JP2020014196A - 電流ミラーを含むデジタル制御オシレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な特性を有するデジタル制御オシレータを提供する。【解決手段】本発明によるデジタル制御オシレータは、基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、前記入力ノードの電圧に基づいて、前記基準電流を制御するように構成されるフィードバック回路と、を有する。【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタル制御オシレータ(digitally controlled oscillator:DCO)に関し、特に、電流ミラーを含むデジタル制御オシレータに関する。
集積回路において、発振(oscillation)信号は、多様に活用される。
例えば、デジタル信号を処理する集積回路の動作は、発振信号(または、クロック信号)に同期され、RF帯域の信号のようなアナログ信号の処理に発振信号が使用される。
発振信号生成のために、アナログPLL(phased locked loop)のようなアナログ回路を代替し、デジタルPLLのようなデジタル回路が使用されている。
このようなデジタル回路は、良好な特性を有するデジタル制御オシレータ(DCO)を含むことが要求されるという課題がある。
特開2007−336552号公報
本発明は上記従来のオシレータにおける課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、良好な特性を有するデジタル制御オシレータを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明によるデジタル制御オシレータは、基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、前記入力ノードの電圧に基づいて、前記基準電流を制御するように構成されるフィードバック回路と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるデジタル制御オシレータは、基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、少なくとも1ビットを含む第1制御信号を受信するように構成される可変抵抗と、前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を出力するように構成されるソースと、前記入力ノードに接続されたゲートと、を含むn−チャネルトランジスタと、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるデジタル制御オシレータは、基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、を有し、前記電流ミラーは、前記第1制御信号に基づいて、バイアス電圧を生成するように構成されるバイアス回路を含むことを特徴とする。
本発明に係るデジタル制御オシレータによれば、PSRR(power supply rejection ratio)及びノイズ特性とのトレードオフ関係を克服することにより、改善されたPSRR及びノイズ特性を提供するだけではなく、低減された電力消費及び広い周波数範囲を提供することができる。
本発明の第1の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示すブロック図である。 比較例としてのデジタル制御オシレータの概略構成を示す回路図である。 比較例としてのデジタル制御オシレータの概略構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示す回路図である。 本発明の実施形態による発振回路の概略構成を例示する回路図である。 本発明の実施形態による発振回路の概略構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による図6の可変抵抗の概略構成を例示する回路図である。 本発明の実施形態による図6のバイアス回路の概略構成を例示する回路図である。 本発明の第4の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による図8の可変抵抗の概略構成を例示する回路図である。 本発明の実施形態による図8のバイアス回路の概略構成を例示する回路図である。 本発明の実施形態による第1制御信号と出力周波数の関係を示すグラフである。 本発明の実施形態による電流源回路の概略構成を例示する回路図である。 本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータの出力周波数が調節される例示を示すタイミング図である。 本発明の第5の実施形態によるデジタル制御オシレータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるデジタル位相固定ループの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による集積回路の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータを制御する方法を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明に係るデジタル制御オシレータを実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるデジタル制御オシレータ(digitally controlled oscillator:DCO)10の概略構成を示すブロック図である。
デジタル制御オシレータ10は、一実施形態において、半導体工程によって製造される1つの集積回路としても具現され、一実施形態において、集積回路を含む少なくとも1つの半導体パッケージ、及び半導体パッケージが実装されたボードを含んでもよい。
デジタル制御オシレータ10は、少なくとも1ビットを含む制御信号CTRによって調節される周波数fOUTを有して振動する出力信号OUTを生成する。
図1に示すように、デジタル制御オシレータ10は、電流ミラー11、電流源12、及び発振回路13を含む。
電流ミラー11は、電流源12及び発振回路13と接続され、基準電流IREFに基づいて供給電流ISUPを生成する。
電流源12は、基準電流IREFを電流ミラー11から引き出し、発振回路13は、供給電流ISUPによって可変する周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成する。
制御信号CTRにより、基準電流IREF及び/または供給電流ISUPの大きさが可変され、結果として、出力信号OUTの周波数fOUTが、制御信号CTRによっても決定される。
本明細書において、出力信号OUTは、発振信号、クロック信号などとも称され、出力信号OUTの周波数fOUTは、出力周波数とも称される。
微細化された半導体工程により、集積回路において、供給電圧の低下、及び漏れ電流の増加が生じる。
それにより、良好な性能を提供するアナログ回路の設計が容易ではなくなり、既存のアナログ回路を代替するデジタル回路が要求される。
集積回路において、多様な用途に使用される発振信号を生成するためのデジタル回路も要求される。
例えば、アナログ回路としてのCPPLL(charge pump phased locked loop)を代替するためのデジタルPLLが具現される。
デジタルPLLの性能は、デジタル制御オシレータ(DCO)の性能に左右される。
図2A及び図2Bを参照して説明するように、デジタル制御オシレータ(DCO)は、劣化された特性、例えば、低いPSRR(power supply rejection ratio:電源電圧変動除去比)、多い電力消費、高いノイズ敏感度、狭い周波数範囲を有しやすい。
以下において、図面を参照して説明するように、図1のデジタル制御オシレータ10は、PSRR及びノイズ特性とのトレードオフ(trade−off)関係を克服することにより、改善されたPSRR及びノイズ特性を提供するだけではなく、低減された電力消費及び広い周波数範囲を提供することができる。
図2A及び図2Bは、比較例としてのデジタル制御オシレータを示す回路図である。
具体的には、図2Aは、可変抵抗VR21の抵抗値により、出力周波数fOUTが調節されるデジタル制御オシレータ20aを示し、図2Bは、図2Aのデジタル制御オシレータ20aから、PSRRが改善されたデジタル制御オシレータ20bを示す。
図2Aを参照すると、デジタル制御オシレータ20aは、電流ミラーを形成するトランジスタ(T21、T22)、基準電流IREFの大きさを決定する可変抵抗VR21、及び供給電流ISUPによって出力信号OUTを生成する発振回路OC21を含む。
電流ミラーを形成するトランジスタ(T21、T22)は、p−チャネルFET(field−effect transistor)でもあり、バイアス電圧VBIASを共有することができる。
本明細書において、FETは、単にトランジスタとも称され、一実施形態において、該FETは、MOSFET(metal−oxide−semiconductor field−effect transistor)でもある。
可変抵抗VR21の抵抗値が減少するほど、基準電流IREFが増加し、それにより、供給電流ISUPが増加することにより、出力信号OUTの周波数fOUTが増加する。
一方、可変抵抗VR21の抵抗値が増加するほど、基準電流IREFが減少し、それにより、供給電流ISUPが減少することにより、出力信号OUTの周波数fOUTが減少する。
図2Aのデジタル制御オシレータ20aは、供給電圧に敏感でもある。
例えば、正の供給電圧VDDの変動(fluctuation)に起因し、バイアス電圧VBIASが変動し、可変抵抗VR21の両端の電圧が変動することにより、基準電流IREFが変動する。
結果として、正の供給電圧VDDの変動に起因し、出力信号OUTの周波数fOUTが変動する。
そのようにして、図2Aのデジタル制御オシレータ20aは、低いPSRRを有する可能性がある。
図2Bを参照すると、図2Aのデジタル制御オシレータ20aの低いPSRRを解消するために、図2Bのデジタル制御オシレータ20bにおいては、BMR(beta multiplier reference)が採用される。
図2Bを参照すると、デジタル制御オシレータ20bは、図2Aのデジタル制御オシレータ20aと同様に、発振回路OC22、及び発振回路OC22に供給電流ISUPを提供するp−チャネルトランジスタT24を含み、BMR構造21を含む。
BMR構造21は、2個のp−チャネルトランジスタ(T25、T23)、2個のn−チャネルトランジスタ(T27、T26)、及び可変抵抗VR32を含む。
任意の原因に起因し、基準電流IREFが増加する場合、可変抵抗VR32により、n−チャネルトランジスタT26のソースの電圧が増加し、それにより、n−チャネルトランジスタT26のゲート・ソース電圧VGSが減少する。
減少したゲート・ソース電圧VGSは、n−チャネルトランジスタT26のドレイン電流、すなわち、基準電流IREFを減少させるので、結果として、BMR構造21は、ネガティブフィードバック(negative feedback)を提供してしまう。
BMR構造21により、基準電流IREFが安定して維持されるが、BMR構造21は、良好ではない特性、例えば、高いノイズ敏感度、及び電力消費を有してしまう。
例えば、電流ミラーを形成する2個のp−チャネルトランジスタ(T23、T25)のサイズ比により、相対的に小さい基準電流IREFを増幅させることにより、供給電流ISUPが取得される場合、BMR構造21に起因するノイズも、増幅されてしまう。
それにより、発振回路OC22が生成する出力信号OUTが不安定になってしまう。
一方、相対的に大きい基準電流IREFを採用する場合、BMR構造21による電力消費に起因し、デジタル制御オシレータ20bは、高い電力消費を有してしまう。
そのように、PSRR及びノイズ特性は、トレードオフ関係にあり、ノイズ特性及び電力消費も、トレードオフ関係にある。
図3などを参照して説明するように、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータは、そのようなトレードオフ関係を解消することにより、良好な特性、例えば、高いPSRR、低いノイズ敏感度、低い電力消費を提供することができる。
さらに、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータは、広い周波数範囲を提供することもできる。
図3は、本発明の第2の実施形態によるデジタル制御オシレータ30の概略構成を示す回路図である。
図3に示すように、デジタル制御オシレータ30は、電流ミラー31、可変抵抗32、発振回路33、及びフィードバック回路34を含む。
図1を参照して説明したところと同様に、電流ミラー31は、基準電流IREFに基づいて供給電流ISUPを生成し、供給電流ISUPを発振回路33に提供する。
電流ミラー31は、第1トランジスタT31及び第2トランジスタT32を含み、第1トランジスタT31は、基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する一方、第2トランジスタT32は、バイアス電圧VBIASに基づいて供給電流ISUPを生成する。
基準電流IREFに対する供給電流ISUPの比率は、第1トランジスタT31の大きさ(例えば、チャネル幅)に対する第2トランジスタT32の大きさの比率によっても決定される。
発振回路33は、入力ノードINを介して、供給電流ISUPを受信し、供給電流ISUPによって可変される周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成する。
発振回路33が供給電流ISUPを受信することにより、入力ノードINの電圧、すなわち、入力電圧VINが生成される。
発振回路33の例示は、後述の図4A及び図4Bを参照して説明する。
可変抵抗32は、少なくとも1ビットを含む第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供する。
例えば、可変抵抗32は、複数の抵抗、及び複数のスイッチを含んでもよく、複数のスイッチそれぞれは、第1制御信号CTR1のビットにより、ターンオン又はターンオフさせることにより、複数の抵抗それぞれを、可変抵抗32の両端に、電気的に接続したり解除したりすることができる。
基準電流IREFは、可変抵抗32を通過し、フィードバック回路34及び可変抵抗32が接続されたノードの電圧、すなわち、基準電圧VREFが、基準電流IREF、及び可変抵抗32の抵抗値RVARによって決定される。
可変抵抗32の例示は、後述の図7A及び図9Aを参照して説明する。
フィードバック回路34は、電流ミラー31と可変抵抗32との間に配置され、基準電流IREFを通過させ、入力ノードINにも接続される。
フィードバック回路34は、電流ミラー31に電気的に接続された第1電流運搬端子、可変抵抗32に電気的に接続された第2電流運搬端子、及び入力ノードINに電気的に接続された制御端子を有する。
フィードバック回路34は、入力ノードINの電圧、すなわち、入力電圧VINに基づいて、基準電流IREFを制御する。
一部実施形態において、フィードバック回路34は、増加する入力電圧VINに応答し、基準電流IREFを増加させる一方、減少する入力電圧VINに応答し、基準電流IREFを減少させることができる。
また、一部実施形態において、フィードバック回路34は、増加する基準電圧VREFに応答し、基準電流IREFを減少させる一方、減少する基準電圧VREFに応答し、基準電流IREFを増加させることもできる。
例えば、任意の原因に起因し、入力電圧VINが増加する場合、フィードバック回路34により、基準電流IREFが増加し、増加した基準電流IREFに起因し、基準電圧VREFが増加する。
増加した基準電圧VREFに起因し、フィードバック回路34は、基準電流IREFを減少させることができ、電流ミラー31は、減少した基準電流IREFにより、供給電流ISUPを減少させ、減少した供給電流ISUPにより、入力電圧VINが減少する。
結果として、フィードバック回路34は、ネガティブフィードバックを提供することができる。
一部実施形態において、図3に示しているように、フィードバック回路34は、第3トランジスタT33を含んでもよく、第3トランジスタT33は、n−チャネルトランジスタでもある。
第3トランジスタT33は、電流ミラー31から、基準電流IREFを受信するドレイン、可変抵抗32に基準電流IREFを出力するソース、及び入力ノードINに接続されたゲートを有する。
前述の例示のように、任意の原因に起因し、入力電圧VINが増加する場合、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSが増加し、増加したゲート・ソース電圧VGSに起因し、基準電流IREFが増加する。
増加した基準電流IREFは、基準電圧VREFを増加させ、増加した基準電圧VREFは、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSを低下させる。
減少したゲート・ソース電圧VGSにより、基準電流IREFが減少し、減少した基準電流IREFは、供給電流ISUPを減少させる。
結果として、減少した供給電流ISUPにより、入力電圧VINが低下することにより、ネガティブフィードバックが提供される。
他の例示として、任意の原因に起因し、基準電流IREFが増加する場合、増加した基準電流IREFに起因し、基準電圧VREFが増加する。
増加した基準電圧VREFにより、第3トランジスタT33のゲート・ソース電圧VGSが減少し、減少したゲート・ソース電圧VGSにより、基準電流IREFが減少することにより、ネガティブフィードバックが提供される。
前述のように、図2BのBMR構造21と同様に、フィードバック回路34は、改善されたPSRRを提供することができる。
しかし、図2BのBMR構造21は、正の供給電圧VDDから、p−チャネルトランジスタT25及びn−チャネルトランジスタT27を通過し、負の供給電圧VSSに流れる電流のさらなる経路を含む可能性がある一方、図3のフィードバック回路34は、基準電流IREFが流れる経路上に配置され、それにより、さらなる電流経路が省略されることにより、図3のデジタル制御オシレータ30は、図2Bのデジタル制御オシレータ20bより低い電力消費を有することができる。
図4A及び図4Bは、本発明の実施形態による発振回路の概略構成を例示する回路図及びブロック図である。
図1を参照して説明したように、図4A及び図4Bの発振回路(40a、40b)は、供給電流ISUPによって可変される周波数を有する出力信号OUTを生成することができる。
図4A及び図4Bの発振回路(40a、40b)と異なる発振回路でも、本発明の実施形態が適用されるという点は、理解されるであろう。
図4Aを参照すると、発振回路40aは、リング(ring)オシレータを含む。
図4Aに示すように、発振回路40aは、複数のインバータ(INV1〜INV5)のチェーンを含み、複数のインバータ(INV1〜INV5)のそれぞれは、供給電流ISUPを受信する。
複数のインバータ(INV1〜INV5)のそれぞれは、供給電流ISUPによって可変される遅延を提供することができ、それにより、出力信号OUTは、供給電流ISUPによって可変される周波数fOUTを有することができる。
たとえば、図4Aの例示において、発振回路40aは、5個のインバータ(INV1〜INV5)を含むように示しているが、一部実施形態において、発振回路40aは、5個未満、あるいは5個を超える個数のインバータを含んでもよいという点に留意する。
図4Bを参照すると、発振回路40bは、遅延ライン41を含む。
例えば、遅延ライン41は、遅延固定ループ(delayed lined loop:DLL)にも含まれる。
図4Bに示すように、遅延ライン41は、複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)を含み得(nは、2より大きい整数)、複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)それぞれは、供給電流ISUPを受信する。
複数の遅延セル(D1、D2、…、Dn)それぞれは、供給電流ISUPによって可変する遅延を提供することができ、それにより、第2信号SIG2は、第1信号SIG1から可変的に遅延される。
図5は、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータ50の概略構成を示すブロック図である。
デジタル制御オシレータ50は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2を含む制御信号CTRを受信し、制御信号CTRによって可変される周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成することができる。
図5に示すように、デジタル制御オシレータ50は、電流ミラー51、電流源52及び発振回路53を含む。
以下の、図5についての説明において、図1についての説明と重複する内容は、省略する。
図5を参照すると、第1制御信号CTR1は、少なくとも1ビットを含んでもよく、電流ミラー51及び電流源52に共通して提供される。
また、少なくとも1ビットを含む第2制御信号CTR2は、電流ミラー51に提供される。
電流ミラー51及び電流源52は、第1制御信号CTR1に基づいて、基準電流IREFの大きさを決定する一方、電流ミラー51は、第2制御信号CTR2及び基準電流IREFに基づいて、供給電流ISUPの大きさを決定する。
一部実施形態において、第1制御信号CTR1は、出力信号OUTの周波数fOUTを大まかに(粗雑に)(coarsely)調整するのに使用する一方、第2制御信号CTR2は、出力信号OUTの周波数fOUTを微細に(finely)調整するのに使用される。
図10などを参照して説明するように、第1制御信号CTR1が、電流源52だけではなく、電流ミラー51にも提供されることにより、第1制御信号CTR1により、基準電流IREFが線形的に増減する代わりに、凸(convex)関数によって増減する。
それにより、第1制御信号CTR1による基準電流IREFの可変範囲が拡張され、結果として、出力信号OUTの周波数fOUTの可変範囲も拡張される。
図6は、本発明の第3の実施形態によるデジタル制御オシレータ60の概略構成を示すブロック図である。
図5を参照して説明したものと同様に、図6のデジタル制御オシレータ60は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2を受信し、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2によって可変される周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成することができる。
図6に示すように、デジタル制御オシレータ60は、電流ミラー61、可変抵抗62、及び発振回路63を含む。
電流ミラー61は、可変抵抗62と共通して、第1制御信号CTR1を受信し、また、第2制御信号CTR2も受信する。
第1制御信号CTR1により、第1基準電流IREFの大きさが決定され、基準電流IREF及び第2制御信号CTR2により、供給電流ISUPの大きさが決定される。
図6に示すように、電流ミラー61は、バイアス回路(61_1)及び電流源回路(61_2)を含む。
バイアス回路(61_1)は、第1制御信号CTR1を受信し、正の供給電圧VDDから、基準電流IREFを提供し、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
例えば、電流源回路(61_2)が、増加するバイアス電圧VBIASに応答し、減少した供給電流ISUPを出力する場合、バイアス回路(61_1)は、可変抵抗62の抵抗値RVARを減少させる第1制御信号CTR1に応答し、バイアス電圧VBIAS電圧を低下させることができる。
また、バイアス回路(61_1)は、可変抵抗62の抵抗値RVARを増加させる第1制御信号CTR1に応答し、バイアス電圧VBIAS電圧を増加させる。
バイアス回路(61_1)の例示は、図7Bを参照して説明する。
電流源回路(61_2)は、バイアス電圧VBIAS及び第2制御信号CTR2に基づいて、供給電流ISUPを生成する。
例えば、電流源回路(61_2)は、低下するバイアス電圧VBIASに応答し、供給電流ISUPを増加させる。
一部実施形態において、電流源回路(61_2)は、第2制御信号CTR2の値に比例したり反比例したりする大きさを有する供給電流ISUPを生成することができる。
電流源回路(61_2)の例示は、図11を参照して説明する。
可変抵抗62は、少なくとも1ビットを含む第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供する。
一部実施形態において、可変抵抗62は、第1制御信号CTR1の値が増加するほど減少する抵抗値RVARを提供することができ、例えば、可変抵抗62の抵抗値RVARは、第1制御信号CTR1の値に反比例する。
第1制御信号CTR1により、可変抵抗62の抵抗値RVARが減少する場合、基準電流IREFが増加する一方、第1制御信号CTR1により、可変抵抗62の抵抗値RVARが増加する場合、基準電流IREFが減少する。
可変抵抗62の例示は、図7Aを参照して説明する。
図7Aは、本発明の実施形態による図6の可変抵抗62の概略構成を例示する回路図であり、図7B本発明の実施形態による図6のバイアス回路(61_1)の概略構成を例示する回路図である。
図6を参照して説明したように、図7Aの可変抵抗71は、第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供し、図7Bのバイアス回路72は、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
以下において、図7A及び図7Bは、図6を参照して説明し、図7A及び図7Bの例示において、第1制御信号CTR1は、5ビットを含むように示しているが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
また、本明細書において、ビットの値「1」は、ハイレベル電圧に対応し、ビットの値「0」は、ローレベル電圧に対応すると仮定する。
図7Aに示すように、可変抵抗71は、複数のn−チャネルトランジスタ、及び複数の抵抗を含む。
複数のn−チャネルトランジスタは、第1制御信号CTR1の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有し、複数の抵抗とそれぞれ直列接続される。
第1制御信号CTR1の1ビットが「1」である場合、n−チャネルトランジスタは、ターンオンされ、n−チャネルトランジスタと直列接続された抵抗が可変抵抗71の両端に電気的に接続される。
可変抵抗71は、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]により、単位抵抗値RUNITの21−k倍を電流ミラー61と、負の供給電圧VSSとの間に選択的に提供する(kは、正の整数)。
例えば、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]が「1」である場合、「RUNIT/2k−1」の抵抗値を有する抵抗が、可変抵抗71の両端に電気的に接続される。
例えば、第1制御信号CTR1の2番目ビット(CTR1[2])が「1」である場合、「RUNIT/2」の抵抗値を有する抵抗が、可変抵抗71の両端に電気的に接続される。
それにより、図7Aの可変抵抗71の抵抗値RVARは、第1制御信号CTR1の値に反比例し、下記に示す数式1のように表される。
Figure 2020014196
また、基準電流IREFは、下記に示す数式2のように表される。
Figure 2020014196
図7Bを参照すると、バイアス回路72は、複数のp−チャネルトランジスタを含む。
複数のp−チャネルトランジスタは、第1制御信号CTR1の1ビットを受信するゲートをそれぞれ有するp−チャネルトランジスタ、及びバイアス電圧VBIASが印加されるゲートをそれぞれ有するp−チャネルトランジスタを含む。
第1制御信号CTR1の1ビットが「0」である場合、p−チャネルトランジスタは、ターンオンされ、ターンオンされたp−チャネルトランジスタと直列接続されたp−チャネルトランジスタがイネーブル(enable)される。
バイアス回路72は、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]により、単位サイズの2k−1倍を有するp−チャネルトランジスタをイネーブルにしたりディセーブル(disable)にしたりする。
イネーブルされたp−チャネルトランジスタは、基準電流IREFの少なくとも一部を通過させ、バイアス電圧VBIASの生成に寄与する。
例えば、第1制御信号CTR1のk番目ビットCTR1[k]が「0」である場合、「2k−1×X1」の大きさを有するp−チャネルトランジスタがイネーブルされる。
p−チャネルトランジスタの大きさは、p−チャネル幅に対応し、p−チャネルトランジスタは、大サイズを有するほど、高い電流駆動能を提供することができる。
例えば、第1制御信号CTR1の2番目ビット(CTR1[2])が「0」である場合、「X2」の大きさを有するp−チャネルトランジスタがイネーブルされる。
それにより、供給電流ISUPは、下記に示す数式3のように表される。
Figure 2020014196
数式3において、「A」は、電流源回路(61_2)でイネーブルされたp−チャネルトランジスタの大きさに対応する。
数式1、数式2、及び数式3により、出力信号OUTの周波数fOUTは、下記に示す数式4のように表される。
Figure 2020014196
数式4において、「K」は、発振回路63に依存する整数である。
数式4のように、出力信号OUTの周波数、すなわち、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1に係わる関数としても定義され、該関数は、単調増加する凸関数でもある。
それにより、後述で、図10を参照して説明するように、出力周波数fOUTの可変範囲が拡張される。
図8は、本発明の第4の実施形態によるデジタル制御オシレータ80の概略構成を示すブロック図である。
具体的には、図6のデジタル制御オシレータ60と比較するとき、図8のデジタル制御オシレータ80は、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2だけではなく、パワーダウン信号PDをさらに含む制御信号CTRを受信する。
図8に示すように、デジタル制御オシレータ80は、電流ミラー81、可変抵抗82、及び発振回路83を含む。
以下の図8についての説明において、図6についての説明と重複する内容は省略する。
電流ミラー81は、バイアス回路(81_1)及び電流源回路(81_2)を含み、バイアス回路(81_1)は、可変抵抗82と共通し、第1制御信号CTR1及びパワーダウン信号PDを受信する。
図7A及び図7Bの例示において、第1制御信号CTR1の値が最小値、すなわち、「00000」である場合、図7Aの可変抵抗71の抵抗値RVARは、近似的に無限大になる。
また、第1制御信号CTR1の値が最大値、すなわち、「11111」である場合、図7Bのバイアス回路72は、基準電流IREFを遮断する。
図7A及び図7Bの例示と異なるように、第1制御信号CTR1の値が最小値または最大値であるとしても、基準電流IREFを生成すると共に、デジタル制御オシレータ80が使用されない場合、電力消費を遮断するために、図8のデジタル制御オシレータ80は、パワーダウン信号PDを追加して受信する。
例えば、第1制御信号CTR1の値がゼロ(zero)であり、パワーダウン信号PDが活性化されていない場合(例えば、「0」の値を有する場合)、基準電流IREFが最小値になるように、可変抵抗82の抵抗値RVARは、最大値を有する。
他方、第1制御信号CTR1の値がゼロであり、パワーダウン信号PDが活性化された場合(例えば、「1」の値を有する場合)、可変抵抗82の抵抗値RVARは、近似的に無限大になる。
図9Aは、本発明の実施形態による図8の可変抵抗82の概略構成を例示する回路図であり、図9Bは、本発明の実施形態による図8のバイアス回路(81_1)の概略構成を例示をする回路図である。
図8を参照して説明したように、図9Aの可変抵抗91は、第1制御信号CTR1によって可変される抵抗値RVARを提供し、図9Bのバイアス回路92は、第1制御信号CTR1及び基準電流IREFに基づいて、バイアス電圧VBIASを生成する。
以下において、図9A及び図9Bは、図8を参照して説明し、図7A及び図7Bについての説明と重複する内容は省略する。
図9A及び図9Bの例示において、第1制御信号CTR1は、5ビットを含むように示すが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
図9Aを参照すると、図7Aの可変抵抗71と比較するとき、可変抵抗91は、反転されたパワーダウン信号(/PD)を受信するn−チャネルトランジスタ、及びそれと直列接続された抵抗をさらに含む。
それにより、第1制御信号CTR1がゼロである場合にも、パワーダウン信号PDが活性化された場合、すなわち、反転されたパワーダウン信号(/PD)が「1」である場合、1つのn−チャネルトランジスタは、ターンオンされ、n−チャネルトランジスタと接続された抵抗の抵抗値「RUNIT/2」が可変抵抗91の両端に電気的に接続される。
それにより、図9Aの可変抵抗91の抵抗値RVARは、下記に示す数式5のように表される。
Figure 2020014196
また、基準電流IREFは、下記に示す数式6のように表される。
Figure 2020014196
図9Bを参照すると、図7Bのバイアス回路72と比較するとき、バイアス回路92は、パワーダウン信号PDを受信するp−チャネルトランジスタ、及びそれと直列接続されてバイアス電圧VBIASが印加されるゲートを有するp−チャネルトランジスタをさらに含む。
それにより、第1制御信号CTR1が最大値、すなわち、「11111」を有する場合にも、「1」の値を有するパワーダウン信号PDに起因し、バイアス回路92は、基準電流IREFを通過させる。
それにより、供給電流ISUPは、下記に示す数式7のように表される。
Figure 2020014196
数式7において、「A」は、電流源回路(81_2)でイネーブルにされたp−チャネルトランジスタの大きさに対応する。
数式5、数式6及び、数式7により、出力信号OUTの周波数fOUTは、下記に示す数式8のように表される。
Figure 2020014196
数式8において、「K」は、発振回路63に依存する整数である。
数式8のように、出力信号OUTの周波数、すなわち、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1に係わる関数としても定義され、該関数は、単調増加する凸関数でもある。
図10は、本発明の実施形態による第1制御信号CTR1と出力周波数fOUTとの関係を示すグラフである。
具体的には、出力周波数fOUTが、第1制御信号CTR1によって制御される可変抵抗によってのみ決定される場合、並びに図8のデジタル制御オシレータ80が、図9Aの可変抵抗91、及び図9Bのバイアス回路92を含む場合それぞれにおいての第1制御信号CTR1と出力周波数fOUTとの関係を示す。
図10において、円形マーク(●)101によって示すように、出力周波数fOUTが可変抵抗の抵抗値にだけ依存する場合、第1制御信号CTR1及び出力周波数fOUTは、線形的な関係を有し、出力周波数fOUTは、第1範囲R1で可変される。
他方、出力周波数fOUTが可変抵抗91だけではなく、バイアス回路92に依存する場合、すなわち、出力周波数fOUTが、数式8のように、第1制御信号CTR1の値を因子として有する第1制御信号CTR1の関数として定義される場合、図10において、菱形マーク(◆)102によって示すように、定義された関数は、単調増加する凸関数である。
すなわち、円形マーク(●)101の場合、第1制御信号CTR1の値が増加するにつれ、出力周波数fOUTは、一定に増加する一方、菱形マーク(◆)102の場合、第1制御信号CTR1の値が増加するにつれ、出力周波数fOUTは、増加率が近似的に一定に増加する。
それにより、出力周波数fOUTは、第1範囲R1より大きい第2範囲R2で可変され、結果として、出力周波数fOUTの可変範囲が拡張される。
図11は、本発明の実施形態による電流源回路の概略構成を例示する回路図である。
具体的には、図11は、図6の電流源回路(61_2)、または図8の電流源回路(81_2)の例示を示す。
図6を参照して説明したように、図11の電流源回路110は、バイアス電圧VBIAS及び第2制御信号CTR2に基づいて、供給電流ISUPを生成する。
図11の電流源回路110は、反転された第2制御信号(/CTR2)を受信し、反転された第2制御信号(/CTR2)は、11ビットを含むように示しているが、本発明の実施形態は、それに制限されるものではないという点は、理解されるであろう。
図11を参照すると、電流源回路110は、第2制御信号CTR2のk番目ビットCTR2[k]により、単位サイズの2k倍を有するp−チャネルトランジスタをイネーブルにしたりディセーブルにしたりする。
イネーブルにされたp−チャネルトランジスタは、バイアス電圧VBIASにより、供給電流ISUPの少なくとも一部を通過させる。
例えば、第2制御信号CTR2のk番目ビットCTR2[k]が「1」である場合、反転された第2制御信号(/CTR2)のk番目ビット/CTR2[k]が、「0」にもなり、「2×X1」の大きさを有するp−チャネルトランジスタがイネーブルにされる。
それにより、数式3において、「A」は、第2制御信号CTR2の値である「CTR2」で代替され、数式4により、出力周波数fOUTは、下記に示す数式9のように表される。
Figure 2020014196
同様に、数式7において、「A」は、「CTR2」でも代替され、数式8により、出力周波数fOUTは、下記に示す数式10のように表される。
Figure 2020014196
図12は、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータの出力周波数が調節される例示を示すタイミング図である。
具体的には、図12は、図8のデジタル制御オシレータ80が生成する出力信号OUTの周波数fOUTを調節する例示を示す。
図12で活性化された信号は、ハイレベルでもある一方、活性化されていない信号は、ローレベルでもある。
以下で、図12は、図8を参照して説明する。
図12を参照すると、時間t10までパワーダウン信号PDが非活性化される。
すなわち、時間t10までデジタル制御オシレータ80は、低電力モードに設定され、出力信号OUTは、発振しない。
時間t10において、パワーダウン信号PDが活性化され、粗い調整区間(P_COA)が始まる。
粗い調整区間(P_COA)において、第2制御信号CTR2の値は、固定される一方、第1制御信号CTR1の値は、出力信号OUTが、目標周波数fTARに隣接した周波数fOUTを有するように調節される。
例えば、図12に示すように、粗い調整区間(P_COA)、すなわち、時間t10から時間t14まで、第2制御信号CTR2は、値「Y10」に維持される一方、時間t10において第1制御信号CTR1は、値「X11」を有する。
第1制御信号CTR1の値「X11」、及び第2制御信号CTR2の値「Y10」により、出力周波数fOUTは、第1周波数f1である。
時間t11において、第1制御信号CTR1の値が「X15」に変更され、出力周波数fOUTは、第2周波数f2に変更される。
時間t12において、第1制御信号CTR1の値が「X13」に変更され、出力周波数fOUTは、第3周波数f3に変更される。
時間t13において、第1制御信号CTR1の値が「X14」に変更され、出力周波数fOUTは、目標周波数fTARに隣接した第4周波数f4に変更される。
一部実施形態において、図12に示すように、粗い調整区間(P_COA)において、二進探索(binary search)を介した粗い調整が行われる。
しかし、図12に示した探索技法は、例示であり、任意の探索方法により、粗い調整区間(P_COA)において、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに隣接するように調節することができる。
時間t14において、粗い調整区間(P_COA)が終了する一方、微細調整区間(P_FIN)が始まる。
微細調整区間(P_FIN)において、第1制御信号CTR1の値は、粗い調整区間(P_COA)で決定された値「X14」に維持される一方、第2制御信号CTR2の値は、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに到達するように、反復的に変更される。
例えば、図12に示すように、粗い調整区間(P_COA)において、第2制御信号CTR2の値「Y10」は、第2制御信号CTR2の最小値に対応し、微細調整区間(P_FIN)において、第2制御信号CTR2の値は、漸進的に増加し、それにより、出力周波数fOUTも、増加する。
時間t15において、出力周波数fOUTは、目標周波数fTARに到達し、微細調整区間(P_FIN)が終了する。
例えば、図12に示すように、第2制御信号CTR2は値「Y10’」を有し、出力周波数fOUTは、第4周波数f4からΔfだけシフトされた目標周波数fTARに変更される。
一部実施形態において、後述で、図16を参照して説明するように、微細調整区間(P_FIN)において、出力周波数fOUTが目標周波数fTARに到達するのに失敗した場合、粗い調整区間(P_COA)が再開始し、出力周波数fOUTは、第4周波数f4と異なる周波数、すなわち以前の粗い調整区間(P_COA)で設定された周波数である目標周波数fTARに隣接した周波数に設定される。
図13は、本発明の第5の実施形態によるデジタル制御オシレータ130の概略構成を示すブロック図である。
具体的には、図13のデジタル制御オシレータ130は、フィードバック回路134を含み、第1制御信号CTR1を共通して受信する電流ミラー131及び可変抵抗132を含む。
図13についての説明において、図3及び図6についての説明と重複する内容は省略する。
図3などを参照して説明したように、デジタル制御オシレータ130は、n−チャネルトランジスタを含むフィードバック回路134に起因し、高いPSRR、低いノイズ敏感度、低い電力消費を有し得る。
また、図6を参照して説明したように、電流ミラー131のバイアス回路(131_1)、及び可変抵抗132が、第1制御信号CTR1を共通して受信することにより、出力信号OUTの広い周波数範囲が達成される。
また、電流ミラー131の電流源回路(131_2)は、第2制御信号CTR2を受信し、第1制御信号CTR1が、出力信号OUTの周波数fOUTを大まかに調節するのに使用される一方、第2制御信号CTR2は、出力信号OUTの周波数fOUTを微細に調節するのに使用される。
また、図4A及び図4Bなどを参照して説明したように、発振回路133は、供給電流ISUPの大きさによって可変的な周波数fOUTを有する出力信号OUTを生成する任意の構造を有することができる。
結果として、図13のデジタル制御オシレータ130は、良好な電気的特性を提供しながらも、広い周波数範囲を提供することができ、任意の種類の発振回路133に対して有利に使用される。
図14は、本発明の実施形態によるデジタル位相固定ループ(phased locked loop:PLL)140の概略構成を示すブロック図である。
デジタル位相固定ループ140は、電荷ポンプなどを使用するアナログ位相固定ループと類似して、振動する入力信号SRCから、所望の周波数を有する出力信号OUTを生成する。
図14に示すように、デジタル位相固定ループ140は、位相検出器141、デジタルフィルタ142、及びデジタル制御オシレータ(DCO)143を含む。
位相検出器141は、入力信号SRCと出力信号OUTとの位相差を検出し、検出された位相差に対応する検出信号DETを生成する。
一部実施形態において、位相検出器141は、TDC(time−to−digital converter)を含み得る。
デジタルフィルタ142は、アナログ位相固定ループのループフィルタと類似して、検出信号DETを処理することにより、制御信号CTRを生成する。
一部実施形態において、デジタルフィルタ142は、少なくとも1つのカウンタを含んでもよく、少なくとも1つのカウンタの出力に基づいて、制御信号CTRを生成することができる。
デジタル制御オシレータ143は、デジタルフィルタ142から、制御信号CTRを受信し、制御信号CTRにより、出力信号OUTの周波数fOUTを調節する。
以上において、図面を参照して説明したように、デジタル制御オシレータ143は、広い周波数範囲を提供することができ、改善されたPSRR及びノイズ特性を提供することができ、低減された電力消費を有することができる。
それにより、デジタル位相固定ループ140も、良好な特性を有することができ、結果として、デジタル位相固定ループ140の活用度が増加する。
図15は、本発明の実施形態による集積回路150の概略構成を示すブロック図である。
集積回路150は、一部実施形態において、AP(application processor)、TCON(timing controller)、半導体メモリ装置、事物インターネット(internet of things)部品、SIM(subscriber identification module)カード、生体用センサ、通信装置などの少なくとも一部を含んで構成することができる。
図15に示すように、集積回路150は、コントローラ153、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151及び第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152を含み、一部実施形態において、集積回路150は、3個以上のデジタル制御オシレータを含み得る。
一部実施形態において、集積回路150は、クロック信号を生成するために、デジタル制御オシレータを含む。
例えば、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151は、第1クロック信号CK1を生成する一方、第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152は、第2クロック信号CK2を生成する。
第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2は、異なる遷移レベル及び/又は周波数をそれぞれ有することができ、集積回路150に含まれた他の構成要素に供給されたり、集積回路150の外部に出力されたりする。
コントローラ153は、第1クロック信号CK1及び第2クロック信号CK2の周波数を設定するために、複数のビットを含む制御信号(C1、C2)を第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151及び第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152にそれぞれ提供する。
以上において、図面を参照して説明したように、第1デジタル制御オシレータ(DCO1)151及び第2デジタル制御オシレータ(DCO2)152は、良好な電気的特性を有するだけではなく、広い周波数範囲を提供することができ、それにより、集積回路150の性能が向上する。
図16は、本発明の実施形態によるデジタル制御オシレータを制御する方法を説明するためのフローチャートである。
例えば、図16のデジタル制御オシレータを制御する方法は、図15のコントローラ153によっても遂行される。
以下において、図16のデジタル制御オシレータを制御する方法は、図13のデジタル制御オシレータ130を参照して説明する。
図16を参照すると、段階S20において、第1制御信号CTR1を調節する動作が実行される。
例えば、第1制御信号CTR1は、可変抵抗132だけではなく、電流ミラー131のバイアス回路(131_1)にも提供され、それにより、出力周波数fOUTは、第1制御信号CTR1の凸関数としても定義される。
第1制御信号CTR1は、出力周波数fOUTを大まかに調節するのに使用され、例えば、図12を参照して説明したように、二進探索方式により、目標周波数fTARに隣接した出力周波数fOUTを取得する。
段階S40において、第2制御信号CTR2を調節する動作が実行される。
例えば、第2制御信号CTR2は、電流ミラー131の電流源回路(131_2)にも提供され、それにより、出力周波数fOUTは、第2制御信号CTR2により、線形的に増減する。
第2制御信号CTR2は、出力周波数fOUTを微細に調節するのに使用され、目標周波数fTARと一致するように、出力周波数fOUTが調節される。
段階S60において、出力周波数fOUTと目標周波数fTARとが(例えば、近似的に)一致する否かということを判断する動作が実行される。
段階S40において、第2制御信号CTR2の調節により、段階S60で出力周波数fOUTが目標周波数fTARと一致すると判断された場合、第1制御信号CTR1及び第2制御信号CTR2の値が決定されて維持される。
一方、段階S40において、調節された第2制御信号CTR2の全ての値についても、段階S60で出力周波数fOUTが目標周波数fTARと一致しないと判断された場合、段階S20に戻り、後続して実行され、出力周波数fOUTの粗い調整及び微細調整がさらに行われる。
このとき、以前に実行された段階S20において決定された出力周波数fOUTと異なる周波数として、目標周波数fTARに隣接した出力周波数fOUTが設定される。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
本発明は、デジタル制御オシレータを有する電子機器全般に好適に使用可能である。
10、30、50、60、80、130、143 デジタル制御オシレータ
20a、20b 比較例としてのデジタル制御オシレータ
11、31、51、61、81、131 電流ミラー
12、52 電流源
13、33、40a、40b、53、63、83、133 発振回路
21 BMR構造
34、134 フィードバック回路
41 遅延ライン
61_1、72、81_1、92、131_1 バイアス回路
61_2、81_2、110、131_2 電流源回路
140 デジタル位相固定ループ
141 位相検出器
142 デジタルフィルタ
150 集積回路
151 第1デジタル制御オシレータ
152 第2デジタル制御オシレータ
153 コントローラ
VR21、VR32、32、62、71、82、91,132 可変抵抗

Claims (18)

  1. 基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、
    入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、
    前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、
    前記入力ノードの電圧に基づいて、前記基準電流を制御するように構成されるフィードバック回路と、を有することを特徴とするデジタル制御オシレータ。
  2. 前記フィードバック回路は、前記入力ノードの電圧の増加に応答して前記基準電流を増加させ、前記入力ノードの電圧の減少に応答して前記基準電流を減少させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。
  3. 前記可変抵抗は、前記基準電流によって基準電圧を生成するように構成され、
    前記フィードバック回路は、前記基準電圧の増加に応答して前記基準電流を減少させ、前記基準電圧の減少に応答して前記基準電流を増加させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。
  4. 前記フィードバック回路は、前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を提供するように構成されるソースと、前記入力ノードの電圧が印加されるように構成されるゲーと、を有するn−チャネルトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御オシレータ。
  5. 基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、
    入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、
    少なくとも1ビットを含む第1制御信号を受信するように構成される可変抵抗と、
    前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を出力するように構成されるソースと、前記入力ノードに接続されたゲートと、を含むn−チャネルトランジスタと、を有することを特徴とするデジタル制御オシレータ。
  6. 前記電流ミラーは、前記基準電流及び前記第1制御信号に基づいて、バイアス電圧を生成するように構成されるバイアス回路と、
    前記バイアス電圧に基づいて、前記供給電流を生成するように構成される電流源回路と、を含むことを特徴とする請求項1又は5に記載のデジタル制御オシレータ。
  7. 前記バイアス回路は、前記可変抵抗の抵抗値を減少させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を減少させ、前記可変抵抗の抵抗値を増加させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を増加させるように構成されることを特徴とする請求項6に記載のデジタル制御オシレータ。
  8. 前記可変抵抗は、前記第1制御信号のビットに従って、前記可変抵抗の両端に抵抗を電気的に接続(connect)又は解除(disconnect)するように構成され、
    前記バイアス回路は、前記第1制御信号のビットに従って、前記基準電流の少なくとも一部が通過する経路を提供するように構成されるp−チャネルトランジスタを有効(enable)又は無効(disable)にするように構成されることを特徴とする請求項7に記載のデジタル制御オシレータ。
  9. 前記電流源回路は、少なくとも1ビットを含む第2制御信号にさらに基づいて、前記供給電流を生成するように構成されることを特徴とする請求項6に記載のデジタル制御オシレータ。
  10. 基準電流に基づいて供給電流を生成するように構成される電流ミラーと、
    入力ノードを介して、前記供給電流を受信するように構成される発振回路と、
    前記基準電流が通過し、少なくとも1ビットを含む第1制御信号によって可変的な抵抗値を提供するように構成される可変抵抗と、を有し、
    前記電流ミラーは、前記第1制御信号に基づいて、バイアス電圧を生成するように構成されるバイアス回路を含むことを特徴とするデジタル制御オシレータ。
  11. 前記バイアス回路は、前記可変抵抗の抵抗値を減少させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を低下させ、前記可変抵抗の抵抗値を増加させる前記第1制御信号に応答して前記バイアス電圧を増加させるように構成されることを特徴とする請求項10に記載のデジタル制御オシレータ。
  12. 前記可変抵抗は、前記第1制御信号のビットに従って、前記可変抵抗の両端に抵抗を電気的に接続(connect)又は解除(disconnect)するように構成され、
    前記バイアス回路は、前記第1制御信号のビットに従って、前記基準電流の少なくとも一部が通過する経路を提供するように構成されるp−チャネルトランジスタを有効(enable)又は無効(disable)にするように構成されることを特徴とする請求項11に記載のデジタル制御オシレータ。
  13. 前記供給電流は、第1制御信号の値を因子として有し、単調増加する凸関数によって決定されることを特徴とする請求項11に記載のデジタル制御オシレータ。
  14. 前記電流ミラーは、少なくとも1ビットを含む第2制御信号、及び前記バイアス電圧に基づいて、前記供給電流を生成するように構成された電流源回路をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のデジタル制御オシレータ。
  15. 前記入力ノードの電圧に基づいて、前記基準電流を制御するように構成されるフィードバック回路をさらに有することを特徴とする請求項10に記載のデジタル制御オシレータ。
  16. 前記フィードバック回路は、前記入力ノードの電圧の増加に応答して前記基準電流を増加させ、前記入力ノードの電圧の減少に応答して前記基準電流を減少させるように構成されることを特徴とする請求項15に記載のデジタル制御オシレータ。
  17. 前記可変抵抗は、前記基準電流によって基準電圧を生成するように構成され、
    前記フィードバック回路は、前記基準電圧の増加に応答して前記基準電流を減少させ、前記基準電圧の減少に応答して前記基準電流を増加させるように構成されることを特徴とする請求項15に記載のデジタル制御オシレータ。
  18. 前記フィードバック回路は、前記電流ミラーから前記基準電流を受信するように構成されるドレインと、前記可変抵抗に前記基準電流を提供するように構成されるソースと、前記入力ノードの電圧が印加されるように構成されるゲートと、を有するn−チャネルトランジスタを含むことを特徴とする請求項15に記載のデジタル制御オシレータ。
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