JP7807670B2 - 不飽和クロロフルオロカーボンの製造方法、及び組成物 - Google Patents
不飽和クロロフルオロカーボンの製造方法、及び組成物Info
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Description
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造する方法であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を、気相中、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)と接触させる工程を含み、
前記式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である、又は、前記(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである、方法。
CF 3-n H n -CX=CClH (1)
(nは0であり、Xは水素原子である。)
<2>
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である<1>に記載の方法。
<3>
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである<1>に記載の方法。
<4>
前記接触を触媒、及び充填材の少なくとも一つの存在下で行う、<1>~<3>のいずれか1項に記載の方法。
<5>
前記接触を、活性炭の存在下で行う、<1>~<4>のいずれか1項に記載の方法。
<6>
前記接触を150℃超500℃未満で行う、<1>~<5>のいずれか1項に記載の方法。
<7>
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造するための原料組成物であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含み、
前記式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である、又は、前記(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである、組成物。
CF 3-n H n -CX=CClH (1)
(nは0であり、Xは水素原子である。)
本発明は、上記<1>~<7>に係る発明であるが、以下、それ以外の事項(例えば、下記〔1〕~〔14〕についても記載している。
〔1〕
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造する方法であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を、気相中、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)と接触させる工程を含む、方法。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
〔2〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体である〔1〕に記載の方法。
〔3〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がZ-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンであって、製造される幾何異性体(異性体2)がE-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンである〔2〕に記載の方法。
〔4〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がZ-1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペンであって、製造される幾何異性体(異性体2)がE-1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペンである〔2〕に記載の方法。
〔5〕
上記化合物(A)が塩化水素である〔2〕~〔4〕のいずれか1項に記載の方法。
〔6〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体である〔1〕に記載の方法。
〔7〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がE-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンであって、製造される幾何異性体(異性体2)がZ-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンである〔6〕に記載の方法。
〔8〕
式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がE-1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペンであって、製造される幾何異性体(異性体2)がZ-1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペンである〔6〕に記載の方法。
〔9〕
上記化合物(A)がジクロロトリフルオロプロパンである、〔6〕~〔8〕のいずれか1項に記載の方法。
〔10〕
前記接触を触媒、及び充填材の少なくとも一つの存在下で行う、〔1〕~〔9〕のいずれか1項に記載の方法。
〔11〕
前記接触を、活性炭の存在下で行う、〔1〕~〔10〕のいずれか1項に記載の方法。
〔12〕
前記接触を150℃超500℃未満で行う、〔1〕~〔11〕のいずれか1項に記載の方法。
〔13〕
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造するための原料組成物であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含む、組成物。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
〔14〕
下記式(1)で表わされる幾何異性体と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含む、組成物。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
異性体1のシス体は以下の構造で表される。
異性体1がZ-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンであるとき、対応する異性体2はE-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンである。
以下、本実施形態に係る1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(以下、「1233zd」ともいう)、及び1-クロロ-2,3,3-トリフルオロプロペン(以下、「1233yd」ともいう)を製造するための方法(以下、「本製造方法」とも記す)について説明する。
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を、気相中、促進剤として、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)と接触させる工程を含む、方法である。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
異性体1がシス体である場合は、上記化合物(A)が塩化水素であることが好ましいが、これに限定されない。例えば、Z-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンの異性化反応においては、促進剤として塩化水素が好ましいが、ジクロロトリフルオロプロパンも促進剤として機能して異性化反応を促進させる。
異性体1がトランス体である場合は、上記化合物(A)がジクロロトリフルオロプロパンであることが好ましいが、これに限定されない。例えば、E-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンの異性化反応においては、促進剤としてジクロロトリフルオロプロパンが好ましいが、塩化水素も促進剤として機能して異性化反応を促進させる。
担体としては、活性炭だけではなく、アルミナ、クロミア、ジルコニア、チタニアといった金属等を用いることもできる。反応効率の観点から、活性炭を担体として用いることが好ましい。
好ましい一実施形態として、反応温度が150℃超500℃未満の範囲の場合、接触時間は、10秒以上180秒以下であってもよいが、これらに限定されるものではない。
本開示は、以下の組成物にも関するものである。
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造するための原料組成物であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含む、組成物。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
下記式(1)で表わされる幾何異性体と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含む、組成物。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0または1であり、Xはフッ素原子または水素原子であり、
nが0のとき、Xは水素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンであり、
nが1のとき、Xはフッ素原子であり、ジクロロトリフルオロプロパンは1,1-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパン、及び1,2-ジクロロ-2,3,3-トリフルオロプロパンの少なくとも一つである。)
上記の組成物における各成分は、上述の通りである。
ここで、原料、及び反応生成物の組成分析値の「GC%」は、原料、及び反応生成物をガスクロマトグラフィー(検出器:FID)によって測定して得られた組成の「GC面積%」を表す。なお、表示桁数以下は四捨五入した。例えば、0.0GC%は0.05GC%未満であることを示している。
[実施例1]
活性炭(大阪ガスケミカル社製 白鷺G2X)100ccを充填した反応管を有する気相反応装置に金属製電気ヒーターと、外部加熱装置(東京機器株式会社製 マントルヒーター)を備え、約50mL/分の流速で窒素ガスを反応装置に流しながら加熱した。
なお、上記原料の組成も表1に示す。
反応温度及び接触時間を変更したことを除き、実施例1と同様に異性化反応を行った。実施例2~5の反応温度及び接触時間、及び異性化反応による生成物のガスクロマトグラフィーの分析結果を表1に示す。
50mL/分の流量で窒素ガスを流しながら、異性化反応の出発原料として、243fa(95.2GC%)と1233zd(Z)(0.0GC%)との混合液を1.5g/分の流速で、気化器を通して気化させ反応管へ供給した。原料の流速が安定したところで窒素ガスの導入を停止し、この間の反応管内の温度は250℃であった。反応が安定したことを確認し、反応器から流出するガスを水中に吹き込んで酸性ガスを除去した後、生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。反応温度及び接触時間、ガスクロマトグラフィーの分析結果を表2に示す。
なお、上記原料の組成も表2に示す。
反応温度及び接触時間を変更したことを除き、参考例1と同様に異性化反応を行った。参考例2~4の反応温度及び接触時間、及び異性化反応による生成物のガスクロマトグラフィーの分析結果を表2に示す。
活性炭(大阪ガスケミカル社製 白鷺G2X)100ccを充填した反応管を有する気相反応装置に金属製電気ヒーターと、外部加熱装置(東京機器株式会社製 マントルヒーター)を備え、約50mL/分の流速で窒素ガスを反応装置に流しながら加熱した。
なお、上記原料の組成も表4に示す。
接触時間を変更したことを除き、比較例1と同様に異性化反応を行った。比較例2の反応温度及び接触時間、及び異性化反応による生成物のガスクロマトグラフィーの分析結果を表4に示す。
[実施例6]
異性化反応の出発原料として、1233zd(E)(0.0GC%)と1233zd(Z)(>99.9GC%)との混合液を用いて、化合物(A)としての塩化水素(HCl)を5ml/分の供給速度で反応管へ供給した事以外は、実施例1と同様の操作を行った。出発原料における1233zd(Z)1モルに対するHClの量は0.05モルであった。ガスクロマトグラフィーの分析結果を表5に示す。
反応温度及びHClの添加量を変更したことを除き、実施例6と同様に異性化反応を行った。実施例7~10の反応温度及び接触時間、HClの添加量、及び異性化反応による生成物のガスクロマトグラフィーの分析結果を表5に示す。
活性炭(大阪ガスケミカル社製 白鷺G2X)100ccを充填した反応管を有する気相反応装置に金属製電気ヒーターと、外部加熱装置(東京機器株式会社製 マントルヒーター)を備え、約50mL/分の流速で窒素ガスを反応装置に流しながら加熱した。
反応温度を変更したことを除き、比較例3と同様に異性化反応を行った。比較例4~5の反応温度及び接触時間、及び異性化反応による生成物のガスクロマトグラフィーの分析結果を表6に示す。
1233yd(E)および1233yd(Z)の少なくとも一つと、243ebおよび243baの少なくとも一つとを含む出発原料を用いること以外は実施例1~5と同様の方法で異性化反応を行う。また、1233zd(E)(0.0GC%)と1233zd(Z)(>99.9GC%)との混合液の代わりに、1233yd(E)および1233yd(Z)の少なくとも一つを含む液を用いること以外は実施例6~10と同様の方法で、1233yd(E)から1233yd(Z)への異性化反応、または1233yd(Z)から1233yd(E)への異性化反応を行う。これらの生成物をガスクロマトグラフィーで分析する。
なお、本出願は、2020年12月22日出願の日本特許出願(特願2020-212438)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
Claims (7)
- 下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造する方法であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を、気相中、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)と接触させる工程を含み、
前記式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である、又は、前記(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである、方法。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0であり、Xは水素原子である。) - 式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である請求項1に記載の方法。
- 式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである請求項1に記載の方法。
- 前記接触を触媒、及び充填材の少なくとも一つの存在下で行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記接触を、活性炭の存在下で行う、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記接触を150℃超500℃未満で行う、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
- 下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)を幾何異性化して、対応する下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体2)を製造するための原料組成物であって、
下記式(1)で表わされる幾何異性体(異性体1)と、ジクロロトリフルオロプロパン、及び塩化水素の少なくとも一つである化合物(A)とを含み、
前記式(1)で表される幾何異性体(異性体1)がシス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がトランス体であって、前記化合物(A)が塩化水素である、又は、前記(1)で表される幾何異性体(異性体1)がトランス体であって、製造される幾何異性体(異性体2)がシス体であって、前記化合物(A)が1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンである、組成物。
CF3-nHn-CX=CClH (1)
(nは0であり、Xは水素原子である。)
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