JP7841914B2 - 水滴推定装置、および燃料電池車 - Google Patents
水滴推定装置、および燃料電池車Info
- Publication number
- JP7841914B2 JP7841914B2 JP2022046919A JP2022046919A JP7841914B2 JP 7841914 B2 JP7841914 B2 JP 7841914B2 JP 2022046919 A JP2022046919 A JP 2022046919A JP 2022046919 A JP2022046919 A JP 2022046919A JP 7841914 B2 JP7841914 B2 JP 7841914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back pressure
- pressure valve
- cathode
- gas
- fuel cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
例えば上記した特許文献1は、カソードオフガスが排出される排出管の入口付近のガス温度と出口付近のガス温度並びに発電に伴って燃料電池で生成された生成水量に基づいて排出管における残水量を推定しているが、燃料電池における直前の運転履歴や発電による生成水が排気に達するまでのタイムラグがある影響で、排気中にリアルタイムで発生する水滴量の推定には適用できないといった課題を有する。
まず本開示の好適な実施形態における係る燃料電池システム100の構成について、図1を参照しながら説明する。本実施形態における燃料電池システム100は、例えば水素タンクHTや燃料電池FCなどを備えた公知の燃料電池自動車(FCV)に搭載される。以下では、電動ターボチャージャETを搭載するFCVを一例にして説明するが、電動ターボチャージャETは必ずしも必須ではなく適宜これを省略してもよい。
次に本実施形態における燃料電池FCのカソードガスの吸気系および排気系の構造について詳述する。
図1に示すように、燃料電池FCへ酸素ガス(酸素を含む空気)を供給するカソードガス吸気系AISは、空気を取り入れる公知のエアフィルタAFと、エアフィルタAFで取り込んだ空気を圧縮する公知の電動ターボチャージャETと、この電動ターボチャージャETで圧縮されて温度上昇した圧縮空気を冷却する公知のインタークーラーI/Cと、を含んで構成されている。
次に、図2も参照しつつ、本実施形態の燃料電池システム100における制御装置10の構成について説明する。
図2に示すとおり、本実施形態の制御装置10は、上記した燃料電池FCのカソードオフガス流路における背圧弁BPVの下流側での水滴有無を推定する水滴推定装置として機能する。
また同図に示すとおり、本実施形態の制御装置10は、通信装置40を介してインターネットなど公知の外部ネットワークNETと接続可能に構成されていてもよい。かような通信装置40は、FCVと例えば外部サーバなどとの間で情報通信を行う機能を備えた公知の車載通信機器が例示できる。また、外部ネットワークNETとしては、上記したインターネットに限られず、例えば無線通信を介して各種情報を車車間で送受信可能な公知の情報通信ネットワークなども含まれる。
空気温度取得部13は、上記した第1温度センサTAMを介して、燃料電池FCのカソードオフガス流路における背圧弁入口(すなわち背圧弁BPVの上流側)のカソードオフガスの温度を計測する機能を有している。また、空気温度取得部13は、上記した第2温度センサTBMを介して、燃料電池FCのカソードオフガス流路における背圧弁出口(すなわち背圧弁BPVの下流側)のカソードオフガスの温度を計測する機能を有している。
例えば制御装置10の空気温度取得部13は、第1温度センサTAMに代えて、燃料電池FCを流出した直後のクーラント液(冷却水)の温度に基づいて背圧弁入口のカソードオフガス温度を推定するようにしてもよい。燃料電池FCから排出された直後の冷却水の温度は、カソードオフガスの温度とほぼ等価であると見做せるからである。かような場合には第1温度センサTAMの設置を省略でき、燃料電池システム100の更なるコストダウンに寄与することができる。
水滴存在判定部17は、上記した水蒸気流量推定部16が推定した水蒸気流量と、背圧弁BPV前後におけるカソードオフガスの温度差と、に基づいて、背圧弁BPVの下流(出口)側において水滴が存在するか否かの判定を行う機能を有している。より具体的に本実施形態の水滴存在判定部17は、カソードオフガスが背圧弁BPVを通過した時に蒸発した水蒸気量が十分に少ないときは背圧弁通過時に水滴が全て蒸発したと判断する一方で、背圧弁通過時に蒸発した水蒸気が多い(すなわち後述する判定閾値に近い)ときは水滴が蒸発しきらず残っていると判断する。
なお水滴存在判定部17による上記判定閾値を用いた判定手法について、理論的には上記した判定閾値に等しい場合に水滴の残りが存在すると判定するのが好ましいが、センサの精度などを鑑みて本実施形態では「判定閾値に近い」ことを基準とした(なお、この「近さ」の程度については具体的な数値を用いて後述する)。上記した理論的な判定手法を採用する場合には、水滴存在判定部17は、測定結果が判定閾値を下回れば水滴が存在せず、判定閾値を測定結果が上回れば何らかのミス(測定ミスや計算ミスなど)があったと判定してもよい。
次に図3も適宜参照しつつ、燃料電池システム100の制御装置10で実行されるカソードオフガス流路における背圧弁下流側での水滴有無の推定方法について説明する。
ここで、まず本開示における背圧弁下流側での水滴有無推定のメカニズムについて概略を示す。すなわち、燃料電池FCから排出されたカソードオフガスは、上記した背圧弁BPVを通過するときに絞り断熱膨張の状態変化(すなわち等エンタルピーで膨張する)を経ることになる。このとき、仮に背圧弁BPVの入口に水滴を含むオフガスが流れ込んだ時は、背圧弁BPVを通過する際に圧力が低下すると共に体積が膨張する。そして圧力が低下して体積が膨張したオフガスは、その変化分だけ飽和水蒸気量が増加することで、上記水滴が蒸発してその蒸発熱の分だけ顕熱が減少して温度が低下することになる。
従って、水滴を含むカソードオフガスが背圧弁BPVを通過する際の温度変化ΔTは、以下の式1で表すことができる。
「ΔfH2O,g」は背圧弁BPV前後の水蒸気流量差を、
「ΔHH2O,l→g」は水の蒸発熱を、
「ΔHloss」は背圧弁BPVでのエンタルピー損失を、
「fall」は背圧弁BPVを通過する流体(オフガス)の全体流量を、
「Cp」は背圧弁BPV出口における流体(オフガス)の比熱を、
「ΔT」は背圧弁BPV前後での流体(オフガス)の温度差を、
それぞれ示している。
すなわち制御装置10の水蒸気流量推定部16は、まず背圧弁BPV上流(入口)側での水蒸気流量finを推定する。ここで、背圧弁BPV上流(入口)側での圧力(250KPa,a)、質量流量(2.8mol/s)および温度(80℃)はステップ1で取得していることから、水蒸気流量推定部16は、飽和水蒸気量取得部14を介して取得した80℃における飽和水蒸気量(292g/cm3)に基づいて、下記の式2のとおり背圧弁BPV上流(入口)側での水蒸気流量finは「0.52mol/s」であると推定する。
すなわち制御装置10の水滴存在判定部17は、背圧弁BPV下流(出口)側における湿度は100%であると仮定して、公知の算出式を考慮して背圧弁BPV下流(出口)側における水蒸気流量foutの理論上の最大値fout, maxを次に示す式3のとおり推定する。なお下記式3において「e(T)」は、公知のTetensの式に基づく飽和蒸気圧の式を使用したものである。
なお、ΔfがΔfmaxに近い値か否かの閾値としては、例えば両者の差分が0.01未満であるなど、実験やシミュレーションによって適宜設定することができる。
また、制御装置10は、空気の分子量や比熱を、実際の空気の組成比に合わせて変動する値として扱ってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、これら実施形態や変形例に対して更なる修正を試みることは明らかであり、これらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
10 制御装置
FC 燃料電池
BPV 背圧弁
Claims (4)
- 一つ又は複数のプロセッサと、
前記一つ又は複数のプロセッサに通信可能に接続される一つ又は複数のメモリと、
を備えて燃料電池のカソードオフガス流路における背圧弁の下流側での水滴有無を推定する水滴推定装置であって、
前記プロセッサは、
前記背圧弁の上流側におけるカソードオフガスの温度を取得し、
前記背圧弁の下流側に配置された温度センサを介して前記カソードオフガスの温度を取得し、
前記背圧弁の上流側と下流側の前記カソードオフガスの温度差に基づいて、
「Δf H2O,g 」を、前記背圧弁の前後の水蒸気流量差とし、
「ΔH H2O,l→g 」を、水の蒸発熱とし、
「ΔH loss 」を、前記背圧弁でのエンタルピー損失とし、
「f all 」を、前記背圧弁を通過する前記カソードオフガスの全体流量とし、
「Cp」を、前記背圧弁の出口における前記カソードオフガスの比熱とし、
「ΔT」を、前記背圧弁の前後での前記カソードオフガスの温度差としたとき、
下記式(1)に従って背圧弁前後で蒸発した前記カソードオフガスの水分量を推定し、前記背圧弁の下流側での水滴の有無を判定する、
燃料電池のカソードオフガス流路における水滴推定装置。
(式1):
- 前記プロセッサは、
推定された前記背圧弁前後で蒸発した前記カソードオフガスの水分量が、前記背圧弁の入口空気圧力、入口空気流量、入口空気温度および開度と、これらの相関値のうち少なくとも一つ以上を用いて算出した前記背圧弁の通過時に蒸発可能な最大水分量に、近いか否かで上記水滴の存在を判定する、
請求項1に記載の水滴推定装置。 - 前記プロセッサは、
前記燃料電池が乾燥傾向であるか否かを判定し、
前記乾燥傾向であると判定された場合に前記背圧弁の下流側での水滴を減少させる制御を制限する、
請求項1に記載の水滴推定装置。 - 燃料電池と、
前記燃料電池のカソードオフガス流路における背圧弁の下流側での水滴有無を推定する請求項1に記載の水滴推定装置と、
を含む燃料電池車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022046919A JP7841914B2 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 水滴推定装置、および燃料電池車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022046919A JP7841914B2 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 水滴推定装置、および燃料電池車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023140874A JP2023140874A (ja) | 2023-10-05 |
| JP7841914B2 true JP7841914B2 (ja) | 2026-04-07 |
Family
ID=88205560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022046919A Active JP7841914B2 (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 水滴推定装置、および燃料電池車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7841914B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010073380A1 (ja) | 2008-12-26 | 2010-07-01 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の水分量推定装置及び燃料電池システム |
| JP2015095305A (ja) | 2013-11-11 | 2015-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池の劣化の進行度合いを検出する装置、燃料電池の劣化の進行度合いを検出する方法 |
| JP2018098124A (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
| JP2019087302A (ja) | 2017-11-01 | 2019-06-06 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池スタックが搭載された車両の排ガス配管構造 |
| US20210226236A1 (en) | 2020-01-16 | 2021-07-22 | Subaru Corporation | Fuel cell system, and method of estimating humidity in exhaust gas therefrom |
-
2022
- 2022-03-23 JP JP2022046919A patent/JP7841914B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010073380A1 (ja) | 2008-12-26 | 2010-07-01 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の水分量推定装置及び燃料電池システム |
| JP2015095305A (ja) | 2013-11-11 | 2015-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池の劣化の進行度合いを検出する装置、燃料電池の劣化の進行度合いを検出する方法 |
| JP2018098124A (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
| JP2019087302A (ja) | 2017-11-01 | 2019-06-06 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池スタックが搭載された車両の排ガス配管構造 |
| US20210226236A1 (en) | 2020-01-16 | 2021-07-22 | Subaru Corporation | Fuel cell system, and method of estimating humidity in exhaust gas therefrom |
| JP2021111599A (ja) | 2020-01-16 | 2021-08-02 | 株式会社Subaru | 燃料電池システムおよびその排気湿度推定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023140874A (ja) | 2023-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6696192B2 (en) | Fuel cell system | |
| JP4871219B2 (ja) | スタック入口のrhを増大させるためのシステムレベル調整 | |
| US20010010875A1 (en) | Humidification system for a fuel cell | |
| JP6766638B2 (ja) | 燃料電池冷却システム | |
| WO2000042671A1 (en) | Method and apparatus for maintaining neutral water balance in a fuel cell system | |
| JP5397387B2 (ja) | 燃料電池システム | |
| CN102484262B (zh) | 燃料电池系统以及燃料电池系统的运转方法 | |
| JP2007052936A (ja) | 燃料電池システム | |
| CN113140760B (zh) | 燃料电池系统及其排气湿度推断方法 | |
| JP2010020924A (ja) | 燃料電池システム | |
| WO2026025805A1 (zh) | 燃料电池热管理系统及方法 | |
| US9172103B2 (en) | Transient inlet relative humidity estimation via adaptive cathode humidification unit model and high frequency resistance | |
| JP5459223B2 (ja) | 燃料電池システム | |
| JP7841914B2 (ja) | 水滴推定装置、および燃料電池車 | |
| JP2008305700A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP4682386B2 (ja) | 燃料電池システム | |
| CN120600867A (zh) | 一种燃料电池电堆的湿度控制方法、装置以及系统 | |
| JP2008258040A (ja) | 加湿水量推定装置 | |
| JP3952758B2 (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2001216984A (ja) | 燃料電池用加湿システム | |
| JP2004119052A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2012164516A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2004039398A (ja) | 燃料電池システム | |
| JP2007242547A (ja) | 燃料電池システム | |
| WO2024008316A1 (en) | Method for controlling humidity of a membrane of a fuel cell |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20250205 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20251126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20251209 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20260130 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260303 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260326 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7841914 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |