JP7532083B2 - テラヘルツ波システム、テラヘルツ波システムの制御方法、およびテラヘルツ波システムの検査方法 - Google Patents

テラヘルツ波システム、テラヘルツ波システムの制御方法、およびテラヘルツ波システムの検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、テラヘルツ波システムに関する。
特許文献1には、テラヘルツ波を適用したカメラシステムについての記載がある。特許文献1では、アクティブ型のテラヘルツ波カメラシステムにおいて、複数のテラヘルツ波の光源からテラヘルツ波を発生させ、被写体にテラヘルツ波を照射し、被写体で反射したテラヘルツ波を検出することが記載されている。
特開2018-087725号公報
テラヘルツ波は人間の目には見えない不可視の波長帯域の電磁波であるため、光源から所望の周波数のテラヘルツが発生しているかどうかを人間の目で確認することができない。
よって、仮に光源やシステムに何らかの不具合が生じ、光源から所望のテラヘルツが発生していない場合、正常に被写体の撮影を行うことができない。また、光源の回路の寄生容量による発振によって意図しない周波数のテラヘルツ波が生じることもありうる。この場合は、光源の回路には正常動作時と同程度の電流が流れるため、光源の電流をモニタしていてもこの異常を検知することができない。このように、テラヘルツ波の光源の動作を確認する何らかの手段が必要となる。
本発明はかかる問題を鑑みてなされたもので、テラヘルツ波などの電磁波を用いた発信部の動作を確認する方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのテラヘルツ波システムは、電磁波を発生する発信部と、前記電磁波を検出可能な受信部と、前記電磁波を照射している状態の前記発信部を撮影した第1画像情報に基づき、前記発信部の前記電磁波の出力が閾値以上か否かを判定する処理部と、を有することを特徴とする。
本発明の一側面としてのテラヘルツ波システムの制御方法は、電磁波を照射している状態の発信部を撮影した第1画像情報を取得するステップと、前記第1画像情報に基づき、前記発信部の前記電磁波の出力が閾値以上か否かを判定するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によって、テラヘルツ波などの電磁波を用いた発信部の動作を確認する方法を提供することができる。
第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの構成を説明する模式図。 第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステムで撮影された画像とその処理方法を説明する模式図。 第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの動作を説明するフローチャート。 (a)第2実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの構成を説明する模式図、(b)第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステムで撮影された画像を説明する模式図。 (a)第3実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの構成を説明する模式図、(b)第3実施形態のテラヘルツ波カメラシステムで撮影された画像を説明する模式図、(c)第3実施形態のテラヘルツ波カメラシステムで撮影された画像を説明する模式図。 第4実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの構成を説明する模式図。 第5実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの構成を説明する模式図。 (a)~(d)第5実施形態のテラヘルツ波カメラシステムで撮影された画像を説明する模式図。
最初に、テラヘルツ波について説明する。テラヘルツ波は、典型的には0.1THzから30THzの範囲のうち、任意の周波数帯域を有する電波である。テラヘルツ波は、可視光や赤外光と比較して波長が長いため、被写体からの散乱の影響を受け難く、多くの物質に対し強い透過性を有している。また、テラヘルツ波は、ミリ波と比較して波長が短いため、高い空間分解能を得ることができる。これらの特徴を活かし、テラヘルツ波はX線に替わる安全なイメージング技術への応用が期待されている。応用が期待されるイメージング技術とは、具体的には、公共の場所でのボディチェックや監視カメラ等である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。各実施形態のテラヘルツ波カメラシステムは、応用が期待されるボディチェックや監視カメラに適用可能である。尚、以下の実施形態は本発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(第1実施形態)
本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001について、図1~図3を参照して説明する。
図1は、テラヘルツ波カメラシステム1001の構成を説明する模式図である。テラヘルツ波カメラシステム1001は、受信部100、発信部103、発信部104、発信部105、表示部111、及び処理部110を有する。本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001では、受信部100の受信可能な、画角内に発信部103~105が含まれるように配置されている。
発信部103、104、105はそれぞれテラヘルツ波を被写体109に照射する。ここで、照射は放射ともいえる。なお、テラヘルツ波カメラシステム1001は、複数個の発信部を有しているが、発信部の数はこれに限らず、1個でも、2個でも、16個以上であってもよい。発信部103、104、105から照射されるテラヘルツ波の周波数は0.1THz以上30THz以下の範囲のうち、任意の周波数の成分を有するか、単一の周波数であることが好ましい。被写体109として人体を含む場合、多くの衣服類は1THzまで高い透過性を有するため、秘匿物の検査等に用いる場合には、0.3THz以上1THz以下が望ましい。本実施形態では、0.45THzを含む周波数帯を用いているものとする。被写体109は、進行方向112に沿って移動しているものとする。
発信部103には、それぞれがテラヘルツ波を発する複数の発信器106が配されている。例えば、発信部103では、2x2の配列で発信器106が配されている。発信部104には、それぞれがテラヘルツ波を発する複数の発信器107が配されている。例えば、発信部104では、2x2の配列で発信器107が配されている。発信部105には、それぞれがテラヘルツ波を発する複数の発信器108が配されている。例えば、発信部105では、2x2の配列で発信器108が配されている。これら発信器106、107、108の配置方法や数については、テラヘルツ波の強度及び指向性により適宜選択される。
発信器106、107、108は、単一または複数の発信素子によって構成されており、1つのチップとして筐体に実装されている。ここで、筐体はパッケージや実装部材とも称する。発信素子は、共鳴トンネルダイオードのような半導体素子型のテラヘルツ波発信素子や、光励起型のテラヘルツ波発信素子等が適用できる。また、大気とのインピーダンス整合やテラヘルツ波発生効率改善のため、それぞれの発信素子は、アンテナ構造を有することが望ましい。アンテナの大きさは使用する波長と同程度に設計される。
受信部100は、テラヘルツ波を検出可能な素子である。受信部100はテラヘルツ波用のカメラともいえる。受信部100は、受信器102と、光学系101とを有する。受信器102は、複数の画素に区切られたセンサである。光学系101は、受信器102の受信面にテラヘルツ波を集光する。また、光学系101は、受信器102の受信面にテラヘルツ波を結像できる。受信部100は、受信器102と光学系101が一体となって実装されたカメラのような形態をしている。しかし、受信部100は、受信器102と光学系101とが別々の筐体に格納され、組み合わせて設置されていても構わない。
受信器102は、単一または複数の受信素子によって構成されており、1つのチップとして筐体に実装されている。ここで、筐体はパッケージや実装部材とも称する。受信素子は、ボロメータのような熱型の検出素子や、ショットキーバリアダイオードのような半導体型の検出素子等が適用できる。ここで、受信部100はカメラとして画像を検出するため、受信素子の数を画素数と、受信素子のサイズを画素サイズとも称することができる。必要な画素数としては、例えば秘匿物検査の用途であれば、10000画素以上が望ましい。すなわち、受信器102は、100画素×100画素のエリアセンサともいえる。テラヘルツ波の波長は数100μmであるため、1つの受信素子のサイズはこの値に準じる。これらより、受信器102の大きさは、典型的には10mm以上×10mm以上となる。解像度とサイズを鑑みて、画素数は2万画素以上が望ましく、受信器102の大きさは一辺が数10mm以上である。10万画素以上、一辺500mm以上であってもよい。また、大気とのインピーダンス整合やテラヘルツ波の検出効率の向上のため、それぞれの受信素子は、アンテナ構造を有することが望ましい。アンテナの大きさは、使用する波長と同程度に設計される。
光学系101は、受信器102の受信面にテラヘルツ波を結像する。光学系101は、レンズやミラー等の光学素子でありうる。レンズを用いる場合には、レンズ材料として、使用するテラヘルツ波に対する損失が小さい材料を用いることが好ましい。レンズ材料として、例えば、テフロン(登録商標)や高密度ポリエチレンが挙げられる。光学系101は、結像光学系であり、設計は可視光の手法を適用することができる。図1の1点鎖線は、光学系101の光軸を示している。光軸は、受信器102の受信面の重心と一致することが望ましい。また、光学系101の内部に開口絞りを設けてもよい。開口絞りを絞ることで、すなわちF値を大きくすることで、被写体深度を深くすることができる。つまり、広範囲の被写体の像を得ることができる。しかし、F値を大きくすると光学系101を透過するテラヘルツ波の強度が低下してしまう場合がある。絞りは、発信部103、104、105からのテラヘルツ波の強度を鑑みて調整することが望ましい。
処理部110は、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、記憶デバイス等を備えたコンピュータ等の処理装置である。受信部100で取得した画像情報は処理部110に送られ、処理部110にて信号処理が行われる。処理部110の機能は受信部100に設けられていてもよい。処理部110は、後に説明する判定や、信号処理や、テラヘルツ波カメラシステム全体の制御を行うことができる。すなわち、処理部110は、判定部や、信号を処理する信号処理部や、制御部を含みうる。また、処理部110は1つのコンピュータ等の処理装置である必要はなく、少なくとも一部の処理がクラウドで行われていてもよい。また、一部の処理がAI(Artificial Intelligence)によって行われてもよい。本実施形態では、処理部110が判定部や、信号処理部や、制御部を含む形態を示しているが、判定部や、信号処理部や、制御部が別に設けられていてもよい。
表示部111は、処理部110のコンピュータのモニタであってもよいし、画像を表示するために用意されたものでもよい。表示部111は、処理部110で形成された画像情報に基づく画像を表示する。
図1において、本実施形態の説明のため、次のような発信器があるものとする。発信部104の1つの発信器107aは、テラヘルツ波が発生していない、あるいは寄生発振等によって所望の周波数とは異なる電磁波が発生しているものとする。また、発信部105の発信器108aは所望の周波数のテラヘルツ波を発生しているものの強度が低下しているものとする。発信器107a、108aは、万が一に生じる不具合を想定した例であり、便宜的に設定したものでありうる。
図2は、図1のテラヘルツ波カメラシステム1001が取得した画像を説明する模式図である。図2(a)は、被写体109を撮影した画像を示している。この撮影は、本撮影で行われ、この画像から例えば秘匿物の検出を行う。本撮影は、被写体を撮影する場合を意味する。本実施形態では、被写体109の進行方向112に対して垂直な方向、すなわち被写体109の側面を撮影した画像を示している。撮影方向は、用途に応じて変更してもよい。撮影方向とは、光学系101の光軸の向きで特定可能である。また、本実施形態では、受信部100は、被写体109にて反射したテラヘルツ波を検出する場合を想定しているが、被写体109を透過したテラヘルツ波を検出することもできる。従って、受信部100と発信部103~105の位置関係以外の、その他の受信部100と被写体109との位置関係や、被写体109と発信部103~105との位置関係は、適宜変更できる。
図2(b)は、発信部103~105を撮影した画像を示している。この画像は、被写体109がいない状態、あるいは被写体109が受信部100の画角範囲の外にある状態で行う。図2(b)の画像は、発信部103~105から発生するテラヘルツ波の強度に応じた明暗像の2次元分布となっている。強度が高いほど明るい像となる。図2(b)の画像には、図1の各発信部103~105と、発信器106~108に対応した部分に同一の符号を付している。ここで、発信器106~108に対応する像に対して、発信器107aと発信器108aに対応する像は明暗が異なる。図2(c)は、図2(b)の破線212におけるテラヘルツ波の出力を示した模式図である。縦軸が出力である。出力は、強度ともいえる。
図2(b)の発信器107aに対応した部分は暗くなっており、所望のテラヘルツ波の帯域での信号が無い。図2(c)の発信器107aに対応した出力は0である。従って、発信器107aは、所望の周波数のテラヘルツ波を発生していないことがわかる。また、図2(b)の発信器108aに対応した部分は、発信器107aに対応した部分よりも明るいが、他の部分よりも暗い。図2(c)の発信器108aに対応した出力は他の出力に比べて低い。従って、発信器108からは所望の周波数のテラヘルツ波が発生しているものの、強度が低下していることがわかる。
強度低下を検出する方法として、例えば、図2(c)のように予め許容できる下限の閾値213を決めておき、この閾値を下回るかどうかで判定する方法がある。また、出力の求め方は、図2(b)に示す1次元の方向である破線212における出力強度を基準としてもよいし、あるいは図2(b)の画像から領域を特定し、各領域の出力に基づいて設定してもよい。各領域の出力は、各領域の画素の出力の合算値や、各領域の画素の出力の平均値など任意の設定が可能である。また、各領域の出力は、各領域の1つの画素の出力のみを基準にしてもよい。この判定の処理は、図1の処理部110で行っているが、受信器102の読み出し回路内に判定回路を設けてもよい。このようにして、発信部検査を行うことができる。
図3(a)は、発信部検査の動作を説明するフローチャートである。まず、発信部の動作状態を確認する(ステップS300)。これによって、発信部がテラヘルツ波を照射しているのか、否かを確認する。動作状態によっては、発信部の動作を切り替えるサブフローを行ってもよい。また、動作状態によって次のステップS301をスキップするフローを入れてもよい。次に、テラヘルツ波の照射を開始する(ステップS301)。発信部103~105が動作しテラヘルツ波が照射される。なお、既に照射状態にある場合には、照射状態を維持する。照射状態を明時とも称する。次に、発信部103~105の撮影を行う(ステップS302)。受信部100が発信部103~105から照射されるテラヘルツ波を検出する。照射状態で取得された画像を明画像とも称する。検出された信号あるいは信号に基づく画像から、発信部103~105の出力が閾値以上か否かを判定する(ステップS303)。閾値以上の場合(Y)、検査は完了となる。閾値以下の場合(N)、例えば、処理部110は指示を出し、表示部111に警告を表示する(ステップS304)。また、閾値以下の場合(N)、例えば、処理部110は、アラート音を発する等の動作を行うことができる。このような動作によって、視認できない発信部103~105の動作を確認することができる。
なお、図2(b)に示す画像には、受信器102の回路起因による空間的なノイズやシェーディングが重畳する場合がありうる。この場合には、次のような動作を行うことが望ましい。図3(b)は、発信部検査の別の動作を説明するフローチャートである。図3(b)において図3(a)と同じ動作については、説明を省略する。まず、テラヘルツ波の照射を停止する(ステップS311)。例えば、発信部103~105が動作を停止しテラヘルツ波の照射が停止される。または、発信部103~105がテラヘルツ波の照射を停止するように動作する。あるいは、発信部103~105の前に、テラヘルツ波を遮断する部材が配される。なお、既に非照射状態にある場合には、非照射状態を維持する。非照射状態を暗時とも称する。次に、非照射状態で、発信部103~105を撮影する(ステップS312)。非照射状態で撮影した画像を暗画像(ダーク画像)とも称する。次に、ステップS301とステップS302の動作を行う。そして、信号処理(ステップS313)を行う。信号処理では、明画像の情報から暗画像の情報を除去する処理を行う。暗画像は基準となる信号である。つまり、信号処理では、明画像から基準となる信号を除去する処理である。次に、信号処理を行った状態で判定を行い(ステップS303)、完了あるいはステップS304が実行される。このような処理を行うことで、ノイズを低減することができ、ステップS303の判定の精度を向上することができる。判定の精度の向上によって、発信部103~105の動作不良の検出精度を向上させることができる。
所定の時間の中でランダムに生じるノイズがある場合には、次のような動作を行うことができる。図3(a)に示すフローにおいて、ステップS302を複数回行い、複数の明画像を平均化してもよい。平均化した画像を基に、ステップS302を行うことができる。また、図3(b)に示すフローにおいて、所定の時間の中でランダムに生じるノイズがある場合には、ステップS312を複数回行い、複数の暗画像を平均化してもよい。ステップS313において、明画像から平均化した暗画像の情報を除去することができる。また、図3(b)に示すフローにおいて、所定の時間の中でランダムに生じるノイズがある場合には、ステップS302とステップS312をそれぞれ複数回行い、複数の明画像と複数の暗画像をそれぞれ平均化してもよい。ステップS313において、平均化した明画像から平均化した暗画像の情報を除去することができる。このような処理によって、時間的にランダムに生じるノイズを低減することができる。よって、発信部103~105の動作不良の検出精度を向上させることができる。
また、ステップS301とステップS302では、次のような動作を行ってもよい。例えば、ステップS301にて、発信部103~106の全てを照査状態にし、ステップS302を行うことができる。また、発信部103~105を輪番で非照射状態から照射状態にし、都度、撮影を行うことができる。すなわち、ステップS301とステップS302を発信部103~105の動作状態を変えて、複数回行う。まず、ステップS301では、発信部103を照射状態にし、発信部104と発信部105を非照射状態にする。そして、ステップS302を行う。再び、ステップS301を行い、発信部103と発信部105を非照射状態にし、発信部104を照査状態にする。そして、ステップS302を行う。再度、ステップS301を行い、発信部103と発信部104を非照射状態にし、発信部105を照査状態にする。そして、ステップS302を行う。発信部103~105だけでなく、発信器106~108の1つ1つを順次点灯し、都度、撮影する方法であってもよい。あるいは特定の発信部や発信器だけを検査対象として点灯させて撮影してもよい。
ステップS302やステップS312の撮影は、1フレーム(静止画)でも、不連続な複数フレームでも、時間的に連続したフレーム(動画)でもよい。動画の場合には、画像の中から1フレーム分のデータを抽出して処理を行うことができる。
また、予め発信部や発信器の数量、配列関係の情報を処理部110に保持しておくこともできる。例えば、2×2配列の4つの発信器をそれぞれが持つ3つの発信部103~105が一列に並んでいる等の情報である。この情報によって、発信部や発信器を撮影した画像から、個々の発信部や発信器を抽出することができる。また、AIを用いて、画像から個々の発信部や発信器を抽出することもできる。AIは処理部110あるいはクラウドなどに設けることができる。このような処理によって、表示部111で発信部103~105の状態を表示することができる。よって、発信部検査の効率化および利便性の向上の少なくとも1つが可能となる。
また、テラヘルツ波カメラシステム1001は、予備の発信部(不図示)を有することができる。ステップS304の後に、予備の発信部を替わり動作させることができる。また、ステップS304の後に、各発信部103~105の出力を上げることも可能である。
図3(a)及び図3(b)に示した発信部検査の動作フローは、テラヘルツ波カメラシステムを運用場所に設置した時、定期的なメンテナンスを行う時、テラヘルツ波カメラシステムを動作開始する時に実施することができる。また、発信部検査フローは、本撮影の間に都度実施してもよい。すなわち、ステップS304の後に、本撮影の動作に移行することができる。
また、工程S312で取得するダーク画像は、発信部を発信状態にして取得することも出来る。その場合には、受信部を発信部の方に向けない方法や、受信部あるいは発信部にテラヘルツ波を遮断する遮断部を設け、ダーク画像を取得する際には、遮断部を受信部と発信部との間に移動する。このような動作によって受信部にテラヘルツ波が入射しない状態に、ダーク画像を取得することができる。発信部の状態の切り替え動作によって、発信部や他の部分の動作が不安定になる場合にはこのような方法を行ってもよい。
(第2実施形態)
本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1002について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、テラヘルツ波カメラシステム1002の構成を説明する模式図である。テラヘルツ波カメラシステム1002は、第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001とは、光学系の構成が異なる。光学系401は、図1の光学系101に、フォーカスを調整する調整機構402を加えたものである。なお、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の付番を付し、詳細な説明は省略する。
調整機構402によって、被写体109を撮影する場合は被写体109にフォーカスを合わせ、発信部検査を行う場合は発信部103~105にフォーカスを合わせることができる。
図4(b)は、図4(a)で撮影した画像を示す図である。図4(b)の符号は、図2(b)の符号と同様である。調整機構402によって、電磁波のフォーカスを発信部103~105に合わせて撮影することができる。よって、第1実施形態の像よりも鮮明な像、すなわち精度の高い出力を得ることができる。
このような構成により、受信部100から発信部103~105までの距離が、受信部100から被写体109までの距離と異なるような配置であっても、精度の高い発信部検査を行うことができる。また、発信部の設置の自由度を向上させることができる。
(第3実施形態)
本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1003について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、テラヘルツ波カメラシステム1003の構成を説明する模式図である。テラヘルツ波カメラシステム1003は、第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001に、受信部100の方向を変える可動部500を加えたものである。また、テラヘルツ波カメラシステム1003は、テラヘルツ波カメラシステム1001とは発信部の数や配置が異なる。なお、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の付番を付し、詳細な説明は省略する。
テラヘルツ波カメラシステム1003は、発信部501~506を有する。発信部501~503が1つの組として設けられ、発信部504~506が1つの組として設けられている。発信部501~503と発信部504~506との間に、被写体109が位置する。また、発信部501~503と発信部504~506との間に、受信部100が位置する。可動部500は、受信部100の撮影方向を変更する部材であり、受信部100を支持する部材でもある。発信部501~503の発信部検査を行う場合は可動部500をA方向へ回転させる。発信部504~506の発信部検査を行う場合は可動部500をB方向へ回転させる。可動部500は、処理部110からの信号を受けて動作する。可動部500は、処理部110と通信が可能である。図5(a)では、可動部500は、受信部100を介して処理部110と通信しているが、処理部110と直接、通信してもよい。
図5(b)と図5(c)は、図5(a)の構成で撮影した画像を示す図である。図5(b)は、可動部500をA方向に回転したときに取得した画像であり、図5(c)は、可動部500をB方向に回転したときに取得した画像である。図5(b)には、発信部501~503に対応する像が示されている。図5(c)には、発信部504~506に対応する像が示されている。各白い領域は、それぞれの発信部の発信器に対応している。このような可動部500を有することで、1つの受信部100で、多方向にある複数の発信部の検査を実施することができる。なお、図5(a)の配置にあるように、発信部の照射面と、受信部の受信面とが向い合わせにならない場合には、発信部の指向性やコサイン則によって受信部100で検出される発信部の出力は低くなりうる。このような場合には、出力の判定を行う前に、信号処理を行い、出力を補正することが好ましい。または、閾値の値を変更することが望ましい。なお、撮影する際には、可動部500をA方向またはB方向に動かしながら、連続的に撮影してもよい。なお、第2実施形態のように、光学系101に調整機構を設けることや、広角のレンズを用いることもできる。その場合には、1枚の画像で複数の発信部を撮影することができるが、各発信部の解像度が低下してしまう。そのため、画素数を考慮したうえで実施することが好ましい。
また、発信部検査の際に、反射部材を被写体109の位置に設けてもよい。発信部501~506から照射されたテラヘルツ波を反射部材にて反射し、反射波を受信部100で検出してもよい。反射部材の位置や角度を調整することで、各発信部を正面から撮影した状態として光源検査することもできる。
本実施形態の可動部500は、A方向およびB方向への回転動作、つまり水平方向の動きのみであったが、上下方向を含む任意の方向に動いてもよい。また、可動部500の構造は、一般的な構造を適用することができる。
本実施形態で説明したように、撮影方向を変える可動部500を持つことで、多方向にある複数の発信部の検査を効率的に行うことができる。
(第4実施形態)
本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1004について、図6を参照して説明する。
図6は、テラヘルツ波カメラシステム1004の構成を説明する模式図である。テラヘルツ波カメラシステム1004は、第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001に、別の受信部600を加えたものである。なお、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の付番を付し、詳細な説明は省略する。また、図6において、処理部110と表示部111は不図示である。
受信部600は、受信部100と同様に、光学系601と、受信器602とを有する。発信部103~105から発生したテラヘルツ波のうち被写体109にて反射した成分650が受信器602に結像され、受信器602が信号を検出する。本実施形態では、被写体109からの反射波を検出するため、発信部103~105と、被写体109と、受信部600との位置は、図6に示すようなV字型となっている。換言すると、発信部103~105と被写体109とを結ぶ方向は、被写体109と受信部600とを結ぶ方向と交差する。ここで、受信部100は、発信部103~105の検査を行うために設けられている。被写体109が存在しないタイミングで、発信部検査を行うことができる。
このような構成によって、被写体109の撮影を行う受信部600と、発信部検査を行う受信部100とが別に設けられているため、フォーカスや撮影方向を固定するなどして各構成を簡略化することができ、効率的に発信部検査と撮影を行うことができる。
(第5実施形態)
本実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1005について、図7、図8を参照して説明する。
図7は、テラヘルツ波カメラシステム1005の構成を説明する模式図である。テラヘルツ波カメラシステム1005は、第1実施形態のテラヘルツ波カメラシステム1001に、受信部700と、発信部703~705とを加えたものである。受信部100は被写体109の背面を撮影し、受信部700は被写体109の正面を撮影する。なお、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の付番を付し、詳細な説明は省略する。また、図7において、処理部110と表示部111は不図示である。図8は、図7の構成で撮影した画像である。図8は、図2(b)と同様に対応する構成と等しい付番を付している。
テラヘルツ波カメラシステム1005において、各部の配置は次のようになっている。受信部100は発信部103~105に対向して配され、受信部700は発信部703~705に対向して配されている。受信部100と発信部103~105とを結ぶ方向は、受信部700は発信部703~705とを結ぶ方向と交差する。
受信部700は、受信部100と同様に、光学系701と、受信器702とを有する。発信部103~105から発生したテラヘルツ波のうち被写体109にて反射した成分750が受信器702に結像され、受信器702が信号を検出する。
テラヘルツ波カメラシステム1005の動作を、図3(a)を参照して説明すると次のようになる。ステップS301とステップS302において、受信部100は発信部103~105を撮影し、受信部700は発信部703~705を撮影する。ここで、取得した画像に基づき、発信部103~105と発信部703~705の検査が行われる。ここで、ステップS301とステップS302は、発信部103~105のみに実施する場合と、発信部703~705のみに実施する場合と、両方に実施する場合があるが、それぞれ対応した受信部100あるいは受信部700を用いる。図8(a)は受信部100が発信部103~105を撮影した際の像であり、図8(b)は受信部700が発信部703~705を撮影した際の像である。
本撮影の際には、次のような動作を行う。発信部103~105から照射されたテラヘルツ波は、被写体109の正面側にて反射し、反射した成分750を受信部700が受信する。これによって、被写体109の正面側の像を取得することができる。発信部703~705から照射されたテラヘルツ波は、被写体109の背面側にて反射し、反射した成分751を受信部100が受信する。これによって、被写体109の背面側の像を取得することができる。図8(c)は受信部700が被写体109を撮影した際の像であり、図8(d)は受信部100が被写体109を撮影した際の像である。
被写体109の正面と背面とが撮影可能なテラヘルツ波カメラシステム1005において、このように被写体109の撮影と発信部の検査を行うことができる。これによって、テラヘルツ波カメラシステム1005の全体のシステムの簡略化に繋がり、効率的に光源検査を行うことができる。
以上、本発明についていくつか実施形態を説明したが、これらの実施形態に限らず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能であり、上述の各実施形態のテラヘルツ波カメラシステムの各構成はお互いに組み合わせて使用できる。
また、各実施形態において受信部、発信部、可動部による動作を全てシステム化して自動制御してもよい。具体的には、発信部の点灯・消灯動作、可動部の回転による撮影方向の変更、受信部のフォーカスの調整、撮影、および定期的な発信部の検査といった動作が挙げられる。これらの動作を自由に組み合わせて自動化することで、人による作業負荷を軽減することができる。
100 受信部
101 光学系
102 受信器
103~105 発信部
106~108 発信器
109 被写体
110 処理部
111 表示部
1001 テラヘルツ波カメラシステム

Claims (7)

  1. 電磁波を発生する複数の発信部と、
    前記電磁波の検出が可能な複数の受信部と、
    前記電磁波を照射している状態の前記発信部を撮影した第1画像情報に基づき、前記発信部の前記電磁波の出力が閾値以上か否かを判定する処理部と、を有し、
    前記複数の発信部は第1の発信部と第2の発信部とを含み、
    前記複数の受信部は第1の受信部と第2の受信部とを含み、
    前記第1の発信部と前記第1の受信部とは対向して配され、
    前記第2の発信部と前記第2の受信部とは対向して配され、
    前記第1の発信部と前記第1の受信部とを結ぶ方向は、前記第2の発信部と前記第2の受信部とを結ぶ方向と交差し、
    前記処理部は、前記電磁波を照射している状態の前記複数の発信部を撮影する第1動作と、前記電磁波を照射していない状態の前記複数の発信部を撮影する第2動作と、前記電磁波を照射している状態の前記複数の発信部を撮影する第3動作の制御が可能であり、
    前記第1動作及び前記第2動作を被写体がいない状態で行い、
    前記被写体が前記第2の受信部の画角内にいる状態で前記第3動作を行い、
    前記第1動作及び前記第2動作において、前記第1の発信部から照射される電磁波を前記第1の受信部が撮影し、
    前記第3動作において、前記第1の発信部から照射され前記被写体で反射される電磁波を前記第2の受信部が撮影することを特徴とするテラヘルツ波システム。
  2. 前記電磁波はテラヘルツ波であることを特徴とする請求項1に記載のテラヘルツ波システム。
  3. 前記電磁波の周波数帯は、0.1THz以上30THz以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のテラヘルツ波システム。
  4. 前記第1の受信部に前記電磁波を集光するための光学系を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテラヘルツ波システム。
  5. 前記光学系は、フォーカスの調整機構を有することを特徴とする請求項4に記載のテラヘルツ波システム。
  6. 前記第1動作は、少なくとも前記複数の発信部の状態を確認するステップと、前記電磁波を照射している前記複数の発信部を撮影するステップと、を含み、
    前記第2動作は、少なくとも前記複数の発信部の状態を確認するステップと、前記電磁波を照射していない状態の前記複数の発信部を撮影するステップとによって取得されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のテラヘルツ波システム。
  7. 前記処理部は、前記第1動作によって前記第1画像情報を取得し、前記第2動作によって第2画像情報を取得し、前記第1画像情報から前記第2画像情報を除去する処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のテラヘルツ波システム。
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