JP6906373B2 - 車両の走行計画を管理するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

車両の走行計画を管理するためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両の走行計画を管理するためのシステム、方法、及びプログラムに関するものである。
従来、任意の場所で乗降可能なデマンド型の乗合タクシー及びバス等の運行を支援するためのシステムが提案されている(例えば、下記特許文献1を参照)。こうしたシステムにおいては、1つの車両において、複数のユーザがそれぞれ異なる時刻及び場所で乗降するから、当該複数のユーザが乗降する順序によって車両の走行コスト(例えば、走行距離、及び、走行時間等)が変化する。こうした走行コストを小さくすることは、車両の効率的な運行に繋がる。
特開2014−135002号公報
しかしながら、従来のシステムは、車両の効率的な運行を実現するための仕組みが十分とは言えなかった。こうした車両の効率的な運行は、デマンド型の乗合タクシー等に限られず、1つの車両を用いて複数のユーザに対して物品を配達する物品の配達サービスにおいても要求される。従って、乗合タクシーや物品配達等のサービスにおける車両の効率的な運行を支援する仕組みの実現が望まれる。
本発明の実施形態は、車両の効率的な運行を支援することを目的の一つとする。本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、車両の走行計画を管理するためのシステムであって、各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置と、1又は複数のコンピュータプロセッサと、を備え、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示する処理と、前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加する処理と、を実行し、前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む。
本発明の一実施形態に係る方法は、各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置にアクセス可能な1又は複数のコンピュータによって実行され、車両の走行計画を管理するための方法であって、ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示するステップと、前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加するステップと、を備え、前記到着タイミングの複数の候補を提示するステップは、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、車両の走行計画を管理するためのプログラムであって、各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置にアクセス可能な1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示する処理と、前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加する処理と、を実行させ、前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む。
本発明の様々な実施形態は、車両の効率的な運行を支援する。
本発明の一実施形態に係る走行計画管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図。 走行計画管理サーバ10の機能を概略的に示すブロック図。 配車要求情報テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 走行計画情報テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 走行計画情報テーブルにおいて管理される情報の具体例を示す図。 図5の具体例に対応する走行計画を説明するための図。 走行計画管理サーバ10が実行する処理を例示するフロー図。 配車申込画面50を例示する図。 時間枠長さ選択画面60を例示する図。 待機時間選択画面70を例示する図。 通知タイミング選択画面80を例示する図。 乗車時間枠選択画面90を例示する図。 図6に例示した走行計画に新たな乗降車地点を追加する様子を説明するための図。 降車時間枠選択画面100を例示する図。 走行計画が更新された走行計画情報テーブルにおいて管理される情報の具体例を示す図。 図15の具体例に対応する走行計画を説明するための図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る走行計画管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。サーバ10は、図示するように、インターネット等のネットワーク20を介して運転者端末32、及び、ユーザ端末34と通信可能に接続されている。図1においては、それぞれ1つの運転者端末32、及び、ユーザ端末34のみが図示されているが、サーバ10は、それぞれ複数の運転者端末32、及び、ユーザ端末34と通信可能に接続され得る。サーバ10は、乗合タクシーや物品配達(買い物代行を含む。)等のサービスにおける車両の走行計画を管理する機能を有する。走行計画管理サーバ10は、本発明のシステムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
走行計画管理サーバ10は、一般的なコンピュータとして構成されており、図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
CPU11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
ユーザI/F13は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置である。ユーザI/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置(表示装置)、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ15は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。
本実施形態において、サーバ10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、サーバ10は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
運転者端末32及びユーザ端末34は、一般的なコンピュータとしての構成を有し、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、及びウェアラブルデバイス等として構成される。運転者端末32は、車両の運転者によって操作される。また、ユーザ端末34は、サービスの利用者であるユーザによって操作される。
本実施形態において、走行計画管理サーバ10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有するように構成することができ、この場合、運転者端末32又はユーザ端末34が有するウェブブラウザ又はその他のアプリケーションからの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等を送信する。運転者端末32及びユーザ端末34では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
次に、本実施形態の走行計画管理サーバ10が有する機能について説明する。図2は、サーバ10が有する機能を概略的に示すブロック図である。サーバ10は、図示するように、情報を記憶及び管理する情報記憶管理部40と、車両の走行計画を管理する走行計画管理部42とを有する。これらの機能は、CPU11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって実現される。また、図2に示す機能の一部又は全部は、走行計画管理サーバ10と、運転者端末32又はユーザ端末34とが協働することによって実現され得る。
情報記憶管理部40は、ストレージ15等によって構成され、様々な情報を記憶及び管理する。情報記憶管理部40は、例えば、車両の走行計画を記憶及び管理する。車両の走行計画は、各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む。
走行計画管理部42は、車両の走行計画の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、走行計画管理部42は、ユーザからの所定の要求に応じて、ストレージ15等に記憶されている車両の走行計画に基づいて、当該所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を当該ユーザに提示する。例えば、走行計画管理部42は、ユーザからの所定の要求を、ユーザ端末34を介して受け付けると、ストレージ15等に記憶されている走行計画(既存の走行計画)に基づいて、特定された停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を特定し、特定した複数の候補をユーザ端末34に表示する。特定された停車地点に車両が到着可能な到着タイミングは、例えば、特定された停車地点と、既存の走行計画に含まれる1又は複数の停車地点の各々との間の距離、及び、当該1又は複数の停車地点の各々に関連付けられている到着時刻に基づいて特定される。
また、走行計画管理部42は、到着タイミングの複数の候補の中からユーザによって選択された到着タイミングに基づいて、特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて当該特定される停車地点を走行計画に追加する。更新された走行計画は、例えば、車両の運転者の運転者端末32に提供される。
本実施形態において、走行計画管理部42は、到着タイミングの複数の候補をユーザに提示する際に、当該複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、走行コストが小さい候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付ける。つまり、走行計画管理部42は、到着タイミングの複数の候補のうち、第1の候補よりも走行コストが小さい第2の候補に対して、当該第1の候補よりもユーザにとって有利な価値を関連付ける。有利な価値が関連付けられた到着タイミングがユーザによって選択されると、当該ユーザに対して当該有利な価値が提供される。
このように、本実施形態における走行計画管理サーバ10は、所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補をユーザに提示し、当該複数の候補を提示する際に、当該複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、走行コストが小さい候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付けるから、走行コストが小さい到着タイミングのユーザによる選択を誘導することができる。この結果、車両の効率的な運行が促進される。
本実施形態において、走行計画管理サーバ10が乗合タクシーサービスにおける車両の走行計画の管理に適用される場合、所定の要求は、乗合車両の配車の要求であり、当該配車の要求に伴って特定される停車地点は、ユーザが乗車及び/又は降車する地点を含む。また、走行計画管理サーバ10が物品配達サービスにおける車両の走行計画の管理に適用される場合、所定の要求は、物品の配達の要求であり、当該配達の要求に伴って特定される停車地点は、ユーザが物品を受け取る地点を含む。
本実施形態において、上記有利な価値は、これらに限定されないが、例えば、現実の又は仮想的な通貨、及び、現実の又は仮想的なアイテム等が含まれる。例えば、走行計画管理部42は、第1の候補に対して第1の料金(運賃又は送料等)を設定する一方、当該第1の候補と比べて走行コストが小さい第2の候補に対して、第1の料金よりも安い第2の料金を設定するように構成される。つまり、有利な価値は、例えば、特定の料金の割引(値引き)である。また、例えば、走行計画管理部42は、第1の候補に対して第1の数量(0を含む。)の所定の仮想通貨(ポイント等)を設定する一方、当該第1の候補と比べて走行コストが小さい第2の候補に対して、第1の数量よりも多い第2の数量の所定の仮想通貨を設定するように構成される。
本実施形態において、車両の走行コストは、様々なルール/ロジックを適用して判定され得る。例えば、走行計画管理部42は、特定される停車地点を追加した場合の走行計画における、走行距離、走行時間、燃料消費量、及び、走行経路に含まれる道路の状態(例えば、道路の危険度(例えば、道路幅が狭いほど、及び/又は、交通量が多いほど高くなる。)等)の少なくとも1つに基づいて、到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定するように構成され得る。走行距離、走行時間、燃料消費量、及び、走行経路に含まれる道路の状態等を判定するための情報は、例えば、ストレージ15等において管理される。
本実施形態において、サービスにおいて利用可能な複数の車両の各々の走行計画をストレージ15等において記憶することができ、走行計画管理部42は、到着タイミングの複数の候補を提示する際に、当該複数の候補の各々に対応する複数の車両全体の走行コストを判定し、当該複数の車両全体の走行コストが小さい候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。この場合、走行計画管理部42は、複数の車両の各々の既存の走行計画に基づいて、特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を特定し、当該複数の候補の少なくとも一部は、対応する車両が相互に異なり得る。
また、走行計画管理部42は、設定した到着時刻を関連付けて、特定される停車地点を走行計画に追加した後に、走行コストが小さくなる到着タイミングが新たに発生した場合に、当該走行コストが小さくなる到着タイミングへの変更を提案する通知をユーザに対して行うように構成され得る。変更後の到着タイミングには、変更前の到着タイミングよりもユーザにとって有利な価値が関連付けられ得る。例えば、走行計画管理部42は、第1のユーザによる所定の要求に伴って特定される第1の停車地点の到着時刻として第1の時刻を設定して走行計画を更新した後に、第2のユーザによる所定の要求に伴って特定される第2の停車地点の到着時刻として第2の時刻を設定して走行計画を更新した結果、第1の停車地点の到着時刻として第3の時刻を設定する方が車両の走行コストが小さくなる場合に、到着時刻の第1の時刻から第3の時刻への変更を提案する通知を第1のユーザのユーザ端末34に送信するように構成され得る。こうした構成は、走行コストが小さい到着タイミングへのユーザによる変更を誘導することができる。
また、走行計画管理部42は、特定される停車地点における車両の停車時間(待機時間)の複数の候補をユーザに提示し、当該複数の候補の中から当該ユーザによって選択された停車時間を関連付けて、上記特定される停車地点を走行計画に追加するように構成され得る。この場合、走行計画管理部42は、停車時間の複数の候補を提示する際に、停車時間が短い候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。つまり、走行計画管理部42は、停車時間の複数の候補のうち、第1の候補よりも短い第2の候補に対して、当該第1の候補よりもユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。こうした構成は、短い停車時間のユーザによる選択を誘導することができ、この結果、車両の効率的な運行が促進される。なお、ユーザにとって有利な価値は、上述したように、例えば、現実の又は仮想的な通貨、及び、現実の又は仮想的なアイテム等が含まれる。
本実施形態において、ユーザに提示する到着タイミングは、例えば、特定の時間的な長さを有する到着時間枠、又は、到着時刻を含む。到着タイミングが到着時間枠である場合において、走行計画管理部42は、ユーザによって選択された到着時間枠に含まれるように到着時刻を設定するように構成され得る。更にこの場合、走行計画管理部42は、到着時間枠の長さの複数の候補をユーザに提示し、到着タイミングとしての到着時間枠の複数の候補を提示する際に、到着時間枠の長さの複数の候補の中からユーザによって選択された到着時間枠の長さに従って、到着時間枠の複数の候補をユーザに提示するように構成され得る。この場合、走行計画管理部42は、到着時間枠の長さの複数の候補を提示する際に、到着時間枠の長さが長い候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。つまり、走行計画管理部42は、到着時間枠の長さの複数の候補のうち、第1の候補よりも長い第2の候補に対して、当該第1の候補よりもユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。こうした構成は、長い到着時間枠のユーザによる選択を誘導することができる。そして、到着時間枠が長いほど到着時刻の設定の自由度が増加するから、車両の効率的な運行が促進される。なお、ユーザにとって有利な価値は、上述したように、例えば、現実の又は仮想的な通貨、及び、現実の又は仮想的なアイテム等が含まれる。
本実施形態において、走行計画管理部42は、設定した到着時刻を確定させる確定タイミングの複数の候補をユーザに提示し、当該複数の候補の中からユーザによって選択された確定タイミングに従って、設定した到着時刻を確定させるように構成され得る。この場合、走行計画管理部42は、確定タイミングの複数の候補を提示する際に、確定タイミングの遅い候補に対してユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。つまり、走行計画管理部42は、確定タイミングの複数の候補のうち、第1の候補よりも遅い第2の候補に対して、当該第1の候補よりもユーザにとって有利な価値を関連付けるように構成され得る。こうした構成は、遅い確定タイミングのユーザによる選択を誘導することができる。そして、到着時刻の確定タイミングが遅いほど到着時刻の変更の自由度が増加するから、車両の効率的な運行が促進される。なお、ユーザにとって有利な価値は、上述したように、例えば、現実の又は仮想的な通貨、及び、現実の又は仮想的なアイテム等が含まれる。
次に、このような機能を有する本実施形態の走行計画管理サーバ10の動作について具体例を用いて説明する。この具体例において、走行計画管理サーバ10は、乗合タクシーサービスにおける車両の走行計画の管理に適用される。
図3−4は、この例において、サーバ10のストレージ15が有する各テーブルにおいて管理される情報を例示する。図3は、車両の配車要求に関する情報を管理する配車要求情報テーブルにおいて管理される情報を例示する。配車要求情報テーブルは、図示するように、個別の配車要求を識別する「要求ID」に対応付けて、配車要求を行ったユーザを識別する「ユーザID」、「配車日」、配車要求に対して割り当てられた車両を識別する「車両ID」、「時間枠長さ」、「乗車地点」、「乗車時間枠」、「乗車時刻」、「乗車待機時間」、「降車地点」、「降車時間枠」、「降車時刻」、「乗降車時刻確定タイミング」、「乗降車時刻確定フラグ」等の情報を管理する。
図4は、乗合タクシーサービスにおいて利用可能な複数の車両の各々の走行計画に関する情報を管理する走行計画情報テーブルにおいて管理される情報を例示する。走行計画情報テーブルは、図示するように、個別の車両を識別する「車両ID」、「日付」、及び、走行計画に含まれる個別の車両の状態を識別する「状態ID」の組合せに対応付けて、「状態種別」、「開始地点」、「終了地点」、「開始時刻」、「終了時刻」、「要求ID」等の情報を管理する。状態種別は、「移動」又は「待機」の何れかに対応する値が設定される。開始地点及び終了地点は、状態種別が移動である場合は、移動の開始地点及び終了地点が設定され、状態種別が待機である場合は、両方に同じ地点(待機地点)が設定される。状態種別が移動である場合の終了時刻は、移動の終了地点に到着する到着時刻と言うことができる。このように、走行計画情報テーブルは、各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点(移動の終了地点)を含む。
図5は、走行計画情報テーブルにおいて管理される情報の具体例を示し、図6は、図5の具体例に対応する走行計画を説明するための図である。図5の具体例は、車両IDが「001」である車両の2017年6月1日における走行計画に対応している。図5及び図6に示すように、状態ID「001」は、地点P0(開始地点)から地点P1(終了地点)までの移動に対応する状態であって、移動の開始時刻が10:30であり、移動の終了時刻(地点P1における到着時刻)が11:00である。また、状態ID「002」は、地点P1(開始地点及び終了地点)における待機に対応する状態であって、待機の開始時刻が11:00であり、待機の終了時刻が11:05(待機時間が5分)である。これらの状態ID「001」及び「002」に対応する移動及び待機には、要求ID「001」が関連付けられており、対応する配車要求における乗車地点への移動及び待機に相当する。
また、状態ID「003」は、地点P1(開始地点)から地点P2(終了地点)までの移動に対応する状態であって、移動の開始時刻が11:05であり、移動の終了時刻(地点P2における到着時刻)が11:30である。また、状態ID「004」は、地点P2(開始地点及び終了地点)における待機に対応する状態であって、待機の開始時刻が11:30であり、待機の終了時刻が11:40(待機時間が10分)である。これらの状態ID「003」及び「004」に対応する移動及び待機には、要求ID「002」が関連付けられており、対応する配車要求における乗車地点への移動及び待機に相当する。
また、状態ID「005」は、地点P2(開始地点)から地点P3(終了地点)までの移動に対応する状態であって、移動の開始時刻が11:40であり、移動の終了時刻(地点P3における到着時刻)が12:30である。この状態ID「005」に対応する移動には、要求ID「001」が関連付けられており、対応する配車要求における降車地点への移動に相当する。
また、状態ID「006」は、地点P3(開始地点)から地点P4(終了地点)までの移動に対応する状態であって、移動の開始時刻が12:30であり、移動の終了時刻(地点P4における到着時刻)が12:40である。この状態ID「006」に対応する移動には、要求ID「002」が関連付けられており、対応する配車要求における降車地点への移動に相当する。
このように、1つの車両の走行計画は、時間的に連続する複数の状態によって構成される。
図7は、走行計画管理サーバ10が実行する処理を例示するフロー図である。サーバ10は、まず、図示するように、配車日及び乗降車地点をユーザから受け付ける(ステップS110)。図8は、ユーザ端末34において表示される配車申込画面50を例示する。配車申込画面50は、図示するように、目的地(降車地点)を入力するための目的地入力領域52と、乗車場所(乗車地点)を入力するための乗車場所入力領域54と、配車日を入力するための配車日入力領域56と、「次へ」と表示された続行ボタン58とを有する。目的地入力領域52及び乗車場所入力領域54は、住所及び施設名等のキーワードを用いた検索を伴って、地図上の特定の地点(座標)を入力できるように構成されている。なお、目的地及び乗車場所を入力する際に、画面上に地図を表示し、地図上の任意の地点をユーザが選択することによって、目的地及び乗車場所を特定できるようにしても良い。また、乗車場所入力領域54等を介して乗車場所を入力する際に、当該乗車場所における車両の進行方向(つまり、道路の両側のうち何れか一方)を特定できるようにしても良い。
ユーザが続行ボタン58を選択すると、配車日及び乗降車地点(乗車場所及び目的地)がサーバ10によって受け付けられる。配車日及び乗降車地点の受付に伴って、配車要求情報テーブルにレコードが生成され、要求ID、ユーザID、配車日、乗車地点、及び降車地点が設定される。
次に、サーバ10は、乗降車時刻を設定する時間枠の長さのユーザによる選択を受け付ける(ステップS120)。図9は、ユーザが時間枠の長さを選択するための時間枠長さ選択画面60を例示する。当該画面60は、配車申込画面50の続行ボタン58の選択に応じて、当該配車申込画面50に重ねてオーバーレイ表示される。
時間枠長さ選択画面60は、図9に示すように、「30分」と表示された第1ボタン62と、「60分(−50円)」と表示された第2ボタン64と、「次へ」と表示された続行ボタン66とを有する。第1ボタン62は、乗降車時刻を設定する時間枠の長さとして30分を設定するためのオブジェクトであり、第2ボタン64は、当該時間枠の長さとして60分を設定するためのオブジェクトである。ユーザは、第1ボタン62及び第2ボタン64の何れか一方を選択した上で続行ボタン66を選択することにより、乗降車時刻を設定する時間枠の長さを選択することができる。ここで、ユーザが第2ボタン64を介して時間枠の長さとして60分を選択すると、運賃に対する50円の割引が設定される。つまり、第1ボタン62に対応する時間枠の長さ(30分)よりも長い、第2ボタン64に対応する時間枠の長さ(60分)には、運賃に対する50円の割引が関連付けられている。
ユーザが続行ボタン66を選択すると、ユーザによって選択された時間枠の長さがサーバ10によって受け付けられる。時間枠の長さの受付に伴って、配車要求情報テーブルにおける時間枠長さが設定される。
次に、サーバ10は、乗車場所における車両の待機時間のユーザによる選択を受け付ける(ステップS130)。図10は、ユーザが待機時間を選択するための待機時間選択画面70を例示する。当該画面70は、時間枠長さ選択画面60の続行ボタン66の選択に応じて、当該画面60に代えて表示される。
待機時間選択画面70は、図10に示すように、「10分」と表示された第1ボタン72と、「5分(−50円)」と表示された第2ボタン74と、「次へ」と表示された続行ボタン76とを有する。第1ボタン72は、待機時間として10分を設定するためのオブジェクトであり、第2ボタン74は、待機時間として5分を設定するためのオブジェクトである。ユーザは、第1ボタン72及び第2ボタン74の何れか一方を選択した上で続行ボタン76を選択することにより、乗車場所における車両の待機時間を選択することができる。ここで、ユーザが第2ボタン74を介して待機時間として5分を選択すると、運賃に対する50円の割引が設定される。つまり、第1ボタン72に対応する待機時間(10分)よりも短い、第2ボタン74に対応する待機時間(5分)には、運賃に対する50円の割引が関連付けられている。
ユーザが続行ボタン76を選択すると、ユーザによって選択された待機時間がサーバ10によって受け付けられる。待機時間の受付に伴って、配車要求情報テーブルにおける乗車待機時間が設定される。
次に、サーバ10は、乗降車時刻の通知タイミング(乗降車時刻の確定タイミング)のユーザによる選択を受け付ける(ステップS140)。図11は、ユーザが乗降車時刻の通知タイミングを選択するための通知タイミング選択画面80を例示する。当該画面80は、待機時間選択画面70の続行ボタン76の選択に応じて、当該画面70に代えて表示される。
通知タイミング選択画面80は、図11に示すように、「時間枠選択直後」と表示された第1ボタン82と、「乗車時刻の60分前(−50円)」と表示された第2ボタン84と、「次へ」と表示された続行ボタン86とを有する。第1ボタン82は、乗降車時刻の通知タイミングとして時間枠選択直後を設定するためのオブジェクトであり、第2ボタン84は、当該通知タイミングとして乗車時刻の60分前を設定するためのオブジェクトである。ユーザは、第1ボタン82及び第2ボタン84の何れか一方を選択した上で続行ボタン86を選択することにより、乗降車時刻の通知タイミングを選択することができる。ここで、ユーザが第2ボタン84を介して乗降車時刻の通知タイミングとして乗車時刻の60分前を選択すると、運賃に対する50円の割引が設定される。つまり、第1ボタン82に対応する通知タイミング(時間枠選択直後)よりも遅い、第2ボタン84に対応する通知タイミング(乗車時刻の60分前)には、運賃に対する50円の割引が関連付けられている。
ユーザが続行ボタン86を選択すると、ユーザによって選択された通知タイミングがサーバ10によって受け付けられる。通知タイミングの受付に伴って、配車要求情報テーブルにおける乗降車時刻確定タイミングが設定される。
次に、サーバ10は、乗車時刻の時間枠の複数の候補を提示して、当該時間枠のユーザによる選択を受け付ける(ステップS150)。図12は、ユーザが乗車時刻の時間枠を選択するための乗車時間枠選択画面90を例示する。当該画面90は、通知タイミング選択画面80の続行ボタン86の選択に応じて、当該画面80及び配車申込画面50に代えて表示される。
乗車時間枠選択画面90は、図12に示すように、「前の時間帯」と表示された第1ボタン92と、「次の時間帯」と表示された第2ボタン94と、複数の時間枠を選択可能に表示する時間枠選択領域96と、「次へ」と表示された続行ボタン98とを有する。また、乗車時間枠選択画面90は、配車申込画面50を介して受け付けた配車日、及び、現時点の運賃に関する情報を表示する。現時点の運賃に関する情報は、基本運賃(例えば、乗車地点と降車地点との間の距離に基づいて算定される)、割引額、及び、基本運賃から割引額を減じた運賃合計を含む。割引額は、時間枠長さ選択画面60、待機時間選択画面70、及び、通知タイミング選択画面80を介した、時間枠の長さ、待機時間、及び、通知タイミングの選択に応じて現時点で設定されている割引の合計額である。
時間枠選択領域96は、特定の時間帯(図12の例では10:00〜12:00)に含まれる複数の時間枠を表示する。時間枠選択領域96に時間枠を表示する時間帯は、第1ボタン92又は第2ボタン94の選択によって切り替えられる。
時間枠選択領域96は、時間枠長さ選択画面60を介してユーザによって選択された時間枠の長さに従って時間枠の候補が表示される。図12の例は、時間枠の長さとして30分が選択されている場合に対応し、複数の時間枠の候補961−964は、時間枠の長さが30分となっている。例えば、時間枠長さ選択画面60を介して時間枠の長さとして60分が選択されている場合には、時間枠選択領域96に表示される時間枠の候補は、60分の長さを有する時間枠(例えば、10:00−11:00、及び、11:00−12:00の時間枠)となる。
ステップS150において、サーバ10は、走行計画情報テーブルにおいて管理されている既存の走行計画に基づいて、何れかの車両が乗車地点に到着可能な時間枠を判定する。そして、時間枠選択領域96は、何れかの車両が乗車地点に到着可能な時間枠の候補のみが選択可能となり、何れの車両も到着不可能な時間枠の候補は選択できないように構成される。例えば、図13に例示するように、図6に例示した既存の走行計画に対して乗車地点PX1を追加し、車両が10:00−11:00の間に乗車地点PX1に到着することができない場合、図12に示すように、10:00−10:30の時間枠に対応する候補961、及び、10:30−11:00の時間枠に対応する候補962は、ユーザによる選択ができないように構成される。なお、図6に例示した既存の走行計画に対応する車両以外の他の車両が10:00−11:00の間に地点PX1に到着可能である場合には、これらの候補961、962についても選択可能となる。
また、ステップS150において、サーバ10は、何れかの車両が乗車地点に到着可能な時間枠の候補(ユーザが選択可能な時間枠の候補)について、当該時間枠を選択した場合の車両の走行コストの増加幅を判定する。車両の走行コストは、この例では、車両の走行距離である。そして、走行距離の増加幅が所定値未満である時間枠の候補には、運賃に対する50円の割引が関連付けられる。例えば、図13に例示するように、既存の走行計画に対して乗車地点PX1を追加する場合であって、地点P1と地点P2との間に追加したときの走行距離の増加幅が所定値未満であり、地点P2と地点P3との間に追加したときの走行距離の増加幅が所定値以上である場合、図12に例示するように、地点P1と地点P2との間への追加に対応する11:00−11:30の時間枠に対応する候補963に、運賃に対する50円の割引が関連付けられる(「(−50円)」と表示されている。)。
ユーザが続行ボタン98を選択すると、ユーザによって選択された乗車時間枠がサーバ10によって受け付けられる。乗車時間枠の受付に伴って、配車要求情報テーブルにおける車両ID及び乗車時間枠が設定される。車両IDは、選択された乗車時間枠に対応する走行計画における車両の車両IDである。
次に、サーバ10は、降車時刻の時間枠の複数の候補を提示して、当該時間枠のユーザによる選択を受け付ける(ステップS160)。図14は、ユーザが降車時刻の時間枠を選択するための降車時間枠選択画面100を例示する。当該画面100は、乗車時間枠選択画面90の続行ボタン98の選択に応じて、当該画面90に代えて表示される。
降車時間枠選択画面100は、図14に示すように、図12に例示した乗車時間枠選択画面90と同様に、「前の時間帯」と表示された第1ボタン102と、「次の時間帯」と表示された第2ボタン104と、複数の時間枠を選択可能に表示する時間枠選択領域106と、「確定」と表示された確定ボタン108とを有し、配車日、及び、現時点の運賃に関する情報を表示する。時間枠選択領域106は、特定の時間帯(図14の例では12:00〜14:00)に含まれる複数の時間枠を表示し、当該時間枠選択領域106に時間枠を表示する時間帯は、第1ボタン102又は第2ボタン104の選択によって切り替えられる。
ステップS160において、サーバ10は、乗車時間枠選択画面90を介して選択された乗車時刻の時間枠に対応する走行計画に基づいて、当該走行計画における車両が降車地点に到着可能な時間枠を判定する。そして、時間枠選択領域106は、当該車両が降車地点に到着可能な時間枠の候補のみが選択可能となり、当該車両が到着不可能な時間枠の候補は選択できないように構成される。例えば、図13に例示するように、図6に例示した既存の走行計画に対して降車地点PX2を追加し、車両が12:30−13:00の間に降車地点PX2に到着することができない場合、図14に示すように、12:30−13:00の時間枠に対応する候補1062は、ユーザによる選択ができないように構成される。
また、ステップS160において、サーバ10は、対応する車両が降車地点に到着可能な時間枠の候補について、当該時間枠を選択した場合の車両の走行コスト(この例では、走行距離)の増加幅を判定する。そして、走行距離の増加幅が所定値未満である時間枠の候補には、運賃に対する50円の割引が関連付けられる。例えば、図13に例示するように、既存の走行計画に対して降車地点PX2を追加する場合であって、地点P2と地点P3との間に追加したときの走行距離の増加幅が所定値未満であり、地点P4以降に追加したときの走行距離の増加幅が所定値以上である場合、図14に例示するように、地点P2と地点P3との間への追加に対応する12:00−12:30の時間枠に対応する候補1061に、運賃に対する50円の割引が関連付けられる(「(−50円)」と表示されている。)。
ユーザが確定ボタン108を選択すると、ユーザによって選択された降車時間枠がサーバ10によって受け付けられる。降車時間枠の受付に伴って、配車要求情報テーブルにおける降車時間枠が設定される。
次に、サーバ10は、乗車時刻及び降車時刻を設定する(ステップS170)。具体的には、乗車時間枠選択画面90を介して選択された時間枠に含まれるように乗車時刻を設定すると共に、降車時間枠選択画面100を介して選択された時間枠に含まれるように降車時刻を設定する。乗車時刻及び降車時刻は、様々なルール/ロジックを適用して特定され、特定された乗車時刻及び降車時刻が、配車要求情報テーブルに設定される。
そして、サーバ10は、走行計画を更新する(ステップS180)。具体的には、サーバ10は、対応する車両の走行計画に対して、乗車時刻及び待機時間が関連付けられた乗車地点、並びに、降車時刻が関連付けられた降車地点を追加する。更新された走行計画は、車両の運転者の運転者端末32に提供される。
図15は、走行計画が更新された走行計画情報テーブルにおいて管理される情報の具体例を示し、図16は、図15の具体例に対応する走行計画を説明するための図である。図15及び図16に示すように、乗車地点PX1の追加に伴って、状態ID「003」の移動のレコードにおける終了地点がP2からPX1に変更されると共に、終了時刻及び要求IDが対応する値(11:15、及び、「003」)に変更されている。また、乗車地点PX1における待機に対応する状態ID「007」のレコードが新たに追加されており、その開始時刻は11:15であり、その終了時刻は11:20(待機時間が5分)である。更に、乗車地点PX1から地点P2までの移動に対応する状態ID「008」のレコード新たに追加されており、その開始時刻は11:20であり、その終了時刻(地点P2における到着時刻)は11:30である。
また、降車地点PX2の追加に伴って、状態ID「005」の移動のレコードにおける終了地点がP3からPX2に変更されると共に、終了時刻及び要求IDが対応する値(12:10及び「003」)に変更されている。また、降車地点PX2から地点P3までの移動に対応する状態ID「009」のレコードが新たに追加されており、その開始時刻は12:10であり、その終了時刻(地点P3における到着時刻)は12:30である。
ここで、通知タイミング選択画面80を介して、乗降車時刻の通知タイミングとして時間枠選択直後が設定されている場合、サーバ10は、ステップS180における走行計画の更新後、ステップS170で設定した乗車時刻及び降車時刻をユーザのユーザ端末34に送信する。一方、通知タイミング選択画面80を介して、乗降車時刻の通知タイミングとして乗車時刻の60分前が設定されている場合、サーバ10は、設定した乗車時刻の60分前に、乗車時刻及び降車時刻をユーザのユーザ端末34に送信する。乗車時刻及び降車時刻の送信に伴って、これらの時刻が確定され、配車要求情報テーブルの乗降車時刻確定フラグに対して、確定に対応する値が設定される。
上述した例において、走行計画を更新した後に、走行コストが小さくなる乗車時刻又は降車時刻が新たに発生した場合に、当該走行コストが小さくなる乗車時刻又は降車時刻への変更を提案する通知を対応するユーザのユーザ端末34に対して送信するようにしても良い。この場合、乗降車時刻の通知前(つまり、乗降車時刻の確定前)であって、変更後の乗車時刻又は降車時刻が、ユーザによって選択されている時間枠の範囲内であるときには、変更を提案する通知なしに、乗車時刻又は降車時刻を変更しても良い。
上述した例では、走行距離の増加幅が所定値未満である時間枠に対して割引を関連付けるようにしたが、複数の時間枠の候補のうち、相対的に走行距離の増加幅が小さい所定数の時間枠に対して割引を関連付けるようにしても良い。また、上述したように、本実施形態における車両の走行コストは、走行距離に限定されず、走行時間、燃料消費量、及び、走行経路に含まれる道路の状態等に基づいて判定され得る。
上述したように、本実施形態の走行計画管理サーバ10は、乗合タクシーサービスに限らず、物品配達サービス等の他のサービスにも適用され得る。物品配達サービスに適用される本実施形態の他の具体例では、ユーザは、乗降車地点における乗降車時刻に代えて、物品の受取地点における受取時刻を設定するための受取時間枠を選択し、サーバ10は、選択された受取時間枠に含まれるように受取時刻(受取地点における車両の到着時刻)を設定する。他の具体例における車両の走行計画は、物品の受取地点に加えて、物品の集荷地点を含み得る。また、物品配達サービスを、車両に搭載されたロッカーを介して物品を配達するサービスとして構成することもでき、この場合、受取地点における待機時間は、ユーザがロッカーを操作して物品を取り出すための時間と言うこともできる。また、物品配達サービスに適用する場合において、ユーザ毎の再配達の発生回数等に基づいて、再配達の発生頻度の高いユーザによる短い待機時間等の選択を制限するようにしても良い。
以上説明した本実施形態に係る走行計画管理サーバ10は、所定の要求(例えば、乗合タクシーの配車要求)に伴って特定される停車地点(例えば、乗降車地点)に車両が到着可能な到着タイミング(例えば、時間枠)の複数の候補をユーザに提示し、当該複数の候補を提示する際に、当該複数の候補の各々に対応する車両の走行コスト(例えば、走行距離)を判定し、走行コストが小さい候補に対してユーザにとって有利な価値(例えば、運賃の割引)を関連付けるから、走行コストが小さい到着タイミングのユーザによる選択を誘導することができる。この結果、車両の効率的な運行が促進される。
本発明の他の実施形態において、車両は、自動運転車両として構成され得る。この場合、自動運転車両は、走行計画管理サーバ10から走行経路を含む走行計画を受信し、当該走行計画に従って自律的に移動及び停車するように構成される。
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 走行計画管理サーバ
20 ネットワーク
32 運転者端末
34 ユーザ端末
40 情報記憶管理部
42 走行計画管理部
50 配車申込画面
60 時間枠長さ選択画面
70 待機時間選択画面
80 通知タイミング選択画面
90 乗車時間枠選択画面
100 降車時間枠選択画面

Claims (12)

  1. 車両の走行計画を管理するためのシステムであって、
    各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置と、1又は複数のコンピュータプロセッサと、を備え、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、
    ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示する処理と、
    前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加する処理と、を実行し、
    前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加した後に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングが新たに発生した場合に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングへの変更を提案する通知を前記ユーザに対して行う処理を実行する、
    システム。
  2. 前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着タイミングの第1の候補に対して第1の料金を関連付ける一方、前記到着タイミングの第2の候補に対して前記第1の料金よりも安い第2の料金を関連付けることを含む、
    請求項1のシステム。
  3. 前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記特定される停車地点を追加した場合の前記走行計画における、走行距離、走行時間、燃料消費量、及び、走行経路に含まれる道路の状態の少なくとも1つに基づいて、前記走行コストを判定することを含む、
    請求項1又は2のシステム。
  4. 前記記憶装置は、複数の車両の各々の前記走行計画を記憶し、
    前記走行コストは、前記複数の車両全体の走行コストである、
    請求項1ないし3何れかのシステム。
  5. 前記走行計画は、到着時刻に加えて、停車時間が関連付けられている停車地点を含み、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記特定される停車地点における車両の停車時間の複数の候補を前記ユーザに提示する処理を実行し、
    前記特定される停車地点を追加する処理は、前記設定した到着時刻に加えて、前記停車時間の複数の候補の中から前記ユーザによって選択された停車時間を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加することを含み、
    前記停車時間の複数の候補を提示する処理は、停車時間の第1の候補よりも短い停車時間の第2の候補に対して、前記停車時間の第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む、
    請求項1ないし何れかのシステム。
  6. 前記到着タイミングは、特定の長さを有する到着時間枠であり、
    前記特定される停車地点を追加する処理は、前記ユーザによって選択された到着時間枠に含まれるように到着時刻を設定することを含む、
    請求項1ないし何れかのシステム。
  7. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、到着時間枠の長さの複数の候補を前記ユーザに提示する処理を実行し、
    前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着時間枠の長さの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着時間枠の長さに従って到着時間枠の複数の候補を前記ユーザに提示することを含み、
    前記到着時間枠の長さの複数の候補を提示する処理は、到着時間枠の長さの第1の候補よりも長い到着時間枠の長さの第2の候補に対して、前記到着時間枠の長さの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む、
    請求項のシステム。
  8. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記設定した到着時刻を確定させる確定タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示する処理と、前記確定タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された確定タイミングに従って前記設定した到着時刻を確定させる処理と、を実行し、
    前記確定タイミングの複数の候補を提示する処理は、確定タイミングの第1の候補よりも遅い確定タイミングの第2の候補に対して、前記確定タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含む、
    請求項1ないし何れかのシステム。
  9. 前記所定の要求は、乗合車両の配車の要求であり、
    前記特定される停車地点は、前記ユーザが乗車及び/又は降車する地点である、
    請求項1ないし何れかのシステム。
  10. 前記所定の要求は、物品の配達の要求であり、
    前記特定される停車地点は、前記ユーザが物品を受け取る地点である、
    請求項1ないし何れかのシステム。
  11. 各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置にアクセス可能な1又は複数のコンピュータによって実行され、車両の走行計画を管理するための方法であって、
    ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示するステップと、
    前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加するステップと、を備え、
    前記到着タイミングの複数の候補を提示するステップは、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含
    前記方法は、更に、前記設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加した後に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングが新たに発生した場合に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングへの変更を提案する通知を前記ユーザに対して行うステップを備える、
    方法。
  12. 車両の走行計画を管理するためのプログラムであって、
    各々に到着時刻が関連付けられている複数の停車地点を含む車両の走行計画を記憶する記憶装置にアクセス可能な1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、
    ユーザからの所定の要求に応じて、前記走行計画に基づいて、前記所定の要求に伴って特定される停車地点に車両が到着可能な到着タイミングの複数の候補を前記ユーザに提示する処理と、
    前記到着タイミングの複数の候補の中から前記ユーザによって選択された到着タイミングに基づいて前記特定される停車地点における車両の到着時刻を設定し、設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加する処理と、を実行させ、
    前記到着タイミングの複数の候補を提示する処理は、前記到着タイミングの複数の候補の各々に対応する車両の走行コストを判定し、到着タイミングの第1の候補よりも前記走行コストが小さい到着タイミングの第2の候補に対して、前記到着タイミングの第1の候補よりも前記ユーザにとって有利な価値を関連付けることを含
    前記1又は複数のコンピュータに、更に、前記設定した到着時刻を関連付けて前記特定される停車地点を前記走行計画に追加した後に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングが新たに発生した場合に、前記走行コストが小さくなる到着タイミングへの変更を提案する通知を前記ユーザに対して行う処理を実行させる、
    プログラム。
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