JP7829837B2 - 水性インクジェット用インク - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態は、顔料水性分散体と、水と、水溶性有機溶剤とを含有する、水性インクジェット用インクであって、
前記顔料水性分散体が、活性水素原子含有成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを反応させてなるポリウレタン樹脂で分散された顔料を含有し、
前記活性水素原子含有成分(A)が、4級アンモニウム化合物(a1)を含有し、
前記有機ポリイソシアネート成分(B)が、直鎖又は分岐の脂肪族ポリイソシアネート(b1)、脂環式ポリイソシアネート(b2)及び芳香族ポリイソシアネート(b3)からなる群より選ばれる1種以上を含有し、
前記4級アンモニウム化合物(a1)の重量割合が、前記活性水素原子含有成分(A)と前記有機ポリイソシアネート成分(B)の合計重量を基準として、12重量%以上である、水性インクジェット用インクに関する。
前記顔料水性分散体が、活性水素原子含有成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを反応させてなるポリウレタン樹脂で分散された顔料を含有し、
前記活性水素原子含有成分(A)が、4級アンモニウム化合物(a1)を含有し、
前記有機ポリイソシアネート成分(B)が、直鎖又は分岐の脂肪族ポリイソシアネート(b1)、脂環式ポリイソシアネート(b2)及び芳香族ポリイソシアネート(b3)からなる群より選ばれる1種以上を含有し、
前記4級アンモニウム化合物(a1)の重量割合が、前記活性水素原子含有成分(A)と前記有機ポリイソシアネート成分(B)の合計重量を基準として、12重量%以上である。
以上の構成を有することで、広いpH領域で高い分散安定性を示すインクが得られる。
また、4級アンモニウム化合物は窒素原子にアルキル基が共有結合してイオン化しているため、対イオンが失われても電離状態にある。すなわち本実施形態に係る顔料水性分散体はpHが7以上の環境でも分散安定であり、水性インクジェット用インクとして成り立つことができる。
[1]3級アミノ基含有ポリカルボン酸とアンモニアを加え、形成したアンモニウム塩の脱水による3級アミノ基含有ポリアミドの生成。
[2]3級アミノ基含有ポリカルボン酸とアンモニアを加え、エステル交換による3級アミノ基含有ポリアミドとアルコールの生成。
[一般式(2)中、R5~R7はそれぞれ独立に炭素数1~4のアルキル基であり、X-は陰イオンである。]
これらの内、4級アンモニウム化合物(a1)の重量に対する窒素原子量の観点(親水性の観点)から、N-メチルジエタノールアミン、N-エチルジエタノールアミン、N-ブチルジエタノールアミン、N-tert-ブチルジエタノールアミン、N-ラウリルジエタノールアミン、N-ステアリルジエタノールアミン、ポリ(n=1~10)オキシエチレンオレイルアミンと硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルとの反応生成物が好ましく、N-メチルジエタノールアミン、N-エチルジエタノールアミンと硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルとの反応生成物がより好ましく、N-メチルジエタノールアミンと硫酸ジメチルとの反応生成物がさらに好ましい。
これらの内、4級アンモニウム化合物(a1)の重量に対する窒素原子量の観点(親水性の観点)から、3-(ジエチルアミン)-1,2-プロパンジオールと硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルとの反応生成物が好ましい。
以下に吸熱ピークのピークトップ温度の測定条件を記載する。
示差走査熱量計(例えばTAインスツルメンツ社製、Q2000)を用いて測定する。試料を20℃から10℃/分の条件で150℃まで第一回目の昇温を行い、続いて150℃から10℃/分の条件で0℃まで冷却し、続いて0℃から10℃/分の条件で150℃まで第二回目の昇温をした際の第二回目の昇温過程の吸熱ピークのトップを示す温度を吸熱ピークのピークトップ温度とする。
AOとしてはエチレンオキサイド(以下、EOと略称することがある)、プロピレンオキサイド(以下、POと略称することがある)1,2-、1,3-、2,3-又は1,4-ブチレンオキサイド等が挙げられる。
縮合型ポリエステルポリオールに使用できる低分子量2価アルコールの内好ましいのは、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6-ヘキサングリコール、1,9-ノナンジオール、1,10-デカンジオール、ビスフェノールAのEO又はPO低モル付加物及びこれらの併用である。
縮合型ポリエステルジオールの構成成分として、3価以上のアルコール及び3価以上のカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を含んでいてもよい。
20[Mn=2,000のポリエチレンアジペートジオール、三洋化成工業(株)製]、クラレポリオールP-2010[Mn=2,000のポリ-3-メチル-1,5-ペンタ
ンアジペートジオール]、クラレポリオールP-3010[Mn=3,000のポリ-3
-メチル-1,5-ペンタンアジペートジオール]、クラレポリオールP-6010[Mn=6,000のポリ-3-メチル-1,5-ペンタンアジペートジオール]、クラレポ
リオールP-2020[Mn=2,000のポリ-3-メチル-1,5-ペンタンテレフ
タレートジオール]、P-2030[Mn=2,000のポリ-3-メチル-1,5-ペ
ンタンイソフタレートジオール]等が挙げられる。
ポリラクトンポリオールの具体例としては、例えばポリカプロラクトンジオール、ポリバレロラクトンジオール及びポリカプロラクトントリオール等が挙げられる。
ポリイソシアネート成分は、1種を用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
[1]ポリオール成分、3級アミノ基含有ポリオール(a1-1)とポリイソシアネート成分とを、親水性溶剤の存在下又は非存在下で一段又は多段で反応させて、イソシアネート基を末端に有するポリウレタン樹脂を製造し、次いで4級化剤(a1-2)で4級化反応をする方法。
[2]3級アミノ基含有ポリオール(a1-1)と4級化剤(a1-2)とを親水性溶剤の存在下又は非存在下で一段又は多段で反応させて、4級アンモニウム化合物(a1)を製造し、次いでポリオール成分、ポリイソシアネート成分とを一段又は多段で反応させポリウレタン樹脂を製造する方法。
[3]ポリオール成分、3級アミノ基含有ポリオール(a1-1)とポリイソシアネート成分とを、親水性溶剤の存在下又は非存在下で一段又は多段で反応させて、イソシアネート基を末端に有するポリウレタン樹脂を製造し、次いで鎖伸長剤及び/又は反応停止剤とポリウレタン樹脂中のイソシアネート基とを反応させ、最後に4級化剤(a1-2)で4級化反応をする方法。
[4]ポリオール成分、3級アミノ基含有ポリオール(a1-1)とポリイソシアネート成分とを、親水性溶剤の存在下又は非存在下で一段又は多段で反応させてイソシアネート基を末端に有するポリウレタン樹脂を製造し、4級化剤(a1-2)で4級化反応をする。次いで水性媒体に分散させて、鎖伸長剤及び/又は反応停止剤とポリウレタン樹脂中のイソシアネート基とを反応させた後に、必要により親水性溶剤を留去する方法。
上記[1]~[4]の方法で製造したポリウレタン樹脂は、顔料水性分散体の製造で用いることができる。これらの内、顔料水性分散体の保存安定性の観点から[1]~[3]の方法がより好ましい。
親水性溶剤を使用した場合には、ポリウレタン樹脂製造後に必要によりこれを留去してもよい。
ポリウレタン樹脂の形成合成は、NCO基と実質的に非反応性の有機溶剤の存在下又は非存在下で行うことができる。イソシアネート基を末端に有するポリウレタン樹脂は、通常、0.5~10%の遊離NCO基含量を有する。NCO基と実質的に非反応性の有機溶媒として、上記の親水性溶媒が挙げられ、好ましいのはテトラヒドロフランである。
白色顔料としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ジルコニウムなどの無機顔料が挙げられる。無機顔料以外に、中空樹脂微粒子や、高分子微粒子を使用することもできる。
顔料の平均粒径は200~300nmであることが好ましい。顔料の平均粒径が200nm未満の場合は隠蔽力が不充分となる傾向がみられ、300nmを超える場合は吐出安定性が不充分となる傾向にある。
これらの内、本実施形態に係る顔料水性分散体を製造するのに適しているのは、初期分散性、保存安定性の観点から顔料と樹脂水性分散体を湿式で微細化し、機械エネルギーで分散させる方法と、転相乳化法である。
顔料と樹脂水性分散体を機械エネルギーで分散させる方法と転相乳化法では、塗膜を形成する自己分散性を持つポリウレタン樹脂で顔料粒子表面を吸着又は被覆するため、他のバインダー樹脂をインクに添加することなく、基材上に色材である顔料を固定できるため、堅牢度の観点からも好ましい。
転相乳化法のほうが顔料表面を樹脂で覆う構造を取るため、顔料表面がインク中に露出する頻度が低く、分散粒子として組成分布がなく、構造変化が起こりにくいため、保存安定性の観点からより好ましい。
本実施形態に係る顔料水性分散体は、例えば以下の[A]~[C]の製造方法等が挙げられる。
[A]上述の[1]の方法に記載のイソシアネート基末端を有するポリウレタン樹脂溶液中に顔料を添加し、混合、均一化し、次いで上記顔料を含む溶剤溶液を機械的解砕によって微細化し、微細化後にカルボキシル基を中和剤により塩として水性媒体に乳化分散させて、鎖伸長剤及び/又は反応停止剤とポリウレタン樹脂中のイソシアネート基とを反応させた後に、必要により親水性溶剤を留去する方法。
[B]上述の[2]の方法に記載のポリウレタン樹脂溶液中に顔料を添加し、混合、均一化し、次いで上記顔料を含む溶剤溶液を機械的解砕によって微細化し、微細化後にカルボキシル基を中和剤により塩として水性媒体に乳化分散させて、必要により親水性溶剤を留去する方法。
[C]上述の[3]の方法に記載のポリウレタン樹脂分散液に顔料を添加し、混合、均一化し、次いで上記顔料を含む水性分散液を機械的解砕によって微細化する方法。
1)錨型撹拌方式、2)回転子-固定子式方式[例えば「エバラマイルダー」(荏原製作所製)]、3)ラインミル方式[例えばラインフローミキサー]、4)静止管混合式[例えばスタティックミキサー]、5)振動式[例えば「VIBROMIXER」(冷化工業社製)]、6)超音波衝撃式[例えば超音波ホモジナイザー]、7)高圧衝撃式[例えばガウリンホモジナイザー(ガウリン社)]、8)乳化式[例えば膜乳化モジュール]及び9)遠心薄膜接触式[例えばフィルミックス]。これらのうち、好ましいのは、錨型撹拌方式である。
中でも、脂肪族系アルコール(炭素数8~24)AO(炭素数2~8)付加物(HLB=5~18)、多価アルコール(炭素数3~18)AO(炭素数2~8)付加物(HLB=11~24)、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(HLB=6~17)、モノステアリン酸ポリエチレングリコールエステル(HLB=8~15)、ジステアリン酸ポリエチレングリコールエステル(HLB=8~14)等のモノ又はジ脂肪酸ポリエチレングリコールエステルが好ましい。
一態様において、乾摩擦堅牢度、加熱下の安定性が優れることから、本実施形態の顔料水性分散体は、ノニオン系界面活性剤を含有することが好ましい。ノニオン系界面活性剤として、脂肪族系アルコール(炭素数8~24)AO(炭素数2~8)付加物(HLB=5~18)、多価アルコール(炭素数3~18)AO(炭素数2~8)付加物(HLB=11~24)、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(HLB=6~17)が好ましい。
本実施形態に係るインクは、本実施形態に係る顔料水性分散体と、水と、水溶性有機溶剤とを含有する。
本実施形態に係るインクは、インクの乾燥防止や、顔料の分散安定性向上などの目的で水溶性有機溶剤を含有させることができる。水溶性有機溶剤には特に制限はなく目的に応じて適宜選択できる。
前記水溶性有機溶剤又は固体湿潤剤としては、例えば、多価アルコール、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、その他の水溶性有機溶剤などが挙げられる。
前記多価アルコールアルキルエーテル類としては、例えば、エチレングリコールモノエチルエーテル(bp135℃)、エチレングリコールモノブチルエーテル(bp171℃)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(bp194℃)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(bp231℃)、エチレングリコールモノ-2-エチルヘキシルエーテル(bp229℃)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(bp132℃)などが挙げられる。
インク中の水溶性有機溶剤の含有量には特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1~50重量%が好ましく、10~30重量%がより好ましい。
本実施形態に係るインクは、界面活性剤を含有することが好ましい。界面活性剤を含有することで、インクの吐出性を向上させ、濡れ広がり性を改善し、画質(発色性)良好とすることができる。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ジエチレングリコール836.9部、テレフタル酸327.3部、イソフタル酸327.3部及び縮合触媒としてチタニウムジイソプロポキシビストリエタノールアミネート2部を投入し、200℃で窒素気流下にて、生成する水を留去しながら3時間反応させた。更に0.5~2.5kPaの減圧下にて、200℃で6時間反応させた。酸価(mgKOH/g)が1未満になった時点で反応槽から反応物を取り出し、水酸基価(mgKOH/g)56.1のポリエステルジオールを得た。
撹拌機及び加熱装置を備えた簡易加圧反応装置に上記ポリエステルジオール45.1部、3-メチル-1,5-ペンタンジオール3.6部、側鎖に3級アミノ基を有するポリオール成分としてのN-メチルジエタノールアミン7.5部、ポリイソシアネート成分としてのジシクロヘキシルメタン-4,4-ジイソシアネート(MDI-H)36.9部及び反応用有機溶剤としてのテトラヒドロフラン100部を仕込み、70℃で12時間攪拌しウレタン化反応を行い、ついでジメチル硫酸6.9部仕込み50℃4時間反応させ、4級アンモニウム塩を含み、イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂(P-1)の溶剤溶液を製造した。
撹拌機及び加熱装置を備えた簡易加圧反応装置にポリカーボネートジオール[宇部興産(株)製エタノコールUH-200]45.1部、3-メチル-1,5-ペンタンジオール3.6部、側鎖に3級アミノ基を有するポリオール成分としてのN-メチルジエタノールアミン7.5部、ポリイソシアネート成分としてのジシクロヘキシルメタン-4,4-ジイソシアネート(MDI-H)36.9部及び反応用有機溶剤としてのテトラヒドロフラン100部を仕込み、70℃で12時間攪拌しウレタン化反応を行い、ついでジメチル硫酸6.9部仕込み50℃4時間反応させ、4級アンモニウム塩を含み、イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂(P-2)の溶剤溶液を製造した。
使用する原料と使用量を表1に記載のものに変更する以外は製造例2と同様にして、ポリウレタン樹脂(P-3)~(P-12)の溶剤溶液を得た。
攪拌機を備えた容器に、製造例4で得られたポリウレタン樹脂(P-4)の溶剤溶液30部加え、200rpmで撹拌しながら水を84.4部加え混合物を分散させた。得られた分散体に伸長剤であるイソホロンジアミン(IPDA)0.64部を撹拌下で加えて伸長反応を30分行い、減圧下に60℃で2時間かけてテトラヒドロフランを留去した。水を加えて固形分濃度を16.7重量%に調製することでポリウレタン樹脂(P-13)の分散液を得た。
温度計、加熱冷却装置、撹拌機及び滴下ボンベを備えた耐圧反応容器に、ミリスチルアルコール57部及び水酸化カリウム0.08部を投入し、窒素置換後に密閉し140℃に昇温した。撹拌下、140℃で、圧力が0.5MPa以下になるように調整しながら、エチレンオキサイド43部を5時間かけて滴下後、同温度で3時間熟成し、ミリスチルアルコールのエチレンオキサイド4モル付加物(O-1)を得た。
製造例14と同様の反応容器に、オレイルアルコール36部及び水酸化カリウム0.08部を投入し、窒素置換後に密閉し140℃に昇温した。撹拌下、140℃で、圧力が0.5MPa以下になるように調整しながら、エチレンオキサイド64部を5時間かけて滴下後、同温度で3時間熟成し、オレイルアルコールのエチレンオキサイド11モル付加物(O-2)を得た。
製造例14と同様の反応容器に、ソルビトール15部及び水酸化カリウム0.08部を投入し、窒素置換後に密閉し140℃に昇温した。撹拌下、140℃で、圧力が0.5MPa以下になるように調整しながら、エチレンオキサイド85部を5時間かけて滴下後、同温度で3時間熟成し、ソルビトールのエチレンオキサイド24モル付加物(O-3)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ソルビトール39部、オレイン酸61部及び溶剤としてキシレン50部を投入し、180℃で窒素気流下にて、生成する水を留去しながら3時間反応させた。酸価(mgKOH/g)が1未満になった時点で反応系を減圧にして、キシレンを除去しソルビトールとオレイン酸のエステル化物(O-4)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ポリオキシエチレンモノメチルエーテル(シグマアルドリッチ製Mn=550)68部、オレイン酸32部及び溶剤としてキシレン50部を投入し、180℃で窒素気流下にて、生成する水を留去しながら3時間反応させた。酸価(mgKOH/g)が1未満になった時点で反応系を減圧にして、キシレンを除去しオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(O-5)を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ポリオキシエチレンモノメチルエーテル(関東化学株式会社製ポリエチレングリコールモノメチルエーテル220、Mn=220)44部、オレイン酸56部及び溶剤としてキシレン50部を投入し、180℃で窒素気流下にて、生成する水を留去しながら3時間反応させた。酸価(mgKOH/g)が1未満になった時点で反応系を減圧にして、キシレンを除去しオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(O-6)を得た。
使用する原料と使用量を表1に記載のものに変更する以外は製造例2と同様にして、ポリウレタン樹脂(P’-1)~(P’-3)の溶剤溶液を得た。
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、ポリプロピレングリコール-ジグリシジルエーテル(エポキシ当量201g/当量)59部仕込んだ後、容器内を窒素置換し、容器内を70℃に加熱した後、滴下装置を使用してジ-n-ブチルアミン38部を滴下し、滴下終了後90℃で10時間反応させた。反応終了後、赤外分光光度計を用いて反応生成物のエポキシ基に起因する842cm-1付近の吸収ピークが消失していることを確認し、3級アミノ基含有ポリオールを得た。(アミン価、水酸基価ともに165.5mgKOH/g)
冷却管、温度計、撹拌機及び窒素導入管の付いた反応槽中に、1,4-ブタンジオール219.8部、ネオペンチルグリコール254.0部、テレフタル酸362.0部、アジピン酸318.6部及び縮合触媒としてチタニウムジイソプロポキシビストリエタノールアミネート2部を投入し、200℃で窒素気流下にて、生成する水を留去しながら3時間反応させた。更に0.5~2.5kPaの減圧下にて、200℃で6時間反応させた。酸価(mgKOH/g)が1未満になった時点で反応槽から反応物を取り出し、水酸基価(mgKOH/g)58.9のポリエステルジオールを得た。
撹拌機及び加熱装置を備えた簡易加圧反応装置にポリカーボネートジオール[宇部興産(株)製エタノコールUH-200]48.6部、上記ポリエステルポリオール(ネオペンチルグリコール・1,4-ブタンジオール・テレフタル酸・アジピン酸共重合物)24.2部、上記3級アミノ基を有するポリオール5.8部、ポリイソシアネート成分としてのジシクロヘキシルメタン-4,4-ジイソシアネート(MDI-H)19.3部及び反応用有機溶剤としての酢酸エチル100部を仕込み、70℃で12時間攪拌しウレタン化反応を行った。
反応後、「アミノシランA1100」(日本ユニカー株式会社製、γ-アミノプロピルトリエトキシシラン)3.2部を添加して、1時間反応させることによりウレタンプレポリマーの酢酸エチル溶液を作製した。次いで前記ウレタンプレポリマー溶液にヒドラジン水和物1.0部を加え、鎖伸長反応を1時間行った。
次いで酢酸エチルを134.6部、ジメチル硫酸を2.1部添加して、50℃4時間保持した後、200rpmで撹拌しながら水を227.3部加え、混合物を分散させた。減圧下に60℃で2時間かけて酢酸エチルを留去した。水を加えて固形分濃度を16.7重量%に調製することでポリウレタン樹脂(P’-4)の分散液を得た。
顔料分散機(TSU-6U、アイメックス製)のベッセルに製造例1で作製したポリウレタン樹脂(P-1)の溶剤溶液30部、テトラヒドフラン120部を加え、樹脂が均一に溶解するまで攪拌させた。次にシアン顔料[BASF製Heliogen Blue D7088]10部、ガラスビーズ[ASGB-320、アズワン製]を350部加えた後、4℃の冷却水をジャケットに通水しながら4時間分散させた。
得られた分散スラリーを200rpmで撹拌しながら水を100部加え、混合物を分散させた。得られた分散体に伸長剤であるイソホロンジアミン(IPDA)0.64部を撹拌下で加えて伸長反応を30分行い、減圧下に60℃で2時間かけてテトラヒドロフランを留去、ガラスビーズをフィルター除去した。水を加えて固形分濃度を25重量%に調製することで顔料水性分散体(Q-1)を得た。
使用する原料と使用量を表2に記載のものに変更する以外は製造例Q-1と同様にして、顔料水性分散体(Q-2)~(Q-25)を得た。
顔料分散機(TSU-6U、アイメックス製)のベッセルに製造例4で作製したポリウレタン樹脂(P-4)の溶剤溶液30部、テトラヒドフラン50部、製造例19で作製したオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(O-6)を0.5部加え、樹脂が均一に溶解するまで攪拌させた。伸長剤であるイソホロンジアミン(IPDA)1.51部を撹拌下で加えて伸長反応を30分行い、次にシアン顔料[BASF製Heliogen Blue D7088]10部、ガラスビーズ[ASGB-320、アズワン製]を140部加えた後、4℃の冷却水をジャケットに通水しながら3時間分散させた。
得られた分散スラリーを200rpmで撹拌しながら水を100部加え混合物を分散させ、減圧下に60℃で2時間かけてテトラヒドロフランを留去、ガラスビーズをフィルター除去した。水を加えて固形分濃度を25重量%に調製することで顔料水性分散体(Q-26)を得た。
顔料分散機(TSU-6U、アイメックス製)のベッセルに製造例13で作製したポリウレタン樹脂(P-13)の分散液90部、製造例19で作製したオレイン酸ポリエチレングリコールエステル(O-6)を0.5部、シアン顔料[BASF製Heliogen Blue D7088]10部、ガラスビーズ[ASGB-320、アズワン製]を140部加えた後、4℃の冷却水をジャケットに通水しながら3時間分散させた。次いでガラスビーズをフィルター除去し、水を加えて固形分濃度を25重量%に調製することで顔料水性分散体(Q-27)を得た。
使用する原料と使用量を表2に記載のものに変更する以外は実施例1と同様にして、顔料水性分散体(Q’-1)~(Q’-3)を得た。
顔料分散機(TSU-6U、アイメックス製)のベッセルに比較製造例4で作製したポリウレタン樹脂(P’-4)の分散液90部、シアン顔料[BASF製Heliogen Blue D7088]10部、ガラスビーズ[ASGB-320、アズワン製]を140部加えた後、4℃の冷却水をジャケットに通水しながら3時間分散させた。次いでガラスビーズをフィルター除去し、水を加えて固形分濃度を25重量%に調製することで顔料水性分散体(Q’-4)を得た。
各材料を下記の表3に示す組成で混合撹拌し、各インク(I-1)~(I-29)及び比較用インク(I’-1)~(I’-6)を得た。具体的には、各材料を均一に混合し、フィルターで不溶解物を除去することにより、各インクを調製した。
BYK348:シリコーン系界面活性剤「BYK-348」(製品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)
オルフィンE1010:アセチレン系界面活性剤「オルフィンE1010」(製品名、日信化学工業株式会社製)
グリセリン:標準沸点290℃
BTG:トリエチレングリコールブチルエーテル(標準沸点272℃)
以下に、得られた顔料水性分散体の測定方法と評価方法を説明する。
上記で作製したインク中の顔料水性分散体の粒子径、インク粘度の測定結果から評価した。
カラー顔料(実施例中シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を用いたインク中の顔料水性分散体の粒子径は以下の基準で評価した。
〇:キュムラント平均径が180nm以下
×:キュムラント平均径が180nmより上
白色顔料を用いたインク中の顔料水性分散体の粒子径は以下の基準で評価した。
〇:キュムラント平均径が300nm以下
×:キュムラント平均径が300nmより上
インク粘度は以下の基準で評価した。
〇:インク粘度が6.0mPa・s以下
×:インク粘度が6.0mPa・sより上
粒子径、粘度測定の結果から、インクの初期分散性は以下の基準で評価した。
〇:キュムラント平均径、インク粘度両方が〇
×:キュムラント平均径、インク粘度のいずれかもしくは両方が×
-インク中の顔料水性分散体の粒子径測定方法-
粒子径は光散乱粒度分布測定装置[大塚電子(株)製「ELSZ-1000」]で測定し、得られたキュムラント平均径を粒子径とした
インク(I-1)~(I-30)及び比較用インク(I’-1)、(I’-2)、(I’-4)の粘度は下記測定装置及び条件を用いて測定した。
装置 :MCR102(Anton Paar社製)
治具 :75mmコーンプレート
せん断速度:1000 1/s
測定温度:20℃
凝集した(I’-3)は分析から除外した。
保存安定性は温度を60℃に設定した循風乾燥機にインクを5日間静置し、試験前後のインク中の顔料水性分散体の粒子径の変化率、並びにインク粘度の変化率から評価した。
変化率の算出方法は以下式に示す。
インク中の顔料水性分散体の粒子径変化率:(S2-S1)/S1×100(%)
インク粘度変化率:(V2-V1)/V1×100(%)
S1:試験前のインク中の顔料水性分散体の粒子径
S2:試験後のインク中の顔料水性分散体の粒子径
V1:試験前のインク粘度
V2:試験後のインク粘度
評価基準は以下の通り。
〇:粒子径及びインク粘度の変化率が10%以内
×:粒子径及び/又はインク粘度の変化率が10%より上
綿ブロード無地[綿100質量%]にインク(I-1)~(I-14)、(I-16)~(I-24)、(I-26)~(I-27)及び比較用インク(I‘-1)、(I’-2)、(I’-4)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
JIS L0849-2に準拠して乾摩擦堅牢度を評価した。荷重200gで100往復擦った。金巾3号側の移染濃度を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、測定結果の平均値を移染濃度とした。移染濃度を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。移染濃度が低いほど、摩擦堅牢度に優れる。
◎:移染濃度0.10以下
〇:移染濃度が0.10より大きく0.15以下
△:移染濃度が0.15より大きく0.20以下
×:移染濃度が0.20より大きく0.30以下
移染濃度0.15以下は実用レベルである。
黒色綿ブロード無地[黒綿100質量%]にインク(I―15)、(I-25)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
JIS L0849-2に準拠して乾摩擦堅牢度を評価した。荷重200gで100往復擦った。擦過前後の印捺表面を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、擦過前後の測定結果の差分の平均値をΔL*とした。ΔL*を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。ΔL*が低いほど、摩擦堅牢度に優れる。
◎:ΔL*≦0.3
〇:0.3<ΔL*≦1.0
△:1.0<ΔL*≦5.0
×:5.0<ΔL*
綿ブロード無地[綿100質量%]にインク(I-1)~(I-14)、(I-16)~(I-24)、(I-26)~(I-27)及びインク(I‘-1)、(I’-2)、(I’-4)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
金巾3号側の移染濃度を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、測定結果の平均値を移染濃度とした。移染濃度を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。移染濃度が低いほど、摩擦堅牢度に優れる。
◎:移染濃度0.20以下
〇:移染濃度が0.20より大きく0.25以下
△:移染濃度が0.25より大きく0.30以下
×:移染濃度が0.30より大きく0.40以下
移染濃度0.25以下は実用レベルである。
黒色綿ブロード無地[黒綿100質量%]にインク(I-15)、(I-25)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
擦過前後の印捺表面を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、擦過前後の測定結果の差分の平均値をΔL*とした。ΔL*を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。ΔL*が低いほど、摩擦堅牢度に優れる。
◎:ΔL*≦0.3
〇:0.3<ΔL*≦1.0
△:1.0<ΔL*≦5.0
×:5.0<ΔL*
綿ブロード無地[綿100質量%]にインク(I-1)~(I-14)、(I-16)~(I-24)、(I-26)~(I-27)及び比較用インク(I‘-1)、(I’-2)、(I’-4)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
画像濃度を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、測定結果の平均値を画像濃度とした。画像濃度を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。画像濃度が高いほど、発色性に優れる。
〇:画像濃度1.3以上
△:画像濃度1.2以上1.3未満
×:画像濃度1.2未満
画像濃度1.3以上は実用レベルである。
黒色綿ブロード無地[黒綿100質量%]にインク(I-15)、(I-25)をセイコーエプソン社製インクジェットプリンターPX-G930の改造機にて印刷し、160℃で10分間乾燥させ、綿ブロード無地上に顔料とポリウレタン樹脂が塗工された試験片(21cm×28cm)を作製した。
画像濃度をL*値で判断するものとし、L*を分光測色計[エックスライト社製X-rite938]にて9点測定し、測定結果の平均値を採用とした。L*を、以下の基準で評価し、結果を表3に示した。L*が高いほど、発色性に優れる。
〇:L*が70以上
△:L*が50以上70未満
×:L*が50未満
加熱後のろ過性は、温度を60℃に設定した循環乾燥機にインクを5日間静置し、水流アスピレーター(最大真空度:24mmHg程度)を用いて吸引し、減圧濾過を実施した。
フィルターには、プレフィルター(φ47mm、100枚入、AP2504700/2-3055-07)及びMF-ミリポアメンブレン(セルロース混合エステル、親水性、8.0μm、47mm、白色)を用いた。通液可能なインク重量にて評価を行った。
評価基準は以下の通りとした。結果は表3に示した。
◎:300g以上
〇:100g以上300g未満
△:50g以上100g未満
×:50g未満
上記で製造されたインクをセイコーエプソン株式会社製のインクジェットプリンターPX-G930の改造機に搭載した。解像度1440*720dpi条件にてベタ画像を連続印刷し、スジムラについて評価した。評価基準は以下の通りである。結果は表3に示した。
◎:24時間以上スジムラ発生しない
〇:5時間以上24時間未満でスジムラ発生
△:1時間以上5時間未満でスジムラ発生
×:1時間未満でスジムラ発生
Claims (6)
- 顔料水性分散体と、水と、水溶性有機溶剤とを含有する、水性インクジェット用インクであって、
前記顔料水性分散体が、活性水素原子含有成分(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを反応させてなるポリウレタン樹脂で分散された顔料を含有し、
前記活性水素原子含有成分(A)が、4級アンモニウム化合物(a1)と結晶性ポリカーボネートポリオールとを含有し、
前記有機ポリイソシアネート成分(B)が、直鎖又は分岐の脂肪族ポリイソシアネート(b1)、脂環式ポリイソシアネート(b2)及び芳香族ポリイソシアネート(b3)からなる群より選ばれる1種以上を含有し、
前記4級アンモニウム化合物(a1)の重量割合が、前記活性水素原子含有成分(A)と前記有機ポリイソシアネート成分(B)の合計重量を基準として、12重量%以上である、水性インクジェット用インク。 - 前記4級アンモニウム化合物(a1)が下記一般式(1)で表される化合物及び/又は下記一般式(2)で表される化合物である、請求項1に記載の水性インクジェット用インク。
[一般式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立に炭素数1~24のアルキル基であり、R3及びR4はそれぞれ独立に炭素数1~20のアルキレン基又は炭素数2~20のオキシアルキレン基であり、X-は陰イオンである。]
[一般式(2)中、R5、R6及びR7はそれぞれ独立に炭素数1~4のアルキル基であり、X-は陰イオンである。] - 前記活性水素原子含有成分(A)が、ポリエステルポリオール、及びポリエーテルポリオールからなる群より選択される1種以上を含有する、請求項1又は2に記載の水性インクジェット用インク。
- 前記水溶性有機溶剤が、標準沸点180℃以上の水溶性有機溶剤を含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の水性インクジェット用インク。
- 界面活性剤を更に含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の水性インクジェット用インク。
- 前記界面活性剤が、ノニオン系界面活性剤を含有する、請求項5に記載の水性インクジェット用インク。
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