JP7569552B2 - 認知症診断用のバイオマーカー - Google Patents
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Description
発明者らは最近、FABP3がパーキンソン病の原因となる細胞内封入体を形成するαシヌクレインと結合すること、両者を神経細胞に共発現すると凝集体を形成することを見出した(非特許文献1)。また、パーキンソン病を発現する神経毒である1-Metyl-1,2,3,6-tetrahydropiridine(MPTP)をFABP3欠損マウスに投与してもパーキンソン病様症状は見られず、及びパーキンソン病モデル細胞及び動物において、αシヌクレイン細胞での発現と凝集を抑制することを確認した(非特許文献2)。
また、アルツハイマー型認知症及びパーキンソン病といった神経変性疾患患者における血清中FABP7濃度に上昇が認められたという報告がある(非特許文献3)。
被検者の生物試料中のFABP3及びFABP5からなる2種のバイオマーカーのレベルを測定することを含む方法。
被検者における評価値と基準値との比較により、前記被検者が神経変性疾患に罹患している可能性が高いか否かを決定すること
をさらに含む、項1に記載の方法。
前記被検者の評価値と、軽度認知障害の患者の評価値である基準値、アルツハイマー病の患者の評価値である基準値、パーキンソン病の患者の評価値である基準値、及びレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値の各々とを比較すること、及び
前記被検者の評価値と前記4種の疾患の基準値の各々との数値の差が一番小さい疾患に前記被検者が罹患している可能性が高いと決定すること、を含む項3に記載の方法。
SCORE=(a+ZFABP3)/(a+ZFABP5) (1)
(式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数である)
であり、前記SCOREが前記評価値または基準値に使用される項2~4のいずれか一項に記載の方法。
被検者の評価値と神経変性疾患患者の評価値である基準値との比較により、神経変性疾患に罹患している可能性が高いか否かを決定する、項6に記載の方法。
前記決定することは、
前記被検者の評価値が軽度認知障害の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者は軽度認知障害に罹患している可能性が高いと決定すること、
前記被検者の評価値がアルツハイマー病の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はアルツハイマー病に罹患している可能性が高いと決定すること、
前記被検者の評価値がパーキンソン病の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はパーキンソン病に罹患している可能性が高いと決定すること、及又は
前記被検者の評価値がレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はレビー小体型認知症に罹患している可能性が高いと決定すること
を含む、項7に記載の方法。
前記被検者の評価値と、軽度認知障害の患者の評価値である基準値、アルツハイマー病の患者の評価値である基準値、パーキンソン病の患者の評価値である基準値、及びレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値の各々とを比較すること、及び
前記被検者の評価値と前記4種の疾患の基準値の各々との数値の差が一番小さい疾患に前記被検者が罹患している可能性が高いと決定すること、
を含む、項8に記載の方法。
SCORE=(a+ZFABP3)(a+ZTau)x(a+ZNF-L)y(a+ZGFAP)z/{(a+ZFABP5)×(a+Za-syn)m×(a+ZAβ-42)n}×a(m+n-x-y-z) (2)
(式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZTauは(被検者の生物試料中のTau濃度-健常者の生物試料中のTau平均濃度)/(健常者の生物試料中のTau濃度の標準偏差)、
ZNF-Lは(被検者の生物試料中のNF-L濃度-健常者の生物試料中のNF-L平均濃度)/(健常者の生物試料中のNF-L濃度の標準偏差)、
ZGFAPは(被検者の生物試料中のGFAP濃度-健常者の生物試料中のGFAP平均濃度)/(健常者の生物試料中のGFAP濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
Za-synは(被検者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度-健常者の生物試料中のα-シヌクレイン平均濃度)/(健常者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度の標準偏差)、
ZAβ-42は(被検者の生物試料中のAβ-42濃度-健常者の生物試料中のAβ-42平均濃度)/(健常者の生物試料中のAβ-42濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数であり、
x, y, z, m, nは独立して、式(2)においてこれらの乗数の底において関連付けられているTau、GFAP、α-Synuclein、Aβ-42及びNF-Lのバイオマーカーの評価値が計算される場合は1であり、計算されない場合は0である。)
であり、前記SCOREが前記評価値または基準値に使用される項7~9のいずれか一項に記載の方法。
FABP3、FABP5、Tau及びNF-Lからなる4種の組み合わせ、
FABP3、FABP5、α-Synuclein、及びAβ-42からなる4種の組み合わせ、
FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、及びGFAPからなる5種の組み合わせ、若しくは
FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lからなる6種の組み合わせの、軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びレビー小体型認知症から成る群から選択される少なくとも一つの神経変性疾患の検査のためのバイオマーカーとしての使用。
FABP3及びFABP5からなる2種のタンパク質の各々に対する抗体、
FABP3、FABP5、Tau及びNF-Lからなる4種のタンパク質の各々に対する抗体、
FABP3、FABP5、α-Synuclein、及びAβ-42からなる4種のタンパク質の各々に対する抗体、
FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、及びGFAPからなる5種のタンパク質の各々に対する抗体、若しくは
FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lからなる6種のタンパク質の各々に対する抗体、を備えた検査用キット。
SCORE=(a+ZFABP3)/(a+ZFABP5) (1)
式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数すなわち正の数であり、好ましくはaは正の整数又は正の小数であり、より好ましくはaは1から10までの範囲の数である。例えば、aは1から10までのいずれかの整数であり得る)。
SCORE=(a+ZFABP3)(a+ZTau)x(a+ZNF-L)y(a+ZGFAP)z/{(a+ZFABP5)×(a+Za-syn)m×(a+ZAβ-42)n}×a(m+n-x-y-z) (2)
(式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZTauは(被検者の生物試料中のTau濃度-健常者の生物試料中のTau平均濃度)/(健常者の生物試料中のTau濃度の標準偏差)、
ZNF-Lは(被検者の生物試料中のNF-L濃度-健常者の生物試料中のNF-L平均濃度)/(健常者の生物試料中のNF-L濃度の標準偏差)、
ZGFAPは(被検者の生物試料中のGFAP濃度-健常者の生物試料中のGFAP平均濃度)/(健常者の生物試料中のGFAP濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
Za-synは(被検者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度-健常者の生物試料中のα-シヌクレイン平均濃度)/(健常者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度の標準偏差)、
ZAβ-42は(被検者の生物試料中のAβ-42濃度-健常者の生物試料中のAβ-42平均濃度)/(健常者の生物試料中のAβ-42濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数すなわち正の数であり、好ましくはaは正の整数又は正の小数であり、より好ましくはaは1から10までの範囲の数である。例えば、aは1から10までのいずれかの整数であり得る。
x, y, z, m, nは独立して、式(2)においてこれらの乗数の底において関連付けられているTau、NF-L、GFAP、α-Synuclein、及びAβ-42のバイオマーカーの評価値が計算される場合は1であり、計算されない場合は0である。
当該検出又は判定剤のセットを用いた検出又は判定は、被検者の生物試料を用いて、例えば式(2)を用いた上述の神経変性疾患の検出方法により行うことができる。
国立病院機構仙台西多賀病院にて、健常者30名、MCI患者110名、AD患者146名、PD患者85名、DLB患者46名ら、3mLの血液を採取した。採取した血液を、0.5~1.0hr静置した後、3,000rpmで10分間室温にて遠心分離し、血清を得た。上清を使用するまで-80℃で分けて保存した。
血漿中における各バイオマーカーの測定には、超高感度オートELISA Simoa HD-X システム(Quanterix社)を用いた。まず捕捉抗体をSimoa磁気ビーズの表面にコートし、一方の検出用抗体をビオチン化した。次にこれらの捕捉抗体及び検出抗体を用い、各標品タンパク質を用い検量線を作成、血漿中のバイオマーカー濃度を算出した。また血漿検体はボルテックス後、14,000 x g で遠心した上清を5倍から20倍に希釈し、測定を行った。
統計解析にはPrismソフトウェアを用いた。構築したモデルの診断能の評価のためにROC分析を実施した。Rのパッケージである”Epi パッケージ“(A package for statistical analysis in epidemiology、Version 1.149、http://cran.r-project.org/web/packages/Epi/index.html)を用いた。AUCはROC曲線から計算した。診断のための最適カットオフ値は、Cancer 1950;3:32-5のYouden’s indexに従って決定した。
血漿中における各バイオマーカーの測定には、超高感度オートELISA Simoa HD-X システム(Quanterix社)を用いた。
神経変性疾患患者における健常者に対するROC曲線の作成及びAUC値の算出はPrismソフトウェアを用いた。
まず、血漿中のFABP3の1つのバイオマーカータンパク質のみの濃度を測定し、統計解析を行った。
Claims (13)
- 被検者における軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びレビー小体型認知症からなる群から選択される少なくとも一つの神経変性疾患を検出するための方法であって、
被検者の血漿又は血清である生物試料中のFABP3及びFABP5からなる2種のバイオマーカーのレベルを測定すること、
前記FABP3及びFABP5からなる2種のバイオマーカーのレベルをモデルに適用及び/ 又は変換し、神経変性疾患の検出のための指標である評価値を生成すること、及び
前記被検者の評価値と健常者の評価値とを比較することを含み、
前記被検者の評価値が健常者の評価値よりも大きい場合に、前記被検者は前記神経変性疾患に罹患している可能性が高いことを示す、方法。 - 被検者における軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びレビー小体型認知症からなる群から選択される少なくとも一つの神経変性疾患を検出するための方法であって、
被検者の血漿又は血清である生物試料中のFABP3及びFABP5からなる2種のバイオマーカーのレベルを測定すること、
前記FABP3及びFABP5からなる2種のバイオマーカーのレベルをモデルに適用及び/ 又は変換し、神経変性疾患の検出のための指標である評価値を生成すること、及び
前記被検者の評価値と、軽度認知障害の患者の評価値である基準値、アルツハイマー病の患者の評価値である基準値、パーキンソン病の患者の評価値である基準値、及びレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値の各々とを比較することを含み、
前記被検者の評価値と前記4種の疾患の基準値の各々との数値の差が一番小さい疾患に前記被検者が罹患している可能性が高いことを示す、方法。 - 前記被検者の評価値が健常者の評価値よりも大きい場合に、
前記被検者の評価値と、軽度認知障害の患者の評価値である基準値、アルツハイマー病の患者の評価値である基準値、パーキンソン病の患者の評価値である基準値、及びレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値の各々とを比較することをさらに含み、
前記被検者の評価値と前記4種の疾患の基準値の各々との数値の差が一番小さい疾患に前記被検者が罹患している可能性が高いことを示す、請求項1に記載の方法。 - 前記モデルが、
SCORE=(a+ZFABP3)/(a+ZFABP5) (1)
(式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数である)
であり、前記SCOREが前記評価値または基準値に使用される請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。 - 被検者の生物試料中のTau、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lから成る群から選択される少なくとも1種類以上のバイオマーカーのレベルをさらに測定することを含む請求項1又は2に記載の方法。
- 前記評価値を生成することは、前記FABP3及びFABP5の2種類バイオマーカーに加え、さらにTau、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lから成る群から選択される少なくとも1種類以上のバイオマーカーのレベルをモデルに適用及び/ 又は変換し、神経変性疾患の検出のための指標である評価値を生成することを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記被検者の評価値が軽度認知障害の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者は軽度認知障害に罹患している可能性が高いことを示し、
前記被検者の評価値がアルツハイマー病の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はアルツハイマー病に罹患している可能性が高いことを示し、
前記被検者の評価値がパーキンソン病の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はパーキンソン病に罹患している可能性が高いことを示し、又は
前記被検者の評価値がレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記被検者はレビー小体型認知症に罹患している可能性が高いことを示す、請求項6に記載の方法。 - 前記被検者の評価値が軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、又はレビー小体型認知症の患者の患者の評価値である基準値と同じかそれよりも大きい場合に、前記方法はさらに、
前記被検者の評価値と、軽度認知障害の患者の評価値である基準値、アルツハイマー病の患者の評価値である基準値、パーキンソン病の患者の評価値である基準値、及びレビー小体型認知症の患者の評価値である基準値の各々とを比較することをさらに含み、
前記被検者の評価値と前記4種の疾患の基準値の各々との数値の差が一番小さい疾患に前記被検者が罹患している可能性が高いことを示す、請求項7に記載の方法。 - 前記モデルが、
SCORE=(a+ZFABP3)(a+ZTau)x(a+ZNF-L)y(a+ZGFAP)z/{(a+ZFABP5)×(a+Za-syn)m×(a+ZAβ-42)n}×a(m+n-x-y-z) (2)(式中、
ZFABP3は(被検者の生物試料中のFABP3濃度-健常者の生物試料中のFABP3平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP3濃度の標準偏差)、
ZTauは(被検者の生物試料中のTau濃度-健常者の生物試料中のTau平均濃度)/(健常者の生物試料中のTau濃度の標準偏差)、
ZNF-Lは(被検者の生物試料中のNF-L濃度-健常者の生物試料中のNF-L平均濃度)/(健常者の生物試料中のNF-L濃度の標準偏差)、
ZGFAPは(被検者の生物試料中のGFAP濃度-健常者の生物試料中のGFAP平均濃度)/(健常者の生物試料中のGFAP濃度の標準偏差)、
ZFABP5は(被検者の生物試料中のFABP5濃度-健常者の生物試料中のFABP5平均濃度)/(健常者の生物試料中のFABP5濃度の標準偏差)、
Za-synは(被検者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度-健常者の生物試料中のα-シヌクレイン平均濃度)/(健常者の生物試料中のα-シヌクレイン濃度の標準偏差)、
ZAβ-42は(被検者の生物試料中のAβ-42濃度-健常者の生物試料中のAβ-42平均濃度)/(健常者の生物試料中のAβ-42濃度の標準偏差)、
aはゼロよりも大きい数であり、
x, y, z, m, nは独立して、式(2)においてこれらの乗数の底において関連付けられているTau、GFAP、α-Synuclein、Aβ-42及びNF-Lのバイオマーカーの評価値が計算される場合は1であり、計算されない場合は0である。)
であり、前記SCOREが前記評価値または基準値に使用される請求項6~8のいずれか一項に記載の方法。 - 被検者の血漿又は血清である生物試料中の下記(i)~(v)のいずれかの、軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びレビー小体型認知症から成る群から選択される少なくとも一つの神経変性疾患の検査のためのバイオマーカーとしての使用。
(i) FABP3及びFABP5からなる2種の組み合わせ、
(ii) FABP3、FABP5、Tau及びNF-Lからなる4種の組み合わせ、
(iii)FABP3、FABP5、α-Synuclein、及びAβ-42からなる4種の組み合わせ、
(iv)FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、及びGFAPからなる5種の組み合わせ、
(v)FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lからなる6種の組み合わせ - 前記検査は、被験者が、健常者と軽度認知障害、健常者とパーキンソン病、健常者とレビー小体型認知症、軽度認知障害とアルツハイマー病、軽度認知障害とパーキンソン病、軽度認知障害とレビー小体型認知症、アルツハイマー病とパーキンソン病、又はパーキンソン病とレビー小体型認知症の、前者及び後者のいずれである可能性が高いかの検査である請求項10に記載の使用。
- 被検者の血漿又は血清である生物試料を用いて軽度認知障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、及びレビー小体型認知症から成る群から選択される少なくとも一つの神経変性疾患を検査するための検査用キットであって、下記(i)~(v)のいずれかを備えたキット。
(i)FABP3及びFABP5からなる2種のタンパク質の各々に対する抗体、
(ii)FABP3、FABP5、Tau及びNF-Lからなる4種のタンパク質の各々に対する抗体、
(iii)FABP3、FABP5、α-Synuclein、及びAβ-42からなる4種のタンパク質の各々に対する抗体、
(iv) ABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、及びGFAPからなる5種のタンパク質の各々に対する抗体、若しくは
(v)FABP3、FABP5、α-Synuclein、Aβ-42、GFAP、及びNF-Lからなる6種のタンパク質の各々に対する抗体 - 前記検査は、被験者が、健常者と軽度認知障害、健常者とパーキンソン病、健常者とレビー小体型認知症、軽度認知障害とアルツハイマー病、軽度認知障害とパーキンソン病、軽度認知障害とレビー小体型認知症、アルツハイマー病とパーキンソン病、又はパーキンソン病とレビー小体型認知症の、前者及び後者のいずれである可能性が高いかの検査である請求項12に記載のキット。
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