JP7794723B2 - 鉄基焼結合金製バルブシートおよびその製造方法 - Google Patents
鉄基焼結合金製バルブシートおよびその製造方法Info
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Description
[1]機能部材側層からなる単層構造を有する鉄基焼結合金製バルブシートであって、
前記機能部材側層が、基地相中に硬質粒子および固体潤滑剤粒子を分散させてなり、
前記基地相が、粒径:10μm以下の微細炭化物が、150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相であり、
前記硬質粒子が、ビッカース硬さで650~1200HVの硬さを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子であり、前記基地相中に面積率で20~40%分散し、さらに
前記固体潤滑剤粒子が面積率で0~5%分散した組織を有し、
密度が6.65g/cm3以上で、圧環強さに優れることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシート。
[2]前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする[1]に記載の鉄基焼結合金製バルブシート。
[3]機能部材側層と支持部材側層とが一体で焼結された二層構造を有する鉄基焼結合金製バルブシートであって、
前記機能部材側層が、基地相と、該基地相中に硬質粒子および固体潤滑剤粒子を分散させてなり、前記基地相が、粒径:10μm以下の微細炭化物が、150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相であり、前記硬質粒子が、ビッカース硬さで650~1200HVの硬さを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子であり、前記基地相中に面積率で20~40%分散し、さらに前記固体潤滑剤粒子が面積率で0~5%分散した組織を有し、
前記支持部材側層が、パーライトからなる基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で0~5%、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させてなる組織を有し、
密度が6.65g/cm3以上で、圧環強さに優れることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシート。
[4]前記機能部材側層における前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、
前記支持部材側層における前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:0.9~2.0%を含み、あるいはさらに、Ni:0.5%以下、Mo:0.8%以下、Cu:5.0%以下、Mn:5.0%以下、S:2.0%以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有すること特徴とする[3]に記載の鉄基焼結合金製バルブシート。
[5][1]または[2]に記載の単層構造の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法であって、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、あるいはさらに固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、混合粉としたのち、
前記混合粉を所定形状の金型に充填しプレス加工を施して圧粉体とし、ついで、
前記圧粉体に保護雰囲気中で焼結処理を施し焼結体としたのち、切削加工あるいはさらに研削加工を施して、所定形状のバルブシートを製造するに当たり、
前記鉄系粉末を、質量%で、C:0.05~0.70%、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、Cr:4.5%以下、Mo:10.0%以下、V:4.5%以下、W:10.0%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、ビッカース硬さで170~220HVの粒子硬さを有する鉄系粉末とし、該鉄系粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、40~70%配合し、
前記硬質粒子粉末を、ビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子とし、該硬質粒子粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、20~40%配合し、
前記黒鉛粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、
前記合金元素粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で合計で、0~5.0%配合し、さらに、
前記固体潤滑剤粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記焼結処理を、焼結温度:1100~1200℃で行う処理として、前記焼結体を得ることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。
[6]前記焼結体が、粒径:10μm以下の微細炭化物が150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相である基地相中に、硬質粒子を面積率で20~40%分散させ、さらに、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させた組織と、かつ前記基地相、前記拡散相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする[5]に記載の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。
[7][3]または[4]に記載の二層構造の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法であって、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、あるいはさらに固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、機能部材側層用混合粉とし、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、あるいはさらに合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、支持部材側層用混合粉とし、
前記機能部材側層用混合粉と前記支持部材側層用混合粉とをその順に、所定形状の金型に充填し、プレス加工を施して圧粉体とし、ついで、前記圧粉体に保護雰囲気中で焼結処理を施し二層構造の焼結体としたのち、切削加工あるいはさらに研削加工を施して、所定形状の二層構造のバルブシートを製造するに当たり、
前記機能部材側層用混合粉では、前記鉄系粉末を、質量%で、C:0.05~0.70%、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、Cr:4.5%以下、Mo:10.0%以下、V:4.5%以下、W:10.0%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、ビッカース硬さで170~220HVの粒子硬さを有する鉄系粉末とし、該鉄系粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、40~70%配合し、
前記硬質粒子粉末を、ビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子とし、該硬質粒子粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、20~40%配合し、
前記黒鉛粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、
前記合金元素粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で合計で、0~5.0%配合し、さらに、
前記固体潤滑剤粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記支持部材側層用混合粉では、前記鉄系粉末を純鉄粉とし、前記黒鉛粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、前記合金元素粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、合計で0~5.0%配合し、前記硬質粒子粉末をFe-Mo合金粉末として、該硬質粒子粉末を前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、前記固体潤滑剤粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記焼結処理を、焼結温度:1100~1200℃で行う処理として、
前記焼結体を二層構造の焼結体とすることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。
[8]前記二層構造の焼結体を、前記機能部材側層が、粒径:10μm以下の微細炭化物が150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相である基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で20~40%分散させ、さらに、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させた組織と、かつ前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、を有し、
前記支持部材側層が、パーライトからなる基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で0~5%、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させてなる組織と、前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:0.9~2.0%を含み、あるいはさらに、Ni:0.5%以下、Mo:0.8%以下、Cu:5.0%以下、Mn:5.0%以下、S:2.0%以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、を有する二層構造の焼結体であることを特徴とする[7]に記載の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。
Cは、基地相を所定の硬さ、組織に調整し、所定の微細炭化物を形成するために必要な元素であり、1.0%以上含有させる。一方、2.0%を超えて含有すると、焼結時に液相焼結となり、析出炭化物量が過多となり、空孔数が増加し、寸法精度が低下する。このため、Cは1.0~2.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは1.0~1.5%である。
Siは、硬さを増加させる元素であり、0.5%以上含有することが好ましい。一方、1.5%を超える含有は、靭性の低下を招く。このため、Siは0.5~1.5%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.5~1.3%である。
Mnは、基地相の硬さを増加させる元素であり、また、Mnは固体潤滑剤粒子の含有に起因して基地部に含まれ、被削性改善に寄与する。このような効果は0.05%以上の含有で顕著となるが、2.0%以上の含有は、基地相硬さ、靭性、延性の低下に繋がる。このため、Mnは2.0%未満に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.05~1.5%である。
Crは、基地相に固溶して、また炭化物を形成して基地相の硬さを増加させ、さらに硬質粒子の硬さを増加させ、耐熱性、耐摩耗性を向上させる元素であり、2.0%以上含有することが好ましい。一方、10.0%を超えて含有すると、Cr炭化物の形成が過多となり、微細な炭化物とすることが難しくなり、また硬質粒子の硬さが高くなりすぎる。このため、Crは2.0~10.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは4.0~6.0%である。
Moは、基地相に固溶し、また微細炭化物を形成して基地相の硬さを増加させ、耐摩耗性の向上に寄与する元素である。また、硬質粒子の硬さを増加させる。このような効果は、5.0%以上の含有で顕著となるが、15.0%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Moは5.0~15.0%に限定することが好ましい。なお、より好ましくは10.0~14.0%である。
Wは、微細炭化物を形成し、基地相の硬さを増加させ、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、0.5%以上の含有で顕著となるが、10.0%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Wは0.5~10.0%に限定することが好ましい。なお、より好ましくは2.0~5.0%である。
Vは、微細炭化物を形成し、基地相の硬さを増加させ、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、0.5%以上の含有で顕著となるが、5.0%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Vは0.5~5.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.5~2.0%である。
Coは、基地相の強度、とくに高温強度を増加させ、耐摩耗性を向上させる元素であり、さらに基地相の靭性を向上させる元素であり、硬質粒子の硬さを増加させる元素である。このような効果は10.0%以上の含有で顕著となる。一方、35.0%を超える含有は、基地相硬さを低下させる。このため、Coは10.0~35.0%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは10.0~25.0%以下である。
Niは、基地相の硬さ、靭性の向上に寄与する元素であり、また、硬質粒子の硬さ増加にも寄与する元素であり、必要に応じて含有できる。含有する場合には0.3%以上とすることが好ましいが、5.0%を超えて含有すると、基地相の成形性の低下を招く。このため、含有する場合には、5.0%以下に限定することが好ましい。なお、より好ましくは1.0%以下である。
Sは、固体潤滑剤粒子の含有に起因して基地部に含まれ、被削性向上に寄与する元素であり、必要に応じて含有できる。しかし、Sが2.0%を超えて含有されると、靭性、延性の低下を招く。このため、含有する場合には、Sは2.0%以下に限定することが好ましい。
本発明で配合する鉄系粉末は、Cを低減した高速度鋼組成の粉末とする。Cが0.05%未満では、それ以上の粉末粒子の硬さ低下が認められなくなる。一方、Cが0.70%を超えると、粉末粒子の硬さが高くなりすぎて、粉末粒子の圧縮性が低下する。このため、鉄系粉末のC含有量は0.05~0.70%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.3~0.6%である。
Siは、脱酸剤として作用する元素であり、このような効果を得るためには、0.05%以上の含有で顕著となる。一方、0.70%を超えて含有すると圧縮性が低下する。このため、Siは、0.70%以下に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.40%以下である。
Mnは、脱酸剤として作用するとともに、強度(硬さ)増加に寄与する。このような効果は、0.10%以上の含有で顕著となる。一方、0.50%を超えて含有すると、硬さが高くなり圧縮性が低下する。このため、Mnは0.50%以下に限定することが好ましい。
Crは、炭化物を形成し、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、2.0%以上の含有で顕著となるが、4.5%を超えて含有すると、靭性が低下する。このため、Crは4.5%以下に限定することが好ましい。
Moは、微細炭化物を形成し、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、3.0%以上の含有で顕著となるが、10.0%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Moは10.0%以下に限定することが好ましい。なお、より好ましくは4.0~6.0%である。
Vは、微細炭化物を形成し、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、1.5%以上の含有で顕著となるが、4.5%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Vは4.5%以下に限定することが好ましい。
Wは、微細炭化物を形成し、耐摩耗性を向上する効果を有する元素である。このような効果は、5.0%以上の含有で顕著となるが、10.0%を超えて含有すると、成形性が低下する。このため、Wは10.0%以下に限定することが好ましい。
本発明で使用する鉄系粉末は、170~220HVの粒子硬さを有する粉末とする。粒子硬さが170HV未満では、鉄系粉末の硬さが低くなり過ぎて焼結体としての耐摩耗性が低下する。一方、220HVを超えて粒子硬さが高くなると、圧縮性が低下し、焼結体としての圧環強さが低下する。このため、配合する鉄系粉末の粒子硬さは170~220HVに限定した。
(1)化学分析
得られたバルブシートの各部位から分析用試料を採取し、発光分析法により、各部位における各成分の含有量を分析し、焼結体基地部の組成を求めた。
(2)組織観察
得られたバルブシートについて、軸方向に垂直な断面を研磨し、腐食(腐食液:ナイタール液)して組織を現出し、光学顕微鏡(倍率:200倍)で観察し、基地相組織の種類を特定した。また、走査型電子顕微鏡(倍率:2000倍)を用いて、基地相中に析出した炭化物について、粒径を測定し、炭化物粒径の最大が10μm以下であることを確認し、基地相が微細炭化物析出相であるとした。炭化物粒径(長辺長さ)の最大径が10μmを超える場合には、単に炭化物析出相とした。また、走査型電子顕微鏡(倍率:2000倍)を用いて、基地相中に析出した炭化物について、観察視野(30μm×30μm)内の個数を測定し、炭化物析出密度(個/(30μm×30μm))を算出した。
(3)硬さ試験
得られたバルブシートについて、軸方向に垂直な断面を研磨し、腐食(腐食液:ナイタール液)して組織を現出し、ビッカース硬度計(試験力:0.98N(100gf))を用いて、基地相のビッカース硬さHVを測定した。
(4)密度試験
得られたバルブシートについて、アルキメデス法を用いて密度(焼結体密度)を測定した。
(5)摩耗試験
得られたバルブシートについて、図1に示すリグ試験機を用いて、次に示す試験条件で摩耗試験を実施した。
試験温度:300℃(シートフェイス)
試験時間:12hr
カム回転数:3000rpm
バルブ回転数:20rpm
衝撃荷重:700N
バルブ材質:窒化膜付き耐熱鋼(SUH35表面硬さ1150HV)
試験後、試験片(バルブシート)の摩耗量を測定した。得られた摩耗量から、バルブシートNo.1(従来例)を基準(1.00)とし、当該バルブシートの摩耗比を算出した。
(6)圧環強さ試験
得られたバルブシートについて、JIS Z 2507の規定に準拠して、圧環強さを求めた。得られた圧環強さから、バルブシートNo.1(従来例)を基準(1.00)とし、当該バルブシートの圧環強さ比を算出した。なお、バルブシートNo.1(従来例)の圧環強さは470MPaであった。
2 シリンダブロック相当材
3 加熱手段
4 バルブ
Claims (8)
- 機能部材側層からなる単層構造を有する鉄基焼結合金製バルブシートであって、
前記機能部材側層が、基地相中に硬質粒子および固体潤滑剤粒子を分散させてなり、
前記基地相が、粒径:10μm以下の微細炭化物が、150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相であり、
前記硬質粒子が、ビッカース硬さで650~1200HVの硬さを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子であり、前記基地相中に面積率で20~40%分散し、さらに
前記固体潤滑剤粒子が面積率で1.0~5%分散した組織を有し、
密度が6.65g/cm3以上で、圧環強さに優れることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシート。 - 前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする請求項1に記載の鉄基焼結合金製バルブシート。
- 機能部材側層と支持部材側層とが一体で焼結された二層構造を有する鉄基焼結合金製バルブシートであって、
前記機能部材側層が、基地相と、該基地相中に硬質粒子および固体潤滑剤粒子を分散させてなり、
前記基地相が、粒径:10μm以下の微細炭化物が、150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相であり、
前記硬質粒子が、ビッカース硬さで650~1200HVの硬さを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子であり、前記基地相中に面積率で20~40%分散し、さらに
前記固体潤滑剤粒子が面積率で1.0~5%分散した組織を有し、
前記支持部材側層が、パーライトからなる基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で0~5%、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させてなる組織を有し、
密度が6.65g/cm3以上で、圧環強さに優れることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシート。 - 前記機能部材側層における前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、
前記支持部材側層における前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部が、質量%で、C:0.9~2.0%を含み、あるいはさらに、Ni:0.5%以下、Mo:0.4~0.8%、Cu:5.0%以下、Mn:5.0%以下、S:2.0%以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする請求項3に記載の鉄基焼結合金製バルブシート。 - 請求項1または2に記載の単層構造の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法であって、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、さらに固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、混合粉としたのち、
前記混合粉を所定形状の金型に充填しプレス加工を施して圧粉体とし、ついで、
前記圧粉体に保護雰囲気中で焼結処理を施し焼結体としたのち、切削加工あるいはさらに研削加工を施して、所定形状のバルブシートを製造するに当たり、
前記鉄系粉末を、質量%で、C:0.05~0.70%、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、Cr:4.5%以下、Mo:10.0%以下、V:4.5%以下、W:10.0%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、ビッカース硬さで170~220HVの粒子硬さを有する鉄系粉末とし、該鉄系粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、40~70%配合し、
前記硬質粒子粉末を、ビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子とし、該硬質粒子粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、20~40%配合し、
前記黒鉛粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、
前記合金元素粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で合計で、1.0~5.0%配合し、さらに、
前記固体潤滑剤粉末を、前記混合粉全量に対する質量%で、1.0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記焼結処理を、焼結温度:1100~1200℃で行う処理として、前記焼結体を得ることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。 - 前記焼結体が、粒径:10μm以下の微細炭化物が150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相である基地相中に、
硬質粒子を面積率で20~40%分散させ、さらに、固体潤滑剤粒子を面積率で1.0~5%分散させた組織と、かつ前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。 - 請求項3または4に記載の二層構造の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法であって、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、さらに固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、機能部材側層用混合粉とし、
鉄系粉末と、黒鉛粉末と、あるいはさらに合金元素粉末と、硬質粒子粉末と、固体潤滑剤粉末とを所定量配合し、混合、混錬して、支持部材側層用混合粉とし、
前記機能部材側層用混合粉と前記支持部材側層用混合粉とをその順に、所定形状の金型に充填し、プレス加工を施して圧粉体とし、ついで、前記圧粉体に保護雰囲気中で焼結処理を施し二層構造の焼結体としたのち、切削加工あるいはさらに研削加工を施して、所定形状の二層構造のバルブシートを製造するに当たり、
前記機能部材側層用混合粉では、前記鉄系粉末を、質量%で、C:0.05~0.70%、Si:0.70%以下、Mn:0.50%以下、Cr:4.5%以下、Mo:10.0%以下、V:4.5%以下、W:10.0%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、ビッカース硬さで170~220HVの粒子硬さを有する鉄系粉末とし、該鉄系粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で、40~70%配合し、
前記硬質粒子粉末を、ビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:2.20~2.70%、Cr:7.5~9.5%、Mo:27.0~30.0%を含み残部Coおよび不可避的不純物からなるSi-Cr-Mo系Co基金属間化合物粒子粉末またはビッカース硬さで650~1200HVを有し、質量%で、Si:1.5~2.5%、Cr:24.0~26.0%、Mo:23.0~26.0%、Ni:9.5~11.0%を含み残部CoからなるSi-Cr-Mo-Ni系Co基金属間化合物粒子とし、該硬質粒子粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で、20~40%配合し、
前記黒鉛粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、
前記合金元素粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で合計で、1.0~5.0%配合し、さらに、
前記固体潤滑剤粉末を、前記機能部材側層用混合粉全量に対する質量%で、1.0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記支持部材側層用混合粉では、前記鉄系粉末を純鉄粉とし、前記黒鉛粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0.5~2.0%配合し、前記合金元素粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、合計で0~5.0%配合し、前記硬質粒子粉末をFe-Mo合金粉末として、該硬質粒子粉末を前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、前記固体潤滑剤粉末を、前記支持部材側層用混合粉全量に対する質量%で、0~5%配合し、
前記プレス加工を、前記圧粉体の密度が、密度:6.6g/cm3以上となるように施し、
前記焼結処理を、焼結温度:1100~1200℃で行う処理として、
前記焼結体を二層構造の焼結体とすることを特徴とする鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。 - 前記二層構造の焼結体を、前記機能部材側層が、粒径:10μm以下の微細炭化物が150個/(30μm×30μm)以上の密度で析出し、ビッカース硬さで550HV以上の硬さを有する微細炭化物析出相である基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で20~40%分散させ、さらに、固体潤滑剤粒子を面積率で1.0~5%分散させた組織と、かつ前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:1.0~2.0%、Si:0.5~1.5%、Mn:2.0%未満、Cr:2.0~10.0%、Mo:5.0~15.0%、W:0.5~10.0%、V:0.5~5.0%、Co:10.0~35.0%、Ni:0~5.0%、S:0~2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、を有し、
前記支持部材側層が、パーライトからなる基地相と、該基地相中に、硬質粒子を面積率で0~5%、固体潤滑剤粒子を面積率で0~5%分散させてなる組織と、前記基地相、前記硬質粒子および前記固体潤滑剤粒子を含む基地部で、質量%で、C:0.9~2.0%を含み、あるいはさらに、Ni:0.5%以下、Mo:0.8%以下、Cu:5.0%以下、Mn:5.0%以下、S:2.0%以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、を有する二層構造の焼結体であることを特徴とする請求項7に記載の鉄基焼結合金製バルブシートの製造方法。
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