JP7535749B2 - 処理システム - Google Patents
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Description
本開示の一態様に係る処理システムは、対象物を処理するための溶液が入れられる容器を備える。前記容器は、前記対象物を通過させる複数の通過口と、前記溶液からの揮発ガスを排気するための排気口と、を有する。前記処理システムは、内側壁部を更に備える。前記内側壁部は、前記容器の内壁面と前記容器内の前記溶液の液面との間に位置する。前記内側壁部は、少なくとも一部が前記排気口に対向している。前記複数の通過口は、前記容器の外側から前記容器の内側に前記対象物を通過させる第1通過口と、前記容器の内側から前記容器の外側に前記対象物を通過させる第2通過口と、を含む。前記容器は、開口を更に有する。前記排気口と前記開口との最短距離が、前記排気口と前記第1通過口との最短距離及び前記排気口と前記第2通過口との最短距離それぞれよりも短い。
以下、実施形態に係る処理システム1について、図1~4に基づいて説明する。
処理システム1は、例えば、工場等に設置され、処理用の溶液9を利用して対象物8を処理(例えば、化学的被覆又は化学的処理)する。対象物8を用いて製造されるデバイスは、例えば、プリント配線基板、半導体装置、コンデンサ、機能性フィルム状デバイス等であるが、これらに限らない。また、溶液9は、例えば、めっき液、重合液、エッチング液、現像液、剥離液、コーティング液、触媒スラリー及び洗浄液の群から選択される1種類の溶液であるが、これらに限らない。溶液9の濃度は、対象物8の処理条件等に応じて予め決められている。
処理システム1は、対象物8を処理するための溶液9が入れられる容器2を備える。容器2は、対象物8を通過させる通過口21と、溶液9からの揮発ガスを排気するための排気口24と、を有する。溶液9からの揮発ガスは、溶液9から揮発した成分を含むガスである。処理システム1は、通過口21を開放した状態で、対象物8を容器2内で溶液9に浸漬させることによって対象物8を処理する。
処理システム1では、巻き出しロール11から巻き出された対象物8が第1通過口22を通過し、溶液9により処理された対象物8が第2通過口23を通過して巻き取りロール12に巻き取られる。例えば、溶液9がめっき液の場合、溶液9により処理された対象物8には、めっき膜が形成されている。例えば、溶液9がピロール(C4H5N)を含む重合液の場合、溶液9により処理された対象物8には、導電性高分子膜が形成されている。
(4-1)処理システム
実施形態に係る処理システム1は、対象物8を処理するための溶液9が入れられる容器2を備える。容器2は、対象物8を通過させる複数の通過口21と、溶液9からの揮発ガスを排気するための排気口24と、を有する。処理システム1は、内側壁部5を更に備える。内側壁部5は、容器2の内壁面20と容器2内の溶液9の液面91との間に位置する。内側壁部5は、少なくとも一部が排気口24に対向している。
実施形態に係る処理方法は、対象物8を処理するための溶液9が入れられた容器2の通過口21(第1通過口22)から対象物8を容器2内に入れ、溶液9を利用して対象物8を処理する。処理方法では、溶液9の揮発ガスを、容器2の内壁面20と溶液9の液面91との間に位置し容器2の排気口24に対向している内側壁部5と、内壁面20と、の間の隙間S1を通して、排気口24から排気させる。
上記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
実施形態の変形例1に係る処理システム1aについて、図6を参照して説明する。変形例1に係る処理システム1aに関し、実施形態に係る処理システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例2に係る処理システム1bについて、図7を参照して説明する。変形例2に係る処理システム1bに関し、実施形態に係る処理システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例3に係る処理システム1cについて、図8を参照して説明する。変形例3に係る処理システム1cに関し、実施形態に係る処理システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
例えば、排気口24は、容器2において溶液9の液面91よりも高い位置(基準高さレベルよりも高い位置)にあればよく、カバー4の上壁41から上方に延出させた延出部44が有する場合に限らない。排気口24は、カバー4の上壁41に形成されていてもよいし、カバー4の外周壁42に形成されていてもよいし、カバー4の上壁41と外周壁42とに跨って形成されていてもよいし、カバー4の外周壁42と溶液槽3の外周壁32とに跨って形成されていてもよい。
本明細書には、以下の態様が開示されている。
2 容器
20 内壁面
21 通過口
22 第1通過口
23 第2通過口
24 排気口
25 開口
3 溶液槽
31 底壁
32 外周壁
33 上面
34 開口部
4 カバー
41 上壁
42 外周壁
44 延出部
5 内側壁部
52 第1内側通過口
53 第2内側通過口
6 排気装置
61 排気ポンプ
7 制御装置
8 対象物
9 溶液
91 液面
11 巻き出しロール
12 巻き取りロール
13 第1ガイドロール
14 第2ガイドロール
15 第3ガイドロール
16 第4ガイドロール
S1 隙間
Claims (12)
- 対象物を処理するための溶液が入れられる容器を備える処理システムであって、
前記容器は、
前記対象物を通過させる複数の通過口と、
前記溶液からの揮発ガスを排気するための排気口と、を有し、
前記処理システムは、
前記容器の内壁面と前記容器内の前記溶液の液面との間に位置し、少なくとも一部が前記排気口に対向している内側壁部を更に備え、
前記複数の通過口は、
前記容器の外側から前記容器の内側に前記対象物を通過させる第1通過口と、
前記容器の内側から前記容器の外側に前記対象物を通過させる第2通過口と、を含み、
前記内側壁部は、
前記内側壁部の厚さ方向から見て前記第1通過口に重なり前記対象物を通過させる第1内側通過口と、
前記内側壁部の厚さ方向から見て前記第2通過口に重なり前記対象物を通過させる第2内側通過口と、を有する、
処理システム。 - 対象物を処理するための溶液が入れられる容器を備える処理システムであって、
前記容器は、
前記対象物を通過させる複数の通過口と、
前記溶液からの揮発ガスを排気するための排気口と、を有し、
前記処理システムは、
前記容器の内壁面と前記容器内の前記溶液の液面との間に位置し、少なくとも一部が前記排気口に対向している内側壁部を更に備え、
前記複数の通過口は、
前記容器の外側から前記容器の内側に前記対象物を通過させる第1通過口と、
前記容器の内側から前記容器の外側に前記対象物を通過させる第2通過口と、を含み、
前記容器は、開口を更に有し、
前記排気口と前記開口との最短距離が、前記排気口と前記第1通過口との最短距離及び前記排気口と前記第2通過口との最短距離それぞれよりも短い、
処理システム。 - 前記対象物を前記容器内で前記溶液に浸漬させることによって前記対象物を処理する、
請求項1又は2に記載の処理システム。 - 前記容器は、
上面に開口部を有する箱状であり、前記溶液が入れられる溶液槽と、
前記通過口及び前記排気口を有し、前記溶液槽の前記開口部の一部を覆うカバーと、を含み、
前記内側壁部は、
前記カバーと前記溶液槽内の前記溶液の液面との間に位置し、少なくとも一部が前記排気口に対向している、
請求項1~3のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記内側壁部は、前記排気口の正面から見て前記排気口の全域に重なっている、
請求項1~4のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記内側壁部は、前記排気口の正面から見て前記排気口よりも大きい、
請求項5に記載の処理システム。 - 前記排気口の正面から見て、
前記内側壁部の外周と前記第1通過口との最短距離が、前記内側壁部の前記外周と前記排気口との最短距離よりも短く、
前記内側壁部の前記外周と前記第2通過口との最短距離が、前記内側壁部の前記外周と前記排気口との最短距離よりも短い、
請求項1~6のいずれか一項に記載の処理システム。 - ロール状に巻回された前記対象物を巻き出す巻き出しロールと、
前記対象物をロール状に巻き取る巻き取りロールと、を更に備え、
前記処理システムでは、
前記巻き出しロールから巻き出された前記対象物が前記第1通過口を通過し、
前記溶液により処理された前記対象物が前記第2通過口を通過して前記巻き取りロールに巻き取られる、
請求項1~7のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記内側壁部の厚さ方向において前記内側壁部と前記容器の前記内壁面との最短距離は、前記内側壁部と前記液面との距離よりも短い、
請求項1~8のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記排気口を通して前記揮発ガスを排気する排気装置を更に備える、
請求項1~9のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記容器は、前記排気口を複数有する、
請求項1~10のいずれか一項に記載の処理システム。 - 前記複数の排気口は、2つの排気口であり、
前記2つの排気口を正面から見たときに、前記2つの排気口が前記容器の外壁面の中心を基準として点対称に配置されている、
請求項11に記載の処理システム。
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