JP7549796B2 - 給送装置、及び、画像形成システム - Google Patents

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Description

この発明は、シートを給送する給送装置と、それと画像形成装置とを備えた画像形成システムと、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に接続される給送装置などにおいて、シートの重送が生じたときに、その重送シートを、装置内に設けられたステープルトレイなどの滞留部に搬送して一時的に滞留させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の技術は、重送シートをステープルトレイなどの滞留部に滞留させている間に、その滞留部が設けられた部分においてステープル処理などの本来実行可能な処理ができずに、装置の使い勝手が悪かった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、重送が生じてしまっても、装置の使い勝手が低下しにくい、給送装置、及び、画像形成システム、を提供することにある。
この発明における給送装置は、複数枚のシートを積載可能に構成されて、シートを給送可能な給送部が複数設けられた給送装置であって、前記複数の給送部は、それぞれ、複数枚のシートが重なって重送シートとして給送された重送状態を検知する重送検知手段を具備し、前記複数の給送部の間でシートの受け渡しをできるように構成され、前記複数の給送部のうち1つの給送部において前記重送検知手段によって前記重送状態が検知されて、前記重送シートの枚数が所定の設定枚数未満であって、前記重送シートのシート厚さが所定の設定厚さ未満である場合であって、前記1つの給送部とは別の給送部において前記重送シートを載置可能であると判断された場合に、前記重送シートを前記別の給送部に搬送して載置するパージモードが実行されるものである。
本発明によれば、重送が生じてしまっても、装置の使い勝手が低下しにくい、給送装置、及び、画像形成システム、を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成システムを示す全体構成図である。 画像形成装置を示す構成図である。 給送装置を示す構成図である。 給送部を示す上面図である。 重送検知センサのメカニズムを示す説明図である。 画像形成システムにおける機能ブロック図である。 給送装置のパージモード時の動作を示す図である。 給送装置の逆搬送モード時の動作を示す図である。 シートの厚さ(坪量)ごとの、送風装置の送風量の基準値を示す表図である。 給送装置の制御の一例を示すフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成システム100における全体の構成について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置1は、後処理装置としての給送装置50が着脱可能に設置されていて、給送装置50とともに1つの画像形成システム100を構成している。そして、画像形成システム100において、画像形成装置1で所望の画像が形成されたシートPが、給送装置50の下部に設けられたベース部80を経由して排出トレイ81上にスタックされることになる。
ここで、本実施の形態において、後処理装置としての給送装置50は、画像形成装置1を経由することなく排出トレイ81に向けてシートPを給送するものである。そして、給送装置50は、画像形成装置1で所望の画像が形成されたシートP(シート束)の表紙や裏紙や中紙となるシートPを、排出トレイ81上にスタックされる印刷済のシートPとのタイミングを計って、排出トレイ81に向けて給送することになる。そして、このような給送装置50を用いたシートPの給送は、ユーザーによる操作表示パネル39(図2参照)の操作によって予め選択される。
次に、図2を用いて、画像形成装置1の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、画像形成装置1の中央上方には、中間転写ベルト8が設置されている。また、中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した感光体ドラム2Y、2M、2C、2K(作像部)が並設されている。さらに、中間転写ベルト8は、その下方で2次転写ローラ15(2次転写ベルト16)に圧接して、画像形成部としての2次転写ニップを形成している。
図2に示すように、ブラックに対応した感光体ドラム2Kの周囲には、帯電部3、現像部4、クリーニング部5、除電部などが配置されている。そして、感光体ドラム2K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム2Kの表面にブラック画像が形成されることになる。
なお、他の3つの感光体ドラム2Y、2M、2Cの周囲もほぼ同じように構成されていて、それぞれのトナー色に対応した画像が感光体ドラム2Y、2M、2Cの表面に形成される。以下、他の3つの感光体ドラム2Y、2M、2C上の作像プロセスの説明を適宜に省略して、ブラックに対応した作像プロセスのみの説明をおこなうことにする。
感光体ドラム2Kは、メインモータによって図2の反時計方向に回転駆動される。そして、帯電部3の位置で、感光体ドラム2Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、露光部7から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での幅方向(図2の紙面垂直方向であって、主走査方向である。)の露光走査によってブラックに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、現像部4との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、ブラックのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ6の対向位置に達して、この位置で感光体ドラム2Kの表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト8の表面に1次転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム2K上には、僅かながら未転写トナーが残留する。
その後、感光体ドラム2Kの表面は、クリーニング部5との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム2K上に残留した未転写トナーがクリーニングブレードによってクリーニング部5内に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム2Kの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム2K上の残留電位が除去される(除電工程である。)。
こうして、感光体ドラム2K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の感光体ドラム2Y、2M、2Cの表面でも、ブラックの感光体ドラム2Kと同様におこなわれる。
そして、それぞれの感光体ドラム2Y、2M、2C、2Kの表面に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写されることになる。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
その後、各色のトナー像が重ねて1次転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ15(2次転写ベルト16)との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ9が、2次転写ローラ15との間に中間転写ベルト8と2次転写ベルト16とを挟み込んで2次転写ニップ(画像形成部)を形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に2次転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残留する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、図1、図2を参照して、2次転写ニップ(画像形成部)の位置に搬送されるシートPは、画像形成装置1の下方に配設された給送カセット10A、10B(画像形成装置本体に設置された給送装置の一部である。)から、給送ローラ11やレジストローラ12等が配置された搬送経路K1を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給送カセット10A、10Bには、シート状媒体としての用紙などのシートPが複数枚重ねて収容されている。そして、給送ローラ11が図2の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPが搬送経路K1を経由してレジストローラ12のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ12に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ12のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ12が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップ(画像形成部)に向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、2次転写ベルト16によって搬送されて、2次転写ベルト16から分離された後に、搬送ベルト18によって定着部19の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される(定着工程である。)。
その後、シートPは、排出搬送経路K2を経由して、排紙ローラ25によって画像形成装置1の外部へと排出される。
さらに、画像形成装置1から排出されたシートPは、給送装置50の内部に搬送されて、合流搬送経路K10(図1参照)を通過した後に、給送装置50の外部に排出されて排出トレイ81(図1参照)上に載置される。なお、給送装置50の構成・動作については後で詳しく説明する。
こうして、画像形成装置1(画像形成システム100)における、一連の画像形成プロセス(画像形成動作)が完了する。
なお、図2を参照して、シートPの両面(オモテ面とウラ面とである。)へのプリントをおこなう「両面プリントモード」が選択されている場合には、オモテ面への定着工程が終了したシートPは、第1、第2切替爪35、36の動作により、上述した「片面プリントモード」が選択されているときのようにそのまま画像形成装置1から排出されることなく、垂直搬送経路K4に導かれる。そして、垂直搬送経路K4に導かれたシートPは、第3切替爪37の動作により、反転搬送経路K3に導かれる。そして、反転搬送経路K3に導かれたシートPは、その搬送方向が反転ローラ27の正回転から逆回転の駆動切替によって反転された後に、第3切替爪37の動作により、水平搬送経路K5に導かれる。そして、水平搬送経路K5に導かれたシートPは、再び2次転写ニップ(画像形成部)の位置に向けて搬送される。そして、2次転写ニップの位置で先に説明したものと同様の画像形成プロセス(画像形成動作)によってシートPのウラ面への画像形成がおこなわれ、その後に定着部19での定着工程を経て、排出搬送経路K2を経由して、画像形成装置1から排出される。
すなわち、「両面プリントモード」が選択されている場合には、垂直搬送経路K4、反転搬送経路K3、水平搬送経路K5が両面搬送経路として機能することになる。
なお、「片面プリントモード」、「両面プリントモード」は、ユーザーによる操作表示パネル39(画像形成装置1の外装部に設置されている。)の操作によって選択される。
さらに、図2を参照して、シートPのオモテ面とウラ面とを反転させて画像形成装置1から排出する場合(「反転モードである。」)には、定着工程が終了したシートPは、第1、第2切替爪35、36の動作により、そのまま画像形成装置1から排出されることなく、垂直搬送経路K4に導かれる。そして、垂直搬送経路K4に導かれたシートPは、第3切替爪37の動作により、反転搬送経路K3に導かれる。そして、反転搬送経路K3に導かれたシートPは、その搬送方向が反転ローラ27の正回転から逆回転の駆動切替によって反転された後に、第3切替爪37の動作により、再び垂直搬送経路K4に導かれて、その後に排出搬送経路K2を経由して画像形成装置1から排出される。
なお、この「反転モード」は、給送装置50の排出トレイ81上に積載される複数枚のシートPの向き(オモテ面が下向きか上向きかである。)とページ順との関係を調整するために、複数枚のシートPに対して複数回おこなわれる画像形成プロセスの順番の調整とともに、制御部40の制御によって実行されるものである。
以下、図3、図4等を用いて、給送装置50について説明する。
図3に示すように、給送装置50の上部(図1に示すベース部80の上方である。)には、複数の給送部60A~60C(本実施の形態では、3つの給送部である。)が、上下方向に間隔をあけて並設されている。
これらの複数の給送部60A~60Cは、いずれも、複数枚のシートPを積載可能に構成されて、シートPを給送可能な機構である。具体的に、給送部60A~60Cから給送されたシートPは、上流側の搬送経路K11~K13から略垂直方向に延在する合流搬送経K14を通過して、さらに水平方向に延在する合流搬送経路K10(図1参照)を通過した後に、給送装置50の外部に排出されて排出トレイ81(図1参照)上に載置される。
なお、これらの給送部60A~60Cは、設置位置が異なる点を除き、ほぼ同様に構成され動作するため、図3等では最上方の給送部60A以外の給送部60B、60Cの構成部品の符号を一部省略するとともに、以下、最上方の給送部60Aの構成・動作のみ説明するものとする。
図3、図4に示すように、給送部60Aは、給送ローラ53、給送トレイ61、昇降機構62、分離手段としての送風装置65及びダクト67、セット検知センサ71、積載量検知手段としての積載量検知センサ72、重送検知手段としての重送検知センサ75、サイドフェンス63、エンドフェンス64、などで構成されている。
給送トレイ61は、複数枚のシートPを積載するための載置部であって、その載置面が昇降機構62(例えば、タイミングベルト機構からなるものである。)によって昇降可能に構成されている。昇降機構62は、給送トレイ61にセットされた複数枚のシートPのうち最上方のシートPが常に一定の高さ位置(給送可能な位置である。)になるように、不図示の高さ検知センサの検知結果に基づいて制御部90(図6参照)によって駆動制御される。
給送ローラ53は、図3の反時計方向に回転して、給送トレイ61にセットされた複数枚のシートPのうち最上方のシートPを搬送経路K11に向けて給送する給送手段として機能するものである。給送ローラ53は、制御部90によって制御される搬送モータ51(図6参照)を駆動源として回転駆動される。
なお、給送手段としては、給送ローラ53に加えて、給送ローラ53に当接してニップを形成する分離ローラや分離パッドを設置したものや、給送ローラ53の位置にシートPを送り出すピックアップローラをさらに設置したものなどを用いることができる。
また、本実施の形態において、給送ローラ53は、図3の時計方向(給送時の回転方向に対して逆方向である。)にも回転可能に構成されているが、これについては後で「逆搬送モード」とともに詳しく説明する。
図4を参照して、サイドフェンス63は、給送トレイ61上に積載されたシートPの幅方向(図3の紙面垂直方向であって、図4の左右方向である。)の姿勢を整えるための規制部材である。サイドフェンス63は、シートPを挟むように、幅方向両端部にそれぞれ設置されている。一対のサイドフェンス63は、不図示の移動機構によって互いの間隔を増減する方向に移動可能に構成されている。
図4を参照して、エンドフェンス64は、給送トレイ61上に積載されたシートPの給送方向(図3の左右方向であって、図4の上下方向である。)の姿勢を整えるための規制部材である。エンドフェンス64は、シートPの後端(給送方向下流側の端面)に当接するように設置されている。エンドフェンス64は、不図示の移動機構によって給送方向に移動可能に構成されている。
セット検知センサ71は、給送トレイ61上にシートPが載置されているかを光学的に検知するフォトセンサである。本実施の形態において、セット検知センサ71は、給送トレイ61に設置されている。
積載量検知センサ72は、給送トレイ61に積載された複数枚のシートPの積載量を検知する積載量検知手段として機能するものである。詳しくは、積載量検知センサ72は、給送ローラ53の近傍に設置されて、給送位置にシートPがあるか否かを検知するフォトセンサである。そして、昇降機構62によって昇降される給送トレイ61の高さ位置と、積載量検知センサ72の検知結果と、に基づいて、制御部90で給送トレイ61に積載されたシートPの積載量を判断する。具体的には、給送トレイ61上にどれだけの高さ分のシートPが積載されているか(又は、どれだけの高さのシートPを積載できるか)を判断することになる。なお、積載量検知手段としては、このような構成のものに限定されず、公知のもののすべてを用いることができる。
ここで、本実施の形態では、給送ローラ53の給送方向下流側近傍に、給送時に重送が生じたか否かを検知する重送検知手段としての重送検知センサ75が設置されているが、これについては後で図5等を用いて詳しく説明する。
図3、図4を参照して、送風装置65とダクト67とは、給送トレイ61に積載された複数枚のシートPにおいて最上方のシートPを分離して給送するための分離手段として機能するものである。
詳しくは、送風装置65は、給送部60A(給送トレイ61)に積載された複数枚のシートPの先端(給送方向上流側の端面である。)にダクト67を介して空気を吹き付けるものである。送風装置65は、シロッコファンなどであって、吸入した空気をダクト67を介して送風口67a(図4参照)からシートPの端面(特に、最上方のシートPと、その下方のシートPと、の間である。)に向けて吐出する。これにより、最上方のシートPが、その下方のシートPから浮き上がるように分離して、給送時における重送が軽減されることになる。
図3等を参照して、給送装置50には、複数の搬送経路K11~K14が設置されている。これらの搬送経路K11~K14は、いずれも、シートPの搬送を案内するためのものであって、対向する2つの搬送ガイド部材(ガイド板)によって形成されている。また、搬送経路K11~K14には、複数の搬送ローラ対(図6の搬送モータ51によって回転駆動される。)が設置されている。
ここで、合流搬送経路K14は、3つの給送部60A~60Cにそれぞれ繋がる3つの搬送経路K11~K13が合流する搬送経路である。
また、第1の搬送経路K11と第2の搬送経路K12との合流部には、第1の搬送経路K11を開放して第2の搬送経路K12を閉鎖した状態と、第1の搬送経路K11を閉鎖して第2の搬送経路K12を開放した状態と、を切替可能な切替爪55が設置されている。
同様に、第2の搬送経路K12と第3の搬送経路K13との合流部には、第2の搬送経路K12を開放して第3の搬送経路K13を閉鎖した状態と、第2の搬送経路K12を閉鎖して第3の搬送経路K13を開放した状態と、を切替可能な切替爪56が設置されている。
なお、図6に示すように、上述した給送装置50における各構成部品(セット検知センサ71、積載量検知センサ72、昇降機構62、搬送モータ51、切替爪55,56、送風装置65、重送検知センサ75などである。)は、給送装置50に設置された制御部90によって制御されたり、制御部90に検知信号を送ったりすることになる。
また、給送装置50の制御部90は、画像形成装置1の本体制御部40との間で信号のやり取りをおこない、画像形成システム100としての種々の動作を可能にしている。
以下、本実施の形態における給送装置50において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図3等に示すように、本実施の形態における給送装置50は、複数の給送部60A~60Cに、それぞれ、複数枚のシートPが重なって重送シートPJ(図7参照)として給送された重送状態を検知する重送検知手段としての重送検知センサ75が、給送ローラ53の近傍に設置されている。
重送検知センサ75(重送検知手段)は、搬送経路K11を上下に挟むように設置された発信部75aと受信部75bとで構成されている。
図5(A)を参照して、発信部75aは、その位置を通過するシートP(又は重送シート)に向けて超音波を発信するものであって、受信部75bは、その超音波をシートP(又は重送シート)を介して受信するものである。
図5(B)に示すように、受信部75bで出力される信号(検波信号)は、シートPの枚数によって変化する。具体的に、重送が生じずに1枚のシートP1が通過する場合の信号は閾値A以上となり、2枚の重送シートP1、P2が通過する場合の信号は閾値Aより小さく閾値B(<A)以上となり、3枚の重送シートP1~P3が通過する場合の信号は閾値Bより小さくなる。このような原理から、重送検知センサ75によって、重送の有無と、重送時のシート枚数と、を検知している。
ただし、給送されるシートPの厚さ(シート厚さ)が厚くなると、その分だけ、受信部75bで出力される信号(検波信号)も小さくなるため、本実施の形態では、操作表示パネル39(図2参照)に入力されるシート厚さ(坪量)の情報も加味して、重送検知センサ75によって、重送の有無と、重送時のシート枚数と、を検知している。
また、本実施の形態にける給送装置50は、複数の給送部60A~60Cの間でシートP(重送シートPJを含む。)の受け渡しをできるように構成されている。
具体的に、第1の給送部60Aから第2の給送部60Bや第3の給送部60Cに向けてシートPを搬送したり、第2の給送部60Bから第1の給送部60Aや第3の給送部60Cに向けてシートPを搬送したり、第3の給送部60Cから第1の給送部60Aや第2の給送部60Bに向けてシートPを搬送したり、することができる。なお、これらの給送部60A~60Cの間でのシートPの受け渡しは、図7(A)~(C)に例示するように、切替爪55、56の切り替えや、搬送経路K11~K14に設置された搬送ローラ対の正転・逆転などによっておこなわれる。
ここで、図7を参照して、本実施の形態における給送装置50は、複数の給送部60A~60Cのうち1つの給送部(図7の例では、第1の給送部60Aである。)において重送検知センサ75(重送検知手段)によって重送状態が検知された場合であって、1つの給送部60Aとは別の給送部(図7の例では、第3の給送部60Cである。)において重送シートPJを載置可能であると判断された場合に、その重送シートPJを別の給送部60Cに搬送して載置する「パージモード」を実行可能にしている。
すなわち、本実施の形態では、給送動作をおこなうために指定された給送部60Aにおいて所定条件を満たす重送が生じた場合に、その重送シートPJを、指定された給送部60Aとは別の給送部60C(その重送シートPJをパージ可能と判断されたものである。)に向けて搬送して、その給送部60Cにスタックする。
なお、パージ用の別の給送部において重送シートPJを載置可能であるか否かの判断は、積載量検知センサ72(積載量検知手段)の検知結果に基づいておこなわれることになる。
図7(A)~(C)を用いて、指定された第1の給送部60Aにて重送が生じたときに、第3の給送部60Cを搬送先(パージ先)として「パージモード」が実行されるときの動作例について説明する。
まず、給送用として指定された第1の給送部60Aの給送トレイ61からシートPが給送される。このとき、そのシートPが所定条件を満たす重送シートPJであることが重送検知センサ75によって検知されると、第2、第3の給送部60B、60C(別の給送部)の積載量検知センサ72の検知結果に基づいてパージ可能であるかかが判別される。すなわち、第1の給送部60Aの重送シートPJを問題なくスタックできるかが判別される。具体的に、パージ用の給送部60B、60CにシートPが1枚も載置されていない場合には問題なくパージ可能であるが、複数枚のシートPが既に積載されている場合であってもその積載量に余裕がある場合にはパージ可能と判断される。図7の例では、第3の給送部60Cがパージ可能であると判別されたものとする。
これらの判断がされて「パージモード」が実行されると、重送シートPJは、図7(A)に示すように、そのまま搬送経路K11を正方向に搬送される。そして、図7(B)に示すように、重送シートPJは、その後端が、合流搬送経路K14に達するまで(切替爪56を通過するまで)、搬送される。ここまで、搬送経路K11、K14に設置されたすべての搬送ローラ対は、正方向に回転駆動される。また、切替爪55、56は、第1の搬送経路K11から合流搬送経路K14に至る搬送経路を開放するように制御される。
そして、図7(C)に示すように、合流搬送経路K14に達した重送シートPJの搬送方向を逆転させて、第3の給送部60Cに向けて搬送する。このとき、搬送経路K13、K14に設置されたすべての搬送ローラ対は、逆方向に回転駆動される。また、切替爪56は、合流搬送経路K14から第3の搬送経路K13に至る搬送経路を開放するように制御される。そして、重送シートPJは、第3の給送部60Cにおける給送トレイ61上にスタックされることになる。このとき、第3の給送部60Cにおけるサイドフェンス63やエンドフェンス64は、重合シートPJに干渉しないように、規制位置から広がる方向に自動制御により移動していることが好ましい。
このように、本実施の形態では、重送シートPJを給送部以外の他の機能を有する滞留部に一時的に滞留させるのではなく、同じ給送機能を有する別の給送部にスタックしている。そのため、そのような滞留部を設ける必要がなく、装置が小型化、低コスト化される。また、そのような滞留部で本来実行可能な処理ができなくなってしまう不具合も生じなくなり、重送が生じてしまっても装置の使い勝手が低下しにくくなる。
また、指定された給送部60Aでは、重送シートPJをパージ用の別の給送部60Cに搬送した後に、続けて給送動作を実行することができるため、装置の生産性が大きく低下してしまうこともない。
さらに、重送シートPJが搬送されたパージ用の給送部60Cでも、その重送シートPJをサイドフェンス63やエンドフェンス64によって整えた後に、1枚のシートPに分離して通常のシートPとして給送することが可能になる。すなわち、パージ用に用いられた給送部60Cの本来の給送機能が損なわれてしまうことはない。
ここで、本実施の形態では、図7を参照して、指定された1つの給送部60Aにおいて重送検知センサ75(重送検知手段)によって重送状態が検知されて、重送シートPJの枚数が所定の設定枚数X未満であって、重送シートPJのシート厚さ(坪量)が所定の設定厚さZ未満である場合であって、パージ先となる別の給送部60Cにおいて重送シートPJを載置可能であると判断された場合に、「パージモード」が実行されるように制御している。
すなわち、本実施の形態では、重送が生じたときに無条件で「パージモード」を実行するのではなくて、重送が生じて(条件1)、その重送シートPJの枚数が所定枚数Xに達しておらず(条件2)、その重送シートPJのシート厚さ(1枚ごとの厚さである。)が所定厚さZに達しておらず(条件3)、パージ先となる給送部60Cが存在する(条件4)という、4つの条件がすべて満たされるときにのみ、「パージモード」を実行している。
(条件1)を設定したのは、そもそも重送が生じていなければパージモードを実行する必要がないためであって、(条件4)を設定したのは、パージ可能な給送部が存在しなければパージモードを実行することができないためである。また、(条件2)を設定したのは、重送シートPJが所定枚数X以上になると、長い搬送経路を搬送することにより複数枚のシートPがズレて搬送不良が生じてしまう可能性が高くなるためである。また、(条件3)を設定したのは、重送シートPJにおけるシートPが所定厚さZ以上になると、長い搬送経路を逆方向にも搬送させることによりシートPが座屈するなどして搬送不良が生じてしまう可能性が高くなるためである。
そのため、本実施の形態では、搬送不良が生じにくい条件が満たされたときに、パージモードを実行している。
なお、重送シートPJが(条件2)や(条件3)を満足するかは、先に図5を用いて説明した重送検知センサ75の検知メカニズムに基づいて、重送検知センサ75の検知結果やシートPの入力情報などから判断される。
ここで、本実施の形態では、上述した(条件1)~(条件4)に基づくパージモードにおいて、設定枚数Xと設定厚さZとが、指定された1つの給送部60Aに積載されるシートPに関する情報に基づいて自動設定可能に構成されている。
すなわち、ユーザーは、いちいち、設定枚数Xや設定厚さZを入力しなくても、装置側で所定の制御プログラムに基づいて設定枚数Xや設定厚さZを自動設定してくれる。
他方、本実施の形態では、上述した(条件1)~(条件4)に基づくパージモードにおいて、設定枚数Xと設定厚さZとが、ユーザーなどの操作者によって手動設定可能にも構成されている。
すなわち、ユーザーなどの操作者は、重送の程度に応じて、操作表示パネル39(図2参照)を操作することで、設定枚数Xや設定厚さZを自由に入力設定することができるようにしている。
これにより、ユーザーの使用状況に応じて、パージモードを実行する条件の幅を調整することができる。
また、本実施の形態では、指定された1つの給送部60Aにおいて重送検知センサ75(重送検知手段)によって重送状態が検知された場合であって、パージモードが実行されない場合に、重送シートPJをその給送部60A(1つの給送部)に逆方向に搬送して載置する「逆搬送モード」が実行される。
すなわち、上述した(条件1)と(条件2)とが満たされていても、(条件2)と(条件3)とのうちいずれかでも満たされていない場合には、パージモードを実行せずに、重送が生じた給送部60Aに重送シートPJを逆搬送して給送トレイ61に戻す「逆搬送モード」が実行される。
これは、設定枚数X以上の重送シートPJや、シート厚さが設定厚さZ以上となる重送シートPJは、そのまま正方向に長い距離を搬送すると搬送不良が生じる可能性が高く、給送部60Aに最も近い搬送ローラ対に挟持されている状態で逆搬送した方が、搬送不良が生じにくいためである。そして、もともとの給送部60Aに戻した重送シートPJは、再給送可能な状態にできるためである。
図8(A)、(B)を用いて、指定された第1の給送部60Aにて重送が生じたときに、所定条件を満たさずに「逆搬送モード」が実行されるときの動作例について説明する。
まず、指定された第1の給送部60Aの給送トレイ61からシートPが給送される。このとき、そのシートPが所定条件(条件2、条件3)を満たす重送シートPJであることが重送検知センサ75によって検知されなかったり、第2、第3の給送部60B、60Cの積載量検知センサ72の検知結果に基づいてパージ可能でないものと判別されたりすると、「パージモード」が実行されずに、「逆搬送モード」が実行される。
「逆搬送モード」が実行されると、重送シートPJは、図8(A)に示すように、正方向に搬送される状態から、図8(B)に示すように、逆方向に搬送される状態に切り替えられる。このとき、搬送経路K11に設置されたすべての搬送ローラ対(特に、給送ローラ53である。)は正方向から逆方向に回転駆動が切替えられる。そして、重送シートPJは、第1の給送部60Aにおける給送トレイ61上にスタックされることになる。このとき、第1の給送部60Aにおけるサイドフェンス63やエンドフェンス64は、重合シートPJに干渉しないように、規制位置から広がる方向に自動制御により移動していることが好ましい。
そして、重送シートPJが戻された給送部60Aで、その重送シートPJをサイドフェンス63やエンドフェンス64によって整えた後に、1枚のシートPに分離して通常のシートPとして再給送することになる。
ここで、本実施の形態では、「逆搬送モード」が実行された後に重送シートPJを戻した給送部60A(1つの給送部)からシートPを再び給送(再給送)する場合に、送風装置65(分離手段)における分離能力が基準値より大きな値になるように制御している。
ここで言う「分離能力(分離手段の分離能力)」は、送風装置65によってシートPの端面に空気を吹き付けるときの単位時間あたりの風量である。したがって、逆搬送モードが実行された後に再給送がおこなわれる場合、送風装置65の風量が一時的に増加されることになる。
このような制御をおこなうのは、一度重送してしまったシートPは密着性が高く、送風装置65による分離能力が増加しなければ、再び重送が生じてしまう可能性が高いためである。
なお、本実施の形態では、図9に示すように、送風装置65の風量のデフォルト値(基準値)は、給送されるシートPの厚さ(坪量)ごとに設定されている。具体的に、送風装置65の風量の最大値を100%としたときに、シートPの厚さが「坪量1」~「坪量8」と厚くなると、風量が0~80%の範囲で段階的に増加するように制御している。これは、シートPが厚くなると、分離性が悪くなるためである。
したがって、本実施の形態では、逆搬送モード後の再給送時に、給送されるシートPの厚さ(坪量)に応じて、風量が図9に示す基準値から1段階高くなるように制御している。例えば、坪量4のシートPが再給送される場合には、風量が基準値の30%から50%に増加されることになる。
このような制御をおこなうことで、シートPの厚さ(シート厚さ)に関わらず、再給送時の重送を低減することができる。
また、本実施の形態では、送風装置65(分離手段)における風量(分離能力)を大きくする制御が所定回数以上おこなわれた場合に、送風装置65(分離手段)における風量(分離能力)を基準値より大きな値に固定するように制御している。
これは、重送の頻度が多い場合には、そもそもの分離能力を増加する対策をとらないと、重送が改善されないためである。
例えば、図9を参照して、坪量4のシートPが再給送される場合に、風量が基準値の30%から50%に一時的に増加されることになる。しかし、その後に風量を再び基準値の30%に戻して給送動作をおこなって、重送が頻繁に生じるようなときには、風量を50%に固定したまま、その後の給送動作をおこなうことになる。
このような制御をおこなうことで、重送が生じる頻度を低下させることができる。
最後に、図10~図12を用いて、給送装置50(画像形成システム100)でおこなわれる制御の一例について説明する。
図10に示すように、まず、ユーザーによる画像形成装置1の操作表示パネル39(図2参照)の入力操作によって、所望の給送条件が設置される(ステップS1)。例えば、画像形成装置1で印刷された複数のシートPの間に、給送装置50からシートPを給送して中紙として挿入する条件などを設定する。
そうすると、給送装置50の制御部90では、入力操作されたシート情報が取得される(ステップS2)。さらに、操作表示パネル39の手動操作によって重送検知をおこなう際の条件(設定枚数Xや設定厚さZである。)が変更設定されているかが判別される(ステップS3)。その結果、重送検知の条件が手動操作されている場合には、入力設定された重送検知の条件に変更され(ステップS4、S5)、重送検知の条件が手動操作されていない場合には、制御プラグラムに基づいて重送検知の条件が自動設定される(ステップS6)。
その後、3つの給送部60A~60Cのうち指定された給送部(第1の給送部60Aであったものとする。)から、タイミングを合わせてシートPの給送を開始する(ステップS7)。このとき、重送検知センサ75によって重送の有無や程度が検知され、重送の有無があったかが判別される(ステップS8、S9)。その結果、重送がなかったものと判別された場合には、指定された給送部60Aからの給送が終了した後に(ステップS10)、制御部90にてパージ処理メモリ(パージモードが実行された実績を記録するメモリである。)を参照して、パージモードが実行されたかを判別する(ステップS11、S12)。その結果、パージモードが実行されていないものと判別された場合には、本フローを終了する。これに対して、パージモードが実行されているものと判別された場合には、パージされた給送部(指定された給送部60A以外の給送部である。)から再給送をおこない(ステップS13)、ステップS8以降の制御を繰り返す。
これに対して、図10のステップS9で重送があるものと判別された場合には、図11の制御フローが実行される。
まず、制御部90で指定された給送部60Aから給送したシートP(重送シートPJである。)に関する情報が参照される(ステップS14)。そして、重送シートPJが図10のステップS5又はステップS6で設定した設定厚さZ以上であるかが判別される(ステップS15)。その結果、設定厚さZ以上でないものと判別された場合には、さらに図10のステップS5又はステップS6で設定した条件を確認の上、設定枚数X以上であるかが判別される(ステップS16、S17)。その結果、設定枚数X以上でないものと判別された場合には、制御部90にてパージ処理メモリを参照して、過去にパージモードが実行されたかを判別する(ステップS18、S19)。その結果、パージモードが実行されているものと判別された場合には、そのパージ先となった給送部(例えば、第3の給送部60Cであったものとする。)におけるシートPの積載量を積載量検知センサ72の検知結果に基づいて確認する(ステップS20)。そして、その積載量が所定量以下(パージ可能)であるかを判別して(ステップS22)、所定量以下である場合にはそのパージ給送部60Cに向けて重送シートPJを搬送するパージモードを実行する(ステップS22)。そして、指定された給送部60AからシートPの給送を再開した後に(ステップS23)、図10のステップS8以降の制御を繰り返す。
一方、ステップS19にて過去にパージモードが実行されていないものと判別された場合や、ステップS21にてパージ給送部60Cの積載量が所定量以下(パージ可能)ではないものと判別された場合には、制御部90にて指定された給送部60A以外の給送部60B、60CでのシートPの積載量が確認される(ステップS24)。そして、指定給送部60A以外の別の給送部60B、60Cで重送シートPJのパージが可能であるかが判別される(ステップS25)。
その結果、別の給送部でのパージが可能であるものと判別された場合には、その別の給送部(例えば、第2の給送部60Bであるものとする。)に向けて重送シートPJを搬送するパージモードが実行される(ステップS26)。そして、制御部90にてパージ処理メモリに、そのパージ先とパージモードが実行されたことが記憶される(ステップS27)。そして、指定された給送部60AからシートPの給送を再開した後に(ステップS23)、図10のステップS8以降の制御を繰り返す。
これに対して、図11のステップS15で重送シートPJが設定厚さZ以上であると判別された場合や、図11のステップS17で重送シートPJが設定枚数X以上であると判別された場合には、パージモードを実行すべきではないものとして、図12の制御フローが実行される。
まず、指定された給送部60Aにおいて、逆搬送モードが実行される(S29)。すなわち、パージモードを実行すべきではないものとして、重送シートPJが給送部60Aから完全に給送されないうちに、給送ローラ53を逆回転して、指定給送部60Aに重送シートPJを戻す。
そして、制御部90により、指定給送部60Aにおける送風装置65の風量を一時的に増加する(ステップS30)。そして、そのような風量の変更が所定回数以上実行されているかが判別される(ステップS31)。その結果、風量の変更が所定回数以上実行されていない場合には、増加した風量と風量を増加したことを制御部90のメモリに記憶して(ステップS32)、風量の変更が所定回数以上実行されている場合には、増加した風量を今後の給送時の基準となる風量として基準値を変更する(ステップS33)。
その後、増加した風量にて、指定された給送部60AからシートP(逆搬送モードで戻された重合シートPJのうちのシートである。)の給送を再開した後に(ステップS34、S35)、図10のステップS8以降の制御を繰り返す。
なお、ステップS32を経て一時的に増加した風量は、給送動作が終了した後に元の風量設定(基準値)に戻される。
以上説明したように、本実施の形態における給送装置50は、複数枚のシートPを積載可能に構成されて、シートPを給送可能な給送部60A~60Cが複数設けられた給送装置である。そして、複数の給送部60A~60Cは、それぞれ、複数枚のシートPが重なって重送シートPJとして給送された重送状態を検知する重送検知センサ75(重送検知手段)が設けられている。また、複数の給送部60A~60Cの間でシートPの受け渡しをできるように構成されている。そして、複数の給送部60A~60Cのうち1つの給送部60Aにおいて重送検知センサ75によって重送状態が検知された場合であって、その1つの給送部60Aとは別の給送部60B、60Cにおいて重送シートPJを載置可能であると判断された場合に、その重送シートPJを別の給送部60B、60Cに搬送して載置する「パージモード」を実行可能にしている。
これにより、重送が生じてしまっても、給送装置50(画像形成システム100)の使い勝手が低下しにくくなる。
なお、本実施の形態では、カラーの画像形成装置1が設けられた画像形成システム100に対して本発明を適用したが、モノクロの画像形成装置が設けられた画像形成システムに対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1に接続された給送装置50に対して本発明を適用したが、画像形成装置1における給送装置(例えば、図1の給送カセット10A、10Bを備えた給送装置である。)に対しても、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、給送装置50に3つの給送部60A~60Cを設けたが、給送部を2つ又は4つ以上設けることもできる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1が設けられた画像形成システム100に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷装置などである。)が設けられた画像形成システムに対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「シート」とは、用紙に限定されることなく、シート状の記録媒体のすべて、例えば、コート紙、ラベル紙、OHPシート、等も含むものと定義する。
1 画像形成装置、
40 本体制御部、
50 給送装置、
53 給送ローラ、
55、56 切替爪(切替部材)、
60A~60C 給送部、
61 給送トレイ、
62 昇降機構、
63 サイドフェンス、
64 エンドフェンス、
65 送風装置(分離手段)、
67 ダクト(分離手段)、 67a 送風口、
71 セット検知センサ、
72 積載量検知センサ(積載量検知手段)、
75 重送検知センサ(重送検知手段)、
75a 発信部、 75b 受信部、
80 ベース部、
81 排出トレイ、
90 制御部、
100 画像形成システム、
K11~K14 搬送経路、
P シート、 PJ 重送シート。
特開2004-35207号公報

Claims (10)

  1. 複数枚のシートを積載可能に構成されて、シートを給送可能な給送部が複数設けられた給送装置であって、
    前記複数の給送部は、それぞれ、複数枚のシートが重なって重送シートとして給送された重送状態を検知する重送検知手段を具備し、
    前記複数の給送部の間でシートの受け渡しをできるように構成され、
    前記複数の給送部のうち1つの給送部において前記重送検知手段によって前記重送状態が検知されて、前記重送シートの枚数が所定の設定枚数未満であって、前記重送シートのシート厚さが所定の設定厚さ未満である場合であって、前記1つの給送部とは別の給送部において前記重送シートを載置可能であると判断された場合に、前記重送シートを前記別の給送部に搬送して載置するパージモードが実行されることを特徴とする給送装置。
  2. 前記設定枚数と前記設定厚さとが、前記1つの給送部に積載されるシートに関する情報に基づいて自動設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記設定枚数と前記設定厚さとが、操作者によって手動設定可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記1つの給送部において前記重送検知手段によって前記重送状態が検知された場合であって、前記パージモードが実行されない場合に、前記重送シートを前記1つの給送部に逆方向に搬送して載置する逆搬送モードが実行されることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の給送装置。
  5. 前記複数の給送部は、それぞれ、積載された複数枚のシートにおいて最上方のシートを分離して給送するための分離手段を具備し、
    前記逆搬送モードが実行された後に前記1つの給送部からシートを再び給送する場合に、前記分離手段における分離能力が基準値より大きな値になるように制御することを特徴とする請求項4に記載の給送装置。
  6. 前記分離手段における分離能力を大きくする制御が所定回数以上おこなわれた場合に、前記分離手段における分離能力を前記大きな値に固定することを特徴とする請求項5に記載の給送装置。
  7. 前記分離手段は、前記給送部に積載された複数枚のシートの給送方向上流側の端面に空気を吹き付ける送風装置であって、
    前記分離手段の分離能力は、前記送風装置によって空気を吹き付けるときの単位時間あたりの風量であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の給送装置。
  8. 前記複数の給送部は、それぞれ、積載された複数枚のシートの積載量を検知する積載量検知手段を具備し、
    前記積載量検知手段の検知結果に基づいて前記別の給送部において前記重送シートを載置可能であるか否かを判断することを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の給送装置。
  9. 請求項1~請求項8のいずれかに記載の給送装置と、前記給送装置において給送可能なシートとは異なるシートに画像を形成する画像形成装置と、を備え、
    前記給送装置から給送されたシートは前記画像形成装置を経由しないことを特徴とする画像形成システム。
  10. 前記給送装置と前記画像形成装置とはベース部を介して接続され、
    前記給送装置から給送されたシートは、前記ベース部を経由して排出トレイに排出され、
    前記画像形成装置で画像が形成されたシートは、前記ベース部を経由して前記排出トレイに排出されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
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