以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る乗用型田植機1の全体側面図である。図1に示すように、2は移植機である乗用型田植機1の走行機体であって、該走行機体2は、左右の前輪4,5及び後輪6,7によって支持され、前記走行機体1の前端側左右中央にセンターマーカ8を設け、その後にはボンネット9が立設され、その後上部には操作パネル10及びステアリング操作具(ステアリングハンドル)11を設け、その下方に機体走行停止ペダル12が設けられ、その後下方に操作部床面を形成するステップ面13が設けられ、その後上部には運転座席14が設けている。
また、前記走行機体2の後部には、リンク機構15が昇降自在に支持されて、前記リンク機構15を昇降駆動する単動型の油圧シリンダ16が備えられており、前記リンク機構15の後部に植付作業機3が連結されている。
そして、前記ステアリング操作具11の右側には副変速レバー17が設けられ、左側には主変速レバー18が設けられている。
また、前記主変速レバー18は、主変速レバーガイドの前部側に前進位置、略中央に中立位置(ニュートラル)及び後部側に後進位置を設け、前記中立位置に走行駆動停止位置を設け、前記前進位置と前記中立位置の間、及び該中立位置と前記後進位置の間に増減速範囲を設け、前記主変速レバー18は前記中立位置を挟んで前記前進位置と前記後進位置との間を操作可能に構成し、前記主変速レバー18の基端部には前進位置、中立位置、及び後進位置を検出する位置検出ポテンショメータ20を備えている。
そして、前記副変速レバー17は、副変速レバーガイドの前部側に路上の移動に適した高速走行の走行速位置、略中央に車輪の駆動停止状態の中立位置(ニュートラル)及び後部側に苗の植付作業に適した低速走行の作業速位置を設け、前記中立位置を挟んで前記走行速位置と前記作業速位置とに操作可能に構成され、前記副変速レバー17の基端部には、走行速位置、中立位置及び作業速位置を検出する位置検出ポテンショメータ19を備えている。
前記植付作業機3について詳述すると、前方向に傾斜して設けられた苗載せ台21と該苗載せ台21の下方には苗を植付ける植付装置22とを有し、該植付装置22の下方には植付け田面を整地するフロート23を設けられているがこれらの基本構成は何れも従来通りである。
次に、本発明における乗用型田植機1の実施形態を説明する。図2から図4及び図10に示すように、図2は、本発明に係る乗用型田植機の動力伝動図、図3は、本発明に係る乗用型田植機の走行操舵装置を示す(a)正面図・(b)平面図、図4は、本発明に係る乗用型田植機の走行操舵装置の他の動力伝達方法を示す正面図、図10は、乗用型田植機の制御ブロック図である。前記動力伝動図は、エンジン25、発電機26,26,26、レギュレータ27、蓄電池(バッテリー)28を有する動力発生装置24と、制御装置(マイコン)29と、走行駆動モータ用のモータドライバ31a,31b,31c,31d、操舵駆動モータ用のモータドライバ31e,31f,31g,31h、走行駆動モータ32a,32b,32c,32d、操舵駆動モータ33a,33b,33c,33d、回動支軸34,34,34,34、アクスルケース50、左右前輪4,5及び左右後輪6,7の操舵角検出センサ35a,35b,35c,35d、左右前輪4,5及び左右後輪6,7の回転数検出センサ36a,36b,36c,36d、動力伝達系48,48,48,48、及び左右の前輪4,5及び後輪6,7を駆動させるそれぞれの走行操舵装置30と、前記植付作業機3の植付装置22を駆動させる植付駆動モータ38及びモータドライバ39を有する植付駆動装置37で構成されている。
制御装置(マイコン)29について詳述する。前記マイコン29は、前記乗用型田植機1の複数の検出スイッチ、センサ、ポテンショメータ、モータドライバから前記マイコン29に検出データを入力(INPUT)し、そのマイコン29によって制御して、前記マイコン29から動力発生装置24、走行操舵装置30,30,30,30、植付駆動装置37に操作データを出力(OUTPUT)する。
動力発生装置24について詳述する。前記動力発生装置24は、エンジン25、複数の発電機26,26,26、レギュレータ27、蓄電池(バッテリー)28で構成され、前記エンジン25によって生み出された駆動力を複数の発電機26,26,26によって発電し、レギュレータ27によって電圧を一定に保ち電力を蓄電池28に充電する構成になっている。
前記走行操舵装置30について詳述する。走行操舵装置30は、走行駆動モータ32a,32b,32c,32d用のモータドライバ31a,31b,31c,31d、操舵駆動モータ33a,33b,33c,33d用のモータドライバ31e,31f,31g,31h、走行駆動モータ32a,32b,32c,32d、操舵駆動モータ33a,33b,33c,33d、左右前輪4,5及び左右後輪6,7(各車輪53)の操舵角検出センサ35a,35b,35c,35d、ブレーキ装置40・・・、回動支軸34,34,34,34、駆動軸43a,43a,43a,43a、駆動軸43b,43b,43b,43b、操舵ギヤ44・・・、駆動ケース42,42,42,42を有する駆動装置41,41,41,41と、前記各車輪53の回転数検出センサ36a,36b,36c,36d、複数のギヤ45・・・及び伝動軸(シャフト)46・・・、車軸47,47,47,47からなる動力伝達系48,48,48,48、操舵ギヤ49,49,49,49、アクスルケース50,50,50,50、支持部材51,51,51,51を有する伝動装置52,52,52,52と、ボス部53a,53a,53a,53a、ピン53b,53b,53b,53b、スポーク53c・・・、補強板53h,53h,53h,53h、リム部53d,53d,53d,53d、羽根ラグ53f・・・及び走行ラグ53g・・・を有する弾性輪体(タイヤ)53e,53e,53e,53eを有する前記各車輪53で構成されている。
また、前記走行操舵装置30,30,30,30は、図2の動力伝動図、図3(a)の走行操舵装置の正面図、及び図3(b)の走行操舵装置の平面図、図4は走行操舵装置の他の動力伝達方法を示す正面図に示すように、前記各車輪53・・・を夫々支持するアクスルケース50,50,50,50を、上下方向の回動支軸34,34,34,34を介して機体に対して回転可能に構成し、平面視において、車輪53,53,53,53の接地部71の左右中心線と車軸47,47,47,47の軸心線の交点が前記回動支軸34,34,34,34の軸心線と一致するように構成する。
そして、前記接地部71は、前記弾性輪体(タイヤ)53e,53e,53e,53eの外周面で圃場の耕盤に接地する部分であり、車輪53の種類によって大きさや突出方向が変化する前記羽根ラグ53f・・・は、前記弾性輪体53e,53e,53e,53eの外周面には含まないものとする。
尚、前述の回動支軸34,34,34,34は、図3及び図4に示すように、走行駆動モータ32a,32b,32c,32dの駆動軸43a,43a,43a,43aを前記回動支軸34,34,34,34として使用する構成又は、走行駆動モータ32a,32b,32c,32dの駆動軸43a,43a,43a,43aから複数のギヤ45・・・を介して前記回動支軸34,34,34,34に伝動する構成にしてもよい。
前記駆動装置41について詳述する。駆動装置41は、駆動ケース42内に前記走行駆動モータ32a,32b,32c,32d及び前記操舵駆動モータ33a,33b,33c,33dを並設させ、前記蓄電池28から供給される電力と前記マイコン29からの制御データによって、走行駆動モータ用のモータドライバ31a,31b,31c,31d操舵駆動モータ用のモータドライバ31e,31f,31g,31hを介して走行駆動モータ32a,32b,32c,32d及び操舵駆動モータ33a,33b,33c,33dの回転駆動及び駆動停止を操作する。
また、前記駆動ケース42底面には、前記走行駆動モータ32の駆動軸(回動支軸34)43aと前記操舵駆動モータ33の駆動軸43bの先端部を前記駆動ケース42の下部外方へ回転可能に突出する為の孔54a,54bをそれぞれ設け、その孔54a,54bに前記走行駆動モータ32と前記操舵駆動モータ33の駆動軸43a,43bの先端部を軸通し、前記走行駆動モータ32の駆動軸43a(回動支軸34)の先端部を回転可能に下記アクスルケース50上面の孔55に軸通してアクスルケース50内部の動力伝達系48のギヤ45に連結している。そして、前記操舵駆動モータ33の駆動軸43bの先端部には、操舵用の操舵ギヤ44が取付けられている構成にしている。
前記伝動装置52について詳述する。前記伝動装置52のアクスルケース50の形状及び構造は、図3に示すように、車輪53の上部左右片側を迂回させるように、アクスルケース50の形状を上下逆のL字型に形成し、前記アクスルケース50上部外側には、操舵用の操舵ギヤ49が設けられ、前述の操舵ギヤ44と前記操舵ギヤ49とが噛み合うように構成され前記操舵駆動モータ33の駆動により操舵ギヤ44を回転駆動させ、その回転駆動により操舵ギヤ49を回転させることによって、前記アクスルケース50を回転させ車輪52を操舵可能に構成している。
また、前記アクスルケース50の内部構造は、該アクスルケース50の上部から下部に向かって、前記走行駆動モータ32の駆動力を伝達する複数のギヤ45・・・及び伝動軸(シャフト)46などからなる動力伝達系48が配設され、該動力伝達系48の下流のギヤ45に、車輪53を回転させるための車軸47の基端部を連結し、該車軸47を前記アクスルケース50の下部において、アクスルケース50外方へ突出させ車軸47の所定の位置に車輪53を取付けるように構成にしている。
そして、前記車軸47の先端部は、前記アクスルケース50の上部側面に支持部材51の上部側面を取付け、その支持部材51の下部に前記車軸47の先端部を回転可能に支持固定している。
また、前記走行駆動モータ32側のクラッチ・ブレーキ装置40は、前記走行駆動モータ32側又は、前記アクスルケース50の内部の動力伝達系48に設け、前記操舵駆動モータ33側のクラッチ・ブレーキ装置40は、前記操舵駆動モータ33側又は、該操舵駆動モータ33と操舵ギヤ44との間に設けた構成にしてもよい。
そして、平面視において、回動支軸34(走行駆動モータ32の駆動軸43a)の中心、操舵ギヤ49の中心が一致するようにそれぞれを配設している。
尚、前記伝動装置52のアクスルケース50の形状及び構造は、正面視において、車輪(各車輪53)の上部左右両側を迂回させるように、アクスルケース50の形状を二股のコの字型に形成し、前記アクスルケース50上部外側には操舵用の操舵ギヤ49が設けられ、前述の操舵ギヤ44と前記操舵ギヤ49とが噛み合うように構成され、前記アクスルケース50の内部構造は、該アクスルケース50の上部から下部に向かって、前記走行駆動モータ32a,32b,32c,32dの駆動力を伝達する複数のギヤ45・・・及び伝動軸46・・・からなる動力伝達系48が配設され、前記アクスルケース50上部左右中心において、前記動力伝達系48を左右二股に分岐し、その動力伝達系48を前記アクスルケース50の下部に向かって、前記複数のギヤ45及び伝動軸46を連結し、前記動力伝達系48の左右どちらか片側に伝動方向を逆回転させる逆回転機構を設け、前記アクスルケース50の左右下部で前記動力伝達系48の左右下流のギヤ45に車輪を回転駆動させる車軸47の左右両端を連結した構造にしてもよい。
また、前記車軸47には、該車軸47の所定の前記位置に車輪を一体連結したもの又は、着脱可能に分割可能な車輪を連結して装着したものを取付けるように構成にしてもよい。
前記車輪53について詳述する。図1、図3、図4に示すように、車輪53は、中心に車軸47取付け用のボス部53aを有する。このボス部53aの外周にはスポーク53cの基端部が等間隔に(実施例では等間隔に3本設けられている)配設され、前記ボス部53aの外周と前記スポーク53cの基端部とを溶接により固着し、そのスポーク53cの先端部と円環状のリム部53dの内周とを溶接により固着して、そのリム部53dを芯として外周をゴム等の弾性材料で被覆して前記弾性輪体53eが形成されている。
また、前記ボス部53aの外周とスポーク53cは丸形状又は三角形状の補強板53hを溶接により固着することによって強固に連結されており、前記車軸47を前記ボス部53aに嵌挿し、該ボス部53aの外周から車軸47に亙って取付けピン53b,53bを挿通することによって、車軸47に対する車輪53の抜け止めがなされている。
尚、前記弾性輪体のラグ(羽根ラグ53f、走行ラグ53g)の基本的な構成は何れも従来通りのものであり詳細な説明を省略する。
次に、本発明の実施形態の前記乗用型田植機1の走行モード及び旋回モードについて、図5から図9の図面に基づいて説明する。図5は、植付行程、及び旋回行程を示す説明図、図6は、ステアリング操作具の操作量を示す平面図、図7(a)は、小回り旋回モードの動作説明図で、図7(b)は、任意旋回モードの動作説明図で、図8(a)は、その場回転モードAの動作説明図で、図8(b)は、斜め操行モードの動作説明図で、図9(a)は、その場回転モードBの動作説明図で、図9(b)は、ピポット旋回モードの動作説明図で、図9(c)は、左右走行モードの動作説明図を示す図である。
また、前記走行モードは、任意旋回モード、斜め操行モード、左右走行モードで構成され、前記旋回モードは、小回り旋回モード、任意旋回モード、その場回転モードA、その場回転モードB、ピポット旋回モードで構成されている。
そして、前記走行モード及び旋回モードは、移動走行、苗の植付け走行(植付行程)59及び旋回走行(旋回行程)58の際に使用するもので、それぞれのモードの構成について、一定の条件ω、一定の条件μ、旋回中心(回転中心又は操舵中心)Oa,Ob,Oc,Od,Oe,Of,Og、該旋回中心Oa,Ob,Oc,Od,Oe,Of,Ogから各車輪(車輪)53までの距離の比L1,L2,L3,L4、各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θd、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4、操舵制御、走行駆動制御を説明する。
前記一定の条件について詳述する。一定の条件ωは、植付け開始からタイマーT1が0秒になった状態、前記植付作業機3の駆動が停止した状態、前記植付作業機3の昇降位置が非作業高さにある状態で構成されている。
前記一定の条件について詳述する。一定の条件μは、前記植付作業機3の駆動が停止した状態、前記植付作業機3の昇降位置が非作業高さにある状態、前記乗用型田植機3の走行が停止した状態で構成されている。
図5、図6、及び図7(a)に基づいて、前記乗用型田植機1の小回り旋回モードの構成について詳述する。小回り旋回モードは、水田圃場の枕地56での旋回の際に使用する。
また、前記小回り旋回モードの旋回中心は、前記植付装置22に複数ある植付位置のうち旋回内側に相当する端部植付位置より横外方で、植付装置の植付け条間隔の半分に当たる幅だけ離れた位置の前方と苗載せ台前端下方の二つの線が接する点を小回り旋回モードの旋回中心Oaとして構成している。
そして、前記小回り旋回モードの操舵制御は、前記一定の条件ωを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1への操作があった場合には、前記乗用型田植機1の左右前輪4,5及び左右後輪6,7からなる各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θdを前記旋回中心Oaから各車輪53の位置における接線方向に向くように操舵させ、その操舵角の比θa,θb,θc,θdを維持するように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1の位置、及び前記一定の条件ωを満たさない状態の場合には、前記小回り旋回モードの操舵制御から後述任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
また、前記小回り旋回モードの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記旋回中心Oaから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記一定の条件ωを満たす状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1への操作があった場合には、前記主変速レバー18の操作量及び前記周速比v1,v2,v3,v4によって各車輪53を駆動させ、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1の位置、及び前記一定の条件ωを満たしていない場合には前記小回り旋回モードの走行駆動制御から後述任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わるように構成している。
図5、図6、及び図7(b)に基づいて、前記任意旋回モードの構成について詳述する。任意旋回モードは、前記乗用型田植機1の移動走行、苗の植付け走行(植付行程)59、圃場の枕地56及び圃場の四隅57の方向転換の際に使用する。
また、前記任意旋回モードの旋回中心は、前記小回り旋回モードの旋回中心Oaの横外方にあり前記ステアリングハンドル11の右側又は左側のθ1以上の操作量に応じて、前記小回り旋回モードの旋回中心Oaの横外方から前記乗用型田植機1側方に任意旋回モードの旋回中心Obが位置変更する構成にしている。
そして、前記任意旋回モードの操舵制御は、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上にある場合には、そのステアリングハンドル11の操作量に応じて位置変更する前記旋回中心Obから各車輪53の位置における接線方向に向くように操舵させるように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ2にある場合には、各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θdを0度に維持するように操舵制御するように構成にしている。
また、前記任意旋回モードの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記ステアリングハンドル11の右側又は左側のθ1以上の操作量に応じて、位置変更する前記旋回中心Obから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記ステアリングハンドル11の操作量がθ1以上にある場合には、前記主変速レバー18の操作量及び前記ステアリングハンドル11の操作量に応じた各車輪53の前記周速比v1,v2,v3,v4によって各車輪53を駆動させ、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ2の場合には、前記主変速レバー18の操作量に応じて各車輪53を同一の回転数で回転させるように構成にしている。
図5、図6、及び図8(a)に基づいて、その場回転モードの構成について詳述する。その場回転モードAは、圃場の四隅57の方向転換の際に使用する。
また、その場回転モードAの回転中心は、平面視で前記乗用型田植機1の前後中心線上と左右中心線上の交差する点をその場回転モードAの回転中心Ocとして構成している。
そして、前記その場回転モードAの操舵制御は、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記ステアリングハンドル11の操作方向に合わせて、右前輪4の操舵角の比のθaを前記回転中心Ocから右前輪4の位置における接線方向に向くように操舵させ、左前輪5の操舵角の比のθbを前記回転中心Ocから左前輪5の位置における接線方向に向くように操舵させ、右後輪6の操舵角の比のθcを前記回転中心Ocから右後輪6の位置における接線方向に向くように操舵させ左後輪7の操舵角の比のθdを前記回転中心Ocから左後輪7の位置における接線方向に向くように操舵させ、前記各車輪53の操舵角の比のθa,θb,θc,θdを維持するように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない場合には、前記その場回転モードAの操舵制御から前述の任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
そして、前記その場回転モードAの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記回転中心Ocから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記主変速レバー18の操作量及び前記周速比v1,v2,v3,v4によって各車輪53を駆動させ、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たしていない場合には、前記その場回転モードAの走行駆動制御から前述の任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わるように構成している。
図5、図6、及び図8(b)に基づいて、斜め操行モードの構成について詳述する。斜め操行モードは、いろいろな形状の圃場に対して、斜め方向への苗の植付け作業走行の際及び枕地旋回後の位置の修正が必要な際に使用する。
また、斜め操行モードの操舵中心は、前記乗用型田植機1の右前輪4と左後輪7を結ぶ線と左前輪5と右後輪6を結ぶ線が交差する点を斜め操行モードの操舵中心Odとして構成している。
そして、前記斜め操行モードの操舵制御は、前記ステアリングハンドル11を右側又は左側のθ1以上の位置に操作した場合には、そのステアリングハンドル11の操作量に応じて、前記各車輪53を同一の操舵角の比θa,θb,θc,θdで操舵するように構成し、前記ステアリングハンドル11が右側又は左側のθ2の範囲にある場合には、前記斜め操行モードの操舵制御から前述の任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
また、前記斜め操行モードの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を同一の比に設定し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ2以上でθ1の範囲に操作した場合には、前記主変速レバー18の操作量に応じて、前記各車輪53同一の周速比v1,v2,v3,v4によって、前記各車輪53を同一の回転数で回転させるように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ2の範囲にある場合には、前記斜め操行モードの走行駆動制御から前述の任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わるように構成している。
図5、図6、及び図9(a)に基づいて、その場回転モードAの構成について詳述する。その場回転モードBは、圃場の四隅57の方向転換の際に使用する。
また、その場回転モードBの回転中心は、右前輪4と左後輪7を結ぶ線と左前輪5と右後輪6を結ぶ線が交差する点をその場回転モードBの回転中心Oeとして構成している。
そして、前記その場回転モードBの操舵制御は、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記ステアリングハンドル11を操作した方向に合わせて、右前輪4の操舵角の比のθaを前記回転中心Oeから右前輪4の位置における接線方向に向くように操舵させ、左前輪5の操舵角の比のθbを前記回転中心Oeから左前輪5の位置における接線方向に向くように操舵させ、右後輪6の操舵角の比のθcを前記回転中心Oeから右後輪6の位置における接線方向に向くように操舵させ、左後輪7の操舵角の比のθdを前記回転中心Oeから左後輪7の位置における接線方向に向くように操舵させ、前記各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θdを維持するように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない場合には、前記その場回転モードBの操舵制御から前述の任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
また、前記その場回転モードBの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記回転中心Oeから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記主変速レバー18の操作量及び前記周速比v1,v2,v3,v4によって各車輪53を駆動させ、前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たしていない場合には、前記その場回転モードBの走行駆動制御から前述の任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わるように構成している。
そして、その場回転モードAは、回転中心Ocが乗用型田植機1の中心に設定されているので、回転中に乗用型田植機1を畦に接触させ破損させる恐れが無い。
また、その場回転モードBは、回転中心Oeを乗用型田植機1の右前輪4と左後輪6を結ぶ線と左前輪5と右後輪7を結ぶ線が交差する点としているので、回転後の車輪の跡が円1つで済みその場回転Aより圃場を荒らさないという長所があり、本発明のその場回転モードでは、前記その場回転モードA又は、前記その場回転モードBのどちらを採用してもよい。
図5、図6、及び図9(b)に基づいて、ピポット旋回モードの構成について詳述する。ピポット旋回モードは、圃場の四隅57の方向転換の際に使用する。
また、前記ピポット旋回モードの旋回中心は、平面視で前記乗用型田植機1の方向転換内側に相当する後輪(右後輪6又は左後輪7)の前記回転支軸34の軸心をピポット旋回モードの旋回中心Ofとして構成している。
そして、前記ピポット旋回モードの操舵制御は、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記ステアリングハンドル11を操作した方向に合わせて、右前輪4の操舵角の比のθaを前記旋回中心Ofから右前輪4の位置における接線方向に向くように操舵させ、左前輪5の操舵角の比のθbを前記旋回中心Ofから左前輪5の位置における接線方向に向くように操舵させ、方向転換内側の後輪(右後輪6又は左後輪7)の操舵を方向転換開始前の角度を維持するように操舵させ方向転換外側の後輪(右後輪6又は左後輪7)の操舵角(θc又はθd)を0度に維持し、前記乗用型田植機1の方向転換中は前記左右前輪4,5の操舵角θa,θbを維持するように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量がθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない場合には、前記ピポット旋回モードの操舵制御から前述の任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
前記ピポット旋回モードの走行駆動制御は、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記旋回中心Ofから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4に対して前記主変速レバー18の操作量に応じて前記各車輪53を回転させ、前記ステアリングハンドル11の操作量がθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない場合には、前記ピポット旋回モードの走行駆動制御から前述の任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わる構成にしている。
図5、図6、及び図9(c)に基づいて、左右走行モードの構成について詳述する。左右走行モードは、倉庫への格納の際に使用する。
また、左右走行モードの操舵中心は、前記乗用型田植機の右前輪4と左後輪7を結ぶ線と左前輪5と右後輪6を結ぶ線が交差する点を左右走行モードの操舵中心Ogとして構成している。
そして、左右走行モードの操舵制御は、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記ステアリングハンドル11を操作した方向に合わせて、前記各車輪53を前記回転支軸34,34,34,34中心に90度操舵させ、その操舵角θa,θb,θc,θdを維持するように構成し、前記ステアリングハンドル11の操作量がθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない場合には、前記左右走行モードの操舵制御から前述の任意旋回モードの操舵制御に切替り変わるように構成している。
また、左右走行モードの走行駆動制御は、前記各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を前記操舵中心Ogから前記各車輪53までの距離の比L1,L2,L3,L4と同一の比に設定し、前記一定の条件μを満たした状態で前記ステアリングハンドル11の操作量が右側又は左側のθ1以上の操作があった場合には、前記主変速レバー18の操作量及び前記周速比v1,v2,v3,v4によって各車輪53を駆動させ、前記ステアリングハンドル11の操作量がθ1以上の位置、及び前記一定の条件μを満たさない状態では、前記左右走行モードの走行駆動制御から前述の任意旋回モードの走行駆動制御に切替り変わるように構成にしている。
次に、図10から図15に基づいてモード切替え手段について説明する。モード切替え手段は、制御ブロック図、モード切替え装置、メイン制御のフローチャート、走行モード選択制御のフローチャート、旋回モード選択制御のフローチャート、操舵制御のフローチャート、及び作業機操作制御のフローチャートの図によって構成されている。図10は、前記乗用型田植機1の制御ブロック図で、制御装置(マイコン)29の入力側(INPUT)には、走行・操舵モード選択スイッチ60、モード選択スイッチ61、ステアリングハンドルポテンションメータ62、植付作業昇降位置検出センサ63、ステアリングハンドルトルクセンサ64、各車輪53別の回転数検出センサ36a,36b,36c,36d、各車輪53別の操舵角検出センサ35a,35b,35c,35d、ブレーキ検出ポテンションメータ65、主変速位置検出ポテンションメータ20、副変速位置検出ポテンションメータ19、作業準備スイッチ66、操作具(作業機操作具)67等が配置され、出力側(OUTPUT)には、各車輪53別の走行駆動モータ32a,32b,32c,32d、各車輪53別の操舵駆動モータ33a,33b,33c,33d、走行駆動モータ用のモータドライバ31a,31b,31c,31d、操舵駆動モータ用のモータドライバ31e,31f,31g,31h、植付モータドライバ38、植付駆動モータ39、ステアリングハンドルモータドライバ68が配置されている。
図10、及び図11に示すように、前記走行・操舵モード選択スイッチは、走行・操舵モード選択スイッチ60の前側の押し操作によって、前記走行モードの中からモード選択可能に構成し、前記走行・操舵モード選択スイッチ60の後側の押し操作によって、前記旋回モードの中からモード選択可能に構成し、走行・操舵モード選択スイッチ60によって選択された走行モード側又は旋回モード側の複数のモードの中から操縦者の用途に合ったモードに切替え操作を可能にしている。ステアリングハンドルトルク検出センサ64は、ステアリングハンドル11の操作トルクを検出するものである。ステアリングハンドルポテンショメータ62は、ステアリングハンドル11の操作量(切れ角)を検出するものである。ブレーキ検出ポテンショメータ65は、機体走行停止ペダル12の踏み込み量を検出するものである。
左右前輪4,5及び左右後輪6,7の回転数検出センサ36a,36b,36c,36dは、左右前輪4,5及び左右後輪6,7回転の回転数を常時検出するものである。この左右前輪4,5及び左右後輪6,7の回転数検出センサ36a,36b,36c,36dの検出によって、車速や走行距離が演算される。左右前輪4,5及び左右後輪6,7の操舵角検出センサ35a,35b,35c,35dは、左右前輪4,5及び左右後輪6,7の操舵角θa,θb,θc,θdを常時検出するものである。主変速位置検出ポテンショメータ20は、主変速レバー18の操作角度を検出するものである。副変速位置検出ポテンショメータ19は、副変速レバー17の操作角度を検出するものである。植付作業機昇降検出センサ63は、植付作業機3の作業姿勢又は非作業姿勢の昇降角度を検出するものである。
前記各車輪別のモータドライバは、前記制御装置(マイコン)29で設定されたモードに対して、各車輪53の走行駆動装置30の操舵駆動モータ33a,33b,33c,33d及び走行駆動モータ32a,32b,32c,32dの回転方向、回転数、回転角度、周速比v1,v2,v3,v4を目標値に操作されるようにデータを出力する。各車輪53別の操舵駆動モータ33a,33b,33c,33dは、前記各車輪53別のモータドライバ31e,31f,31g,31hから出力された回転方向や回転角度のデータに基づいて回転駆動させる。各車輪53別の走行駆動モータ32a,32b,32c,32dは、前記各車輪53別のモータドライバ31a,31b,31c,31dから出力された回転方向、回転数及び周速比v1,v2,v3,v4のデータに基づいて回転駆動させる。
次に、前記マイコン29による走行モード及び旋回モードの選択操作について詳細に説明する。メイン制御は、図12に示されるメイン制御のフローチャート(フロー)に基づいて行われ、メイン制御のフローは、複数ある走行モード及び旋回モードの選択制御する走行モード・旋回モード選択制御と、選択されたモードの前記一定の条件(ω又はμ)をクリアした場合において、各車輪53を所定の操舵角及び所定の周速比v1,v2,v3,v4に作動させる操舵制御と、植付作業機3の自動昇降及び苗の植付けをする作業機操作制御とを含んでいる。
そして電源を入れ、メイン制御フローを開始すると、まずステップS1の走行モード・旋回モードの選択制御において、前記走行・旋回モード選択スイッチ60の操作によって、走行モード又は旋回モードを選択し、選択した走行モード又は旋回モードの複数のモード中から前記モード選択スイッチ61の操作によってモードが設定され、そのモードにあった各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θd、周速比v1,v2,v3,v4、前記旋回中心(回転中心)Oa,Ob,Oc,Odに設定され、ステップS2の操舵制御のフローに進み、選択されたモードの複数の設定条件をクリアした場合において、ステアリングハンドル11の操作量に応じた各車輪53の操舵角の比θa,θb,θc,θd又は各車輪53を目標操舵角の比θa,θb,θc,θdに操舵させ、ステップS3の作業機操作制御のフローに進み、植付作業機3の昇降を制御する構成にしている。
走行モード選択制御の詳細について説明する。走行モード選択制御は、図13(a)に示すように、走行モード選択制御のフローチャートに基づいて行われる。まず、ステップS101の「モード選択スイッチ61操作あり?」の判断において、YESの場合、ステップS102の「走行モード選択:任意旋回モード?」の判断に進み、そのステップS102がYESの場合、ステップS103に進み、「走行モードを斜め走行に設定し、ステアリングハンドルの右側最大切れ角を+θa~+θdにし、左側最大切れ角を-θa~-θdに設定」して復帰を通ってステップS101の判断に戻る。また、前記ステップS102の「走行モード選択:任意旋回モード?」の判断において、NOの場合、ステップS104に進み、植付走行モードを任意旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側最大切れ角を+θa~+θdにし、左側最大切れ角を-θa~-θdに設定し復帰を通って直接ステップS101の判断に戻る。そして、前記ステップS101の判断において、NOの場合、復帰を通ってステップS101の判断に戻る。
旋回モード選択制御の詳細について説明する。旋回モード選択制御は、図13(b)に示すように旋回モード選択制御のフローチャートに基づいて行われる。まず、ステップS201の「モード選択スイッチ61下操作あり?」の判断において、YESの場合、ステップS202の「旋回モード選択:任意旋回モード?」の判断に進み、そのステップS202がYESの場合、ステップS203の「旋回モードを小回り旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の操作方向に対して各車輪53の目標切れ角θa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。また、前記ステップS202の「旋回モード選択:任意旋回モード?」の判断において、NOの場合、ステップS204の「旋回モード選択:小回り旋回モード?」の判断に進み、そのステップS204がYESの場合、ステップS205の「旋回モードをその場旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の目標切れ角をθa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。そして、前記ステップS204の「旋回モード選択:小回り旋回モード?」の判断において、NOの場合、ステップS206の「旋回モードを任意旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の目標切れ角をθa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。
また、前記ステップS201の「モード選択スイッチ61下操作あり?」の判断において、NOの場合、ステップS207の「モード選択スイッチ61上操作あり?」の判断に進み、そのステップS207がYESの場合、ステップS208の「旋回モード選択:任意旋回モード?」の判断に進み、そのステップS208がYESの場合、ステップS209の「旋回モードをその場旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の目標切れ角をθa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。そして、前記ステップS208の「旋回モード選択:任意旋回?」の判断において、NOの場合、ステップS210の「旋回モード選択:その場旋回?」の判断に進み、そのステップS210がYESの場合、ステップS211の「旋回モードを小回り旋回に設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の目標切れ角をθa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。また、前記ステップS210の「旋回モード選択:その場旋回?」の判断において、NOの場合、ステップS212の「旋回モードを任意旋回モードに設定し、ステアリングハンドルの右側又は左側の目標切れ角をθa~θd(-θa~-θd)に設定」して復帰を通ってステップS201の判断に戻る。そして、前記ステップS207の「モード選択スイッチ61上操作あり?」の判断において、そのステップS207がNOの場合には復帰を通ってステップS201の判断に戻る。
次に、操舵制御の詳細について説明する。操舵制御は、図14に示される操舵制御のフローチャートに基づいて行われ、まず、ステップS301の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ1|への操作あり?」の判断において、YESの場合、ステップS302の「旋回モードは小回り旋回?」の判断に進み、そのステップS302がYESの場合、ステップS303の「植付駆動切?」の判断に進み、そのステップS303がYESの場合、ステップS304の「植付タイマーT2=0?」の判断に進み、そのステップS304がNOの場合、ステップS305の「植付タイマーT1=0?」の判断に進み、そのステップS305がYESの場合、ステップS306の「ハンドル11の操作方向は右側?」の判断に進み、そのステップS306がYESの場合、ステップS307の「各車輪53の目標切れ角+α1,+α2,+α3,+α4まで各操舵モータ33a,33b,33c,33dを駆動させて、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を旋回中心Oaから各車輪53までの距離比L1,L2,L3,L4に設定して、操舵量に合わせてステアリングハンドルモータ68を駆動」させて、前記ステップS308に進み、ステップS308において、「自動旋回フラグをONにする」に設定し復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
尚、前記植付タイマーT1、及び植付タイマーT2について説明すると、植付タイマーT1は、枕地の旋回後、植付け駆動入操作からの所定の時間(秒)であり、植付タイマーT2は、植付け駆動切操作からの所定の時間(秒)である。
また、前記ステップS306の「ハンドル11の操作方向は右側?」の判断に進み、そのステップS306がNOの場合、ステップS309の「目標切れ角-α1,-α2,-α3,-α4まで各操舵モータ33a,33b,33c,33dを駆動させて、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を旋回中心Oaから各車輪53までの距離比L1,L2,L3,L4に設定して、操舵量に合わせてステアリングハンドルモータ68を駆動」させて、ステップS308の「自動旋回フラグをONにする」に設定し復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
そして、前記ステップS303の「植付駆動切?」の判断において、そのステップS303がNOの場合、又は前記ステップS304の「植付タイマーT2=0?」の判断でステップS304がYESの場合、又は前記ステップS305の「植付タイマーT1=0?」の判断でステップS305がNOの場合には復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
また、前記ステップS302の「旋回モードは小回り旋回?」の判断でステップS302がNOの場合、ステップS310の「旋回モードはその場旋回?」の判断に進み、そのステップS310がYESの場合、ステップS311の「植付作業機3は所定高さ以上?」の判断に進み、そのステップS311がYESの場合、ステップS312の「機体走行停止?」の判断に進み、そのステップS312がYESの場合、ステップS313の「ステアリングハンドル11操作方向は右側?」の判断に進み、そのステップS313がYESの場合、ステップS314の「各車輪53の目標切れ角θa~θdまで各操舵モータ33a,33b,33c,33dを駆動させて、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を同一の値に設定して、操舵量に合わせてステアリングハンドルモータ68を駆動」させて、前記ステップS308に進み、ステップS308において、「自動旋回フラグをONにする」に設定し復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
そして、前記ステップS313の「ステアリングハンドル11操作方向は右側?」の判断に進み、そのステップS313がNOの場合、ステップS315の「各車輪53の目標切れ角-θa~-θdまで各操舵モータを33a,33b,33c,33d駆動させて、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を同一の値に設定して、操舵量に合わせてステアリングハンドルモータ68を駆動」させて、前記ステップS308に進みステップS308において、「自動旋回フラグをONにする」に設定し復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
尚、前記ステップS310の「旋回モードはその場旋回?」の判断において、そのステップS310がNOの場合、又は前記ステップS311の「植付作業機3は所定高さ以上?」の判断でステップS311がNOの場合、又は前記ステップS312の「機体走行停止?」の判断でステップS312がNOの場合には復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
前述のステップS301の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ1|への操作あり?」の判断において、NOの場合、ステップS316の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ2|?」の判断に進み、そのステップS316がYESの場合、ステップS317の「自動旋回フラグON?」の判断に進み、そのステップS317がYESの場合、ステップS318の「トルク検出センサ64の値≧b?」の判断に進み、そのステップS318がYESの場合、ステップS319の「自動旋回フラグをOFFに設定し、ステアリングハンドルモータ68を駆動」させステップS320の「ステアリングハンドル11の操作量に合わせて各車輪53の向きを同一の旋回中心Obを中心とした接線方向に操作し、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を旋回中心Obから各車輪53までの距離比L1,L2,L3,L4に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
尚、前記ステップS318の値b又は、下記ステップS321の値aについて詳述すると、前記ステップS321の「トルク検出センサ64の値≧a?」の値aは、ステアリングハンドル11の操作力が小さくゆっくりとした操作で、トルク検出センサ64の値としては設定値(小)であり、後記ステップS318の「トルク検出センサ64の値≧b?」の値bは、テアリングハンドル11の操作力が大きく早い操作で、トルク検出センサ64の値としては設定値(大)である。
また、前記ステップS318の「トルク検出センサ64の値≧b?」の判断でステップS318がNOの場合には復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
そして、前記ステップS317の「自動旋回フラグON?」の判断でステップS317がNOの場合、前記ステップS321の「トルク検出センサ64の値≧a?」の判断に進み、そのステップS321がYESの場合、ステップS322の「ステアリングハンドルモータ68を駆動」作動させ、ステップS323の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ1|?」の判断に進み、そのステップS323がNOの場合、ステップS324の「走行モードは斜め走行モード?」の判断に進み、そのステップS324がYESの場合、ステップS325に進み、該ステップS325において、「ステアリングハンドル11の操作量に合わせて各車輪53の向きを同量に操作し、各車輪の周速比v1,v2,v3,v4を同一の値に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
また、前記ステップS323の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ1|?」の判断でステップS323がYESの場合には、前記ステップS320に進み、そのステップS320の「ステアリングハンドル11の操作量に合わせて各車輪53の向きを同一の旋回中心Odを中心とした接線方向に操作し、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を旋回中心Odから各車輪53までの距離比L1,L2,L3,L4に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
そして、前記ステップS324の「走行モード選択は斜め走行モード?」の判断でステップS324がNOの場合には、前記ステップS320に進み、そのステップS320の「ステアリングハンドル11の操作量に合わせて各車輪53の向きを同一の旋回中心Odを中心とした接線方向に操作し、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を旋回中心Odから各車輪53までの距離比L1,L2,L3,L4に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
また、前記ステップS316の「ステアリングハンドル11操作角≧|θ2|?」の判断でステップS316がNOの場合、ステップS326の進み、該ステップS326の「ステアリングハンドル11の操作角≦|θ2|で、各車輪53の操舵角を0度に維持するように設定し、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を同一に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
そして、前記ステップS321の「トルク検出センサ64の値≧a?」の判断でステップS321がNOの場合には、ステップS326の進み、該ステップS326の「ステアリングハンドル11の操作角≦|θ2|で、各車輪53の操舵角を0度に維持するように設定し、各車輪53の周速比v1,v2,v3,v4を同一に設定」して復帰を通ってステップS301の判断に戻る。
次に、作業機操作制御の詳細について説明する。図15に示すように、作業機操作制御は、前記乗用型田植機1の前記植付作業機3の昇降操作、昇降停止操作、及び植付装置22の駆動入・切操作を作業準備スイッチ66のON・OFF操作、及び操作具(作業機操作具)67の下方操作又は上方操作によって操作を行うことができる。
前記作業準備スイッチのON・OFF操作について説明する。前記作業準備スイッチ66をONにした場合には、前記操作具67の下方操作又は上方操作によって、前記植付作業機3の昇降操作、昇降停止操作、及び植付装置22の駆動入・切操作を行うことができる。そして、作業準備スイッチ66をOFFにした場合には、前記操作具67の下方操作又は上方操作によって、前記植付装置22の駆動入・切操作以外の前記植付作業機3の昇降操作及び昇降停止操作を行うことができる。
図15に示すように作業機操作制御のフローチャート(フロー)に基づいて前記乗用型田植機1の植付作業機3の上昇操作、下降操作、植付け駆動操作、植付け駆動停止操作、上昇時の昇降停止操作、及び下降時の昇降停止操作について説明する。
前記植付作業機3の下降操作は、まず、前記作業準備スイッチ66がONに操作されている状態で、前記操作具67の下方操作1回によって、作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、そのステップS401がYESと判断されるとステップS402に進み、そのステップS402の「作業準備スイッチ66」の判断において、ステップS402がONの状態であると判断されるとステップS403に進み、そのステップS403の「作業機3:上昇中?」の判断において、前記植付作業機3が上昇中の場合には、そのステップS403において、YESと判断されてステップS421に進み、そのステップS421の「作業機3:固定」の設定において、上昇中の前記植付作業機3を上昇停止させ復帰を通ってステップS401に戻る。また、前記植付作業機3が上昇停止状態の場合には、そのステップS403がNOと判断されてステップS404に進み、そのステップS404の「作業機3:自動昇降(下降)?」の判断において、植付作業機3が上昇停止している状態なのでステップS404がNOと判断されてステップS405に進み、そのステップS405の「作業機3:植付?」の判断において、植付作業機3が上昇停止し前記植付装置22が駆動停止状態なので、ステップS405がNOと判断されてステップS406に進み、そのステップS406の「作業機3:自動昇降(下降)」によって、前記植付作業機3の下降を開始し、その植付作業機3を自動昇降(下降)の状態に設定し復帰を通ってステップS401に戻る。
そして、前記操作具67の次の操作があるまで前述の植付装置22の駆動停止状態、及び植付作業機3の自動昇降下降状態を維持すように前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしと判断し、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、前述の植付作業機3の下降操作の前記作業機操作制御フローチャートにおいてステップS411の「植付クラッチ入待ち状態」を通過していないことから植付クラッチ入待ち状態でないことを判断し、ステップS408をNOとして復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成されていている。
前記植付作業機の植付け駆動操作は、まず、前記作業準備スイッチ66がONに操作されている状態、植付け駆動停止状態、及び植付作業機3が自動昇降(下降)の状態で、前記操作具67の下方操作1回によって、前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作があったことを判断して、ステップS401がYESと判断してステップS402に進み、そのステップS402の「作業準備スイッチ66」の判断において、ステップS402がONの状態であることを判断してステップS403に進み、そのステップS403の「作業機:上昇中?」の判断において、前記植付作業機3が自動昇降(下降)の状態なのでステップS403がNOと判断されてステップS404に進み、そのステップS404の「作業機3:自動昇降(下降)?」の判断において、植付作業機3が自動昇降(下降)の状態なのでステップS404がYESと判断されてステップS409に進み、そのステップS409の「作業機3下降動作停止?」の判断において、前記植付作業機3が下降動作停止した状態の場合には、ステップS409がYESと判断されステップS410に進み、そのステップS410の「作業機3:植付」と「タイマーT1:セット」によって、前記植付作業機3の植付装置22を駆動させ苗の植付け作業を開始と同時に植付けタイマーT1をセット(開始)し復帰を通ってステップS401に戻る。
また、次の前記操作具67の操作があるまで前述の植付作業機3の自動昇降(下降)の状態、植付装置22の駆動状態、及び植付けタイマーT1の計測を維持すように前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作がないと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしと判断し、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、前述の植付作業機3の下降操作、及び植付装置22の駆動入り操作の前記作業機操作制御のフローチャートおいて、前記ステップS411の「植付クラッチ入待ち状態」を通過していないことからステップS408をNOと判断して復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成されていている。
尚、前記植付作業機3が下降動作中の場合には、前述のステップS409の「作業機3下降動作停止?」の判断において、ステップS409をNOと判断してステップS411に進み、そのステップS411の「植付クラッチ入待ち状態」に設定し復帰を通ってステップS401に戻る。
また、前記植付作業機3が下降動作中から下降動作停止に成ると前記作業機操作制御のフローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしと判断し、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、前述のステップS411で「植付クラッチ入待ち状態」に設定されているのでステップS408をYESとしてステップS412に進み、そのステップS412の「作業機3下降動作停止?」の判断において、下降動作中の場合であれば、NOと判断し復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成され、下降動作停止の場合であれば、ステップS413に進み、そのステップS413の「作業機3:植付」と「タイマーT1:セット」によって、前記植付作業機3の植付装置22を駆動させ苗の植付け作業開始と同時に植付けタイマーT1をセット(開始)し復帰を通ってステップS401に戻る。
そして、前記操作具67の次の操作があるまで前述の植付作業機3の自動昇降(下降)状態、植付装置22の駆動状態、及び植付けタイマーT1の計測を維持すように前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしと判断し、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、前述のように植付クラッチ入状態なので、植付クラッチ入待ち状態でないことを判断し、ステップS408をNOとして復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成されていている。
植付クラッチ切り操作は、まず、前記作業準備スイッチ66がONに操作されている状態、前記植付作業機3が自動昇降(下降)の状態、及び植付け駆動が「入」の状態で、前記操作具67の上方操作1回によって、前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作ありと判断し、そのステップS407をYESとしてステップS414に進み、そのステップS414の「作業機:上昇?」の判断において、前記植付作業機3が自動昇降(下降)状態なのでNOと判断してステップS415に進み、そのステップS415の「作業機3:自動昇降(下降)?」の判断において、植付クラッチ入の際、フロート(センターフロート)23の植付作業機昇降検出センサー63によって、圃場面に接地しているのでNOとしてステップS416に進み、そのステップS416の「作業機3:植付?」の判断において、植付クラッチ入り状態なのでYESとしステップS417に進み、そのステップS417の「作業機3:自動昇降(下降)」と「タイマーT2:セット」によって、前記植付作業機3を自動昇降(下降)の状態、前記植付装置3の駆動停止状態、及びその植付装置22の停止と同時に植付け駆動停止タイマーT2をセット(開始)するように設定し復帰を通ってステップS401に戻る。
また、次の前記操作具67の操作があるまで前述の植付装置22の駆動停止状態、及び植付作業機3の自動昇降(下降)の状態、及び植付け駆動停止タイマーT2の計測を維持すように前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしと判断し、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしと判断し、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、植付クラッチ入待ち状態でないことを判断し、ステップS408をNOとして復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成されていている。
前記植付作業機の上昇操作は、まず、植付け駆動停止状態、及び植付作業機3が自動昇降(下降)状態で、前記操作具67の上方操作1回によって、前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしとして、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作ありとして、そのステップS407をYESとしてステップS414に進み、そのステップS414の「作業機3:上昇?」の判断において、前記植付作業機3が自動昇降(下降)の状態なのでNOと判断してステップS415に進み、そのステップS415の「作業機3:自動昇降(下降)?」の判断において、前記植付作業機3が自動昇降(下降)の状態なのでYESとしてステップS418に進み、そのステップS418の「作業機3下降動作停止?」の判断において、前記植付作業機3が下降中の場合、そのステップS418においてYESと判断されステップS420に進み、そのステップS420の「作業機3:固定」の設定において、下降中の前記植付作業機3を下降停止させるようにし、前記植付作業機3が自動昇降(下降)の状態の場合、そのステップS418において、NOと判断されステップS419に進み、そのステップS419の「作業機3:上昇?」の設定において、自動昇降(下降)中の前記植付作業機3を上昇及び非作業高さで停止するように設定し復帰を通ってステップS401に戻る。
また、前記操作具67の次の操作があるまで前述の植付装置22の駆動停止状態、前記植付作業機3を上昇停止状態、及び植付け駆動停止タイマーT2の計測を維持すように前記作業機操作制御フローチャートに基づいて、ステップS401の「操作具67下方操作あり?」の判断において、前記操作具67の下方操作なしとして、そのステップS401をNOとしてステップS407に進み、そのステップS407の「操作具67上方操作あり?」の判断において、前記操作具67の上方操作なしとして、そのステップS407をNOとしてステップS408に進み、そのステップS408の「植付クラッチ入待ち状態?」の判断において、前記植付作業機3が上昇状態なので、植付クラッチ入待ち状態でないと判断し、ステップS408をNOとして復帰を通ってステップS401に戻る判断を繰り返すように構成されていている。