JP7531212B2 - 時間貸しスペースの管理方法および管理システム - Google Patents
時間貸しスペースの管理方法および管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7531212B2 JP7531212B2 JP2020143976A JP2020143976A JP7531212B2 JP 7531212 B2 JP7531212 B2 JP 7531212B2 JP 2020143976 A JP2020143976 A JP 2020143976A JP 2020143976 A JP2020143976 A JP 2020143976A JP 7531212 B2 JP7531212 B2 JP 7531212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- period
- reservation
- time
- reception
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007726 management method Methods 0.000 title description 110
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 123
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 41
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 27
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 82
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 31
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 21
- 230000008859 change Effects 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000006870 function Effects 0.000 description 13
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 12
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 2
- 238000013475 authorization Methods 0.000 description 1
- 238000012508 change request Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000012549 training Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
なお、第1条件中の上限値として、たとえば、1回の利用につき認められる最大の長さ時間を設定することができるが、それより長い時間または短い時間を上限値にしても差し支えはない。
たとえば、利用可能期間の利用期間より後の範囲を識別コードの入力を行った利用者以外の人の利用を禁じる延長保証期間とし、この延長保証期間が終了するまで利用期間を延長可能とすることができる。または、延長保証期間の長さに一定の上限値を定め、利用可能期間と利用期間との差および上記の上限値のいずれか短い方の長さの延長保証期間を設けてもよい。
前記受付手段に、前記スペースの利用期間の延長を申し込む操作を受け付ける機能を持たせ、
前記設定手段により設定された利用期間の長さがあらかじめ定めた上限値より短いことを条件として、当該利用期間が開始されてから前記上限値の時間が経過するまでの期間のうちの当該利用期間を除く期間を当該利用期間にかかる利用者以外の人の利用の申し込みを禁じる延長保証期間に設定し、前記利用期間中または利用期間が終了してから所定の許容時間が経過するまでの間に前記受付手段が前記延長を申し込む操作を受け付けたことに応じて、前記利用期間の終了後も前記フラグデータを前記利用中を示す値で維持する処理を、前記延長保証期間が終了するまで実行可能とする、
ことを特徴とする時間貸しスペースの管理方法。
前記受付手段に、前記スペースの利用期間の延長を申し込む操作を受け付ける機能を持たせ、
前記設定手段により設定された利用期間の長さがあらかじめ定めた上限値より短いことを条件に、この上限値と前記利用期間の差の値および当該上限値より短い一定の時間のいずれか短い方の長さの期間を当該利用期間にかかる利用者以外の人の申し込みを禁じる延長保証期間として前記利用期間に連続させて設定し、前記利用期間中または利用期間が終了してから所定の許容時間が経過するまでの間に前記受付手段が利用期間の延長を申し込む操作を受け付けたことに応じて、前記利用期間の終了後も前記フラグデータを前記利用中を示す値で維持する処理を、前記延長保証期間が終了するまで実行可能とする、ことを特徴とする時間貸しスペースの管理方法。
この実施例の管理システムSMは、パソコン作業やテレビ会議などに利用するためのブース(一人で利用する個室タイプのもの)を、利用の申し込みおよび利用料金の支払いに応じて申込者に利用させるビジネスを運営するためのコンピュータネットワークシステムである。
多くの管理システムに倣って、この実施例でも、各受付情報に固有のコードを含めるようにしている。以下、このコードを「受付コード」という。この実施例の受付コードは、種別コード(「RV」または「CU」)の後に、ブースID(図示例中のA001)および通し番号(20123456)を順に連ねた構成である。種別コードの「RV」は事前予約を意味し、「CU」は当日利用を意味する。
この実施例のブース1の本体の一側部には、開閉可能な扉13を有する出入り口12が設けられ、その出入り口12から入って正面にあたる壁面にタッチパネル101,料金決済用装置102,電源コンセント103が設けられる。また、出入り口12から入って左手側の奥部に作業用のテーブル14が設けられ、その前に椅子15が配置される。さらにテーブル14の側の壁面の幅中央部の適所に照明用ランプ16が設けられ、左右のコーナー部にスピーカー17が設けられる。前述したブース内制御装置10は、テーブル14の天板の裏面の奥部(テーブルに向かって右手寄りの壁面に近い位置)に取り付けられる。
さらに、ブース1の扉13の隣の位置にあたる壁部分には、案内表示用の液晶パネル19が設けられる。この液晶パネル19には、ブース1の状態(空いているか、利用中かなど)や当日の予約の状況が表示される。また、ブース1が利用されている間は、終了予定時刻または利用期間の残り時間や後述する延長保証期間の有無などを表示することもできる。
この実施例のブース1には、図3に示した設備のほか、利用者の出入りを検出するための人感センサ111および光電センサ112、換気扇18、扉13を施錠するための電子錠装置104などが設けられる。
この実施例では、1回の申し込みで利用できる時間の長さに下限値T0と上限値Tmaxとを設け、上限値Tmaxを超えない範囲でT0に一定の単位時間T1を所定単位数分加算する方法によって、利用期間の長さを定める。以下、下限値T0を「基本時間T0」と言い、T0により定められる期間を「基本利用期間」と言う。また利用が可能な期間を「利用可能期間」と言い、その期間の長さの上限値Tmaxを「最大利用可能時間Tmax」と言う。
この実施例では、入室時の受付処理で受付情報が変更されることが多い(詳細は後述する。)という事情や、利用期間が終了しても利用者がすぐにブース1から退出しない可能性を考慮して、各々の利用者の利用期間の間に少なくとも一定長さφTの空き期間が生じるようにしている。したがって、たとえば、既に入っている予約の直後の未保証の利用可能期間中に予約を入れたい場合でも、図6に示すように、先の予約の利用期間および延長保証期間が経過し、さらに緩衝時間φTが経過した後でなければ、予約を入れることはできない。以下、このφTを「緩衝時間」と言い、φTに基づく期間を「緩衝期間」と言う。
この実施例では、ブース1への入室から予約による利用開始時刻が到来するまでの期間の時間長さTfが最大利用可能時間Tmaxを超えないことと、入室から利用開始時刻までの間に他の予約が入っていないこととを前倒し利用の条件としている。
図8(a)は、後続予約が入ったために90分に短縮された利用可能期間を、その短縮分より長い40分の前倒しによって最大値の120分に延ばした事例を表し、図8(b)は、後続予約が入ったために消失した未保証の利用可能期間を前倒し利用によって復活させた事例を表している。これらの例のように、利用を開始する前に後続予約が入って利用可能期間が短縮された場合は、前倒し利用を行うことによって利用可能期間を延ばすことができる。
図9は、開始予定時刻より後の時刻からの利用(遅刻利用)を認める事例(a)(b)(c)と認めない事例(d)とを、利用を認めるかどうかを判断するためのパラメータと共に表したものである。
この実施例では、予約が入っていない時間帯に基本セット時間ST(ST=T0+ETmax+φT)以上の空き時間があれば、当日利用の申し込みを受け付ける。この場合も前倒し利用のときと同様に、直近の予約の開始予定時刻までの時間の長さTαに応じて利用可能期間の長さを定め、その利用可能期間を超えない範囲で利用者に利用期間の長さを選択させる。またその選択により定められた利用期間が利用可能期間より短かった場合には、ETmaxまでの範囲で延長保証期間を設定する。
まず、当該情報処理に用いられる主要なパラメータ(すでに説明したものも含む。)を列挙して、簡単に説明する。
T0 基本利用時間 (利用期間の長さの最小値;具体例では30分)
T1 単位時間(基本利用時間に加算される一単位分の時間;具体例では10分)
Tmax 最大利用可能時間 (利用可能期間の長さの最大値;具体例では120分)
ETmax 延長保証期間の最大値 (具体例では20分)
φT 緩衝時間 (各利用の間に設けられる空き時間;具体例では10分)
ST 基本セット時間 (T0+ETmax+φT; 具体例では60分)
μT ブース1入室後の受付処理のための時間 (たとえば60秒)
LmT 操作待機の上限時間 (たとえば10秒)
NG1 妨害音の出力を開始するタイミングを表す許容時間
NG2 管理者モードに移行するタイミングを表す許容時間
NG1,NG2は、利用期間の残り時間で表されるため、負の値になる(たとえば、NG1=-60秒、NG2=-90秒)。
LT 利用可能時間 (利用可能期間の長さ)
(T0+ETmax)~Tmaxの範囲で変動する。
ただし、この実施例ではT1の単位で変動するようにしている。
T 支払い料金に応じた利用時間 (上記と同様にT1の倍数になる。)
Trv 予約時間(開始予定時刻から終了予定時刻までの時間長さ)
N 延長可能な時間長さの単位数(以下、「延長可能単位数」という。)
RT 利用期間の終了予定時刻までの残り時間 (以下、単に「残り時間」という。)
ET 延長保証時間 (延長保証期間の長さ) 0~ETmaxの範囲で変動する。
Tf 対象予約の開始予定時刻までの時間
Te 対象予約の終了予定時刻までの時間
Tα 対象予約の次に入っている予約(後続予約)の開始予定時刻までの時間
Tβ 対象予約の終了予定時刻から必須終了時刻までの時間
Tγ 終了予定時刻から延長制限後の必須終了時刻までの時間
ヒトが在室中のブース1の状態を以下の4つに分けて管理する。
0:利用前の受付中
1:利用中(延長可能)
2:利用中(延長不可)
3:退出勧告中
延長制限がかかっているかどうかを以下の値により表す。
0:延長制限はかかっていない状態(オフ状態)
1:延長制限がかかっている状態(オン状態)
以下、これらのフローチャートを参照して、管理サーバ2、ブース内制御装置10の各々で実施される処理を、順を追って説明する。
この処理には、予約希望者の通信端末装置3からの新規予約の申し込みに対する処理(ステップS1~S26)、当日利用を受け付けたブース内制御装置10から新規受付情報を受けて、その情報を該当するブース1の受付情報テーブルに保存する処理(ステップS27~S29)、ブース内制御装置10からの受付情報の変更または削除の通知への対応(ステップS30~S32)が含まれる。これらのうち、ステップS27~S29およびS30~S31の処理については、後述するブース1側の処理に関連づけて説明することにし、新規予約の申し込みに対する処理について、以下に詳述する。
なお、煩雑になるのでフローチャートでは省略したが、ステップS4で求めた予約時間Trvが、その予約開始時刻より後の空き時間の長さを超えたときは、予約希望者の通信端末装置3にエラーメッセージが送信され、ステップS3に戻る。
具体的には、(LT―Trv)の値が最大延長保証時間ETmax以上であれば、ETをETmaxとする(ステップS10)。LTとTrvとの差が0より大きくETmaxより小さい場合には、その差の値(LT-Trv)をETとする(ステップS12)。(LT-Trv)が0の場合(すなわち利用可能時間の全てが予約された場合)にはETの値を「延長不可」を表す0とする(ステップS11)。
上記の条件に該当する先行予約がない場合(ステップS19が「NO」)には、ステップS20,S21はスキップされる。
以上をもって予約の申し込みに対応する処理は終了する。
ブース内制御装置10の制御部100は、起動の直後に管理サーバ2にアクセスして、自装置の本日の受付情報テーブルをダウンロードし、以後、人感センサ11および光電センサ12からの検出信号によりブース1へのヒトの入室を検出する都度、このテーブル内の受付情報に基づき、以下に述べる受付処理を実行する。
(A)主としてブース1に入った利用者への初期対応に相当する処理(図11)と、
(B)予約利用の利用者に対応する処理(図12-1,図12-2,図12-3)と、
(C)当日利用の利用者に対応する処理(図13)と、
(D)上記の(A)(B)(C)に並列して実施される利用開始前管理(図14)と
が含まれる。
人感センサ111および光電センサ112からの検出信号によりブース1にヒトが入ったことが検出されると(ステップS101が「YES」)、制御部100は、音声および表示の双方により、「いらっしゃいませ」等の挨拶や利用案内のメッセージを出力する(ステップS102)。ついで、状態フラグstfに「受付中」を表す値0を設定すると共に、残り時間RTに受付処理のための時間μTを設定し(ステップS103)、(D)利用開始前管理(図14)をスタートさせる(ステップS104)
上述した初期対応によれば、予約利用受付の対象者は、予約期間が開始されてから入室した遅刻利用の対象者と、予約期間前に入室した前倒し利用の対象者とに分かれると考えられる(予約期間の開始予定時刻ちょうどに入室した人はどちらに振り分けても良いが、実際の利用開始は入室より遅くなるので、この実施例では遅刻利用として取り扱う。)。
制御部100は、まず対象予約の開始より前に他の人の予約(先行予約)が入っていないかチェックし(ステップS122)、先行予約がなければ、対象予約の開始予定時刻までの時間Tfを算出し(ステップS123)、その値を最大利用可能時間Tmaxと比較する(ステップS124)。TfがTmaxより小さい場合(ステップS124が「NO」)には前倒し可能と判定してステップS125(図12-2)に進み、対象予約の終了予定時刻までの時間Teを算出する。このTeが最大利用可能時間Tmaxより小さい場合(ステップS126が「NO」)には、制御部100は後続予約の開始予定時刻までの時間Tαを算出し(ステップS127)、そのTαの値を(Tmax+φT)と比較する(ステップS128)。
LT←floor((Tα-φT)/T1)×T1
上記の送信を受けた管理サーバ2では、受信した受付情報に含まれる受付コードにより対象のブース1を特定し、そのブース1の受付情報テーブル中の受付コードに対応する受付情報を受信した情報に置き換える処理を実行する(ステップS30,S31)。そして、受付情報の送信元のブース内制御装置10に対し、受付情報の更新が完了した旨の通知を送信する(ステップS32)。なお、管理サーバ2では、事後対応のために、変更前の受付情報も削除されずに、初期情報として一定期間保存される。
制御部100は、まず遅刻利用の受付が可能かどうかを判断するために、現時点から(T0+φT)以内に後続予約の開始予定時刻が入っていないかどうかをチェックする(図12-1のステップS148)。該当する後続予約が見つからなければ、制御部100は遅刻利用可能と判定して、図12-3に示す主要手順に進む。
ステップS148において、T0+φT以内に後続予約の利用開始時刻が含まれると判定した場合の制御部100はステップS169に進み、「利用不可」を通知する画面を表示する。さらにその通知から所定時間後に、退出を勧告する通知を表示および音声の双方で行い(ステップS170)、状態フラグstfの値を3に変更する(ステップS171)。その後は後述する利用中管理の処理下で退出が検出されるまで待機し、退出が検出されたこと(ステップS172が「YES」)に応じて受付処理を終了する。
この受付処理は、図11のステップS105およびS113の判定によって、利用者が入室してから少なくとも基本セット時間ST分の空き時間があることが確認され、その確認に応じて表示された画面G2内の「当日利用」が選択されたことに応じて実行される。この手順は前倒し利用の受付処理に共通するところが多いので、以下、簡単に説明する。
上記新規受付情報の送信を受けた管理サーバ2では、ステップS27が「YES」となってステップS28に進み、受信した受付情報に含まれる受付コード中のブースコードから対象のブース1を割り出し、当該ブース1用の受付情報テーブルに受信した受付情報を保存する。この保存によって、予約サイトのスケジュール情報にも、当日利用による利用期間や延長保証期間が予約済みの期間として反映される。
さらに管理サーバ2は、受付情報の送信元のブース内制御装置10に登録完了を通知する(ステップS29)。
この処理は、図11~13の処理が何らかの原因でスムーズに進まなかった場合や、退室勧告に応じて利用者が速やかに退室しなかった場合に対処することを主目的とするもので、図11のステップS104より後の一連の手順に並列して実行される。
ここまでに説明した手順によりブース1の利用が許可されて状態フラグstfが1または2に変化すると、図15(15-1~15-4の4図に分割している。)に示す利用期間中管理に移行する。また図15-1のステップS320および図15-3のステップS336では、図16に示す延長処理をサブルーチンとして実行する。
画面G8に設けられた終了ボタンは、ブース1内での作業を終えた利用者が退出の目的で扉を解錠するために操作するボタンであるが、延長ボタンと間違えるなど、誤って終了ボタンに触れてしまう可能性もある。そこでこの実施例では、終了ボタンの操作に応じて確認画面G9を表示し(ステップS311)、確認画面G9で「いいえ」のボタンが操作された場合(ステップS312が「NO」)は、終了操作をキャンセルして判定ループに戻る。
ステップS307は、stfが1の状態下で有効化された延長ボタンが操作されたときのみ「YES」となる。この「YES」判定が出るとステップS320に進んで、図16に示す延長処理がサブルーチンとして実行される。以下、この図16と図18の画面の事例を参照して、説明する。
一方、(ET-ΔT)が0以下となった場合、すなわち延長保証時間を全て使用して延長が行われた場合(ステップS407が「NO」)には、ETの値を0に変更する(ステップS409)。
また、この実施例では、延長処理完了直後の画面G8-5に重ねて、一定時間、延長の内容を表すメッセージが表示されるが、このメッセージは音声で出力してもよい。
この変更要求を受けるのは、延長保証期間より後に未保証の利用可能期間があり、後者の期間内に他の予約が入ったために必須終了時刻の変更が必要になったケースに相当する。したがって、当該通知が通知されるのも、状態フラグstfが1の場合のみである。
利用者の退室が検出されることがないまま残り時間RTが許容値NG1に達した場合には、制御部100は、上記の延長制限フラグrtfがオンになっていないことを条件に(図15-1のステップS310が「NO」)、図15-3の退室誘導処理に進んで電源コンセント103をオフにすると共に扉12のロックを解除し(ステップS329)、妨害音の出力やアラーム通知を開始する(ステップS330)。
上記実施例の設定では、利用者が選択した利用時間と延長保証期間とを合わせた時間より利用可能期間が長くなる場合、延長保証期間より後の時間帯に延長制限がかかる可能性があるが、利用可能期間の利用期間より後の範囲全体を延長保証期間にしてもよい。すなわち、利用時間の長さにかかわらず、利用可能期間が一定の長さに維持されることになる。こうすれば、利用者は延長制限を受ける心配なく、延長料金を支払うことを前提に、利用可能期間が終了するまで安心してブース1を利用することができる。
図4に示したブース1の構成例では、ブース1の利用状況や予約状況などの情報を表示する目的でブース1の外部に液晶パネル19を設けたが、この液晶パネル19をタッチパネルに変更し、案内表示機能のほかに操作部としての機能も持たせても良い。または出入り口12の付近だがブース1から離れた場所に、受付専用の機器を配備してもよい。
たとえば、ブース1の外で利用の形態の選択や受付コードの入力を受け付けて、利用可能と判定されたときに扉13を解錠して利用者を入室させ、利用時間の選択や料金の支払いをブース1内で行う、というスタイルが考えられる。
上記実施例では、後続の予約の利用予定期間と重ならずに基本時間T0以上の利用が可能であれば、遅刻利用を認めたが、遅刻利用の条件をより厳しくして、たとえば予定開始時刻から基本時間T0が経過した後は利用不可としてもよい。その場合でも、利用不可とした予約を強制キャンセルして、当日利用ができるようにすれば、基本利用時間T0を上回る大幅な遅刻をした予約者にも当日利用枠で対応することができる。また、予約者が現場に来ることがなかった場合には、他の人が当日利用枠で利用することもできる。
上記実施例では、ブース内制御装置10にも自装置の受付情報テーブルを保存し、受付情報を照合した処理を行う場合はこの受付情報テーブルを参照するようにしたが、これに代えて、受付情報は管理サーバ2のみに登録し、ブース内制御装置10が適宜管理サーバ2にアクセスして、受付情報を照合するようにしてもよい。
なお、管理システムが導入されるスペースの種類によっては、受付処理時の情報の案内は音声のみで行うようにしてもよい。
1 ブース
2 管理サーバ
3 利用者の通信端末装置
10 ブース内制御装置
12 出入り口
100 制御部
101 タッチパネル
102 料金決済用装置
105 通信回路
106 電源回路
Claims (4)
- 予約の申し込みを受けて利用させることとした所定広さのスペースについて受け付けた予約毎に、その予約に固有の識別コードと当該予約による利用予定期間を表す情報とを含み、当該予約にかかるスペースの利用状況を表すフラグデータが紐付けられた受付情報を保存する記憶手段と、予約を済ませている利用者による当該予約の識別コードの入力を受け付けるための受付手段と、音声出力および表示の少なくとも一方によって前記識別コードを入力した利用者への通知を行う通知手段とを用いた情報処理によって、前記スペースの利用を管理する方法であって、
前記受付手段が、前記スペースの利用前であることを示す値の前記フラグデータに紐付けられて前記記憶手段に保存されている識別コードの入力を受け付けたことに応じて、入力された識別コードにかかる受付情報中の利用予定期間と現在時刻とを照合し、
前記の照合によって現在時刻が前記利用予定期間の開始前であると判明したとき、当該利用予定期間の開始までの時間長さがあらかじめ定めた上限値を超えていないという第1条件と、当該利用予定期間の開始までの間に利用予定期間が含まれる他の予約の受付情報が前記記憶手段に保存されていないという第2条件とが満たされるかどうかを判定し、
前記の判定において第1条件および第2条件の双方が満たされているという判定結果が得られたことを条件として、前記入力された識別コードにかかる予約の対象スペースの前倒し利用が可能であることを前記通知手段により利用者に通知すると共に前記フラグデータを前記スペースが利用中であることを示す値に変更し、
前記の判定において第1条件は満たさないが第2条件は満たしているという判定結果が得られた場合に、前記入力された識別コードにかかる予約の対象スペースについて現在時刻から利用予定期間までの間に入る所定長さの期間を対象にした即時利用が可能であることを前記通知手段により利用者に通知し、この通知から即時利用が可能な時間より短い所定時間以内に前記受付手段が当該即時利用の申し込みを受け付けたことに応じて、当該スペースが利用中であることを示す値のフラグデータに紐付けられた新たな識別コードを前記記憶手段に保存する、
ことを特徴とする時間貸しスペースの管理方法。 - 前記受付手段が前記即時利用の申し込みを受け付けたことに応じて、前記通知手段により前記入力された識別コードにかかる予約をキャンセルするかどうかを確認する通知を行うと共に、前記受付手段により当該予約をキャンセルするかどうかの利用者による選択を受け付ける、請求項1に記載された時間貸しスペースの管理方法。
- 前記の照合によって現在時刻が照合対象の利用予定期間に含まれていることが判明したとき、前記上限値より短い一定長さの時間内に利用予定期間が開始される後続の予約の受付情報が前記記憶手段に保存されているか否かを判定し、該当する受付情報は保存されていないという判定結果が得られたことを条件として、前記一定長さ以上で前記上限値を超えない所定長さの利用可能期間を設定して、この利用可能期間内で前記入力された識別コードにかかる予約の対象スペースの利用が可能であることを前記通知手段により利用者に通知すると共に、前記フラグデータを前記スペースが利用中であることを示す値に変更する、請求項1に記載された時間貸しブースの管理方法。
- 所定広さのスペースを予約の申し込みを受けて利用させることとして、その利用を管理するためのシステムであって、
受け付けた予約に固有の識別コードと当該予約による利用予定期間を表す情報とを含み、当該予約にかかるスペースの利用状況を表すフラグデータが紐付けられた受付情報を予約毎に保存する記憶手段と、
予約を済ませている利用者による当該予約の識別コードの入力を受け付けるための受付手段と、
前記受付手段が受け付けた識別コードにより前記記憶手段を検索して、当該識別コードにかかる予約の対象スペースの利用を許可するか否かを決定する利用管理手段と、
前記識別コードを入力した利用者に前記利用管理手段による決定の内容を音声出力および表示の少なくとも一方によって通知する通知手段とを備え、
前記利用管理手段は、
前記受付手段が、前記スペースの利用前であることを示す値の前記フラグデータに紐付けられて前記記憶手段に保存されている識別コードの入力を受け付けたことに応じて、当該識別コードにかかる受付情報中の利用予定期間と現在時刻とを照合する照合手段と、
前記照合手段の照合によって現在時刻が利用予定期間の開始前であることが判明したとき、当該利用予定期間の開始までの時間長さがあらかじめ定めた上限値を超えていないという第1条件と、当該利用予定期間の開始までの間に利用予定期間が含まれる他の予約の受付情報が前記記憶手段に保存されていないという第2条件とが満たされるかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記第1条件および第2条件の双方が満たされるという判定結果が得られたことを条件として、前記入力された識別コードにかかる予約の対象スペースの前倒し利用が可能であることを前記通知手段に通知させると共に、前記フラグデータを前記スペースが利用中であることを示す値に変更する前倒し利用設定手段と、
前記判定手段により第1条件は満たさないが第2条件は満たしているという判定結果が得られたことに応じて、前記入力された識別コードにかかる予約の対象スペースについて現在時刻から利用予定期間までの間に入る所定長さの期間を対象にした即時利用が可能であることを前記通知手段に通知させ、この通知から即時利用が可能な時間より短い所定時間以内に前記受付手段が当該即時利用の申し込みを受け付けたことに応じて、当該スペースが利用中であることを示す値のフラグデータに紐付けられた新たな識別コードを前記記憶手段に保存する即時利用設定手段とを具備する、
ことを特徴とする時間貸しスペースの管理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020143976A JP7531212B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | 時間貸しスペースの管理方法および管理システム |
JP2024096451A JP2024111069A (ja) | 2020-08-27 | 2024-06-14 | 時間貸しスペースの管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020143976A JP7531212B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | 時間貸しスペースの管理方法および管理システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024096451A Division JP2024111069A (ja) | 2020-08-27 | 2024-06-14 | 時間貸しスペースの管理方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022039123A JP2022039123A (ja) | 2022-03-10 |
JP2022039123A5 JP2022039123A5 (ja) | 2023-08-30 |
JP7531212B2 true JP7531212B2 (ja) | 2024-08-09 |
Family
ID=80499075
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020143976A Active JP7531212B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | 時間貸しスペースの管理方法および管理システム |
JP2024096451A Pending JP2024111069A (ja) | 2020-08-27 | 2024-06-14 | 時間貸しスペースの管理方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024096451A Pending JP2024111069A (ja) | 2020-08-27 | 2024-06-14 | 時間貸しスペースの管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7531212B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7420987B1 (ja) | 2023-02-15 | 2024-01-23 | Kddi株式会社 | 配車管理システム、配車管理方法及びコンピュータプログラム |
JP2024123406A (ja) * | 2023-03-01 | 2024-09-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理システム及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019185078A (ja) | 2018-03-31 | 2019-10-24 | 株式会社凝縮塾 | 予約システム、予約プログラム、および予約方法 |
-
2020
- 2020-08-27 JP JP2020143976A patent/JP7531212B2/ja active Active
-
2024
- 2024-06-14 JP JP2024096451A patent/JP2024111069A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019185078A (ja) | 2018-03-31 | 2019-10-24 | 株式会社凝縮塾 | 予約システム、予約プログラム、および予約方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022039123A (ja) | 2022-03-10 |
JP2024111069A (ja) | 2024-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2024111069A (ja) | 時間貸しスペースの管理方法 | |
JP6414944B1 (ja) | 空席予約システム及び空席予約装置 | |
JP6309362B2 (ja) | 会議室予約システム | |
JP6792114B2 (ja) | 時間貸しブースおよび時間貸しブースの管理方法 | |
KR102094130B1 (ko) | 차량과 통신하기 위한 모바일 디바이스 애플리케이션 | |
KR101933212B1 (ko) | 무인 스터디 카페 운영 시스템 및 방법 | |
JP2011227847A (ja) | 会議室予約支援システム | |
KR20190109223A (ko) | 입장권을 자동으로 출력하는 키오스크를 포함하는 무인 스터디 카페 운영 시스템 | |
CN110738342A (zh) | 一种资源管理方法、终端、服务器及存储介质 | |
JP2019028995A (ja) | 防音室、解錠方法、及び防音室管理システム | |
JP2019133584A (ja) | カーシェアリング用の車両をカスタマイズする方法およびシステム | |
JP2015176398A (ja) | 予定管理システム、予定管理方法、予定管理装置及びプログラム | |
US11900278B2 (en) | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium | |
US20220147882A1 (en) | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium | |
CN106484822B (zh) | 地图修改方法和终端 | |
JP4636788B2 (ja) | 移動通信端末を用いたロッカーシステム及びそのロッカー扉解錠方法 | |
JP2008310381A (ja) | 施設予約システム、施設予約方法及びそのプログラム並びに記録媒体 | |
US20090058985A1 (en) | System and method of automating access to a videoconferencing room | |
JP7400055B2 (ja) | ロッカー装置 | |
JP2013210864A (ja) | 予約順序管理装置、携帯端末装置、予約順序管理システム、プログラム及び予約順序管理方法 | |
JP2022041196A (ja) | 貸会議室利用管理装置、方法、及びプログラム | |
US20210201211A1 (en) | Information processing system, information processing apparatus, and non-transitory computer readable medium | |
JP6962400B2 (ja) | 施設利用管理システム、施設利用管理方法、操作端末装置、及び施設利用管理プログラム | |
JP7059210B2 (ja) | 車両設備管理システムおよび車両設備管理方法 | |
JP7057742B2 (ja) | ロッカー管理装置、及びロッカー管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230822 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240424 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240723 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7531212 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |