JP7521885B2 - 電流ミラーを含むデジタル制御オシレータ - Google Patents
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Description
例えば、デジタル信号を処理する集積回路の動作は、発振信号(または、クロック信号)に同期され、RF帯域の信号のようなアナログ信号の処理に発振信号が使用される。
発振信号生成のために、アナログPLL(phased locked loop)のようなアナログ回路を代替し、デジタルPLLのようなデジタル回路が使用されている。
デジタル制御オシレータ10は、一実施形態において、半導体工程によって製造される1つの集積回路としても具現され、一実施形態において、集積回路を含む少なくとも1つの半導体パッケージ、及び半導体パッケージが実装されたボードを含んでもよい。
図1に示すように、デジタル制御オシレータ10は、電流ミラー11、電流源12、及び発振回路13を含む。
電流ミラー11は、電流源12及び発振回路13と接続され、基準電流IREFに基づいて供給電流ISUPを生成する。
電流源12は、基準電流IREFを電流ミラー11から引き出し、発振回路13は、供給電流ISUPによって可変する周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成する。
本明細書において、出力信号OUTは、発振信号、クロック信号などとも称され、出力信号OUTの周波数fOUTは、出力周波数とも称される。
それにより、良好な性能を提供するアナログ回路の設計が容易ではなくなり、既存のアナログ回路を代替するデジタル回路が要求される。
集積回路において、多様な用途に使用される発振信号を生成するためのデジタル回路も要求される。
例えば、アナログ回路としてのCPPLL(charge pump phased locked loop)を代替するためのデジタルPLLが具現される。
デジタルPLLの性能は、デジタル制御オシレータ(DCO)の性能に左右される。
以下において、図面を参照して説明するように、図1のデジタル制御オシレータ10は、PSRR及びノイズ特性とのトレードオフ(trade-off)関係を克服することにより、改善されたPSRR及びノイズ特性を提供するだけではなく、低減された電力消費及び広い周波数範囲を提供することができる。
具体的には、図2Aは、可変抵抗VR21の抵抗値により、出力周波数fOUTが調節されるデジタル制御オシレータ20aを示し、図2Bは、図2Aのデジタル制御オシレータ20aから、PSRRが改善されたデジタル制御オシレータ20bを示す。
電流ミラーを形成するトランジスタ(T21、T22)は、p-チャネルFET(field-effect transistor)でもあり、バイアス電圧VBIASを共有することができる。
本明細書において、FETは、単にトランジスタとも称され、一実施形態において、該FETは、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)でもある。
一方、可変抵抗VR21の抵抗値が増加するほど、基準電流IREFが減少し、それにより、供給電流ISUPが減少することにより、出力信号OUTの周波数fOUTが減少する。
図2Aのデジタル制御オシレータ20aは、供給電圧に敏感でもある。
例えば、正の供給電圧VDDの変動(fluctuation)に起因し、バイアス電圧VBIASが変動し、可変抵抗VR21の両端の電圧が変動することにより、基準電流IREFが変動する。
結果として、正の供給電圧VDDの変動に起因し、出力信号OUTの周波数fOUTが変動する。
そのようにして、図2Aのデジタル制御オシレータ20aは、低いPSRRを有する可能性がある。
図2Bを参照すると、デジタル制御オシレータ20bは、図2Aのデジタル制御オシレータ20aと同様に、発振回路OC22、及び発振回路OC22に供給電流ISUPを提供するp-チャネルトランジスタT24を含み、BMR構造21を含む。
BMR構造21は、2個のp-チャネルトランジスタ(T25、T23)、2個のn-チャネルトランジスタ(T27、T26)、及び可変抵抗VR32を含む。
減少したゲート・ソース電圧VGSは、n-チャネルトランジスタT26のドレイン電流、すなわち、基準電流IREFを減少させるので、結果として、BMR構造21は、ネガティブフィードバック(negative feedback)を提供してしまう。
BMR構造21により、基準電流IREFが安定して維持されるが、BMR構造21は、良好ではない特性、例えば、高いノイズ敏感度、及び電力消費を有してしまう。
それにより、発振回路OC22が生成する出力信号OUTが不安定になってしまう。
一方、相対的に大きい基準電流IREFを採用する場合、BMR構造21による電力消費に起因し、デジタル制御オシレータ20bは、高い電力消費を有してしまう。
そのように、PSRR及びノイズ特性は、トレードオフ関係にあり、ノイズ特性及び電力消費も、トレードオフ関係にある。
さらに、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータは、広い周波数範囲を提供することもできる。
図3に示すように、デジタル制御オシレータ30は、電流ミラー31、可変抵抗32、発振回路33、及びフィードバック回路34を含む。
図1を参照して説明したところと同様に、電流ミラー31は、基準電流IREFに基づいて供給電流ISUPを生成し、供給電流ISUPを発振回路33に提供する。
基準電流IREFに対する供給電流ISUPの比率は、第1トランジスタT31の大きさ(例えば、チャネル幅)に対する第2トランジスタT32の大きさの比率によっても決定される。
発振回路33が供給電流ISUPを受信することにより、入力ノードINの電圧、すなわち、入力電圧VINが生成される。
発振回路33の例示は、後述の図4A及び図4Bを参照して説明する。
例えば、可変抵抗32は、複数の抵抗、及び複数のスイッチを含んでもよく、複数のスイッチそれぞれは、第1制御信号CTR1のビットにより、ターンオン又はターンオフさせることにより、複数の抵抗それぞれを、可変抵抗32の両端に、電気的に接続したり解除したりすることができる。
基準電流IREFは、可変抵抗32を通過し、フィードバック回路34及び可変抵抗32が接続されたノードの電圧、すなわち、基準電圧VREFが、基準電流IREF、及び可変抵抗32の抵抗値RVARによって決定される。
可変抵抗32の例示は、後述の図7A及び図9Aを参照して説明する。
フィードバック回路34は、電流ミラー31に電気的に接続された第1電流運搬端子、可変抵抗32に電気的に接続された第2電流運搬端子、及び入力ノードINに電気的に接続された制御端子を有する。
フィードバック回路34は、入力ノードINの電圧、すなわち、入力電圧VINに基づいて、基準電流IREFを制御する。
一部実施形態において、フィードバック回路34は、増加する入力電圧VINに応答し、基準電流IREFを増加させる一方、減少する入力電圧VINに応答し、基準電流IREFを減少させることができる。
また、一部実施形態において、フィードバック回路34は、増加する基準電圧VREFに応答し、基準電流IREFを減少させる一方、減少する基準電圧VREFに応答し、基準電流IREFを増加させることもできる。
増加した基準電圧VREFに起因し、フィードバック回路34は、基準電流IREFを減少させることができ、電流ミラー31は、減少した基準電流IREFにより、供給電流ISUPを減少させ、減少した供給電流ISUPにより、入力電圧VINが減少する。
結果として、フィードバック回路34は、ネガティブフィードバックを提供することができる。
第3トランジスタT33は、電流ミラー31から、基準電流IREFを受信するドレイン、可変抵抗32に基準電流IREFを出力するソース、及び入力ノードINに接続されたゲートを有する。
前述の例示のように、任意の原因に起因し、入力電圧VINが増加する場合、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSが増加し、増加したゲート・ソース電圧VGSに起因し、基準電流IREFが増加する。
増加した基準電流IREFは、基準電圧VREFを増加させ、増加した基準電圧VREFは、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSを低下させる。
減少したゲート・ソース電圧VGSにより、基準電流IREFが減少し、減少した基準電流IREFは、供給電流ISUPを減少させる。
結果として、減少した供給電流ISUPにより、入力電圧VINが低下することにより、ネガティブフィードバックが提供される。
増加した基準電圧VREFにより、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSが減少し、減少したゲート・ソース電圧VGSにより、基準電流IREFが減少することにより、ネガティブフィードバックが提供される。
しかし、図2BのBMR構造21は、正の供給電圧VDDから、p-チャネルトランジスタT25及びn-チャネルトランジスタT27を通過し、負の供給電圧VSSに流れる電流のさらなる経路を含む可能性がある一方、図3のフィードバック回路34は、基準電流IREFが流れる経路上に配置され、それにより、さらなる電流経路が省略されることにより、図3のデジタル制御オシレータ30は、図2Bのデジタル制御オシレータ20bより低い電力消費を有することができる。
図1を参照して説明したように、図4A及び図4Bの発振回路(40a、40b)は、供給電流ISUPによって可変される周波数を有する出力信号OUTを生成することができる。
図4A及び図4Bの発振回路(40a、40b)と異なる発振回路でも、本発明の実施形態が適用されるという点は、理解されるであろう。
図4Aに示すように、発振回路40aは、複数のインバータ(INV1~INV5)のチェーンを含み、複数のインバータ(INV1~INV5)のそれぞれは、供給電流ISUPを受信する。
複数のインバータ(INV1~INV5)のそれぞれは、供給電流ISUPによって可変される遅延を提供することができ、それにより、出力信号OUTは、供給電流ISUPによって可変される周波数fOUTを有することができる。
たとえば、図4Aの例示において、発振回路40aは、5個のインバータ(INV1~INV5)を含むように示しているが、一部実施形態において、発振回路40aは、5個未満、あるいは5個を超える個数のインバータを含んでもよいという点に留意する。
例えば、遅延ライン41は、遅延固定ループ(delayed lined loop:DLL)にも含まれる。
図4Bに示すように、遅延ライン41は、複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)を含み得(nは、2より大きい整数)、複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)それぞれは、供給電流ISUPを受信する。
複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)それぞれは、供給電流ISUPによって可変する遅延を提供することができ、それにより、第2信号SIG2は、第1信号SIG1から可変的に遅延される。
デジタル制御オシレータ50は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2を含む制御信号CTRを受信し、制御信号CTRによって可変される周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成することができる。
図5に示すように、デジタル制御オシレータ50は、電流ミラー51、電流源52及び発振回路53を含む。
以下の、図5についての説明において、図1についての説明と重複する内容は、省略する。
また、少なくとも1ビットを含む第2制御信号CTR2は、電流ミラー51に提供される。
電流ミラー51及び電流源52は、第1制御信号CTR1に基づいて、基準電流IREFの大きさを決定する一方、電流ミラー51は、第2制御信号CTR2及び基準電流IREFに基づいて、供給電流ISUPの大きさを決定する。
一部実施形態において、第1制御信号CTR1は、出力信号OUTの周波数fOUTを大まかに(粗雑に)(coarsely)調整するのに使用する一方、第2制御信号CTR2は、出力信号OUTの周波数fOUTを微細に(finely)調整するのに使用される。
それにより、第1制御信号CTR1による基準電流IREFの可変範囲が拡張され、結果として、出力信号OUTの周波数fOUTの可変範囲も拡張される。
図5を参照して説明したものと同様に、図6のデジタル制御オシレータ60は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2を受信し、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2によって可変される周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成することができる。
図6に示すように、デジタル制御オシレータ60は、電流ミラー61、可変抵抗62、及び発振回路63を含む。
第1制御信号CTR1により、第1基準電流IREFの大きさが決定され、基準電流IREF及び第2制御信号CTR2により、供給電流ISUPの大きさが決定される。
図6に示すように、電流ミラー61は、バイアス回路(61_1)及び電流源回路(61_2)を含む。
バイアス回路(61_1)は、第1制御信号CTR1を受信し、正の供給電圧VDDから、基準電流IREFを提供し、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
また、バイアス回路(61_1)は、可変抵抗62の抵抗値RVARを増加させる第1制御信号CTR1に応答し、バイアス電圧VBIAS電圧を増加させる。
バイアス回路(61_1)の例示は、図7Bを参照して説明する。
例えば、電流源回路(61_2)は、低下するバイアス電圧VBIASに応答し、供給電流ISUPを増加させる。
一部実施形態において、電流源回路(61_2)は、第2制御信号CTR2の値に比例したり反比例したりする大きさを有する供給電流ISUPを生成することができる。
電流源回路(61_2)の例示は、図11を参照して説明する。
一部実施形態において、可変抵抗62は、第1制御信号CTR1の値が増加するほど減少する抵抗値RVARを提供することができ、例えば、可変抵抗62の抵抗値RVARは、第1制御信号CTR1の値に反比例する。
第1制御信号CTR1により、可変抵抗62の抵抗値RVARが減少する場合、基準電流IREFが増加する一方、第1制御信号CTR1により、可変抵抗62の抵抗値RVARが増加する場合、基準電流IREFが減少する。
可変抵抗62の例示は、図7Aを参照して説明する。
図6を参照して説明したように、図7Aの可変抵抗71は、第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供し、図7Bのバイアス回路72は、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
以下において、図7A及び図7Bは、図6を参照して説明し、図7A及び図7Bの例示において、第1制御信号CTR1は、5ビットを含むように示しているが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
また、本明細書において、ビットの値「1」は、ハイレベル電圧に対応し、ビットの値「0」は、ローレベル電圧に対応すると仮定する。
複数のn-チャネルトランジスタは、第1制御信号CTR1の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有し、複数の抵抗とそれぞれ直列接続される。
第1制御信号CTR1の1ビットが「1」である場合、n-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、n-チャネルトランジスタと直列接続された抵抗が可変抵抗71の両端に電気的に接続される。
可変抵抗71は、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]により、単位抵抗値RUNITの21-k倍を電流ミラー61と、負の供給電圧VSSとの間に選択的に提供する(kは、正の整数)。
例えば、第1制御信号CTR1の2番目ビット(CTR1[2])が「1」である場合、「RUNIT/2」の抵抗値を有する抵抗が、可変抵抗71の両端に電気的に接続される。
それにより、図7Aの可変抵抗71の抵抗値RVARは、第1制御信号CTR1の値に反比例し、下記に示す数式1のように表される。
複数のp-チャネルトランジスタは、第1制御信号CTR1の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタ、及びバイアス電圧VBIASが印加されるゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタを含む。
第1制御信号CTR1の1ビットが「0」である場合、p-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、ターンオンされたp-チャネルトランジスタと直列接続されたp-チャネルトランジスタがイネーブル(enable)される。
イネーブルされたp-チャネルトランジスタは、基準電流IREFの少なくとも一部を通過させ、バイアス電圧VBIASの生成に寄与する。
例えば、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]が「0」である場合、「2k-1×X1」の大きさを有するp-チャネルトランジスタがイネーブルされる。
p-チャネルトランジスタの大きさは、p-チャネル幅に対応し、p-チャネルトランジスタは、大サイズを有するほど、高い電流駆動能を提供することができる。
それにより、供給電流ISUPは、下記に示す数式3のように表される。
数式4のように、出力信号OUTの周波数、すなわち、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1に係わる関数としても定義され、該関数は、単調増加する凸関数でもある。
それにより、後述で、図10を参照して説明するように、出力周波数fOUTの可変範囲が拡張される。
具体的には、図6のデジタル制御オシレータ60と比較するとき、図8のデジタル制御オシレータ80は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2だけではなく、パワーダウン信号PDをさらに含む制御信号CTRを受信する。
図8に示すように、デジタル制御オシレータ80は、電流ミラー81、可変抵抗82、及び発振回路83を含む。
以下の図8についての説明において、図6についての説明と重複する内容は省略する。
図7A及び図7Bの例示において、第1制御信号CTR1の値が最小値、すなわち、「00000」である場合、図7Aの可変抵抗71の抵抗値RVARは、近似的に無限大になる。
また、第1制御信号CTR1の値が最大値、すなわち、「11111」である場合、図7Bのバイアス回路72は、基準電流IREFを遮断する。
例えば、第1制御信号CTR1の値がゼロ(zero)であり、パワーダウン信号PDが活性化されていない場合(例えば、「0」の値を有する場合)、基準電流IREFが最小値になるように、可変抵抗82の抵抗値RVARは、最大値を有する。
他方、第1制御信号CTR1の値がゼロであり、パワーダウン信号PDが活性化された場合(例えば、「1」の値を有する場合)、可変抵抗82の抵抗値RVARは、近似的に無限大になる。
図8を参照して説明したように、図9Aの可変抵抗91は、第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供し、図9Bのバイアス回路92は、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
以下において、図9A及び図9Bは、図8を参照して説明し、図7A及び図7Bについての説明と重複する内容は省略する。
図9A及び図9Bの例示において、第1制御信号CTR1は、5ビットを含むように示すが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
それにより、第1制御信号CTR1がゼロである場合にも、パワーダウン信号PDが活性化された場合、すなわち、反転されたパワーダウン信号(/PD)が「1」である場合、1つのn-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、n-チャネルトランジスタと接続された抵抗の抵抗値「RUNIT/2」が可変抵抗91の両端に電気的に接続される。
それにより、図9Aの可変抵抗91の抵抗値RVARは、下記に示す数式5のように表される。
それにより、第1制御信号CTR1が最大値、すなわち、「11111」を有する場合にも、「1」の値を有するパワーダウン信号PDに起因し、バイアス回路92は、基準電流IREFを通過させる。
それにより、供給電流ISUPは、下記に示す数式7のように表される。
数式8のように、出力信号OUTの周波数、すなわち、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1に係わる関数としても定義され、該関数は、単調増加する凸関数でもある。
具体的には、出力周波数fOUTが、第1制御信号CTR1によって制御される可変抵抗によってのみ決定される場合、並びに図8のデジタル制御オシレータ80が、図9Aの可変抵抗91、及び図9Bのバイアス回路92を含む場合それぞれにおいての第1制御信号CTR1と出力周波数fOUTとの関係を示す。
他方、出力周波数fOUTが可変抵抗91だけではなく、バイアス回路92に依存する場合、すなわち、出力周波数fOUTが、数式8のように、第1制御信号CTR1の値を因子として有する第1制御信号CTR1の関数として定義される場合、図10において、菱形マーク(◆)102によって示すように、定義された関数は、単調増加する凸関数である。
すなわち、円形マーク(●)101の場合、第1制御信号CTR1の値が増加するにつれ、出力周波数fOUTは、一定に増加する一方、菱形マーク(◆)102の場合、第1制御信号CTR1の値が増加するにつれ、出力周波数fOUTは、増加率が近似的に一定に増加する。
それにより、出力周波数fOUTは、第1範囲R1より大きい第2範囲R2で可変され、結果として、出力周波数fOUTの可変範囲が拡張される。
具体的には、図11は、図6の電流源回路(61_2)、または図8の電流源回路(81_2)の例示を示す。
図6を参照して説明したように、図11の電流源回路110は、バイアス電圧VBIAS及び第2制御信号CTR2に基づいて、供給電流ISUPを生成する。
図11の電流源回路110は、反転された第2制御信号(/CTR2)を受信し、反転された第2制御信号(/CTR2)は、11ビットを含むように示しているが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
イネーブルにされたp-チャネルトランジスタは、バイアス電圧VBIASにより、供給電流ISUPの少なくとも一部を通過させる。
例えば、第2制御信号CTR2のk番目ビットCTR2[k]が「1」である場合、反転された第2制御信号(/CTR2)のk番目ビット/CTR2[k]が、「0」にもなり、「2k×X1」の大きさを有するp-チャネルトランジスタがイネーブルにされる。
具体的には、図12は、図8のデジタル制御オシレータ80が生成する出力信号OUTの周波数fOUTを調節する例示を示す。
図12で活性化された信号は、ハイレベルでもある一方、活性化されていない信号は、ローレベルでもある。
以下で、図12は、図8を参照して説明する。
すなわち、時間t10までデジタル制御オシレータ80は、低電力モードに設定され、出力信号OUTは、発振しない。
時間t10において、パワーダウン信号PDが活性化され、粗い調整区間(P_COA)が始まる。
粗い調整区間(P_COA)において、第2制御信号CTR2の値は、固定される一方、第1制御信号CTR1の値は、出力信号OUTが、目標周波数fTARに隣接した周波数fOUTを有するように調節される。
第1制御信号CTR1の値「X11」、及び第2制御信号CTR2の値「Y10」により、出力周波数fOUTは、第1周波数f1である。
時間t12において、第1制御信号CTR1の値が「X13」に変更され、出力周波数fOUTは、第3周波数f3に変更される。
時間t13において、第1制御信号CTR1の値が「X14」に変更され、出力周波数fOUTは、目標周波数fTARに隣接した第4周波数f4に変更される。
しかし、図12に示した探索技法は、例示であり、任意の探索方法により、粗い調整区間(P_COA)において、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに隣接するように調節することができる。
微細調整区間(P_FIN)において、第1制御信号CTR1の値は、粗い調整区間(P_COA)で決定された値「X14」に維持される一方、第2制御信号CTR2の値は、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに到達するように、反復的に変更される。
例えば、図12に示すように、粗い調整区間(P_COA)において、第2制御信号CTR2の値「Y10」は、第2制御信号CTR2の最小値に対応し、微細調整区間(P_FIN)において、第2制御信号CTR2の値は、漸進的に増加し、それにより、出力周波数fOUTも、増加する。
例えば、図12に示すように、第2制御信号CTR2は値「Y10’」を有し、出力周波数fOUTは、第4周波数f4からΔfだけシフトされた目標周波数fTARに変更される。
一部実施形態において、後述で、図16を参照して説明するように、微細調整区間(P_FIN)において、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに到達するのに失敗した場合、粗い調整区間(P_COA)が再開始し、出力周波数fOUTは、第4周波数f4と異なる周波数、すなわち以前の粗い調整区間(P_COA)で設定された周波数である目標周波数fTARに隣接した周波数に設定される。
具体的には、図13のデジタル制御オシレータ130は、フィードバック回路134を含み、第1制御信号CTR1を共通して受信する電流ミラー131及び可変抵抗132を含む。
図13についての説明において、図3及び図6についての説明と重複する内容は省略する。
また、図6を参照して説明したように、電流ミラー131のバイアス回路(131_1)、及び可変抵抗132が、第1制御信号CTR1を共通して受信することにより、出力信号OUTの広い周波数範囲が達成される。
また、電流ミラー131の電流源回路(131_2)は、第2制御信号CTR2を受信し、第1制御信号CTR1が、出力信号OUTの周波数fOUTを大まかに調節するのに使用される一方、第2制御信号CTR2は、出力信号OUTの周波数fOUTを微細に調節するのに使用される。
結果として、図13のデジタル制御オシレータ130は、良好な電気的特性を提供しながらも、広い周波数範囲を提供することができ、任意の種類の発振回路133に対して有利に使用される。
デジタル位相固定ループ140は、電荷ポンプなどを使用するアナログ位相固定ループと類似して、振動する入力信号SRCから、所望の周波数を有する出力信号OUTを生成する。
図14に示すように、デジタル位相固定ループ140は、位相検出器141、デジタルフィルタ142、及びデジタル制御オシレータ(DCO)143を含む。
一部実施形態において、位相検出器141は、TDC(time-to-digital converter)を含み得る。
デジタルフィルタ142は、アナログ位相固定ループのループフィルタと類似して、検出信号DETを処理することにより、制御信号CTRを生成する。
一部実施形態において、デジタルフィルタ142は、少なくとも1つのカウンタを含んでもよく、少なくとも1つのカウンタの出力に基づいて、制御信号CTRを生成することができる。
デジタル制御オシレータ143は、デジタルフィルタ142から、制御信号CTRを受信し、制御信号CTRにより、出力信号OUTの周波数fOUTを調節する。
それにより、デジタル位相固定ループ140も、良好な特性を有することができ、結果として、デジタル位相固定ループ140の活用度が増加する。
集積回路150は、一部実施形態において、AP(application processor)、TCON(timing controller)、半導体メモリ装置、事物インターネット(internet of things)部品、SIM(subscriber identification module)カード、生体用センサ、通信装置などの少なくとも一部を含んで構成することができる。
図15に示すように、集積回路150は、コントローラ153、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151及び第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152を含み、一部実施形態において、集積回路150は、3個以上のデジタル制御オシレータを含み得る。
例えば、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151は、第1クロック信号CK1を生成する一方、第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152は、第2クロック信号CK2を生成する。
第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2は、異なる遷移レベル及び/又は周波数をそれぞれ有することができ、集積回路150に含まれた他の構成要素に供給されたり、集積回路150の外部に出力されたりする。
以上において、図面を参照して説明したように、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151及び第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152は、良好な電気的特性を有するだけではなく、広い周波数範囲を提供することができ、それにより、集積回路150の性能が向上する。
例えば、図16のデジタル制御オシレータを制御する方法は、図15のコントローラ153によっても遂行される。
以下において、図16のデジタル制御オシレータを制御する方法は、図13のデジタル制御オシレータ130を参照して説明する。
例えば、第1制御信号CTR1は、可変抵抗132だけではなく、電流ミラー131のバイアス回路(131_1)にも提供され、それにより、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1の凸関数としても定義される。
第1制御信号CTR1は、出力周波数fOUTを大まかに調節するのに使用され、例えば、図12を参照して説明したように、二進探索方式により、目標周波数fTARに隣接した出力周波数fOUTを取得する。
例えば、第2制御信号CTR2は、電流ミラー131の電流源回路(131_2)にも提供され、それにより、出力周波数fOUTは、第2制御信号CTR2により、線形的に増減する。
第2制御信号CTR2は、出力周波数fOUTを微細に調節するのに使用され、目標周波数fTARと一致するように、出力周波数fOUTが調節される。
段階S40において、第2制御信号CTR2の調節により、段階S60で出力周波数fOUTが目標周波数fTARと一致すると判断された場合、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2の値が決定されて維持される。
一方、段階S40において、調節された第2制御信号CTR2の全ての値についても、段階S60で出力周波数fOUTが目標周波数fTARと一致しないと判断された場合、段階S20に戻り、後続して実行され、出力周波数fOUTの粗い調整及び微細調整がさらに行われる。
このとき、以前に実行された段階S20において決定された出力周波数fOUTと異なる周波数として、目標周波数fTARに隣接した出力周波数fOUTが設定される。
20a、20b 比較例としてのデジタル制御オシレータ
11、31、51、61、81、131 電流ミラー
12、52 電流源
13、33、40a、40b、53、63、83、133 発振回路
21 BMR構造
34、134 フィードバック回路
41 遅延ライン
61_1、72、81_1、92、131_1 バイアス回路
61_2、81_2、110、131_2 電流源回路
140 デジタル位相固定ループ
141 位相検出器
142 デジタルフィルタ
150 集積回路
151 第1デジタル制御オシレータ
152 第2デジタル制御オシレータ
153 コントローラ
VR21、VR32、32、62、71、82、91,132 可変抵抗
Claims (7)
- 基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、
入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、
前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、
前記入力ノードの電圧に基づいて、前記基準電流を制御するように構成されるフィードバック回路と、を有し、
前記電流ミラーは、前記基準電流及び前記第1制御信号に基づいてバイアス電圧を生成するように構成されるバイアス回路を含み、
前記バイアス回路と前記可変抵抗は、前記第1制御信号を共通に受信するように構成され、
前記可変抵抗は、複数のn-チャネルトランジスタ、及び複数の抵抗を含んで並列接続され、前記複数のn-チャネルトランジスタは、前記第1制御信号の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有し、複数の抵抗とそれぞれ直列接続され、前記第1制御信号の1ビットが「1」である場合、前記n-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、前記n-チャネルトランジスタと直列接続された抵抗が可変抵抗の両端に電気的に接続され、
前記バイアス回路は、複数のp-チャネルトランジスタを含み、前記複数のp-チャネルトランジスタは、前記第1制御信号の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタ、及びバイアス電圧が印加されるゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタを含み、前記第1制御信号の1ビットが「0」である場合、前記p-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、ターンオンされたp-チャネルトランジスタと直列接続されたp-チャネルトランジスタがイネーブルされ、
前記電流ミラーは、前記バイアス電圧に基づいて、前記供給電流を生成するように構成される電流源回路をさらに含み、
前記電流源回路は、少なくとも1ビットを含む第2制御信号にさらに基づいて、前記供給電流を生成するように構成され、
前記発振回路から出力される出力信号の出力周波数は、前記第1制御信号に関連する関数として定義され、前記関数は単調増加する凸関数であることを特徴とするデジタル制御オシレータ。 - 前記フィードバック回路は、前記入力ノードの電圧の増加に応答して前記基準電流を増加させ、前記入力ノードの電圧の減少に応答して前記基準電流を減少させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。
- 前記可変抵抗は、前記基準電流によって基準電圧を生成するように構成され、
前記フィードバック回路は、前記基準電圧の増加に応答して前記基準電流を減少させ、前記基準電圧の減少に応答して前記基準電流を増加させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。 - 前記フィードバック回路は、前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を提供するように構成されるソースと、前記入力ノードの電圧が印加されるように構成されるゲートと、を有するn-チャネルトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。
- 基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、
入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、
少なくとも1ビットを含む第1制御信号に従って可変的な抵抗値を提供するよう構成される可変抵抗と、
前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を出力するように構成されるソースと、前記入力ノードに接続されたゲートと、を含むn-チャネルトランジスタと、を有し、
前記電流ミラーは、前記基準電流及び前記第1制御信号に基づいてバイアス電圧を生成するように構成されるバイアス回路を含み、
前記バイアス回路と前記可変抵抗は、前記第1制御信号を共通に受信するように構成され、
前記可変抵抗は、複数のn-チャネルトランジスタ、及び複数の抵抗を含んで並列接続され、前記複数のn-チャネルトランジスタは、前記第1制御信号の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有し、複数の抵抗とそれぞれ直列接続され、
前記バイアス回路は、複数のp-チャネルトランジスタを含み、前記複数のp-チャネルトランジスタは、前記第1制御信号の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタ、及びバイアス電圧が印加されるゲートをそれぞれ有するp-チャネルトランジスタを含み、前記第1制御信号の1ビットが「0」である場合、前記p-チャネルトランジスタは、ターンオンされ、ターンオンされたp-チャネルトランジスタと直列接続されたp-チャネルトランジスタがイネーブルされ、
前記電流ミラーは、前記バイアス電圧に基づいて、前記供給電流を生成するように構成される電流源回路をさらに含み、
前記電流源回路は、少なくとも1ビットを含む第2制御信号にさらに基づいて、前記供給電流を生成するように構成され、
前記発振回路から出力される出力信号の出力周波数は、前記第1制御信号に関連する関数として定義され、前記関数は単調増加する凸関数であることを特徴とするデジタル制御オシレータ。 - 前記バイアス回路は、前記可変抵抗の抵抗値を減少させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を減少させ、前記可変抵抗の抵抗値を増加させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を増加させるように構成されることを特徴とする請求項1又は5に記載のデジタル制御オシレータ。
- 前記可変抵抗は、前記第1制御信号のビットに従って、前記可変抵抗の両端に抵抗を電気的に接続(connect)又は解除(disconnect)するように構成され、
前記バイアス回路は、前記第1制御信号のビットに従って、前記基準電流の少なくとも一部が通過する経路を提供するように構成されるp-チャネルトランジスタを有効(enable)又は無効(disable)にするように構成されることを特徴とする請求項6に記載のデジタル制御オシレータ。
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