[第1実施形態の概略構成]
次に、本発明を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1~図15に示す第1実施形態では、テーブル1は、天板2の長手方向の縁部寄り部位を支持する左右一対の脚体3を有する。本明細書では、便宜上、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この前後・左右の方向は、一対の脚体3が配列される天板2の長手方向を左右方向とし、水平面内で左右方向に直交する方向を前後方向とする。なお、本発明は、以下に説明する実施形態で特定される方向での構成に限定されるものではない。
図1~図5に示すように、天板2は左右方向に長い略長方形状であり、複数の天板部材が連結されて構成されている。天板2は、前後に連結する2枚の中央天板部材2Aと、各中央天板部材2Aの左右縁部それぞれに連結する縁部天板部材2Bとを有し、合計6枚の天板部材が連結されて構成されている。前後に配設された縁部天板部材2B同士は連結している。本実施形態では、天板2は、大型の天板でありながら、その下面に天板2の長手方向に延びる梁部材を備えておらず、正面視でシンプルかつ非常にすっきりとした印象を与える見栄えの良い構成になっている。
天板2の上面に、コンセントユニット4が配設されている。本実施形態では、3つのコンセントユニット4が天板2の前後中央部で天板2の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配設されている。各コンセントユニット4は、天板2長手方向に沿って配設される左右長手のバー部材41と、バー部材41の左右縁部を支持する左右一対の支柱部材42と、バー部材41の左右縁部寄り部位に内設した左右一対のコンセント43とを備えている。各コンセント43は、複数(実施形態では4つ)のプラグ差込口を備えている。それらのプラグ差込口はバー部材41の長手方向に沿って互いに間隔を空けながら一列に配設されて、バー部材41の上面に露出している。
図3の正面図に示すように、天板2の下面に左右一対の脚体3が連結している。各脚体3は、下に向かって天板2の長手方向の内側に傾く脚本体31と、脚本体31の下部から上に向かって天板2の長手方向の内側に傾く補強部材32とを有している。言い換えると、脚本体31の下端部は脚本体31の上端部よりも天板2長手方向の内側に位置している。また、補強部材32の上端部は補強部材32の下端部よりも天板2長手方向の内側に位置している。脚本体31の下面の前後端部位に前後一対のねじ込み式のアジャスター5が設けられている。
図5等から分かるように、本実施形態では、脚体3は前後方向で連結する2枚の縁部天板部材2Bの下方にまたがって配設される。なお、脚体3は、縁部天板部材2Bに前後方向で連結する中央天板部材2Aの下方にまたがって配設されても構わない。
[脚体の構成]
図4、図6~図10等に示すように、脚体3の脚本体31は、下に向かって天板2長手方向の内側に傾く前後一対の縦支柱33と、縦支柱33の下部同士を連結する下部横フレーム34とを備えている。下部横フレーム34の前後方向中途部に補強部材32の下端部が連結している。縦支柱33には、縦支柱33との間に配線ケーブル100を挿通可能な空間を形成する脚支柱カバー39が取り付いている。
脚本体31は、縦支柱33の上部同士を連結する上部横フレーム35を備えている。脚体3は、前後方向に延びる上部横フレーム35の長手方向中途部から天板2長手方向の中央部側へ向けて延びる補強フレーム36を備えている。そして、補強部材32の上端は補強フレーム36に連結している。
図2~図10等に示すように、テーブル1は、脚体3の補強フレーム36を下側から覆って天板2の下面にねじ固定される脚カバー6と、脚カバー6を磁力によって仮止めする係止機構38を備えている。
このように、本実施形態のテーブル1は、脚本体31が下に向かって内側に傾いているので、脚本体31の上部は脚本体31の下部よりも外側に位置することから、接地部(本実施形態では脚本体31の下部に取り付くアジャスター5)よりも外側で天板2を支持できる。これにより、脚体3の下部を内側に配置しつつ天板2の撓みを抑制できる。また、脚体3を天板2の左右縁部に寄せてもテーブル使用者の邪魔になりにくい。これにより、テーブル1の使い勝手が向上する。そして、接地部に対して天板2をオーバーハングさせつつ、該接地部よりも外側で天板2を支持できるから、脚体3がテーブル使用者の邪魔になりにくい構成でありながら、下向き荷重に対する天板2の撓みを抑制できる。
本実施形態のテーブル1は、垂直な脚体で天板を支持する垂直脚体構成と比較して、接地部が同じ位置である場合、垂直脚体構成よりも外側で天板2を支持でき、天板2の撓みに強いテーブルを構成できる。また、脚本体31が下に向かって内側に傾いているから、接地部(脚本体31の下部)と天板2の縁部とを通る直線に脚本体31を近づけることができ、視覚的にも天板2をオーバーハングさせているテーブル1であることを強調できる効果もある。
また、脚体3は、脚本体31の下部から上に向かって内側に傾く補強部材32を備えているから、天板2に横揺れ方向(天板長手方向)の力が加わるときに、脚本体31の下部から上に向かって内側に傾く補強部材32がつっぱることで、下に向かって内側に傾く脚本体31がさらに傾くことを抑制できるとともに、横揺れを低減できる。
また、テーブル1は、脚本体31の前後一対の縦支柱33の下部同士を前後方向に延びる下部横フレーム34で連結することで、脚本体31の剛性を高めて天板2の前後方向揺れを抑制できる。さらに、補強部材32の下端部を下部横フレーム34に連結することで、天板2の下方で補強部材32を縦支柱33よりも前後方向中央部寄りの位置に配置できる。これにより、補強部材32が天板2の前後縁部でのテーブル使用者に対して足などに干渉するのを抑制でき、使い勝手が向上する。
また、本実施形態では、1本の補強部材32で前後2本の縦支柱33のさらなる内向き傾きを抑制できるので、製造コストの低減及びシンプルな見た目を実現している。なお、本発明のテーブルにおいて、補強部材32の本数は1本に限定されず、2本以上であっても構わない。
また、テーブル1は、脚本体31を前後一対の縦支柱33と上下の横フレーム34,35とで枠状に構成することで、脚本体31の剛性をさらに高めて天板2の前後方向揺れを抑制できる。さらに、脚体3を前後方向(天板2の短手方向)から見たときに脚本体31と補強部材32と補強フレーム36とが三角形構造を形成するので、脚体3の剛性を高めることができる。また、脚本体31の上部横フレーム35と補強フレーム36とを天板2の下面に強固に連結できるので、天板2と脚体3との連結強度を向上できる。
さらに、テーブル1は、補強フレーム36を脚カバー6で覆うことで見栄えを向上できる。また、テーブル1は、係止機構38によって脚カバー6を仮止め可能にすることで脚カバー固定用ねじの締緩作業が容易になる。本実施形態のテーブル1では、脚カバー6を配線受けとして使用することも可能である。
[脚体の各部の詳細構成]
次に、脚体3の各部の詳細について説明する。脚体3は、平面視で左右方向に延びる前後中央線C(図6参照)を挟んで概ね前後対称の構成を有している。
図4及び図8~10等に示すように、脚体3の脚本体31は、前後一対の縦支柱33と上下の横フレーム34,35とが連結した四角枠状の形態を有する。縦支柱33は、前後方向(天板2短手方向)から見て下に向かって左右方向(天板2長手方向)の内側に傾く姿勢であるとともに、左右方向から見て下に向かって前後方向の内側に傾く姿勢で配設されている。言い換えると、縦支柱33の下端部は、縦支柱33の上端部に対して、左右方向及び前後方向の内側に位置している。
横フレーム34,35は前後方向に延びて配設され、下部横フレーム34の前後端部は縦支柱33の下端部に固着し、上部横フレーム35の前後端部は縦支柱33の上端部に固着している。下部横フレーム34の前後方向長さは上部横フレーム35のよりも短い。すなわち、脚本体31は左右方向から見て下底が上底よりも短い台形をなしている。
このように、本実施形態のテーブル1は、脚本体31の縦支柱33が下に向かって前後方向の内側に傾いているので、脚本体31の上端部の前後部位を天板2の前後縁部に近づけて配設してもテーブル使用者の邪魔になりにくい。また、脚本体31が天板2を支持する部分を天板2の前後縁部に近づけることができるので、脚本体31の上端部に支持される天板2の下面箇所と天板2の前後縁部との間の距離を小さくして、天板2の前後縁部に下向きの荷重がかかったときの天板2の破損を抑制できる。なお、縦支柱33は左右方向から見て鉛直姿勢で配設されてもよいし、下に向かって前後方向の外側に傾く姿勢で配設されてもよい。言い換えると、つまり、本発明の机用天板は、縦支柱の下端部が上端部に対して前後方向で真下もしくは前後方向の外側に位置している構成を含む。
図7、図11等に示すように、脚本体31の各縦支柱33は、上下方向に延びる金属角パイプ製の縦支柱パイプ331と、縦支柱パイプ331内部に固着した金属製で断面コ字形の支柱補強プレート332とを備える。支柱補強プレート332は前後方向で外向きに開口する姿勢で縦支柱パイプ331内部に固着している。縦支柱パイプ331の下端にねじ込み式のアジャスター5が設けられている。
図11に示すように、縦支柱33の外観を形成する縦支柱パイプ331は断面略長方形であり、互いに平行な左右外向きの第1支柱面部33aと左右内向きの第2支柱面部33bの幅が、互いに平行な前後外向きの第3支柱面部33cと前後内向きの第4支柱面部33dの幅よりも小さい。また、前後外向きの第1支柱面部33aは左右内向きの第2支柱面部33bに対して前後方向の外側にずれて配設されている。これにより、第1支柱面部33a及び第2支柱面部33bは、前後方向の外側縁部が内側縁部に対して左右方向の内側に位置するように、平面視で前後方向に対して傾斜している。また、第3支柱面部33c及び第4支柱面部33dは、左右方向の内側縁部が外側縁部に対して前後方向の外側に位置するように、平面視で左右方向に対して傾斜している。
図7~図12に示すように、縦支柱33に、支柱面部33a,33b,33cを覆う脚支柱カバー39が着脱可能に取り付いている。脚支柱カバー39は例えば曲げ加工で断面略C字形に形成された金属板製である。脚支柱カバー39は、第3支柱面部33cに沿って上下方向に延びる第3支柱カバー面部39cを有する。第3支柱カバー面部39cの左右両縁部から、支柱面部33aまたは33bに対峙する左右一対の第1支柱カバー面部39a及び第2支柱カバー面部39bが前後内向きに立ち上がっている。支柱カバー面部39a,39bの先端部から、左右一対の第4支柱カバー面部39dが互いに近づく方向に、かつ第3支柱カバー面部39cに平行に立ち上がっている。左右の第4支柱カバー面部39dの先端部同士の間には、縦支柱パイプ331の第4支柱面部33dの左右方向幅よりも少し大きな間隔が設けられている。第4支柱カバー面部39dの先端部には第3支柱カバー面部39cに向けて折り曲がった折り曲げ部が設けられている。
図11等に示すように、第3支柱カバー面部39cの左右方向幅は、第3支柱面部33cの左右方向幅よりも大きく設けられている。第3支柱カバー面部39cの左右両縁部から立ち上がる第1支柱カバー面部39aと第2支柱カバー面部39bは、脚支柱カバー39が縦支柱33に取り付いた状態で、支柱面部33a,33bとは間隔を空けて、前後方向に沿うように互いに平行に配設される。第2支柱カバー面部39bと縦支柱パイプ331の第2支柱面部33bとの間に配線ケーブル100を挿通可能な支柱内配線空間201が形成されている。なお、第1支柱カバー面部39aと第1支柱面部33aとの間に空間202が形成されている。
支柱カバー面部39a,39bの前後方向幅は左右一対の第4支柱カバー面部39dが縦支柱パイプ331の第4支柱面部33dと概ね面一になる寸法で設けられている。左右の第4支柱カバー面部39dの先端部は第4支柱面部33dの左右両縁部に近接している。すなわち、空間201,202は縦支柱33と脚支柱カバー39とで囲まれており、支柱内配線空間201を挿通する配線ケーブル100が外部から視認不能に構成されている。
図9、図11に示すように、脚支柱カバー39の第3支柱カバー面部39cの内壁面に、上端寄り部位にナット保持部材391が固着し、下端寄り部位に係止爪部材392が固着している。ナット保持部材391は、金属製であり、上下に間隔を空けて第3支柱カバー面部39cの内壁面に固着した上下一対の取付け部391aと、上下の取付け部391aの互いに対向する縁部から立ち上がった上下一対の起立部391bと、上下の起立部391bの上端同士を連結するナット保持部391cとを有する。ナット保持部391cに、第3支柱カバー面部39cに直交する方向にねじ穴が配設されるナット部材393が保持されている。係止爪部材392は、金属製であり、第3支柱カバー面部39cの内壁面に固着した板状の取付け部392aと、取付け部392aの左右両縁部の上寄り部位から立ち上がった左右一対の上向き鉤状の爪部392bとを有する。
縦支柱33の第3支柱面部33cの上端寄り部位に、ナット保持部材391の起立部391b及びナット保持部391cとナット部材393とを縦支柱パイプ331内に挿入可能な上部開口部333が開口している。第3支柱面部33cの下端寄り部位に、係止爪部材392の爪部392bを縦支柱パイプ331内に挿入可能な下部開口部334が開口している。縦支柱33の第4支柱面部33dの上端寄り部位に、上部開口部333に対向するねじ挿通孔335が開口している。ねじ挿通孔335は第3支柱面部33c及び支柱補強プレート332を貫通している。
縦支柱33への脚支柱カバー39の取り付け時には、脚支柱カバー39を前後方向外側から縦支柱33に嵌め込み、ナット保持部材391と係止爪部材392を上部開口部333と下部開口部334に挿し込む。次に、脚支柱カバー39を上方へ持ち上げて爪部392bの先端部を下部開口部334よりも上側に位置させて抜け不能にするとともに、ナット保持部材391に保持されるナット部材393のねじ穴をねじ挿通孔335に位置合わせする。その状態で、支柱カバー固定用ねじ336を前後方向内側からねじ挿通孔335に挿し込んでナット部材393にねじ込み、ねじ頭部が第4支柱面部33dに接触するまで締め込んで、脚支柱カバー39上部を縦支柱33に締結する。
図4に示すように、脚支柱カバー39が取り付いた縦支柱33を左右方向から見ると、縦支柱33及び脚支柱カバー39の前後内向き面部である第4支柱面部33d及び第4支柱カバー面部39dが視界に入る。これにより、縦支柱33及び脚支柱カバー39が太く見え、堅牢かつ重厚な印象を与える脚体3を形成できる。なお、縦支柱33の前後の支柱面部33c,33dは左右方向と平行に配設されていても構わない。つまり、本発明の机用天板は、縦支柱の前後側面部が左右方向と平行に配設されている構成を含む。ただし、本発明の机用天板において、縦支柱は角パイプに限定されず、縦支柱の断面形状は例えば円形など、特に限定されない。
図9、図10及び図12(B)等に示すように、前後の縦支柱33の下端部同士を連結する下部横フレーム34は、上向き開口姿勢で前後方向に延びる断面略C字形の下部下側フレーム341と、下部下側フレーム341に覆いかぶさって固着した下向き開口で断面略C字形の下部上側フレーム342とを備える。
下部下側フレーム341は鋼材からなり、その下面部34dは前後方向に略水平に延びている。下面部34dの左右両縁部から左右一対の起立面部341a,341bが立ち上がっている。左右方向外側の起立面部341aと左右方向内側の起立面部341bは互いに平行に設けられ、前後方向から見て上端側ほど左右外側へ位置するように斜めに起立している。前後方向から見て、起立面部341a,341bの傾き具合は縦支柱33及び脚支柱カバー39の傾き具合とほぼ同じである。
起立面部341a,341bの上端から互いに近づく方向に左右一対の上面部341cが略水平に延出している。左右の上面部341cの先端部同士は間隔を空けて配置され、下部下側フレーム341の上面に前後一端から前後他端にわたって真っ直ぐ延びる開口溝が形成されている。
図10及び図12(A)等に示すように、下部下側フレーム341の前後端部は、縦支柱33の縦支柱パイプ331の下端に固着しており、前後内向きの第4支柱面部33d及び左右内向きの第2支柱面部33bに沿うように略L字状に切り欠かれている。そして、下部下側フレーム341の下面部34dは縦支柱パイプ331の第2支柱面部33b及び第4支柱面部33dに接合し、左右方向内側の起立面部341b及び上面部341cは第2支柱面部33bに接合している。左右方向外側の起立面部341a及び上面部341cは第4支柱面部33dの左右方向外側寄り部位に接合している。このように、下部下側フレーム341の前後端部を略L字状に切り欠くことで縦支柱パイプ331との溶接接合可能な領域を増加でき、縦支柱パイプ331と下部下側フレーム341との接合強度を高めることができる。
図9、図12等に示すように、脚支柱カバー39の下部は、下部下側フレーム341の左右方向内側の起立面部341b及び上面部341cの前後端部を覆っている。脚支柱カバー39の左右方向内側の第4支柱カバー面部39dの下部には、下部下側フレーム341に干渉しないように下側切欠き部394が形成されている。なお、脚支柱カバー39の上部には、配線ケーブル100を脚支柱カバー39内へ引き込むための上側切欠き部395が形成されている。上側切欠き部395は、第2支柱カバー面部39b上端部の前後方向内側の部位と、左右方向内側の第4支柱カバー面部39dの上端部とに開口している。
図12(B)等に示すように、下部上側フレーム342は板金製であり、下部下側フレーム341の上面側に配設されてフレーム341の上向き開口を塞ぐ上面部34cを有する。上面部34cの左右両縁部から左右一対の側面部34a,34bが下向きに延出している。左右方向外側の側面部34aと左右方向内側の側面部34bは互いに平行に設けられ、前後方向から見て、脚支柱カバー39とほぼ同じ傾き具合で、左右方向内向きに傾斜している。
左右方向外側の側面部34aは下部下側フレーム341の起立面部341aに対峙し、起立面部341aとは少し間隔を空けて配設されている。側面部34aの下縁に、内側へ折り曲げられて上向きに折り返された折返し部342aが連続している。折返し部342aは起立面部341aの下縁部に固着される。側面部34aの前後両縁部は、縦支柱33に取り付く脚支柱カバー39の左右方向外側の第4支柱カバー面部39dに近接している。
左右方向内側の側面部34bは下部下側フレーム341の起立面部341bに間隔を空けて対峙している。側面部34bの下縁に、内側へ折り曲げられて斜め上向きに折り返された折返し部342bが連続している。折返し部342bの先端部は起立面部341bの下寄り部位に固着される。側面部34aの前後両縁部は、縦支柱33に取り付く脚支柱カバー39の左右方向内側の第4支柱カバー面部39dの左右方向内側(第2支柱カバー面部39b側)の縁部に近接している。
図8、図9及び図11(B)等に示すように、下部上側フレーム342の前後両端部は、縦支柱33及び脚支柱カバー39の第4支柱面部33d及び第4支柱カバー面部39dに沿って配設するように、前後方向及び左右方向に対して斜めに切断されている。
下部横フレーム34(下部上側フレーム342)の側面部34bと上面部34cとの交差部(左右方向内側の上角部)の前後方向中央部位に、補強部材32の下縁部が連結している。補強部材32は金属パイプ製であり、下部横フレーム34から左右方向内側へ向けて斜め上向きに延びて配設される。
図9、図10及び図14等に示すように、前後の縦支柱33の上端部同士を連結する上部横フレーム35は、前後方向に延びる金属角パイプ製の上部横パイプ351と、上部横パイプ351内部に固着した金属製で断面コ字形のフレーム補強プレート352とを備える。上部横パイプ351は断面が横長の略長方形で、天板2の下面に取り付く上面部35cと、上面部35cの左右両縁部から垂下する左右一対の側面部35a,35bと、側面部35a,35bの下縁部同士を連結する下面部35dとを備える。フレーム補強プレート352は上向きに開口する姿勢で上部横パイプ351内部に固着している。
図6等に示すように、上部横フレーム35の前後両端部は、縦支柱33の第4支柱面部33dの上部に沿って配設するように前後方向及び左右方向に対して斜めに切断されるとともに、第4支柱面部33dの上部に溶接接合にて強固に固着している。
上部横フレーム35の長手方向(前後方向)の中央部位に、上部横フレーム35から天板2長手方向(左右方向)の中央部側へ向けて延びる補強フレーム36を備えている。補強フレーム36は金属製であり、上部横フレーム35の左右方向内側の側面部35bと下面部35dとの交差部(左右方向内側の下角部)の近傍から左右方向内側へ向けて略水平に延びる底面部36aを有する。
底面部36aの前後両縁部から前後一対の側壁部36bが起立しており、各側壁部36bの上端部から前後方向外側へ向けて前後一対の取付け面部36cが略水平に延出している。取付け面部36cは天板2の下面に取り付く部分であり、取付け面部36cの上面と上部横フレーム35の上面部35cの上面は同一平面に設けられている。各取付け面部36cの左右方向内側の端部(上部横フレーム35とは反対側の端部)の前後方向外側の角部は平面視で斜めに切り欠かれている。取付け面部36cには、左右方向に間隔を空けて設けられた複数の開口部36fが形成されている。
底面部36aの上部横フレーム35側の端部から上部横フレーム35の下方に向けて舌部36dが延出している。舌部36dの基端側(底面部36a側)は、上向きに折り曲がった後、さらに略水平方向に向けて折り曲がったクランク形状を有している。舌部36dの水平方向に延びる部分は上部横フレーム35の下面部35dに固着している。側壁部36b及び取付け面部36cの上部横フレーム35側の端部は上部横フレーム35の左右方向内側の側面部35bに固着している。
図6等に示すように、底面部36aには、天板2上に設けたコンセントユニット4から天板2下方へ引き出された配線ケーブル101を挿通可能で上下方向に貫通する開口部36gが形成されている。本実施形態では、配線ケーブル101の端部に接続した差込プラグ102を挿通可能な四角長穴形状の開口部36gが左右方向に間隔を空けて2つ設けられている。
ここでの詳細な説明は省略するが、各コンセントユニット4(図1~図5参照)の左右のコンセント43はバー部材41内で電気接続されている。そして、左右のコンセントユニット4の配線ケーブル100は、脚体3の上方に位置する支柱部材42を介して天板2の下方に引き出されて脚カバー6内に引き込まれる。また、中央のコンセントユニット4の配線ケーブル100は、一方の支柱部材42を介して天板2の下面側へ引き出されるとともに天板2下面に設けた配線用溝の内部を通って左右いずれかの一方の脚体3の脚カバー6内に引き込まれる。
各取付け面部36cの左右方向中途部と上部横フレーム35の前後方向縁部とを連結する前後一対の上部補強プレート37が設けられている。上部補強プレート37は金属製であり、その一端は取付け面部36cの前後方向外側の縁部の左右方向中途部に固着する一方、他端は上部横フレーム35の側面部35bの縁部上端寄り部位に固着している。上部補強プレート37の厚さは取付け面部36cとほぼ同じである。上部補強プレート37の上面は取付け面部36cの上面及び上部横フレーム35の上面部35cの上面と同一平面に設けられている。
図7、図10等に示すように、補強フレーム36の底部に補強部材32の上端部が連結している。補強部材32は、正面視で左右方向内側が高く、左右方向内側外側が低くなる傾斜姿勢で配設され、補強フレーム36と脚体3の下部(下部横フレーム34)との間に介在している。補強部材32の上端部は、補強フレーム36の底面部36aの下面に固着し、具体的には底面部36aの左右方向中途部の前後方向中央部位に固着している。
図6、図15等に示すように、上部横フレーム35には上下方向に貫通する多数のねじ挿通孔35eが形成されている。また、補強フレーム36の取付け面部36cには上下方向に貫通するねじ挿通孔36eが形成されている。天板2の下面には、ねじ挿通孔35e,36eに対応する位置に埋込ナット部材7のねじ穴が露出している。
脚体3は、天板2の下面と、上部横フレーム35の上面部35c及び補強フレーム36の取付け面部36cとを接触させた状態で、ねじ挿通孔35e,36eを介して天板2の埋込ナット部材7に脚体固定用ねじ8をねじ込んで締め込むことで、天板2の下面に連結する。なお、図13(B)では脚体固定用ねじ8の図示を省略している。天板2への脚体3の取付け作業は、例えば上下ひっくり返して配設した天板2の下面の上に、上部横フレーム35及び補強フレーム36側を下側にして脚体3を載置した状態で行える。
次に、脚カバー6について説明する。図4及び図6~10等に示すように、脚カバー6は、平面視略台形で上面開口の箱型形態を有し、脚体3の上部横フレーム35及び補強フレーム36を覆うようにして天板2の下面に取り付けられる。脚カバー6は、強磁性体板金製であり、補強フレーム36の先端側部位(左右方向の内側部位)を覆う第1脚カバー61と、補強フレーム36の基端側部位及び上部補強プレート37を覆う第2脚カバー62と、上部横フレーム35を覆う第3脚カバー63とを有する。第1、第2、第3の脚カバー61,62,63は、左右方向の内側からその順に並んで隣接して天板2の下面に取り付く。
図6からわかるように、第1、第2の脚カバー61,62は、それらが隣接した状態で全体として、平面視で一対の底辺が前後方向に沿う略等脚台形の形態を有する。その略等脚台形は、左右方向の外側(補強フレーム36の基端側)の底辺が左右方向の内側(補強フレーム36の先端側)の底辺よりも長い。その等脚台形を前後方向に概ね沿って分割した形状が第1、第2の脚カバー61,62それぞれの平面形状(すなわち略等脚台形)である。第1脚カバー61の左右方向外側(第2脚カバー62側)の底辺と、第2脚カバー62の左右方向内側(第1脚カバー61側)の底辺は近接している。
図6~図10、図13等に示すように、第1脚カバー61は、補強フレーム36の先端側部位の下方に底面部36aとは間隔を空けて配設される強磁性体板金製の第1底部61aを有する。第1底部61aの平面形状は略等脚台形である。第1底部61aの第2脚カバー62側の辺に、補強部材32を通すための切欠き開口61hが形成されている。第1底部61aの左右方向内側の底辺及び前後の脚辺から3方を囲う第1起立部61bが立ち上がり、第1起立部61bの先端部から外向きに第1取付面部61cが延出している。第1取付面部61cの外周端から第1外周壁部61dが垂下し、第1外周壁部61dの下端部から内側に向けて折り返した断面略L字形の第1折返し部61fが連続している。
一方、第2脚カバー62は、補強フレーム36の中央部位及び基端側部位の下方に底面部36aとは間隔を空けて配設される強磁性体板金製の第2底部62aを有する。第2底部62aは第1底部61aと同一平面内に配設される略等脚台形の平面形状を有する。第2底部62aの第1脚カバー61側の辺に、補強部材32を通すための左右方向長手の切欠き開口62hが形成されている。第2底部62aの前後の脚辺から前後一対の第2起立部62bが立ち上がり、第2起立部62bの先端部から前後方向外向きに第2取付面部62cが延出している。第2取付面部62cの外周端から第2外周壁部62dが垂下し、第2外周壁部62dの下端部から内側に向けて折り返した断面略L字形の第2折返し部62fが連続している。
第1、第2の脚カバー61,62において、取付面部61c,62cに上下方向に貫通する複数のねじ挿通孔61e,62eが形成されている。図15に示すように、天板2の下面側には、ねじ挿通孔61e,62eに対応する位置に脚カバー用ナット部材9が埋め込まれている。
起立部61b,62bと外周壁部61d,62dとの間に隙間61g,62gが設けられている。脚カバー61,62を天板2の下面に取り付けるための脚カバー固定用ねじ64をねじ挿通孔61e,62eに隙間61g,62g側から挿通し、隙間61g,62gに工具を挿し込んで脚カバー固定用ねじ64を締緩可能に構成している。天板2下面にねじ込んだ脚カバー固定用ねじ64はテーブル1の周囲から見て外周壁部61d,62dで隠されて露出しないので、見栄えの良い脚カバー6の取付構造となっている。
第2脚カバー62の左右方向外側の縁部は脚本体31の上部に近接して配設される。第2外周壁部62d及び第2折返し部62fの脚本体31側の端部は、脚支柱カバー39の第2支柱カバー面部39bの上部に近接する。より具体的には、第2外周壁部62dの端部は第2支柱カバー面部39b上部の前後方向外側の縁部に沿って配設される。これにより、第2支柱カバー面部39b上部に設けた配線ケーブル100引込み用の上側切欠き部395が周囲に露出せず、見栄えの良い構成となっている。
図7、図10、図13、図15等に示すように、補強フレーム36の底面部36aの下面に、脚カバー6の第1、第2の脚カバー61,62を磁力によって仮止めする係止機構38が取り付けられている。係止機構38は永久磁石を有し、強磁性体からなる第1、第2の底部61a,62aを磁着する。本実施形態では、補強フレーム36の長手方向(左右方向)に間隔を空けて配設した4つの係止機構38を設け、それらの係止機構38のうち補強フレーム36の先端部に配設した係止機構38は第1脚カバー61の第1底部61aを磁着する。補強フレーム36の先端側から2番目の係止機構38は、第1、第2の脚カバー61,62の境界部に位置し、第1、第2の底部61a,62aを磁着する。残りの2つの係止機構38は補強フレーム36の基端部寄り部位に配設され、第2脚カバー62の第2底部62aを磁着する。なお、脚カバー6を樹脂等の磁石にくっつきにくい材料で形成し、係止機構38に対応する箇所に強磁性体部材を配置して脚カバー6を仮止め可能にしても構わない。
係止機構38は、第1、第2の脚カバー61,62を天板2の下面に取り付ける際に、脚カバー61,62を磁力によって天板2の下方に仮止めできる。これにより、天板2下面への脚カバー61,62の着脱作業の際に、脚カバー固定用ねじ64の締緩作業を容易に行える。
また、係止機構38は配線ケーブル100や後述する配線ケーブル101の太さよりも大きい高さ寸法を有する。そして、補強フレーム36の底面部36aと第1、第2の脚カバー61,62の底部61a,62aとの間に係止機構38が介在することで、配線ケーブル100,101を底面部36aと底部61a,62aとの間に位置させることができる。これにより、第1、第2の脚カバー61,62を係止機構38に磁着する仮止め作業の際に、脚カバー61,62上に載置した配線ケーブル100,101が平面視で補強フレーム36の底面部36aと重なる位置にあっても係止機構38への第1、第2の脚カバー61,62の磁着を阻害することを低減できる。つまり、配線ケーブル100,101を脚カバー61,62で正確に引き回しておく必要がなくなり、作業効率が向上する。
図4、図8~図10等に示すように、脚カバー6の第3脚カバー63は、脚体3の前後の縦支柱33の間で上部横フレーム35を覆うように設けられている。より具体的には、第3脚カバー63は、上部横フレーム35の左右方向外側の側面部35a及び下面部35dと、縦支柱33の前後方向内側面部(第4支柱面部33d)の上部と、脚支柱カバー39の前後方向内側面部(第4支柱カバー面部39d)の上部とを覆う。
第3の脚カバー63は、上部横フレーム35の下方で下面部35dとは間隔を空けて配設される第3底部63aを有する。第3底部63aの前後両端部は、縦支柱33及び脚支柱カバー39の前後方向内側面部(第4支柱面部33d及び第4支柱カバー面部39d)に沿って近接している。第3底部63aは、第2脚カバー62の第2底部62aと同一平面に配設され、支柱カバー固定用ねじ336及び脚支柱カバー39の上側切欠き部395よりも下方に位置している。第3底部63aの左右方向幅は脚支柱カバー39の左右方向幅とほぼ同じであり、第3底部63aは前後方向から見て脚支柱カバー39とほぼ重なる位置に配設される。
第3底部63aの左右方向外側の縁部から第3外壁面部63bが左右方向外側へ向けて斜めに立ち上がり、上部横フレーム35の側面部35aに対峙している。第3外壁面部63bは、前後方向から見て、縦支柱33及び脚支柱カバー39の傾き具合とほぼ同じ角度で傾斜している。第3外壁面部63bの前後両端部は、脚支柱カバー39の左右方向外側の第4支柱カバー面部39dに沿って近接している。第3外壁面部63bの先端部から内側(上部横フレーム35側)へ向けて第3折返し部63fが略水平姿勢で延出している。
図6、図14等に示すように、第3折返し部63fの先端部(左右方向内側の縁部)から、前後一対の第3係止爪部63gが左右方向内向きに延出している。各第3係止爪部63gは、第3折返し部63fから少し左右方向内向きに延出した後、上向きに折り曲がり、さらに左右方向内向きに延出したクランク形状を有し、先端側が上部横フレーム35の上面部35cにひっかかるように構成している。図14に示すように、天板2の下面には、第3係止爪部63gに対応する位置に、第3係止爪部63gを左右方向の外側から天板2下面と補強フレーム36との間に差し込み可能にする凹部200が形成されている。
図6、図9、図14等に示すように、第3底部63aの左右方向内側の縁部から前後一対の第3起立部63dが起立し、第3起立部63dの先端部から左右方向内向きに第3取付面部63cが略水平方向に延出している。第3取付面部63cに上下方向に貫通するねじ挿通孔63eが形成されている。第3取付面部63cは、補強フレーム36及び上部補強プレート37と干渉しない位置に配設されている。天板2の下面には、ねじ挿通孔63eに対応する位置に脚カバー用ナット部材9のねじ穴が露出している。
次に、脚体3を取付済みの天板2への脚カバー6の取付け手順について説明する。天板2への脚カバー6の取付け作業は、脚体3の縦支柱33に脚支柱カバー39を取り付けた後に行う。
まず、第3脚カバー63を天板2下面に取り付ける。第3脚カバー63の前後一対の第3係止爪部63gを天板2の前後一対の凹部200と上部横フレーム35との間に差し込み、第3係止爪部63gを上部横フレーム35の上面部35cに係止する。前後の第3係止爪部63gを前後の凹部200に差し込むことで、第3脚カバー63を天板2下面への取付位置に概ね位置合わせできる。ねじ挿通孔63eに対応して天板2の下面に埋め込まれた脚カバー用ナット部材9に、ねじ挿通孔63eを介して脚カバー固定用ねじ64をねじ込み、第3取付面部63cを天板2下面に固着する。
次に、第1、第2の脚カバー61,62を天板2下面に取り付ける。脚カバー61,62の取付面部61c,62cを上側にした状態で底部61a,62aを補強フレーム36の底面部36aに近づけ、底面部36aに固着する係止機構38に設けた永久磁石によって強磁性体製の脚カバー61,62を磁着して仮保持する。天板2下面に埋め込んだ脚カバー用ナット部材9にねじ挿通孔61e,62eを位置合わせする。このとき、脚カバー61,62は係止機構38に磁着しているので、容易にスライド移動させることができ、ねじ挿通孔61e,62eの位置合わせを容易に行える。脚カバー用ナット部材9に、ねじ挿通孔61e,62eを介して脚カバー固定用ねじ64をねじ込み、取付面部61c,62cを天板2下面に固着する。これにより、脚カバー6の取付作業が完了する。なお、脚カバー61,62の取付け順序は特に問われない。
第1、第2、第3の脚カバー61,62,63を天板2下面に取り付けると、上部横フレーム35、補強フレーム36及び上部補強プレート37が脚カバー6で覆われ、テーブル1の見栄えが向上する。また、脚本体31を天板2下面に固着するための脚体固定用ねじ8や、脚支柱カバー39を縦支柱33に固定するための支柱カバー固定用ねじ336、配線ケーブル100を脚支柱カバー39内に引き込むための上側切欠き部395も脚カバー6で覆われるので、脚体3周辺がすっきりとし、非常に見栄えが良い。
さらに、第3脚カバー63を天板2下面に固定する脚カバー固定用ねじ64は脚カバー6で覆われる。また、第1、第2の脚カバー61,62を天板2下面に固定するための脚カバー固定用ねじ64は外周壁部61d,62dで隠され、下方から覗き込まないと視認できない。これにより、取付用のねじ類がまったく露出していない見栄えの良い脚体3を構築できる。
図6、図14、図15等に示すように、本実施形態のテーブル1では、脚カバー6を配線受けとして使用可能に構成しており、第1、第2の脚カバー61,62の上にコンセント103を載置可能に構成している。コンセント103から延びる配線ケーブル100は、脚支柱カバー39上部に設けた上側切欠き部395(図9等も参照)を介して支柱内配線空間201に引き込まれ、脚支柱カバー39の下部から床上に引き出される。天板2の上面側のコンセントユニット4から天板2に引き出されて脚カバー6内に引き込まれた配線ケーブル101の差込プラグ102は、コンセント103に差し込まれる。これにより、配線ケーブル100,101や差込プラグ102、コンセント103を露出させずに、コンセントユニット4に電源を供給できる。
[天板の構成]
次に、天板2の構成について説明する。図1~図5に示すように、天板2は、前後に連結する2枚の中央天板部材2Aと、各中央天板部材2Aの左右縁部それぞれに連結する縁部天板部材2Bとを有し、合計6枚の天板部材が連結されて構成されている。
図20、図21の底面図及び図22の分離斜視図に示すように、天板部材2A,2Bは、4本の金属製の天板枠材11,12,13,13を枠状に配設した天板枠体14と、天板枠体14の枠内に配設したハニカム状のコア材16と、天板枠体14の上下面及びコア材16の上下面に接着した上下一対の金属板17,18と、を有する天板芯材19と、天板芯材19の上下面に接着した化粧板21,22とを備えている。天板部材2A,2Bは内部に空洞を有する軽量天板である。
図24及び図26の縦断面図にも示すように、天板枠体14の上下面を構成する天板枠材11,12,13の上下面それぞれに、各天板枠材11,12,13の長手方向に延びる複数の凹溝23が形成されている。また、天板枠材11,12,13の上下面それぞれに、凹溝23よりも天板外周側で凹溝23よりも深く形成された深スリット24が形成されている。
天板部材2A,2Bの天板枠体14の枠内に、鬼目ナットなどのねじ込み式又は打込み式の埋込ナット部材7を埋込み可能な木質部材25,26,27が配設されている。木質部材25,26,27は例えば中密度繊維板(MDF)などの木質材料で形成される。脚体3が取り付く天板部材2Bには、その下面(天板下面)にねじ穴が露出する埋込ナット部材7が木質部材25,26に埋め込まれている。本実施形態では、天板部材2Bに埋設した木質部材25,26,27がナット保持部材を構成している。
天板2は、一対の天板部材2Aと2A又は2Bと2Bの天板枠材12同士を突合せて連結可能な構成を有する。また、天板部材2Aと2Bの天板枠材13同士を突合せて連結可能な構成になっている。
図23~図26に示すように、4本の天板枠材のうち少なくとも1本(本実施形態では天板枠材12,13)は、枠材外壁面部12a,13aと枠材内壁面部12b,13bとの間を貫通するボルト差込穴12c,13cを備えている。両端部にねじ部81aを有する連結用ボルト部材81の一端側を枠材外壁面部12a,13a側からボルト差込穴12c,13cに差込み可能に構成している。
下面側の金属板18及び化粧板22は、枠材内壁面部12b,13bでのボルト差込穴12c,13cの開口位置に対応して開口したナット差入穴28を備えている。天板枠体14の枠内に突出する連結用ボルト部材81のねじ部81aにねじ込む連結用ナット部材82をナット差入穴28から前記天板枠体の枠内に差入れ可能に構成している。
上下の金属板17,18の間には、ナット差入穴28に差し込んだ連結用ボルト部材81のねじ部81aが天板枠体14の枠内で突出する箇所を囲う周壁形成部材が介在している。本実施形態では、連結用ボルト部材81のねじ部81aが突出する箇所を囲う切欠き凹部29を有する木質部材25,26が周壁形成部材を構成している。
本実施形態の天板部材2A,2Bは、天板枠材11,12,13の上下面及びコア材16の上下面に上下一対の金属板17,18を接着して天板芯材19を形成しているので、大きな接着面積を確保することで天板部材2A,2Bに加わる力を分散でき、軽量でありながら高い剛性を有する天板部材2A,2Bが得られる。さらに、天板芯材19の上下面に上下一対の化粧板21,22を接着しているので、天板表面の化粧性を確保できるとともに、天板部材2A,2Bの剛性をさらに向上できる。なお、天板部材2A,2Bと同様の構成を有する天板を単独の軽量天板として使用することも可能である。
また、天板部材2A,2Bは、天板枠材11,12,13の上下面に複数の凹溝23を設けることで、天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着面積を大きくでき、接着強度を向上させて天板部材2A,2Bの剛性を向上できる。さらに、凹溝23よりも天板外周側に深スリット24を設けることで、天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着時に余剰な接着剤を深スリット24に収容できるので、接着剤のはみ出しを防止できるとともに、深スリット24は天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着面積の増加に寄与する。
天板部材2A,2Bの内部には、テーブル1の脚体3等を連結するための埋込ナット部材7を埋め込み可能なナット保持部材(木質部材25,26)が埋設されているので、ナット部材を金属製の天板枠材11,12,13に溶接等で固着する構成に比べて容易かつ低コストで天板部材2A,2Bにナット部材を埋設できる。
また、一対の天板部材2A,2B、2A,2A又は2B,2Bを連結するにあたり、まず、連結用ボルト部材81を各天板枠材12又は13のボルト差込穴12c又は13cに差し込みながら枠材外壁面部12a同士又は13a同士を突き合せる。そして、各天板枠体14の枠内に突出する連結用ボルト部材81のねじ部81aそれぞれに、ナット差入穴28から天板部材2A又は2B内部に差し入れた連結用ナット部材82をねじ込むことで、一対の天板部材(軽量天板)の天板枠体14同士を連結できる。そして連結用ナット部材82を適度に締め込むことで、一対の天板部材2A,2B、2A,2A又は2B,2Bを強固に連結できる。
本実施形態では、複数の天板部材2A,2Bを連結することで、テーブル1の設置場所で組立可能な大型の天板2を形成できる。これにより、1枚ものでは製作や運搬が困難な大きさの天板2を形成できるとともに、運搬作業が容易になる。また、各天板部材2A,2B(各軽量天板)は軽量で剛性が高いので、これらの天板部材2A,2Bを強固に連結することで、軽量で剛性が高い大型の天板2を形成できる。さらに、天板2(天板部材2A,2B)の上面側にはナット差入穴28が露出しないので見栄えの良い連結軽量天板を形成できる。
さらに、連結用ボルト部材81のねじ部81aが突出する箇所を囲う切欠き凹部29を有する木質部材25,26(周壁形成部材の一例)を設けることで、一対の天板部材2A,2B等を突合せた後、連結用ボルト部材81の両端部にナット部材82をねじ込む前に、連結用ボルト部材81が天板枠体14の枠内に抜け出たり、ナット差入穴28から天板部材2A又は2Bの内部に差し入れた連結用ナット部材82が作業者の指が届かない箇所へ転がったりするのを防止でき、作業性が向上する。
図23、図25等に示すように、4本の天板枠材11,12,13,13のうち少なくとも1本(本実施形態では天板枠材12,13,13の3本)は、枠材外壁面部12a,13aに連結位置調節部材89を差込み可能な外壁凹条溝12g,13gを備えている。そして、一対の天板部材2A,2B、2A,2A同士又は2B,2B同士を連結するにあたり、外壁凹条溝12g又は13gを有する枠材外壁面部12a,12a同士又は13a,13a同士を突合せるとともに、対峙する外壁凹条溝12g,12g又は13g,13gにまたがって連結位置調節部材89を圧入可能に構成している。
これにより、一対の天板部材2A,2B等を突合せた際に、連結位置調節部材89がそれらの天板部材2A,2B等の間に摩擦を生じさせ、両天板部材2A,2B等の微妙な位置合わせに寄与する。これにより、両天板部材2A,2B等の位置合わせ作業の容易性及び作業効率が向上する。
図24、図25等に示すように、4本の天板枠材11,12,13,13のうち少なくとも1本(本実施形態では4本)は、アルミニウム押出成形材で形成されている。そして、天板枠材11,12は、その長手方向に延びて端面に開口する連結ピン保持部30を備える。天板枠体14の少なくとも1つの端面部(本実施形態では左右方向の端面部)の長手方向(本実施形態では前後方向)の端部寄り部位に連結ピン保持部30が開口している。図25に示すように、一対の天板部材2A,2Bを連結するにあたり、連結ピン保持部30が開口する端面部同士を突合せるとともに、対峙する連結ピン保持部30にまたがって連結用ピン88を差込み可能に構成している。
これにより、天板部材2A,2Bを連結した際に、それらの接合部の長手方向端部寄り部位において連結用ピン88を天板部材2Aと2Bとにまたがって配置できるので、天板部材2Aと2Bの連結強度を向上できる。
図22、図24(B)等に示すように、天板部材2A,2Bにおいて、4本の天板枠材11,12,13,13のうち少なくとも1本(本実施形態では外側天板枠材11)は、枠材外壁面部11aに長手方向に延びる凸条部11gを備え、凸条部11gが嵌り込む凹条溝86aを有するエッジ部材86が枠材外壁面部11aに取り付いているようにしてもよい。
これにより、エッジ部材86は上下方向の荷重に対して凹条溝86aに嵌り込んだ天板枠材11の凸条部11gで支持されるので、エッジ部材86の脱落や剥がれ、破損などを防止ししつつ、エッジ部材86の幅方向厚み(枠材外壁面部11aから突出する方向の厚み)を大きくできる。また、本実施形態では、エッジ部材86を枠材外壁面部11aに接着固定しており、エッジ部材86と天板枠材11との接着面積を大きくできるので、接着強度を向上できる。
[天板部材の各部の詳細構成]
次に、天板部材2Bの各部の詳細について説明する。天板部材2Aの基本構造は、中間木質部材27が内設されていないことを除いて天板部材2Bとほぼ同じであるので、天板部材2Bの構成について主に説明する。
図20~図22等に示すように、縁部天板部材2Bは、枠状に配設した前後一対の外側天板枠材11及び内側天板枠材12と左右一対の横天板枠材13とで形成される天板枠体14を有する。各天板枠材11,12,13は金属製であり、本実施形態では断面外形が横長で略長方形のアルミニウム押出成形材で形成されている。
外側天板枠材11は天板2の前後方向の縁部側に左右方向に延びて配設される。内側天板枠材12は左右方向に延びて外側天板枠材11と平行に、天板2の前後方向の中央部寄りに配設される。左右の横天板枠材13は、前後方向に延びて配設されるとともに、前後両端部が天板枠材11又は12の枠材内壁面部11b又は12bの左右方向の端寄り部位に当接或いは隣接している。
天板枠体14の枠内に、内側天板枠材12の枠材内壁面部12bに沿って内側木質部材25が前後方向に延設している。また、内側木質部材25と横天板枠材13との間に、左右一対の横木質部材26と中間木質部材27とが前後方向に互いに平行に延設している。本実施形態では木質部材25,26,27は断面形状が略長方形のMDFで形成される。なお、木質部材25,26,27の素材はMDFに限定されず、ねじ込み式又は打ち込み式の埋込ナット部材7を埋設可能な素材であればよい。
内側木質部材25の左右両端部は横天板枠材13の枠材内壁面部13bに当接或いは近接している。横木質部材26の前後両端部は内側木質部材25の左右端寄り部位又は外側天板枠材11の枠材内壁面部11bの左右端寄り部位に当接或いは近接している。中間木質部材27の前後両端部は内側木質部材25の左右中途部位又は枠材内壁面部11bの左右中途部位に当接或いは近接している。
木質部材25,26,27及び外側天板枠材11で囲まれた空間に、上下方向に貫通する多数の開口を有するハニカム状のコア材16が配設されている。コア材16は例えば紙製ハニカムであるが、アルミハニカム等の金属製ハニカムであっても構わない。天板枠材11,12,13、木質部材25,26,27及びコア材16は、ほぼ同一の厚みを有している。
天板枠体14の上下面を構成する天板枠材11,12,13の枠材上面部11d,12d,13d及び枠材下面部11e,12e,13eとコア材16の上下面とに、上下一対の金属板17,18が接着剤85にて接合して天板芯材19を形成している。上側金属板17及び下側金属板18は例えばアルミニウム板で形成されている。詳細な図示は省略するが、接着剤85は木質部材25,26,27の上下面と金属板17,18との間にも介在している。
図24及び図26に示すように、天板枠材11,12,13の枠材上面部11d,12d,13d及び枠材下面部11e,12e,13eそれぞれに、各天板枠材11,12,13の長手方向に延びる複数の凹溝23が形成されている。凹溝23には接着剤85が溜まり、天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着強度を高めている。天板枠材11,12,13の枠材内壁面部11b,12b,13bに長手方向に延びる複数の内壁凹溝23bが形成されており、枠材内壁面部11b,12b,13bと木質部材25,26,27との間に接着剤を介在させて、これらの接着強度を内壁凹溝23bに溜まった接着剤によって向上させても構わない。
図24に示すように、外側天板枠材11及び内側天板枠材12の枠材上面部11d,12d及び枠材下面部11e,12eには、凹溝23よりも天板部材2A,2Bの外周側(前後方向の外側)で凹溝23よりも深く形成された深スリット24が形成されている。枠材上面部11d,12d及び枠材下面部11e,12eには、天板部材2A,2Bの外周側(前後方向の外側)の縁部に天板枠材11,12の長手方向(左右方向)に沿って延びるリブ部11f,12fが上下方向の外側に向けて突設している。リブ部11f,12fの突出高さは金属板17,18の厚みと同程度である。リブ部11f,12fは深スリット24よりも前後方向の外側に立設している。
図26に示すように、横天板枠材13の枠材上面部13d及び枠材下面部13eには、凹溝23よりも前後の縁部寄り(壁面部13a,13b寄り)の部位に、凹溝23よりも深く形成された深スリット24aが形成されている。
天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着時に余剰な接着剤85を深スリット24,24aに収容できるので、接着剤85のはみ出しを防止できるとともに、深スリット24,24aは天板枠材11,12,13と金属板17,18との接着面積の増加(すなわち接着強度の向上)に寄与する。
天板芯材19の上下面(上側金属板17の上面と下側金属板18の下面に上下一対の上側化粧板21と下側化粧板22が接着剤(図示省略)で接着している。本実施形態では、化粧板21,22は金属板17,18側から順に積層した第1化粧板21a,22aと第2化粧板21b,22bとを有する。例えば、第1化粧板21a,22aはMDFで形成され、天板部材2A,2Bの上下面を形成する第2化粧板21b,22bは木目を有するクリ(チェスナット)などの天然木の単板で形成されている。アルミニウム板の上側金属板17及び下側金属板18と天然木の単板の第2化粧板21b,22bとの間にMDFの第1化粧板21a,22aを介在させることにより、接着強度を高めている。
図22~図24等に示すように、外側天板枠材11の枠材外壁面部11aの上下方向中央部位に、長手方向(左右方向)に延びる凸条部11gが前後方向に突設している。枠材外壁面部11a及び化粧板21,22の端面に、左右方向に延びるエッジ部材86が接着剤にて接着している。エッジ部材86は例えば天然の丸太表面から切り出した木材で形成され、断面が略台形で、枠材外壁面部11aに接着する面に凸条部11gが嵌り込み凹条溝86aを有する。エッジ部材86の素材は、第2化粧板21b,22bと同じ種類の天然木にすることが外観上好適である。枠材外壁面部11a及び凸条部11gの外壁面に長手方向に延びる多数の外壁凹溝23aが形成され、外壁凹溝23a内に接着剤が溜まることで外側天板枠材11とエッジ部材86との接着強度が高められている。
図1、図2、図5、図21等からわかるように、左右方向に延びるエッジ部材86の前後方向外側の縁部は前後方向にうねっている。例えばエッジ部材86が丸太表面から切り出した製材である場合には、そのうねりは不規則であり、エッジ部材86の長手方向端部における幅寸法は素材ごとにまちまちになる。そこで本実施形態では、平面視で天板2の前後縁部で左右方向に隣り合うエッジ部材86は、その継ぎ目部分において表面が連続する(面一になる)ように加工されている。なお、図1、図5等では、便宜上、各エッジ部材86を同じ形状に図示している。
図22、図23、図34等に示すように、縁部天板部材2Bの左右外側の端面に端面部材87が貼り付けられている。端面部材87は例えば原木から取り出した年輪を有する木口化粧板で形成され、接着剤で横天板枠材13の枠材外壁面部13a及び天板枠材11,12の左右方向外側の端面に接着している。端面部材87の素材は、第2化粧板21b,22b及びエッジ部材86と同じ種類の天然木にすることが外観上好適である。
図34に示すように、単板からなる第2化粧板21b,22bの左右方向外側の縁部に、丸く面取り加工した第2化粧板角部21c,22cを設けている。第2化粧板角部21c,22cは枠材外壁面部13a及び第1化粧板21a,22aの縁部よりも左右方向の外側に張り出しており、第2化粧板角部21cの下面が端面部材87の上端面に接着し、第2化粧板角部22cの上面が端面部材87の下端面に接着している。このように、第2化粧板21b,22bの縁部に丸みをもたせるとともに、端面部材87の端面を露出させないことで、それぞれ木目を有する第2化粧板21b,22bと端面部材87との接合部において継目を目立たなくできる。このことにより、どの方向から見ても板と板を継ぎ合わせたような外観を呈すことなく、一枚の無垢板に近い意匠性を実現することが可能である。
なお、端面部材87と横天板枠材13との接着強度を高めるために、枠材外壁面部13aに長手方向に延びる凹条溝を設け、該凹条溝にMDF等の木質部材を嵌め込んで固着し、該木質部材の一表面を枠材外壁面部13aと略面一に設けた上で、該木質部材と枠材外壁面部13aとに端面部材87を接着固定しても構わない。このような接着構成は、エッジ部材86と外側天板枠材11との接着構成にも適用可能である。また、エッジ部材86や87、化粧板21,22として、天然木材ではなく、例えばメラミン化粧板などの樹脂製化粧板等を使用することも可能であることは言うまでもない。
図24、図25等に示すように、外側天板枠材11の内部に、枠材上面部11dと枠材下面部11eとを連結する2本の内部リブ部11hと、枠材内壁面部11bの内壁と凸条部11gの内壁とに設けた略C字形の連結ピン保持部30とが長手方向に延びて形成されている。なお、連結ピン保持部30の断面形状は略C字形以外の形状であってもよく、連結ピン保持部30に差し込む連結用ピン88の断面形状に合わせて適宜変更可能である。
図23~図25等に示すように、内側天板枠材12の枠材外壁面部12aの上下中央部位に外壁凹条溝12gが長手方向に延びて形成されている。内側天板枠材12の内部に、枠材上面部12dと枠材下面部12eとを連結する1本の内部リブ部12hと、枠材外壁面部12aと枠材内壁面部12bの内壁それぞれに設けた略C字形の連結ピン保持部30とが長手方向に延びて形成されている。
図23、図24(A)等に示すように、枠材外壁面部12aと枠材内壁面部12bとの間を貫通するボルト差込穴12cは内部リブ部12hも貫通している。複数(本実施形態では8本)のボルト差込穴12cが内側天板枠材12の長手方向に間隔を空けて配設している。なお、枠材外壁面部12aの外側面の上下中央部には長手方向に延びる小さな凹条段差が形成されている。
図23、図25等に示すように、天板部材2B,2B同士又は2A,2A同士が連結する内側天板枠材12側の縁部に、コンセントユニット4の支柱部材42を挿通させる配線用切欠き部44が形成されている。配線用切欠き部44は天板部材2A,2Bの上面から下面にわたって平面視で略半円形に切り欠かれた形状を有し、天板部材2B,2B同士又は2A,2A同士を突合せた状態で略円形になるように構成している。
図23等に示すように、縁部天板部材2Bの前後方向内側の端面部(縁部天板部材2B同士が連結する端面部)に、内側天板枠材12の枠材外壁面部12aが露出し、ボルト差込穴12c、外壁凹条溝12g及び配線用切欠き部44も露出している。なお、図21等からわかるように、中央天板部材2Aの前後方向内側の端面部には、枠材外壁面部12a、ボルト差込穴12c、外壁凹条溝12g及び配線用切欠き部44が露出している。
図25、図26等に示すように、横天板枠材13の枠材外壁面部13aの上下中央部位に外壁凹条溝13gが長手方向に延びて形成されている。横天板枠材13の内部に、枠材上面部13dと枠材下面部13eとを連結する1本の内部リブ部13hが長手方向に延びて形成されている。
横天板枠材13の枠材外壁面部13aと枠材内壁面部13bとの間を貫通するボルト差込穴13cは内部リブ部13hも貫通している。複数(本実施形態では3本)のボルト差込穴13cが横天板枠材13の長手方向に間隔を空けて配設している。なお、枠材外壁面部13aの外側面の上下中央部には長手方向に延びる小さな凹条段差が形成されている。
図25等に示すように、縁部天板部材2Bの左右方向内側の端面部(中央天板部材2Aと連結する端面部)に、横天板枠材13の枠材外壁面部13aと外側天板枠材11及び内側天板枠材12の左右方向内側の端面部とが露出し、ボルト差込穴13c、外壁凹条溝13g及び連結ピン保持部30も露出している。なお、図21等からわかるように、中央天板部材2Aの左右両側の端面部は、枠材外壁面部13a、ボルト差込穴13c、外壁凹条溝13g、天板枠材11,12の長手方向端面部及び連結ピン保持部30とが露出している。
次に、図23、図24(A)等に示すように、縁部天板部材2B,2B同士を連結するにあたり、一方の縁部天板部材2Bの各ボルト差込穴12cに連結用ボルト部材81を差込む。連結用ボルト部材81のねじ部81aは内側天板枠材12を挿通して内側木質部材25の切欠き凹部29内に到達する。連結用ボルト部材81の差込深さは内側木質部材25で規制される。また、外壁凹条溝12gに複数の連結位置調節部材89を圧入する。連結位置調節部材89は、例えば楕円形板状の木製部材であり、押圧変形可能であるとともに突合せた縁部天板部材2B,2Bの間に摩擦を生じさせ、微妙な位置合わせに寄与する。これにより、縁部天板部材2B,2Bの表面を正確に位置合わせできる。したがって、天板部材2B,2Bの継目部分に段差を生じさせないようにすることができ、ズレが生じることによる外観品質の問題や使用上の引っ掛かりの問題を解決できる。なお、連結位置調節部材89は、外壁凹条溝12g,13gに圧入可能で、連結する天板部材の間に摩擦を生じさせるものであれば、形状や素材は特に限定されない。
縁部天板部材2B,2Bの内側天板枠材12同士を突合せると、各天板部材2Bの内側木質部材25に設けた切欠き凹部29内に連結用ボルト部材81のねじ部81aが突出する。ナット差入穴28を介して金属製の座金83を切欠き凹部29内に差し入れて連結用ボルト部材81の端部に挿通し、連結用ナット部材82を切欠き凹部29内に差し入れて連結用ボルト部材81のねじ部81aにねじ込む。
前後の縁部天板部材2Bの内側天板枠材12同士を挿通する連結用ボルト部材81の両端部のねじ部81aにねじ込んだ一対の連結用ナット部材82を適切な締付力で締め込むことで、両天板部材2Bを強固に連結する。このように、金属製の内側天板枠材12(本実施形態ではアルミニウム押出成形品)に金属製の座金83を直接押し当てることで、高い連結強度が得られる。後述する横天板枠材13同士の連結構造においても同様である。なお、前後の中央天板部材2A同士の連結も同様の手順で行える。
次に、図25、図26等に示すように、前後に連結した縁部天板部材2B,2Bと中央天板部材2A,2Aとを連結する。まず、天板部材2A又は2Bに対して、各ボルト差込穴13cに連結用ボルト部材81を差し込み、各連結ピン保持部30に連結用ピン88を差し込み、外壁凹条溝13gに複数の連結位置調節部材89を圧入する。連結用ピン88は金属製であり、天板部材2A,2Bの前後縁部寄り部位に2本ずつ差し込まれ、天板部材2A,2Bの前後縁部寄り部位(天板2の前後縁部寄り部位と前後方向中央部位)における連結強度の確保に寄与する。
天板部材2A,2Bの横天板枠材13同士を突合せると、各天板部材2A,2Bの横木質部材26に設けた切欠き凹部29内に連結用ボルト部材81のねじ部81aが突出する。上記の縁部天板部材2B同士の連結操作と同様にして、切欠き凹部29内にナット差入穴28を介して座金83と連結用ナット部材82を差し入れて、連結用ボルト部材81のねじ部81aに座金83を挿通した上で連結用ナット部材82をねじ込む。そして、天板部材2A,2Bの横天板枠材13同士を挿通する連結用ボルト部材81の両端部のねじ部81aにねじ込んだ一対の連結用ナット部材82を適切な締付力で締め込む。これにより、左右の天板部材2A,2Bを強固に連結する。
前後連結した中央天板部材2A,2Aの左右両側それぞれに前後連結した縁部天板部材2B,2Bを連結することで、図1~図4等に示すように、大型でありながら軽量かつ高剛性の天板2が得られる。天板2は、単板からなる化粧板21a,22a、及び原木から取り出したエッジ部材86及び端面部材87を有し、工業製品でありながら、無垢材と同様に経年変化が楽しめるとともに、木材の自然な素材感が得られる。なお、天板部材2A,2Bの連結手順は上記に限らず、例えば先に左右の天板部材2A,2Bを連結した上で、左右連結した天板部材2A,2B同士を前後に連結しても構わない。
図24、図26等に示すように、天板2の下面に開口するナット差入穴28は着脱可能なカバー部材84で塞がれる。カバー部材84は内向きに弾性変形可能な一対の爪部84aを有し、爪部84aが切欠き凹部29と下側金属板18との境界部に設けた段差90(図24(B)参照)に引っ掛かることで天板部材2A,2Bの下面に着脱可能に取り付く。
[配線構造の概要]
次に、テーブル1の配線構造について、図27~図33を参照して説明する。図1~図4も参照して説明すると、上述のように、天板2の上面にコンセントユニット4が配設されている。各コンセントユニット4は、バー部材41、左右一対の支柱部材42及び左右一対のコンセント43を備えている。各コンセント43は、バー部材41の上面に露出する複数(実施形態では4つ)のプラグ差込口46を備えている。金属製各パイプからなるバー部材41の左右両端部はキャップ部材41aにて塞がれている。
図28、図29等に示すように、左右のコンセント43はバー部材41内で電気接続されており、一方のコンセント43から延びる配線ケーブル101が支柱部材42内を通って天板2の下面側へ引き出されている。他方のコンセント43から延びる配線ケーブル104の先端部に設けた差込プラグ105は、上記一方のコンセント43の端面に設けたプラグ差込口(図示省略)にバー部材41内で接続している。つまり、配線ケーブル101を電源に接続すると各コンセント43のプラグ差込口46から電力供給が可能になる。
図27は天板2の中央天板部材2A及び縁部天板部材2Bの連結箇所を配線孔45とともに示す、斜め下から見た斜視図である。図27に示すように、天板部材2A,2A同士又は2B,2B同士の連結接合箇所に、前後の配線用切欠き部44が合わさって配線孔45を形成している。配線孔45は天板2を上下方向に貫通している。天板2の下面に、配線孔45から脚体3の補強フレーム36に向かって延びる配線収容用凹溝47が形成されている。
図30~図32に示すように、テーブル1は、配線収容用凹溝47の開口を塞ぐケーブルカバー48を天板2の下面に着脱可能に構成している。ケーブルカバー48のカバー底面部48aの下面(カバー下面)は天板2の下面(天板部材2A,2Bの下面)と略面一に配設されている。
図2、図3等にも示すように、脚体3は天板2の下面との間に配線ケーブル101を引込可能な脚カバー6を備えている。図32に示すように、配線収容用凹溝47の配線孔45とは反対側端部は脚カバー6ーの上方まで導かれている。
配線ケーブル101を天板2の下面に設けた配線収容用凹溝47に沿わせて脚体3へ導くことで、天板2の下面側における配線の引回しを目立たなくできる。また、配線収容用凹溝47は天板2の下面に露出しているので、天板2の下面側での配線ケーブル101の引回し作業(配線ケーブル101を配線収容用凹溝47に沿わせる作業)を容易に行える。さらに、天板2の下面側に配線受けや配線ダクトなどの配線支持部材を設ける必要がないので、テーブル1を横から見たときの見栄えを向上できる。特に、本実施形態のように、天板2の下面に梁部材を設けていないテーブル1において見栄えを向上できる。
上述のように、配線収容用凹溝47をケーブルカバー48で塞ぐことで、垂れ下がりによる配線ケーブル101の露出を確実に防止できる。また、ケーブルカバー48のカバー下面を天板2の下面と略面一に配設することで、テーブル1を横から見たときにケーブルカバー48の存在を目立たなくできるとともに、天板2を斜め下から見たときに凹凸の少ないすっきりとした天板2の下面を実現できる。
また、配線収容用凹溝47を配線孔45から脚カバー6の上方まで形成することで、配線ケーブル101を露出させずに配線収容用凹溝47から脚カバー6内へ導くことができる。これにより、天板2の下面における配線ケーブル101の存在を感じさせない、非常に見栄えの良い配線引回し構造を実現できる。
また、天板2は複数の天板部材2A,2Aを突合せて連結した構成を含み、配線孔45及び配線収容用凹溝47は、天板部材2A,2A同士の継目部分(接合部分)に形成されていて連続している。
これにより、天板2の上下の平坦面に配線孔45用の貫通孔を天板上下面を貫通して穿設したり、天板2(例えば天板部材2A,2B)の下面の平坦面に凹条の溝をザグリ加工することなく、配線孔45及び配線収容用凹溝47を形成できる。また、配線孔45及び配線収容用凹溝47を切削加工で形成する際に切粉(及び切削油)が天板部材内部に飛び散らないので、内部構造が中空状の天板部材2A,2Bに配線孔45や配線収容用凹溝47を形成する際に好適である。ただし、天板に配線孔及び配線用収容凹溝を設ける構成は、内部構造が中空状ではない天板部材にも適用可能である。
[配線構造の詳細構成]
次に、テーブル1の配線構造の詳細について説明する。図1等から分かるように、コンセントユニット4の支柱部材42を差し込む配線孔45は、天板部材2A,2A同士の連結箇所と天板部材2A,2A同士の連結箇所それぞれに2箇所ずつ設けている。
図27~図32に示すように、支柱部材42の中途部にドーナツ状の穴カバー49が外嵌固着している。配線孔45に天板2上面側から差し込まれた支柱部材42の下端部は穴カバー49が天板部材2A又は2Bの上面に当接する状態で配線孔45内の下面寄り箇所に配設される。支柱部材42の下端部に、下端から上向きに切り欠いた左右一対の配線挿通スリット42aが形成されている。
支柱部材42の下端部の内部には、配線挿通スリット42aの上向き切込み深さよりも浅い位置(スリット42a下端側)にコンセント固定用ナット部材50が固着している。配線挿通スリット42aの上部は支柱部材42の内外に開口しており、配線ケーブル101を挿通可能になっている。金属製板状のコンセント固定用プレート51を介してコンセント固定用ネジ52をコンセント固定用ナット部材50にねじ込み、穴カバー49とプレート51とで天板部材2A又は2Bを上下に挟み込むことで、コンセントユニット4を抜け不能に固着している。
天板部材2A,2Bの下面を形成する下側化粧板22に、配線孔45よりも大きな平面サイズで形成されるとともにコンセント固定用プレート51を収容可能なプレート嵌入凹部53が凹設されている。プレート嵌入凹部53は配線孔45の下部とつながっている。穴カバー49とプレート51とで天板部材2A又は2Bを挟み込んだ状態で、プレート51の下面は天板部材2A,2Bの下面とほぼ面一になるように設けられ、凹凸が少なく見栄えの良いテーブル1の下面を形成している。
1つのコンセントユニット4の左右の支柱部材42が嵌り込む左右一対の配線孔45のうち一方の配線孔45の下部に、左右方向に延びるケーブル案内凹部54が連通している。ケーブル案内凹部54はプレート嵌入凹部53にも連通するとともにプレート嵌入凹部53に対して左右方向外側まで延びており、プレート嵌入凹部53にプレート51を収容した状態で、天板2の下面に開口するように構成している。
図27及び図30~図32に示すように、中央天板部材2Aに設けたケーブル案内凹部54に、左右方向に延びる配線収容用凹溝47が連通している。配線収容用凹溝47は天板2の下面に開口し、ケーブル案内凹部54に対して左右方向の外側に延びており、天板部材2A,2Bの接合箇所を越えて縁部天板部材2Bの下面まで延びている。配線収容用凹溝47の端部は縁部天板部材2Bに取り付く脚カバー6の上方に位置している。
配線収容用凹溝47、プレート嵌入凹部53及びケーブル案内凹部54は、前後の天板部材2A,2A又は2B,2Bそれぞれの連結端面(内側天板枠材12側の端面)に開口する凹部が突き合わされて形成される。配線収容用凹溝47及びプレート嵌入凹部53は下側化粧板22を切り欠いて(くり貫いて)形成されている。ケーブル案内凹部54は下側化粧板22と内側天板枠材12の下部とを切り欠いて形成されている。凹溝47及び凹部53,54は前後の天板部材2A,2A又は2B,2Bの接合面(図6に示す前後中央線C)を挟んで前後対称に形成している。
図27及び図30~図32に示すように、中央天板部材2Aに取り付くコンセントユニット4から延びる配線ケーブル101は、支柱部材42内を通って配線挿通スリット42aから配線孔45の下部及びケーブル案内凹部54を介して中央天板部材2Aの下面に引き出される。
配線収容用凹溝47に沿ってケーブルカバー48を着脱可能に構成している。ケーブルカバー48は断面が上向きコ字形の形態を有し、左右方向に延びるカバー底面部48aと、カバー底面部48aの前後両縁部から立ち上がった前後一対のカバー側壁部48bとを有する。各カバー側壁部48bの一端部に下向き鉤状のカバー爪部48cがカバー側壁部48bよりも左右方向の外側に延出している。
コンセント固定用プレート51に前後一対のカバー爪部48cが係合する係止穴51aが形成されている。カバー爪部48cをケーブル案内凹部54に斜め下から差し込み、カバー爪部48cをプレート51にひっかけつつ配線収容用凹溝47の他端側を上向き回動させて(持ち上げて)47に嵌め込む。これにより、カバー爪部48cが係止穴51aに上から係合し、ケーブルカバー48の一端が天板2下面に脱落不能に保持される。配線収容用凹溝47の左右方向長さは、カバー爪部48cが係止穴51aに係合した状態でカバー爪部48cとは反対側の端部と配線収容用凹溝47の端部との間に配線ケーブル101を挿通可能な長さに設けられている。
プレート51は平面視略正方形であり、プレート51の辺ごとに一対の係止穴51aが設けられている。これにより、プレート51をプレート嵌入凹部53に固定する際にプレート51の向きを気にしなくても配線収容用凹溝47側に前後一対の係止穴51aが配置されるので、作業性が良い。
ケーブルカバー48を配線収容用凹溝47に嵌め込む際には、中央天板部材2Aに取り付けたコンセントユニット4から延びる配線ケーブル101をカバー底面部48aに沿って配設しておくことで、配線ケーブル101をケーブルカバー48とともに配線収容用凹溝47内に配置できる。コンセントユニット4から延びる配線ケーブル101は、配線収容用凹溝47内を通って縁部天板部材2Bの下面でケーブルカバー48端部と配線収容用凹溝47端部との間の隙間から脚カバー6内に引き出され、脚体3の補強フレーム36の上方に延出する。
配線収容用凹溝47の他端側(脚カバー6側の端部)は、縁部天板部材2Bの下面に取り付く脚カバー6の第1脚カバー61の上方に位置し、第1取付面部61cにて下向き移動不能に保持される。このように、ケーブルカバー48は専用の止め具を使用することなく天板2の下面に保持可能に構成している。
図27~図29及び図32に示すように、縁部天板部材2Bに設けた左右一対の配線孔45のうち脚体3の上方に位置する一方の配線孔45にケーブル案内凹部54が連通している。縁部天板部材2Bにおいて、ケーブル案内凹部54は上記一方の配線孔45に対して左右方向の外側に(他方の配線孔45に向けて)設けられている。
図32に示すように、縁部天板部材2Bに取り付くコンセントユニット4から延びる配線ケーブル101は、支柱部材42内を通って配線挿通スリット42aから配線孔45の下部及びケーブル案内凹部54を介して縁部天板部材2Bの下面で脚カバー6内に引き出され、脚体3の補強フレーム36の上方に延出する。
図6にも示すように、脚カバー6内に引き出された配線ケーブル101は補強フレーム36の底面部36aに設けた開口部36gを介して脚カバー6の底面部(底部61a,62a)の上に導かれ、配線ケーブル101の先端に接続した差込プラグ102が脚カバー6内に載置したコンセント103のプラグ差込口に接続される。
なお、本実施形態では、配線ケーブル101は配線孔45に差し込んだ支柱部材42内を通っているが、天板2上面側から配線孔45を介して天板2下面側へ配線ケーブル101を引き出す構造は特に限定されない。例えば配線ケーブル101が配線孔45を直接通っていてもよい。この場合、配線孔45の内周壁を化粧することが好ましい。また、配線孔45の開口形状は円形に限らず、例えば四角形など、どのような開口形状であってもよい。
また、上記実施形態では、配線収容用凹溝47内に配線する配線ケーブル101をケーブルカバー48で支持しているが、配線収容用凹溝47自体の形状で配線ケーブル101を支持しても構わない。例えば、配線収容用凹溝47の互いに対向する一対の内側壁の下端部それぞれに他方の内側壁下端部に向けて突出する底壁を、隙間が形成されるように設け、その隙間から配線ケーブル101を配線収容用凹溝47内に差し入れた後に横移動させて配線収容用凹溝47の底壁上面に支持させてもよい。そして、本発明において配線ケーブル101を配線収容用凹溝47内に保持する構造は特に限定されず、例えば配線収容用凹溝47内に配線ケーブル101をひっかけるフックなどのケーブル止め具を配設して配線ケーブル101を支持するようにしても構わない。
また、配線孔45及び配線収容用凹溝47は、前後の中央天板部材2A,2Aの継目部分(接合部分)とは異なる位置に設けられていてもよい。例えば、天板部材2A,2Bのいずれかの1枚に配線孔45及び配線収容用凹溝47を設けても構わない。また、配線収容用凹溝47は、天板部材2A,2Aの継目部分から天板部材2A,2Bの継目部分を介して天板部材2B,2Bの継目部分にわたって形成しているが、天板部材2A,2Aもしくは2B,2B又は2A,2Bの継目部分のいずれかのみに形成されていても構わない。例えば、上記実施形態において、天板部材2Bに取り付く脚カバー6の左右内側縁部(具体的には第1脚カバー61の起立部61b)を天板部材2A,2Aの継目部分の下方に位置させるように延設すれば、天板部材2B,2Bの継目部分に配線収容用凹溝47を形成する必要がなくなる。
[第2実施形態の概略構成]
次に、図16~図19を参照しながら第2実施形態のテーブル10について説明する。なお、本実施形態の説明において、これまでに説明した上記実施形態と同様の構成要素については同一符号を付しており、その詳細な説明を省略する。
テーブル10は、天板20の長手方向の縁部寄り部位を支持する左右一対の脚体3と、天板20の長手方向中央部位を支持する中間脚体3Aとを有する。天板20は左右方向に長い略長方形状であり、前後に連結する2枚の中央天板部材2Cと、各中央天板部材2Cの左右縁部それぞれに連結する中央天板部材2Aと、各中央天板部材2Aの左右外側の縁部に連結する縁部天板部材2Bとを有し、合計10枚の天板部材が連結されて構成されている。前後に配設された中央天板部材2A同士は連結している。また、前後に配設された縁部天板部材2B同士は連結している。本実施形態では、天板20は、大型の天板でありながら、その下面に天板20の長手方向に延びる梁部材を備えておらず、正面視でシンプルかつ非常にすっきりとした印象を与える見栄えの良い構成になっている。
天板20の上面に、5つのコンセントユニット4が天板20の前後中央部で天板20の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配設されている。ここでの詳細な説明は省略するが、各コンセントユニット4から延びる配線ケーブル100は、脚体3の脚カバー6内、または中間脚体3Aの脚カバー6A内、もしくは天板2下面に設けた配線用溝の内部を通って左右いずれかの一方の脚体3の脚カバー6内に引き込まれる。
図16に示すように、天板20の下面に中間脚体3Aと左右一対の脚体3が連結している。各脚体3の構成は第1実施形態と同じなので詳細な説明は省略する。
[中間脚体の構成]
図16からわかるように、中間脚体3Aは、前後の中央天板部材2Cの下面にまたがって取り付いており、鉛直方向に起立する脚本体31Aと、脚本体31の下部から上に向かって天板20の長手方向の外側に傾く左右一対の補強部材32Aとを有している。補強部材32Aの上端部は補強部材32Aの下端部よりも天板20長手方向の外側に位置している。脚本体31Aの下面の前後端部位に前後一対のねじ込み式のアジャスター5が設けられている。
図17~図19に示すように、中間脚体3Aは、平面視で左右方向に延びる前後中央線を挟んで概ね前後対称の構成を有している。中間脚体3Aの脚本体31Aは、鉛直方向に起立する前後一対の縦支柱33Aと、縦支柱33Aの下部同士を連結する下部横フレーム34Aと、縦支柱33Aの上部同士を連結する上部横フレーム35Aとを備えている。縦支柱33Aには、縦支柱33との間に配線ケーブル(図示省略)を挿通可能な空間を形成する脚支柱カバー39Aが取り付いている。
縦支柱33A、横フレーム34A,35A、脚支柱カバー39Aの基本構造や、縦支柱33Aへの脚支柱カバー39Aの取付構造は、第1実施形態の縦支柱33、横フレーム34,35、脚支柱カバー39と同様である。なお、前後一対のアジャスター5は、下部横フレーム34A下面の前後両縁部寄りの部位に取り付いている。
中間脚体3Aは、前後方向に延びる上部横フレーム35Aの長手方向中途部から天板2長手方向(左右方向)の左右両側へ向けて延びる左右の補強フレーム36Aを備えている。各補強フレーム36Aは、第1実施形態の補強フレーム36と同様の構成を有している。
左右の補強フレーム36Aには補強フレーム36の舌部36d(図10参照)が設けられておらず、左右の補強フレーム36Aの底面部36aは連続している。すなわち、中間脚体3Aの左右の補強フレーム36Aは一体物で構成されている。左右の補強フレーム36Aの各側壁部36b及び取付け面部36cは、左右方向中央側の縁部が上部横フレーム35Aに固着している。換言すると、一連の側壁部36b及び取付け面部36cの左右方向中央部を切り欠いた部分に上部横フレーム35Aが上方から嵌り込んでいる。
各補強フレーム36Aの基端寄り部位を挟んで前後一対の上部補強プレート37Aが配設され、合計4枚の上部補強プレート37Aが設けられている。上部補強プレート37Aは、補強フレーム36Aの取付け面部36cの基端寄り部位と、上部横フレーム35の側面部の上端寄り部位とに固着している。
左右の補強部材32Aは、下端が下部横フレーム34Aに連結する一方、上端は補強フレーム36に連結している。下部横フレーム34Aの前後方向中途部に左右の補強部材32Aの下端部が連結している。各補強フレーム36Aの底部の先端寄り部位に対応する補強部材32Aの上端部が連結している。
図16(B)、図17~図19に示すように、テーブル10は、中間脚体3Aの上部横フレーム35、補強フレーム36A及び上部補強プレート37Aを下側から覆って中央天板部材2Cの下面にねじ固定される脚カバー6Aを備える。脚カバー6Aは、左右の補強フレーム36Aの先端部を覆う左右一対の第1脚カバー61Aと、上部横フレーム35A、補強フレーム36Aの基端部及び上部補強プレート37Aを覆う左右一対の第2脚カバー62Aとを有する。脚カバー61A,62Aは、第1実施形態の脚カバー61,62と同様の構成を有する。なお、脚カバー6Aは第1実施形態の第3脚カバー63(図9等参照)を備えておらず、図16(B)、図19からわかるように、左右の脚カバー62Aは上部横フレーム35Aの下方で隣接している。
図17、図19に示すように、補強フレーム36の底面部36aの下面に、脚カバー61A,62Aを磁力によって仮止めする複数の係止機構38が取り付けられている。脚カバー61A,62Aは強磁性体金属製であり、係止機構38が脚カバー61A,62Aを磁着することで仮保持可能に構成している。
中間脚体3Aは、天板20に横揺れ方向(天板長手方向)の力が加わるときに、脚本体31Aの下部から上に向かって左右方向の外側に傾く左右一対の補強部材32Aがつっぱることで、脚本体31Aが傾くことを抑制できるとともに、横揺れを低減できる。
また、中間脚体3Aは、脚本体31Aの前後一対の縦支柱33Aの下部同士を前後方向に延びる下部横フレーム34Aで連結することで脚本体31Aの剛性を高め、さらには脚本体31Aを前後一対の縦支柱33Aと上下の横フレーム34A,35Aとで枠状に構成することで、脚本体31Aの剛性をさらに高めることで、天板2の前後方向揺れを抑制できる。さらに、中間脚体3Aを前後方向(天板20の短手方向)から見たときに脚本体31Aと左右の補強部材32Aと左右の補強フレーム36Aとが三角形構造を形成するので、中間脚体3Aの剛性を高めることができる。また、脚本体31Aの上部横フレーム35Aと左右の補強フレーム36Aとを天板2の下面に強固に連結できるので、天板20と中間脚体3Aとの連結強度を向上できる。
さらに、テーブル10は、上部横フレーム35A及び左右の補強フレーム36Aを脚カバー6Aで覆うことで見栄えを向上できる。また、テーブル10は、係止機構38Aによって脚カバー6Aを仮止め可能にする構成ことで脚カバー固定用ねじの締緩作業が容易になる。
脚カバー6Aは配線受けとして使用することも可能である。例えば、中間脚体3Aの上方に位置するコンセントユニット4から中央天板部材2Cの下方へ配線ケーブルを引き出し、さらに脚カバー6A内部及び脚支柱カバー39A内部を通って、その配線ケーブルを床上へ引き出すことができる。なお、その配線径路に、脚カバー6A内に収容する差込プラグ及びコンセントを介在させることも可能であることは言うまでもない。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、前述した実施形態及び変形例(尚書き等)で説明した各構成を組み合わせてもよく、また、構成の付加、省略、置換、その他の変更が可能である。