JP7728845B2 - 配車処理装置、配車処理方法及び配車処理システム - Google Patents

配車処理装置、配車処理方法及び配車処理システム

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Description

本発明は、配車処理装置、配車処理方法及び配車処理システムに関する。
従来、相乗り車両において遅延が生じている場合に、相乗りを制限する装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2021-149535号公報
タクシーのユーザには、相乗りを希望する人もいれば、相乗りを希望しない人もいる。タクシー台数および乗務員人数には限りがあるので、相乗りに使用されるタクシーが多くなり過ぎると、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付部と、前記受付部が前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定部と、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定部と、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理部と、を有する配車処理装置を提供する。
本発明によれば、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなるという効果を奏する。
配車処理システムSの構成を示す図である。 配車処理システムSが実行する処理の流れを示す図である。 ユーザ端末1の構成を示す図である。 配車処理装置2の構成を示す図である。 ユーザデータの一例を示す図である。 乗務員端末3の構成を示す図である。 上限値データの一例を示す図である。 車両状態データの一例を示す図である。 ユーザ決済データの一例を示す図である。 配車処理装置2における制御部の構成を示す図である。 配車処理装置2が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
[配車処理システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る配車処理システムSの構成を示す図である。配車処理システムSは、ユーザUからの依頼に応じて、複数の車両Vから選択した車両Vを配車するためのシステムである。車両Vは、例えば複数のユーザUが一緒に乗ることができる相乗り車両であるが、ユーザUが一人だけで乗る車両であってもよい。配車処理システムSは、複数のユーザ端末1、配車処理装置2及び乗務員端末3を備える。
本実施形態に係る配車処理システムSは、個人のユーザUが配車依頼を行う場面を想定している。また、同じ車両Vに乗車する複数のユーザUの目的地は、異なっていてもよいし、同じであってもよい。ユーザUの目的地が異なる場合、目的地は、自由に設定できてもよいし、予め定められた範囲内又はルート内でのみ設定できてもよい。ユーザUの目的地が同じである場合の目的地の例としては、例えば、駅、商業施設及び大型病院等が挙げられる。
ユーザ端末1は、例えば、スマートフォンである。ユーザ端末1は、ネットワークを介して、配車処理装置2と通信する。ユーザ端末1は、例えば、車両Vの配車を依頼するユーザUの操作を受け付ける。ユーザ端末1は、受け付けたユーザUの操作に基づいて、車両Vの配車を依頼する配車依頼を配車処理装置2へ送信する。配車依頼は、例えば、ユーザUが車両Vに乗車することを希望する希望乗車位置を示す情報を含む。配車依頼は、ユーザUが車両Vに乗車することを希望する希望乗車時刻をさらに含んでもよい。ユーザ端末1は、車両Vの配車が予約されたときに、車両Vの配車が予約されたことを示す配車通知を配車処理装置2から受信する。
配車処理装置2は、例えば、車両Vの運行を管理するタクシー会社、又は配車サービスを提供する事業者が管理するサーバである。配車処理装置2は、ネットワークを介して、ユーザ端末1及び乗務員端末3と通信する。
配車処理装置2は、配車依頼をユーザ端末1から受け付ける。配車処理装置2は、配車依頼を受け付けた場合に、この配車依頼に含まれる、ユーザUが車両Vに乗車することを希望する希望乗車位置と、ユーザUが車両Vに乗車することを希望する希望乗車時刻とを特定する。
配車処理装置2は、特定した希望乗車位置へ希望乗車時刻までに車両Vが向かうことを要求する配車要求を車両Vに搭載された乗務員端末3へ送信する。配車処理装置2は、配車要求を乗務員端末3へ送信した後、この配車要求を受諾する配車受諾をこの乗務員端末3から受信した場合に、配車の予約が完了したことを示す配車通知をユーザ端末1へ送信する。
乗務員端末3は、車両Vに搭載されており、車両Vの乗務員が使用する情報端末である。乗務員端末3は、無線通信回線及びネットワークを介して配車処理装置2との間でデータを送受信することができる。
ところで、車両Vに複数のユーザが一緒に乗車する相乗りをするという場合がある。タクシー台数および乗務員人数には限りがあるので、ある時間帯において相乗りに使用されるタクシーが多くなり過ぎると、当該時間帯において相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうという問題が生じる。そこで、本実施形態に係る配車処理システムSは、相乗りを希望するユーザ及び希望しないユーザの両方に対して、バランスよくタクシーを供給できるようにすることで、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくすることを目的とする。本実施形態に係る配車処理システムSが実行する処理の概要を図2に沿って説明する。
図2は、本実施形態に係る配車処理システムSが実行する処理の概要を説明するための図である。まず、ユーザ端末1は、ユーザから、タクシーへの乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付けて(S1)、受け付けた配車依頼を配車処理装置2へ送信する(S2)。
配車処理装置2は、ユーザ端末1から配車依頼を受信して受け付けると(S3)、登録された複数の車両それぞれの予約状態を示すデータを参照することにより、相乗り用の車両として乗車の希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する(S4)。また、配車処理装置2は、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、乗車の希望時刻を含む時間帯に関連付けられた上限値を使用上限値として特定する(S5)。
そして、配車処理装置2は、S4において特定された予約済台数が、S5において特定された使用上限値未満であるか否かを判定する(S6)。予約済台数が使用上限値未満である場合(S6:YES)、配車処理装置2は、乗車の希望時刻を含む時間帯で相乗り用の車両を配車するための配車要求をタクシーの乗務員端末3に対して送信する(S7)。これに対して、予約済台数が使用上限値以上である場合(S6:NO)、配車処理装置2は、乗車の希望時刻を含む時間帯での配車の予約ができなかったことを示す配車不可通知をユーザ端末1に対して送信する(S8)。
タクシーの乗務員が、S7において送信された配車要求を受諾した場合(S9)、タクシーの乗務員端末3は、この配車要求が受諾されたことを示す配車受諾を配車処理装置2に対して送信する(S10)。配車処理装置2は、配車受諾を受信すると、乗車の希望時刻を含む時間帯での配車の予約が完了したことを示す配車通知をユーザ端末1に対して送信する(S11)。
なお、配車処理装置2は、タクシーの乗務員が配車要求を受諾する前に、ユーザ端末1からの配車依頼を予約として受け付けてユーザUに対して配車通知をしてもよい。この場合、配車処理装置2は、予約として受け付けた配車依頼に対する配車要求を車両に対して送信し、配車担当者により選択された車両、配車要求を受諾した車両、又は配車要求を受諾する車両が存在しない場合には最後に配車要求を受信した車両、のいずれかを相乗り用の車両として配車してもよい。この場合、タクシー会社が管理する配車処理装置2が配車依頼の予約を受け付けて、車両に対して配車要求を送信してもよい。あるいは、配車サービスを提供する事業者が管理する配車処理装置2が配車依頼の予約を受け付けて、予約を受け付けた旨を示すデータをタクシー会社に送信し、タクシー会社が車両に対して配車要求を送信してもよい。なお、相乗りの配車依頼を希望乗車日の前日までに配車処理装置2が受け付けた場合には、タクシー会社は、希望乗車日の配車のスケジュールを組む際に、相乗り用の車両を予め確保してもよい。
このように、本実施形態に係る配車処理システムSによれば、ユーザがタクシーへの乗車を開始する希望時刻を含む時間帯において相乗り用の車両として予約済の車両台数が、当該時間帯において相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値未満である場合に、相乗り用の車両を配車するための配車要求をタクシーに対して送信するため、相乗りに使用されるタクシーが多くなり過ぎるのを防止できる。その結果、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうことを防げる。つまり、本実施形態に係る配車処理システムSによれば、相乗りを希望するユーザ及び希望しないユーザの両方に対して、バランスよくタクシーを供給できるため、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなる。以下、配車処理システムSの各部の構成及び動作を詳細に説明する。
[ユーザ端末1の構成]
図3は、ユーザ端末1の構成を示す図である。ユーザ端末1は、操作部11、通信部12、表示部13、記憶部14及び制御部15を備える。
操作部11は、例えば、タッチパネルである。操作部11は、ユーザUの操作を受け付ける。操作部11は、受け付けたユーザの操作内容を示す情報を制御部15に入力する。通信部12は、配車処理装置2と通信するための無線通信モジュールである。表示部13は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部13は、例えば、タッチパネルに重畳して設けられる。
記憶部14は、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を含む。記憶部14は、制御部15が実行するプログラムを記憶している。
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部15は、記憶部14に記憶されているプログラムを実行することにより、各種の機能を実行する。
制御部15は、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付けて、受け付けた配車依頼を配車処理装置2へ送信する。また、制御部15は、配車の予約が完了したことを示す配車通知、乗車の希望時刻とは異なる時間帯を相乗り用の車両を配車可能な時間帯として提示するための通知、ユーザが一人で乗車する個送をユーザに提案するための通知、又は、配車の予約ができなかったことを示す配車不可通知を配車処理装置2から受信して、受信したこれらの通知を表示部13に表示させる。
[配車処理装置2の構成]
図4は、配車処理装置2の構成を示す図である。配車処理装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を有する。
通信部21は、ユーザ端末1及び乗務員端末3との間で各種のデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部21は、例えばユーザ端末1から配車依頼を受信し、配車通知をユーザ端末1に送信する。また、通信部21は、配車要求を乗務員端末3に送信し、配車受諾を乗務員端末3から受信する。
記憶部22は、ROM、RAM、又はSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を有する。記憶部22は、制御部23が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部22は、制御部23が配車に関する各種の処理を実行するためのデータを記憶する。
図5は、記憶部22が記憶しているユーザデータの一例を示す図である。図5に示すユーザデータにおいては、ユーザIDと、乗車希望日と、乗車地と、目的地と、配車済車両IDと、が関連付けられている。
ユーザIDは、配車処理装置2により提供されるサービスを利用する複数のユーザそれぞれを識別するための情報であり、例えばユーザの氏名又はユーザの会員番号等である。
乗車希望日は、ユーザがユーザ端末1において配車依頼をする際に入力した日時である。乗車地は、ユーザがユーザ端末1において配車依頼をする際に入力した希望乗車地である。目的地は、ユーザがユーザ端末1において配車依頼をする際に入力した希望目的地である。配車済車両IDは、配車処理装置2が配車要求を送信したことに応じて配車受諾を送信した乗務員端末3を識別するための情報である。
制御部23は、例えば、CPUである。制御部23は、記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより、各種の機能を実行する。制御部23が実行する動作の詳細については後述する。
[乗務員端末3の構成]
図6は、乗務員端末3の構成を示す図である。乗務員端末3は、操作部31、通信部32、表示部33、記憶部34及び制御部35を備える。
操作部31は、例えば、表示部33に重ねて設けられたタッチパネルである。操作部31は、乗務員の操作を受け付ける。操作部31は、受け付けた乗務員の操作内容を示す情報を制御部35に入力する。
通信部32は、配車処理装置2と通信するための無線通信モジュールである。表示部33は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部34は、ROM、RAM又はSSD等の記憶媒体を含む。記憶部34は、制御部35が実行するプログラムを記憶している。
制御部35は、例えば、CPUである。制御部35は、記憶部34に記憶されているプログラムを実行することにより、各種の機能を実行する。
制御部35は、配車要求を配車処理装置2から受信すると、受信した配車要求を受諾するか否かを乗務員に選択させるための画面を表示部33に表示させる。乗務員が、受信した配車要求を受諾する決定をすると、制御部35は、配車要求が受諾されたことを示す配車受諾を配車処理装置2へ送信する。
[配車処理装置2の詳細構成]
本項目では、まず、配車処理装置2における記憶部22が記憶している上限値データ及びユーザ決済データの内容を説明し、次に、配車処理装置2における制御部23が実行する動作の詳細を説明する。
図7は、記憶部22が記憶している上限値データの一例を示す図である。図7に示す上限値データにおいては、時間帯と、区域と、上限値と、が関連付けられている。つまり、上限値データにおいては、時間帯毎に、又は、時間帯び区域の組合せ毎に、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値が設定されている。
図8は、記憶部22が記憶している車両状態データの一例を示す図である。図8に示す車両状態データにおいては、車両IDと、車両状態と、予約時間帯と、予約区域と、乗客人数と、が関連付けられている。車両状態は、車両の状態を示す情報であり、具体的には、車両が乗客を乗せていることを示す「実車」、車両が乗客を乗せていないが配車はされたことを示す「配車」、又は、車両が乗客を乗せておらず配車もされていないことを示す「空車」のいずれかである。なお、「配車がされている」とは、例えば、乗務員が配車要求を受諾した状態を指す。乗客人数は、車両に乗っている又は乗る予定の乗客の人数である。
図9は、記憶部22が記憶しているユーザ決済データの一例を示す図である。図9に示すユーザ決済データにおいては、ユーザIDと、自動決済用情報と、が関連付けられている。
自動決済用情報は、車両への乗車に要する運賃の自動決済を行うために乗車よりも前にユーザが登録したユーザの個人情報である。自動決済用情報は、具体的には、図9に示すように、クレジットカード番号及びタクシーのデジタルチケット番号等である。自動決済用情報を事前に登録しておけば、ユーザがタクシー降車時に決済作業を行う時間をなくすことができる。この結果、相乗り時にタクシーが遅延して他の乗客に迷惑がかかるのを防ぐことができる。
図10は、制御部23の構成を示す図である。制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、受付部231、台数特定部232、上限特定部233及び配車処理部234として機能する。
受付部231は、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける。受付部231は、例えば、通信部21を介して、配車依頼をユーザ端末1から受信する。また、受付部231は、乗車の希望時刻とは異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾したか否かを示す情報をユーザ端末1から受信する。また、受付部231は、個送での乗車をユーザが承諾したか否かを示す情報をユーザ端末1から受信する。また、受付部231は、乗務員が配車要求を受諾したか否かを示す情報を乗務員端末3から受信する。
受付部231は、配車の予約が完了したことを示す配車通知、乗車の希望時刻とは異なる時間帯を相乗り用の車両を配車可能な時間帯として提示するための通知、個送での乗車をユーザに提案するための通知、又は、配車の予約ができなかったことを示す配車不可通知をユーザ端末1に送信する。
台数特定部232は、受付部231が配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として乗車の希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する。具体的には、台数特定部232は、車両IDと車両Vの予約状態(例えば予約の有無と予約時間帯)と乗客人数とが関連付けられた車両状態データ(図8)を参照して、乗車希望日時を含む時間帯に予約されており、車両状態が「実車」又は「配車」であり、かつ、乗客人数が2人以上である車両Vの数を予約済台数として特定する。台数特定部232は、特定した予約済台数を配車処理部234に通知する。予約済台数は、配車処理部234が、相乗りの配車依頼を受けるか否かの判定に用いられる。
上限特定部233は、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データ(図7)を参照することにより、乗車の希望時刻を含む時間帯に関連付けられた上限値を使用上限値として特定する。前述のように、上限値データにおいては、時間帯毎に上限値が設定されているので、上限特定部233は、例えば、相乗りの需要が高くなる時間帯については高い上限値を取得し、一方で、相乗りの需要が低くなる時間帯については低い上限値を取得できる。このように、上限特定部233は、時間帯に応じた適切な上限値を取得できる。上限特定部233は、特定した使用上限値を配車処理部234に通知する。使用上限値は、配車処理部234が、相乗りの配車依頼を受けるか否かの判定に用いられる。
なお、台数特定部232及び上限特定部233は、それぞれ、ユーザの乗車予定地も考慮して予約済台数及び使用上限値を特定してもよい。台数特定部232は、ユーザの乗車予定地が属する区域における予約済台数を特定してもよい。上限特定部233は、上限値データを参照することにより、乗車の希望時刻を含む時間帯及びユーザの乗車予定地が属する区域に関連付けられた上限値を使用上限値として特定してもよい。人口密集地域のタクシー会社等は多数の区域に分けてタクシーを管理するが、このように区域別に予約済台数及び使用上限値が特定されれば、配車処理部234が、相乗りの配車依頼を受けてよいかを区域別に判定できる。
配車処理部234は、台数特定部232において特定された予約済台数が、上限特定部233において特定された使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信する。配車処理部234は、例えば、予約済台数が、上限特定部233から通知された使用上限値未満である場合、配車要求を、通信部21を介して車両の乗務員端末3に対して送信する。これに対して、台数特定部232において特定された予約済台数が、上限特定部233において特定された使用上限値以上である場合、配車処理部234は、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信しない。
このように、配車処理部234が、相乗り用の車両の予約済台数が使用上限値未満である場合においてのみ相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信するようにすることで、相乗り用の車両を配車しつつ、個送用の車両を確保しておくことができる。その結果、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくする。
なお、上限値データにおいては、相乗り用の車両として実際に配車可能な車両の台数に相当する値(第1上限値)に加えて、当該値よりも小さい値(第2上限値)が更に関連付けられていてもよい。この場合、配車処理部234は、予約済台数が第2上限値以上であっても、第1上限値未満であれば、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信する。このように、第2上限値を設けることで、配車担当者は、予約済台数が第2上限値以上となった場合に、相乗り用車両として配車可能な車両が残り僅かであると把握することができる。この結果、配車担当者は、例えば、空車の車両が多い地域から車両を呼び寄せる等の対応をできるため、より多くのユーザが相乗りを利用しやすくなる。
ここで、前述のように、予約済台数が使用上限値以上である場合、配車処理部234は、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信しないが、これだと、相乗りをしたいというユーザの希望に応えることができなくなってしまう。そこで、受付部231は、予約済台数が使用上限値以上である場合、ユーザに対して相乗り用の車両を配車可能な時間帯として、乗車の希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯をユーザ端末1に送信してもよい。これにより、ユーザは、乗車の希望時刻を含む時間帯での相乗りはできなくても別の時間帯での相乗りができるため、相乗りをしたいというユーザの希望には応えることができる。以下、異なる時間帯の詳細を説明する。
受付部231は、例えば、異なる時間帯として、乗車の希望時刻を含む時間帯の直前又は直後の時間帯をユーザ端末1に送信する。例えば、受付部231は、図7に示す上限値データを参照することにより、乗車の希望時刻を含む時間帯が11:00~12:00であるとすると、直前の時間帯である10:00~11:00又は直後の時間帯である12:00~13:00をユーザ端末1に送信する。このように、受付部231が乗車の希望時刻を含む時間帯に近い時間帯での相乗りを提案することにより、ユーザは、相乗り自体ができないという事態を回避できる。
ここで、直前又は直後の時間帯も、相乗り用の車両を配車可能な時間帯とは限らない。そこで、受付部231は、直前又は直後の時間帯に相乗り用の車両として予約済の車両の台数が、上限値データを参照して特定された、直前又は直後の時間帯に関連付けられた上限値未満である場合に、直前又は直後の時間帯をユーザ端末1に送信してもよい。
また、受付部231は、既に相乗りが成立しているが乗車定員に余裕のある時間帯をユーザ端末1に送信してもよい。すなわち、まず、台数特定部232は、相乗り用の車両Vとして配車済の車両のうち、乗客の人数が所定の人数以下の車両を特定する。具体的には、台数特定部232は、図8に示す車両状態データを参照して、車両状態が「実車」であり、ユーザの乗車の希望時刻を含む予約時間帯であり、かつ、乗客人数が所定の人数(例えば、乗客の定員数-1)以下の車両の配車済車両IDを特定する。ただし、台数特定部232は、個送用の車両については特定の対象としない。
続けて、受付部231は、異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯をユーザ端末1に送信する。このように、受付部231が、既に相乗りが成立しているが乗車定員に余裕のある時間帯をユーザ端末1に送信することにより、相乗りに要する車両の数を減らすことができるため配車効率がよくなる。また、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
また、受付部231は、別のユーザから相乗りの予約が入っている時間帯をユーザ端末1に送信してもよい。すなわち、まず、台数特定部232は、配車依頼をしたユーザとは異なるユーザからの相乗りの配車依頼に対する配車要求を受諾した車両を特定する。具体的には、台数特定部232は、図8に示す車両状態データを参照して、車両状態が「配車」であり、ユーザの乗車の希望時刻を含む予約時間帯であり、かつ、乗客人数が所定の人数(例えば、乗客の定員数-1)以下の車両の配車済車両IDを特定する。ただし、台数特定部232は、個送用の車両については特定の対象としない。
続けて、受付部231は、異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯をユーザ端末1に送信する。このように、受付部231が、別のユーザから相乗りの予約が入っている時間帯をユーザ端末1に送信することにより、ユーザの相乗りの成功率を高めることができる。また、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
ここで、相乗りをできる時間帯として、乗車の希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯をユーザに提案しても、ユーザがこの提案を受け入れない可能性、又は、提案を受け入れたユーザの満足度が下がる可能性がある。そこで、受付部231は、異なる時間帯をユーザ端末1に送信する場合、異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾する場合におけるユーザに対するインセンティブを示す情報を併せて送信してもよい。
インセンティブとは、例えば、次回以降の支払いに充当できるポイントの付与、割引クーポンの付与及び運賃からの割引等である。このように、受付部231が、異なる時間帯をユーザに提案する場合にはインセンティブも併せてユーザ端末1に送信することにより、異なる時間帯での相乗りの提案をユーザに受け入れて貰える確率が上がり、また、ユーザの満足度も向上する。また、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
ところで、相乗りをしたいというユーザの希望には応えることができたとしても、相乗りに起因する遅延が発生すると、ユーザの満足度は下がってしまう可能性がある。例えば、乗客一人一人がそれぞれの降車時に決済作業を行うと、決済に時間がかかるため、他の乗客を待たせてしまうことになる。そこで、配車処理部234は、車内での決済業務をなくすために必要な以下の2条件が満たされる場合に、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信してもよい。
すなわち、配車依頼が、車両への乗車に要する運賃の自動決済に対するユーザの同意情報をさらに含んでおり、かつ、自動決済用情報がユーザと関連付けられたユーザ決済データ(図9を参照)において、配車依頼を行ったユーザに関連付けられた自動決済用情報が存在する場合に、配車処理部234は、配車要求を車両に対して送信してもよい。
例えば、図9に示すユーザ決済データにおいて、ユーザID=U001、U002のユーザについてはクレジットカード番号が登録されており、ユーザID=U003、U004のユーザについてはタクシーのデジタルチケット番号が登録されている。このため、これらのユーザが、自動決済に対して乗車前に同意していれば、降車時にユーザが決済作業を行わなくても、運賃の決済が自動的に行われる。
このように、運賃の自動決済を行うことが可能なユーザからの配車依頼を受付部231が受信した場合に配車処理部234が配車要求を車両に対して送信するようにすることで、相乗り用の車両からの降車時の決済業務をなくすことができるため、他の乗客を待たせてしまうことがなくなる。その結果、配車処理システムSは、より快適な相乗りをユーザに提供できる。
[配車処理装置2における処理の流れ]
最後に、配車処理装置2における処理の流れを図11に沿って説明する。図11は、配車処理装置2における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、受付部231は、ユーザ端末1から、ユーザが車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける(S21)。続いて、台数特定部232は、相乗り用の車両として乗車の希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する(S22)。続いて、上限特定部233は、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、乗車の希望時刻を含む時間帯に関連付けられた上限値を使用上限値として特定する(S23)。
続いて、配車処理部234は、S22において特定された予約済台数が、S23において特定された使用上限値未満であるか否かを判定する(S24)。予約済台数が使用上限値未満である場合(S24:YES)、配車処理部234は、乗車の希望時刻を含む時間帯で相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信する(S25)。これに対して、予約済台数が使用上限値以上である場合(S24:NO)、受付部231は、相乗り用の車両を配車可能な時間帯として、乗車の希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯をユーザ端末1に送信する(S26)。なお、異なる時間帯の詳細は、前述のとおりである。
乗車の希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯をユーザ端末1に送信した場合、受付部231は、送信した異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾したことを示すデータをユーザ端末1から受信したか否かを判定する(S27)。受付部231が、異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾したことを示すデータを受信した場合(S27:YES)、配車処理部234は、異なる時間帯で相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信する(S25)。これに対して、受付部231が、異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾しなかったことを示すデータを受信した場合(S27:NO)、受付部231は、相乗りではない乗車(個送)を提案するためのデータをユーザ端末1に送信する(S28)。
続いて、受付部231は、送信された個送の提案をユーザが承諾したことを示すデータをユーザ端末1から受信したか否かを判定する(S29)。受付部231が、個送の提案をユーザが承諾したことを示すデータを受信した場合(S29:YES)、配車処理部234は、個送用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信する(S30)。これに対して、受付部231が、個送の提案をユーザが承諾しなかったことを示すデータを受信した場合(S29:NO)、受付部231は、配車の予約ができなかったことを示す配車不可通知をユーザ端末1に送信する(S31)。
続いて、受付部231は、S25において送信された相乗り用の車両を配車するための配車要求又はS30において送信された個送用の車両を配車するための配車要求を乗務員が受諾したことを示す受諾通知(配車受諾)を受信したか否かを判定する(S32)。受付部231が、受諾通知を受信した場合(S32:YES)、受付部231は、配車の予約が完了したことを示す配車通知をユーザ端末1に送信する(S33)。これに対して、受付部231が、配車要求を乗務員が受諾しなかったことを示す拒否通知を受信した場合(S32:NO)、受付部231は、配車要求を乗務員が受諾するまでS32の処理を繰り返す。
以上のようにして配車処理装置2は、最終的に、配車不可通知又は配車通知のいずれかをユーザ端末1に送信することができ、これをもって処理を終了する。
[配車処理システムSによる効果]
以上説明したように、配車処理システムSにおける配車処理装置2は、ユーザがタクシーへの乗車を開始する希望時刻を含む時間帯において相乗り用の車両として予約済の車両台数が、当該時間帯において相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値未満である場合に、相乗り用の車両を配車するための配車要求をタクシーに対して送信する。これにより、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうことを防ぐことができ、その結果、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなる。
<まとめ>
[汎用課題]
本発明の目的の1つは、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくすることである。
[付記1に対応する課題]
本発明の目的の1つは、相乗りを希望するユーザ及び希望しないユーザの両方に対して、バランスよくタクシーを供給できるようにすることである。
[付記1]
本実施形態に係る配車処理装置は、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付部と、前記受付部が前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定部と、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定部と、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理部と、を有する。
上記の配車処理装置によれば、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうことを防ぐことができ、その結果、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなる。
[付記2に対応する課題]
本発明の目的の1つは、ユーザが希望時刻に相乗りできない場合においても、異なる時間帯での相乗りをできるようにすることである。
[付記2]
前記受付部は、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記ユーザに対して相乗り用の車両を配車可能な時間帯として、前記希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯を前記ユーザの端末に送信する、付記1に記載の配車処理装置。
これにより、ユーザは、希望時刻を含む時間帯での相乗りはできなくても別の時間帯での相乗りができるため、相乗りをしたいというユーザの希望には応えることができる。
[付記3に対応する課題]
本発明の目的の1つは、異なる時間帯での相乗りをユーザに提案する場合において、ユーザが相乗りをしやすい時間帯を提案することである。
[付記3]
前記受付部は、前記異なる時間帯として、前記希望時刻を含む時間帯の直前又は直後の時間帯を前記ユーザの端末に送信する、付記2に記載の配車処理装置。
これにより、希望時刻を含む時間帯に近い時間帯での相乗りを提案できるため、ユーザは、相乗り自体ができないという事態を回避できる。
[付記4に対応する課題]
本発明の目的の1つは、異なる時間帯での相乗りをユーザに提案する場合において、相乗りに要する車両の数を減らせる時間帯を提案することである。
[付記4]
前記台数特定部は、相乗り用の車両として配車済の車両のうち、乗客の人数が所定の人数以下の車両を特定し、前記受付部は、前記異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯を前記ユーザの端末に送信する、付記2に記載の配車処理装置。
これにより、相乗りに要する車両の数を減らすことができるため配車効率がよくなり、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
[付記5に対応する課題]
本発明の目的の1つは、異なる時間帯での相乗りをユーザに提案する場合において、相乗りの成功率が高い時間帯を提案することである。
[付記5]
前記台数特定部は、前記ユーザとは異なるユーザからの相乗りの配車依頼に対する配車要求を受諾した車両を特定し、前記受付部は、前記異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯を前記ユーザの端末に送信する、付記2に記載の配車処理装置。
これにより、相乗りの成功率を高めることができ、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
[付記6に対応する課題]
本発明の目的の1つは、異なる時間帯での相乗りをユーザが承諾する確率を高めることである。
[付記6]
前記受付部は、前記異なる時間帯を前記ユーザの端末に送信する場合、前記異なる時間帯での相乗りを前記ユーザが承諾する場合における前記ユーザに対するインセンティブを併せて送信する、付記2に記載の配車処理装置。
これにより、異なる時間帯での相乗りの提案をユーザに受け入れて貰える確率が上がり、また、ユーザの満足度も向上する。また、その結果、相乗り用の車両として配車済の車両の台数が上限値に達する確率が低くなる。
[付記7に対応する課題]
本発明の目的の1つは、ユーザの乗車予定地も考慮して配車処理を行うことである。
[付記7]
前記上限値データにおいては、前記上限値と前記時間帯と区域とが関連付けられており、前記台数特定部は、前記ユーザの乗車予定地が属する区域における前記予約済台数を特定し、前記上限特定部は、前記上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯及び前記ユーザの前記乗車予定地が属する前記区域に関連付けられた前記上限値を前記使用上限値として特定する、付記1に記載の配車処理装置。
これにより、多数の区域に分けてタクシーを管理する人口密集地域のタクシー会社において、相乗りの配車依頼を受けてよいかを区域別に判定できる。
[付記8に対応する課題]
本発明の目的の1つは、相乗りしている他の乗客を待たせないようにすることである。
[付記8]
前記配車依頼が、前記車両への前記乗車に要する運賃の自動決済に対する前記ユーザの同意情報をさらに含んでおり、かつ、前記自動決済を行うために前記乗車よりも前に前記ユーザが登録した前記ユーザの個人情報である自動決済用情報が前記ユーザと関連付けられたユーザ決済データにおいて前記配車依頼を行った前記ユーザに関連付けられた前記自動決済用情報が存在する場合、前記配車処理部が前記配車要求を車両に対して送信する、付記1に記載の配車処理装置。
これにより、相乗り用の車両からの降車時の決済業務をなくすことができるため、他の乗客を待たせてしまうことがなくなる。その結果、より快適な相乗りを乗客に提供できる。
[付記9に対応する課題]
本発明の目的の1つは、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなる状況が発生するのをより確実に防止することである。
[付記9]
前記上限値は、相乗り用の車両として実際に配車可能な車両の台数に相当する値よりも小さい値である、付記1から付記8のいずれか一つに記載の配車処理装置。
これにより、相乗りに使用されるタクシーの台数が上限値を上回る確率は極めて低くなるので、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなる状況が発生するのをより確実に防止することができる。
[付記10に対応する課題]
本発明の目的の1つは、相乗りを希望するユーザ及び希望しないユーザの両方に対して、バランスよくタクシーを供給できるようにすることである。
[付記10]
本実施形態に係る配車処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにおいて前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定ステップと、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定ステップと、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理ステップと、を有する。
上記の配車処理方法によれば、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうことを防ぐことができ、その結果、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなる。
[付記11に対応する課題]
本発明の目的の1つは、相乗りを希望するユーザ及び希望しないユーザの両方に対して、バランスよくタクシーを供給できるようにすることである。
[付記11]
本実施形態に係る配車処理システムは、配車処理装置と、前記配車処理装置と通信可能な情報端末と、を備え、前記配車処理装置は、ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付部と、前記受付部が前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定部と、相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定部と、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理部と、を有し、前記情報端末は、前記配車依頼を前記配車処理装置に送信し、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、前記希望時刻を含む時間帯での配車を行えたことを示す通知を前記配車処理装置から受信する通信部を有する。
上記の配車処理システムによれば、相乗りを希望しないユーザがタクシーを利用しづらくなってしまうことを防ぐことができ、その結果、ニーズが異なるユーザがタクシーを利用しやすくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 ユーザ端末
11 操作部
12 通信部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
2 配車処理装置
21 通信部
22 制御部
23 記憶部
231 受付部
232 台数特定部
233 上限特定部
234 配車処理部
3 乗務員端末
31 操作部
32 通信部
33 表示部
34 記憶部
35 制御部
S 配車処理システム

Claims (11)

  1. ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定部と、
    相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定部と、
    前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理部と、
    を有する配車処理装置。
  2. 前記受付部は、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記ユーザに対して相乗り用の車両を配車可能な時間帯として、前記希望時刻を含む時間帯とは異なる時間帯を前記ユーザの端末に送信する、
    請求項1に記載の配車処理装置。
  3. 前記受付部は、前記異なる時間帯として、前記希望時刻を含む時間帯の直前又は直後の時間帯を前記ユーザの端末に送信する、
    請求項2に記載の配車処理装置。
  4. 前記台数特定部は、相乗り用の車両として配車済の車両のうち、乗客の人数が所定の人数以下の車両を特定し、
    前記受付部は、前記異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯を前記ユーザの端末に送信する、
    請求項2に記載の配車処理装置。
  5. 前記台数特定部は、前記ユーザとは異なるユーザからの相乗りの配車依頼に対する配車要求を受諾した車両を特定し、
    前記受付部は、前記異なる時間帯として、当該特定した車両が走行する時間帯を前記ユーザの端末に送信する、
    請求項2に記載の配車処理装置。
  6. 前記受付部は、前記異なる時間帯を前記ユーザの端末に送信する場合、前記異なる時間帯での相乗りを前記ユーザが承諾する場合における前記ユーザに対するインセンティブを示す情報を併せて送信する、
    請求項2に記載の配車処理装置。
  7. 前記上限値データにおいては、前記上限値と前記時間帯と区域とが関連付けられており、
    前記台数特定部は、前記ユーザの乗車予定地が属する区域における前記予約済台数を特定し、
    前記上限特定部は、前記上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯及び前記ユーザの前記乗車予定地が属する前記区域に関連付けられた前記上限値を前記使用上限値として特定する、
    請求項1に記載の配車処理装置。
  8. 前記配車依頼が、前記車両への前記乗車に要する運賃の自動決済に対する前記ユーザの同意情報をさらに含んでおり、かつ、前記自動決済を行うために前記乗車よりも前に前記ユーザが登録した前記ユーザの個人情報である自動決済用情報が前記ユーザと関連付けられたユーザ決済データにおいて前記配車依頼を行った前記ユーザに関連付けられた前記自動決済用情報が存在する場合、前記配車処理部が前記配車要求を車両に対して送信する、
    請求項1に記載の配車処理装置。
  9. 前記上限値は、相乗り用の車両として実際に配車可能な車両の台数に相当する値よりも小さい値である、
    請求項1から8のいずれか一つに記載の配車処理装置。
  10. コンピュータが実行する、
    ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定ステップと、
    相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定ステップと、
    前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理ステップと、
    を有する配車処理方法。
  11. 配車処理装置と、前記配車処理装置と通信可能な情報端末と、を備え、
    前記配車処理装置は、
    ユーザから、車両への乗車を開始する希望時刻を含む配車依頼を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記配車依頼を受け付けた場合に、相乗り用の車両として前記希望時刻を含む時間帯に予約済の車両の台数である予約済台数を特定する台数特定部と、
    相乗り用の車両として配車可能な車両の台数の上限値と時間帯とが関連付けられた上限値データを参照することにより、前記希望時刻を含む時間帯に関連付けられた前記上限値を使用上限値として特定する上限特定部と、
    前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、相乗り用の車両を配車するための配車要求を車両に対して送信し、前記予約済台数が前記使用上限値以上である場合、前記配車要求を車両に対して送信しない配車処理部と、
    を有し、
    前記情報端末は、前記配車依頼を前記配車処理装置に送信し、前記予約済台数が前記使用上限値未満である場合、前記希望時刻を含む時間帯での配車を行えたことを示す通知を前記配車処理装置から受信する通信部を有する、
    配車処理システム。
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