーナーにより燃焼され、生成された熱は第1触媒反応器11へ供給される。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態の一態様であって、アンモニア改質装置1の全体図を示す図である。なお、改質対象のアンモニアを液化アンモニアとして貯留しているアンモニアタンク31と、アンモニアタンク31とアンモニア改質装置1との間に設けられた熱交換器32と、アンモニア改質装置2の後段に設けられたガスエンジン41と、を組み合わせた場合におけるアンモニア改質装置1の構成図は図2に示す通りである。
アンモニアタンク31に貯留されている液化アンモニアが、熱交換器32を介して昇温され、アンモニアガスへ気化し、アンモニアガスはバルブ51で流量調整を行ったうえで第1触媒反応器11へ供給される。このとき、熱交換器32で用いられる熱源として、第1触媒反応器11の後段に接続されるガスエンジン41の燃焼排ガスの熱が利用され得る。その後、第1触媒反応器11において式(1)に示すアンモニアガスの分解反応が起き、生成された改質ガスの一部または全部が燃焼器12へ供給される。燃焼器12において当該改質ガスの燃焼により生成した熱は、第1触媒反応器11へ供給される。
ここで、燃焼器12で用いられる酸化剤として、第1触媒反応器11の後段に接続されるガスエンジン41の燃焼排ガス中に含まれる未燃焼の残存酸素が利用され得る。ガスエンジン41の燃焼排ガスはバルブ53で流量調整を行ったうえで燃焼器12へ供給される。第1触媒反応器11へ供給する熱の一部として燃焼排ガスの顕熱を利用することができるため、燃焼器12における燃焼燃料としての改質ガスの使用量を低減することが可能となる。
図3は、本実施形態の変形例を示したものである。ガスエンジン41の燃焼排ガス中における残留酸素濃度が十分でない場合は、燃焼器12で用いる酸化剤として空気を利用し得る。なお、酸化剤として利用する空気は、図3に示す通り、ガスエンジン41の燃焼排ガスの熱を熱源として、熱交換器33を介して昇温された状態で、バルブ53で流量調整を行ったうえで燃焼器12へ供給されることが好ましい。
また、図4は本実施形態の別の変形例を示したものである。図4に示す通り、アンモニアタンク31に貯留されている液化アンモニアは、第1触媒反応器11とバルブ52の間に設けられた熱交換器34を介して昇温され、アンモニアガスへ気化されても良い。このとき、熱交換器34で用いられる熱源として、第1触媒反応器11で生成された改質ガスの熱を利用することが好ましい。
上述の通り、燃焼排ガス中に可燃性分がほとんど無い内燃機関やガスタービン、ボイラー等をアンモニア改質装置の後段機関として採用した場合は、アンモニア改質に必要な熱を安定的に確保することができない。
そこで、需要先に供給する改質ガスの一部または全部を、アンモニアの分解に必要な熱源を確保するための燃料として活用するアンモニア改質装置1が考えられる。アンモニアガスの分解により得られた改質ガスの一部または全部を燃焼器の燃料として利用することで、燃焼器12にて安定的に燃焼させ、アンモニア改質装置1の熱源を安定的に確保することが可能となる。
ここで、アンモニアガスの一部を水素と窒素に分解して得られる、アンモニアと水素と窒素の改質ガスは、アンモニアガスに比べて燃焼性が良いことが一般的に知られており、上述の通り、燃焼器12の安定燃焼に資する。第1触媒反応器11におけるアンモニアガスの反応率は、5%以上70%以下であることが好ましいが、後段機関が内燃機関やガスタービン、ボイラー等の場合、より好ましくは30%以上60%以下である。
図6は、アンモニア改質装置1の定常運転時の動作を示すフローチャート図である。以下、このフローチャート図のフローに沿って、説明する。
アンモニアガスが第1触媒反応器11へ供給されると、第1触媒反応器11においてアンモニアの分解反応が起き(ステップS101)、アンモニアと水素と窒素の改質ガスが生成される。生成された改質ガスの一部または全部は、第2供給ライン14を介して燃焼器12へ供給され、燃焼器12において燃焼される(ステップS102)。燃焼によって発生した熱は、第1触媒反応器11へ供給され、第1触媒反応器11の触媒層が活性される温度域へ、第1触媒反応器11を昇温する(ステップS103)。
これにより、化石燃料といった燃焼性に優れた燃料を別途設けることなく、燃焼器12における燃焼を安定させ、アンモニア改質装置1の熱源を安定的に確保することが可能となる。
なお、アンモニア改質装置1の起動時は、燃焼性に優れる改質ガスは生成されておらず、燃焼器12にはアンモニアガスのみが供給されるが、上述の通り火炎伝播速度の遅いアンモニアガスのみでは燃焼が不安定になり得る。そこで、アンモニア改質装置1の起動時においては、燃焼器12へ別途助燃剤を供給する、あるいは、燃焼器12に備えられる点火装置を、改質ガスが供給されるまで稼働させるよう制御されることが好ましい。
<第2の実施形態>
本発明に係るアンモニア改質装置の第2の実施形態について、第1の実施形態とは異なる部分を中心に説明する。本実施形態におけるアンモニア改質装置2は、第2触媒反応器21と電気ヒーター22をさらに備える点でアンモニア改質装置1とは異なる。
図2に示すアンモニア改質装置1の後段に接続されるガスエンジン41の需要量が増加した際等において、第1触媒反応器11へ供給するアンモニアの流量が増加した場合、当該アンモニアの分解に、より多量の熱が必要となるため、第1触媒反応器11の温度を維持するためには燃焼器12への改質ガス供給量を増加しなければならず、ガスエンジン41への改質ガスの供給量が一時的に減少してしまう。
そこで、本実施形態が考えられる。図5は、アンモニア改質装置2の構成図を示す図である。第1の実施形態と同様熱交換器32を介して得られたアンモニアガスは、バルブ51で流量調整を行ったうえで第1触媒反応器11へ、バルブ54で流量調整を行ったうえで第2触媒反応器21へ、それぞれ供給される。第2触媒反応器21へ供給されたアンモニアガスは、電気ヒーター22により得られる熱を元にして高温となった第2触媒反応器21において式(1)に示す反応式にて分解され、生成された改質ガスは燃焼器12の燃料として供給される。
第2触媒反応器21は、主として、触媒層と、触媒層を格納する反応容器と、を備える。触媒層は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、鉄、パラジウム、白金、金、銀、銅から選ばれる少なくとも1種の金属を含有するものが採用されるが、これに限られない。また、反応容器は耐腐食性の観点からステンレス鋼が採用されるが、これに限られない。
ここで、式(1)に示す分解を100%の反応率で行うためには、アンモニアの低位発熱量の15%程度の反応熱が必要となり、後述するフローによりアンモニア改質装置2を稼働させることで、需要先の改質ガス需要量増加時、または需要先の起動時において追加で必要となる、第1触媒反応器11での反応熱を補填する。しかしながら、第1触媒反応器11と同程度の量の改質ガスを生成する必要はないため、第2触媒反応器21の反応容器容積は、第1触媒反応器11の反応容器容積よりも小さくてよく、好ましくは体積比で15%以下である。これにより、第2触媒反応器21のコストを低減させつつ、後述する電気ヒーター22による第2触媒反応器21の昇温を迅速に行うことが可能となり、また電気ヒーター22の稼働に必要な電力量を抑制することが可能となる。
また、上述の通り、アンモニアガスの一部を水素と窒素に分解して得られる、アンモニアと水素と窒素の改質ガスは、アンモニアガスに比べて燃焼性が良いことが一般的に知られており、燃焼器12の安定燃焼に資する。第2触媒反応器21におけるアンモニアガスの反応率は、5%以上70%以下であることが好ましいが、より好ましくは30%以上60%以下である。
電気ヒーター22は、第2触媒反応器21へ熱的に接するように配置されればよく、電気ヒーター22が第2触媒反応器21の反応容器内に収容されてもよい。電気ヒーター22の稼働に必要な電力は、外部から供給され得るが、電気ヒーター22と電気的に接続された蓄電池からの供給でもよく、これらに限られない。
図7は、アンモニア改質装置2の動作を示すフローチャート図である。以下、このフローチャート図のフローに沿って、説明する。
第1触媒反応器11で生成する改質ガスの需要量が増加した際、電気ヒーター22が稼働し第2触媒反応器21の加熱を開始する(ステップS201)。第2触媒反応器21が所定の温度まで昇温した後、バルブ54が開き、第2触媒反応器21へアンモニアガスが供給される。そして、第2触媒反応器21においてアンモニアの分解反応が起き(ステップS202)、アンモニアと水素と窒素の改質ガスが生成される。生成された改質ガスの全部は燃焼器12へ供給され、燃焼器12において、ガスエンジン41の燃焼排ガス中の残存酸素または空気と共に燃焼される(ステップS102)。燃焼によって発生した熱は、第1触媒反応器11へ供給され、第1触媒反応器11の触媒層が活性される温度域へ第1触媒反応器11を昇温する(ステップS103)。
また、改質ガスの供給先となるガスエンジン41が起動する際は、電気ヒーター22が稼働し第2触媒反応器21の加熱を開始する(ステップS201)。第2触媒反応器21が所定の温度まで昇温した後、バルブ54が開き、第2触媒反応器21へアンモニアガスが供給される。そして、第2触媒反応器21においてアンモニアの分解反応が起き(ステップS202)、アンモニアと水素と窒素の改質ガスが生成される。このとき、アンモニアの分解反応は吸熱反応であるため、電気ヒーター22によって熱の供給が続けられる。
生成された改質ガスの全部は燃焼器12へ供給され、燃焼器12において、ガスエンジン41の燃焼排ガス中の残存酸素または空気と共に燃焼する(ステップS102)。燃焼によって発生した熱は、第1触媒反応器11へ供給され、第1触媒反応器11の触媒層が活性される温度域へ第1触媒反応器11を昇温する(ステップS103)。第1触媒反応器11が所定の温度まで昇温した後、バルブ51が開き、第1触媒反応器11へアンモニアガスが供給される。そして、第1触媒反応器11においてアンモニアガスの分解反応が起き(ステップS101)、アンモニアと水素と窒素の改質ガスが生成される。
生成された改質ガスは、バルブ52によってガスエンジン41と燃焼器12へ所定の比率で供給される。燃焼器12へ供給された改質ガスは、燃焼器12において、ガスエンジン41の燃焼排ガス中の残存酸素または空気と共に燃焼する(ステップS102)。燃焼によって発生した熱は、第1触媒反応器11へ供給され、第1触媒反応器11の触媒層が活性される温度域に第1触媒反応器11を維持し(ステップS103)、電気ヒーター22の稼働および第2触媒反応器21へのアンモニアガスの供給を停止する(ステップS203)。
これにより、供給する改質ガスの需要量が増加した際、または改質ガスの供給先が起動する際に、アンモニアの分解に必要な熱源を電気から得られるため、別途の燃焼燃料が不要となり、またカーボンニュートラルが達成できる。
<その他の実施形態>
第2触媒反応器21の備える触媒層がメタルハニカム構造体であり、かつ、電気ヒーター22が誘導加熱ヒーターであってもよい。ここで、メタルハニカム構造体の触媒層における担体はアルミニウムやステンレス鋼が採用されるが、これに限られない。また、メタルハニカム構造体の触媒層における担持材は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、鉄、パラジウム、白金、金、銀、銅から選ばれる少なくとも1種の金属を含有するものが採用されるが、これに限られない。
第2触媒反応器21の触媒層を導電体とし、かつ電気ヒーター22に誘導加熱ヒーターを採用することで、当該触媒層を集中的に加温することができ、第2触媒反応器21を、必要な温度域まで迅速に昇温させることが可能となる。
なお、上述の実施形態は例として示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 アンモニア改質装置1
2 アンモニア改質装置2
11 第1触媒反応器
12 燃焼器
13 第1供給ライン
14 第2供給ライン
21 第2触媒反応器
22 電気ヒーター
31 アンモニアタンク
32、33、34 熱交換器
41 ガスエンジン
51、52、53、54 バルブ

Claims (4)

  1. アンモニアを分解して水素を発生させる改質装置であって、
    前記改質装置は、第1触媒層を有する第1触媒反応器と、燃焼器と、第1供給ラインと、第2供給ラインと、誘導加熱ヒーターと、メタルハニカム構造体である第2触媒層を有する第2触媒反応器と、を備え、
    前記第1触媒反応器は、アンモニアから少なくとも水素を含む第1ガスを生成し、
    前記第1供給ラインは、前記第1触媒反応器の下流側に接続され、
    前記第2供給ラインは、前記第1供給ラインから分岐して前記燃焼器に接続され、
    前記誘導加熱ヒーターは、前記第2触媒反応器を加熱し、
    前記第2触媒反応器は、アンモニアから少なくとも水素を含む第2ガスを生成し、
    前記燃焼器は、前記第2供給ラインを介して供給される前記第1ガスの一部または全部、および前記第2ガスを燃焼させ、
    前記第1触媒層および前記第2触媒層は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、鉄、パラジウム、白金、金、銀、銅から選ばれる少なくとも1種の金属を含有し、
    前記第2触媒反応器の容積は前記第1触媒反応器の容積の15%以下である、アンモニア改質装置。
  2. 前記第1触媒反応器または前記第2触媒反応器におけるアンモニアの反応率が5%以上60%以下である、請求項1に記載のアンモニア改質装置。
  3. 請求項1に記載のアンモニア改質装置の運転方法であって、
    前記運転方法は第1触媒反応ステップと燃焼ステップと昇温ステップと電気加熱ステップと第2触媒反応ステップと、を備え、
    前記第1触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第1ガスを生成し、
    前記電気加熱ステップは、前記誘導加熱ヒーターで前記第2触媒反応器を昇温させ、
    前記第2触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第2ガスを生成し、
    前記燃焼ステップは、前記第1ガスの一部または全部、および前記第2ガスを燃焼させ、
    前記昇温ステップは、前記燃焼ステップにおいて生成される燃焼熱で前記第1触媒反応器を昇温させる、アンモニア改質装置の運転方法。
  4. 請求項1に記載のアンモニア改質装置の起動方法であって、
    前記起動方法は、電気加熱ステップと、第1触媒反応ステップと、第2触媒反応ステップと、燃焼ステップと、昇温ステップと、停止ステップと、を備え、
    前記電気加熱ステップは、前記誘導加熱ヒーターで前記第2触媒反応器を加熱し、
    前記第2触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第2ガスを生成し、
    前記燃焼ステップは、前記第2ガスを燃焼させ、
    前記昇温ステップは、前記燃焼ステップにおいて生成される燃焼熱で前記第1触媒反応器を昇温させ、
    前記第1触媒反応ステップは、アンモニアから少なくとも水素を含む第1ガスを生成し、
    前記停止ステップは、前記電気加熱ステップにおける加熱と、前記第2触媒反応ステップにおける第2ガスの生成と、を停止する、アンモニア改質装置の起動方法。
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