以下、図面を参照して、いくつかの実施形態について説明する。ただし、以下の実施形態は、本開示を説明するための例示であり、本開示を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用い、場合により重複する説明は省略する。各要素の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。一部の図面には、X軸、Y軸、及びZ軸で規定される直交座標系が示されている。
図1には、一実施形態に係る包装容器の斜視図が示されている。包装容器1は、内容物を収容する容器である。包装容器1に収容される内容物は、液体状のものであってもよく、その具体例としては、酒類、飲料、及び調味料等が挙げられる。包装容器1は、容器本体2と、口栓4と、を備える。容器本体2は、液体等の内容物を収容する本体部分である。容器本体2の材質としては、紙、樹脂及びガラスが挙げられる。容器本体2の材質は、紙と樹脂とがラミネートされたものであってもよい。容器本体2には、口栓4が取り付けられている。
(口栓)
口栓4は、包装容器1(容器本体2)から内容物を注出するための注出口を形成する部材である。図2(a)及び図2(b)には、口栓4の側面図が示されている。図3には、図2(a)に示される口栓4の縦断面が示されている。図2(a)、図2(b)及び図3に示されるように、口栓4は、キャップ10と、スパウト30と、バンド部40と、を備える。キャップ10は、スパウト30に固定されている(取り付けられている)。
キャップ10、スパウト30、及びバンド部40は、いずれも樹脂製であってもよい。例えば、キャップ10及びバンド部40は、ポリプロピレン樹脂製であってよい。スパウト30は、低密度ポリエチレン樹脂製であってよく、その中でも直鎖状低密度ポリエチレン樹脂製であってよい。以下、キャップ10、スパウト30及びバンド部40それぞれについて説明する。以降の説明では、キャップ10の中心軸Ax(図3参照)を基準として、中心軸Axに向かう方向を「内」として、中心軸Axから離れる方向を「外」とする。中心軸Axに沿った方向を「上下方向」とし、キャップ10がスパウト30から離れる方向を「上方向」とし、キャップ10がスパウト30に近づく方向を「下方向」とする。
キャップ10は、天板12と、周壁14と、内ネジ15と、インナーリング16と、を有する。天板12は、円板状に形成されている。天板12の外周縁には、テーパー部18が形成されている。周壁14は、テーパー部18から下方に延びており、円筒形状を有する。周壁14の上端は、天板12の外周縁に接続されている。キャップ10の中心軸Axは、天板12の中心を通り、且つ、天板12の上面に対して直交していてもよい。周壁14の外周面には、ローレット20が形成されている。
ローレット20は、例えば、複数の突起部22と、複数の基部24とによって構成されている。複数の突起部22と、複数の基部24とは、キャップ10の中心軸Axを中心とした周方向に沿って、一つずつ交互に並んでいる。すなわち、上記周方向において、各突起部22は一対の基部24に挟まれており、各基部24は一対の突起部22に挟まれている。キャップ10の平面視(中心軸Axに沿って上から見た場合)において、突起部22の外縁は、鋸状であってもよい。
キャップ10の平面視において、基部24の外縁は、複数の突起部22それぞれの外縁の頂部を結ぶ仮想円よりも内側に位置していてもよい。基部24の外縁は、曲線であってもよく、直線であってもよく、鋸状であってもよい。ローレット20の形状は、図2(a)及び図2(b)に示される例に限定されず、キャップ10の操作性を向上させる観点から、ローレット20は、どのように形成されていてもよい。
周壁14は、ローレット20の下方に設けられたベース部28を含んでもよい。ベース部28は、円筒形状を有する。ベース部28の下端には、バンド部40が接続されている。ベース部28を設けることによって、キャップ10の成型及びバンド部40との接続を容易にすることができる。本開示において、一の部材に接続されている(取り付けられている)とは、その部材に直接接続されている場合だけでなく、固定用の他の部材を介して接続されている(取り付けられている)場合も含む。ローレット20は、テーパー部18の下端とベース部28の上端との間に形成されている。図2(a)及び図2(b)に示される例とは異なり、キャップ10は、テーパー部18を有しなくてもよく、ベース部28を有しなくてもよい。キャップ10の周壁14の全体にローレット20が形成されていてもよい。
内ネジ15は、図3に示されるように、周壁14の内周面に設けられている。インナーリング16は、天板12の内面(下面)に設けられている。インナーリング16は、天板12の内面から、中心軸Axに沿って延びており、円筒形状を有する。インナーリング16は、周壁14との間に隙間を設けた状態で、周壁14の内側に配置されている。
スパウト30は、側壁32と、外ネジ33と、フランジ34と、を有する。側壁32は、円筒形状を有する。側壁32の径は、キャップ10の周壁14の径よりも小さい。すなわち、側壁32と中心軸Axとの間の距離は、周壁14と中心軸Axとの間の距離よりも小さい。外ネジ33は、側壁32の上半分の外周面に設けられている。外ネジ33には、キャップ10の周壁14に形成されている内ネジ15が螺合される。側壁32の上端部(上端とその近傍部分)は、周壁14とインナーリング16との間に挿入されている。側壁32及び外ネジ33は、複数箇所において周壁14、内ネジ15及びインナーリング16と密着している。これにより、スパウト30とキャップ10との間から内容物が漏れること(例えば、液漏れ)が防止される。
フランジ34は、側壁32の一端側に設けられている。フランジ34は、側壁32の下端部に接続されており、側壁32よりも外方に延びている。フランジ34は、環状に形成されている。フランジ34は、口栓4を容器本体2に取り付ける際の接合箇所である。フランジ34は、容器本体2の包装材が接合される上面34aを含んでもよい。上記包装材とフランジ34との接合は、超音波溶着又は接着等によって行われてもよい。フランジ34は、上記上面34aが形成された部分(以下、「フランジ部35」という。)と、フランジ部35と側壁32の下端部とを接続するリング部36と、を含む。リング部36はフランジ部35の内側に配置されており、例えば、側壁32の下端部の側面に接続されている。
スパウト30は、ノッチ38を有する。ノッチ38は、側壁32の外周面に形成されており、側壁32から外方に突出するように形成されている。ノッチ38は、環状に形成されており、側壁32の外周面に中心軸Axまわりの周方向に沿って連続して設けられている。ノッチ38は、外ネジ33の下方に位置しており、側壁32の上下方向において中央部分に設けられている。ノッチ38は、バンド部40の移動を規制する機能を有する。
バンド部40は、キャップ10の周壁14の下端に取り付けられている。バンド部40は、例えば、周壁14に含まれるベース部28の下端に接続されている。バンド部40は、円筒形状を有する。バンド部40の外径は、キャップ10の周壁14の外径と略一致する。バンド部40は、周壁14とスパウト30(例えば、リング部36)との間に配置されており、キャップ10がスパウト30から離れることを規制する。
図2(a)に示されるように、バンド部40の下端と、スパウト30のフランジ34のうちのバンド部40の下端と対向する部分との間には、隙間gが形成されている。例えば、バンド部40の下端と、フランジ34のリング部36との間に、隙間gが設けられている。隙間gは、改ざん防止の目的で形成されている。未開封状態(キャップ10を一度も取り外していない初期状態)のキャップ10をスパウト30から取り外したときにバンド部40とキャップ10とが切り離されるように、バンド部40が周壁14に接続されている。バンド部40とキャップ10とが分断されると(切り離されると)、バンド部40とキャップ10とが互いに接続されていない状態となる。この場合、キャップ10をスパウト30から取り外して開封すると、バンド部40がスパウト30に残る。
キャップ10から切り離されたバンド部40は、その下端がフランジ34のリング部36に当接するように下方に移動し得る。上記隙間gは、バンド部40がキャップ10から切り離されたときに、バンド部40が下方に落下するように形成されている。一度開封したキャップ10がスパウト30に再度取り付けられた場合には、図2(b)に示されるように、キャップ10の下端と、スパウト30に残ったバンド部40の上端との間に隙間g1が形成される。隙間g1の大きさ(幅)は、未開封状態での上記隙間gの大きさ(幅)に略一致する。一度開封した後では、キャップ10の下端とバンド部40の上端との間に隙間が形成されることで、キャップ10が既に開封されていることを目視により確認することができる。
隙間gの大きさ(隙間g1の大きさ)は、0.5mm以上であってもよい。隙間gの大きさは、バンド部40の下端とリング部36の上端との間の最短距離で定義される。視認性(より詳細には、開封後の隙間の視認性)の観点から、隙間gの大きさは、0.7mm以上、0.8mm以上、0.9mm以上、又は1.0mm以上であってもよい。キャップ10の大きさ(中心軸Axに沿った長さ)を確保する観点から、隙間gの大きさは、2.0mm以下、1.8mm以下、1.6mm以下、又は1.4mm以下であってもよい。
図4は、中心軸Axに沿って下からバンド部40を見た場合の下面図が示されており、キャップ10の一部の要素及びスパウト30の図示が省略されている。図3の左半分では、図4におけるIIIA線における断面が示されており、図3の右半分では、図4におけるIIIB線における断面が示されている。バンド部40は、バンド本体41と、複数のフラップ42と、複数の薄肉部48と、を有する。バンド本体41は、キャップ10の周壁14の下方に配置されており、円筒形状を有する。バンド本体41の外径は、周壁14(周壁14のベース部28)の外径と略一致していてもよい。
フラップ42は、バンド本体41の下端部に接続されており、その下端部からキャップ10の天板12に向かうように延びている。フラップ42は、中心軸Ax及び中心軸Axに直交する平面(図のX-Y平面)に対して傾斜している。フラップ42は、天板12に近づくにつれて中心軸Axとフラップ42との間の距離が小さくなるように形成されている。
複数のフラップ42は、キャップ10がスパウト30から相対的に離れることを規制する機能を有する。フラップ42の先端42a(上端面)の少なくとも一部は、スパウト30のノッチ38の下面38aに対向している。キャップ10を取り外そうとした際に、各フラップ42が、ノッチ38の下面38aに当接することによって、キャップ10がスパウト30に対して相対的に離れることが規制される。
フラップ42は、スパウト30と離れた状態で、ノッチ38の下面38aに対向するように配置されていてもよい。フラップ42のいずれの箇所も、側壁32及びノッチ38に接触しないように、フラップ42が形成されていてもよい。フラップ42の先端42a(上端面)は、スパウト30と離れていてもよい。フラップ42の先端42aがスパウト30と離れた状態では、フラップ42の先端42aが、スパウト30の側壁32及びノッチ38と接触していない。フラップ42の先端42aは、スパウト30に加えて、バンド本体41の内周面にも接触していなくてもよい(バンド本体41の内周面とも離れていてもよい)。
各フラップ42は、バンド本体41の下端部に接続され、下方に向かって湾曲した基端部43と、基端部43に接続され、天板12に向かって延びるように形成された傾斜部44とを含む。基端部43が下方に向かって湾曲することで、基端部43は下方に凸となる形状を有する。傾斜部44の先端(基端部43と接続される端面とは反対側の端面)が、フラップ42の先端42aに相当する。
複数のフラップ42は、図4に示されるように、中心軸Axまわりの周方向に沿って並んでいる。複数のフラップ42は、中心軸Axまわりの周方向において互いに間隔を空けて配置されている(所定の間隔で設けられている)。複数のフラップ42の個数は、8個であってもよい。図4に示される例とは異なり、複数のフラップ42の個数が、9個~12個であってもよい。各フラップ42は、中心軸Axまわりの周方向に沿って延在するように板状に形成されている。複数のフラップ42は、互いに同じ形状を有していてもよい。
複数の薄肉部48それぞれは、複数のフラップ42のうちの中心軸Axまわりの周方向において互いに隣り合うフラップ42同士を連結する。1つのフラップ42と1つの薄肉部48とが、中心軸Axまわりの周方向において交互に配置されている。1つの薄肉部48は、中心軸Axまわりの周方向において自身を挟む一対のフラップ42同士を連結(接続)する。薄肉部48は、中心軸Axまわりの周方向に沿って延在するように板状に形成されている。複数の薄肉部48は、互いに同じ形状を有していてもよい。
複数の薄肉部48の厚さTh2は、複数のフラップ42の厚さTh1よりも小さい(図6(a)及び図6(b)も参照)。複数の薄肉部48の厚さTh2は、互いに略一致していてもよく、複数のフラップ42の厚さTh1は、互いに略一致していてもよい。薄肉部48の厚さTh2に対するフラップ42の厚さTh1の比は、フラップ42の復元力を抑制する観点から、5.0以下、4.5以下、4.0以下、又は3.5以下であってもよい。薄肉部48の厚さTh2に対するフラップ42の厚さTh1の比は、フラップ42の加工の容易さの観点から、1.5以上、2.0以上、2.5以上、又は3.0以上であってもよい。薄肉部48の厚さTh2に対するフラップ42の厚さTh1の比は、1.5~5.0であってもよく、2.0~4.5であってもよい。
薄肉部48の厚さTh2は、フラップ42の復元力を抑制する観点から、0.15mm以上、0.18mm以上、0.20mm以上、又は0.22mm以上であってもよい。薄肉部48の厚さTh2は、フラップ42の加工の容易さの観点から、0.35mm以下、0.32mm以下、0.30mm以下、又は0.28mm以下であってもよい。薄肉部48の厚さTh2は、0.15mm~0.35mmであってもよく、0.22mm~0.28mmであってもよい。薄肉部48の厚さTh2は、薄肉部48の先端(バンド本体41とは反対側に位置する先端面)において測定されてもよい。
フラップ42の厚さTh1は、フラップ42の機能を発揮させる観点から、0.60mm以上、0.62mm以上、0.64mm以上、又は0.65mm以上であってもよい。フラップ42の厚さTh1は、フラップ42の加工の容易さの観点から、0.80mm以下、0.78mm以下、0.76mm以下、又は0.75mm以下であってもよい。フラップ42の厚さTh1は、0.6mm~0.8mmであってもよく、0.65mm~0.75mmであってもよい。フラップ42の厚さTh1は、フラップ42の先端(バンド本体41とは反対側に位置する先端面)において測定されてもよい。
複数のフラップ42それぞれは、先端(中心軸Axに近い端部)からバンド本体41の下端部に向かうにつれて幅が小さくなるように形成されていてもよい。図4に示されるように、中心軸Axに沿った下方向から見て、フラップ42の中心軸Axまわりの周方向に沿った幅は、内から外に向かうにつれて小さくなる。中心軸Axに沿って下方向から見て、フラップ42の内周縁47aの両端を結ぶ線分の長さは、フラップ42の外周縁47bの両端を結ぶ線分の長さよりも小さい。外周縁47bの両端を結ぶ線分の長さは、内周縁47aの両端を結ぶ線分の長さの1/5~4/5倍であってもよい。内周縁47aと外周縁47bとを接続する一対の側縁47cの互いの距離は、中心軸Axから離れるにつれて小さくなる。
薄肉部48は、フラップ42の先端(内周縁47a)に接続されていなくてもよい。中心軸Axに沿った下方向から見て、フラップ42のバンド本体41の内周面からの突出量y1は、薄肉部48のバンド本体41の内周面からの突出量y2に比べて大きい。突出量y2は、突出量y1の0.7倍~0.95倍であってもよい。
図5には、図3におけるV線で囲まれる領域を拡大した断面図が示されている。図3及び図5は、中心軸Axを含み、且つ、いずれかのフラップ42を通る面で口栓4を切断した際の縦断面を示している。以下では、中心軸Axを含み、且つ、フラップ42を通る縦断面を「観察断面」と称する。観察断面は、中心軸Axを含み、且つ、フラップ42の中心軸Axまわりの円周の中央を通るように設定されてもよい。観察断面において、中心軸Axに直交する方向を「横方向」と定義する。図5に示される例では、観察断面がX-Z平面に相当し、横方向がX軸方向に相当する。
観察断面において、フラップ42とスパウト30との間の横方向における距離d1は、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、0.30mm以上、0.35mm以上、0.40mm以上、又は0.45mm以上であってもよい。距離d1は、フラップ42の機能を発揮させる観点から、0.70mm以下、0.65mm以下、0.60mm以下、又は0.55mm以下であってもよい。距離d1は、0.3mm~0.7mmであってもよく、0.45mm~0.55mmであってもよい。距離d1は、フラップ42とスパウト30との間の横方向での最短距離で定義される。図5に示される例では、距離d1は、フラップ42の先端42aとスパウト30との間の横方向での最短距離に相当する。
観察断面において、ノッチ38の最も外側に位置する点Aと、フラップ42の最も内側に位置する点Bとの間の横方向における距離d2は、フラップ42の機能を発揮させる観点から、0.50mm以上、0.55mm以上、0.60mm以上、又は0.65mm以上であってもよい。点Aと点Bとの間の横方向での距離d2は、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、0.9mm以下、0.85mm以下、0.80mm以下、又は0.75mm以下であってもよい。距離d2は、0.5mm~0.9mmであってもよく、0.65mm~0.75mmであってもよい。
観察断面において、傾斜部44のうちの中心軸Axを向く側面(フラップ42の側面45のうちの傾斜部44に対応する部分)の横方向に対する傾斜角の最小値は、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、50°以上、55°以上、60°以上、又は65°以上であってもよい。上記傾斜角の最小値は、フラップ42の機能を発揮させる観点から、85°以下であってもよい。上記傾斜角の最大値は、85°以下であってもよい。傾斜部44の中心軸Axを向く側面が、複数の傾斜角を有する場合、複数の傾斜角(複数の傾斜角のうちの最小の角度)が50°以上、又は50°~85°であってもよい。図5に示される例では、複数の傾斜角が「θ1」及び「θ2」で示されており、傾斜角θ2が傾斜角θ1に比べて小さい。傾斜角θ2は、50°以上であってもよい。
ここで、スパウト30の側壁32のうちの、ノッチ38よりも上方に位置する部分を「上側部分32a」と定義し、ノッチ38よりも下方に位置する部分を「下側部分32b」と定義する。ノッチ38は、中心軸Axに沿って延び、バンド本体41の内周面と対向する側面37aを形成する突出部分39aと、突出部分39aの側面37aの上端から傾斜した状態で上側部分32aまで延びる傾斜面37bを形成する傾斜部分39bとを含んでもよい。側壁32の上側部分32aは、傾斜部分39bの上端よりも上方に位置し、側壁32の下側部分32bは、突出部分39aの下端よりも下方に位置する。
観察断面において、下側部分32bの横方向に沿った幅wbは、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、1.40mm以下、1.35mm以下、1.30mm以下、又は1.25mm以下であってもよい。幅wbは、スパウト30の強度の観点から、1.0mm以上、1.05mm以上、1.10mm以上、又は1.15mm以上であってもよい。幅wbは、1.0mm~1.4mmであってもよく、1.15mm~1.25mmであってもよい。幅wbは、上側部分32aの幅waよりも小さくてもよい。幅wbは、幅waの0.5倍~0.8倍であってもよい。
観察断面において、下側部分32bとノッチ38の最も外側に位置する点Aとの間の横方向における距離xb(横方向での最短距離)は、上側部分32aと点Aとの間の横方向における距離xa(横方向での最短距離)よりも大きくてもよい。距離xaに対する距離xbの比が、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、1.5以上、1.6以上、1.7以上、又は1.8以上であってもよい。距離xaに対する距離xbの比が、スパウト30の作製のしやすさの観点から、3.0以下であってもよい。
下側部分32bと点Aとの間の幅方向での距離xbは、フラップ42とスパウト30との接触をより確実に避ける観点から、1.00mm以上、1.05mm以上、1.10mm以上、又は1.15mm以上であってもよい。距離xbは、スパウト30の強度の観点から、1.40mm以下、1.35mm以下、1.30mm以下、又は1.25mm以下であってもよい。距離xbは、1.0mm~1.4mmであってもよく、1.15mm~1.25mmであってもよい。上側部分32aと点Aとの間の幅方向での距離xaは、0.4mm~0.8mmであってもよい。
図6(a)には、フラップ42が形成される際の様子の一例が模式的に示されている。図6(b)には、薄肉部48の断面の一例が模式的に示されている。キャップ10とバンド部40とは一体となった状態で、樹脂成型により作製される。成型直後の状態では、図6(a)における破線で示されるように、フラップ42(複数のフラップ42及び複数の薄肉部48)は、キャップ10及びバンド部40で形成される内部空間の外に突出している。外に突出した状態のフラップ42及び薄肉部48を治具等により、上記内部空間に向かって折り曲げることによって、上述したフラップ42及び薄肉部48が形成される。この際に、フラップ42では、基端部43と傾斜部44とが形成される。フラップ42の折り曲げに伴って、湾曲した状態の基端部43が形成され、フラップ42に元に戻ろうとする復元力(中心軸Axに向かって倒れようとする復元力)が生じ得る。
基端部43の上面43aは、下方に向かって凹むように湾曲している。上面43aの曲率半径は、傾斜部44における復元力を低減させる観点から、0.75mm以下、0.72mm以下、0.70mm以下、又は、0.68mm以下であってもよい。上面43aの曲率半径は、フラップ42の機能を発揮させる観点から、0.55mm以上、0.57mm以上、0.60mm以上、又は、0.62mm以上であってもよい。上面43aの曲率半径は、0.55mm~0.75mmであってもよい。
図3に戻り、口栓4は、破断部50を備える。破断部50は、キャップ10をスパウト30から取り外したときにバンド部40とキャップ10とが切り離されるように、バンド本体41とキャップ10の周壁14とを接続する。破断部50は、例えば、複数のリブ52を有する。複数のリブ52は、バンド本体41の内周面と、周壁14のベース部28の内周面とに設けられており、それらの内周面から内側(中心軸Ax)に向かって突出している(図4も参照)。
複数のリブ52は、中心軸Axまわりの周方向に沿って、所定の間隔で設けられている。例えば、複数のリブ52それぞれは、中心軸Axまわりの周方向において隣り合うフラップ42同士の間に配置されている。複数のリブ52それぞれは、薄肉部48の上方に位置する。リブ52の厚さ(バンド本体41の内周面からの突出量)は、フラップ42のバンド本体41の内周面からの突出量よりも小さくてもよい。キャップ10の周壁14におけるベース部28の下端と、バンド本体41の上端との境界には、リブ52の内部(例えば、略中央)まで延びる切込み54が形成されていてもよい。キャップ10とバンド部40とは、切込み54によって区画されている。
一例では、キャップ10に対応する部分、バンド部40に対応する部分、及び複数のリブ52が一体に形成された後に、キャップ10とバンド部40との境界となる高さ位置において、キャップ10の周壁の外側からリブ52が分断されない位置まで延びる切込み54が形成される。切込み54は、中心軸Axまわりの周方向に沿って連続して形成されている。切込み54が形成されることで、キャップ10とバンド部40とが形成され、周壁14(ベース部28)とバンド本体41とが、薄肉部56を介して接続された状態となる。薄肉部56は、リブ52のうちの切込み54の高さ位置において切込み54が形成されていない部分である。
切込み54は、ノッチ38の側面37aを形成する突出部分39a(側面37a)の上端よりも上方に位置する。切込み54と天板12の上面との間の上下方向に沿った距離は、突出部分39a(バンド本体41に対向する側面37a)の上端と天板12の上面との間の上下方向に沿った距離よりも小さい。バンド本体41の下端と切込み54(すなわち、バンド本体41の上端)との間の距離は、3.0mm~5.0mmであってもよく、3.5mm~4.5mmであってもよい。リブ52の厚さは、0.40mm~0.60mmであってもよく、0.45mm~0.55mmであってもよい。
消費者等のユーザは、未開封状態の包装容器1から内容物を抽出する際に、スパウト30に対してキャップ10を相対的に回転させる。キャップ10の相対的な回転に伴って、キャップ10の周壁14に形成された内ネジ15と、スパウト30の側壁32に形成された外ネジ33との螺合が徐々に解除される。内ネジ15と外ネジ33との螺合が解除されていくと、キャップ10及びバンド部40が、スパウト30のフランジ34から徐々に離れる。
キャップ10及びバンド部40がフランジ34から離れ始めると、ほどなくバンド部40の複数のフラップ42が、スパウト30のノッチ38の下面38aに当接する(当たる)。フラップ42がノッチ38に当接することで、キャップ10とバンド部40との間(破断部50の薄肉部56)に引っ張り応力が生じ、キャップ10及びバンド部40がスパウト30のフランジ34から離れることが規制される。キャップ10の相対的な回転が継続され、引っ張り応力が所定値に達すると、薄肉部56が破断する。
複数のリブ52それぞれの薄肉部56は、引っ張り応力が所定値に達すると破断する程度の強度を有するように形成されている。全ての薄肉部56が破断することによって、キャップ10とバンド部40とが物理的に分離され(切り離され)、キャップ10の移動の規制が解除される。キャップ10から分離されたバンド部40は、スパウト30のリング部36と接触する位置まで下方に移動する。キャップ10がスパウト30から取り外された後において、バンド部40はスパウト30に残る。
(口栓の製造方法)
続いて、口栓4の製造方法の一例を以下に説明する。口栓4の製造方法は、少なくとも、スパウト30を準備する工程と、キャップ部材を準備する工程と、外ネジ33に内ネジ15を螺合させて、スパウト30にキャップ部材を取り付ける工程と、切込み54を形成する工程と、を含む。
スパウト30を準備する工程では、例えば、樹脂成型によってスパウト30を作製する。キャップ部材を準備する工程では、キャップ10に対応する部分、バンド部40に対応する部分、及び複数のリブ52が一体化されたキャップ部材を、例えば、樹脂成型によって作製する。キャップ部材は、薄肉部56を有しないこと(切込み54が形成されていないこと)以外は、キャップ10、バンド部40及び複数のリブ52と同様の形状を有する。したがって、キャップ10及びバンド部40の構成部材の名称を用いて以下にキャップ部材を説明する。キャップ部材の周壁は、互いに分離される前のキャップ10の周壁14とバンド部40のバンド本体41とに対応する。
樹脂成型の直後においては、複数のフラップ42及び複数の薄肉部48は、キャップ部材の内部空間の外に突出している。樹脂成型後に、互いに連結された状態の複数のフラップ42及び複数の薄肉部48を治具等によってキャップ部材の内部空間に折り曲げる(折り込む)。治具等による折り曲げることによって、フラップ42に基端部43と傾斜部44とが形成される。フラップ42の先端42aがスパウト30及びバンド本体41の内周面に接触しない位置まで、フラップ42はキャップ部材の内部空間に折り込まれる。
次に、キャップ部材の周壁の内部にスパウト30の側壁32の上端部を挿入する。スパウト30に対してキャップ部材を中心軸Axまわりの一方向に回転させると、周壁14の内ネジ15と側壁32の外ネジ33とが螺合し、キャップ部材がスパウト30のフランジ34に近づく方向に移動する。そして、複数のフラップ42が、ノッチ38(傾斜部分39b)に当接した後に、ノッチ38に乗り上げ始める。また、側壁32の上端部がキャップ部材の周壁14とインナーリング16との間に挿入され始める。
キャップ部材をスパウト30に対して更に回転させると、各フラップ42がノッチ38を乗り越えるとともに、スパウト30の側壁32の上端部がキャップ部材の周壁とインナーリング16との間に挿入された状態となる。これによって、スパウト30が、キャップ部材によってキャッピングされた状態(スパウト30にキャップ部材が取り付けられた状態)となる。
次に、キャップ部材に切込み54(薄肉部56)を形成する工程が行われる。例えば、スコアカッターを用いてキャップ部材の周壁の全周に切り込みを入れて、切込み54を形成する。一例では、後に周壁14のベース部28とバンド部40との境界となる部分と、各リブ70の上記境界となる部分に対応する位置とに、周壁14の外周からスコアカッターの刃を当てる。複数のリブ52それぞれでは、リブ52の中心軸Axに直交する横方向における略中央部分までスコアカッターの刃が挿入される。
そして、スコアカッターがキャップ部材及びリブの内部に当てられた状態で、キャップ部材及びスパウト30を中心軸Axまわりに回転させることで、切込み54を形成する。これにより、リブ52に薄肉部56が形成される。薄肉部56の形成によって、キャップ部材において、キャップ10とバンド部40とが分断され、これらの部材が、リブ52(薄肉部56)を介して接続された状態となって、口栓4が得られる。切込み54のサイズを調整して、薄肉部56の大きさ及び厚みを変えることで、破断させるために必要な力を調整することができる。その後、口栓4を容器本体2に取り付ける工程が行われ、包装容器1が製造される。
(変形例)
スパウト30は、図7に示されるように、ノッチ38に代えて、ノッチ38Aを有してもよい。ノッチ38Aは、突出部分39a及び傾斜部分39bに加えて、傾斜部分39cを含む点でノッチ38と相違する。傾斜部分39cは、突出部分39aの下面から傾斜した状態で側壁32に向かって延びる傾斜面37cを形成する部分である。傾斜部分39cの傾斜面37cは、突出部分39aの下面から側壁32まで延びていてもよい。中心軸Axを含む上記観察断面において、傾斜部分39cの傾斜面37cと突出部分39aの下面とが交わる点Cは、突出部分39aの側面37a(ノッチ38Aの最も外側に位置する点A)よりも内側に位置している。
側壁32の下側部分32bは、傾斜部分39cの下端よりも下方に位置する。観察断面において、傾斜部分39cと下側部分32bの外周面との境界(傾斜面37cの下端)を点Dとしたときに、点Dは、フラップ42の先端42aよりも低くてもよい。この場合、観察断面において、フラップ42(フラップ42の先端42a)とスパウト30との間の中心軸Axに直交する横方向における最短距離は、先端42aと傾斜部分39cとの間の横方向における最短距離で規定される。
観察断面において、下側部分32bの外周面と点Cとの間の横方向における距離xcは、フラップ42の機能を発揮させる観点から、下側部分32bの外周面と点Aとの間の横方向おける距離xbの55%以下、50%以下、45%以下、又は40%以下であってもよい。距離xcは、フラップ42の機能を発揮させる観点から、0.6mm以下、0.55mm以下、0.50mm以下、又は0.45mm以下であってもよい。
観察断面において、フラップ42の先端42aの側壁32に近い角が、丸み形状を有していてもよい。観察断面において、先端42aとフラップ42の中心軸Axを向く側面45とによって形成される角44Rの曲率半径は、仮にフラップ42がスパウト30の側壁32に接触した際にフラップ42を滑りやすくする観点から、0.30mm以上、0.32mm以上、0.34mm以上、又は0.35mm以上であってもよい。観察断面において、角44Rの曲率半径は、0.6mm以下であってもよい。
破断部50は、上述の例のように、リブ52に薄肉部56が形成されている構成に限られず、キャップ10をスパウト30から取り外した際に、キャップ10とバンド本体41とが物理的に分離するように破断すれば、どのように形成されていてもよい。破断部50は、破断ラインを含んでもよい。破断ラインは、中心軸Axまわりの複数箇所において、キャップ10の周壁14とバンド本体41との間を接続する複数のブリッジを含む。複数のブリッジは、自身にかかる引っ張り応力が所定値に達すると破断するように形成されている。破断ラインは、キャップ部材の周壁を複数のブリッジを残してカッターで切断することによって形成されてもよい。
[実施形態の効果]
フラップ42を折り曲げ加工することで、フラップ42においてスパウト30に向かって倒れようとする復元力が生じる場合がある。その復元力に起因してフラップ42がスパウト30を挟み込むことによって、キャップ10を取り外した際に、バンド部40が下に落下しない可能性がある。上記口栓4では、互いに隣り合うフラップ42同士が薄肉部48によって連結されている。そのため、仮にいずれかのフラップ42が中心軸Axに向かって復元力に起因して倒れようとしても、倒れようとする動きが規制される。そのため、フラップ42が中心軸Axに向かって倒れて、スパウト30を挟み込んでしまう可能性を低減できる。従って、上記口栓4では、切り離されたバンド部40が円滑に落下し得る。
複数の薄肉部48の厚さTh2に対する複数のフラップ42の厚さTh1の比が、1.5~5.0であってもよい。上記比が1.5以上であることで、フラップ42の加工が容易となる。また、上記比が5.0以下であることで、フラップ42に生じ得る復元力による倒れをより確実に抑制することができる。
複数の薄肉部48の厚さTh2は、0.15mm~0.35mmであってもよい。複数のフラップ42の厚さTh1さは、0.6mm~0.8mmであってもよい。厚さTh1さが0.6mm~0.8mmである場合に、厚さTh2が0.15mm以上であることで、フラップ42に生じ得る復元力による倒れをより確実に抑制することができる。厚さTh1さが0.6mm~0.8mmである場合に、厚さTh2が0.35mm以下であることで、フラップ42の加工が容易である。
複数のフラップ42それぞれは、先端からバンド本体41の下端部に向かうにつれて幅が小さくなるように形成されていてもよい。この場合、キャップ10を取り外す際に、複数のフラップ42がノッチ38に当接する範囲を維持したうえで、フラップ42の根元での折り曲げ加工が容易である。
複数のフラップ42の個数は、8~12であってもよい。複数のフラップ42の個数が8以上であることで、フラップ42がノッチ38に引っ掛かり、キャップ10を取り外す際に破断部を破断させる力が発生しやすい。また、複数のフラップ42の個数が12以下であることで、複数のフラップ42の折り曲げ加工が容易である。
複数のフラップ42は、スパウト30と離れた状態でノッチ38の下面38aに対向するように配置されていてもよい。フラップ42が、スパウト30と離れた状態で配置されているので、キャップ10を取り外した際に、フラップ42がスパウト30に接触し難い。そのため、切り離されたバンド部40が更に円滑に落下し得る。
キャップ10の中心軸Axを含む縦断面(観察断面)において、1つのフラップ42とスパウト30の側壁32との間のキャップ10の中心軸Axに直交する方向(横方向)における距離d1が、0.3mm~0.7mmであってもよい。距離d1が0.3mm以上であることで、フラップ42とスパウト30との間の接触をより確実に避けることができる。また、距離d1が0.7mm以下であることで、キャップ10を取り外す際にフラップ42の先端がノッチ38に引っ掛からない可能性を低減でき、フラップ42の機能をより確実に発揮することができる。
上記観察断面において、ノッチ38の最も外側に位置する点Aと、1つのフラップ42の最も内側に位置する点Bとの間のキャップ10の横方向における距離d2が、0.5mm~0.9mmであってもよい。距離d2が0.5mm以上であることで、キャップ10を取り外す際にフラップ42の先端がノッチ38に引っ掛からない可能性を低減でき、フラップ42の機能をより確実に発揮することができる。また、距離d2が0.9mm以下であることで、フラップ42とスパウト30との間の接触をより確実に避けることができる。
上記観察断面において、側壁32のうちのノッチ38よりも下方に位置する部分のキャップ10の横方向に沿った幅wbが、1.0mm~1.4mmであってもよい。幅wbが1.0mm以上であることで、スパウト30の強度を維持することができる。幅wbが1.4mm以下であることで、フラップ42とスパウト30との間の接触をより確実に避けることができる。
上記観察断面において、側壁32のうちのノッチ38よりも下方に位置する下側部分32bとノッチ38の最も外側に位置する点Aとの間の横方向における距離xbは、側壁32のうちのノッチ38よりも上方に位置する上側部分32aと点Aとの間の横方向における距離xaよりも大きくてもよい。この場合、フラップ42とスパウト30との間の接触の可能性を低減できる。
距離xaに対する距離xbの比が、1.5以上であってもよい。上記比が1.5以上であることで、フラップ42とスパウト30との間の接触の可能性を更に低減できる。
距離xbは、1.0mm~1.4mmであってもよい。距離xbが1.0mm以上であることで、フラップ42とスパウト30との間の接触の可能性を更に低減できる。また、距離xbが1.4mm以下であることで、スパウト30の強度を維持することができる。
ノッチ38は、キャップ10の中心軸に沿って延びる側面37aを形成する突出部分39aと、突出部分39aの下面から、側壁32の外周面に対して傾斜して延びる傾斜面37cとを含んでもよい。この場合、仮にフラップ42が上記復元力によってスパウト30に向かって倒れても、フラップ42の先端42aが傾斜面37cに接触し得る。傾斜面37cへの接触によって、フラップ42が滑りやすくなるので、バンド部40が円滑に落下し得る。そのため、バンド部40が元の位置に留まる可能性を低減できる。
複数のフラップ42それぞれは、バンド本体41の下端部に接続され、下方に向かって湾曲するように形成された基端部43と、基端部43に接続され、天板12に向かって延びるように形成された傾斜部44とを含んでもよい。上記観察断面において、基端部43の上面43aの曲率半径が、0.55mm~0.75mmであってもよい。上記曲率半径が、0.55mm以上であることで、キャップ10を取り外す際にフラップ42の先端42aがノッチ38に引っ掛からない可能性を低減でき、フラップ42の機能をより確実に発揮することができる。上記曲率半径が、0.75mm以下であることで、変形の程度が大きくなり、傾斜部44に生じる復元力が低減し得る。
上記観察断面において、横方向に対する、傾斜部44のうちのキャップ10の中心軸Axを向く側面の傾斜角θ1,θ2の最小値が、50°以上であってもよい。上記傾斜角の最小値が50°以上であることで、フラップ42とスパウト30との間で接触してしまう可能性を低減できる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、本開示は上記実施形態に何ら限定されるものではない。1つの例で説明した一部の事項が、他の例の口栓に適用されてもよい。